JP3111120U - ツボ押圧シート - Google Patents

ツボ押圧シート Download PDF

Info

Publication number
JP3111120U
JP3111120U JP2005002067U JP2005002067U JP3111120U JP 3111120 U JP3111120 U JP 3111120U JP 2005002067 U JP2005002067 U JP 2005002067U JP 2005002067 U JP2005002067 U JP 2005002067U JP 3111120 U JP3111120 U JP 3111120U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
protrusions
protrusion
pressing
acupoint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005002067U
Other languages
English (en)
Inventor
薫 志水
Original Assignee
薫 志水
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 薫 志水 filed Critical 薫 志水
Priority to JP2005002067U priority Critical patent/JP3111120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3111120U publication Critical patent/JP3111120U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

【課題】 ツボを押圧刺激する突起を複数備えたシートにおいて、一つの突起を備えたシート片、または複数の突起を一行に配列したシート片、または突起を多行多列に配列したシート片等に切り離し、前記切り離したシート片を任意の対象物に貼り付け可能とする。
【解決手段】 突起間または突起の周辺のいずれか一方にスリット、ミシン目、切れ目、V溝の内から選んだ少なくとも一つの切り離し手段を備え、少なくとも一つの突起部分を切り離し容易にした構成。また、切り離したシート片を対象物に貼り付ける手段として両面粘着シート、面ファスナー、熱活性型接着剤、溶剤活性型接着剤の内から選んだいずれか一つの接着手段を備えた構成。
【選択図】 図1

Description

本考案は身体の各部ツボを押圧刺激する突起を所定間隔毎に複数備えてなるツボ押圧シートに関する。
従来、身体のツボを押圧して刺激する突起を多行多列に所定間隔毎に備えたシートが多数提案されている。例えば、ツボ押し具として特開2001−346854平号公報が提案されている。
また、熱硬化性樹脂からなる板状マットと、ほぼ球形状の遠赤外線放射加工物とから成形されたマットとして特開平11−192284号公報が提案されている。
さらに、弾性変形可能な背当てベースシートの表面に多数のツボ刺激突起を一体に形成した構成として実用新案公開平5−48960号公報が提案されている。
さらに、コンピュータ入力用マウスに貼り付けて使用するツボ押しアクセサリーとして、突起が多行多列に配置されている動物型シートを両面テープで貼り付ける構成が登録実用新案第3074204号公報に提案されている。
さらに、一つの基板に複数の突起を備え、該基板の端部には、基板同士を相互に接続および分離可能な接続部を有する構成が登録実用新案第3088958号公報に提案されている。
特開2001−346854号公報 特開平11−192284号公報 実用新案公開平5−48960号公報 登録実用新案第3074204号公報 登録実用新案第3088958号公報
しかし、従来の前記特許文献1〜4におけるツボ押圧刺激シート(マット)においては、所定間隔毎に配設した複数の突起を一つの突起片毎に切り離し容易な構成、または複数の突起を備えた一行(又は一列)のシート片ごとに切り離し容易な構成、 または突起を多行多列に複数備えたシート片ごとに切り離し容易な構成となっていない。即ち、切り離した一つの突起片、一行の突起を備えたシート片、または複数行の突起を備えたシート片を任意の対象物に貼り付けて使用する構成となっていない。
従来の前記特許文献5における衣類装着型ツボ刺激具は、一つの基板2上に配設した複数の突起3を相互に切り離し容易にするものでない。基板2の一端側に設けた三つの係合用突起5と二つの凹部6からなるS型の凹凸は基板2を任意に組合せて長くすることを目的としている。即ち、本考案の目的とは逆に、基板2を繋げて突起3の数を3,6,9と一列に増やしていく構成を提案するものである。
本考案は、例えばツボを押圧刺激する突起を所定間隔毎に多行多列に備えたシートにおいて、前記突起間または前記突起の周辺のいずれか一方にスリット、ミシン目、切れ目、V溝の内から選んだいずれか一つの切り離し手段を備えることにより、一つのツボ押圧用突起を備えたシート片、突起を所定間隔毎に一行に配列したシート片、または突起を所定間隔毎に複数行に配列したシート片を切り離し容易にすることを目的とする。また、切り離したシート片を任意の対象物に貼り付け可能にすることを目的とする。さらに、ツボ押圧シートを構成する突起表面に薬剤を備え身体の皮膚から薬効を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために本考案の観点にかかるツボ押圧シートは、身体のツボを押圧刺激する突起を複数備え、前記突起間または前記突起の周辺のいずれか一方にスリット、ミシン目、切れ目、V溝の内から選んだ少なくとも一つの切り離し手段を備えることにより少なくとも一つの前記突起を切り離し容易にした構成とするのが好ましい。
さらに、前記突起表面またはシート表面の少なくとも一方に薬剤を備えた構成とするのが好ましい。
さらに、シートを巻回可能な長尺テープ状とするのが好ましい。前記長尺テープはフィルム樹脂、布帛等の部材とするのが好ましい。
さらに、前記ツボ押圧シートは、該シートを対象物に貼り付ける接着手段を備えた構成とするのが好ましい。
前記接着手段を粘着シート、面ファスナー、熱活性型接着剤、溶剤活性型接着剤の内から選んだいずれか一つとするのが好ましい。
前記接着手段にも、スリット、ミシン目、切れ目の内から選んだ少なくとも一つの切り離し手段を備えた構成とするのが好ましい。また、前記接着手段に薬剤を含ませた構成とするのが好ましい。
上記構成により本考案のツボ押圧シートは、ツボ押圧用突起を多行多列に備えたシートから一つの突起を備えたシート片、または複数の突起を所定間隔に配列した一行(又は一列)のシート片、または突起を所定間隔に多行多列に配列したシート片等を任意に切り離すことがでる。
そして、切り離した前記シート片を任意の対象物たとえばシート状部材、板状部材、棒状部材、各種把手または柄(ハンドル、グリップ)等に貼り付けて身体のツボたとえば手のひら、足の裏、等のツボを押圧刺激できる。勿論、切り離した前記シート片を身体の各部(首筋、頭部、耳の裏、脚部、手の甲、背中等)に貼り付けることによってもツボを押圧刺激できる。
切り離した前記シート片の具体的貼り付け対象物としては、例えば鍋・釜・フライパンなどの各種調理器具の柄または把手、ヘヤードライヤ・冷蔵庫などの各種電気製品の柄または把手、テニスラケットなど各種スポーツ用具の柄または把手、杖、自転車、単車等のハンドル、車のステアリングホイール、鞄の把手、ドアなどの各種把手、てすり、靴の中敷、つっかけ,サンダル,スリッパなどの各種履物、背もたれ、筆記具、携帯電話、受話器、傘の柄、下着(肌着)、アクセサリー、腕輪、ぬいぐるみ、敷物、計量器、コンピュータ用マウス、枕、座布団、ハンカチ、タオル、マット、床材などがあげられる。これにより手のひら、足の裏、首筋、頭部、眼の周り、顔面、背中、脚部等の身体各部のツボを押圧刺激できる。また、突起表面等に薬剤を備えることにより身体の皮膚から薬効を得られる。
本考案の観点にかかるツボ押圧シートにおいて、ツボ押圧用突起の形状と形成部材は公知のものを任意に用いることができる。例えば、突起形状としては半球状、円錐形、先端部が半球状の円錐形、先端部が半球状の円柱、円柱、頂部を平らにした角錐、ソロバン玉型などから選んだ一つとするのが好ましい。図6において符号22、23、24はツボ押圧用突起の一部の例を示す。
図6(A)の突起22は先端部が半球状の円柱をなし直径が2〜8mm、高さ寸法が3mm程度以上とするのが好ましい。図6(B)の突起23は先端部が半球状の円錐形をなし大径部の直径が3〜8mm、高さ寸法が3〜8mm、先端部の半球状の半径が0.7〜1.3mm程度とするのが好ましい。図6(C)の突起24は円柱をなし直径が2〜8mm、高さ寸法が2〜8mm程度とするのが好ましい。なおツボ押圧シートにおいて、ツボ押圧用突起はシートの片面側のみに配設するだけでなく、シートの両面に配設してもよい。
シート及びツボ押圧用突起を構成する部材としては各種樹脂部材、ゴム部材、金属部材、セラミックス、紙部材、木材、布帛、トルマリン、磁性材料等から選んだ一つまたはその組み合わせとするのが好ましい。なお、ツボ押圧シートに蓄光部材(蛍光部材)、または芳香剤封入マイクロカプセルの少なくとも一方を含ませてもよい。勿論、光触媒を含んだツボ押圧シートとしてもよい。光触媒を樹脂部材に含ませる場合、光触媒活性を有しないアルミナ、シリカ等の多孔質部材、アパタイト等で光触媒粒子の一部を被覆しておくのが好ましい。
ツボ押圧シートを形成する手段は、シート上に突起形成樹脂を吐出(ディスペンサ)する手段、シートと突起を一体で射出成形する手段、シートと突起を一体で真空成形する手段、シートと突起を一体で圧空成形する手段、シートと突起を一体で圧縮成形する手段、または粘着シート上に予め別工程で製作した所望形状の突起を搭載、接着する手段など任意の手段を用いてよい。
突起を配設するシートは方形状、巻回可能な長尺テープ状など任意の形状としてよい。前記長尺テープ状シートは例えば長さ1m、5m、10m、20mなど任意の構成としてよい。長尺テープ状シートを構成する部材は、布帛、または厚さ50μm〜200μm程度の樹脂フィルムたとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)、ナイロン、ポリイミド、塩化ビニル等、またはゴムシートたとえばポリウレタンゴム等とするのが好ましい。ツボ押圧シートを薄いフィルムテープ状とすることによりツボ押圧シート自身の巻回、または取り付け対象物への巻回を容易に行える。
さらに、突起表面またはシート表面の少なくとも一方に薬剤を備えた構成とするのが好ましい。例えば、突起表面および該突起を配設した側のシート表面に薬剤を塗布しておくことによりツボ押圧刺激と皮膚表面からの薬剤吸収とを併せて行える。
前記薬剤は例えば、殺菌消毒剤としては、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、クロルキシレノール、アクリノール、チアントーン、塩化デカリニウム、スルフイソミジン、スルフアミン、ニトロフラゾン、ホウ酸、ホモスルフアミン、トリクロカルバン等があり、創傷部収斂治療促進剤としては、酸化亜鉛、塩酸ピリドキシン、酢酸トコフェロール、ジパルミチン酸ピリドキシン等、止血剤としては、塩酸ナフアゾリン、硫酸亜鉛、塩酸エフェドリン等、抗炎症剤としては、プレドニゾロン、デキサメサゾン、酢酸コルチゾン等のステロイド剤、グリチルレチン、塩化リゾチーム等、抗ヒスタミン剤としては、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフェンヒドラミン等がある。
局麻剤としては、リドカイン、アミノ安息香酸エチル、塩酸プロカイン、塩酸ジプカイン、塩酸テトラカイン、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエチルアミノアチル等がある。
外用鎮痛消炎剤としては、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、1−メントール、dl−カンフル、ノニル酸ワニリルアミド、オウバク末、ジクロフェナックナトリウム等がある。
また、その他経皮吸収可能な薬剤であれば治療目的に応じて任意に選択することができる。具体的には、コルチコステロイド類、鎮痛消炎剤、精神安定剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗高血圧剤、降圧利尿剤、抗生物質、麻酔剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビタミン剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、性ホルモン、抗鬱剤、脳循環改善剤、制吐剤、抗腫瘍剤、生体医薬等の種類の薬剤である。これらの薬剤は目的に合わせ、単独でまたは複数の配合剤とすることができる。
ツボ押圧シートを対象物に貼り付ける接着手段は粘着シート、面ファスナー、熱活性型接着剤、溶剤活性型接着剤の内から選んだいずれか一つとするのが好ましい。粘着シートは常温活性の感圧型とするのが好ましい。面ファスナーについてもループ型とフック型の組み合わせ、またはループ・フックの混在型など公知の構成とするのが好ましい。
なお、ツボ押圧シートに配設する接着手段は突起を備えた面側であってもよいし、突起の裏面側であってもよい。貼り付ける対象物に応じて任意に実施すればよい。さらに、接着手段に前記薬剤を備える構成としてもよい。
複数のツボ押圧用突起を備えたツボ押圧シートから,一つの突起とその下部のシート部分を備えた突起片、または複数の突起をたとえば一列に備えたツボ押圧シート片等を手で切り離す手段として、突起間のシート部または突起の周囲にスリット、ミシン目、切れ目、V溝の内から選んだいずれか一つまたはその組み合わせを配設するのが好ましい。
前記スリット幅は1〜2mm、スリットの長さは任意で例えば20〜30mm、スリットとスリットの連結部長さは1〜2mm程度とするのが好ましい。ミシン目は直径1〜2mmの貫通孔を1.5〜3mmピッチ程度で穿孔するのが好ましい。切れ目の長さは任意で例えば20〜30mm、切れ目と切れ目の連結部長さは1〜2mm程度とするのが好ましい。切れ目はレーザー加工、刃物による加工など任意の公知手段を用いて実施すればよい。
なお、ツボ押圧シートの一方の面に接着手段を備える場合、該接着手段にもスリット、ミシン目、切り目の内いずれか一つまたはその組み合わせを切り離し可能に配設するのが好ましい。
以下、本考案の一実施例におけるツボ押圧シートを図面と共に説明する。図1は本考案の一実施例におけるツボ押圧シートの平面図、図2は図1を切断線S1−S1で切断した断面図を示す。図1、図2において符号100はツボ押圧シート、10はシート(基材)、20は身体の各部ツボを押圧刺激する突起、30はシートの切り離しを容易にするためのV形ノッチ、40はシートの切り離しを容易にするためのスリット、50は感圧型の両面粘着シート、60は両面に離形剤を塗布してなる離形紙である。
ツボ押圧シート100はフェノール樹脂を用い厚さ0.3mm〜0.8mm程度のシート10と突起20とを一体成型してなる。突起20はシート10の一方の面に多行多列に所定間隔毎に配列されている。図1では12行、9列に配設した例を示す。
ツボを押圧刺激する突起20は先端部が半球状の円柱形をなし、円柱部の直径を5mm、突起の高さ寸法を5mm、先端部の半球状の半径を2.5mm程度とした。そして、該突起20を2cm間隔ごとに9列にわたって配設した。各列における突起20の配設ピッチも2cm程度とした。
さらに、突起20表面と,該突起20を備えた側のシート表面との両方に薬剤として殺菌消毒剤のグルコン酸クロルヘキシジンを数十μm程度の厚さに塗布している(図示せず)。
さらに、3列目の突起と4列目の突起の間、6列目の突起と7列目の突起の間にスリット40を直線状に2箇所配設した。連結部15を残すことによってシートがバラバラになるのを防いでいる。前記スリット40の幅は1.5mm、長さを30mm、連結部15の長さを2mm程度とした。さらに、スリット40の延長線上であってシートの縁部にV形ノッチ30を上下2箇所に配設した。前記スリット40及びV形ノッチ30はシートの切り離しを容易にするために配設している。3列の突起を備えたシート片を切り離すには両手で折り取ればよい。シートが軟質部材の場合は引き裂き等により実施してもよい。
さらに、ツボ押圧シート100は突起20の裏面側に両面粘着シート50と離形紙60とを積層してなる。前記両面粘着シート50と離形紙60にもシート10と同様パターンにスリット40とV形ノッチ30を設け、さらに、手でのシート切り離しを容易にするため連結部15に刃物等による切れ目を所定に施しておくのが好ましい(図示せず)。切り離したツボ押圧シート片を対象物へ貼り付けるには離形紙60を剥がして粘着面を露出させ接着すればよい。
上記構成により本考案のツボ押圧シート100は、3列の突起を備えた3つのシート片に容易に手で切り離しできる。そして、任意の対象物たとえば靴の中敷や履物等に貼り付けて足の裏のツボ刺激に用いることができる。さらに、身体の皮膚から薬効を得られる。
なお、1列の突起を備えたシート片を切り離した場合(図示せず)、手すりや自転車のハンドル、調理器具の柄等に貼り付けて手のひらのツボを押圧刺激できる。
さらに上記実施例において、シート10と突起20を構成する樹脂部材はフェノール樹脂の他にABS樹脂、エポキシ樹脂、柔軟性を備えたナイロン樹脂、酢酸ビニル、塩化ビニール、ゴム部材、布部材、紙部材等任意としてよいことは言うまでもない。
また、シートを厚さ100μm、幅10mm程度の巻回可能な長尺酢酸ビニルフィルムとし、10mm〜20mm間隔毎に一列またはジグザグ状にツボ押圧用突起を配設し、各突起間に切り離し用ミシン目を所定に設けた長尺テープ状ツボ押圧シートとする等、任意の構成としてよいことも同様である。
テープ上に配設するツボ押圧用突起は射出成形、真空成型、押圧成型、ディスペンサ塗布、接着等の手段から選んで実施すればよい。突起を備えた長尺テープ状ツボ押圧シートはツボ押圧シート自身の巻回、及び貼り付け対象物たとえばステアリングホイール、鞄の把手、傘の柄等への巻回を可能にする。
このように、ツボを押圧する突起20の数、形状、大きさ寸法及び配設ピッチ、切り離し手段たとえばスリットの寸法と配置、手で切り離す突起の列数等を任意に設定してよいことも同様である。
さらに、切り離したツボ押圧シート片を身体に貼り付けるため両面粘着シートを突起側のシート面に配設することも任意である。
図3は本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの平面図、図4は図3を切断線S2−S2で切断した断面図を示す。図3、図4において符号200はツボ押圧シート、10はシート(基材)、20はツボを押圧刺激する突起、30はシートの切り離しを容易にするためのV形ノッチ、40はシートの切り離しを容易にするためのスリット、50は感圧型の両面粘着シート、70は面ファスナーの基材、80は面ファスナーを構成するフック、90は面ファスナーを構成するループである。符号55は感圧型の両面粘着シート、65は離形紙である。なお、理解を容易にするため便宜上、一対の面ファスナーはフック側とループ側とを分離した状態で示している。
この場合のツボ押圧シート200も基本的には実施例1のツボ押圧シート100と同様の構成としている。異なる点は、対象物への接着手段として面ファスナーを用いる構成にある。シートおよび突起、スリットとV形ノッチの数、配置、寸法、材質等は実施例1と同じに構成した。また、面ファスナーの各基材、両面粘着シート、離形紙等にも切り離しを容易にするスリット、ミシン目、刃物による切れ目等の内、少なくとも一つの切り離し手段を同様に配設するのが好ましい。
上記構成により実施例2におけるツボ押圧シート200も、3列の突起を備えた3片のシートに容易に手で切り離しできる。そして、任意の対象物たとえば椅子の背もたれ等に離形紙65を剥して貼り付け、背中のツボ刺激に用いることができる。なお、面ファスナーを用いているので対象物に貼り付けた突起押圧用シート片を容易に脱着できる。
図5は本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの要部平面図を示す。図5において符号300はツボ押圧シート、11はシート(基材)、21はツボを押圧刺激する突起、35はシートの切り離しを容易にするためのミシン目である。
この場合のツボ押圧シート300も基本的には実施例1のツボ押圧シート100と同様の構成としている。異なる点は、スリットに代え突起21の周辺に縦横に配設したミシン目35によりシート片の切り離しを容易にした点にある。その他の構成は実施例1と同様にした。
ミシン目の穿孔は直径1.5mm、穿孔ピッチ2.0〜2.5mm程度とした。裏面側に配設した感圧型の両面粘着シートと離形紙にもシートと同様にミシン目を施すと共に、ミシン目の無い連結部には刃物等による切れ目を入れておくのが好ましい。
ミシン目を突起21の周囲に縦横に配設することにより、少なくとも1個の突起21を備えたツボ押圧シート片を手で切り離すことができる。勿論、複数個の突起21を列状,または行状に備えたツボ押圧シート片など任意の大きさのツボ押圧シート片に切り離すこともできる。
上記構成により実施例3におけるツボ押圧シート300の場合も所望のツボ押圧シート片を切り離し、任意の対象物たとえば杖の柄、鞄の把手、自動車のステアリングホイール、自転車のハンドル等に貼り付けて手のひらのツボを刺激することができる。
切り離したツボ押圧用突起片を身体に貼り付ける場合は、両面粘着シートを突起を備えたシート面側に配設してもよい。
なお、上記各実施例において身体のツボ押圧用突起はツボ押圧シートの片面側だけに配設する場合のほかに、ツボ押圧シートの両面に配設してよいことは前述した。さらに、接着手段を突起の裏面側に配設してもよいし、前述のごとくツボ押圧用突起を備えたシート面側に設けてもよい。
また、接着手段として薬剤を備えた粘着性部材配設し、身体の皮膚表面から薬剤を吸収させる機能を併せ持つツボ押圧シートとしてもよい。勿論、ツボ押圧シートが接着手段を備えてなくても一向に差し支えない。所望の大きさのツボ押圧用シート片に切り離した後、別途用意した接着剤(糊剤)、両面粘着テープ、または片面に粘着面を備えたテープ等を用い対象物に貼り付ける構成としてもよい。
さらに、ミシン目に代え、切れ目を突起の周囲に環状(円形または矩形状等)に配設してもよい。突起の周囲に切れ目を環状に配設することにより一つの突起部分とその下部のシート部分のみを切り離し可能となる。なお、突起の裏面側に両面粘着シートと離形紙を積層してなる場合は前記切れ目を両面粘着シートまでにとどめ、離形紙には切れ目を加工しない構成としてもよい。
さらに、ツボ押圧用突起をシート(基材)から真空成形または圧空成形、ブロー成形、押圧成型等の手段により一体成形するようにしてもよい。図7は本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シート400の要部断面図示し、符号25は略円錐形の突起、36はミシン目を示す。厚さ寸法0.3〜1.0mm程度の熱可塑性樹脂たとえば生分解性ポリエステル樹脂シートを真空成形して突起を形成してなる。
さらに、図8は本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シート500の要部断面図であって、ミシン目やスリットに代え、チョコレートブレイク等に用いられるV溝37を突起26の周辺に縦横に配設した例を示す。V溝はシートの片面側だけでなく、両面に配設してもよい。V溝37及び突起26は低密度ポリエチレン樹脂等によりなるシート(基材)と一体成形するのが好ましい。
さらに、図9は本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの要部平面図を示す。図9において符号600はツボ押圧シート、611はシート、620はツボを押圧刺激する突起、635はシートの分離を容易にするためのミシン目である。この場合もシート部と突起の構成は上記実施例3と同様であるが、シート611の裏面側に両面粘着テープ、離形紙を添設していない。対象物たとえば布地等への取り付けを衣料用ボタンと同じように糸で縫いつける構成としている。即ち、ツボ押圧用突起620の周囲4箇所に貫通した糸掛用孔636を配設し、該糸掛用孔636を用い糸で布地に縫いつける構成としている。
なお上記各実施例において、蓄光部材(例えば蓄光顔料の非硫化亜鉛タイプ = 珪素アルミン酸塩など)、または蛍光部材(ZnO系、LaNbO4など)のいずれか一方を含んだ透光性樹脂でシートとツボ押圧用突起を一体形成してもよい。夜間や薄暗い場所で短時間光るので、突起を目立つようにしたりアクセサリーとして活用できる。
さらに、芳香部材たとえば柑橘系の芳香剤を封入したマイクロカプセルをツボ押圧シート中に含ませるようにしてよいことも言うまでもない。前記マイクロカプセルは突起またはシートの少なくとも一方に配設するのが好ましい。ツボの押圧刺激によりマイクロカプセルが破壊し芳香する。
本考案のツボ押圧シートは所望の個数の突起を備えたシート片に切り離すことにより、鍋・釜・フライパンなどの各種調理器具の柄または把手、ヘヤードライヤ・冷蔵庫などの各種電気製品の柄または把手、テニスラケットなど各種スポーツ用具の柄または把手、杖、自転車等のハンドル、車のステアリングホイール、背もたれ、鞄の把手、ドアなどの各種把手、てすり、靴の中敷、つっかけやサンダル,スリッパ等の各種履物、身体に巻くベルト、筆記具、携帯電話、傘の柄、下着(肌着)、帽子、アクセサリー、腕輪、ぬいぐるみ、敷物、計量器、コンピュータ用マウス、枕、座布団、マット、床タイルなどの床材等の任意の対象物に貼り付けでき、手のひら、足の裏、首筋、頭部、背中、脚部等の身体各部のツボを押圧刺激できる。さらに、突起表面に配設した薬剤により身体の皮膚から薬効を得られる。
本考案の一実施例におけるツボ押圧シートの平面図 図1を切断線S1−S1で切断した断面図 本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの平面図 図3を切断線S2−S2で切断した断面図 本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの要部平面図 (A) 本考案の一実施例におけるツボ刺激用シートの要部断面図(B) 本考案の一実施例におけるツボ刺激用シートの要部断面図(C) 本考案の一実施例におけるツボ刺激用シートの要部断面図 本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの要部断面図 本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの要部断面図 本考案のもう一つの実施例におけるツボ押圧シートの要部平面
符号の説明
10、11、611 シート
15 連結部
20、21、22、23、24、25、26、620 突起
30 V形ノッチ
35、36、635 ミシン目
37 V溝
40 スリット
50、55 両面粘着シート
60、65 離形紙
70 面ファスナーの基材
80 フック
90 ループ
100、200、300、400、500、600 ツボ押圧シート
636 糸掛用孔

Claims (5)

  1. 身体のツボを押圧刺激する突起を複数備え、前記突起間または前記突起の周辺のいずれか一方にスリット、ミシン目、切れ目、V溝の内から選んだ少なくとも一つの切り離し手段を備えることにより少なくとも一つの前記突起を切り離し容易にしたことを特徴とするツボ押圧シート。
  2. 突起表面に薬剤を備えたことを特徴とする請求項1記載のツボ押圧シート。
  3. シートを巻回可能な長尺テープ状としたことを特徴とする請求項1記載のツボ押圧シート。
  4. 対象物に貼り付けるための接着手段を備え、前記接着手段にスリット、ミシン目、切れ目の内から選んだ少なくとも一つの切り離し手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のツボ押圧シート。
  5. 接着手段に薬剤を含ませたことを特徴とする請求項4記載のツボ押圧シート。
JP2005002067U 2005-04-08 2005-04-08 ツボ押圧シート Expired - Fee Related JP3111120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005002067U JP3111120U (ja) 2005-04-08 2005-04-08 ツボ押圧シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005002067U JP3111120U (ja) 2005-04-08 2005-04-08 ツボ押圧シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3111120U true JP3111120U (ja) 2005-07-07

Family

ID=43273624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005002067U Expired - Fee Related JP3111120U (ja) 2005-04-08 2005-04-08 ツボ押圧シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3111120U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505991A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ミクラス エンドバスキュラー コーポレイション 介入療法用のマルチストランドコイル
JP2013139657A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Hatsuko Hoshino 簡単指圧器具付きハンカチ
JP2014129312A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Shinshu Univ シート状パック基材及びシート状パック
WO2019124428A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 花王株式会社 アイマスク
WO2019124429A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 花王株式会社 温熱具
JP2019111327A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 花王株式会社 温熱具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505991A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ミクラス エンドバスキュラー コーポレイション 介入療法用のマルチストランドコイル
JP2013139657A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Hatsuko Hoshino 簡単指圧器具付きハンカチ
JP2014129312A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Shinshu Univ シート状パック基材及びシート状パック
WO2019124428A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 花王株式会社 アイマスク
WO2019124429A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 花王株式会社 温熱具
JP2019107402A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 花王株式会社 アイマスク
JP2019111327A (ja) * 2017-12-20 2019-07-11 花王株式会社 温熱具
JP7286308B2 (ja) 2017-12-20 2023-06-05 花王株式会社 温熱具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3111120U (ja) ツボ押圧シート
US8790384B2 (en) Skin patch laminate body
US20100241089A1 (en) Skin patch laminate body
JP7007388B2 (ja) 治療テープ
JP2008531190A (ja) 嗅覚を通じて検知できる薬剤を放出するデバイス
US20180104144A1 (en) Trigger point massage device and system
CN213491489U (zh) 一种用于中药敷贴的器械
WO2009079694A1 (en) Aromatherapy system and method
WO2010141978A1 (en) An acupressure mat or the like
JPH07100181A (ja) つぼ治療用器具
JP2002052087A (ja) 貼り付け剤
CN215193943U (zh) 保健贴布
JP4628717B2 (ja) 薬液剤含浸押圧シート体
JP7286308B2 (ja) 温熱具
CN214509780U (zh) 用于足部中药理疗的鞋垫套
CN212089954U (zh) 一种穴位保健贴
CN210812523U (zh) 一种适用电子灸仪的旋扣式艾灸贴
JP2005279232A (ja) 貼付剤及びその包装体
JPH0631926Y2 (ja) 靴の中敷および中底
JP3109030U (ja) 低放射性のマイナスイオン発生シート
JP3046837U (ja) マイナスイオン発生布体及びその製品
JP2008067785A (ja) 貼着型の芳香シート
CN112156352A (zh) 一种用于中药敷贴的装置
JP3123382U (ja) マット
CN2304373Y (zh) 骨折垫

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees