JPH0699145A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0699145A
JPH0699145A JP4249885A JP24988592A JPH0699145A JP H0699145 A JPH0699145 A JP H0699145A JP 4249885 A JP4249885 A JP 4249885A JP 24988592 A JP24988592 A JP 24988592A JP H0699145 A JPH0699145 A JP H0699145A
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JP
Japan
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cleaned
cleaning
nozzle
support surface
cleaning liquid
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JP4249885A
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Inventor
Nobutoyo Teranishi
信豊 寺西
Isao Kanetsuki
功 鐘築
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ARIMITSU KOGYO KK
Arimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
ARIMITSU KOGYO KK
Arimitsu Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄液の噴射範囲を広げることができなが
ら、その噴射範囲内での支持面に対する洗浄液の衝撃力
を均等化できて、被洗浄物の洗浄効果を良好にできるよ
うにする 【構成】 被洗浄物を支持する支持面5aをもち、水平
方向に移動可能とした移動体5と、前記被洗浄物に向け
て洗浄液を噴射するノズル0とを備え、このノズル0
を、前記支持面5aに対し直交し、角回転可能とした垂
直軸9に、前記支持面5aと一定の間隔を保って前記被
洗浄物の少なくとも移動軌跡内で移動可能に取付けて、
前記垂直軸9の角回転により洗浄液の噴射範囲を広げる
ことができながら、その噴射範囲内での支持面に対する
洗浄液の衝撃力を均等化できて、被洗浄物の洗浄効果を
良好にできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体に支持されて移動
する被洗浄物を洗浄するための洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体に支持されて移動する被洗
浄物を洗浄する洗浄装置として、実公昭62ー1247
4号公報に示されたものが知られている。
【0003】この従来の洗浄装置は、図8、図9に示す
ように、回転可能な縦軸Bに、被洗浄物Aを支持する網
状の支持面Cをもった移動体Dを取付けると共に、前記
支持面Cと平行な水平軸Eを角回転可能に設け、この水
平軸Eに、前記被洗浄物Aに向けて洗浄液を噴射するノ
ズルFを、前記水平軸Eの軸心に対し直交方向に延びる
腕杆Gを介して取付け、前記縦軸Bの駆動により前記移
動体Dを水平方向に移動させる一方、前記水平軸Eを角
回転させて、前記ノズルFの前記支持面Cに対する位置
を変え、洗浄液の噴射範囲を広げて前記支持面Cに支持
した被洗浄物Aを洗浄するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
洗浄装置は、移動体Dの支持面Cと平行な水平軸Eにノ
ズルFを取付け、前記水平軸Eの角回転により前記ノズ
ルFを、前記水平軸Eと同心の円弧で移動させるように
したものであるから、このノズルFの移動時、ノズルF
と前記支持面Cとの間の間隔が一定でなくなり、前記噴
射範囲内で前記間隔が長くなったり、短くなったりする
ことになり、このため、ノズルFから噴射する洗浄液の
前記支持面Cに対する衝撃力、ひいては支持面Cに支持
する被洗浄物Aに対する衝撃力に強弱ができて、衝撃力
の弱い部分が洗浄不足となり、洗浄効果が悪い問題があ
った。特に洗浄液を扇形に拡散する拡散ノズルを使用し
た場合に前記衝撃力の強弱が大きくなるのである。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み発明したもの
で、目的は、洗浄液の噴射範囲を広げることができなが
ら、その噴射範囲内での支持面に対する洗浄液の衝撃力
を均等化できて、被洗浄物の洗浄効果を良好にできるよ
うにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、被洗浄物を支持する支持面5aをもち、
水平方向に移動可能とした移動体5と、前記被洗浄物に
向けて洗浄液を噴射するノズル11、26とを備え、こ
のノズル11、26を、前記支持面5aに対し直交し、
角回転可能とした垂直軸9に、前記支持面5aと一定の
間隔を保って前記被洗浄物の少なくとも移動軌跡内で移
動可能に取付けたのである。
【0007】また、前記ノズル11と垂直軸9との間に
は、前記ノズル11の支持面5aに対する間隔を調整す
る調整手段を設けることもできる。
【0008】
【作用】角回転可能な垂直軸9にノズル11、26を取
付けているから、前記垂直軸9を角回転させることによ
り洗浄液の噴射範囲を拡大することができ、しかも、前
記ノズル11、26は、移動体5の支持面5aに対し直
交する前記垂直軸9に、前記支持面5aと一定の間隔を
保って被洗浄物の少なくとも移動軌跡内で移動可能に取
付けているから、前記噴射範囲内での前記支持面5aに
対する洗浄液の衝撃力を均等化でき、支持面5aに支持
する被洗浄物を均等に洗浄することができて、洗浄効果
を高めることができるのである。
【0009】また、前記ノズル11と垂直軸9との間
に、前記ノズル11の支持面5aに対する間隔を調整す
る調整手段を設けることにより、前記間隔を、前記支持
面5aに支持する被洗浄物の種類に応じて任意に調整す
ることができ、より一層各種類の被洗浄物に適した洗浄
が行えるのである。
【0010】
【実施例】図1〜3に示した洗浄装置は、機械加工部
品、修理部品、食器、容器などの被洗浄物を個別に、ま
たは複数個同時に洗浄するための洗浄装置であって、フ
レ−ム1の上方側に前面を開放した洗浄室2を設け、こ
の洗浄室2内の下部両側に、前後方向に向かって延びる
レール3、3を設けて、これらレール3、3に四つの車
輪を備えた枠形の台車4を往復移動可能に支持し、この
台車4の上面周縁部に、被洗浄物Aを支持する網状の支
持面5aをもった円形の移動体5をローラを介して載置
し、この移動体5の中心部を、縦軸6を介して前記台車
4の中心部に枢支し、前記移動体5の外周面にチェン7
を周設すると共に、前記台車4の前端部に、前記チェン
7と噛合する駆動輪8aをもったモ−タ8を支持し、こ
のモ−タ8の駆動により前記移動体5を、前記縦軸6を
中心として水平方向に回転させるごとく成す一方、前記
洗浄室2の上壁2aと底壁2bとの間で、前記移動体5
の移動軌跡外方部位に、前記支持面5aに対し直交する
垂直軸9を角回転可能に取付け、この垂直軸9の上部
に、前記支持面5aに沿って移動体5の中心方向に延び
る上側腕杆10を介して上側ノズル11を取付け、この
上側ノズル11から前記支持面5aに向かって噴射する
洗浄液により前記支持面5aに支持する被洗浄物Aの上
面側を洗浄するごとく成すと共に、前記洗浄室2の上壁
2a外面に、前記垂直軸9を、前記上側ノズル11を前
記被洗浄物Aの移動軌跡内で移動させることができる角
度で角回転させるためのモータ12を支持している。
【0011】前記垂直軸9及び上側腕杆10は中空に形
成して、互いに連通させると共に、前記垂直軸9の下端
部を、前記フレ−ム1の底部に支持するポンプ13の吐
出口に送液管14を介して連結し、前記ポンプ13の駆
動により加圧した洗浄液を、垂直軸9内及び上側腕杆1
0内を介して前記上側ノズル11に供給するようにして
いる。尚、前記垂直軸9の上端部は閉鎖している。
【0012】また、前記垂直軸9には、複数個の接続口
91を長さ方向に所定間隔を置いて設け、これら接続口
91の一つに前記上側腕杆10を着脱可能に取付け、残
りの接続口91を盲栓で閉鎖し、前記上側腕杆10の接
続口91への取付位置を変えることにより、前記上側ノ
ズル11の支持面5aに対する間隔を調整できるように
している。
【0013】又、前記移動体5は、網状の支持面5aを
もった環状枠と、この環状枠から中心に向かって延びる
四つの横杆と、これら横杆の先端部に結合する軸受筒と
を備え、前記軸受筒に前記縦軸6を嵌合している。
【0014】また、前記フレ−ム1の上下方向中間部に
は、前記台車4を前記洗浄室2から外方に取出すための
一対のレール15、15と、第1エアーシリンダ16と
を設け、このエアーシリンダ16のピストンロッド先端
を前記台車4の前端部に連結して、前記エアーシリンダ
16の作動により前記台車4を前進・後退移動させるよ
うに成す一方、前記洗浄室2の前部に、洗浄室2の前面
開放部を開閉する開閉扉17と、第2エアーシリンダ1
8とを支持し、この第2エアーシリンダ18のピストン
ロッドを前記開閉扉17の上端部に連結して、前記第2
エアーシリンダ18の作動により前記開閉扉17を上下
方向にスライドさせるようにしている。
【0015】また、前記第1エアーシリンダ16のエア
ー供給通路19には、第1及び第2ソレノイドS0L
1、S0L2をもった第1電磁切換弁20と、チエック
弁付可変絞り弁21、21とを介装し、同じく前記第2
エアーシリンダ18のエアー供給通路22にも、第3及
び第4ソレノイドS0L3、S0L4をもった第2電磁
切換弁23と、チエック弁付可変絞り弁24、24とを
介装しており、また、前記第1エアーシリンダ16に
は、該エアーシリンダ16におけるピストンの前進・後
退により動作する第1及び第2近接スイッチSW1、S
W2をピストンの移動方向に所定間隔を置いて設け、更
に前記第2エアーシリンダ18に、該エアーシリンダ1
8におけるピストンの前進・後退により動作する第3及
び第4近接スイッチSW3、SW4をピストンの移動方
向に所定間隔を置いて設けている。
【0016】また、図1〜図3に示した洗浄装置には、
前記垂直軸9の洗浄室2内における下端部に、前記底壁
2bと台車4との間から前記上側腕杆10と同方向に向
かって延びる下側腕杆25を取付け、この下側腕杆25
の先端部に、網状の前記支持面5aに支持する被洗浄物
Aの下面に向かって洗浄液を噴射する下側ノズル26を
取付けると共に、前記垂直軸9における前記接続口91
と前記下側腕杆25との間に前記被洗浄物Aの側面に向
かって洗浄液を噴射する横側ノズル27を設ける一方、
前記洗浄室2内に、前記被洗浄物Aの上面に向かってエ
アーを吹付ける上側エアーノズル28と、前記被洗浄物
Aの下面に向かってエアーを吹付ける下側エアーノズル
29と、前記被洗浄物Aの側面に向かってエアーを吹付
ける横側エアーノズル30とを配設し、これら各エアー
ノズル28〜30のエアー供給通路31にソレノイドを
もった第3電磁切換弁32を介装している。尚、前記各
ノズル11、26、27は、洗浄液を扇形に拡散する拡
散ノズルを使用するのが好ましい。
【0017】又、図1〜3において、33は前記ポンプ
13を駆動するためのモ−タ、34はエアー供給装置、
35は前記フレ−ム1の底部に設置する液タンクであ
る。
【0018】次に以上のごとく構成した洗浄装置の作用
について説明する。
【0019】洗浄開始前は、前記台車4が洗浄室2の外
側に取出されているため、被洗浄物Aを前記台車4に支
持した移動体5の支持面5aに容易に支持できるのであ
る。また、前記開閉扉17は開いている。
【0020】そして、起動スイッチ(図示せず)を投入
すると、前記第1電磁切換弁20の第1ソレノイドS0
L1に通電されて、第1電磁切換弁20が一方側に動作
し、前記第1エアーシリンダ16のピストンが前進移動
して、前記台車4は洗浄室2内に入るのである。
【0021】この台車4の洗浄室2内への進入により、
前記第1エアーシリンダ16の第1近接スイッチSW1
が動作し、この第1近接スイッチSW1の動作信号によ
り、前記第2電磁切換弁23の第3ソレノイドS0L3
に通電されて、第2電磁切換弁23が一方側に切換わ
り、前記第2エアーシリンダ18のピストンが後退移動
して前記開閉扉17は閉まり、前記第2エアーシリンダ
18の第3近接スイッチSW3が動作し、この第3近接
スイッチSW3の動作信号により、第1タイマー(図示
せず)を動作させると共に前記各モ−タ8、12、33
を駆動させるのである。
【0022】前記モ−タ8の駆動により前記移動体5が
縦軸6を中心として水平方向に移動し、この移動体5の
支持面5aに支持した前記被洗浄物Aを水平方向に移動
させることができるのであり、また、前記モ−タ12の
駆動により前記垂直軸9が角回転するのである。
【0023】この垂直軸9は、前記支持面5aに対し直
交して角回転するから、この垂直軸9に腕杆を介して設
けた上側ノズル11と、下側ノズル26とは、前記支持
面5aに対し水平な方向に移動させることができ、洗浄
液の噴射範囲を広げることができるのである。しかも、
前記上側ノズル11及び下側ノズル26は、前記垂直軸
9の角回転により前記支持面5aと一定の間隔を保って
前記被洗浄物Aの移動軌跡内で水平な方向に移動させる
ことができるから、その噴射範囲内での支持面5aに対
する洗浄液の衝撃力を均等化できるのである。従って、
前記支持面5aに支持する被洗浄物Aの上面を洗浄むら
なく良好に洗浄できると共に下面を洗浄むらなく良好に
洗浄できるのであり、洗浄効果を高めることができるの
である。また、必要に応じて前記横側ノズル27を設け
ることにより、該横側ノズル27から洗浄液を噴射して
前記被洗浄物Aの側面を洗浄することができるから、被
洗浄物Aの全体を洗浄することもできるのである。
【0024】また、例えば被洗浄物Aの種類に応じて前
記上側腕杆10の接続口91への取付位置を変えるので
あって、斯くすることにより、上側ノズル11から噴射
する洗浄液の被洗浄物Aに対する衝撃力を変えることが
できるので、より一層各種類の被洗浄物Aに適した洗浄
が行えるのである。
【0025】以上のように被洗浄物Aを洗浄して、前記
第1タイマーでセットした時間が経過した後、前記第3
電磁切換弁32が開動作すると共に第2タイマー(図示
せず)が動作し、前記各エアーノズル28〜30から吹
付けられるエアーにより前記被洗浄物Aに付着した水が
切り落とされるのである。
【0026】また、前記第2タイマーでセットした時間
の経過後、第2電磁切換弁23の第4ソレノイドS0L
4に通電されて第2電磁切換弁23が他方側に切換わ
り、前記第2エアーシリンダ18のピストンが前進移動
して前記開閉扉17は開き、前記第2エアーシリンダ1
8の第4近接スイッチSW4が動作し、この第4近接ス
イッチSW4の動作信号により第1電磁切換弁20の第
2ソレノイドS0L2に通電されて、第1電磁切換弁2
0が他方側に切換わり、前記第1エアーシリンダ16の
ピストンが後退移動して前記台車4は洗浄室2から取出
され、第1エアーシリンダ16の第2近接スイッチSW
2が動作して、この第2近接スイッチSW2の動作信号
により前記第1電磁切換弁20は中立位置に切換えられ
台車4の後退状態を維持できるのである。従って、洗浄
された被洗浄物Aを移動体5から容易に取出すことがで
きるのである。尚、前記第1近接スイッチSW1の動作
信号で前記第1電磁切換弁20の第1ソレノイドS0L
1への通電が遮断されて第1電磁切換弁20は中立位置
に復帰し、また、前記第3近接スイッチSW3の動作信
号で前記第2電磁切換弁23の第3ソレノイドS0L3
への通電が遮断されて第2電磁切換弁23は中立位置に
復帰し、また、前記第4近接スイッチSW4の動作信号
で前記第2電磁切換弁23の第4ソレノイドS0L4へ
の通電が遮断されて第2電磁切換弁23は中立位置に復
帰するのである。
【0027】また、図1〜図3に示した実施例におい
て、前記上側ノズル11と下側ノズル26とは、前記腕
杆10、25を介して垂直軸9に取付ける他、例えば中
空に形成して洗浄液が流通するようにした前記垂直軸9
の長さ方向中間部を、軸心と直交する方向に屈曲させ
て、この屈曲部に設けてもよいのである。また、前記各
ノズル11、26に洗浄液を供給する手段として、前記
腕杆10、25のみを中空とし、この腕杆10、25に
前記送液管14を接続してもよいし、又、前記垂直軸
9、腕杆10、25を中空に形成することなく、各ノズ
ル11、26を、送液管14を介して前記ポンプ13の
吐出口に直接連通させるようにしてもよいのであって、
その供給手段は特に制限されない。又、上側ノズル11
の支持面5aに対する間隔を調整可能とする手段とし
て、垂直軸9に複数個の接続口91設ける他、前記上側
腕杆10を垂直軸9に対し上下方向にスライド可能とし
たり、或は上側腕杆10の先端側に上下方向に延びるノ
ズル保持部を設けて、このノズル保持部に前記上側ノズ
ル11をスライド可能に保持してもよいのであって、そ
の手段は特に制限されない。
【0028】また、以上の実施例では、上側ノズル11
と下側ノズル26とを支持面5aと一定間隔を保って移
動可能としたが、その他、例えば下面の汚れは少なく
て、殊更下面の洗浄を行う必要がない被洗浄物について
は、下側ノズル26をなくするか、又は移動できないよ
うに洗浄室2内に固定し、上側ノズル11のみを前記支
持面5aと一定間隔を保って移動可能とし、同様に上面
側の汚れは少なくて、殊更上面の洗浄を行う必要がない
例えばコップなどの被洗浄物については、上側ノズル1
1をなくするか、又は移動できないように洗浄室2内に
固定し、下側ノズル26のみを前記支持面5aと一定間
隔を保って移動可能としてもよい。この後者の場合、下
側ノズル26は、上側ノズル11と同様、前記支持面5
aに対する間隔を調整可能とするのが好ましい。
【0029】尚、以上説明した実施例では、一つの移動
体5を洗浄室2に対し進入・後退させるようにしたが、
その他、図4、5に示すように、二つの移動体5、5を
洗浄室2に対し進入・後退移動可能に設けて、これら移
動体5、5を前記洗浄室2に対し交互に進入・後退させ
るようにしてもよい。
【0030】この図4、5に示したものは、洗浄室2の
前面と後面とを開放し、この洗浄室2内の下部両側に設
けるレール3、3を、洗浄室2に対し前面側外方と、後
面側外方とに延長して、これらレール3、3上に、連結
部材により所定間隔を置いて連結した二つの枠形の台車
4、4を往復移動可能に支持し、これら台車4、4間
に、モ−タ36により駆動される駆動スプロケット37
と、従動スプロケット38とを介してチェン39を張設
し、前記モ−タ36の駆動により前記駆動スプロケット
37を正回転させたとき、一方の台車4に支持した移動
体5を洗浄室2内に進入させ、他方の台車4に支持した
移動体5を洗浄室2から外方に取出し、また、前記駆動
スプロケット37を逆回転させたとき、他方の台車4に
支持した移動体5を洗浄室2内に進入させ、一方の台車
4に支持した移動体5を洗浄室2から外方に取出すよう
にしたものであって、図1〜3に示したものと同じ機能
の部品については符合を同じとし、その説明を省略し
た。また、前記洗浄室2内の下部には、角回転可能な垂
直軸9と、この垂直軸9をア−ムを介して角回転させる
流体圧シリンダ40とを設け、前記垂直軸9に、前記移
動体5に対し下側位置で前記支持面5aと一定の間隔を
保って移動する下側ノズル26を取付けている。このノ
ズル26は、複数個の上向き噴射口をもったパイプで形
成している。また、前記洗浄室2の上壁2a外面には、
前記移動体5、5を水平方向に回転させるモ−タ8を設
け、伝動機構を介して前記モ−タ8により駆動される駆
動輪41を、前記洗浄室2内で、前記移動体5の外周部
に周設したチェン7と噛合可能な位置に配設して、移動
体5、5の一方が洗浄室2内に進入したときにのみ前記
駆動輪41が前記チェン7と噛合するようにしている。
また、図4、5において、42は前記洗浄室2内の上部
に前記支持面5aに対し上下移動可能に配置した上側ノ
ズル、43、43は前記洗浄室2の前面開放部及び後面
開放部を開閉する巻取式のシヤッターである。
【0031】また、以上説明した実施例では、移動体5
を回転可能に設けて、縦軸6を中心に水平方向に移動可
能としたが、その他、図6、7に示すように、回転させ
ることなく水平方向に移動させるようにしてもよい。
【0032】図6、7に示したものは、洗浄室2の前面
外方位置と後面外方位置との一方に、モ−タ(図示せ
ず)により駆動される一対の駆動輪44を、他方に一対
の従動輪45をそれぞれ配置して、これら各駆動輪44
と従動輪45との間に、前記洗浄室2内を通って循環移
動する一対の駆動チェン46を張設し、これら駆動チェ
ン46間に、網状の支持面5aをもった屈曲可能な移動
体5を水平方向に循環移動可能に取付ける一方、前記洗
浄室2内に、前記支持面5aに対し直交する垂直軸9を
角回転可能に支持し、この垂直軸9に、上側腕杆10と
下側腕杆25とを介して上側ノズル11と下側ノズル2
6とを設け、モ−タの駆動で前記垂直軸9を角回転させ
ることにより、前記各ノズル11、26を、前記支持面
5aと一定の間隔を保って移動させるようにしている。
【0033】また、以上説明した実施例では、移動体5
を洗浄室2に対し外方に移動可能としたが、その他、洗
浄室2に対し外方への移動はできないようにした構造で
あってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、角回転可
能な垂直軸9にノズル11、26を取付けているから、
前記垂直軸9を角回転させることにより洗浄液の噴射範
囲を拡大することができ、しかも、前記ノズル11、2
6は、移動体5の支持面5aに対し直交する前記垂直軸
9に、前記支持面5aと一定の間隔を保って被洗浄物の
少なくとも移動軌跡内で移動可能に取付けているから、
前記噴射範囲内での前記支持面5aに対する洗浄液の衝
撃力を均等化でき、支持面5aに支持する被洗浄物を均
等に洗浄することができて、洗浄効果を高めることがで
きるのである。
【0035】また、ノズル11と垂直軸9との間に、前
記ノズル11の支持面5aに対する間隔を調整する調整
手段を設けることにより、前記間隔を、前記支持面5a
に支持する被洗浄物の種類に応じて任意に調整すること
ができ、より一層各種類の被洗浄物に適した洗浄が行え
るのである。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明洗浄装置のフローチャート図。
【図2】同一部を省略した側面図。
【図3】同平面図。
【図4】別の実施例を示す一部省略側面図。
【図5】同一部省略平面図。
【図6】更に別の実施例を示す概略側面図。
【図7】同概略平面図。
【図8】従来例を示す正面図。
【図9】同側面図。
【符号の説明】
5 移動体 5a 支持面 9 垂直軸 11、26 ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄物を支持する支持面5aをもち、水
    平方向に移動可能とした移動体5と、前記被洗浄物に向
    けて洗浄液を噴射するノズル11、26とを備え、この
    ノズル11、26を、前記支持面5aに対し直交し、角
    回転可能とした垂直軸9に、前記支持面5aと一定の間
    隔を保って前記被洗浄物の少なくとも移動軌跡内で移動
    可能に取付けていることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】ノズル11と垂直軸9との間に、前記ノズ
    ル11の支持面5aに対する間隔を調整する調整手段を
    設けている請求項1記載の洗浄装置。
JP4249885A 1992-09-18 1992-09-18 洗浄装置 Pending JPH0699145A (ja)

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JP4249885A JPH0699145A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 洗浄装置

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