JPH0454873Y2 - - Google Patents

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JPH0454873Y2
JPH0454873Y2 JP553388U JP553388U JPH0454873Y2 JP H0454873 Y2 JPH0454873 Y2 JP H0454873Y2 JP 553388 U JP553388 U JP 553388U JP 553388 U JP553388 U JP 553388U JP H0454873 Y2 JPH0454873 Y2 JP H0454873Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車の車体を構成する各
種パネル(ボンネツトパネル、フエンダーパネ
ル、ドアパネルなど)の成形に使用されるプレス
用圧型や樹脂成形型などの型を洗浄するのに利用
される型洗浄装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、例えばプレス用圧型の洗浄に利用される
圧型洗浄装置としては、例えば第11図a,bに
示す圧型洗浄装置101のように、多数の洗浄ノ
ズル102を備えた洗浄液供給管103を内部に
配設した洗浄ブース104を基礎105上に固定
設置し、この洗浄ブース104の内外で貫通して
敷設したレール106上に台車107を載置した
構造のものがあつた。 この圧型洗浄装置101では、台車107を第
11図aの左側位置に停止させた状態で、クレー
ンのフツク108によりワイヤ109を介して吊
り下げた圧型110を台車107上に載置し、次
いでワイヤ109を取外したのち台車107を圧
型110とともに第11図aの右方向に移動させ
て洗浄ブース104内で停止させ、この状態で洗
浄液供給管103より洗浄液の供給を開始し、各
洗浄ノズル102から洗浄液を圧型110の上面
および左右側面に向けていつせいに噴射させ、次
いで台車107を圧型110と共にさらに第11
図aの右方向に移動させて停止し、作業者111
が手にもつたノズル112からさらに洗浄液を圧
型110に向けて噴射させ、洗浄ブース104で
は洗浄しきれなかつた圧型110の汚れた部分の
洗浄をマニユアル操作により行い、必要に応じて
これもマニユアル操作でエアーブローを行うよう
にしていた。 第12図a,bは従来の圧型洗浄装置の他の例
を示しており、この圧型洗浄装置121は、洗浄
ブース122の内部の一端側つまり第12図aの
左端側の上部および下部にそれぞれ第12図bに
示すように棒ねじ123,124を回転自在に配
設し、両棒ねじ123,124にはノズル基台1
25を螺合して、洗浄ブース122の外側でチエ
ーン126および駆動モータ127の作動により
前記棒ねじ123,124を回転駆動させること
によつて、ノズル基台125を第12図bの左右
方向に移動自在とし、前記ノズル基台125の上
端側と下端側とにはそれぞれスプロケツト12
8,129を配置して両スプロケツト128,1
29間にチエーン130をかけわたし、このチエ
ーン130には洗浄液ノズル131を備えたノズ
ルブロツク132を固定し、上端側のスプロケツ
ト128をモータ133で回転させることによつ
て洗浄液ノズル131を上下移動自在にし、さら
に、洗浄ブース122の他端側つまり第12図a
の右端側下部には圧型支持台134を配置してそ
の下端側の一方の下面を枢支台135および枢支
軸136で枢支させると共に他端側下面を圧力シ
リンダ137のロツド137aの先端と枢支軸1
38を介して連結した構造をなすものである。 この圧型洗浄装置121では、圧型支持台13
4の上面にクレーン等により圧型140を載置し
たのち、圧力シリンダ137を押出作動させて第
12図aに仮想線で示すように圧型140を洗浄
ブース122の内部に位置させた状態とし、洗浄
液供給管141を介して洗浄液ノズル131より
洗浄液を噴射させながら、モータ127を駆動す
ることによつて洗浄液ノズル131を左右方向に
移動させるとともにモータ133を駆動すること
によつて洗浄液ノズル131を上下方向に移動さ
せるようにして、圧型140の洗浄を行うように
している。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の圧型洗浄装置
101,121では、各圧型110,140に対
して一定の方向からほぼ一定のパターンでしか洗
浄液が噴射されないため、圧型110,140の
洗浄を良好に行い得ないことがあり、圧型11
0,140の汚れが完全に落ちないと、圧型の1
10,140を組み合わせた際に前記汚れを含む
汚水が圧型面に落下し、プレス時には星目と称さ
れる疵が発生する原因ともなり、かつまた圧型1
10,140の形状にかかわらず一定したパター
ンで洗浄液を噴射するようにしているため、圧型
110,140の形状によつて洗浄度にばらつき
を生ずることがあり、さらには洗浄に時間がかか
りすぎるなどといつた問題点を有していた。 (考案の目的) この考案は、上述した従来の問題点に着目して
なされたもので、プレス用圧型や樹脂型などの型
に対して異なる方向からの洗浄液の噴射を行うこ
とによつて、例えばポンチ型のように型内部にゴ
ミ類が入いり込みやすいようなものであつても、
型の洗浄を良好に行うことが可能であり、型の形
状に対応したパターンでの洗浄液の噴射を行うこ
とによつて、圧型の形状に影響されることなく高
い洗浄度で形状の異なる圧型の洗浄を良好に行う
ことが可能であり、プレス時に星目と称される疵
が発生したりするのを防ぐと共に、短時間での洗
浄を行うことが可能である圧型洗浄装置を提供す
ることを目的としている。
【考案の構成】
(問題点を解決するための手段) この考案に係る型洗浄装置は、型を取囲む位置
に相対移動可能とした洗浄ブースの上部および下
部に、それぞれ洗浄液を噴射する上部洗浄ノズル
および下部洗浄ノズルを配設し、前記上部洗浄ノ
ズルは少なくとも上下方向移動、前後方向移動お
よび左右方向移動を行う移動用駆動手段を備えて
いると共に回転用駆動手段を備え、必要に応じて
傾動用駆動手段、揺動用駆動手段等を備え、前記
下部洗浄ノズルは少なくとも前後方向移動および
左右方向移動を行う移動用駆動手段を備え、必要
に応じて回転用駆動手段、傾動用駆動手段、揺動
用駆動手段等を備え、前記型の形状に対応した洗
浄パターンで前記各駆動手段を作動させる制御手
段を備えた構成としたことを特徴としている。 (実施例) 第1図ないし第10図はこの考案の実施例を示
し、第1図ないし第3図は型洗浄装置の概略全体
構成を示している。 この第1図ないし第3図に示す型洗浄装置1に
おいて、基礎2上には、レール台3,3を介して
洗浄ブース走行レール4,4が設置してあり、下
端に車輪5,5を設けると共に前後部分にシヤツ
ター6a,6bおよびシヤツター開閉用モータ6
c,6dを備えた洗浄ブース6が前後方向(第2
図左右方向)に移動自在としてある。この場合、
洗浄ブース6の移動は、洗浄ブース前後方向駆動
用モータ7によつて行うようにしてあり、この洗
浄ブース前後方向駆動用モータ7としては例えば
ブレーキ付ギヤードモータを使用して、インバー
タにより適宜速度を変更できるようにしてある。 また、洗浄ブース走行レール4の長さは、第2
図に示すように、洗浄ブース6の前後方向の幅の
約2倍としてあり、洗浄ブース6の前後位置で例
えば2ステージのプレス用圧型65,65を接地
することができるようにし、洗浄ブース6の前後
方向移動によつて2位置のプレス用圧型65を効
率的に洗浄できるようにしてあるが、必要に応じ
て洗浄ブース走行レール4の長さをさらに増大し
て3ステージあるいはそれ以上でプレス用圧型6
5の洗浄を行うようにすることも不可能ではな
い。 この洗浄ブース6の高さの約半分位のところに
は、洗浄ブース6の走行方向(前後方向)に延び
る梁11,11が二本設置してあり、これらの梁
11,11上には、車輪12,12を備えた上部
洗浄ノズル台車13が載置してあつて、この車軸
14と前後方向移動用駆動モータ(移動用駆動手
段)15とを連結することによつて、上部洗浄ノ
ズル台車13を前後方向に移動することができる
ようにしてある。 この上部洗浄ノズル台車13の第1図左右側に
はスプロケツト17,17が回転自在に設置して
あり、両スプロケツト17,17の間にはチエー
ン18が掛けわたしてあり、前記スプロケツト1
7を左右方向移動用駆動モータ(移動用駆動手
段)19で回転させることによつて、このチエー
ン18に連結し且つ上部洗浄ノズル台車13にお
いて摺動自在に設置したノズル支持体20を洗浄
ブース6の進退方向に対し左右方向に移動できる
ようにしてある。 このノズル支持体20には上下方向移動用のブ
レーキ付伸縮シリンダ(移動用駆動手段)24が
取付けてあり、この伸縮シリンダ24のロツド2
4aの先端にはノズル支持腕25の一端側が固定
してある。このノズル支持腕25の他端側には第
4図に示すような上部洗浄ノズル30が取付けて
ある。 この上部洗浄ノズル30は、90°回転用アクチ
ユエータ(回転用駆動手段)31と、カツプリン
グ32と、リンク33,34およびツーアクシヨ
ン型シリンダ(傾動用駆動手段兼揺動用駆動手
段)35と、ノズル支持リンク36および回転ノ
ズル37とを順次結合したものであり、90°回転
用アクチユエータ31によつて上部洗浄ノズル3
0の回転ノズル37が水平方向に90°回転しツー
アクシヨン型シリンダ35の全伸および全縮作動
によつて各リンク33,34との連結により回転
ノズル37が第4図に仮想線で示す両側各々角度
α=45°方向に揺動ないしは傾動するようになつ
ている。 また、上部洗浄ノズル30の回転ノズル37
は、分岐管38,38の先端にそれぞれノズル部
40,40を備えており、第5図に示すように、
球面対偶部40aを介してノズル部40の角度を
β=±25°の範囲で変更できるようにしてある。 そして、第1図に示すように、この上部洗浄ノ
ズル30に対して洗浄液を送給する洗浄液送給管
41は、洗浄ブース6の上部に設けたガイド線4
2に複数個所で摺動自在に吊り下げることによつ
て、上部洗浄ノズル30の移動に追随できるよう
にしてある。 さらに、前記基礎2上には、下部洗浄ノズル台
車走行レール51,51が敷設してあり、このレ
ール51,51上には車輪52,52をそなえた
下部洗浄ノズル台車53が載置してある。この下
部洗浄ノズル台車53は、車輪52と前後方向移
動用駆動モータ(移動用駆動手段)54との間に
チエーン55を掛けわたし、この駆動モータ54
を作動させることによつて、洗浄ブース6の進退
方向と同じ前後方向に移動可能としてある。 また、下部洗浄ノズル台車53の上面には、第
3図に示すように、車輪57,57を備えた下部
洗浄ノズル台58が設置してあり、左右方向移動
用駆動モータ(移動用駆動手段)59の作動によ
つて下部洗浄ノズル60が洗浄ブース6の進退方
向に対し左右方向に移動できるようにしてある。
また、洗浄ブース6の内外部分には、脚部61
a,61aを備えた圧型セツト台61が配設して
あり、この圧型セツト台61の上面には枕木用レ
ール62,62が敷設してあり、この枕木用レー
ル62,62上には枕木63,63が前後方向に
位置調整できるように配設してあり、この枕木6
3,63上には仮想線で示すプレス用圧型65が
設置できるようにしてある。 さらに、洗浄ブース6に隣接して、第3図に示
すように、ボイラ71、ポンプ(例えば、プラン
ジャポンプ)72、制御装置(制御手段)73お
よび操作盤74が設けてある。 これらのうち、ボイラ71は高温、例えば80〜
100℃の洗浄液を上部洗浄ノズル30および下部
洗浄ノズル60から噴射させることができるよう
に設置したものであり、ポンプ72は高圧、例え
ば80〜100Kgf/cm2の洗浄液を上部洗浄ノズル3
0および下部洗浄ノズル60から噴射させること
ができるように設置したものである。 さらに、制御装置73はプレス用圧型65の形
状に対応した洗浄パターンが得られるように前記
各駆動手段15,19,24,31,35,5
4,59を作動させるために設置したものであ
る。この場合、例えば、上記洗浄ノズル30の左
右方向移動用駆動モータ19の回転停止・回転開
始を行うにあたつては、第6図a,bに示すよう
に、スプロケツト17に検知孔17aを形成して
おき、この検知孔17aをセンサー76が検知す
ることにより発生するパルス信号のパルス数を制
御装置73においてカウントすることによつて位
置検出するようになせばよい。 次に、このような構成をもつた型洗浄装置1に
よつてプレス用圧型65の洗浄を行う要領につい
て第7図の制御フロー図とともに説明する。 まず、クレーンなどによつて吊り下げ運搬した
プレス用圧型65を洗浄用ブース6が位置してい
ない第2図および第3図においては左側の圧型セ
ツト台61上に載置し、定位置にセツトしたの
ち、グリースの除去、軽油塗布などの必要な前処
理をする。 次いで、前方のシヤツター6aを開いたままに
して、洗浄ブース6の前後方向駆動用モータ7を
作動させて、洗浄ブース6を第2図左方向に前進
させ、プレス用圧型65を洗浄ブース6内に位置
させ、シヤツター6aを閉じる。 制御装置73にはプレス用圧型65の形状に合
わせて上部洗浄ノズル30および下部洗浄ノズル
60の洗浄パターンを記憶してあるので、上部洗
浄ノズル洗浄パターン選定用スイツチ74aおよ
び下部洗浄ノズル洗浄パターン選定用スイツチ7
4bを操作して、プレス用圧型65の形状に対応
した洗浄パターンの選定を行う。このパターン選
定結果は、表示部74c,74dで表示される。 次に、スタートボタン74eを入れてONに
し、上部洗浄ノズル30および下部洗浄ノズル6
0から、温度が80〜100℃、圧力が80〜100Kgf/
cm2の洗浄液を噴射させる。そして、制御装置73
の演算機能によつて、プレス用圧型65の形状に
対応してあらかじめ定めた洗浄パターンにしたが
つて、上部洗浄ノズル30の各駆動手段が作動し
て各軸制御がなされ、上部洗浄ノズル30の前後
方向移動用駆動モータ15の作動による前後方向
(X軸)駆動、左右方向移動用駆動モータ19の
作動による左右方向(Y軸)駆動、上下方向移動
用伸縮シリンダ24の作動による上下方向(Z
軸)駆動、傾動用兼揺動用ツーアクシヨン型シリ
ンダ35の作動による傾動駆動および/または揺
動駆動、ならびに回転用アクチユエータ31の作
動による回転駆動が、先に選定された上部洗浄ノ
ズル30の洗浄パターンにもとづいてなされると
同時に、下部洗浄ノズル60の各駆動手段が作動
し、下部洗浄ノズル60の前後方向移動用駆動モ
ータ54の作動による前後方向(X軸)駆動、左
右方向移動用駆動モータ59の作動による左右方
向(X軸)駆動、ならびに回転用アクチユエータ
の作動による回転駆動が、先に選定された下部洗
浄ノズル60の洗浄パターンにもとづいてなされ
る。 第8図に示すように、一般タイプのプレス用圧
型65,65aの場合には、例えば、第10図に
示すように下向きにした上部洗浄ノズル30,3
0aによつて、まず第8図のジグザグラインに沿
つて移動させることにより上面洗浄を行い、次い
で第10図に示すように傾動させた上部洗浄ノズ
ル30,30bによつて第8図の外枠ラインに沿
つて側面洗浄を行うパターンとする。 また、第9図に示すように、トリミングタイプ
のプレス用圧型65,65bの場合には、例え
ば、内側の中空部の側面に沿つて第10図に示す
ように傾動させた上部洗浄ノズル30,30bに
よつて側面洗浄を行い、次いで第10図に示すよ
うに下向きにした上部洗浄ノズル30,30aに
よつて平面洗浄を行い、続いて傾動させた上部洗
浄ノズル30,30bによつてさらに外側から側
面洗浄を行うパターンとする。 第8図および第9図に例示した洗浄パターンに
おいて、洗浄域を広げるため、適宜水平揺動(ウ
イビング)させたり、ノズルの移動速度を微速状
態(例えば、0.03m/s位)に設定して洗浄度を
高めたり、さらには回転させることによつて洗浄
域をさらに広めるようにすることも必要に応じて
望ましい。 このようにして、あらかじめ設定されたパター
ンでの上部洗浄ノズル30および下部洗浄ノズル
60による洗浄を終えたのち、各洗浄ノズル3
0,60からの洗浄液の噴射を停止させ、洗浄ブ
ース6の前部シヤツタ6aおよび後部シヤツタ6
bを開き、次いで、洗浄ブース6の前後方向駆動
用モータ7を作動させて洗浄ブース6を第2図右
方向に後退させ、この洗浄の間においてセツトし
ておいた別のプレス用圧型65を洗浄ブース6内
に位置させ、このプレス用圧型65が先に洗浄を
終えたプレス用圧型65と同じ形状のものであれ
ば上記と同じ洗浄パターンによる洗浄を行い、異
なる形状のものであれば当該形状に合わせてあら
かじめ記憶させておいた洗浄パターンを洗浄パタ
ーン選定用スイツチ74a,74bで選び出し、
洗浄を行う。 洗浄を終えたプレス用圧型65に対しては必要
に応じて手作業による仕上げ洗浄、エアブローに
より水切り、防錆油塗布による錆止め、グリース
塗布により錆止め等の後処理を行つたのち、クレ
ーン等で搬出する。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係る型洗
浄装置は、型を取囲む位置に相対移動可能とした
洗浄ブースの上部および下部に、それぞれ洗浄液
を噴射する上部洗浄ノズルおよび下部洗浄ノズル
を配設し、前記上部洗浄ノズルは少なくとも上下
方向移動、前後方向移動および左右方向移動を行
う移動用駆動手段を備えていると共に回転用駆動
手段を備え、前記下部洗浄ノズルは少なくとも前
後方向移動および左右方向移動を行う移動用駆動
手段を備え、前記型の形状に対応した洗浄パター
ンで前記各駆動手段を作動させる制御手段を備え
た構成としたから、プレス用圧型や樹脂型などの
型に対して異なる方向より洗浄液の噴射を行うこ
とによつて、型の上部および下部の洗浄を良好に
行うことが可能であり、ポンチ型のように型内部
にゴミ類が入りやすいものであつても洗浄による
除去を十分になすことが可能であり、型の形状に
対応したパターンで洗浄液の噴射を行うことによ
つて、型の形状に影響されることなく高い洗浄度
でばらつきなく洗浄を行うことが可能であり、洗
浄効率を向上させて短時間のうちに洗浄を終える
ことができるようになり、ロボツトのような高価
でかつ洗浄液との接触をきらう精密手段を用いな
くとも、型の洗浄を効率良く行うことが可能であ
り、洗浄用ブースを移動方式とすることによつて
型のセツトおよび取り出しを円滑に行うことがで
きるようになるなどの著しく優れた効果がもたら
される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はこの考案に係る
型洗浄装置の一実施例を示す各々正面図、側面図
および部分平面図、第4図は上部洗浄ノズルの説
明図、第5図はノズル部分の説明図、第6図a,
bは駆動モータの制御手法を例示する各々正面図
および側面図、第7図は制御フローの説明図、第
8図および第9図は上部洗浄ノズルの移動パター
ンを例示する各々説明図、第10図は上部洗浄ノ
ズルの傾動動作を示す説明図、第11図a,bは
従来の型洗浄装置を用いた洗浄要領を示す全体説
明図および洗浄ブースの断面図、第12図a,b
は従来の型洗浄装置の他の例を示す側面説明図お
よび背面説明図である。 1……型洗浄装置、6……洗浄ブース、7……
洗浄ブースの前後方向駆動用モータ、15……上
部洗浄ノズルの前後方向移動用駆動モータ(移動
用駆動手段)、19……上部洗浄ノズルの左右方
向移動用駆動モータ(移動用駆動手段)、24…
…上部洗浄ノズルの上下方向移動用伸縮シリンダ
(移動用駆動手段)、30……上部洗浄ノズル、3
1……上部洗浄ノズルの回転用アクチユエータ
(回転用駆動手段)、35……上部洗浄ノズルの傾
動用兼揺動用ツーアクシヨン型シリンダ(傾動用
駆動手段、揺動用駆動手段)、54……下部洗浄
ノズルの前後方向移動用駆動モータ(移動用駆動
手段)、59……下部洗浄ノズルの左右方向移動
用駆動モータ(移動用駆動手段)、60……下部
洗浄ノズル、65……プレス用圧型(型)、74
……制御装置(制御手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型を取囲む位置に相対移動可能とした洗浄ブー
    スの上部および下部に、それぞれ洗浄液を噴射す
    る上部洗浄ノズルおよび下部洗浄ノズルを配設
    し、前記上部洗浄ノズルは少なくとも上下方向移
    動、前後方向移動および左右方向移動を行う移動
    用駆動手段を備えていると共に回転用駆動手段を
    備え、前記下部洗浄ノズルは少なくとも前後方向
    移動および左右方向移動を行う移動用駆動手段を
    備え、前記型の形状に対応した洗浄パターンで前
    記各駆動手段を作動させる制御手段を備えたこと
    を特徴とする型洗浄装置。
JP553388U 1988-01-20 1988-01-20 Expired JPH0454873Y2 (ja)

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