JPH0671582B2 - 回転式2系統噴射ノズル装置 - Google Patents

回転式2系統噴射ノズル装置

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JPH0671582B2
JPH0671582B2 JP35954591A JP35954591A JPH0671582B2 JP H0671582 B2 JPH0671582 B2 JP H0671582B2 JP 35954591 A JP35954591 A JP 35954591A JP 35954591 A JP35954591 A JP 35954591A JP H0671582 B2 JPH0671582 B2 JP H0671582B2
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JP
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fluid
nozzle
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rotating
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敏郎 内波
忠男 西川
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株式会社ウチナミ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/02Cleaning by the force of jets or sprays

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄、乾燥等に於て、
回転しながら第1、第2の流体を噴射させることができ
る2系統の噴射ノズルを備えた装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば機械部品類の洗浄の際には、従来
フロンや有機溶剤などが洗浄剤として使用された来た。
しかしそれらの洗浄剤によりオゾン層の破壊であると
か、環境汚染、人的2次公害の問題が顕著になって来た
ため、本件発明者は、水を主体とした洗浄方法及び装置
を開発し、その一部は既に出願されている。
【0003】前記水洗浄では、特開平3−109981
号に記載されているような回転式のノズルを使用してい
る。そのノズルは被洗浄物に対し高圧の洗浄水流を噴射
し、被洗浄物の全面を水撃し、かつまた被洗浄物に噴射
される気泡を激しく振動させるものであり、洗浄後の乾
燥工程では被洗浄物に付着している水を吹き飛ばすエア
の噴射ノズルとしても使用される。
【0004】しかし前記の回転式ノズル装置は、単一の
噴射系統を有するのみであり、水、洗剤、温水及びエア
等を流すには夫々の配管系統を用意するとともに必要に
応じてバルブで切換えなければならず、時間的、コスト
的なロスが生じた。また切換えたときに、配管系に残存
する液体が噴出することもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところは1基のノズ
ル装置で液体と気体のような2種の流体を夫々別々に噴
射させることができるようにすることにより、流体の切
換に伴う時間的、コスト的なロスをなくし、また異種流
体が噴出するのを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明はノズル装置について、基端部で回転可能に軸承
され、内部を第1の流体が流れる第1流路12とした第
1の回転軸11と、前記流路12へ第1流体供給路10
から第1流体を供給する第1供給口13と、前記流路1
2へ連通可能に、第1回転軸11の先端部に設けられた
第1のノズル14を有する1又は2以上の第1のノズル
パイプ15と、基端部で回転可能に軸承されかつ第1回
転軸11を内部に収容し、第1回転軸外面との間に第2
の流体が流れる第2流路22を形成した管状かつ第1回
転軸11より先端部が短い第2の回転軸21と、第2流
路22へ第2流体を供給するため第2回転軸周面に開口
した第2供給口23並びに該供給口23に回転面外方か
ら第2の流体を供給する第2流体供給路20と、前記第
2流路22へ連通可能に、第2回転軸21の先端部に設
けられた、第2のノズル24を有する1又は2以上の第
2のノズルパイプ25とを具備せしめ、少なくとも前記
第2の回転軸21に該回転軸21を回転させるための回
転力伝達手段40を設けるという手段を講じたものであ
る。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して説明する。図1乃至図5
に例示の装置は、図6に示されるような工業用洗浄、乾
燥装置に使用可能なものである。
【0008】第1の回転軸11は、内部を第1の流体が
流れる第1流路12とした円管状の部材よりなり、基端
側で後部軸受部30にボス31を介して回転自在に軸承
され、かつ細長くのびた先端側でも後述の第2回転軸2
1を介して前部軸受部32に軸承されている。
【0009】第1流体供給路10は上記第1回転軸11
の基端が軸承されたボス31の軸孔である第1供給口1
3に通じている。
【0010】第1回転軸11の先端には、第1流路12
に通じる放射方向のパイプ取付口16を有する、第1ノ
ズルパイプ15の取付部材17が設けられている。パイ
プ取付口16は複数の第1ノズルパイプ15を放射状に
等間隔で取り付けるために形成されている。
【0011】第1ノズルパイプ15は第1ノズル14を
適当な回転半径上の位置に配置するためのもので、長さ
は被洗浄物の大きさや洗浄部位に応じて任意に決められ
る。例示の第1ノズル14は、各パイプ15の先端に1
個設けられている。しかし、第1ノズル14及び後述の
第2ノズル24の個数や位置及び噴射の方向などは、こ
れも洗浄条件に応じて自由に決めることができる。
【0012】第2の回転軸21は第1回転軸11を内部
に収容し得るとともに、第1回転軸11の外面との間に
第2の流路22を形成し得る内径を持ち、また第1回転
軸11より短めの円管状の部材よりなり、前後に第1回
転軸11を通す孔を有する端部18、19が形成されて
いる。
【0013】第2回転軸21は基端側で後部軸受部30
に、また先端側で前部軸受部32に夫々回転自在に軸承
されている。33は後部軸受部30の第2回転軸軸受け
であるベアリング、34は前部軸受部32の同様な2個
のベアリングで、第2回転軸21の周面に設けた鍔部2
8を挾んでいる。
【0014】第2流体供給路20は、第2流路22へ第
2流体を供給するもので、第2回転軸周面に開口した複
数の第2供給口23を通じて回転面外方から第2の流体
を供給するように、第2供給口23に合致する後部軸受
部30に接続されている。35はそのための接続口を示
す。
【0015】第2回転軸21の先端には、第2流路22
に通じる放射方向のパイプ取付口26を有する、第2ノ
ズルパイプ25の取付部材27が設けられている。この
第2ノズルパイプ25の先端には、第1ノズル14と同
様の目的、趣旨で第2ノズル24が取り付けられてい
る。29は第2流路22とパイプ取付口26を通じる通
口を示す。
【0016】36は0−リング等のシール手段で、気
密、液密を必要とする回転部分に適宜装着される。37
は前部軸受部32の取付けフランジ、38は取付け板を
示す。このように構成された第1、第2回転軸11、2
1は端部18、19で一体化され、一体として回転す
る。
【0017】回転力伝達手段40は、第2回転軸21に
嵌挿された歯車41とこれに噛合う相手歯車42を備え
たモータM等の駆動軸43とを有し、歯車41は第2回
転軸21とキー契合等の結合手段45により一体回転す
る。46は前後軸受部30、32間のスペーサ筒を示
す。なお、第1回転軸11を第2回転軸21とは別に駆
動することも容易になし得る。
【0018】上述の回転式2系統噴射ノズル装置50
は、第1流体として例えば、水、温水、洗剤等の液体、
第2流体としてエア、その他の気体が使用される。該装
置50は具体的には図6の洗浄、乾燥装置60の各洗浄
工程に装置される。
【0019】図中、61は搬入口で、それに続く62は
空中洗浄ブース、63は第1水中洗浄ブース、64は第
2水中洗浄ブース、65は水切りブース、66は乾燥ブ
ースであり、被洗浄物はバスケット67に露出状態で収
められ、コンベア68に吊り下げられて各ブース62〜
66を順に移動する間に洗浄、乾燥され搬出口69へ到
る。70は気泡発生装置を示す。
【0020】前記洗浄、乾燥装置の例えば空中洗浄ブー
ス62では、図7に示す如く宙吊り状態の被洗浄物Wに
対し、上下及び図にあらわれない左右の回転式2系統噴
射ノズル装置50から水を主体とした洗浄水が、例えば
第1ノズル14を通じて噴射される。同図中、Lは液体
系、Gは気体系である。
【0021】第1ノズル14は、回転しながら洗浄水を
被洗浄物Wに噴射し、被洗浄物Wに付着している汚れを
直接水撃して洗い落すことができる。この場合、第2ノ
ズル24はエアを噴射することになるが、空中洗浄ブー
ス62では働かず、第1、第2の水中洗浄ブース63、
64で、洗浄液中においてエアを被洗浄物Wに向けて噴
射する。このとき第1ノズル14から同時に洗浄水も噴
射できるが、これらは液中に浸漬されかつ気泡発生装置
70から噴射される気泡を高速気泡に変化させ、超音波
振動を誘発して洗浄効果を高める。
【0022】また洗浄後の水切りブース65では、第2
ノズル24からエアのみが噴射される。このような、液
体、気体の噴射中、液体供給系統を切換える必要は全く
ない。しかし、同種の流体、例えば水と洗剤を交互的に
流すような使用方法を実施することは差支えない。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、1基のノズル装置で液体と気体のよ
うな2種の流体を夫々別々に噴射させることができ、従
って、流路の切換えをする必要がないので、切換えに伴
なう時間的なロス、コスト的な損失を解消することがで
きるようになり、しかも気体を噴射させたいにも拘らず
誤って液体を噴射させてしまうとか、切換後もなお残存
する液体を噴射させざるを得ないというような事態をな
くすことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の実施例を示す縦断面図。
【図2】同1のII−II線断面図。
【図3】同1のIII−III線断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】前記装置の分解斜視図。
【図6】本発明装置を使用した洗浄乾燥装置の説明図。
【図7】同上作用説明図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部で回転可能に軸承され、内部を第
    1の流体が流れる第1流路12とした第1の回転軸11
    と、前記流路12へ第1流体供給路10から第1流体を
    供給する第1供給口13と、前記流路12へ連通可能
    に、第1回転軸11の先端部に設けられた第1のノズル
    14を有する1又は2以上の第1のノズルパイプ15
    と、基端部で回転可能に軸承されかつ第1回転軸11を
    内部に収容し、第1回転軸外面との間に第2の流体が流
    れる第2流路22を形成した管状かつ第1回転軸11よ
    り先端部が短い第2の回転軸21と、第2流路22へ第
    2流体を供給するため第2回転軸周面に開口した第2供
    給口23並びに該供給口23に回転面外方から第2の流
    体を供給する第2流体供給路20と、前記第2流路22
    へ連通可能に、第2回転軸21の先端部に設けられた、
    第2のノズル24を有する1又は2以上の第2のノズル
    パイプ25とを具備し、少なくとも前記第2の回転軸2
    1に該回転軸21を回転させるための回転力伝達手段4
    0を設けてなる回転式2系統噴射ノズル装置。
  2. 【請求項2】 第1流体と第2流体は、水、温水、洗剤
    等から選択される液体と気体の組み合せからなる請求項
    第1項記載の回転式2系統噴射ノズル装置。
  3. 【請求項3】 第1ノズルパイプ15と第2ノズルパイ
    プ25とは第1回転軸11を中心とする放射状に夫々複
    数本ずつ設けられている請求項第1項記載の回転式2系
    統噴射ノズル装置。
  4. 【請求項4】 回転力伝達手段40は、第2回転軸21
    に嵌挿された歯車41とこれに噛合し、回転力を伝達す
    る駆動源とからなり、第2回転軸21と第1回転軸11
    が一体に回転するように構成された請求項第1項記載の
    回転式2系統噴射ノズル装置。
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