JPH0884963A - 洗浄機 - Google Patents
洗浄機Info
- Publication number
- JPH0884963A JPH0884963A JP20641695A JP20641695A JPH0884963A JP H0884963 A JPH0884963 A JP H0884963A JP 20641695 A JP20641695 A JP 20641695A JP 20641695 A JP20641695 A JP 20641695A JP H0884963 A JPH0884963 A JP H0884963A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- nozzle
- cleaning
- cleaned
- washing
- Prior art date
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被洗浄物をより効率良く洗浄できるようにす
る。 【構成】 洗浄室2内には縦軸回りで一方向に回転駆動
されるターンテーブル12が設けられている。ターンテ
ーブル12は外周駆動方式であって中央部は開口されて
おり、被洗浄物はかご状のラック11に収められて載置
される。ターンテーブル12の上方には固定式の第1ノ
ズル72が設けられ、ターンテーブル12の回転方向と
対向する方向に向けて噴出口76が形成されている。下
方には、回転式の第2ノズル73が設けられている。第
2ノズル73には、同じくターンテーブル12の回転方
向と対向する方向に向けて噴出口80が形成されている
とともに、第2ノズル73自体がターンテーブル12と
逆方向に回転駆動される。被洗浄物は各ノズル72、7
3の噴出口76、80からの洗浄水を回転方向の斜め前
方から強力に受け、効率良く洗浄が行われる。
る。 【構成】 洗浄室2内には縦軸回りで一方向に回転駆動
されるターンテーブル12が設けられている。ターンテ
ーブル12は外周駆動方式であって中央部は開口されて
おり、被洗浄物はかご状のラック11に収められて載置
される。ターンテーブル12の上方には固定式の第1ノ
ズル72が設けられ、ターンテーブル12の回転方向と
対向する方向に向けて噴出口76が形成されている。下
方には、回転式の第2ノズル73が設けられている。第
2ノズル73には、同じくターンテーブル12の回転方
向と対向する方向に向けて噴出口80が形成されている
とともに、第2ノズル73自体がターンテーブル12と
逆方向に回転駆動される。被洗浄物は各ノズル72、7
3の噴出口76、80からの洗浄水を回転方向の斜め前
方から強力に受け、効率良く洗浄が行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被洗浄物を洗浄室
内に設けたターンテーブル上に載せて洗浄を行う形式の
洗浄機に関する。
内に設けたターンテーブル上に載せて洗浄を行う形式の
洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗浄機として、洗浄室内に被洗浄
物を載置して縦軸回りに回転駆動されるターンテーブル
を設け、ターンテーブルを回転しつつその上方に設けた
ノズルから被洗浄物に向けて洗浄水を噴出することで洗
浄を行うものは公知である。
物を載置して縦軸回りに回転駆動されるターンテーブル
を設け、ターンテーブルを回転しつつその上方に設けた
ノズルから被洗浄物に向けて洗浄水を噴出することで洗
浄を行うものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のはいずれも、ノズルに設けられる洗浄水の噴出口が単
に下向きに形成されているだけであって、言い換えると
噴出口の向きについてはさしたる考察がなされておら
ず、洗浄効率を考慮した場合になお改良の余地が残され
ていた。本発明は上記のような事情に基づいて完成され
たものであって、その目的とするところは、被洗浄物を
より効率良く洗浄できるようにすることにある。
のはいずれも、ノズルに設けられる洗浄水の噴出口が単
に下向きに形成されているだけであって、言い換えると
噴出口の向きについてはさしたる考察がなされておら
ず、洗浄効率を考慮した場合になお改良の余地が残され
ていた。本発明は上記のような事情に基づいて完成され
たものであって、その目的とするところは、被洗浄物を
より効率良く洗浄できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、洗浄室内には被洗
浄物を載置して縦軸回りに回転駆動されるターンテーブ
ルと、洗浄水の噴出用のノズルとが設けられた洗浄機に
おいて、前記ノズルは定位置に固定的に設けられ、かつ
そのノズルには、前記ターンテーブルの回転方向と対向
する方向に向けて洗浄水の噴出口が形成されている構成
としたところに特徴を有する。この構成では、ターンテ
ーブルに載せられて回転している被洗浄物に対して、そ
の回転方向の前方から洗浄水が当てられる。
めの手段として、請求項1の発明は、洗浄室内には被洗
浄物を載置して縦軸回りに回転駆動されるターンテーブ
ルと、洗浄水の噴出用のノズルとが設けられた洗浄機に
おいて、前記ノズルは定位置に固定的に設けられ、かつ
そのノズルには、前記ターンテーブルの回転方向と対向
する方向に向けて洗浄水の噴出口が形成されている構成
としたところに特徴を有する。この構成では、ターンテ
ーブルに載せられて回転している被洗浄物に対して、そ
の回転方向の前方から洗浄水が当てられる。
【0005】請求項2の発明は、洗浄室内には被洗浄物
を載置して縦軸回りに回転駆動されるターンテーブル
と、洗浄水の噴出用のノズルとが設けられた洗浄機にお
いて、前記ノズルには前記ターンテーブルの回転方向と
対向する方向を向いた洗浄水の噴出口が形成されている
とともに、そのノズルは、前記ターンテーブルの回転方
向と反対方向に回転駆動されるようになっている構成と
したところに特徴を有する。この構成では、同じくター
ンテーブルに載せられて回転している被洗浄物に対し
て、その回転方向の前方から洗浄水が当てられる。
を載置して縦軸回りに回転駆動されるターンテーブル
と、洗浄水の噴出用のノズルとが設けられた洗浄機にお
いて、前記ノズルには前記ターンテーブルの回転方向と
対向する方向を向いた洗浄水の噴出口が形成されている
とともに、そのノズルは、前記ターンテーブルの回転方
向と反対方向に回転駆動されるようになっている構成と
したところに特徴を有する。この構成では、同じくター
ンテーブルに載せられて回転している被洗浄物に対し
て、その回転方向の前方から洗浄水が当てられる。
【0006】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明において、前記ターンテーブルは、前記
洗浄室の内面に突設された支持部材により外周部の複数
箇所を受けられることで縦軸回りの回転自由に支持され
るとともに、そのターンテーブルは、その側方に設けら
れた駆動部材がターンテーブルの外周部に沿って形成さ
れた係合部と係合することで回転駆動されるようになっ
ている構成としたところに特徴を有する。この構成によ
る作用は以下のようである。すなわちターンテーブル
は、その外周部の複数箇所を洗浄室の内面に突設された
支持部材で受けられて、縦軸回りの回転自由に支持され
る。そして、ターンテーブルの外周部に沿って形成され
た係合部と、ターンテーブルの側方に設けられた駆動部
材との係合によって、ターンテーブルが回転駆動され
る。
請求項2の発明において、前記ターンテーブルは、前記
洗浄室の内面に突設された支持部材により外周部の複数
箇所を受けられることで縦軸回りの回転自由に支持され
るとともに、そのターンテーブルは、その側方に設けら
れた駆動部材がターンテーブルの外周部に沿って形成さ
れた係合部と係合することで回転駆動されるようになっ
ている構成としたところに特徴を有する。この構成によ
る作用は以下のようである。すなわちターンテーブル
は、その外周部の複数箇所を洗浄室の内面に突設された
支持部材で受けられて、縦軸回りの回転自由に支持され
る。そして、ターンテーブルの外周部に沿って形成され
た係合部と、ターンテーブルの側方に設けられた駆動部
材との係合によって、ターンテーブルが回転駆動され
る。
【0007】
【発明の効果】すなわち、請求項1または請求項2の発
明によれば、被洗浄物が洗浄水の強力な噴流を受けるこ
ととなって、より効率良く洗浄を行うことができる効果
が得られる。また、請求項3の発明によれば、上記の効
果に加え、ターンテーブルを外周部の複数箇所を受けて
支持するようにしたから、被洗浄物を載せた場合の荷重
が複数に分散できて、各支持部材は軽荷重に耐え得るだ
けの簡易な構造とすることができ、しかも、それらの支
持部材も駆動部材も洗浄室の底板を貫通することなく洗
浄室の内部に設けたから、洗浄室からの水漏れ防止用に
格別のシールを施すことを不要にできる効果がある。
明によれば、被洗浄物が洗浄水の強力な噴流を受けるこ
ととなって、より効率良く洗浄を行うことができる効果
が得られる。また、請求項3の発明によれば、上記の効
果に加え、ターンテーブルを外周部の複数箇所を受けて
支持するようにしたから、被洗浄物を載せた場合の荷重
が複数に分散できて、各支持部材は軽荷重に耐え得るだ
けの簡易な構造とすることができ、しかも、それらの支
持部材も駆動部材も洗浄室の底板を貫通することなく洗
浄室の内部に設けたから、洗浄室からの水漏れ防止用に
格別のシールを施すことを不要にできる効果がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1ないし図7は本発明の第1実施形
態を示す。図1において、符号1は洗浄機本体であっ
て、その内部の上部側に洗浄室2が形成されており、そ
の洗浄室2の底面の一側には、洗浄水を溜める洗浄水タ
ンク3が形成されているとともに、そのタンク3の側方
が、図示しない洗浄水ポンプ等を設置する機械室4とな
っている。洗浄室2の前面に開口された出入口10に
は、取手9を持って手前側に揺動させることにより開閉
される扉8が設けられている。食器等の被洗浄物x(図
6参照)を収納するラック11は、線材を組み付けるこ
とによって有底で背の低い円筒形のかご状に形成されて
おり、扉8を開けて出入口10から洗浄室2内に出し入
れされて、洗浄室2内に設けられたターンテーブル12
上に載せられるようになっている。
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1ないし図7は本発明の第1実施形
態を示す。図1において、符号1は洗浄機本体であっ
て、その内部の上部側に洗浄室2が形成されており、そ
の洗浄室2の底面の一側には、洗浄水を溜める洗浄水タ
ンク3が形成されているとともに、そのタンク3の側方
が、図示しない洗浄水ポンプ等を設置する機械室4とな
っている。洗浄室2の前面に開口された出入口10に
は、取手9を持って手前側に揺動させることにより開閉
される扉8が設けられている。食器等の被洗浄物x(図
6参照)を収納するラック11は、線材を組み付けるこ
とによって有底で背の低い円筒形のかご状に形成されて
おり、扉8を開けて出入口10から洗浄室2内に出し入
れされて、洗浄室2内に設けられたターンテーブル12
上に載せられるようになっている。
【0009】このターンテーブル12は、図2に示すよ
うに、環形をなす本体部13を備えている。この本体部
13には、後記する駆動スプロケット45と噛み合う複
数の噛合孔14が、円周方向に沿って一定間隔を空けて
開口されている。この本体部13の下面側には、角パイ
プを十字形に組んでなる取付材15が、4箇所の端部を
それぞれ本体部13の内周縁側に溶接することによって
固着されている。取付材15の各端部の上面には、板材
を2度直角曲げすることにより上端に水平方向の取付部
17を設けた取付具16が固着されている。これらの取
付具16の上面にはラック収納環18が取り付けられて
いる。このラック収納環18は、環形の底板19の外周
縁に沿って壁部20を立ち上げた構造であって、上記し
たラック11を壁部20の内側に嵌めて載置し得るよう
になっている。
うに、環形をなす本体部13を備えている。この本体部
13には、後記する駆動スプロケット45と噛み合う複
数の噛合孔14が、円周方向に沿って一定間隔を空けて
開口されている。この本体部13の下面側には、角パイ
プを十字形に組んでなる取付材15が、4箇所の端部を
それぞれ本体部13の内周縁側に溶接することによって
固着されている。取付材15の各端部の上面には、板材
を2度直角曲げすることにより上端に水平方向の取付部
17を設けた取付具16が固着されている。これらの取
付具16の上面にはラック収納環18が取り付けられて
いる。このラック収納環18は、環形の底板19の外周
縁に沿って壁部20を立ち上げた構造であって、上記し
たラック11を壁部20の内側に嵌めて載置し得るよう
になっている。
【0010】続いてターンテーブル12の支持構造を説
明する。図3に示すように、洗浄室2の左右の側壁2a
には、L形断面をなすブラケット22が同一高さで対応
して取り付けられている。この両ブラケット22の間に
は、円形パイプからなる2本の取付梁24が一定の間隔
を空けて左右方向に互いに平行に差し渡されている。各
取付梁24は、その両端が偏平に圧潰され、その圧潰部
25をブラケット22上に載せてねじ26で止めること
によって固定されている。
明する。図3に示すように、洗浄室2の左右の側壁2a
には、L形断面をなすブラケット22が同一高さで対応
して取り付けられている。この両ブラケット22の間に
は、円形パイプからなる2本の取付梁24が一定の間隔
を空けて左右方向に互いに平行に差し渡されている。各
取付梁24は、その両端が偏平に圧潰され、その圧潰部
25をブラケット22上に載せてねじ26で止めること
によって固定されている。
【0011】各取付梁24上には、上記したターンテー
ブル12の本体部13の外周縁が嵌まる溝29を周方向
に切った溝付きローラ28が、2個ずつ回転自由に取り
付けられている。詳細には、図4に示すように、取付梁
24に縦方向の貫通孔31が形成されて、その貫通孔3
1の上面側にカラー32が載せられ、その上に溝付きロ
ーラ28がワッシャ33で挟まれて載せられている。そ
して、溝付きローラ28の中心孔28aからカラー32
ならびに取付梁24の貫通孔31を貫通してボルト35
が上方から挿通され、そのボルト35の取付梁24の下
面からの突出端にナット36が螺合されることによっ
て、溝付きローラ28が回転自由に支持されている。
ブル12の本体部13の外周縁が嵌まる溝29を周方向
に切った溝付きローラ28が、2個ずつ回転自由に取り
付けられている。詳細には、図4に示すように、取付梁
24に縦方向の貫通孔31が形成されて、その貫通孔3
1の上面側にカラー32が載せられ、その上に溝付きロ
ーラ28がワッシャ33で挟まれて載せられている。そ
して、溝付きローラ28の中心孔28aからカラー32
ならびに取付梁24の貫通孔31を貫通してボルト35
が上方から挿通され、そのボルト35の取付梁24の下
面からの突出端にナット36が螺合されることによっ
て、溝付きローラ28が回転自由に支持されている。
【0012】各一対ずつの溝付きローラ28は、図3に
示すように、奥側の取付梁24上では、その長さ方向の
中心を挟んだすぐ両側に位置しており、一方の出入口1
0側の取付梁24上では長さ方向の両端部に位置してい
る。上記したターンテーブル12の本体部13の外周縁
が、これらの4個の溝付きローラ28の溝29内に嵌合
されることによって、縦軸回りの回転自由に支持されて
いる。
示すように、奥側の取付梁24上では、その長さ方向の
中心を挟んだすぐ両側に位置しており、一方の出入口1
0側の取付梁24上では長さ方向の両端部に位置してい
る。上記したターンテーブル12の本体部13の外周縁
が、これらの4個の溝付きローラ28の溝29内に嵌合
されることによって、縦軸回りの回転自由に支持されて
いる。
【0013】再び図1において、洗浄室2の背面板2b
におけるターンテーブル12の本体部13よりも少し上
方の位置には、取付孔38が開口されている。その取付
孔38内に、後端外周に取付鍔41を形成した軸受筒4
0が背面側から水平姿勢で挿通され、その取付鍔41を
背面板2bに当てて背面側からねじ41aで締め付ける
ことにより固定されている。この軸受筒40はジュラコ
ン(登録商標)等の潤滑性に優れた合成樹脂材により形
成されている。
におけるターンテーブル12の本体部13よりも少し上
方の位置には、取付孔38が開口されている。その取付
孔38内に、後端外周に取付鍔41を形成した軸受筒4
0が背面側から水平姿勢で挿通され、その取付鍔41を
背面板2bに当てて背面側からねじ41aで締め付ける
ことにより固定されている。この軸受筒40はジュラコ
ン(登録商標)等の潤滑性に優れた合成樹脂材により形
成されている。
【0014】この軸受筒40内には、駆動軸42が、外
周に嵌着したOリング43を介して水密に、かつ軸線回
りの回転自由に嵌装されている。その駆動軸42の内側
の端部は、奥側の取付梁24上に支持された一対の溝付
きローラ28の間を通るようにして突出しており、その
突出端に、ターンテーブル12の本体部13の噛合孔1
4と噛み合う駆動スプロケット45が固着されている。
奥側の一対の溝付きローラ28が、駆動スプロケット4
5の噛み合い部分のすぐ両側においてターンテーブル1
2を支持しているのは、駆動スプロケット45とターン
テーブル12の噛合孔14との噛み合いをより確実なも
のとするためである。
周に嵌着したOリング43を介して水密に、かつ軸線回
りの回転自由に嵌装されている。その駆動軸42の内側
の端部は、奥側の取付梁24上に支持された一対の溝付
きローラ28の間を通るようにして突出しており、その
突出端に、ターンテーブル12の本体部13の噛合孔1
4と噛み合う駆動スプロケット45が固着されている。
奥側の一対の溝付きローラ28が、駆動スプロケット4
5の噛み合い部分のすぐ両側においてターンテーブル1
2を支持しているのは、駆動スプロケット45とターン
テーブル12の噛合孔14との噛み合いをより確実なも
のとするためである。
【0015】洗浄室2の天板2cの上面の背面側には減
速モータ47が設けられている。このモータ47の出力
軸に固着された伝導スプロケット48と、上記した駆動
軸42の外方突出端に固着された被伝導スプロケット4
9との間に無端状のチェーン50が掛け回されるように
なっている。
速モータ47が設けられている。このモータ47の出力
軸に固着された伝導スプロケット48と、上記した駆動
軸42の外方突出端に固着された被伝導スプロケット4
9との間に無端状のチェーン50が掛け回されるように
なっている。
【0016】この減速モータ47の取付部分の構造の詳
細については、図5に示すように、天板2cの上面に設
置された取付台52上に、揺動板53がヒンジ部54を
介して揺動自由に取り付けられ、その揺動板53上にモ
ータ47が取り付けられている。その揺動板53の揺動
端側には調節ボルト55が螺合され、その先端が取付台
52に突き当てられており、調節ボルト55のねじ込み
量を調整することにより、揺動板53を揺動させつつモ
ータ47の高さを調節し得るようになっている。なお、
この減速モータ47には、その出力回転数を制御し得る
図示しないスピードコントローラが付設されている。
細については、図5に示すように、天板2cの上面に設
置された取付台52上に、揺動板53がヒンジ部54を
介して揺動自由に取り付けられ、その揺動板53上にモ
ータ47が取り付けられている。その揺動板53の揺動
端側には調節ボルト55が螺合され、その先端が取付台
52に突き当てられており、調節ボルト55のねじ込み
量を調整することにより、揺動板53を揺動させつつモ
ータ47の高さを調節し得るようになっている。なお、
この減速モータ47には、その出力回転数を制御し得る
図示しないスピードコントローラが付設されている。
【0017】洗浄室2内の天井側と底面側には、それぞ
れ洗浄用のノズル72、73が配設されている。天井側
の第1ノズル72は固定式のものであって、図1および
図6に示すように、両端を閉塞した細長いパイプからな
り、かつ両端部が斜め下方に屈曲された形状に形成され
ている。この第1ノズル72が、上記したターンテーブ
ル12の上方において、その直径に沿った前後方向を向
いた姿勢で配設され、一方ターンテーブル12の側方に
は、洗浄水等の第1供給管75が立ち上がって配管さ
れ、その二度直角曲げされて下向きとなった先端に、第
1ノズル72の長さ方向の中心が接続されている。
れ洗浄用のノズル72、73が配設されている。天井側
の第1ノズル72は固定式のものであって、図1および
図6に示すように、両端を閉塞した細長いパイプからな
り、かつ両端部が斜め下方に屈曲された形状に形成され
ている。この第1ノズル72が、上記したターンテーブ
ル12の上方において、その直径に沿った前後方向を向
いた姿勢で配設され、一方ターンテーブル12の側方に
は、洗浄水等の第1供給管75が立ち上がって配管さ
れ、その二度直角曲げされて下向きとなった先端に、第
1ノズル72の長さ方向の中心が接続されている。
【0018】この第1ノズル72には、長さ方向の中心
を挟む両側において、それぞれ図示4個ずつの噴出口7
6が設けられている。各噴出口76は、それぞれ図6の
反時計回り方向の斜め下方を向き、かつ先端が少し内方
を向いた姿勢で設けられており、要すると、同図の矢線
aに示すターンテーブル12の回転方向と対向する向き
で被洗浄物xを指向して設けられている。なお、上記し
た第1供給管75には洗浄水とすすぎ水とが選択的に供
給されるようになっており、したがって第1ノズル72
の各噴出口76は洗浄水とすすぎ水の噴出口を兼ねてい
る。
を挟む両側において、それぞれ図示4個ずつの噴出口7
6が設けられている。各噴出口76は、それぞれ図6の
反時計回り方向の斜め下方を向き、かつ先端が少し内方
を向いた姿勢で設けられており、要すると、同図の矢線
aに示すターンテーブル12の回転方向と対向する向き
で被洗浄物xを指向して設けられている。なお、上記し
た第1供給管75には洗浄水とすすぎ水とが選択的に供
給されるようになっており、したがって第1ノズル72
の各噴出口76は洗浄水とすすぎ水の噴出口を兼ねてい
る。
【0019】一方の底面側の第2ノズル73は回転式と
なっている。この第2ノズル73は、図1および図7に
示すように、同じく両端を閉塞したパイプの両端部を斜
め上方に屈曲した形状に形成され、ターンテーブル12
の下方においてその直径に沿った方向に設けられてい
る。この第2ノズル73の長さ方向の中心には、洗浄室
2の底面から立ち上がった洗浄水等を供給する第2供給
管78の上端が接続されており、この第2供給管78は
軸受79を介して縦軸回りの回転自由に支持されてい
る。第2ノズル73にも、長さ方向の中心を挟む両側に
図示4個ずつの噴出口80が設けられ、各噴出口80は
それぞれ図7の反時計回り方向の斜め上方を向き、かつ
先端が少し内方を向いた姿勢で設けられており、同様に
ターンテーブル12の回転方向aと対向する向きで被洗
浄物xを指向して設けられている。
なっている。この第2ノズル73は、図1および図7に
示すように、同じく両端を閉塞したパイプの両端部を斜
め上方に屈曲した形状に形成され、ターンテーブル12
の下方においてその直径に沿った方向に設けられてい
る。この第2ノズル73の長さ方向の中心には、洗浄室
2の底面から立ち上がった洗浄水等を供給する第2供給
管78の上端が接続されており、この第2供給管78は
軸受79を介して縦軸回りの回転自由に支持されてい
る。第2ノズル73にも、長さ方向の中心を挟む両側に
図示4個ずつの噴出口80が設けられ、各噴出口80は
それぞれ図7の反時計回り方向の斜め上方を向き、かつ
先端が少し内方を向いた姿勢で設けられており、同様に
ターンテーブル12の回転方向aと対向する向きで被洗
浄物xを指向して設けられている。
【0020】また、機械室4内において第2供給管78
の側方には、駆動モータ81が上向きに設置され、その
出力軸に設けられた駆動スプロケット82と、第2供給
管78に嵌着された被動スプロケット83との間に無端
チェーン84が掛け回されていて、駆動モータ81の駆
動力によって、第2供給管78すなわち第2ノズル73
が、図7の矢線bに示すように、ターンテーブル12の
回転方向aと逆方向に回転駆動されるようになってい
る。また、第2供給管78にも同様に洗浄水とすすぎ水
とが選択的に供給されるようになっており、第2ノズル
73の各噴出口80は洗浄水とすずぎ水の噴出口を兼ね
ている。
の側方には、駆動モータ81が上向きに設置され、その
出力軸に設けられた駆動スプロケット82と、第2供給
管78に嵌着された被動スプロケット83との間に無端
チェーン84が掛け回されていて、駆動モータ81の駆
動力によって、第2供給管78すなわち第2ノズル73
が、図7の矢線bに示すように、ターンテーブル12の
回転方向aと逆方向に回転駆動されるようになってい
る。また、第2供給管78にも同様に洗浄水とすすぎ水
とが選択的に供給されるようになっており、第2ノズル
73の各噴出口80は洗浄水とすずぎ水の噴出口を兼ね
ている。
【0021】本第1実施形態は上記のような構造であっ
て、続いてその作動を説明する。まず、ターンテーブル
12の駆動用の無端チェーン50を装着する場合は、調
節ボルト55を一方向に回転して揺動板53を図5の鎖
線に示す下方位置に揺動させつつ減速モータ47の位置
を下げておき、上下の伝導および被伝導スプロケット4
8、49の間に無端チェーン50を掛ける。次に調節ボ
ルト55を逆方向に回転して、揺動板53を同図の実線
に示すように上方に揺動させつつモータ47の位置を上
げると、無端チェーン50が両スプロケット48、49
の間で張られる。
て、続いてその作動を説明する。まず、ターンテーブル
12の駆動用の無端チェーン50を装着する場合は、調
節ボルト55を一方向に回転して揺動板53を図5の鎖
線に示す下方位置に揺動させつつ減速モータ47の位置
を下げておき、上下の伝導および被伝導スプロケット4
8、49の間に無端チェーン50を掛ける。次に調節ボ
ルト55を逆方向に回転して、揺動板53を同図の実線
に示すように上方に揺動させつつモータ47の位置を上
げると、無端チェーン50が両スプロケット48、49
の間で張られる。
【0022】洗浄に際しては、被洗浄物xをかご状のラ
ック11に収め、扉8を開けてそのラック11をターン
テーブル12のラック収納環18の上に載せる。そし
て、減速モータ47を起動すると、伝導スプロケット4
8、無端チェーン50および被伝導スプロケット49を
介して駆動軸42が軸線回りに回転され、その駆動軸4
2に固着された駆動スプロケット45と噛合孔14との
噛み合いにより、ラック11を載せたターンテーブル1
2が、縦軸回りに図6、7の時計回り方向に回転駆動さ
れる。その場合、スピードコントローラによりモータ4
7の出力回転数を制御することによって、ターンテーブ
ル12の回転速度が任意に制御される。
ック11に収め、扉8を開けてそのラック11をターン
テーブル12のラック収納環18の上に載せる。そし
て、減速モータ47を起動すると、伝導スプロケット4
8、無端チェーン50および被伝導スプロケット49を
介して駆動軸42が軸線回りに回転され、その駆動軸4
2に固着された駆動スプロケット45と噛合孔14との
噛み合いにより、ラック11を載せたターンテーブル1
2が、縦軸回りに図6、7の時計回り方向に回転駆動さ
れる。その場合、スピードコントローラによりモータ4
7の出力回転数を制御することによって、ターンテーブ
ル12の回転速度が任意に制御される。
【0023】ターンテーブル12の回転とともに、上方
の固定式の第1ノズル73における各噴出口76から洗
浄水が噴出される。ここで各噴出口76は、ターンテー
ブル12の回転方向と対向する向きで被洗浄物xを指向
して設けられているから、洗浄水はターンテーブル12
の回転速度を加えた高速度の噴流となって、被洗浄物x
に対してその回転方向の斜め前方から当てられる。
の固定式の第1ノズル73における各噴出口76から洗
浄水が噴出される。ここで各噴出口76は、ターンテー
ブル12の回転方向と対向する向きで被洗浄物xを指向
して設けられているから、洗浄水はターンテーブル12
の回転速度を加えた高速度の噴流となって、被洗浄物x
に対してその回転方向の斜め前方から当てられる。
【0024】それとともに、第2ノズル73の駆動用の
駆動モータ81が起動され、駆動スプロケット82、無
端チェーン84及び被動スプロケット83を介して、第
2ノズル73が図7の矢線bに示すようにターンテーブ
ル12と逆方向に回転されつつ、各噴出口80から洗浄
水が噴出される。ターンテーブル12は本体部13が環
形であり、その上面側に十字形に組まれた取付材15を
介して同じく環形のラック収納環18を設けた構造であ
って、中央部分が開口されているから、下面側からの洗
浄水はその開口を通してラック11内の被洗浄物xに当
てられる。その際、各噴出口80は、ターンテーブル1
2の回転方向と対向する向きで被洗浄物xを指向して設
けられ、なおかつ第2ノズル73がターンテーブル12
の回転方向と逆方向に回転しているから、洗浄水はター
ンテーブル12の回転速度にさらに第2ノズル73の回
転速度を加えた高速度の噴流となって、被洗浄物xに対
してその回転方向の斜め前方から当てられる。一定の洗
浄時間が経過したら、第1および第2のノズル72、7
3の各噴出口76、80から、洗浄水に代わってすすぎ
水が噴出され、洗浄水と同様に被洗浄物xに強力に当て
られつつすすぎが行われる。
駆動モータ81が起動され、駆動スプロケット82、無
端チェーン84及び被動スプロケット83を介して、第
2ノズル73が図7の矢線bに示すようにターンテーブ
ル12と逆方向に回転されつつ、各噴出口80から洗浄
水が噴出される。ターンテーブル12は本体部13が環
形であり、その上面側に十字形に組まれた取付材15を
介して同じく環形のラック収納環18を設けた構造であ
って、中央部分が開口されているから、下面側からの洗
浄水はその開口を通してラック11内の被洗浄物xに当
てられる。その際、各噴出口80は、ターンテーブル1
2の回転方向と対向する向きで被洗浄物xを指向して設
けられ、なおかつ第2ノズル73がターンテーブル12
の回転方向と逆方向に回転しているから、洗浄水はター
ンテーブル12の回転速度にさらに第2ノズル73の回
転速度を加えた高速度の噴流となって、被洗浄物xに対
してその回転方向の斜め前方から当てられる。一定の洗
浄時間が経過したら、第1および第2のノズル72、7
3の各噴出口76、80から、洗浄水に代わってすすぎ
水が噴出され、洗浄水と同様に被洗浄物xに強力に当て
られつつすすぎが行われる。
【0025】このように本実施形態によれば、上方の固
定式の第1ノズル72からは、被洗浄物xに対してその
回転方向と対向する方向から洗浄水およびすすぎ水が噴
出され、また、下方の回転式の第2ノズル73からは、
第2ノズル73自体がターンテーブル12と逆方向に回
転しつつ、被洗浄物xに対してその回転方向と対向する
方向から洗浄水およびすすぎ水が噴出されることから、
被洗浄物xは洗浄水およびすすぎ水の噴出流の強力な衝
突力を受けることとなって、効率良く洗浄ならびにすす
ぎが行われる。それとともに、被洗浄物xは円形のラッ
ク11内に収納されてターンテーブル12により回転し
つつ洗浄水およびすすぎ水の噴出流を受けるのであるか
ら、例えば被洗浄物を四角のラックに収納して洗浄室内
に固定的に収容した場合と違って、噴出流が当たりにく
い、いわゆる死角となる部分が無くなり、収納された被
洗浄物xがまんべんなく均等に洗浄される。
定式の第1ノズル72からは、被洗浄物xに対してその
回転方向と対向する方向から洗浄水およびすすぎ水が噴
出され、また、下方の回転式の第2ノズル73からは、
第2ノズル73自体がターンテーブル12と逆方向に回
転しつつ、被洗浄物xに対してその回転方向と対向する
方向から洗浄水およびすすぎ水が噴出されることから、
被洗浄物xは洗浄水およびすすぎ水の噴出流の強力な衝
突力を受けることとなって、効率良く洗浄ならびにすす
ぎが行われる。それとともに、被洗浄物xは円形のラッ
ク11内に収納されてターンテーブル12により回転し
つつ洗浄水およびすすぎ水の噴出流を受けるのであるか
ら、例えば被洗浄物を四角のラックに収納して洗浄室内
に固定的に収容した場合と違って、噴出流が当たりにく
い、いわゆる死角となる部分が無くなり、収納された被
洗浄物xがまんべんなく均等に洗浄される。
【0026】また、ターンテーブル12を縦軸回りの回
転自由に支持するに際して、その外周縁の4箇所を溝付
きローラ28で受けて支持するようにしたから、被洗浄
物xを載せた場合の荷重が4箇所に分散されて、各溝付
きローラ28ならびにそれらの各支持部分は軽荷重に耐
え得るだけの簡易な構造とすることができる。それとと
もに、各溝付きローラ28は洗浄室2内に差し渡された
取付梁24上に支持され、また、ターンテーブル12を
回転駆動する駆動スプロケット45等の駆動部材も洗浄
室2の背面板2bに設けられていて、ターンテーブル1
2を支持する部材と駆動する部材のいずれもが洗浄室2
の底板2dを貫通することのない構造となっているか
ら、ターンテーブル12を設けるのに伴い、洗浄室2か
ら機械室4への水漏れを防止するための格別のシールを
施す必要がない。
転自由に支持するに際して、その外周縁の4箇所を溝付
きローラ28で受けて支持するようにしたから、被洗浄
物xを載せた場合の荷重が4箇所に分散されて、各溝付
きローラ28ならびにそれらの各支持部分は軽荷重に耐
え得るだけの簡易な構造とすることができる。それとと
もに、各溝付きローラ28は洗浄室2内に差し渡された
取付梁24上に支持され、また、ターンテーブル12を
回転駆動する駆動スプロケット45等の駆動部材も洗浄
室2の背面板2bに設けられていて、ターンテーブル1
2を支持する部材と駆動する部材のいずれもが洗浄室2
の底板2dを貫通することのない構造となっているか
ら、ターンテーブル12を設けるのに伴い、洗浄室2か
ら機械室4への水漏れを防止するための格別のシールを
施す必要がない。
【0027】また、ターンテーブル12は、スピードコ
ントローラにより回転速度を制御し得るようになってい
るから、洗浄する被洗浄物xの種類に応じてターンテー
ブル12の回転速度を変更することにより、最適の条件
で効率良く洗浄を行うことができる。さらに、駆動用の
減速モータ47を洗浄室2の天板2c上に設けた構造と
したから、メンテナンス時に無端チェーン50を張り替
えたり、モータ47自身を脱着する作業がやり易い。特
に、無端チェーン50を外す場合には、モータ47を載
せた揺動板53の調節ボルト55を回転させると、揺動
板53が図5の鎖線位置に揺動しつつモータ47の位置
が下げられ、それにより張られた無端チェーン50が緩
むから、簡単にスプロケット48、49から外すことが
可能となる。
ントローラにより回転速度を制御し得るようになってい
るから、洗浄する被洗浄物xの種類に応じてターンテー
ブル12の回転速度を変更することにより、最適の条件
で効率良く洗浄を行うことができる。さらに、駆動用の
減速モータ47を洗浄室2の天板2c上に設けた構造と
したから、メンテナンス時に無端チェーン50を張り替
えたり、モータ47自身を脱着する作業がやり易い。特
に、無端チェーン50を外す場合には、モータ47を載
せた揺動板53の調節ボルト55を回転させると、揺動
板53が図5の鎖線位置に揺動しつつモータ47の位置
が下げられ、それにより張られた無端チェーン50が緩
むから、簡単にスプロケット48、49から外すことが
可能となる。
【0028】また、ターンテーブル12の駆動機構に
は、スプロケット駆動機構を採用したから、構造が簡単
で安価に製造でき、また、メンテナンス時における脱着
作業も簡単にできる。また、被洗浄物xを洗浄室2内に
収容する場合は、円形のラック11をターンテーブル1
2上に自重で載せるだけであって回転姿勢には拘束され
ないから、ターンテーブル12を一定の位置で停止させ
るといった格別の制御は不要である。
は、スプロケット駆動機構を採用したから、構造が簡単
で安価に製造でき、また、メンテナンス時における脱着
作業も簡単にできる。また、被洗浄物xを洗浄室2内に
収容する場合は、円形のラック11をターンテーブル1
2上に自重で載せるだけであって回転姿勢には拘束され
ないから、ターンテーブル12を一定の位置で停止させ
るといった格別の制御は不要である。
【0029】<第2実施形態>図8および図9は、ター
ンテーブル12の駆動機構に変更を加えた第2実施形態
を示す。この第2実施形態では、ターンテーブル12の
構造において、図8に示すように、駆動スプロケット4
5との噛合孔14を形成した環形の本体部57の内周縁
に、補強部58が立ち上がって形成されている。また、
ターンテーブル12の駆動部分については、図9に示す
ように、駆動スプロケット45がターンテーブル12の
下面側に配設されている。詳細には、この駆動スプロケ
ット45を取り付ける駆動軸60は、その取付端側に拡
径部61を有する形状となっている。一方、その駆動軸
60を支持する軸受63は、第1実施形態と同じく潤滑
性に優れた合成樹脂により筒形に形成され、その中心孔
64の前端側が拡径孔64aとなっているとともに、後
端よりも少し内方に入った位置の外周に取付鍔65が形
成されている。また、洗浄室2の背面板2bには、ター
ンテーブル12の本体部57よりも下方の位置におい
て、上記の軸受63の取付孔67が形成されている。
ンテーブル12の駆動機構に変更を加えた第2実施形態
を示す。この第2実施形態では、ターンテーブル12の
構造において、図8に示すように、駆動スプロケット4
5との噛合孔14を形成した環形の本体部57の内周縁
に、補強部58が立ち上がって形成されている。また、
ターンテーブル12の駆動部分については、図9に示す
ように、駆動スプロケット45がターンテーブル12の
下面側に配設されている。詳細には、この駆動スプロケ
ット45を取り付ける駆動軸60は、その取付端側に拡
径部61を有する形状となっている。一方、その駆動軸
60を支持する軸受63は、第1実施形態と同じく潤滑
性に優れた合成樹脂により筒形に形成され、その中心孔
64の前端側が拡径孔64aとなっているとともに、後
端よりも少し内方に入った位置の外周に取付鍔65が形
成されている。また、洗浄室2の背面板2bには、ター
ンテーブル12の本体部57よりも下方の位置におい
て、上記の軸受63の取付孔67が形成されている。
【0030】そして、この軸受63の後端が取付孔67
内に洗浄室2の室内側から挿通されて、その取付鍔65
がOリング68を介して背面板2bの内面に当てられ、
外面に固着された環形の補強板69との間に洗浄室2内
からねじ70を締め付けることによって水密に取り付け
られている。この軸受63内に、駆動軸60がその拡径
部61に嵌着したOリング71を介して水密にかつ回転
自由に嵌装され、その駆動軸60の内側の突出端に上記
した駆動スプロケット45が固着されて、ターンテーブ
ル12の本体部57の噛合孔14に下面側から噛み合わ
されている。また、駆動軸60の外側の突出端には、第
1実施形態と同様に被伝導スプロケット49が固着さ
れ、洗浄室2の天板2cに取り付けられた減速モータ4
7の伝導スプロケット48と無端チェーン50を介して
駆動連結されている。なお、軸受63の取付孔67の内
径は、被伝導スプロケット49の外径よりも大きくなっ
ている。その他の構造については、前記の第1実施形態
と同様であって、同一部分には同一記号を付して重複す
る説明を省略する。
内に洗浄室2の室内側から挿通されて、その取付鍔65
がOリング68を介して背面板2bの内面に当てられ、
外面に固着された環形の補強板69との間に洗浄室2内
からねじ70を締め付けることによって水密に取り付け
られている。この軸受63内に、駆動軸60がその拡径
部61に嵌着したOリング71を介して水密にかつ回転
自由に嵌装され、その駆動軸60の内側の突出端に上記
した駆動スプロケット45が固着されて、ターンテーブ
ル12の本体部57の噛合孔14に下面側から噛み合わ
されている。また、駆動軸60の外側の突出端には、第
1実施形態と同様に被伝導スプロケット49が固着さ
れ、洗浄室2の天板2cに取り付けられた減速モータ4
7の伝導スプロケット48と無端チェーン50を介して
駆動連結されている。なお、軸受63の取付孔67の内
径は、被伝導スプロケット49の外径よりも大きくなっ
ている。その他の構造については、前記の第1実施形態
と同様であって、同一部分には同一記号を付して重複す
る説明を省略する。
【0031】この第2実施形態では、ターンテーブル1
2の本体部57が補強部58により補強されて、ターン
テーブル12がその回転中に異常負荷を受ける等によっ
て曲がり変形することがより確実に防止される。また、
駆動スプロケット45をターンテーブル12の本体部5
7の下面側から噛み合わせてあるから、ターンテーブル
12に被洗浄物xを載せた場合に、その荷重が噛合孔1
4を駆動スプロケット45に噛み合わせる方向に作用
し、駆動スプロケット45と噛合孔14の噛み合いをよ
り確実に期することができる。
2の本体部57が補強部58により補強されて、ターン
テーブル12がその回転中に異常負荷を受ける等によっ
て曲がり変形することがより確実に防止される。また、
駆動スプロケット45をターンテーブル12の本体部5
7の下面側から噛み合わせてあるから、ターンテーブル
12に被洗浄物xを載せた場合に、その荷重が噛合孔1
4を駆動スプロケット45に噛み合わせる方向に作用
し、駆動スプロケット45と噛合孔14の噛み合いをよ
り確実に期することができる。
【0032】さらに、メンテナンスを行う場合に、上記
の第1実施形態と同様に無端チェーン50を被伝導スプ
ロケット49から外したのち、洗浄室2内から軸受63
を止めているねじ70を外して軸受63を洗浄室2側に
引き込むと、被伝導スプロケット49が取付孔67内を
通りつつ、駆動軸60およびスプロケット45、49と
もども軸受63を洗浄室2内に引き抜くことができる。
これは、洗浄機の背面側を壁面に近づけてスペースがな
い状態で設置した場合において、いちいち洗浄機を移動
させることなく洗浄室2内からメンテナンスを行うこと
ができる点で有利となる。
の第1実施形態と同様に無端チェーン50を被伝導スプ
ロケット49から外したのち、洗浄室2内から軸受63
を止めているねじ70を外して軸受63を洗浄室2側に
引き込むと、被伝導スプロケット49が取付孔67内を
通りつつ、駆動軸60およびスプロケット45、49と
もども軸受63を洗浄室2内に引き抜くことができる。
これは、洗浄機の背面側を壁面に近づけてスペースがな
い状態で設置した場合において、いちいち洗浄機を移動
させることなく洗浄室2内からメンテナンスを行うこと
ができる点で有利となる。
【0033】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記の実施形態では、減速モータ47にスピード
コントローラを付設してターンテーブル12の回転速度
を可変としたが、ターンテーブル12は定速回転させる
ようにしても良く、そのようなものも本発明に含まれ
る。 (2)また、ターンテーブル12の駆動機構としては、
本体部の外周に沿ってギヤを形成して、洗浄室2の側壁
に設けた駆動ギヤと噛み合わせる等の他の駆動機構を採
用することも可能である。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記の実施形態では、減速モータ47にスピード
コントローラを付設してターンテーブル12の回転速度
を可変としたが、ターンテーブル12は定速回転させる
ようにしても良く、そのようなものも本発明に含まれ
る。 (2)また、ターンテーブル12の駆動機構としては、
本体部の外周に沿ってギヤを形成して、洗浄室2の側壁
に設けた駆動ギヤと噛み合わせる等の他の駆動機構を採
用することも可能である。
【図1】 本発明の第1実施形態の縦断面図である。
【図2】 第1実施形態に係るターンテーブルの斜視図
である。
である。
【図3】 ターンテーブルの支持構造を示す平面図であ
る。
る。
【図4】 ターンテーブルの支持構造を示す部分拡大断
面図である。
面図である。
【図5】 モータの取付構造を示す背面図である。
【図6】 第1ノズルとターンテーブルの配置関係を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図7】 第2ノズルとターンテーブルの配置関係を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係るターンテーブル
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】 その軸受の取付構造を示す断面図である。
2…洗浄室 11…ラック 12…ターンテーブル 1
4…嵌合孔(係合部) 24…取付梁 28…溝付きローラ(支持部材) 45
…駆動スプロケット(駆動部材) 72…(固定式の)
第1ノズル 73…(回転式の)第2ノズル 75…第1供給管 76…(第1ノズル72の)噴出口
78…第2供給管 80…(第2ノズル73の)噴出
口 81…駆動モータ 84…無端チェーン x…被洗
浄物
4…嵌合孔(係合部) 24…取付梁 28…溝付きローラ(支持部材) 45
…駆動スプロケット(駆動部材) 72…(固定式の)
第1ノズル 73…(回転式の)第2ノズル 75…第1供給管 76…(第1ノズル72の)噴出口
78…第2供給管 80…(第2ノズル73の)噴出
口 81…駆動モータ 84…無端チェーン x…被洗
浄物
Claims (3)
- 【請求項1】 洗浄室内には被洗浄物を載置して縦軸回
りに回転駆動されるターンテーブルと、洗浄水の噴出用
のノズルとが設けられた洗浄機において、 前記ノズルは定位置に固定的に設けられ、かつそのノズ
ルには、前記ターンテーブルの回転方向と対向する方向
に向けて洗浄水の噴出口が形成されていることを特徴と
する洗浄機。 - 【請求項2】 洗浄室内には被洗浄物を載置して縦軸回
りに回転駆動されるターンテーブルと、洗浄水の噴出用
のノズルとが設けられた洗浄機において、 前記ノズルには前記ターンテーブルの回転方向と対向す
る方向を向いた洗浄水の噴出口が形成されているととも
に、そのノズルは、前記ターンテーブルの回転方向と反
対方向に回転駆動されるようになっていることを特徴と
する洗浄機。 - 【請求項3】 前記ターンテーブルは、前記洗浄室の内
面に突設された支持部材により外周部の複数箇所を受け
られることで縦軸回りの回転自由に支持されるととも
に、そのターンテーブルは、その側方に設けられた駆動
部材がターンテーブルの外周部に沿って形成された係合
部と係合することで回転駆動されるようになっているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20641695A JPH0884963A (ja) | 1994-07-21 | 1995-07-19 | 洗浄機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19194094 | 1994-07-21 | ||
JP6-191940 | 1994-07-21 | ||
JP20641695A JPH0884963A (ja) | 1994-07-21 | 1995-07-19 | 洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884963A true JPH0884963A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=26507004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20641695A Pending JPH0884963A (ja) | 1994-07-21 | 1995-07-19 | 洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884963A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5904163A (en) * | 1996-07-26 | 1999-05-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dishwasher for washing dishes by rotating a dish washing basket and dish washing basket therefor |
CN103519568A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-22 | 苏州荣威工贸有限公司 | 一种自助餐桌及自助清洗与消毒餐具的方法 |
CN103658077A (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-26 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 表面清洗装置 |
WO2014131292A1 (zh) * | 2013-02-26 | 2014-09-04 | 北京天通信恒技术发展有限公司 | 重大型零部件自动清洗与漂洗装置 |
CN106813282A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-06-09 | 华帝股份有限公司 | 一种油烟机的自动清洗装置及其清洗油烟方法 |
CN107042228A (zh) * | 2017-05-25 | 2017-08-15 | 湖北云康动力科技有限公司 | 一种通用发动机零件清洗工具 |
CN107260100A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-10-20 | 赵慧 | 一种节能洗碗机 |
CN107900005A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-04-13 | 防城港市绿华源农林科技有限公司 | 一种用于香茅加工时的清洗装置 |
WO2018072165A1 (zh) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 李良学 | 用于建筑立柱的喷洗装置及其使用方法 |
CN108480272A (zh) * | 2018-03-02 | 2018-09-04 | 曾敏 | 一种医疗器械快速清洗设备 |
CN109174746A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-01-11 | 天津市祺翔自行车股份有限公司 | 一种自行车配件高效洗刷设备 |
CN115254730A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-11-01 | 江苏苏美达铝业有限公司 | 一种用于轮毂生产的喷淋吹水装置 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP20641695A patent/JPH0884963A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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