JP3314498B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP3314498B2
JP3314498B2 JP31634093A JP31634093A JP3314498B2 JP 3314498 B2 JP3314498 B2 JP 3314498B2 JP 31634093 A JP31634093 A JP 31634093A JP 31634093 A JP31634093 A JP 31634093A JP 3314498 B2 JP3314498 B2 JP 3314498B2
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/14Washing or rinsing machines for crockery or tableware with stationary crockery baskets and spraying devices within the cleaning chamber
    • A47L15/18Washing or rinsing machines for crockery or tableware with stationary crockery baskets and spraying devices within the cleaning chamber with movably-mounted spraying devices
    • A47L15/22Rotary spraying devices
    • A47L15/23Rotary spraying devices moved by means of the sprays

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄水の噴射により洗浄
を行う食器洗浄機に関するもので、特にアームノズルの
回転信頼性の向上方法についてのものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の食器洗浄機について、図6
に基づいて説明する。
【0003】食器を洗浄槽31の食器かご32に収納
し、洗剤を投入して運転を開始する。運転が開始される
と、まず所定量の洗浄水を洗浄槽31に供給する給水工
程が実行される。続いて、洗浄ポンプ33によって加圧
され且つヒータ34によって加熱された洗浄水が洗剤と
共にアームノズル35から噴射される本洗工程が行われ
る。洗浄水はアームノズル35の噴射孔36から鉛直方
向または斜め上方向に噴射され、アームノズル35はこ
の噴射反力によって略水平に回転する。したがって、洗
浄水の一部はアームノズル35の回転方向とは逆方向に
傾斜して噴射されて、食器に衝突する。この洗浄水の衝
突力・洗剤・熱等の作用によって、食器は洗浄されるも
のである。また、37は洗浄ポンプ33に連通したノズ
ル軸受であって、第一のアームノズル35を軸支してい
る。所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等から洗い
落とされた汚れを含む洗浄水を機外に排出する排水工程
に入る。引き続いて、新たに洗浄水を供給する給水工程
と、洗剤や残菜(食器に付着した汚れを残菜ともいう)
で汚れた食器をすすぐために洗浄水をアームノズル5か
ら噴射するすすぎ工程と、前記排水工程とが連続して4
回繰り返されて、洗浄工程を終了するものである。なお
38は、洗浄ポンプ33・ヒータ34等の運転を制御す
る制御装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の食器
洗浄機は、アームノズル35からの洗浄水の噴射軌跡が
略円形で一定となっている。つまり、特定の位置にセッ
トした食器に対してだけ且つ一定方向より洗浄水が繰り
返して噴射されるようになっているものである。すなわ
ち、食器かごにより構成される食器収納領域(以下、洗
浄領域と称する)には、洗浄水が直接食器に衝突する洗
浄効果の高い洗浄領域と、間接的に衝突する洗浄効果が
低い洗浄領域とが存在する。この理由は、使用している
アームノズル35が略水平に回転する単一のアームノズ
ルであるためである。
【0005】したがって、洗浄領域全体で所定の洗浄力
を得るためには、洗浄効果の低い洗浄領域での洗浄力を
高める必要があって、すなわち二次水流を十分確保しな
ければならないため、噴射孔36からの噴射圧力と流量
を大きくしなければならない。以下、洗浄水の噴射圧力
と流量から算出されるエネルギーを洗浄水動力と称す
る。
【0006】以上の理由によって従来の構成のものは、
アームノズル35の所用洗浄水動力が過大なものとなっ
ている。言い換えると、アームノズル35の均一洗浄性
が低いことによって、全体としての洗浄効率が低いもの
となっており、その結果洗浄ポンプ33は加圧吐出能力
の大きなものが必要となっている。従ってこれに付随し
て、洗浄ポンプ33の運転音や、大流量の洗浄水の洗浄
槽31への衝突音、あるいはその滴下音が大きくなっ
て、洗浄騒音が高いという課題が生ずるものである。
【0007】そこで、この課題を解決するものとして、
発明者らは既に、第一のアームノズル上に遊星運動を行
う第二のアームノズルを設け、第一のアームノズルに補
助噴射孔を設けた構成のアームノズルを有する食器洗浄
機や、洗浄槽内に回転可能な水路を設け、この水路上に
複数個のアームノズルを備えた食器洗浄機等を提案(特
願平2−180012号、特願平3−043334号
等)している。これらの提案では、アームノズルの均一
洗浄性による洗浄効率の向上によって、洗浄ポンプの小
型化及び洗浄騒音の低レベル化を実現することを示して
いる。これらのものでは洗浄効率の向上により、噴射孔
からの噴射圧力と流量を大幅に削減することが可能とな
る。図7にその構成の一例を示す。
【0008】しかしながら、第二のアームノズル41は
噴射孔42から噴射する洗浄水の噴射反力により回転し
ており、その回転半径に比例した小さな回転推進力しか
有していない。一方第一のアームノズル39の回転は、
噴射孔40での噴射反力で駆動されるが回転半径が大き
いため充分な回転トルクを有している。このため、洗浄
水に含まれる細かい残菜や砂等の異物によりノズル軸受
43と第二のアームノズル41間での回転摩擦抵抗が増
大して、第二のアームノズル41の回転が変動したり低
下することがあり、安定して高い洗浄性能が得られない
という問題点がある。
【0009】本発明は以上のような問題点を解決するも
ので、第二のアームノズルの回転が安定して、常に洗浄
効率が高い食器洗浄機を提供することを第一の目的とす
るものである。
【0010】また、特に第二のアームノズルの回転推進
力を確実に高めるとともに洗浄性能をより向上した食器
洗浄機を提供することを第二の目的としている。
【0011】また、少ない洗浄水動力でアームノズルの
回転推進力を得ると同時に洗浄効率を高めた食器洗浄機
を提供することを第三の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、洗浄槽と、食器を収納する
食器かごと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄水を
噴射する洗浄手段とを備え、前記洗浄手段は洗浄ポンプ
に連通したノズル軸受に軸支した第一のアームノズル
と、前記第一のアームノズルの上に配しこの第一のアー
ムノズルとは回転軸心を所定距離だけ偏心させ且つ略水
平に回転する第二のアームノズルと、第二のアームノズ
ル下面に設けた略リブ状の反射板とを備え、前記反射板
は第一のアームノズルから噴射された洗浄水を駆動源と
して回転推進力を助勢するように構成した食器洗浄機と
するものである。
【0013】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄水を噴射する洗浄
手段とを備え、前記洗浄手段は洗浄ポンプに連通したノ
ズル軸受に軸支した第一のアームノズルと、前記第一の
アームノズルの上に配しこの第一のアームノズルとは回
転軸心を所定距離だけ偏心させ且つ略水平に回転する第
二のアームノズルと、第二のアームノズルの下面に設け
た第一の反射板と、前記第二のアームノズルに一体に設
けた第二の反射板とを備え、前記第一の反射板及び第二
の反射板は第一のアームノズルから噴射された洗浄水を
駆動源として回転推進力を得ると同時に、前記第二の反
射板はその洗浄水の噴射方向を食器かごへと偏向する
向板を備えた食器洗浄機とするものである。
【0014】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、本発明の第一の手段の構成に加え、上記の反
射板に第一のアームノズルから噴射された洗浄水が、第
二のアームノズルの回転推進力を与えるように構成した
食器洗浄機とするもの、あるいは本発明の第二の手段に
加え、上記第一または第二の反射板に、第一のアームノ
ズルから噴射された洗浄水が、第二のアームノズルの回
転推進力を与えるように鉛直方向から所定の角度傾斜し
た噴射口を第一アームノズルに備えたものである。
【0015】
【作用】本発明の第一の手段は、第二のアームノズル下
面に設けた略リブ状の反射板に第一のアームノズルから
噴射された洗浄水を駆動源として回転推進力を助勢する
ものであって、第二のアームノズルの回転が安定して、
洗浄効率が高い。
【0016】また本発明の第二の手段は、第二のアーム
ノズルの下面に設けた第一の反射板と外周部に一体に設
けた第二の反射板とを備え、前記第一の反射板及び第二
の反射板は第一のアームノズルから噴射された洗浄水を
駆動源として回転推進力を得ると同時にその洗浄水の噴
射方向を食器かごへと偏向することで、第二のアームノ
ズルの回転推進力を確実に高めるとともに洗浄性能をよ
り向上するものである。
【0017】本発明の第三の手段は、本発明の第一の手
段あるいは第二の手段の構成に加え、上記の各反射板に
第一のアームノズルから噴射された洗浄水は、第一のア
ームノズル及び第二のアームノズルの回転推進力を同時
に得るものであって、少ない洗浄水動力でアームノズル
の回転推進力を得ることによって洗浄効率を高めるもの
である。
【0018】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の第一の手段の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1において、1は洗浄槽、2は食
器を収納する食器かごで洗浄槽1内に設けている。3は
洗浄水を加圧する洗浄ポンプ、4は洗浄ポンプ3に連通
した第一のノズル軸受、5は洗浄水を加熱するヒータで
ある。6は前記ノズル軸受け4に軸支された第一のアー
ムノズルで、7a・7b・7cはこの第一のアームノズ
ル6に設けた洗浄水を噴射する噴射孔である。8は第一
のアームノズル6と所定の距離だけ回転軸心を偏心して
設けた第二のアームノズルで、9a・9bはこの第二の
アームノズル8に設けた洗浄水を噴射する噴射孔であ
る。これら噴射孔のうち、噴射孔7aと9aは第一のア
ームノズル6及び第二のアームノズル8に回転推進力を
与えるべく鉛直方向から各々所定の角度だけ傾斜して洗
浄水を噴射している。また、噴射孔7bと9bは第一の
アームノズル6及び第二のアームノズル8の洗浄力を発
揮するべく各々食器の配置に最適な方向に洗浄水を噴射
している。10は第二のアームノズル8を軸支する第二
のノズル軸受で、第一のアームノズル6に一体に形成さ
れている。さらに、11は第二のアームノズル8の下面
に設けた略リブ状の反射板で、この反射板11の下方に
位置した第一のアームノズル6の噴射孔7cから噴射さ
れた洗浄水が衝突することを駆動源として第二のアーム
ノズル8の回転推進力を助勢するように構成している。
12は、洗浄ポンプ3・ヒータ5等を制御する制御装置
である。
【0019】以下本実施例の動作を説明する。まず、食
器を食器かご2に収納し、洗浄槽1の所定の位置に装着
して、洗剤を投入の後にスイッチ(図示していない)を
操作して運転を開始する。制御装置14は先ず所定量の
洗浄水を洗浄槽1に供給する給水工程を実行する。続い
て、洗浄ポンプ3によって加圧した洗浄水を洗剤と共に
第一のアームノズル6・第二のアームノズル8に設けた
噴射孔7・7a・9から噴射する本洗工程を実行する。
所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等から洗い落と
された汚れを含む洗浄水を機外に排出する排水工程に入
る。引き続き、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗
剤や残菜で汚れた食器をすすぐために洗浄水をアームノ
ズルから噴射するすすぎ工程と、排水工程とが連続し、
これらを4回繰り返して洗浄工程が終了する。以上、洗
浄工程の基本的な動作は従来の構成のものと同様であ
る。
【0020】前記洗浄工程中は、図2に示すように、第
1のアームノズル6は噴射孔7aの噴射反力Aがその回
転半径L1にて作用することを回転推進力として回転し
ている。第二のアームノズル8は第一のアームノズル6
上で噴射孔9aの噴射反力Bがその回転半径L2にて作
用することで自転し、同時に第一のアームノズル6の回
転運動に伴って洗浄領域の下部領域を公転運動する。図
2において、12は噴射孔7aの回転軌跡、13は第二
のノズル軸受10の回転軌跡を示す。この回転運動によ
って、第二のアームノズル8の噴射孔9a・9bは洗浄
領域をくまなく移動するものであり、食器の各部に対し
て洗浄水をいろいろな方向より均一に噴射することがで
きるものである。つまり、小さい洗浄水動力でもって所
定の洗浄力を得ることができるもので、洗浄効率が高
い。すなわち吐出能力の小さい小型の洗浄ポンプでも安
定して高い洗浄性能が得られ、噴射洗浄水の洗浄槽1に
対する衝突音及び滴下音が減少できて洗浄騒音の大幅な
低減が実現できるものである。以上はすでに提案してい
ることである。
【0021】本実施例では特に、第二のアームノズル8
の下面に設けた略リブ状の反射板11に対して、この反
射板11の下方に位置した第一のアームノズル6の噴射
孔7cから噴射された洗浄水が衝突することを駆動源と
して第二のアームノズル8の回転推進力が付加される。
したがって、第二のアームノズル8の回転推進力は既に
提案中のものよりも大きく、洗浄水に細かい食品や砂等
を含んで第二のノズル軸受10での回転摩擦抵抗が増大
しても、安定して回転するものである。
【0022】以上のように本実施例によれば、新たな駆
動源無しに回転推進力を助勢するものであって、第二の
アームノズルの回転が安定して、所定の洗浄力が常に得
られるとともに洗浄効率が高いものである。
【0023】(実施例2) 次に本発明の第二の手段の実施例について、図3に基づ
いて説明する。機構部品の基本構成については、図1の
構成と同様で説明を省略する。14は第一のアームノズ
ル6と所定の距離だけ回転軸心を偏心して設けた第二の
アームノズルで、15a・15bはこの第二のアームノ
ズル14に設けた洗浄水を噴射する噴射孔である。これ
ら噴射孔のうち、噴射孔7aと15aは第一のアームノ
ズル6及び第二のアームノズル14に回転推進力を与え
るべく鉛直方向から各々所定の角度だけ傾斜して洗浄水
を噴射している。また、噴射孔7bと15bは第一のア
ームノズル6及び第二のアームノズル14の洗浄力を発
揮するべく各々食器の配置に最適な方向に洗浄水を噴射
している。10は第二のアームノズル14を軸支する第
二のノズル軸受で、第一のアームノズル6に一体に形成
されている。さらに、16は第二のアームノズル14の
下面に設けた略リブ状の第一の反射板で、この反射板1
4の下方に位置した第一のアームノズル6の噴射孔7c
から噴射された洗浄水が衝突する。また、偏向板17a
・17b・・17fは上記噴射孔7cから噴射した洗浄
水を駆動源として第二のアームノズル14の回転推進力
を助勢するとともに、洗浄水を食器かご2へと案内する
偏向板であって、第二のアームノズル14と一体に形成
したこれらの偏向板17a・・・17bを第二の反射板
18と呼ぶ。
【0024】以下本実施例の動作について説明する。洗
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。本実施例では特に、第二のア
ームノズル14に第一の反射板16及び第二の反射板1
8が設けているために、第一のアームノズル6の噴射孔
7cから噴射された洗浄水は第二のアームノズル14の
位置に関わらず回転推進力を付加する。したがって、第
二のアームノズル8の回転推進力は常に大きく、洗浄水
に細かい食品や砂等を含んで第二のノズル軸受10での
回転摩擦抵抗が増大しても、安定して回転するものであ
る。
【0025】特に本実施例によれば、新たな駆動源無し
に回転推進力を助勢するものであって、第二のアームノ
ズルの回転が安定すると同時に図4に示すようにその洗
浄水の噴射方向を食器かごへ2と偏向することで、食器
に噴射される洗浄水動力は増大する。すなわち、この第
二の反射板18からの洗浄水は特定の位置にセットした
食器に対してだけでなく各食器に対していろいろな方向
より噴射されるので、その洗浄効果は高い。したがって
第二のアームノズル14の回転推進力を確実に高めると
ともに洗浄性能をより向上するものである。
【0026】(実施例3) 次いで本発明の第の手段の実施例について、図5に基
づいて説明する。機構部品の基本構成については、図1
の構成と同様で説明を省略する。
【0027】19はノズル軸受け4に軸支された第一の
アームノズルで、20a・20b・20cはこの第一の
アームノズル19に設けた洗浄水を噴射する噴射孔であ
る。21は第一のアームノズル19と所定の距離だけ回
転軸心を偏心して設けた第二のアームノズルで、22a
・22bはこの第二のアームノズル21に設けた洗浄水
を噴射する噴射孔である。これら噴射孔のうち、噴射孔
20aと22aは第一のアームノズル6及び第二のアー
ムノズル8に回転推進力を与えるべく鉛直方向から各々
所定の角度だけ傾斜して洗浄水を噴射しており、それぞ
れ噴射反力E及び噴射反力Fを得ている。また、噴射孔
20b・20c・22bは第一のアームノズル6及び第
二のアームノズル8の洗浄力を発揮するべく各々食器の
配置に最適な方向に洗浄水を噴射している。10は第二
のアームノズル8を軸支する第二のノズル軸受で、第一
のアームノズル19に一体に形成されている。さらに、
23は第二のアームノズル21の下面に設けた略リブ状
の反射板で、この反射板23の下方に位置した第一のア
ームノズル19の噴射孔20aから噴射された洗浄水が
衝突することを駆動源として第二のアームノズル21に
回転推進力Gを付加して、その回転を助勢するように構
成している。以下本実施例の動作について説明する。洗
浄工程に関する基本的な動作は、前記実施例1と同様で
あるので説明を省略する。
【0028】本実施例で特に、反射板23に対して第一
のアームノズル19の噴射孔20aから噴射された洗浄
水は、第一のアームノズル19及び第二のアームノズル
23の回転推進力を同時に得るものであって、少ない洗
浄水動力でアームノズルの回転推進力を得る構成となっ
ている。また、噴射孔20aからの噴射洗浄水は第一の
アームノズル19を回転するために充分な水動力を持っ
ており、洗浄水動力を増加することなく大きい回転推進
力Gを得ることができる。すなわち、洗浄水の噴射反力
と衝突力をいずれも利用して、第一のアームノズル19
及び第二のアームノズル23の回転推進力を同時に得る
ものであって、少ない洗浄水動力でアームノズルの回転
推進力を得ることによって洗浄効率を高めたものであ
る。
【0029】なお、本実施例の構成を前記実施例2の構
成と同時に採用すると、第二のアームノズルの回転信頼
性が向上するので、噴射孔22aによる噴射反力を必要
とせず、その噴射角度を食器に対して最適に設定するこ
とができて洗浄効率が向上する。同時に食器への噴射洗
浄水が増大するので少ない洗浄水動力でもってより高い
洗浄性能が得られるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、洗浄槽と、食器
を収納する食器かごと、洗浄水を加圧する洗浄ポンプ
と、洗浄水を噴射する洗浄手段とを備え、前記洗浄手段
は洗浄ポンプに連通したノズル軸受に軸支した第一のア
ームノズルと、前記第一のアームノズルの上に配しこの
第一のアームノズルとは回転軸心を所定距離だけ偏心さ
せ且つ略水平に回転する第二のアームノズルと、第二の
アームノズル下面に設けた略リブ状の反射板とを備え、
前記反射板は第一のアームノズルから噴射された洗浄水
を駆動源として回転推進力を助勢するものであって、第
二のアームノズルの回転及びその洗浄力が安定し、洗浄
効率が高い食器洗浄機を提供できるものである。
【0031】本発明の第二の手段は、第二のアームノズ
ルの下面に設けた第一の反射板と、前記第二のアームノ
ズルに一体に設けた第二の反射板とを備え、前記第一の
反射板及び第二の反射板は第一のアームノズルから噴射
された洗浄水を駆動源として回転推進力を得ると同時
、前記第二の反射板はその洗浄水の噴射方向を食器か
ごへと偏向する偏向板を備えた構成したことで、第二の
アームノズルの回転推進力を確実に高めて洗浄力を安定
させるとともに洗浄性能をより向上した食器洗浄機を提
供できるものである。
【0032】さらに本発明の第三の手段は、本発明の第
一の手段あるいは第二の手段の構成に加え、上記の各反
射板に第一のアームノズルから噴射された洗浄水は、第
二のアームノズルの回転推進力を得るように構成したも
のであって、少ない洗浄水動力で各アームノズルの回転
推進力を得ることによって噴射孔の最適化を実現してそ
の洗浄効率を高めることにより、洗浄性能が優れた食器
洗浄機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例における食器洗浄
機の概略説明図
【図2】同食器洗浄機のアームノズルの回転推進力を示
す説明図
【図3】本発明の第二の手段の実施例におけるアームノ
ズルの回転推進力を示す説明図
【図4】同食器洗浄機の第二のアームノズルの回転推進
力を示す説明図
【図5】本発明の第三の手段の実施例におけるアームノ
ズルの回転推進力を示す説明図
【図6】従来の食器洗浄機の概略説明図
【図7】発明者ら提案中の食器洗浄機の概略説明図
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 食器かご 3 洗浄ポンプ 4 第一のノズル軸受 6 第一のアームノズル 8 第二のアームノズル11 反射板 7a・7b・7c・9a・9b 噴射孔 12 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−130964(JP,A) 特開 平4−282125(JP,A) 特開 平4−67828(JP,A) 実開 昭63−39368(JP,U) 実開 昭48−79458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
    洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄水を噴射する洗浄
    手段とを備え、前記洗浄手段は洗浄ポンプに連通したノ
    ズル軸受に軸支した第一のアームノズルと、前記第一の
    アームノズルの上に配しこの第一のアームノズルとは回
    転軸心を所定距離だけ偏心させ且つ略水平に回転する第
    二のアームノズルと、第二のアームノズル下面に設けた
    略リブ状の反射板とを備え、前記反射板は第一のアーム
    ノズルから噴射された洗浄水を駆動源として回転推進力
    を助勢するように構成した食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
    洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄水を噴射する洗浄
    手段とを備え、前記洗浄手段は洗浄ポンプに連通したノ
    ズル軸受に軸支した第一のアームノズルと、前記第一の
    アームノズルの上に配しこの第一のアームノズルとは回
    転軸心を所定距離だけ偏心させ且つ略水平に回転する第
    二のアームノズルと、第二のアームノズルの下面に設け
    た第一の反射板と、前記第二のアームノズルに一体に設
    けた第二の反射板とを備え、前記第一の反射板及び第二
    の反射板は第一のアームノズルから噴射された洗浄水を
    駆動源として回転推進力を得ると同時に、前記第二の反
    射板はその洗浄水の噴射方向を食器かごへと偏向する
    向板を備えた食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 上記反射板に、第一のアームノズルから
    噴射された洗浄水が、第二のアームノズルの回転推進力
    与えるように鉛直方向から所定の角度傾斜した噴射口
    を第一アームノズルに備えた請求項1記載の食器洗浄
    機。
  4. 【請求項4】記第一または第二の反射板に、第一の
    アームノズルから噴射された洗浄水が、第二のアームノ
    ズルの回転推進力を与えるように鉛直方向から所定の角
    度傾斜した噴射口を第一アームノズルに備えた請求項
    記載の食器洗浄機。
JP31634093A 1993-12-16 1993-12-16 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP3314498B2 (ja)

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