JPH0698987A - ボビンの回転停止検出方法及び検出装置 - Google Patents
ボビンの回転停止検出方法及び検出装置Info
- Publication number
- JPH0698987A JPH0698987A JP26822492A JP26822492A JPH0698987A JP H0698987 A JPH0698987 A JP H0698987A JP 26822492 A JP26822492 A JP 26822492A JP 26822492 A JP26822492 A JP 26822492A JP H0698987 A JPH0698987 A JP H0698987A
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- JP
- Japan
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- bobbin
- sewing
- thread
- rotation
- movement
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボビンに巻かれた下糸が全部繰り出されて無
くなっても或いは切断による事故で糸切れを起こしても
その下糸が繰り出されなくなった状態を素早く検出し駆
動用モ−タを直ちに停止させ不良品の発生を防止するこ
との出来る下糸の供給停止検出方法及び検出装置を提供
すること。 【構成】 生地を縫製するミシンにおいて、縫製時の生
地の移動と共に繰り出される下糸の移動により回転する
ボビン５の回転運動をセンサ−８で検出してこれを所定
パタ−ンの電気信号に変換して演算処理装置９に入力
し、更に該ボビンの回転が停止すると停止信号から前記
ミシン本体の駆動機構用モ−タを停止させることを特徴
とするボビンの回転停止検出方法と、下糸を巻き回転検
出用マ−ク５ａを記したボビン５とこの回転検出センサ
−８と演算処理装置９と、より成ることを特徴とするボ
ビンの回転停止検出装置。
くなっても或いは切断による事故で糸切れを起こしても
その下糸が繰り出されなくなった状態を素早く検出し駆
動用モ−タを直ちに停止させ不良品の発生を防止するこ
との出来る下糸の供給停止検出方法及び検出装置を提供
すること。 【構成】 生地を縫製するミシンにおいて、縫製時の生
地の移動と共に繰り出される下糸の移動により回転する
ボビン５の回転運動をセンサ−８で検出してこれを所定
パタ−ンの電気信号に変換して演算処理装置９に入力
し、更に該ボビンの回転が停止すると停止信号から前記
ミシン本体の駆動機構用モ−タを停止させることを特徴
とするボビンの回転停止検出方法と、下糸を巻き回転検
出用マ−ク５ａを記したボビン５とこの回転検出センサ
−８と演算処理装置９と、より成ることを特徴とするボ
ビンの回転停止検出装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ミシンの下糸を巻い
たボビンの回転状態が何らかの理由で停止に至った時、
その回転停止を検出するボビンの回転停止検出方法及び
検出装置に関する。
たボビンの回転状態が何らかの理由で停止に至った時、
その回転停止を検出するボビンの回転停止検出方法及び
検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ミシンには縫製テ−ブルを挟んで上側に
は上下動する針と共に繰り出される上糸が、下側にはボ
ビンに巻かれた下糸がそれぞれ配置されている。そして
縫製される生地が縫製テ−ブル上を移動するとこの移動
に伴って上糸、下糸が共に布を縫製しながら繰り出され
る。この場合図６に示すように、下糸Ｌ２は縫製速度に
同調して生地に引っ張られるため下糸を巻いたボビン１
５は縫製中は回転している。そしてボビン１５に巻いた
下糸が全部無くなると縫製は不可能となるので、図７に
示すように、ボビン１５端部のフランジ１５ｆに穿設さ
れている穴１５ａを利用してこの穴１５ａより下糸の径
を測定し、ある値になると下糸切れを警告するという方
法或いは装置が知られている。
は上下動する針と共に繰り出される上糸が、下側にはボ
ビンに巻かれた下糸がそれぞれ配置されている。そして
縫製される生地が縫製テ−ブル上を移動するとこの移動
に伴って上糸、下糸が共に布を縫製しながら繰り出され
る。この場合図６に示すように、下糸Ｌ２は縫製速度に
同調して生地に引っ張られるため下糸を巻いたボビン１
５は縫製中は回転している。そしてボビン１５に巻いた
下糸が全部無くなると縫製は不可能となるので、図７に
示すように、ボビン１５端部のフランジ１５ｆに穿設さ
れている穴１５ａを利用してこの穴１５ａより下糸の径
を測定し、ある値になると下糸切れを警告するという方
法或いは装置が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ミシンでの縫製時には
作業者は常に縫製テ−ブルの上側から生地を見ながら作
業するので上糸の糸切れは直ぐに分かるが、ボビンに巻
かれた下糸は充分あるのか糸切れ寸前なのかは分からな
い。しかし下糸が無くなってもそのまま縫製作業を続け
ると生地に針跡が残り不良品が出来たり、糸を解いて縫
製作業のやり直しとなり作業能率が低下する。特に工業
用ミシンの自動ラインの場合はその影響が大きい。更に
生地が革製品やビニ−ル等表面の滑らかな生地では糸切
れによる損失は大きく、縫製コストの上昇要因となる。
また、上記するようにボビンのフランジ１５ｆの穴１５
ａから巻かれた下糸の残りの径を検出する方法等は大型
のボビンにしか適用出来ず且つ下糸の切断による糸切れ
を検出することは出来ない。この発明はかかる課題に鑑
みてなされたものであり、その目的とする所はボビンに
巻かれた下糸が全部繰り出されて無くなっても或いは切
断による事故で糸切れを起こしてもその下糸が繰り出さ
れなくなった状態を素早く検出し駆動用モ−タを直ちに
停止させ不良品の発生を防止することの出来るボビンの
回転停止検出方法及び検出装置を提供することにある。
作業者は常に縫製テ−ブルの上側から生地を見ながら作
業するので上糸の糸切れは直ぐに分かるが、ボビンに巻
かれた下糸は充分あるのか糸切れ寸前なのかは分からな
い。しかし下糸が無くなってもそのまま縫製作業を続け
ると生地に針跡が残り不良品が出来たり、糸を解いて縫
製作業のやり直しとなり作業能率が低下する。特に工業
用ミシンの自動ラインの場合はその影響が大きい。更に
生地が革製品やビニ−ル等表面の滑らかな生地では糸切
れによる損失は大きく、縫製コストの上昇要因となる。
また、上記するようにボビンのフランジ１５ｆの穴１５
ａから巻かれた下糸の残りの径を検出する方法等は大型
のボビンにしか適用出来ず且つ下糸の切断による糸切れ
を検出することは出来ない。この発明はかかる課題に鑑
みてなされたものであり、その目的とする所はボビンに
巻かれた下糸が全部繰り出されて無くなっても或いは切
断による事故で糸切れを起こしてもその下糸が繰り出さ
れなくなった状態を素早く検出し駆動用モ−タを直ちに
停止させ不良品の発生を防止することの出来るボビンの
回転停止検出方法及び検出装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、縫製テ−ブルを挟んで上側
に配置されたミシン本体の駆動機構により上下動する針
を介して繰り出される上糸と下側に配置されボビンから
繰り出される下糸とで生地を縫製するミシンにおいて、
ボビンの回転停止検出方法が、縫製時の生地の移動と共
に繰り出される下糸の移動により回転するボビンの回転
運動をセンサ−で検出してこれを所定のパタ−ンの電気
信号に変換して演算処理装置に入力し、更に該ボビンの
回転が停止すると前記電気信号の停止信号から前記ミシ
ン本体の駆動機構用モ−タを停止させることを特徴とす
る。またボビンの回転停止検出装置を構成する手段
は、下糸を巻き縫製時生地の移動と共に繰り出される下
糸の移動により回転すると共に該回転検出用のマ−クを
記したボビンと、該ボビンの回転運動を検出しこの回転
運動を電気信号に変換するセンサ−と、前記センサ−か
らの電気信号を入力する共に該電気信号が停止すると上
下移動針を駆動するモ−タを停止する信号を出力する演
算処理装置と、より成ることを特徴とする。
る課題を解決するために、縫製テ−ブルを挟んで上側
に配置されたミシン本体の駆動機構により上下動する針
を介して繰り出される上糸と下側に配置されボビンから
繰り出される下糸とで生地を縫製するミシンにおいて、
ボビンの回転停止検出方法が、縫製時の生地の移動と共
に繰り出される下糸の移動により回転するボビンの回転
運動をセンサ−で検出してこれを所定のパタ−ンの電気
信号に変換して演算処理装置に入力し、更に該ボビンの
回転が停止すると前記電気信号の停止信号から前記ミシ
ン本体の駆動機構用モ−タを停止させることを特徴とす
る。またボビンの回転停止検出装置を構成する手段
は、下糸を巻き縫製時生地の移動と共に繰り出される下
糸の移動により回転すると共に該回転検出用のマ−クを
記したボビンと、該ボビンの回転運動を検出しこの回転
運動を電気信号に変換するセンサ−と、前記センサ−か
らの電気信号を入力する共に該電気信号が停止すると上
下移動針を駆動するモ−タを停止する信号を出力する演
算処理装置と、より成ることを特徴とする。
【０００５】
【作用】ボビンの回転停止検出方法及び装置を上記手段
とした時の作用について添付図の符号を用いて説明す
る。縫製作業前には下糸の巻かれたボビン５は停止して
いるが、縫製開始と同時に上糸に縫い合わされて作業が
進行する。ボビン５が縫製時異常なく下糸を繰り出しつ
つ回転すると、センサ−８はボビン５の回転運動による
所定のパタ−ンの周期的変化を電気信号に変換してＣＰ
Ｕに入力すると共に周期的変化がある限りは異常無しと
してモ−タ４は駆動される。しかし、若し切断や糸切れ
によるボビン５の回転運動が停止して周期的変化状態が
無くなれば異常が生じたものとして直ちにこの停止信号
を異常と捉えてＣＰＵによりモ−タ４の駆動を停止す
る。こうして下糸切れや切断という事態が生じても且つ
この異常事態が縫製テ−ブルの上から見えなくても縫製
作業は自動的に停止され不良品が発生するのを防止する
ことが出来る。
とした時の作用について添付図の符号を用いて説明す
る。縫製作業前には下糸の巻かれたボビン５は停止して
いるが、縫製開始と同時に上糸に縫い合わされて作業が
進行する。ボビン５が縫製時異常なく下糸を繰り出しつ
つ回転すると、センサ−８はボビン５の回転運動による
所定のパタ−ンの周期的変化を電気信号に変換してＣＰ
Ｕに入力すると共に周期的変化がある限りは異常無しと
してモ−タ４は駆動される。しかし、若し切断や糸切れ
によるボビン５の回転運動が停止して周期的変化状態が
無くなれば異常が生じたものとして直ちにこの停止信号
を異常と捉えてＣＰＵによりモ−タ４の駆動を停止す
る。こうして下糸切れや切断という事態が生じても且つ
この異常事態が縫製テ−ブルの上から見えなくても縫製
作業は自動的に停止され不良品が発生するのを防止する
ことが出来る。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図１はこの発明を説明するための
ミシンの主要部の正面図、図２は図１のＰ矢視側面図
（但し、この図のみ縫製用生地も示す）である。縫製テ
−ブル２を挟んで上側には針３を上下動させ上糸Ｌ１を
繰り出すための駆動機構を組込んだミシン本体１が設置
され、下側にはミシン本体１の駆動機構を駆動するため
のモ−タ４が設置される。この駆動は通常プ−リ４ａと
ベルト４ｖとミシン本体側プ−リ４ｂにより行なわれ
る。
を参照して説明する。図１はこの発明を説明するための
ミシンの主要部の正面図、図２は図１のＰ矢視側面図
（但し、この図のみ縫製用生地も示す）である。縫製テ
−ブル２を挟んで上側には針３を上下動させ上糸Ｌ１を
繰り出すための駆動機構を組込んだミシン本体１が設置
され、下側にはミシン本体１の駆動機構を駆動するため
のモ−タ４が設置される。この駆動は通常プ−リ４ａと
ベルト４ｖとミシン本体側プ−リ４ｂにより行なわれ
る。
【０００７】前記縫製テ−ブル２の下側には下糸Ｌ２を
巻いたボビン５が配置されているが、このボビン５は所
謂釜７に収納されている。即ち、図３に示すように該ボ
ビン５はボビンケ−ス６に入れられ、更にこのボビンケ
−ス６ごと釜７に回転自在に収納され該釜７に収納され
た状態で回転しつつ下糸Ｌ２を繰り出すようになってい
る。尚、前記ボビン５は両端部にフランジ５ｆ、５ｆが
形成されこのフランジ部分に、円周回りに等間隔に一定
の「しるし」を記した回転検出用マ−ク５ａを装着（貼
付）してある（但し、円周回りの「しるし」は一個でも
良いし、フランジ自身にマ−クを記しても良い）。
巻いたボビン５が配置されているが、このボビン５は所
謂釜７に収納されている。即ち、図３に示すように該ボ
ビン５はボビンケ−ス６に入れられ、更にこのボビンケ
−ス６ごと釜７に回転自在に収納され該釜７に収納され
た状態で回転しつつ下糸Ｌ２を繰り出すようになってい
る。尚、前記ボビン５は両端部にフランジ５ｆ、５ｆが
形成されこのフランジ部分に、円周回りに等間隔に一定
の「しるし」を記した回転検出用マ−ク５ａを装着（貼
付）してある（但し、円周回りの「しるし」は一個でも
良いし、フランジ自身にマ−クを記しても良い）。
【０００８】次に、８はセンサ−であって前記ボビン５
の回転状態を捉え一定の周期的電気信号に変換し演算処
理装置（ＣＰＵ）９に入力するようにしてある。即ち、
図４に示すようにセンサ−の検出部は常にボビン５の回
転する回転検出用マ−ク５ａの部分に向けられこの回転
検出用マ−ク５ａの回転に伴う周期的変化を検出出来る
ようにしてある。なお、回転検出用マ−ク５ａとしては
磁石を利用したものでも良い。センサ−８としては回転
検出用マ−ク５ａが鉄やクロ−ム等の強磁性体である場
合、磁束密度の周期的変化を捉えこれを電気信号に変換
するものでも良い。更に、センサ−８としてはレ−ザ−
光を投射すると共に反射光を捉えこれを電気信号に変換
するもの或いは光ファイバセンサや超音波センサ等であ
っても良い。その他ボビン５の穴を利用するようなセン
サであっても良い。またフランジ部５ｆ側面に小さなマ
グネットを固定（埋設）したりしても良い。即ち、この
場合のセンサ−８としてはボビン５が回転しているとき
周期的に変化するボビンの回転運動を一定のパタ−ンの
電気信号として検出出来るようにするのである。
の回転状態を捉え一定の周期的電気信号に変換し演算処
理装置（ＣＰＵ）９に入力するようにしてある。即ち、
図４に示すようにセンサ−の検出部は常にボビン５の回
転する回転検出用マ−ク５ａの部分に向けられこの回転
検出用マ−ク５ａの回転に伴う周期的変化を検出出来る
ようにしてある。なお、回転検出用マ−ク５ａとしては
磁石を利用したものでも良い。センサ−８としては回転
検出用マ−ク５ａが鉄やクロ−ム等の強磁性体である場
合、磁束密度の周期的変化を捉えこれを電気信号に変換
するものでも良い。更に、センサ−８としてはレ−ザ−
光を投射すると共に反射光を捉えこれを電気信号に変換
するもの或いは光ファイバセンサや超音波センサ等であ
っても良い。その他ボビン５の穴を利用するようなセン
サであっても良い。またフランジ部５ｆ側面に小さなマ
グネットを固定（埋設）したりしても良い。即ち、この
場合のセンサ−８としてはボビン５が回転しているとき
周期的に変化するボビンの回転運動を一定のパタ−ンの
電気信号として検出出来るようにするのである。
【０００９】前記センサ−８の検出する信号のパタ−ン
としては様々であり、例えば図５（Ａ）に示すようなパ
タ−ンのもの、図５（Ｂ）のようなパタ−ンであった
り、或いは図５（Ｃ）に示すようなパタ−ンであったり
する。しかしどのようなパタ−ンであってもボビン５の
下糸が切断や糸切れで無くなった場合、ボビン５の回転
や振動は停止するためセンサ−８はこの停止状態をも検
出することになる。そこでこのボビン５の停止状態をＣ
ＰＵ９で捉えてモ−タ４のスイッチを切りミシンの縫製
作業を停止するのである。
としては様々であり、例えば図５（Ａ）に示すようなパ
タ−ンのもの、図５（Ｂ）のようなパタ−ンであった
り、或いは図５（Ｃ）に示すようなパタ−ンであったり
する。しかしどのようなパタ−ンであってもボビン５の
下糸が切断や糸切れで無くなった場合、ボビン５の回転
や振動は停止するためセンサ−８はこの停止状態をも検
出することになる。そこでこのボビン５の停止状態をＣ
ＰＵ９で捉えてモ−タ４のスイッチを切りミシンの縫製
作業を停止するのである。
【００１０】この発明の一実施例の詳細は以上のようで
あるが、次にその作用について説明する。縫製作業前に
は下糸の巻かれたボビン５は停止しているが、縫製開始
と同時に上糸に縫い合わされて作業が進行する。ボビン
５が縫製時異常なく下糸を繰り出しつつ回転すると、セ
ンサ−８はボビン５の回転運動による周期的変化を所定
のパタ−ンの電気信号に変換してＣＰＵ９に入力すると
共に周期的変化がある限りは異常無しとしてモ−タ４は
駆動される。しかし、若し切断や糸切れによるボビン５
の回転運動が停止して周期的変化状態が無くなれば異常
が生じたものとして直ちにこの停止を異常と捉えてＣＰ
Ｕ９によりモ−タ４の駆動を停止する。こうして下糸切
れや切断という事態が生じても且つこの異常事態が縫製
テ−ブルの上から見えなくても縫製作業は自動的に停止
され不良品が発生するのを防止することが出来る。
あるが、次にその作用について説明する。縫製作業前に
は下糸の巻かれたボビン５は停止しているが、縫製開始
と同時に上糸に縫い合わされて作業が進行する。ボビン
５が縫製時異常なく下糸を繰り出しつつ回転すると、セ
ンサ−８はボビン５の回転運動による周期的変化を所定
のパタ−ンの電気信号に変換してＣＰＵ９に入力すると
共に周期的変化がある限りは異常無しとしてモ−タ４は
駆動される。しかし、若し切断や糸切れによるボビン５
の回転運動が停止して周期的変化状態が無くなれば異常
が生じたものとして直ちにこの停止を異常と捉えてＣＰ
Ｕ９によりモ−タ４の駆動を停止する。こうして下糸切
れや切断という事態が生じても且つこの異常事態が縫製
テ−ブルの上から見えなくても縫製作業は自動的に停止
され不良品が発生するのを防止することが出来る。
【００１１】
【発明の効果】この発明は以上詳述したような構成とし
たので、生地に針跡が残り不良品が発生するという事態
を防止することが出来る。特に工業用自動ラインにおい
ては糸切れ時のボビン交換が適切に行なわれるので生産
性が飛躍的に向上する。また不良品によるリスク回避
と、一人で複数台のライン管理が効率的に行なえるため
人件費の節約と縫製時のト−タルコストの低減が可能と
なるなど大きなメリットが生じる。
たので、生地に針跡が残り不良品が発生するという事態
を防止することが出来る。特に工業用自動ラインにおい
ては糸切れ時のボビン交換が適切に行なわれるので生産
性が飛躍的に向上する。また不良品によるリスク回避
と、一人で複数台のライン管理が効率的に行なえるため
人件費の節約と縫製時のト−タルコストの低減が可能と
なるなど大きなメリットが生じる。
【図１】この発明を説明するためのミシンの主要部の正
面図である。
面図である。
【図２】図１のＰ矢視側面図である。
【図３】ボビンを収納する周辺のボビンケ−スとボビン
と釜の斜視図である。
と釜の斜視図である。
【図４】釜に収納されたボビンの回転検出用マ−ク付近
と、このマ−クを記したボビン部分の拡大図である。
と、このマ−クを記したボビン部分の拡大図である。
【図５】図５（Ａ）も図５（Ｂ）も図５（Ｃ）のいずれ
もセンサ−が捉えたボビンの回転時の検出信号を電気信
号に変換した場合に変換信号として表示される信号パタ
−ンの例を示す図である。
もセンサ−が捉えたボビンの回転時の検出信号を電気信
号に変換した場合に変換信号として表示される信号パタ
−ンの例を示す図である。
【図６】従来のボビンとこのボビンに巻かれた下糸を示
す図である。
す図である。
【図７】下糸切れを検出する従来のボビンの側面図であ
る。
る。
１ ミシン本体 ２ 縫製テ−ブル
３ 針 ４ モ−タ ５ ボビン ５ａ 回転検出用マ−ク ５ｆ ボビンフランジ ６ ボビンケ−ス ７ 釜 ８ センサ− ９ ＣＰＵ Ｌ１ 上糸 Ｌ２ 下糸
３ 針 ４ モ−タ ５ ボビン ５ａ 回転検出用マ−ク ５ｆ ボビンフランジ ６ ボビンケ−ス ７ 釜 ８ センサ− ９ ＣＰＵ Ｌ１ 上糸 Ｌ２ 下糸
Claims (2)
- 【請求項１】 縫製テ−ブルを挟んで上側に配置された
ミシン本体の駆動機構により上下動する針を介して繰り
出される上糸と下側に配置されボビンから繰り出される
下糸とで生地を縫製するミシンにおいて、縫製時の生地
の移動と共に繰り出される下糸の移動により回転するボ
ビンの回転運動をセンサ−で検出しこれを所定のパタ−
ンの電気信号に変換して演算処理装置に入力し、更に該
ボビンの回転が停止すると前記電気信号の停止信号から
前記ミシン本体の駆動機構用モ−タを停止させることを
特徴とするボビンの回転停止検出方法。 - 【請求項２】 下糸を巻き縫製時生地の移動と共に繰り
出される下糸の移動により回転すると共に該回転検出用
のマ−クを記したボビンと、該ボビンの回転運動を検出
しこの回転運動を電気信号に変換するセンサ−と、前記
センサ−からの電気信号を入力する共に該電気信号が停
止すると上下移動針を駆動するモ−タを停止する信号を
出力する演算処理装置と、より成ることを特徴とするボ
ビンの回転停止検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26822492A JPH0698987A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ボビンの回転停止検出方法及び検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26822492A JPH0698987A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ボビンの回転停止検出方法及び検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0698987A true JPH0698987A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17455640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26822492A Pending JPH0698987A (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ボビンの回転停止検出方法及び検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698987A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049383A1 (en) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Kyoung Key Yoon | A bottom thread supply device detecting residual thread for a sewing machine |
| JP2013536038A (ja) * | 2010-09-09 | 2013-09-19 | ボビンテル インコーポレイテッド | ミシン下糸末端を感知する装置及び下糸リール |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56116487A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-12 | Eiji Okamoto | Lock stitch sewing machine apparatus |
| JPS61232887A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-17 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの下糸残量検出装置 |
| JPH0426489A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-29 | Juki Corp | ミシンの下糸残量検出装置 |
| JPH04215794A (ja) * | 1990-12-14 | 1992-08-06 | Brother Ind Ltd | ミシンの下糸残量検出装置 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP26822492A patent/JPH0698987A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| JP2013536038A (ja) * | 2010-09-09 | 2013-09-19 | ボビンテル インコーポレイテッド | ミシン下糸末端を感知する装置及び下糸リール |
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