JPH06246474A - 縦型レーザ加工機 - Google Patents

縦型レーザ加工機

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Publication number
JPH06246474A
JPH06246474A JP5035138A JP3513893A JPH06246474A JP H06246474 A JPH06246474 A JP H06246474A JP 5035138 A JP5035138 A JP 5035138A JP 3513893 A JP3513893 A JP 3513893A JP H06246474 A JPH06246474 A JP H06246474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
head
duct
laser processing
catcher
Prior art date
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Pending
Application number
JP5035138A
Other languages
English (en)
Inventor
Morikatsu Matsuda
守且 松田
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP5035138A priority Critical patent/JPH06246474A/ja
Publication of JPH06246474A publication Critical patent/JPH06246474A/ja
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、縦型レーザ加工機においてスパッ
タの処理を容易かつ迅速に行うことを目的とする。 【構成】 水平方向へレーザ光LBを照射するレーザ加
工ヘッド29を昇降可能に設け、レーザ加工のときに生
じるスパッタを取入れる取入部31を備えたキャッチャ
ーヘッド33を昇降可能に設け、上記レーザ加工ヘッド
29とこのキャッチャーヘッド33との間において板材
をほぼ垂直状態の下で保持するワーク保持装置を水平方
向へ移動可能に設け、上記取入部31よりキャッチャー
ヘッド33内に取入れたスパッタに対して流体を噴出せ
しめるノズル53を設け、上記キャッチャーヘッド39
内にダクト61の一端部を接続し、このダクト61の他
端部を上記流体を貯蔵する流体タンク59に接続し、か
つ上記ダクト61を上記キャッチャーヘッド33の昇降
運動に対応して上下方向へ伸縮自在に構成してなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ほぼ垂直に保持された
板材に対してレーザ加工を行うことのできる縦型レーザ
加工機(複合機を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な縦型レーザ加工機について簡単
に説明すると、本体フレームには水平方向へレーザ光を
照射するレーザ加工ヘッドが昇降可能に設けてあり、レ
ーザ加工のときに生じるスパッタを取入れる取入部を備
えたキャッチャーヘッドが昇降可能に設けてある。な
お、上記取入部は、スパッタを取入れる他に、レーザ光
を受光する等の作用を有する。上記レーザ加工ヘッドと
キャッチャーヘッドの間において板材をほぼ垂直状態の
下で保持するワーク保持装置が水平方向へ移動可能に設
けてある。
【0003】上記構成により、ワーク保持装置によりほ
ぼ垂直状態の下で板材を保持する。次に、ワーク保持装
置を水平方向へ移動させることにより板材を水平方向へ
移動させて、レーザ加工ヘッドに対して水平方向へ位置
決めする。また、レーザ加工ヘッド及びキャッチャーヘ
ッドを昇降させて板材に対して上下方向(垂直方向)へ
位置決めする。なお、このとき、レーザ加工ヘッドとキ
ャッチャーヘッドは水平に対向している。そして、レー
ザ加工ヘッドを適宜に操作してレーザ光を板材に向けて
水平方向へ照射することにより、板材に対して所望のレ
ーザ加工を行うことができる。なお、レーザ加工を行う
ときに生じたスパッタは取入部を介してキャッチャーヘ
ッド内に取入れられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のごとき
従来の一般的な縦型レーザ加工機は、板材を昇降させる
ことなくレーザ加工ヘッド及びキャッチャーヘッドを昇
降させる形式、換言すれば光軸が昇降する形式であるた
め、レーザ加工のときに生じるスパッタの処理が厄介で
あるという問題があった。同様に、レーザ加工のときに
生じるヒュームの処理も厄介であるという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、上記の問題点を解決す
ることができる縦型レーザ加工機を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するために、本発明においては、第1の手段と
して、水平方向へレーザ光を照射するレーザ加工ヘッド
を昇降可能に設け、レーザ加工のときに生じるスパッタ
を取入れる取入部を備えたキャッチャーヘッドを昇降可
能に設け、上記レーザ加工ヘッドとこのキャッチャーヘ
ッドとの間において板材をほぼ垂直状態の下で保持する
ワーク保持装置を水平方向へ移動可能に設け、上記取入
部よりキャッチャーヘッド内に取入れたスパッタに対し
て流体を噴出せしめるノズルを設け、上記キャッチャー
ヘッド内にダクトの一端部を接続し、このダクトの他端
部を上記流体を貯蔵する流体タンクに接続し、かつ上記
ダクトを上記キャッチャーヘッドの昇降運動に対応して
上下方向へ伸縮自在に構成してなることを特徴とする。
なお、ここで、ワーク保持装置とは、板材を把持するク
ランプ装置も含む意であり、流体とは、水、油、エア等
を含む意である。
【0007】第2の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、前記ノズルは、多数の噴射口を備えたシャワー
ノズルであることを特徴とする。
【0008】第3の手段として、第1の手段の構成要件
の他に、レーザ加工のときに生じるヒュームを含んだ空
気を前記取入部及び前記ダクトを介して前記タンク内へ
吸引して、タンク外へ排出するためのブロアを設け、上
記空気を上記タンク外ヘ排出する前に、上記空気からヒ
ュームを除去するヒューム除去手段を設けてなることを
特徴とする。
【0009】
【作用】前記の構成により、ワーク保持装置によりほぼ
垂直状態の下で板材を保持した後に、ワーク保持装置を
水平方向へ移動させることにより板材を水平方向へ移動
させてレーザ加工ヘッドに対して水平方向へ位置決めす
る。また、レーザ加工ヘッド及びキャッチャーヘッドを
昇降させて板材に対して上下方向(垂直方向)の位置決
めを行う。なお、このとき、ダクトはキャッチャーヘッ
ドの昇降運動に対応して上下方向へ適宜に伸縮する。
【0010】そして、レーザ加工ヘッドを適宜に操作し
てレーザ光を板材に向けて水平方向へ照射することによ
り、板材に対して所望のレーザ加工を行うことができ
る。このとき、レーザ加工によって生じるスパッタは取
入部を介してキャッチャーヘッド内に進入し、シャワー
ノズルを適宜に作動してこのスパッタに対して水を噴射
することにより、スパッタは水とともにタンクへダクト
を介して流しこめられる。また、ブロアを適宜に作動す
ることにより、レーザ加工のときに生じるヒュームを含
んだ空気を取入部を介してタンク内に吸引して、タンク
外へ排出する。ここで、上記空気をタンク外へ排出する
前に、ヒューム除去手段の作用により上記空気からヒュ
ームを除去せしめるために、比較的きれいな空気のみが
タンク外へ排出される。
【0011】
【実施例】以下、本実施例に係る発明について図面を参
照して説明する。
【0012】図1、図2を参照するに、本実施例の垂直
型レーザ・パンチ複合機1は、前後方向(図1において
紙面に向って表裏方向、図2において左下、右上方向)
へ延伸したベースフレーム3と、このベースフレーム3
の中央部に立設した門型フレーム5と、この門型フレー
ム5に前後方向へ延伸して設けたブリッジ型の支持フレ
ーム7等を備えている。なお、上記門型フレーム5は、
立設した左右(図1において左右、図2において左上、
右下)の一対の支柱5a,5bと、一対の支柱5a,5
bの上部を連結する上部フレーム5cを備えている。
【0013】上記門型フレーム5における右側の支柱5
aにはパンチ9を備えたパンチヘッド11が昇降自在に
設けてあり、門型フレーム5における左側の支柱5aに
はダイ13を備えたダイヘッド15が昇降自在に設けて
ある。上記パンチヘッド11を昇降させるため、門型フ
レーム5における支柱5bには第1制御モータ17に連
動連結した第1ボールねじ19が上下方向へ延伸して設
けてあり、上記パンチヘッド11の適宜位置にはこの第
1ボールねじ19に螺合した第1ナット部材(図示省
略)が設けてある。同様に、上記ダイヘッド15を昇降
させるため、門型フレーム5における支柱5aには第2
制御モータ21に連動連結した第2ボールねじ23が上
下方向へ延伸して設けてあり、この第2ボールねじ23
に螺合したダイヘッド15を昇降させるため、門型フレ
ーム5における支柱5bには第2制御モータ21に連動
連結した第2ボールねじ23が上下方向へ延伸して設け
てあり、上記ダイヘッド15の適宜位置にはこの第2ボ
ールねじ23に螺合した第2ナット部材(図示省略)が
設けてある。なお、上記パンチ9はパンチ用油圧シリン
ダ25の作動によりパンチヘッド11に対して左右方向
へ移動可能であり、上記ダイ13はダイ用油圧シリンダ
27の作動によりダイヘッド15に対して左右方向へ移
動可能である。
【0014】上記パンチヘッド11には左方向(水平方
向の一態様)へレーザ光Bを照射するレーザ加工ヘッド
29が一体的に設けてあり、上記ダイヘッド15にはレ
ーザ加工のときに生じるスパッタを取入れる取入部31
を備えたキャッチャーヘッド33が一体的に設けてあ
る。上記レーザ加工ヘッド29は、ベースフレーム3の
適宜位置に設けたレーザ発振器35に光伝導装置37の
作用により光学的に接続してあり、上記光伝導装置37
は複数のミラー39を適宜に備えている。
【0015】前記支持フレーム7は上記レーザ加工ヘッ
ド29(又はパンチヘッド11)とキャッチャーヘッド
33(又はダイヘッド15)の間において板材Wを垂直
状態の下で把持する複数のクランプ装置41を備えた板
材移送装置43が設けてあり、上記クランプ装置41は
前後方向(水平方向の一態様)へ移動可能に設けてあ
る。
【0016】より詳細には、支持フレーム7には一対の
ガイドレール44が前後方向へ延伸して設けてあり、一
対のガイドレール44には走行部材45が前後方向へ移
動可能に設けてある。上記走行部材45は図示省略の走
行用制御モータ、ボールねじの作動により前後方向へ移
動するものであり、走行部材45は一対のスライダ47
a,47bを連結ロッド49により連結してなる。な
お、一対のスライダ47a,47bは適宜の公知手段の
作用により接近離反する前後方向へ位置調節可能であ
る。そして、各スライダ47a,47bの上下の端部に
は板材Wの上下の端部を把持する上記クランプ装置41
れそれぞれ設けてある。
【0017】上記構成により、複数のクランプ装置41
により板材Wを垂直状態の下で把持した後に、走行用制
御モータを駆動制御して走行部材45を前後方向へ移動
させることにより、複数のクランプ装置41を前後方向
へ移動させることができ、板材Wを前後方向の所定位置
に位置決めすることができる。
【0018】また、第1制御モータ17を駆動制御して
レーザ加工ヘッド29(又はパンチヘッド11)を昇降
させると共に、第2制御モータ21を駆動制御してキャ
ッチャーヘッド33(又はダイヘッド15)を昇降させ
ることにより、板材Wに対して上下方向(垂直方向)の
位置決めを行う。以上により、レーザ加工ヘッド29
(又はパンチヘッド11)及びキャッチャーヘッド33
(又はダイヘッド15)に対して相対的に板材Wを前後
方向、上下方向へ位置決めすることができる。
【0019】板材Wを前後方向、上下方向へ位置決めし
た後に、レーザ発振器35を適宜に作動させてレーザ光
LBを発振させることにより、光伝導装置37の作用も
相まってレーザ加工ヘッド29から板材Wに向って左方
向へレーザ光LBが照射される。これによって、板材W
に対して所望のレーザ加工を行うことができる。又は、
油圧シリンダ25,27の作動によりパンチ9、ダイ1
3を協働させて板材Wに対してパンチング加工(例えば
打抜き加工、成形加工)を行うことができる。
【0020】本実施例のレーザ・パンチ複合機1は、レ
ーザ加工のときに生じるスパッタ、ヒュームを処理する
処理装置51を備えている。
【0021】上記処理装置51の詳細について説明する
と、前記キャッチャーヘッド33の上部には、前記取入
部31を介してキャッチャーヘッド33内に進入したス
パッタに上方向から水(流体の一例)を噴射する多数の
噴射口を備えたシャワーノズル53が設けてある。多数
の噴射口から水を噴射させるため、このシャワーノズル
53にはポンプ55を配設した供給管57の一端部が接
続してあり、この供給管57の他端部は水を貯蔵するタ
ンク59に接続してある。
【0022】スパッタをシャワーノズル53の作用によ
りタンク59内に落下せしめるため、上記キャッチャー
ヘッド33にはダクト61の一端部が接続してあり、こ
のダクト61の他端部はタンク59に接続してある。こ
こで、上記ダクト61は、キャッチャーヘッド33の昇
降連動に対応して上下方向へ伸縮可能なテレスコピック
型のダクトである。
【0023】上記タンク59内に貯蔵した水の中からス
パッタをろ過するため、タンク59内における供給管5
7の他端部とダクト61の他端部の間の適宜位置には複
数の樹脂フィルタ63が取付部材65を介して着脱交換
可能に設けてあり、タンク59内における供給管57に
おける他端部の周縁には円筒紙フィルタ67が取付部材
69を介して着脱交換可能に設けてある。
【0024】レーザ加工を行うときに生じるヒュームを
含んだ空気を上記取入部31及びダクト61を介してタ
ンク59内へ吸引して、タンク59外へ排出するため、
上記タンク59の左側上部には排出管71が設けてあ
り、この排出管71の適宜位置には駆動モータ73によ
り回転駆動可能なブロア75が設けてある。なお、上記
タンク59の適宜位置には複数の上部仕切り板77、複
数の下部仕切り板79が上下に設けてあり、複数の仕切
り板77,79によって空気の通路81が形成せしめら
れる。
【0025】また、上記空気を排出管71を介してタン
ク59外へ排出せしめる前に、この空気からヒュームを
除去するため、上記排出管71の適宜位置には複数の紙
フィルタ83が取付部材85を介して着脱交換可能に設
けてあり、タンク59の上部適宜位置には通路81の適
宜位置を流れる空気に対して水を噴射せしめる複数のヒ
ューム用シャワーノズル87が設けてある。なお、ヒュ
ーム用シャワーノズル87は、水が噴射する多数の噴射
口を備えており、サブ供給管89を介して前記供給管5
7に分岐接続してある。
【0026】前述の構成に基づいて本実施例の作用につ
いて説明する。
【0027】複数のクランプ装置41により板材Wを垂
直状態の下で把持した後に、走行部材45を適宜に前後
方向へ移動させることにより板材Wを前後方向の所定位
置に位置決めする。また、レーザ加工ヘッド29及びキ
ャッチャーヘッド33を適宜に昇降させて板材Wに対し
て上下方向の位置決めを行う。ここで上記ダクト61は
キャッチャーヘッド33の昇降運動に対応して昇降する
ものである。以上により、レーザ加工ヘッド29及びキ
ャッチャーヘッド33に対して相対的に板材Wを前後方
向、上下方向の位置決めを行うことができる。
【0028】板材Wを位置決めした後に、レーザ発振器
35を適宜に作動させてレーザ光LBを発振させること
により、光伝導装置37の作用も相まってレーザ加工ヘ
ッド29から板材Wに向って左方向へレーザ光LBが照
射される。これによって、板材Wに対して所望のレーザ
加工を行うことができる。
【0029】レーザ加工を行うときには、スパッタが生
じ、このスパッタは取入部31を介してキャッチャーヘ
ッド33内に進入する。一方、ポンプ55を適宜に作動
することにより供給管57を介してシャワーノズル53
における多数の噴射口から上記スパッタに対して水を噴
射する。これにより、キャッチャーヘッド33内を水煙
が充満した状態にせしめて、上記スパッタは水といっし
ょに、又は水に溶けてタンク59内へダクト61を介し
て流される。タンク59内で沈殿するスパッタ以外のス
パッタは、比較的大きい場合には樹脂フィルタ63によ
り、比較的小さい場合には円筒紙フィルタ67によりろ
過される。
【0030】また、レーザ加工を行うときには、駆動モ
ータ73の駆動によりブロア75を回転駆動させること
により、ヒュームを含んだ空気は取入部31及びダクト
61を介してタンク59内に吸引され、この空気はタン
ク59内の通路81を通って排出管71からタンク59
外へ排出される。
【0031】一方、前述のごときポンプ55が作動して
いるため、供給管57及びサブ供給管89を介してヒュ
ーム用シャワーノズル87における複数の噴射口から水
が噴射することにより、上記通路81におけるヒューム
用シャワーノズル87の下方位置は水煙が充満した状態
となり、上記空気からヒュームが除去される。更に、紙
フィルム83によりヒュームが除去される。したがっ
て、比較的きれいな空気のみがタンク59外へ排出され
る。
【0032】以上のごとき実施例によれば、シャワーノ
ズル53における噴射口から水をスパッタに噴射せしめ
ることにより、このスパッタをダクト31を介してタン
ク59内へ流しこむことができ、スパッタの処理が容易
かつ迅速に行うことができる。特に、ダクト31がキャ
ッチャーヘッド33の昇降運動に対応して上下方向へ伸
縮するため、レーザ加工ヘッド29、キャッチャーヘッ
ド33の昇降がスパッタの処理の妨げになることなく、
スパッタの処理能率向上の効果を奏する。
【0033】また、ヒュームを含んだ空気をタンク59
内に吸引して、上記空気からヒュームを除去して比較的
きれいな空気のみをタンク59外へ排出しているため、
作業環境向上の効果を奏する。
【0034】なお、本発明は、前述のごとき実施例の説
明に限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、
その他種々の態様で実施可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、本発明によれば、ノズルにおける噴射口か
ら流体をスパッタに噴射せしめることにより、このスパ
ッタをダクトを介してタンク内へ流しこむことができ、
スパッタの処理が容易かつ迅速に行うことができる。特
に、ダクトがキャッチャーヘッドの昇降運動に対応して
上下方向に伸縮するため、レーザ加工ヘッド、キャッチ
ャーヘッドの昇降がスパッタの処理の妨げとなることな
く、スパッタの処理能率向上の効果を奏する。
【0036】また、本発明における第3の手段によれ
ば、ヒュームを含んだ空気をタンク内に吸引して、上記
空気からヒュームを除去して比較的きれいな空気のみを
タンク外へ排出しているため、上記効果を奏する他に、
作業環境向上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の要部を示す図である。
【図2】レーザ・パンチ複合機の斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザ・パンチ複合機 29 レーザ加工ヘッド 31 取入部 33 キャッチャーヘッド 41 クランプ装置 43 板材移送装置 53 シャワーノズル 59 タンク 61 ダクト 75 ブロア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向へレーザ光を照射するレーザ加
    工ヘッドを昇降可能に設け、レーザ加工のときに生じる
    スパッタを取入れる取入部を備えたキャッチャーヘッド
    を昇降可能に設け、上記レーザ加工ヘッドとこのキャッ
    チャーヘッドとの間において板材をほぼ垂直状態の下で
    保持するワーク保持装置を水平方向へ移動可能に設け、
    上記取入部よりキャッチャーヘッド内に取入れたスパッ
    タに対して流体を噴出せしめるノズルを設け、上記キャ
    ッチャーヘッド内にダクトの一端部を接続し、このダク
    トの他端部を上記流体を貯蔵する流体タンクに接続し、
    かつ上記ダクトを上記キャッチャーヘッドの昇降運動に
    対応して上下方向へ伸縮自在に構成してなることを特徴
    とする縦型レーザ加工機。
  2. 【請求項2】 前記ノズルは、多数の噴射口を備えたシ
    ャワーノズルであることを特徴とする請求項1記載の縦
    型レーザ加工機。
  3. 【請求項3】 レーザ加工のときに生じるヒュームを含
    んだ空気を前記取入部及び前記ダクトを介して前記タン
    ク内へ吸引して、タンク外へ排出するためのブロアを設
    け、上記空気を上記タンク外ヘ排出する前に、上記空気
    からヒュームを除去するヒューム除去手段を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の縦型レーザ加工機。
JP5035138A 1993-02-24 1993-02-24 縦型レーザ加工機 Pending JPH06246474A (ja)

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JP5035138A JPH06246474A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 縦型レーザ加工機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100841030B1 (ko) * 2007-12-20 2008-06-24 박이동 공기세척정화장치
JP2008213022A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Mitsumi Electric Co Ltd レーザー加工方法及びこれに用いる集塵装置
US7893386B2 (en) * 2003-11-14 2011-02-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Laser micromachining and methods of same
JP2014039943A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Jfe Steel Corp 酸化鉄ヒュームの捕集方法

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