JPH0699371B2 - N−メチルアルキルアミンの製造方法 - Google Patents

N−メチルアルキルアミンの製造方法

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JPH0699371B2
JPH0699371B2 JP3288131A JP28813191A JPH0699371B2 JP H0699371 B2 JPH0699371 B2 JP H0699371B2 JP 3288131 A JP3288131 A JP 3288131A JP 28813191 A JP28813191 A JP 28813191A JP H0699371 B2 JPH0699371 B2 JP H0699371B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式CH3-NH- CH
2-RにおいてRが脂肪族基であるN−メチルアルキルア
ミン化合物の製造方法に関する。この種のアミン化合物
はその性質に基づいて一連の利用分野において重要であ
る。それらは、植物保護剤、種々の薬剤、添加剤、酸化
防止剤及び腐食防止剤を製造するための重要な中間化合
物として、そして例えばエポキシド樹脂やポリウレタン
樹脂のような種々の合成樹脂を製造するための触媒とし
て用いられる。
【0002】
【従来の技術】メチルアミンと式RCHOのアルデヒド
とから、又は式R−CH2-NH2 のアミンとホルムアル
デヒドとから出発し、次いでそれにより生じた反応生成
物を水素化することによってN−メチルアルキルアミン
化合物を製造することは所望の成果をあげない。両方の
製造方法においてはともにその水素化段階でアルキル交
換により多数の副生物が生ずる。
【0003】すなわち、 Arthur C. Cope 、Norman A.
Le Bel 等によって雑誌 "J. Am.Chem. Soc.", 79, 4
720 - 4729 (1957) に報告された白金触媒を用いるN−
メチル−n−プロピルアミンの製造方法はアルデヒドと
第1級アミンとから得られた反応生成物の水素化に際し
て僅かに25 %の目的生成物収率しか与えない(その第
4727 頁、表 IV の1行目参照)。
【0004】Henry R. Henze 及び David D. Humphrey
s が "J. Am. Chem. Soc.", 64, 2878 - 2880 (1942)
に報告している、メチルアミンをn−ブタナールと反応
させ、それにより得られたアゾメチン(シッフ塩基)を
次に触媒としてラネーニッレルを用いて水素化すること
により行われたN−メチル−n−ブチルアミンの製造は
かなりの量のN−メチル−ジ−n−ブチルアミンの他
に、僅かに 26 %のN−メチル−n−ブチルアミンしか
もたらさない(その第 2879 頁の表1の1行目参照)。
【0005】N−メチル−n−ブチルアミンの製造を、
Armiger H. Sommers 及び Sharon E. Aaland が雑誌 "
J. Org. Chem.", 21, 484 - 485 (1956) に報告して
いるように、メチルアミンとn−ブタナールとの反応生
成物の水素化を LiAlH4 を用いて行うように変えた場合
に、55%の収率が得られる(その第 484 頁右欄の表1
の1行目参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、一方において
容易に入手できる出発物質を用い、そしてもう一方にお
いて通常的な労作とともに実用的態様でに実施すること
のできる方法が求められている。更に、この方法は望ま
しくない副生物を減少させ、そして同時に価値のある生
成物の収率を高めるものでなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、CH3-NH
- CH2-R(但しRは1ないし3個の炭素原子を有する
脂肪族基である)の式においてRが1ないし3個の炭素
原子を有する脂肪族基であるアミン化合物を製造する方
法によって解決される。これはR−CHOの式(但しR
は1ないし3個の炭素原子を有する脂肪族基である)で
表わされるアルデヒドとR'-NH2 の式(但しR' は6
ないし 12 個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐鎖状の
脂肪族基である)で表わされるアミンとを反応させてシ
ッフ塩基を作り、反応水を分離し、そしてこのシッフ塩
基を水素化触媒の存在のもとにメチルアミン及び水素と
反応させることを特徴とする。
【0008】式R−CHOのアルデヒドと式R'-NH2
のアミンとの反応は、反応水の生成のもとに対応するシ
ッフ塩基(アゾメチン)を生ずる。反応は比較的低い温
度において既に進行するけれども、反応時間を限定する
ために通常は 20 ないし 80 ℃、なかでも 30 ないし 7
0 ℃、好ましくは 40 ないし 60 ℃の温度が用いられ
る。追加的な溶剤を使用することはこのアゾメチンの製
造に際しては省略することができる。このアルデヒドと
アミンとの反応に基づいて生じた反応混合物は不均一混
合物である。上方の有機相はシッフ塩基を含んでおり、
一方下相の中に反応水がほぼ定量的に分離される。
【0009】限られた量の溶剤の添加は反応水の分離が
所望の範囲で生じない場合にのみ推奨される。適当な溶
剤は、例えばトルオール、キシロール及びシクロヘキサ
ン等である。
【0010】アルデヒドとしては、アセトアルデヒド、
プロピオンアルデヒド、イソブチルアルデヒド及びn−
ブチルアルデヒド、なかでもアセトアルデヒド、プロピ
オンアルデヒド及びブチルアルデヒド、好ましくはプロ
ピオンアルデヒドが用いられる。
【0011】式R'-NH2 のアミンとしてはR' が6な
いし 12 個、なかでも7ないし 12 個、好ましくは8な
いし10 個の炭素原子を有する基である直鎖状又は分岐
鎖状の脂肪族アミンが適している。適当なアミンは、n
−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチル
アミン、2−エチルヘキシルアミン、n−ノニルアミ
ン、n−デシルアミン、n−ウンデシルアミン及びn−
ドデシルアミン、並びにi−ヘキシルアミン、i−ヘプ
チルアミン、i−オクチルアミン、i−ノニルアミン、
i−デシルアミン、i−ウンデシルアミン及びi−ドデ
シルアミン、及び以上にあげたアミン類の混合物であ
る。これらのアミンは工業的には、対応するオレフィン
のヒドロホルミル化、及びその生じたアルデヒドの引き
続くアンモニア及び水素との反応によって製造すること
ができる。
【0012】シッフ塩基の生成はその反応の化学量論に
従って1モルのアルデヒド当たり1モルのアミンを必要
とする。しかしながらアミンをアルデヒドに対して過剰
に用いるのが有利である。R−CHOの式のアルデヒド
1モル当たり 1.02 ないし2.0 モル、なかでも 1.05 な
いし 1.8 モル、好ましくは 1.1 ないし 1.5 モル
の、式R'-NH2 のアミンを加える。
【0013】このアルデヒドとアミンとの反応は連続的
にも、又は不連続的にも実施することができる。反応水
の分離はその反応の間に、又はそのアゾメチンの生成の
終了の後で、 10 ないし 80 ℃、なかでも 15 ないし 5
0 ℃、好ましくは 20 ないし35℃の温度において行なう
ことができる。
【0014】式R−CHOのアルデヒドと式R'-NH2
のアミンとから形成されたアゾメチンは次にメチルアミ
ン及び水素と水素化触媒の存在のもとに反応させる。反
応はシッフ塩基に対して化学量論的に充分に過剰な量で
使用した場合には特に良好に進行する。1モルのシッフ
塩基当たり4ないし 40 モル、なかでも5ないし 30 モ
ル、好ましくは 10 ないし 20 モルのメチルアミンを使
用することが推奨される。
【0015】シッフ塩基から対応するN−メチルアルキ
ルアミンを製造するためにはその反応の化学量論に相当
して1モルのアゾメチン当たり1モルの水素を必要とす
る。しかしながら通常は水素を充分な過剰量で使用す
る。反応に必要な高い圧力は水素の供給によって調節さ
れるので、そのようにして充分な量の水素が反応するに
至る。
【0016】シッフ塩基と、メチルアミンと、水素とを
80 ないし 200℃、なかでも 90 ないし 180℃、好まし
くは 100 ないし 160℃の温度及び5ないし 25 MPa 、
なかでも8ないし 20 MPa 、好ましくは 10 ないし 15
MPa の圧力において反応させる。
【0017】本発明に従う方法のもう一つの利点は、特
別な触媒の使用だけに限定されることなく通常の多くの
水素化触媒を使用することができるという点である。触
媒はブロックの形で、又は懸濁物として使用することが
できる。
【0018】それらの触媒は担体に載せられていてもよ
いけれども、担体を用いなくてもよい。それらは Ni 、
Co、Cu、Mn、Fe、Rh、Pt 及び/又は Pd 、なかでも N
i 、Co、Cu 及び/又は Pd 、好ましくは Ni 、Co 及
び/又は Pd を含み、そしてそれらに加えて場合により
例えばアルカリ土類金属酸化物、SiO2、Al2O3 、MnO2
び/又は Cr2O3 のような添加物質及び/又は助触媒を
含む。
【0019】担体触媒を用いるのが有利である。担体と
しては Al2O3、SiO2、シリカゲル、珪土、活性炭及び/
又は軽石、なかでも SiO2 、シリカゲル、珪土及び/又
は活性炭が好ましい。
【0020】担体触媒は通常その触媒の全量に対して 1
0 ないし 75 重量%、なかでも 20 ないし 70 重量%、
好ましくは 40 ないし 65 重量%の Ni 、Co、Cu、Mn
及び/又は Fe を含む。特に触媒全量について 20 ない
し 70 重量%、なかでも 40 ないし 65 重量%のNi 及
び/又は Co を含む触媒が実証されている。
【0021】反応に適した貴金属触媒は通常、担体の上
に載せられてその触媒の全量の 0.1ないし 20 重量%、
なかでも 0.2 ないし 15 重量%、好ましくは 0.5 な
いし10 重量%の金属含有量を有する。適当な貴金属は
Rh 、Pt 及び/又は Pd 、なかでも Pt 及び/又は P
d 、好ましくは Pdである。担体としては Al2O3、Si
O2、活性炭、シリカゲル、珪藻土及び/又は軽石、なか
でも Al2O3、SiO2、シリカゲル、珪藻土及び/又は活性
炭、好ましくはシリカゲル、珪藻土及び/又は活性炭に
基づく成形物が推奨される。
【0022】シッフ塩基、メチルアミン及び水素は上記
水素化触媒の存在のもとに緊密に混合して反応させる。
反応は不連続的にも又は連続的にも行なうことができ
る。
【0023】特に簡単には、懸濁させた水素化触媒を用
いて反応を不連続的に実施するように構成する。耐圧容
器の中にシッフ塩基、メチルアミン及び触媒を装入し、
これに水素ガスを圧入し、そして撹拌のもとに加温す
る。水素の吸収が終了したならば直ちに反応を終了させ
る。次に触媒を濾過又は遠心分離によって分離する。残
りの反応混合物を次に蒸留によって後処理することがで
きる。
【0024】特に簡単にはそのシッフ塩基とメチルアミ
ン及び水素との連続的反応を、水素化触媒がブロックの
形で固定床として配置されて含まれている耐圧管状反応
器を用いて行なわせるうように構成する。使用する各物
質はその反応器の頂部又は底部から供給される。供給の
形態に従って流下式又は滞留式と呼ばれる。流下式を用
いる場合には反応生成物は反応器の底から排出され、そ
して滞留式で行なうときは反応混合物は反応器の頂部か
ら排出される。所望の場合には反応混合物の一部を反応
器中に再び戻してもよい。
【0025】この方法はメチル−n−プロピルアミンの
製造に特に適している。特に適当なアミンは2−エチル
ヘキシルアミンである。
【0026】
【実施例】以下、本発明をいくつかの実施例により説明
するがこれらは本発明になんらの限定を加えるものでは
ない。
【0027】実験部例 1 N−メチル−n−プロピルアミンの製造 撹拌機、温度計、滴下ろうと及び還流冷却器の設けられ
た3口フラスコ(容量4l)の中に 1350 g (10.5 モ
ル)の2−エチルヘキシルアミンを入れる。温度が 45
ないし 50 ℃に保たれるような速度で 551g(9.5 モ
ル)のプロパナールを2時間の間に撹拌しながら滴加す
る。プロパナールの添加が終了した後で更に2時間撹拌
し、その際温度はゆっくりと室温まで低下する。撹拌を
終了する。2相が形成され、その分離は問題なく行うこ
とができる。下側の含水相は 157 g(理論量の92 %)
の反応水を含む。上側の有機相はプロパナールと2−エ
チルヘキシルアミンとから形成されたアゾメチン(シッ
フ塩基)を含んでいるが、これをオートクレーブ中に移
し、そして 50 ないし 53 重量%の Ni と担体として約
25 ないし 30 重量%の珪藻土とを含んでいる5重量%
のニッケル触媒の存在のもとにメチルアミンと反応させ
る。1モルのアゾメチン当たり 10 モルのメチルアミン
を使用する。
【0028】反応は 140℃、10 MPa において3時間に
わたり行われる。生じた反応混合物のガスクロマトグラ
フィー分析によれば、過剰に用いたメチルアミンと遊離
された2−エチルヘキシルアミンとを除外して下記の組
成を有する: 表 1 反応混合物の組成(ガスクロマトグラフィー分析、 CH3 NH2 及び 2- エチルヘキシルアミンを含まず) 初留分 5.4 重量% N−メチル−n−プロピルアミン 73.6 重量% 中間留分 8.7 重量% N−プロピル−2−エチルヘキシルアミン 12.3 重量%
【0029】蒸留(常圧、理論段数 24 の蒸留塔)によ
つて 99 %よりも高い純度のN−メチル−n−プロピル
アミンを得ることができる。回収された2−エチルヘキ
シルアミンは合成(アゾメチン形成)に戻すことができ
る。
【0030】比較実験 1 N−メチル−n−プロピル
アミンの製造 撹拌機、温度計、滴下ろうと及び還流冷却器の設けられ
た3口フラスコ(容量4l)の中に 40 %濃度のメチル
アミン水溶液 815 g(10.5 モルのメチルアミンに相
当)を入れる。例1におけると同様に、2時間の間に 5
51g(9.5 モル)のプロパナールを撹拌しながら滴加す
る。プロパナールの添加が終了した後で更に2時間撹拌
し、水性相を有機相と分離し、プロパナールとメチルア
ミンとから形成されたアゾメチン(シッフ塩基)の含ま
れた上側相をオートクレーブ中に移す。反応を例1にお
いて用いた触媒の5重量%の存在のもとに 140℃、 10
MPa において3時間行わせる。生じた反応混合物のガス
クロマトグラフィー分析は、メチルアミンを除外して下
記の組成を示す: 表 2 反応混合物の組成(ガスクロマトグラフィー分析、 CH3 NH2 を含まず) 初留分 0.2 重量% n−プロピルアミン 1.1 重量% N−メチル−n−ブチルアミン 11.2 重量% N,N−ジメチル−n−プロピルアミン 1.8 重量% ジ−n−プロピルアミン 0.6 重量% N−メチル−ジ−n−プロピルアミン 5.1 重量% 高沸点留分 80.0 重量%
【0031】蒸留(常圧、理論段数 24 の蒸留塔)によ
つて純度が 84 %のN−メチル−n−プロピルアミンし
か得ることができず、と言うのはアルキル交換によって
得られたそのN,N−ジメチル−n−プロピルアミンの
分離がこのもののほぼ等しい沸点のために不可能だから
である。
【0032】例 2 N−メチル−エチルアミンの製造 1356 g(10.5 モル)の2−エチルヘキシルアミンと 4
18 g(9.5 モル)のアセトアルデヒドとから出発して例
1に記載したと全く同様に行う。生じた反応混合物のガ
スクロマトグラフィー分析は、過剰に用いられたメチル
アミンと遊離された2−エチルヘキシルアミンとを無視
して下記の組成を有する: 表 3 反応混合物の組成(ガスクロマトグラフィー分析、 CH3 NH2 及び2−エチルヘキシルアミンを含まず) 初留分 1.5 重量% N−メチル−エチルアミン 80.8 重量% N−メチル−n−ブチルアミン 0.8 重量% 2,4,6-トリメチル-1,3,5- トリオキサン 4.6 重量% N−2−エチルヘキシル−エチルアミン 12.3 重量%
【0033】比較実験 2 N−メチル−エチルアミン
の製造 比較実験1に記載したと同様に行うが、但しプロパナー
ルの代わりに 418g(9.5 モル)のアセトアルデヒドを
用いる。生じた反応混合物のガスクロマトグラフィー分
析は、メチルアミンを除外して下記の組成を示す: 表 4 反応混合物の組成(ガスクロマトグラフィー分析、 CH3 NH2 を含まず) 初留分 1.5 重量% N−メチル−エチルアミン 34.5 重量% N,N−ジエチル−メチルアミン 0.9 重量% N−メチル−n−ブチルアミン 13.8 重量% 2,4,6-トリメチル-1,3,5- トリオキサン 4.3 重量% N−エチル−N−メチル−n−ブチルアミン 7.2 重量% 高沸点留分 37.8 重量%
【0034】例 3 N−メチル−n−ブチルアミンの
製造 1356 g(10.5 モル)の2−エチルヘキシルアミンと 6
85 g(9.5 モル)のn−ブタナールとから出発して例1
に記載したと全く同様に行う。生じた反応混合物のガス
クロマトグラフィー分析は、過剰に用いられたメチルア
ミンと遊離された2−エチルヘキシルアミンとを無視し
て下記の組成を有する: 表 5 反応混合物の組成(ガスクロマトグラフィー分析、 CH3 NH2 及び2−エチルヘキシルアミンを含まず) 初留分 0.6 重量% 各種成分 7.3 重量% 中間留分 0.3 重量% N−メチル−n−ブチルアミン 82.3 重量% 高沸点留分 9.5 重量%
【0035】 比較実験 3 N−メチル−n−ブチル
アミンの製造 比較実験1に記載したと同様に行うが、但しプロパナー
ルの代わりに685g(9.5モル)のn−ブタナール
を用いる。生じた反応混合物のガスクロマトグラフィー
分析は、メチルアミンを除外して下記の組成を示す: 表 6 反応混合物の組成(ガスクロマトグラフィー分析、 CH NH を含まず) 初留分 2.0重量% N−メチル−n−ブチルアミン 71.5重量% N,N−ジメチル−n−ブチルアミン 1.0重量% N,N−ジ−n−ブチルーメチルアミン 9.3重量% N−メチル−2−エチルヘキシルアミン 6.0重量% N,N−ジ−n−ブチル−2−エチルヘキシルアミン 6.2重量% 高沸点留分 4.0重量%本発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載の方法に関
するものであるが、以下の記載の発明を実施の態様とし
て包含している: (1) 上記アルデヒドを20ないし80℃、中でも3
0ないし70℃、好ましくは40ないし60℃の温度に
おいて式R’−NH のアミンと反応させる、請求項1
の方法。 (2) 1モルのアルデヒドについて1.02ないし
2.0 モル、中でも1.05ないし1.8 モル、好
ましくは1.1 ないし1.5 モルのアミンを反応さ
せる、請求項1または上記(1)記載の方法。 (3) 1モルのシッフ塩基について4ないし40モ
ル、中でも5ないし30モル、好ましくは 10ないし
20モルのメチルアミンを反応させる、請求項1あるい
は上記(1)または(2)に記載の方法。 (4) シッフ塩基をメチルアミン及び水素と80ない
し200℃、中でも90ないし180℃、好ましくは1
00 ないし160℃で、5ないし25MPa、中でも
8ないし20MPa、好ましくは 10ないし15MP
aにおいて反応させる、請求項1あるいは上記(1)〜
(3)のいずれか1つに記載の方法 (5) シッフ塩基をメチルアミン及び水素と反応させ
る、請求項1あるいは上記(1)〜(4)のいずれか1
つに記載の方法。 (6) 水素化触媒がこの触媒の重量について20ない
し70%、中でも40ないし65%のニッケルを含んで
いる、、請求項1あるいは上記(1)〜(5)のいずれ
か1つに記載の方法。 (7) アルデヒドとしてプロピオンアルデヒドを用い
る、請求項1あるいは上記(1)〜(6)のいずれか1
つに記載の方法。 (8) アミンとして、n−ヘキシルアミン、n−ヘプ
チルアミン、n−オクチルアミン、2−エチルヘキシル
アミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン、n−ウ
ンデシルアミン、n−ドデシルアミン、i−ヘキシルア
ミン、i−ヘプチルアミン、i−オクチルアミン、i−
ノニルアミン、i−デシルアミン、i−ウンデシルアミ
ン及びi−ドデシルアミン並びにそれらの混合物、中で
も2−エチルヘキシルアミンを用いる、請求項1あるい
は上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の方法。
フロントページの続き (72)発明者 クラウス・クニープ ドイツ連邦共和国、オーベルハウゼン1、 ローゼンストラーセ、93

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CH−NH−CH−Rの式において
    Rが1ないし3個の炭素原子を有する脂肪族基であるア
    ミン化合物を製造するに当たり、R−CHOの式(但し
    Rは1ないし3個の炭素原子を有する脂肪族基である)
    で表わされるアルデヒドとR’−NHの式(但しR’
    は6ないし12個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐鎖
    状の脂肪族基である)で表わされるアミンとを反応させ
    てシッフ塩基を作り、反応水を分離し、そしてこのシッ
    フ塩基を水素化触媒の存在のもとにメチルアミン及び水
    素と反応させることを特徴とする方法。
JP3288131A 1990-11-07 1991-11-01 N−メチルアルキルアミンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0699371B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4035307A DE4035307A1 (de) 1990-11-07 1990-11-07 Verfahren zur herstellung von n-methyl-alkylaminen
DE40353079 1990-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04264056A JPH04264056A (ja) 1992-09-18
JPH0699371B2 true JPH0699371B2 (ja) 1994-12-07

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ID=6417765

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3288131A Expired - Lifetime JPH0699371B2 (ja) 1990-11-07 1991-11-01 N−メチルアルキルアミンの製造方法

Country Status (10)

Country Link
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