JPH07100181A - つぼ治療用器具 - Google Patents

つぼ治療用器具

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JPH07100181A
JPH07100181A JP27755393A JP27755393A JPH07100181A JP H07100181 A JPH07100181 A JP H07100181A JP 27755393 A JP27755393 A JP 27755393A JP 27755393 A JP27755393 A JP 27755393A JP H07100181 A JPH07100181 A JP H07100181A
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JP
Japan
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acupuncture
base plate
auxiliary
protrusion
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP27755393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Yoneda
常男 米田
Fumio Egawa
文生 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOKOYAMA SEIYAKU KK
Original Assignee
YOKOYAMA SEIYAKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造で、指圧の代用としてのつぼ押さ
えと、鍼効果という相乗効果を達成できる治療用器具を
提供する。 【構成】 薄肉シート状の台板の中央部に、頂上部を先
鋭にした突起を形成すると共に、この突起の周囲には頂
上部をなだらかにした複数の補助突起を形成し、上記先
鋭な突起の高さより補助突起の高さを低くした。また、
薄肉シート状の台板の中央部に、鍼挿通用の透孔を中心
に有する台座を突成すると共に、この台座の周囲には頂
上部をなだらかにした複数の補助突起を形成し、上記透
孔を介して鍼先を上記台座の頂上から突出させた。素材
としては軟質の合成樹脂を用い、遠赤外線を放射するフ
ァインセラミックス粉を混練した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩こりなどで用いる器
具に係り、つぼ押さえと鍼の効果を兼用した治療具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から肩こりなどを治療するための家
庭用の簡易な器具は各種開発されており、例えば磁石と
鍼を用いる技術としては実開昭59−164641号公
報や実開昭60−43218号公報において公知であ
る。また磁気治療具として豆粒大の磁石を粘着テープで
皮膚に張り付ける技術も公知である。さらに、小豆その
ものをテープでつぼの部分に張り付ける民間療法も古く
から広く知られるところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のう
ち、磁石と鍼を用いる技術では皮膚表面に磁界を形成す
ることによって近辺の血行を良くすると同時に皮内に侵
入した鍼によって刺激を与えるという相乗効果を目的と
するものである。しかし、磁石に与えられた磁束密度の
強さによって効果に差異がでてしまうし、中央に透孔を
形成した磁石材料を焼結して着磁するのはコストがかか
るという課題もある。また、鍼は皮内まで突き刺すもの
であるから十分な衛生管理が求められ、パッケージング
や取り扱いに注意を必要とする。一方、磁石を粘着テー
プで張り付けるものの場合でもやはり磁束密度で効果に
差異がでると共に、磁石を形成するにはコストがかかる
という課題もある。
【0004】本発明は上述した従来の課題を解決するこ
とを目的とするもので、簡易な構造で指圧の代用として
のつぼ押さえと、鍼効果という相乗効果を達成できる治
療用器具を提供するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した課題を解決す
るために、本発明では薄肉シート状の台板の中央部には
頂上部を先鋭にした突起を形成し、この突起の周囲には
頂上部をなだらかにした複数の補助突起を形成するとい
う手段を用いた。そして、上記先鋭な突起の高さより上
記補助突起の高さを低くした。
【0006】また、薄肉シート状の台板の中央部には鍼
挿通用の透孔を中心に有する台座を突成すると共に、こ
の台座の周囲には頂上部をなだらかにした複数の補助突
起を形成し、上記透孔を介して鍼先を上記台座の頂上か
ら突出させるという手段も用いた。
【0007】さらに、請求項1あるいは請求項3の台板
と先鋭突起あるいは台座と補助突起とを軟質の合成樹脂
で一体成形するにあたり、樹脂に遠赤外線を放射するフ
ァインセラミックス粉を混練する手段を選択的に用い
た。
【0008】
【作用】請求項1の手段において、中央部に設けられた
先鋭な突起は患部に粘着テープで圧接されることによっ
て皮膚に突き刺さり、皮内鍼に類似する機能を発揮す
る。また周囲に設けられた補助突起は中央の先鋭突起の
作用に補助的に働かせることを目的としたもので、なだ
らかな頂上部が皮膚表面を適度に押圧することによっ
て、指圧の代用として機能するものである。即ち、鍼効
果と指圧効果を相乗的に患部に働かせ、肩こりなどを治
療する作用を行う。先鋭突起の高さを補助突起より高く
した技術は、鍼機能をより積極的に発揮させるものであ
る。
【0009】請求項3の手段において、中央部に設けら
れた台座は別途構成の皮内鍼を支持する作用を行うもの
で、透孔から鍼を突出させ、その分だけ皮膚に突き刺す
ようにしたものである。さらに、材質に遠赤外線を放射
するファインセラミックス粉を混練する手段は、鍼効果
と指圧効果に加えて温熱効果をも発揮させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付した図面に従っ
て説明する。図1は本発明品の一実施例の斜視図であ
り、円板状の台板1の一面側中心部に円錐状の先鋭突起
2を突出させ、台板1の周囲に沿った内周側には6等分
する位置にそれぞれ半球状の補助突起3…3を設けたも
のである。これらは軟質の合成樹脂やシリコンによって
一体成形される。先鋭突起2と補助突起3との高さの関
係については、図2に示したように、先鋭突起2を補助
突起3より幾分高い目にする。
【0011】この器具は、図3に示したように、突起を
肩こりなど患部のつぼ側に向けて位置決めし、軽く押圧
しながら粘着テープ4によって皮膚5に固定する。ここ
で、先鋭突起2は鍼に類似する効果を発揮するものであ
り、先端6が皮膚を局所的に刺激せしめるために円錐角
は鋭角が好ましい。一方、補助突起3は先鋭突起2の周
囲に位置して先鋭突起2の効果を補完し、指圧の代用と
するものであるから、頂上はあまり先鋭でないほうが好
ましい。例えば本実施例のように半球状が皮膚に均等に
当接するので最適であるが、他にも半球の頂上を切除し
て小さい平面を形成した図4の構造や、四角錘の頂上を
切除した図5の構造であってもほぼ同様の機能を達成す
ることができる。三角錘、五角錘など、他の多角錘でも
十分機能を達成することが可能である。また、本実施例
では補助突起3は円周を6等分する位置にそれぞれ設け
たが、個数は6個に限るものではなく、3等分位置に均
等は位置すれば3個になり、4等分位置に配置すれば4
個必要となるように、自由に決定することができること
はいうまでもない。ただし、あまり個数を多くすれば単
位あたりの圧力が低下しすぎることになるので、10個
未満が好ましい。
【0012】なお、本器具の組成としては上述したよう
に軟質合成樹脂やシリコンを用いるが、樹脂中に遠赤外
線を放射するファインセラミックス粉などを混練し、成
形すれば、鍼効果と指圧効果に加えて遠赤外線効果も発
揮することができ、肩こりなどでは血行を良くする効果
は高い。
【0013】次に図6は図1の変形例であり、長方形の
台板7の中央部には四角錘の先鋭突起8を設け、その両
側辺には半球状の補助突起9を設けたものである。材質
は第1の実施例と同様であり、先鋭突起8と補助突起9
の関係についても同様である。また、遠赤外線を放射す
るファインセラミックス粉を混練することがある点につ
いても同様である。本実施例では1個の先鋭突起8と2
個の補助突起9・9を備えたので、第1の実施例と比較
すれば細幅にすることができ、患部に合わせて第1実施
例とこの変形例を使い分けることができる。
【0014】なお、上述した2つの実施例は台板を一方
は円板、他方は長方形としたが、他にも正方形や楕円形
状としても達成する機能、効果に変わるところはない。
【0015】さらに、図7は本発明器具の第2の実施例
を示す斜視図であり、皮内鍼を組み合わせたものであ
る。図中、10は円板状の台板、11は台板10の周囲
を6等分し、内周に沿って設けられた半球状の補助突起
であり、第1の実施例と同様の構造である。12は皮内
鍼、13は皮内鍼12の台座である。台座13と皮内鍼
12の詳細な構成は、図8の断面図に明らかである。即
ち、図8は本器具を人体に使用したところを示すもので
あり、台座13の中央には透孔14が設けられており、
皮内鍼12の基部15を屈曲させて支持部とし、透孔1
4の裏側から皮内鍼12を表面側に突出するように位置
させ、粘着テープ16で固定したものである。本実施例
においても、素材は第1実施例と同様に軟質合成樹脂、
シリコンなどを用い、選択的に遠赤外線を放射するファ
インセラミックス粉を混練することがある。
【0016】続いて図9は図7の第2実施例の変形例を
示したもので、図1と図6の関係と同様に台板17を長
方形とし、中央部に鍼の台座18を一体成形すると同時
にその両側に半球状の補助突起19を形成したものであ
る。台座18および補助突起19の構造は図7の実施例
と同様であり、材質や用途の違いなどについても既に説
明したところである。
【0017】
【発明の効果】本発明では上述した構成を採用したの
で、鍼効果と指圧代用効果という2種類の異なる効果を
達成することができ、相乗的に働くことによってより有
効な治療が可能となった。また鍼だけであるとつぼの特
定が困難であるが、指圧効果を共用しているので部位の
特定の許容範囲は広く、素人でも容易に使用できるうえ
皮内深く鍼を打つのではないので衛生面でも安全であ
る。特に請求項1の発明では安全性はより高い。
【0018】さらに、軟質の合成樹脂に遠赤外線を放射
するファインセラミックス粉を混練した技術では、患部
に対する温熱効果を発揮するので、3種類の効果が相乗
的に作用し、肩こり治療にさらに有効な器具とすること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す斜視図、
【図2】同、断面図、
【図3】同、使用例を示す断面図、
【図4】補助突起の変形例を示す斜視図、
【図5】同、補助突起の別の変形例を示す斜視図、
【図6】第1実施例の変形例を示す斜視図、
【図7】第2実施例を示す斜視図、
【図8】同、断面図、
【図9】第2実施例の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 台板 2 先鋭突起 3 補助突起 4 粘着テープ 5 皮膚 6 先端 7 台板 8 先鋭突起 9 補助突起 10 台板 11 補助突起 12 皮内鍼 13 台座 14 透孔 15 基部 16 粘着テープ 17 台板 18 台座
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄肉シート状の台板の中央部に、頂上部を
    先鋭にした突起を形成すると共に、この突起の周囲には
    頂上部をなだらかにした複数の補助突起を形成し、上記
    先鋭な突起の高さより上記補助突起の高さを低くしたこ
    とを特徴とするつぼ治療用器具。
  2. 【請求項2】台板と先鋭な突起と補助突起とを軟質の合
    成樹脂で一体成形するにあたって、このシリコンには遠
    赤外線を放射するファインセラミックス粉を混練した請
    求項1記載のつぼ治療用器具。
  3. 【請求項3】薄肉シート状の台板の中央部に、鍼挿通用
    の透孔を中心に有する台座を突成すると共に、この台座
    の周囲には頂上部をなだらかにした複数の補助突起を形
    成し、上記透孔を介して鍼先を上記台座の頂上から突出
    させたことを特徴とするつぼ治療用器具。
  4. 【請求項4】台板と台座と補助突起とを軟質の合成樹脂
    で一体成形するにあたって、このシリコンには遠赤外線
    を放射するファインセラミックス粉を混練した請求項3
    記載のつぼ治療用器具。
JP27755393A 1993-10-08 1993-10-08 つぼ治療用器具 Pending JPH07100181A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001041696A1 (en) * 1999-12-06 2001-06-14 Noah Amit Electro-static stimulation of human body
US7267655B1 (en) * 1999-07-15 2007-09-11 Nicolai Grigorievich Lyapko Device for reflexotherapy
JP2011098132A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Npo Japan Health Project Promotion Society 家庭用貼付型接触粒
JP5398094B1 (ja) * 2012-12-17 2014-01-29 寛之 北川 治療器具
CN108272628A (zh) * 2018-03-02 2018-07-13 深圳市太空科技南方研究院 一种小动物穴位刺激电极及穴位刺激装置
JP2019181072A (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 有限会社東洋医学総合治療院 皮膚刺激具、および皮膚刺激方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02