JP3136063B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

Info

Publication number
JP3136063B2
JP3136063B2 JP06318718A JP31871894A JP3136063B2 JP 3136063 B2 JP3136063 B2 JP 3136063B2 JP 06318718 A JP06318718 A JP 06318718A JP 31871894 A JP31871894 A JP 31871894A JP 3136063 B2 JP3136063 B2 JP 3136063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
washing water
arm
water
arm nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06318718A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08173368A (ja
Inventor
英次郎 中川
徹夫 森山
栄二郎 井口
則孝 岡村
憲武 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP06318718A priority Critical patent/JP3136063B2/ja
Publication of JPH08173368A publication Critical patent/JPH08173368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136063B2 publication Critical patent/JP3136063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄槽内の被洗浄物に
洗浄水を噴射する噴射口を有するアームノズルと、該ア
ームノズルの長手方向中央部に形成されたノズル基部を
回転可能に取り付ける管状軸と、該管状軸が連結固定さ
れている上記アームノズルに洗浄水を圧送するポンプと
を有してなる食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い機の従来例1を図7乃至
図9とともに説明する。
【0003】従来例1は、食器洗い機本体21に被洗浄
物22を配置した収納カゴ23を収容して洗浄を行う洗
浄槽24が設けられ、該洗浄槽24の内部にモーター
(図示せず)により回転往復駆動されるアームノズル2
5が設けられており、該アームノズル25は図9の矢印
で示すように上記モーターにより該アームノズル25の
一端に設けられたノズル基部26を中心に180度往復
駆動されていた。
【0004】上記アームノズル25は上記洗浄槽24の
下部に設けられたポンプ27等の加圧送水装置にノズル
基部26を介して回転可能に連結されており、上記アー
ムノズル25には上記ポンプ27によって送られる洗浄
水28を上記被洗浄物22に噴射する噴射口29が設け
られており、上記アームノズル25が上記モーターによ
り往復駆動されながら、該アームノズル25の噴射口2
9から洗浄水28を上記被洗浄物22に噴射して該被洗
浄物22の洗浄を行う。そして、上記洗浄槽24の底部
には洗浄水28を溜めておく貯水部30が設けられ、該
貯水部30にフィルター31が設けられている。
【0005】次に、従来の食器洗い機の従来例2を従来
例1と同一部分に同一符号を付して図10乃至図12と
ともに説明する。
【0006】従来例2は、アームノズル32が該アーム
ノズル32の長手方向中央部に設けられたノズル基部3
3を介して回転可能に設けられ、該アームノズル32は
噴射口34より洗浄水を噴射した時の力を利用して、上
記ノズル基部33を中心として図12の矢印で示すよう
に自転するようになっていた。
【0007】また、図13及び図14に示すアームノズ
ル35では、アームノズル35の一端の先端部に相反す
る方向に斜上方向に噴射口36a及び36bが設けら
れ、その噴射口36a及び36bの一方を水流噴射時に
塞ぐボール37が設けられている。
【0008】そして、最初の水流噴射時には一方の噴射
口36aがボール37により塞がれているがポンプを停
止し、再始動した場合ボール37は反対側の噴射口36
bを塞ぐことになり、自転方向が逆転することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の食
器洗い機では、ノズルの反転はモーターによる強制駆動
とポンプの停止,始動の繰り返しによる反転方法であ
り、駆動モーター,ポンプのON、OFF制御を行う制
御回路が必要であった。また、ノズルの噴射口の軌跡は
同一平面上においての回転軌跡となり、洗浄槽四隅には
洗浄水が当たりにくく、洗浄槽の四隅において不均一な
洗浄になってしまうという問題があった。
【0010】本発明の食器洗い機は、上記の問題に鑑み
なされたものであり、アームノズルが自転することによ
り駆動装置が洗浄水切換手段を駆動し、アームノズルの
一端側面に設けられた水平噴射口と斜め噴射口への洗浄
水の水流を切り換え、洗浄水の噴射を水平方向と斜め方
向に切り換えることにより、アームノズルの自転を利用
してアームノズルを周期的に反転させることを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の食器洗い機は、洗浄槽内の被洗浄物
に洗浄水を噴射する噴射口を有するアームノズルと、該
アームノズルの長手方向中央部に形成されたノズル基部
を回転可能に取り付ける管状軸と、該管状軸が連結固定
されている上記アームノズルに洗浄水を圧送するポンプ
とを有し、噴射口からの洗浄水の噴射により上記アーム
ノズルが自転してなる食器洗い機において、上記アーム
ノズルの少なくとも一端の一方の側面に洗浄水を水平方
向に噴射する水平噴射口を設けるとともに、他方の側面
に洗浄水を水平方向と相反する斜め方向に噴射する斜め
噴射口とを設け、該両噴射口若しくは斜め噴射口にのみ
洗浄水の水流を切り換え噴射させる洗浄水切換手段を設
け、該洗浄水切換手段を上記アームノズルの自転により
駆動する駆動装置を設けている。また、請求項5に記載
の食器洗い機は、洗浄槽内の被洗浄物に洗浄水を噴射す
る噴射口を有するアームノズルと、該アームノズルの長
手方向中央部に形成されたノズル基部を回転可能に取り
付ける管状軸と、該管状軸が連結固定されている上記ア
ームノズルに洗浄水を圧送するポンプとを有してなる食
器洗い機において、上記アームノズルの少なくとも一端
の一方の側面に洗浄水を水平方向に噴射する水平噴射口
を設けるとともに、他方の側面に洗浄水を水平方向と相
反する斜め方向に噴射する斜め噴射口とを設け、水流切
替用孔を水平噴射口側と斜め噴射口側とにそれぞれ設
け、斜め噴射側の水流切替用孔を前記アームノズルが一
回転以上した時に完全に塞ぐことによって洗浄水の水流
を切り換え噴射させる洗浄水切換手段を設け、該洗浄水
切換手段を上記アームノズルの自転により駆動する駆動
装置を設けている。
【0012】そして、請求項2記載の食器洗い機は、上
記アームノズルの一端の一方の側面に洗浄水を水平方向
に噴射する水平噴射口を設けるとともに、他方の側面に
洗浄水を水平方向と相反する斜め方向に噴射する斜め噴
射口とを設け、該両噴射口若しくは斜め噴射口にのみ洗
浄水の水流を切り換え噴射させる洗浄水切換手段を設
け、上記アームノズルの他端の上面に設けられた噴射口
から噴射される洗浄水の噴射方向を変える噴射方向変更
手段を設け、上記洗浄水切換手段および上記噴射方向変
更手段を上記アームノズルの自転により駆動する駆動装
置を設けている。また、請求項6記載の食器洗い機は、
上記アームノズルの一端の一方の側面に洗浄水を水平方
向に噴射する水平噴射口を設けるとともに、他方の側面
に洗浄水を水平方向と相反する斜め方向に噴射する斜め
噴射口とを設け、水流切替用孔を水平噴射口側と斜め噴
射口側とにそれぞれ設け、斜め噴射側の水流切替用孔を
前記アームノズルが一回転以上した時に完全に塞ぐこと
によって洗浄水の水流を切り換え噴射させる洗浄水切換
手段を設け、上記アームノズルの他端の上面に設けられ
た噴射口から噴射される洗浄水の噴射方向を、前記アー
ムノズルの他端の上面に設けられた水流変更板の該他端
上面に対する角度を変え、噴射される洗浄水が該水流変
更板に当たる角度を変えることにより前記洗浄水の噴射
方向を変える噴射方向変更手段と、前記洗浄水切換手段
および上記噴射方向変更手段を上記アームノズルの自転
により駆動する駆動装置を設けている。
【0013】また、請求項3記載の食器洗い機は、上記
駆動装置を、上記管状軸の外周部に設けられた基部歯車
と、上記アームノズルのノズル側面部に回転可能に設け
た上記基部歯車と垂直方向に噛合するノズル歯車と、該
ノズル歯車と上記洗浄水切換手段とを上記ノズル歯車の
回転に応じて上記洗浄水切換手段により水流を切り替え
るように連結する連結棒とから形成している。 また、請
求項4記載の食器洗い機は、上記駆動装置を、上記管状
軸の外周部に設けられた基部歯車と、上記アームノズル
のノズル側面部に回転可能に設けた上記基部歯車と垂直
方向に噛合するノズル歯車と、該ノズル歯車と上記噴射
方向変更手段とを上記ノズル歯車の回転に応じて上記噴
射方向変更手段により上記先上水の噴射方向を変更させ
るように連結する連結棒とから形成している。 また、請
求項7記載の食器洗い機は、上記駆動装置を、上記管状
軸の外周部に設けられた基部歯車と、上記アームノズル
のノズル側面部に回転可能に設けた上記基部歯車と垂直
方向に噛合するノズル歯車と、該ノズル歯車と上記洗浄
水切換手段とを上記ノズル歯車の回転に応じて上記水流
切替孔が開閉されるように連結する連結棒とから形成し
ている。更に、請求項8記載の食器洗い機は、上記駆動
装置を、上記管状軸の外周部に設けられた基部歯車と、
上記アームノズルのノズル側面部に回転可能に設けた上
記基部歯車と垂直方向に噛合するノズル歯車と、該ノズ
ル歯車と上記噴射方向変更手段とを上記ノズル歯車の回
転に応じて上記水流変更板のアームノズルに対する角度
が変わるように連結する連結棒とから形成している。
【0014】
【作用】請求項1又は請求項5記載の食器洗い機は、ア
ームノズルが自転すると、駆動装置が洗浄水切換装置を
駆動し、洗浄水切換装置が洗浄水の水流をアームノズル
の一端の水平噴射口及び斜め噴射口の両噴射口から斜め
噴射口へ(斜め噴射口から両噴射口へ)切り換え、アー
ムノズルを周期的に反転させる。
【0015】そして、請求項2又は請求項6記載の食器
洗い機は、駆動装置により噴射方向変更手段を駆動さ
せ、アームノズル先端部の噴射口から噴射される洗浄水
の噴射方向をアームノズル先端方向へ変え、アームノズ
ルの先端部が位置していない部分に収納された被洗浄物
の洗浄を行う。
【0016】また、請求項3、請求項4、請求項7又は
請求項8記載の食器洗い機は、他の動力源を用いず、ア
ームノズルの回転を簡単な構成で利用して、アームノズ
ルの反転動作及び洗浄水の噴射方向の変更を行う。
【0017】
【実施例】本発明の食器洗い機の第一実施例を図1乃至
図4とともに説明する。
【0018】本発明の食器洗い機の第一実施例は、食器
洗い機本体(図示せず)に被洗浄物(図示せず)を配置
した収納カゴ(図示せず)を収容して洗浄を行う洗浄槽
(図示せず)が設けられ、該洗浄槽の内底部に管状軸1
を設け、該管状軸1に回転可能にアームノズル2が取り
付けられ、該アームノズル2の上面に被洗浄物に洗浄水
を噴射して洗浄を行う噴射口3を設けるとともに、図4
に示すように、上記アームノズル2の一端の先端の一方
の側面に洗浄水を水平方向に噴射する水平噴射口4aを
設けるとともに、他方の側面に洗浄水を水平方向と相反
する斜め方向に噴射する斜め噴射口4bを設けている。
上記水平噴射口4aはアームノズル2に対して水平方向
(回転方向)に開けられており、上記斜め噴射口4bは
水平方向に対してθの角度で上方に開けられている。
【0019】上記水平噴射口4a及び斜め噴射口4bは
直径3〜4mmに穿設され、図3及び図4に示すよう
に、上記アームノズル2の一端の先端両側面に当該水平
噴射口4a及び斜め噴射口4bへの洗浄水の水流を切り
換えるための水流切換用孔5a,5bを上記両噴射口4
a,4bより小さくて直径1mm程度に穿設している。
上記アームノズル2の両噴射口4a,4bを設けた部分
は図3に示すように洗浄水の流路2cが流路2aと流路
2bとの2方向に分岐し、水平噴射口4a及び斜め噴射
口4bにつながり、流路2aと流路2bの分岐部根本
(両噴射口4a,4bより上流側)にアームノズル2側
面まで貫通した水流切換用孔5a及び5bが設けられて
いる。
【0020】そして、図1及び図2に示すように、上記
管状軸1の外周部に基部歯車6を設け、上記アームノズ
ル2の中央側面部に当該基部歯車6と垂直方向に噛合す
るノズル歯車7を回転可能に軸支し、該ノズル歯車7に
連結棒8の一端を軸支し、該連結棒8の他端を上記水流
切換用孔5bを開閉する閉鎖杆9の長孔9aに軸支連結
されている。該閉鎖杆9は上記アームノズル2の側面部
に固定された保持管10内に摺動可能に取り付けられて
いる。上記水流切換用孔5a、5bと上記アームノズル
2の流路2a、2bと閉鎖杆9とで洗浄水切換手段を構
成し、上記基部歯車6と上記ノズル歯車7と上記連結棒
8とで駆動装置を構成している。
【0021】上記構成の食器洗い機の動作を説明する
と、図示しないポンプから洗浄水が圧送されると、この
洗浄水が管状軸1を介してアームノズル2内に送水さ
れ、噴射口3及び水平噴射口4a,斜め噴射口4bより
噴射される。ここで、水流切換用孔5a,5bが共に開
いている場合、水流は均等に分岐され水平噴射口4a及
び斜め噴射口4bより噴射されるが、図4に示すように
水平噴射口4aの噴射力Faに対し、斜め噴射口4bの
噴射力Fbの水平分力はFbCOSθとなるため、Fa>F
bCOSθとなり、アームノズル2は上記水平噴射口4a
が設けられた方向と逆方向に回転する。
【0022】そして、上記アームノズル2の自転により
上記管状軸1の基部歯車6と噛合しているノズル歯車7
が基部歯車6の周りを回転するとノズル歯車7は回転軸
を中心に回転する。すると、連結棒8が移動し、閉鎖杆
9との連結端がアームノズル2の中心方向に移動するこ
とになる。
【0023】このとき、上記閉鎖杆9と上記連結棒8と
の連結支持部分は、長楕円状の長孔9aが設けられてい
るので、この長孔9aに連結されている上記連結棒8の
端部はこの長孔9aの開口部内をスライド移動する。
【0024】そして、上記連結棒8の端部が上記長孔9
aの開口部端に達した時点から上記閉鎖杆9が移動し、
該閉鎖杆9の端部が上記水流切換用孔5bを塞ぎ、該水
流切換用孔5bが完全に塞がった時点で上記アームノズ
ル2の先端部内の気圧が負圧となりこのため水流が斜め
噴射口4b側に引っ張られ、該斜め噴射口4b側だけに
洗浄水が流れることになり、上記アームノズル2は反転
(上記水平噴射口4aを設けた方向)することになる。
【0025】上記基部歯車6と上記ノズル歯車7のギヤ
比、及び上記連結棒8の移動量、上記閉鎖杆9の長孔9
aの長さは、上記アームノズル2が1回転以上した時に
水流切換用孔5bが完全に塞がれるように設定すること
により、上記アームノズル2を当該アームノズル2の自
転する力を利用して一定回転ごとに反転させることがで
きる。
【0026】次ぎに、本発明の食器洗い機の第二実施例
を図1及び図2と図5及び図6とともに説明する。
【0027】本発明の食器洗い機の第二実施例は、上記
アームノズル2の上記水平噴射口4a及び斜め噴射口4
bが設けられた端部と反対側の他端の先端上面に端部噴
射口11を設け、上記アームノズル2の該端部噴射口1
1の回転中心側に当該端部噴射口11から噴射される洗
浄水の噴射方向を変える噴射方向変更手段であるノズル
に回動可能に軸支された水流変更板12を回動自在に設
けている。
【0028】そして、上記管状軸1の外周部に基部歯車
6を設け、上記アームノズル2の側面部に当該基部歯車
6と垂直に噛合するノズル歯車13を回転可能に軸支
し、該ノズル歯車13に連結棒14の一端を軸支し、該
連結部14の他端を水流変更板12の回動軸15に軸支
連結している。
【0029】上記食器洗い機の動作を説明すると、図示
しないポンプから洗浄水が圧送されると、噴射口3及び
端部噴射口11から洗浄水が噴射されアームノズル2が
回転する。この回転により上記管状軸1の基部歯車6と
垂直に噛合しているノズル歯車13が基部歯車6の周り
を回転するとノズル歯車13が回動軸を中心に回転す
る。
【0030】すると、図5及び図6に示すように上記連
結棒14を介して水流変更板12が矢印に示すように回
動(上記端部噴射口11を斜めに覆うように傾斜)す
る。この傾斜により上記端部噴射口11から噴射される
洗浄水は、当該水流変更板12に当たり洗浄水の水流は
噴射角度が変えられる。
【0031】上記基部歯車6とノズル歯車13のギヤ
比、及び連結棒14の移動量をアームノズル2が90度
回転すると、上記水流変更板12が垂直状態から最大傾
斜状態となるように設定し、従来死角であった洗浄槽の
四隅の部分に上記アームノズル2の端部噴射口11がき
た時に、最大傾斜となるようにすれば、被洗浄物へ洗浄
水が当たる範囲が大きくなり、洗浄ムラを防止すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1又は請求項5記載の食器洗い機
は、アームノズルが自転すると、駆動装置が洗浄水切換
装置を駆動し、洗浄水切換装置が洗浄水の水流をアーム
ノズルの一端の水平噴射口及び斜め噴射口の両噴射口か
ら斜め噴射口へ(斜め噴射口から両噴射口へ)切り換
え、アームノズルの回転をアームノズルの自転の力を利
用して周期的に反転させることができ、簡単な構成でア
ームノズルの反転を行うことができる。
【0033】そして、請求項2又は請求項6記載の食器
洗い機は、駆動装置により噴射方向変更手段を駆動さ
せ、アームノズル先端部の噴射口から噴射される洗浄水
の噴射方向をアームノズル先端方向へ変え、アームノズ
ルの先端部が位置していない部分に収納された被洗浄物
の洗浄を行うことができ、洗浄ムラを防止することがで
きる。
【0034】また、請求項3、請求項4、請求項7又は
請求項8記載の食器洗い機は、アームノズルの反転動作
及び洗浄水の噴射方向の変更を他の動力源を用いず簡単
な構成で行うことができ、しかも、基部歯車、ノズル歯
車のギア比及び連結棒の移動量を可変するだけで、アー
ムノズルの反転周期及び洗浄水の噴射方向を容易に可変
することができ、洗浄槽にあわせて最適な反転周期及び
噴射方向の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗い機の第1及び第2実施例を示
す平面図である。
【図2】本発明の食器洗い機の第1及び第2実施例を示
す側面図である。
【図3】図1のアームノズル2の一端の先端部(第1実
施例の構成)を示す横断面図である。
【図4】図1のアームノズル2の一端の先端部(第1実
施例の構成)を示す縦断面図である。
【図5】図1のアームノズル2の他端の先端部(第2実
施例の構成)を示す側面図である。
【図6】図5の要部拡大斜視図である。
【図7】従来の食器洗い機の従来例1を示す概略断面図
である。
【図8】図の部分斜視図である。
【図9】図8のアームノズルの動作を説明する平面図で
ある。
【図10】従来の食器洗い機の従来例2を示す概略断面
図である。
【図11】図10の部分斜視図である。
【図12】図10のアームノズルの動作を説明する平面
図である。
【図13】従来の食器洗い機の他の従来例を示すアーム
ノズルの概略断面図である。
【図14】図13のアームノズルが一方の方向へ回転し
ている状態を示す反転機構の概略断面図である。
【図15】図13のアームノズルが図14で示す方向と
逆方向へ回転している状態を示す反転機構の概略断面図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 則孝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 隅田 憲武 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−26409(JP,A) 特開 昭60−53120(JP,A) 実開 昭63−76252(JP,U) 実開 昭63−8861(JP,U) 特公 昭49−42391(JP,B1) 実公 昭49−27722(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/42

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内の被洗浄物に洗浄水を噴射する
    噴射口を有するアームノズルと、該アームノズルの長手
    方向中央部に形成されたノズル基部を回転可能に取り付
    ける管状軸と、該管状軸が連結固定されている上記アー
    ムノズルに洗浄水を圧送するポンプとを有し、噴射口か
    らの洗浄水の噴射により上記アームノズルが自転してな
    る食器洗い機において、 上記アームノズルの少なくとも一端の一方の側面に洗浄
    水を水平方向に噴射する水平噴射口を設けるとともに、
    他方の側面に洗浄水を水平方向と相反する斜め方向に噴
    射する斜め噴射口とを設け、 該両噴射口若しくは斜め噴射口にのみ洗浄水の水流を切
    り換え噴射させる洗浄水切換手段を設け、 該洗浄水切換手段を上記アームノズルの自転により駆動
    する駆動装置を設けたことを特徴とする食器洗い機。
  2. 【請求項2】 上記アームノズルの一端の一方の側面に
    洗浄水を水平方向に噴射する水平噴射口を設けるととも
    に、他方の側面に洗浄水を水平方向と相反する斜め方向
    に噴射する斜め噴射口とを設け、 該両噴射口若しくは斜め噴射口にのみ洗浄水の水流を切
    り換え噴射させる洗浄水切換手段を設け、 上記アームノズルの他端の上面に設けられた噴射口から
    噴射される洗浄水の噴射方向を変える噴射方向変更手段
    を設け、 上記洗浄水切換手段および上記噴射方向変更手段を上記
    アームノズルの自転により駆動する駆動装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 上記駆動装置を、上記管状軸の外周部に
    設けられた基部歯車と、上記アームノズルのノズル側面
    部に回転可能に設けた上記基部歯車と垂直方向に噛合す
    るノズル歯車と、該ノズル歯車と上記洗浄水切換手段と
    を上記ノズル歯車の回転に応じて上記洗浄水切換手段に
    より水流を切り替えるように連結する連結棒とから形成
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の食器
    洗い機。
  4. 【請求項4】 上記駆動装置を、上記管状軸の外周部に
    設けられた基部歯車 と、上記アームノズルのノズル側面
    部に回転可能に設けた上記基部歯車と垂直方向に噛合す
    るノズル歯車と、該ノズル歯車と上記噴射方向変更手段
    とを上記ノズル歯車の回転に応じて上記噴射方向変更手
    段により上記洗浄水の噴射方向を変更させるように連結
    する連結棒とから形成したことを特徴とする請求項2記
    載の食器洗い機。
  5. 【請求項5】 洗浄槽内の被洗浄物に洗浄水を噴射する
    噴射口を有するアームノズルと、該アームノズルの長手
    方向中央部に形成されたノズル基部を回転可能に取り付
    ける管状軸と、該管状軸が連結固定されている上記アー
    ムノズルに洗浄水を圧送するポンプとを有してなる食器
    洗い機において、 上記アームノズルの少なくとも一端の一方の側面に洗浄
    水を水平方向に噴射する水平噴射口を設けるとともに、
    他方の側面に洗浄水を水平方向と相反する斜め方向に噴
    射する斜め噴射口とを設け、 水流切替用孔を水平噴射口側と斜め噴射口側とにそれぞ
    れ設け、斜め噴射側の水流切替用孔を前記アームノズル
    が一回転以上した時に完全に塞ぐことによって洗浄水の
    水流を切り換え噴射させる洗浄水切換手段を設け、 該洗浄水切換手段を上記アームノズルの自転により駆動
    する駆動装置を設けたことを特徴とする食器洗い機。
  6. 【請求項6】 上記アームノズルの一端の一方の側面に
    洗浄水を水平方向に噴射する水平噴射口を設けるととも
    に、他方の側面に洗浄水を水平方向と相反する斜め方向
    に噴射する斜め噴射口とを設け、 水流切替用孔を水平噴射口側と斜め噴射口側とにそれぞ
    れ設け、斜め噴射側の水流切替用孔を前記アームノズル
    が一回転以上した時に完全に塞ぐことによって洗浄水の
    水流を切り換え噴射させる洗浄水切換手段を設け、 上記アームノズルの他端の上面に設けられた噴射口から
    噴射される洗浄水の噴射方向を、前記アームノズルの他
    端の上面に設けられた水流変更板の該他端上面に対する
    角度を変え、噴射される洗浄水が該水流変更板に当たる
    角度を変えることにより前記洗浄水の噴射方向を変える
    噴射方向変更手段と、 前記洗浄水切換手段および上記噴射方向変更手段を上記
    アームノズルの自転により駆動する駆動装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載の食器洗い機。
  7. 【請求項7】 上記駆動装置を、上記管状軸の外周部に
    設けられた基部歯車と、上記アームノズルのノズル側面
    部に回転可能に設けた上記基部歯車と垂直方向に噛合す
    るノズル歯車と、該ノズル歯車と上記洗浄水切換手段と
    を上記水流切替孔が開閉されるように連結する連結棒と
    から形成したことを特徴とする請求項5又は請求項6記
    載の食器洗い機。
  8. 【請求項8】 上記駆動装置を、上記管状軸の外周部に
    設けられた基部歯車と、上記アームノズルのノズル側面
    部に回転可能に設けた上記基部歯車と垂直方向に噛合す
    るノズル歯車と、該ノズル歯車と上記噴射方向変更手段
    とを上記水流変更板のアームノズルに対する角度が変わ
    るように連結する連結棒とから形成したことを特徴とす
    る請求項6記載の食器洗い機。
JP06318718A 1994-12-21 1994-12-21 食器洗い機 Expired - Fee Related JP3136063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06318718A JP3136063B2 (ja) 1994-12-21 1994-12-21 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06318718A JP3136063B2 (ja) 1994-12-21 1994-12-21 食器洗い機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08173368A JPH08173368A (ja) 1996-07-09
JP3136063B2 true JP3136063B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=18102199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06318718A Expired - Fee Related JP3136063B2 (ja) 1994-12-21 1994-12-21 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3136063B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019086255A1 (en) * 2017-10-31 2019-05-09 Arcelik Anonim Sirketi A spray arm

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016138771A1 (zh) * 2015-03-02 2016-09-09 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用于洗碗机的喷臂组件和洗碗机
CN109106308A (zh) * 2018-10-22 2019-01-01 苏州科洁泰电器有限公司 洗碗机喷淋机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019086255A1 (en) * 2017-10-31 2019-05-09 Arcelik Anonim Sirketi A spray arm

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08173368A (ja) 1996-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940006564B1 (ko) 식기세정기
KR200255118Y1 (ko) 세척장치
JPH1080393A (ja) 食器洗浄機の洗浄水の噴射装置
JPH10225421A (ja) 食器洗浄機の洗浄水噴射装置
JP2007007532A (ja) 円筒体洗浄装置
JPH0889467A (ja) 食器洗い機
JP3314498B2 (ja) 食器洗浄機
US6112355A (en) Overflow scrub-washing method and apparatus
JP3136063B2 (ja) 食器洗い機
JP2009078180A (ja) 自動頭部洗浄装置
JP3799747B2 (ja) 食器洗浄機
JP3651240B2 (ja) 食器洗浄機
WO2018219470A1 (en) Liquid spraying device for a dishwasher with improved cleaning performance
JP2573648Y2 (ja) 食器洗浄器
CN218555018U (zh) 一种uv喷头清洁装置
JPH11333387A (ja) 高圧ジェット式スピン洗浄装置
JP2671520B2 (ja) 食器洗浄機
JP4265078B2 (ja) 食器洗い機
JP3336710B2 (ja) 食器洗浄機
JPH09313382A (ja) 浴槽洗浄器
JPH0752684Y2 (ja) 自動洗浄機における洗浄液噴射装置
JPH0616588Y2 (ja) 食器等洗浄機
KR20020036458A (ko) 브러시 세정 장치의 브러시 세척 기구
JPH0910159A (ja) 食器洗浄機
JPH0448795Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees