JP2001334917A - 車両洗浄装置 - Google Patents

車両洗浄装置

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JP2001334917A
JP2001334917A JP2000159932A JP2000159932A JP2001334917A JP 2001334917 A JP2001334917 A JP 2001334917A JP 2000159932 A JP2000159932 A JP 2000159932A JP 2000159932 A JP2000159932 A JP 2000159932A JP 2001334917 A JP2001334917 A JP 2001334917A
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washing
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Yoshiharu Fujita
由春 藤田
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TOOU KK
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のサポートフレームやナックル、或いは
キングピンなどの上部側を容易に洗浄することができる
車両洗浄装置を提供する。 【解決手段】 車両のタイヤ中心L1よりも上部から下
方に向けて、噴射ノズル10によって洗浄水を吐出し
て、サポートフレームT16やナックルT14、或いは
キングピンT12などの上部側を洗浄する。昇降エアシ
リンダ30を左右に回動させ、さらに、ノズルエアシリ
ンダ20により、噴射ノズル10の噴射方向を上下左右
に変化させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両洗浄装置に関
するものであり、特に、大型車両のボディの洗浄を行う
車両洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の洗浄においては、ホースに
よって車両に水をかけて人手によって行う洗浄、或いは
噴射ノズルから高圧の洗浄水を吐出して自動的に行う車
両洗浄装置を用いた洗浄が主に行われている。
【0003】この場合に、特に、バスやトラックなどの
大型車両の場合では、サスペンション廻りは、タイヤハ
ウスが大きいのと、内部に格納されていない状態である
ため、跳ね上がった泥水などがかかりやすい。そのた
め、そのまま泥水が堆積して固着し、ステアリングやサ
スペンションの機能に支障をきたすおそれがあるため、
頻繁に洗浄を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのようなサ
スペンション廻りの洗浄においては、人手による場合
も、洗浄装置による場合も、ともに、主に車両のタイヤ
中心より下部側から上方に向けて洗浄水を吐出してい
る。そのため、サポートフレームやナックル、或いはキ
ングピンなどの下部側は容易に洗浄可能であるが、それ
らの部材の陰となる上部側までは洗浄水が回り込めない
ため、洗浄が困難なものとなっていた。
【0005】従って、サポートフレームやナックル、或
いはキングピンなどの下部側はきれいに洗浄されていて
も、上部側は洗浄されずに泥や塵、埃などが、固着した
ままの状態で、十分に洗浄されていなかった。
【0006】そこで、本発明は、車両のタイヤ中心より
も上部から下方に向けて洗浄水を吐出することによっ
て、サポートフレームやナックル、或いはキングピンな
どの上部側を容易に洗浄することができる車両洗浄装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、噴射
ノズルから洗浄水を吐出して、車両を洗浄する車両洗浄
装置であって、上記噴射ノズルを、略上下方向に回動さ
せる上下回動手段と、上記噴射ノズルを、略左右方向に
回動させる左右回動手段と、上記噴射ノズルを、略上下
方向に昇降させる昇降手段と、を有することを特徴とす
る。
【0008】この第1の構成の車両洗浄装置において
は、上記噴射ノズルを、略上下方向に回動させる上下回
動手段と、上記噴射ノズルを、略左右方向に回動させる
左右回動手段と、上記噴射ノズルを、略上下方向に昇降
させる昇降手段とを有しているため、上記昇降手段によ
って上記噴射ノズルを車両のタイヤ中心よりも上部まで
上昇させることによって、車両のタイヤ中心よりも上部
から下方に向けて洗浄水を吐出することができ、サポー
トフレームやナックル、或いはキングピンなどの上部側
を容易に洗浄することが可能になる。
【0009】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記噴射ノズルが複数設けられていることを特徴と
する。これにより、タイヤハウス内のナックル等の部材
を効率よく洗浄することが可能となる。
【0010】また、第3には、上記第1又は第2の構成
において、上記昇降手段は、噴射ノズルを略斜め上方に
上昇させることができるとともに、該噴射ノズルを略斜
め下方に下降させることができることを特徴とする。よ
って、タイヤハウス内に噴射ノズルを容易に導くことが
可能となる。
【0011】また、第4には、噴射ノズルから洗浄水を
吐出して、車両を洗浄する車両洗浄装置であって、伸縮
するロッドを有するシリンダであって、略垂直方向に設
けられたシリンダ部と、上記ロッドの先端に上下方向に
回動可能に取り付けられた噴射ノズルと、該噴射ノズル
を上下方向に回動させるための第1回動部と、上記シリ
ンダ部を左右方向に回動させる第2回動部と、を有する
ことを特徴とする。
【0012】この第4の構成の車両洗浄装置において
は、上記シリンダ部のロッドを伸ばすことにより、タイ
ヤハウス内に噴射ノズルを導く。そして、上記第1回動
部が噴射ノズルを上下方向に回動させ、上記第2回動部
が、上記シリンダ部を左右方向に回動させながら、洗浄
水を噴射する。よって、該噴射ノズルをタイヤハウス内
のナックルの位置よりも上方位置に配置した上で洗浄水
を噴射することにより、サポートフレームやナックル、
或いはキングピンなどの上部側を容易に洗浄することが
可能になる。
【0013】また、第5には、上記第4の構成におい
て、上記車両洗浄装置の使用時には、上記第2回動部が
シリンダ部を繰り返し往復して回動させるとともに、上
記第1回動部が上記噴射ノズルを繰り返し往復して回動
させることを特徴とする。よって、噴射ノズルの噴射領
域を上下左右に広く取ることができ、洗浄領域を広くす
ることが可能となる。
【0014】また、第6には、上記第4又は第5の構成
において、上記シリンダ部と噴射ノズルと第1回動部と
は、一対設けられていることを特徴とする。よって、1
つのタイヤに対して、両側から洗浄することが可能とな
り、効率よく洗浄を行うことが可能となる。
【0015】また、第7には、上記第6の構成におい
て、第2回動部の回動に際して、噴射ノズルの左右方向
の向きが非対称となるように制御されることを特徴とす
る。よって、一対の噴射ノズルから噴射される洗浄水が
互いに干渉し合うことがなく、効率よく洗浄を行うこと
が可能となる。
【0016】また、第8には、上記第4から第7までの
いずれかの構成において、上記シリンダ部は、傾斜して
設けられていることを特徴とする。これにより、シリン
ダ部のロッドの先端に設けられた噴射ノズルをタイヤハ
ウス内のナックルやキングピン位置よりも上方の位置に
導くことが可能となる。
【0017】また、第9には、上記第1から第8までの
いずれかの構成において、上記噴射ノズルの使用時に
は、該噴射ノズルは、車両のタイヤ中心より上方位置に
まで到達可能であることを特徴とする。よって、サポー
トフレームやナックル、或いはキングピンなどの上部側
を容易に洗浄することが可能になる。
【0018】また、第10には、上記第1から第9まで
のいずれかの構成において、上記噴射ノズルの格納時に
は、該噴射ノズルが車両走行面よりも下側となるよう
に、該車両洗浄装置が取り付けられていることを特徴と
する。よって、洗浄位置に車両を移動させたり、洗浄の
完了した車両を移動させる場合にも支障となることがな
い。
【0019】また、第11には、噴射ノズルから洗浄水
を吐出して、車両を洗浄する車両洗浄装置であって、該
噴射ノズルを車両のタイヤの内側に設けられたナックル
の位置よりも上方に配置し、上方から下向きに洗浄水を
噴射して洗浄を行うことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく車両洗浄
装置1は、図1に示されるように、大型車両であるバス
T1のサスペンション廻りの洗浄を行うものである。そ
して、整備工場P内のタイヤレーンP10の間に構築さ
れている堀割式のメンテナンス用ピットP20内に設定
される。また、上記車両洗浄装置1は、一対の噴射ノズ
ル10、一対のノズルエアシリンダ(上下回動手段、第
1回動部)20、一対の昇降エアシリンダ(昇降手段、
シリンダ部)30、モータ(左右回動手段、第2回動
部)40、ベースプレート50を有している。
【0021】上記噴射ノズル10は、図2(a)、
(b)に示すように、後端部が高圧ホース12に接続さ
れており、この高圧ホース12から高圧の温水が導入さ
れ、該噴射ノズル10の先端部に形成された図示略の噴
孔から、高圧の温水の吐出が可能となっている。また、
上記噴射ノズル10は、上記昇降エアシリンダ30のロ
ッド30bの先端部に設けられており、上記昇降エアシ
リンダ30によって昇降駆動される。そのため、上記噴
射ノズル10の位置を、上下に変動させることができ
る。
【0022】また、上記噴射ノズル10は、上記昇降エ
アシリンダ30のロッド30bの先端部に上下方向(縦
方向)に回動自在に枢支されているとともに、該噴射ノ
ズル10の後部側がノズルエアシリンダ20のロッド2
0bの先端部に枢支されている。そのため、上記ノズル
エアシリンダ20が伸縮することによって、図3に示す
ように、上記噴射ノズル10は上記昇降エアシリンダ3
0のロッド30bの先端部を中心に上下方向に回動する
ことになる。そのため、上記噴射ノズル10の噴孔から
吐出される温水の向きを、上下に変動させることができ
る。なお、上記ノズルエアシリンダ20の本体部20a
は、上記昇降エアシリンダ30のロッド30bに固着さ
れており、該ノズルエアシリンダ20は、上記ロッド3
0bの伸縮に伴って昇降するようになっている。
【0023】また、各上記昇降エアシリンダ30は、本
体部30aと、ロッド30bとを有し、該本体部30a
と一対のベアリングユニット32によって回転自在に軸
支されており、上記ベアリングユニット32が上記ベー
スプレート50の表面に固着されることによって、上記
昇降エアシリンダ30は上記ベースプレート50に取り
付けられた形となっている。この場合に、1つの車両洗
浄装置1には、一対の上記昇降エアシリンダ30が前後
に分けて配設され、それぞれに装着される上記噴射ノズ
ル10は、図1及び図2に示すように、互いに向かい合
うように設定されている。
【0024】また、各上記昇降エアシリンダ30の本体
部30aには、図2に示すように、シリンダアーム34
が突設して固着されており、該シリンダアーム34は、
さらに、連接バー48、モータアーム46を介してモー
タ40の回転軸に連接している。そのため、上記モータ
40が回転すると、上記モータアーム46、上記連接バ
ー48、及びシリンダアーム34がリンク機構となって
上記昇降エアシリンダ30に回転力が伝達されて、一対
の上記昇降エアシリンダ30が左右に回動する。そのた
め、上記噴射ノズル10の噴孔から吐出される温水の向
きを、左右に変動させることができる。このときに、上
述したように、一対の上記噴射ノズル10は、互いに向
かい合うように設定されており、逆方向を向いている。
【0025】また、上記モータ40は、電動で駆動され
る電動モータであって、上述したように、回転軸に上記
モータアーム46が枢結されて、上記昇降エアシリンダ
30を左右に回動させる。また、上記モータ40は、締
結金具42によってモータブロック44に固着され、上
記モータブロック44が上記ベースプレート50に固着
されることによって、上記ベースプレート50に固定さ
れている。
【0026】上記ベースプレート50は、図1に示すよ
うに、上記メンテナンス用ピットP20内に設けられて
おり、上記ベアリングユニット32やモータブロック4
4の取付け面52は、上方に向かって若干傾斜してい
る。そのため、図4に示すように、上記昇降エアシリン
ダ30のロッド30bが上記バスT1のタイヤハウスT
18内に入り込むことが可能になる。つまり、上記タイ
ヤT10は上記タイヤレーンP10の上にあるため、上
記昇降エアシリンダ30を上記タイヤハウスT18の真
下に配設できないため、上記昇降エアシリンダ30を傾
斜させて、上記ロッド30bが上記タイヤハウスT18
内に入り込むのを可能としている。
【0027】なお、上記ノズルエアシリンダ20及び上
記昇降エアシリンダ30は、図示略のエア配管に接続さ
れ、また、モータ40は、図示略の商用電源に接続され
て、所定のコントローラによって制御される。
【0028】また、上記構成の車両洗浄装置1は、1つ
のタイヤに対応するものであるので、1台の車両を洗浄
するための車両洗浄システムにおいては、上記構成の車
両洗浄装置1がタイヤの数に応じて設けられることにな
る。例えば、図1においては、図1に示される車両洗浄
装置1は、車両の右前輪に対応するものであるので、該
車両洗浄装置1に相対する位置には、車両の左前輪に対
応する車両洗浄装置1’がタイヤレーンP10の内側に
設けられ、また、後輪についても、それぞれ車両洗浄装
置1がメンテナンス用ピットP20内に設けられること
になる。つまり、複数の車両洗浄装置1とタイヤレーン
P10によって車両洗浄システムが形成される。
【0029】次に、本実施例の使用状態について説明す
る。まず、図1に示すように、上記バスT1を上記タイ
ヤレーンP10上を走行させて、所定の位置に停車さ
せ、図示略の車輪止めによって上記タイヤT10を固定
する。この場合の上記バスT1を停車させる所定の位置
としては、上記バスT1の前側のタイヤT10が、一対
の上記昇降エアシリンダ30の略中間部である。
【0030】上記車両洗浄装置1の初期状態では、図6
に示すように、各上記昇降エアシリンダ30は降下した
状態で、上記噴射ノズル10は車両の走行面L2より下
側の格納位置K1にある。従って、上記噴射ノズル10
の上記格納位置K1が、車両走行面L2より下側である
ため、上記噴射ノズル10が格納位置K1にある状態に
おいて上記バスT1を走行させて移動することが可能と
なる。
【0031】そして、その状態から上記車両洗浄装置1
が起動されると、一対の上記昇降エアシリンダ30のロ
ッド30bが伸長して、噴射ノズル10は図6に示す使
用位置S1で停止する。この上記使用位置S1は、上記
バスT1のボディ内部に入り込んでおり上記タイヤT1
0のタイヤ中心L1よりも上方に位置している。
【0032】次に、噴射ノズル10から温水を噴射させ
るわけであるが、その際、噴射ノズル10を左右に繰り
返し往復して回動させるとともに、上下にも繰り返し往
復して回動させる。つまり、上記モータ40を駆動させ
て、上記モータアーム46、上記連接バー48、及びシ
リンダアーム34を介して、上記昇降エアシリンダ30
を左右に回動させる。そのため、図5に示すように、上
記噴射ノズル10が左右に扇状に繰り返し回動される。
また、ノズルエアシリンダ20のロッド20bの伸縮を
繰り返すことにより、噴射ノズル10を上下方向に扇状
に繰り返し回動させる。これにより、噴射ノズル10の
噴射方向は、上下左右に変化することになる。
【0033】吐出された温水は上記キングピンT12、
ナックルT14、或いはサポートフレームT16の上部
側に吹き付けられて、泥や塵、埃などを洗い落として洗
浄する。従って、泥水などが堆積して固着してしまい、
ステアリングやサスペンションの機能に支障をきたすの
を防止することが可能になる。
【0034】なお、噴射ノズル10の左右の往復した回
動に際しては、一対の噴射ノズル10におけるノズルの
水平方向の角度が異なるようにする。例えば、図5の例
で、噴射ノズル10−1が、10−1aに示す方向と1
0−1bに示す方向の間を繰り返し回動し、また、噴射
ノズル10−2が、10−2aに示す方向と10−2b
に示す方向の間を繰り返し回動するとした場合に、噴射
ノズル10−1が噴射ノズル10−1aに示す方向の場
合には、噴射ノズル10−2が噴射ノズル10−2bに
示す方向にあり、また、噴射ノズル10−1が噴射ノズ
ル10−1bに示す方向の場合には、噴射ノズル10−
2が噴射ノズル10−2aに示す方向にあるものとす
る。なお、噴射ノズル10−1と噴射ノズル10−2に
おいて、1回往復するのに要する時間は同じである。こ
れにより、噴射ノズル10−1と噴射ノズル10−2か
ら噴射される洗浄水が互いに干渉して飛散し合うことが
なく、広い範囲に渉り効率よく洗浄を行うことができ
る。つまり、一対の噴射ノズル10の左右方向の向きが
非対称となるように制御することにより、吐出される洗
浄水の干渉を防止して効率よく洗浄を行うことが可能と
なる。
【0035】続いて、必要に応じて、図6に示すよう
に、上記昇降エアシリンダ30によって上記噴射ノズル
10を下降させ、使用位置S2や使用位置S3で停止さ
せて、上記と同様に、噴射ノズル10を左右及び上下に
繰り返し回動させながら洗浄水を噴射して、上記キング
ピンT12、ナックルT14、或いはサポートフレーム
T16の側面側を同様に洗浄し、さらに、使用位置4で
停止させて、上記と同様に、噴射ノズル10を左右及び
上下に繰り返し回動させながら洗浄水を噴射して、上記
キングピンT12、ナックルT14、或いはサポートフ
レームT16の下部側を同様に洗浄して、洗浄を終了す
る。
【0036】そして、洗浄が終了したら、上記昇降エア
シリンダ30のロッド30bを収縮させて、上記噴射ノ
ズル10を上記格納位置K1まで下降させて格納状態と
する。そのため、上記噴射ノズル10は車両走行面L2
よりも下側となるため、洗浄の終了した上記バスT1の
移動が可能となる。
【0037】なお、上記使用位置S1では、下方向への
洗浄水の噴射が主となるので、噴射ノズル10の方向を
下方向位置で固定して、左右に往復回動するのみで洗浄
を行なうようにしてもよい。また、上記使用位置S4で
は、上方向への洗浄水の噴射が主となるので、噴射ノズ
ル10の方向を上方向位置で固定して、左右に往復回動
するのみで洗浄を行なうようにしてもよい。
【0038】以上述べたように、本実施例によれば、上
記噴射ノズル10を、略上下方向に回動させるノズルエ
アシリンダ20と、上記噴射ノズル10を、略上下方向
に昇降させる昇降エアシリンダ30を有しているため、
上記昇降エアシリンダ30によって上記噴射ノズル10
を車両のタイヤ中心L1よりも上部まで上昇させること
によって、車両のタイヤ中心L1よりも上部から下方に
向けて洗浄水を吐出することができ、サポートフレーム
T16やナックルT14、或いはキングピンT12など
の上部側を容易に洗浄することが可能になる。
【0039】また、上記噴射ノズル10が、使用時の位
置である使用位置S1〜S4と、格納時の位置である格
納位置K1とに移動自在になされているため、上記噴射
ノズル10が格納位置K1にある状態で上記バスT1を
走行させて移動することが可能となり、上記噴射ノズル
10が固定された場合のように、上記バスT1の移動時
に上記バスT1をリフトによって一旦持ち上げて移動
し、上記噴射ノズル10のない位置で下降させるという
ことも必要ない。
【0040】また、上記噴射ノズル10が、一対に配設
されているため、1度の洗浄で、同時に複数の部分の洗
浄が可能になり、効率的な洗浄が可能になる。
【0041】なお、本発明は、本実施例の構成のみに限
定されるものではなく、多様な態様が可能である。
【0042】例えば、本実施例では、洗浄水として温水
を使用しているが、それのみに限定されるものではな
く、常温水や洗浄剤などを含んだ石鹸水など任意でよ
い。
【0043】また、本実施例では、上記ノズルエアシリ
ンダ20及び上記昇降エアシリンダ30を空気圧式のエ
アシリンダとしているが、それのみに限定されるもので
はなく、油圧式シリンダや電動シリンダであってもよ
い。また、上記モータ40も電動以外の空気圧式や油圧
式であってもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明に基づく車両洗浄装置によれば、
噴射ノズルをタイヤハウス内のナックルの位置よりも上
方位置に配置し洗浄水を噴射して、サポートフレームや
ナックル、或いはキングピンなどの上部側を容易に洗浄
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく車両洗浄装置の構成及
び使用状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に基づく車両洗浄装置の構成を
示す図であり、(a)は、その正面図であり、(b)
は、(a)のX−X断面図である。
【図3】本実施例による車両洗浄装置の使用状態を示す
斜視図である。
【図4】本実施例によ車両洗浄装置の使用状態を示す側
面図である。
【図5】本実施例によ車両洗浄装置の使用状態を示す平
面図である。
【図6】噴射ノズルの使用位置及び格納位置を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 車両洗浄装置 10 噴射ノズル 20 ノズルエアシリンダ 30 昇降エアシリンダ 40 モータ K1 格納位置 L1 タイヤ中心 L2 車両走行面 S1〜4 使用位置
フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA31 AB01 BB25 BB44 BB46 BB55 3D025 AA09 AB01 AB02 AC02 AC29 AD17 AD18 3D026 AA04 AA19 AA24 AA27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射ノズルから洗浄水を吐出して、車両
    を洗浄する車両洗浄装置であって、 上記噴射ノズルを、略上下方向に回動させる上下回動手
    段と、 上記噴射ノズルを、略左右方向に回動させる左右回動手
    段と、 上記噴射ノズルを、略上下方向に昇降させる昇降手段
    と、を有することを特徴とする車両洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記噴射ノズルが複数設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記昇降手段は、噴射ノズルを略斜め上
    方に上昇させることができるとともに、該噴射ノズルを
    略斜め下方に下降させることができることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の車両洗浄装置。
  4. 【請求項4】 噴射ノズルから洗浄水を吐出して、車両
    を洗浄する車両洗浄装置であって、 伸縮するロッドを有するシリンダであって、略垂直方向
    に設けられたシリンダ部と、 上記ロッドの先端に上下方向に回動可能に取り付けられ
    た噴射ノズルと、 該噴射ノズルを上下方向に回動させるための第1回動部
    と、 上記シリンダ部を左右方向に回動させる第2回動部と、
    を有することを特徴とする車両洗浄装置。
  5. 【請求項5】 上記車両洗浄装置の使用時には、上記第
    2回動部がシリンダ部を繰り返し往復して回動させると
    ともに、上記第1回動部が上記噴射ノズルを繰り返し往
    復して回動させることを特徴とする請求項4に記載の車
    両洗浄装置。
  6. 【請求項6】 上記シリンダ部と噴射ノズルと第1回動
    部とは、一対設けられていることを特徴とする請求項4
    又は5に記載の車両洗浄装置。
  7. 【請求項7】 第2回動部の回動に際して、噴射ノズル
    の左右方向の向きが非対称となるように制御されること
    を特徴とする請求項6に記載の車両洗浄装置。
  8. 【請求項8】 上記シリンダ部は、傾斜して設けられて
    いることを特徴とする請求項4又は5又は6又は7に記
    載の車両洗浄装置。
  9. 【請求項9】 上記噴射ノズルの使用時には、該噴射ノ
    ズルは、車両のタイヤ中心より上方位置にまで到達可能
    であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又
    は5又は6又は7又は8に記載の車両洗浄装置。
  10. 【請求項10】 上記噴射ノズルの格納時には、該噴射
    ノズルが車両走行面よりも下側となるように、該車両洗
    浄装置が取り付けられていることを特徴とする請求項1
    又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9に
    記載の車両洗浄装置。
  11. 【請求項11】 噴射ノズルから洗浄水を吐出して、車
    両を洗浄する車両洗浄装置であって、 該噴射ノズルを車両のタイヤの内側に設けられたナック
    ルの位置よりも上方に配置し、上方から下向きに洗浄水
    を噴射して洗浄を行うことを特徴とする車両洗浄装置。
JP2000159932A 2000-05-30 2000-05-30 車両洗浄装置 Pending JP2001334917A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011042273A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Hiramatsu:Kk 車両洗浄装置とそれを用いた車両洗浄方法
CN103394960A (zh) * 2013-06-26 2013-11-20 芜湖永裕汽车工业有限公司 一种发动机缸盖进排气面螺纹孔铁屑清理装置及清理方法
CN109106962A (zh) * 2018-10-16 2019-01-01 刘宇 一种高速收费站发卡消毒设备
CN113058827A (zh) * 2021-03-26 2021-07-02 重庆汽车消声器有限责任公司 一种汽车三元催化器用可换风向热风循环装置

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