JP2008212531A - ミシンの下糸残量検出装置 - Google Patents

ミシンの下糸残量検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ミシン釜に収容されるボビンに巻かれている下糸残量を、より好適に検出することができるミシンの下糸残量検出装置を実現する。
【解決手段】ミシンの下糸残量検出装置100は、ボビン1の軸部2に巻かれている下糸が少なくなったことで、第1検出部10の光出力部11が出力した光が軸部2を透過可能となり、その透過光を第1検出部10の透過光受光部12が受光可能になったタイミングに、第1検出部10から第2検出部20の光検出動作に切り替える。そして、下糸残量検出装置100は、第2検出部20における反射光受光部22が受光した反射光の検出に基づいて、ボビン1の回転停止を判断した場合に、ミシンの縫製動作を停止させて、ボビン1やボビン1を収容するミシン釜70に残る下糸残量が多過ぎたり少な過ぎたりすることのないように、下糸管理を良好に行うことを可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミシンの下糸残量検出装置に関する。
従来、ミシンにおいて、下糸が巻かれたボビンは、ミシンの針棒の下方におけるミシンベッド部内のミシン釜に装着されるため、縫製中に下糸の残量を視認して確認することができない。そのため、ボビンに巻かれた下糸の残量を検出する下糸検出装置を備え、下糸がなくなる前に、下糸を補充すべきタイミングであって、ボビンを交換するタイミングを作業者に認識させることを可能にしたミシンが提案されている。
この下糸の検出に関して、ボビンのフランジ上に形成された明暗領域によるマークを検知するセンサを備え、下糸が繰り出された際のボビンの回転に伴い、センサが明部と暗部を繰り返し検知したパルス列に基づき、そのボビンの回転量を検出するとともに、そのボビンに下糸を巻き取った際の回転量と比較するなどして、下糸の残量や消費量を判定し、報知する糸監視装置を有するミシンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平3−500612号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、ボビンから下糸が繰り出されたことにより回転するボビンの回転を検出しているため、同じ長さの下糸が繰り出された場合でも、ボビンの糸巻き量が多い場合と少ない場合とではボビンの回転速度が異なるので、そのボビンの回転検出に誤差が生じやすい。つまり、同じ長さの下糸が繰り出された場合、ボビンの糸巻き量が少ない場合ではボビンの回転速度は速く、ボビンの糸巻き量が多い場合ではボビンの回転速度は遅くなるので、ボビン1回転あたりの検出間隔にバラツキがあるため、下糸の残量や消費量の算出に誤差が生じて、下糸残量の監視にも狂いが生じてしまうことがある。
具体的には、ボビンの糸巻き量が多い場合にゆっくり回転するボビンが回転していないものとセンサが誤検知してしまうことや、縫製動作後に慣性力でボビンが空転した際や、ミシン停止中に作業者の手動操作で下糸が引き出された際には、ボビンの回転がセンサに検知されないことなどより、下糸の残量や消費量を誤検出してしまうために、下糸を消費しきったにもかかわらず下糸残量があると判定してしまったり、下糸残量が十分あるにもかかわらず下糸補充タイミングであると判定してしまったりするトラブルが生じてしまうことがあった。
本発明の目的は、ミシン釜に収容されるボビンに巻かれている下糸残量を、より好適に検出することができるミシンの下糸残量検出装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ミシンのミシン釜内に収容されるボビンに巻かれている下糸の残量を検出するミシンの下糸残量検出装置であって、ボビンにおける光透過性を有する軸部に向けて光を出力する光出力部と、光出力部から出力されて軸部を透過した光を受光する透過光受光部と、を有する第1検出部と、ボビンにおけるフランジ部の周面に形成された光学式ストライプに向けて光を照射する発光部と、発光部から照射されてフランジ部の光学式ストライプで反射された反射光を受光する反射光受光部と、を有する第2検出部と、を備え、第1検出部における透過光受光部が光を受光したことに伴い、第1検出部から第2検出部の光検出動作に切り替える検出部切替制御手段と、第2検出部における反射光受光部が受光した反射光に基づき、ボビンが回転しているか否かを判断する判断手段と、判断手段によりボビンの回転停止が判断された場合に、ミシンの縫製動作を停止させるミシン停止制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ミシンの下糸残量検出装置は、ボビンの軸部に巻かれている下糸が少なくなったことで、第1検出部の光出力部が出力した光が軸部を透過可能となり、その透過光を第1検出部の透過光受光部が受光可能になったタイミングに、第1検出部から第2検出部の光検出動作に切り替える。
そして、下糸残量検出装置は、第2検出部における反射光受光部が受光した反射光の検出に基づいて、ボビンの回転停止を判断した場合に、ミシンの縫製動作を停止させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの下糸残量検出装置において、第1検出部における透過光受光部が光を受光した際、または、判断手段によりボビンの回転停止が判断された際に、ボビンの下糸残量が所定量以下になったことを報知する報知手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンの下糸残量検出装置は、第1検出部における透過光受光部が光を受光した際、又は、判断手段によりボビンの回転停止が判断された際に、ボビンの下糸残量が所定量以下になったことを作業者に報知することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンの下糸残量検出装置において、ボビンの軸部には、下糸の巻き始め端部が巻き付けられる括れ部が形成されており、光出力部は、括れ部が形成されていない軸部部分に向けて光を出力することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンの下糸残量検出装置の光出力部は、ボビンの軸部における括れ部が形成されていない軸部部分に向けて光を出力するようになっている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のミシンの下糸残量検出装置において、ボビンを収容するミシン釜は、ボビンに巻かれた下糸を保持する下糸保持部を備え、判断手段によりボビンの回転停止が判断された際に、その下糸の端部が下糸保持部に保持されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の作用を奏するとともに、ミシンの下糸残量検出装置において、ボビンの回転停止が判断された際に、ボビンに巻かれていた下糸の端部は、下糸保持部に保持される。
請求項1に記載の発明によれば、ミシンの下糸残量検出装置は、ボビンの軸部に巻かれている下糸が少なくなったことで、第1検出部の光出力部が出力した光が軸部を透過可能となり、その透過光を第1検出部の透過光受光部が受光可能になったタイミングに、第1検出部から第2検出部の光検出動作に切り替える。そして、下糸残量検出装置は、第2検出部における反射光受光部が受光した反射光の検出に基づいて、ボビンの回転停止を判断した場合に、ミシンの縫製動作を停止させることができる。
つまり、下糸残量検出装置の第1検出部は、ボビンの軸部に向けて光出力部が出力した光を、透過光受光部が受光するようになっているので、ボビンの軸部に巻かれている下糸が少なくなり、その出力された光が軸部を透過するようになった際に、透過光受光部がその光を受光して検知することによって、ボビンの下糸残量が所定量以下になったことを検出することができ、その検出に応じて第1検出部から第2検出部の光検出動作に切り替えることができる。
また、下糸残量検出装置の第2検出部は、ボビンのフランジ部の周面に形成された光学的ストライプに向けて発光部が照射した光の反射光を反射光受光部が受光するようになっており、そのボビンが回転していることに伴う光学的ストライプの反射光であって、例えば、強い反射光と弱い反射光が交互に繰り返されるパルス信号に基づいてボビンが回転しているか否かを判断するとともに、ボビンの回転停止が判断されたことにより、ボビンの下糸残量が所定量以下になったことを検出することができ、その検出に応じてミシンの縫製動作を停止させることができる。
このように、ミシンの下糸残量検出装置は、第1検出部によって、ボビンに巻かれている下糸残量が所定量以下になったことを検出すると、第2検出部による下糸残量検出に切り替えるとともに、ボビンの下糸残量が所定量以下であって、より僅かになったことを第2検出部が検出すると、ミシンを停止することができるので、ミシン釜に収容されるボビンに巻かれている下糸残量をより好適に検出して、その下糸残量が多過ぎたり少な過ぎたりすることのないように、その下糸管理を良好に行うことができる。
よって、ミシンの下糸残量検出装置は、ミシン釜に収容されるボビンに巻かれている下糸残量を、より好適に検出することができる下糸残量検出装置であるといえる。
請求項2に記載の発明によれば、ミシンの下糸残量検出装置は、第1検出部における透過光受光部が光を受光した際、または、判断手段によりボビンの回転停止が判断された際に、ボビンの下糸残量が所定量以下になったことを作業者に報知することができるので、作業者は、ボビンの下糸残量が所定量以下になり、残り僅かになったことを認識することができる。
つまり、下糸残量検出装置が、第1検出部における透過光受光部が光を受光した際に、下糸残量報知を行った場合、作業者は、第1検出部の光出力部が出力した光であって軸部を透過した光を、第1検出部の透過光受光部が受光可能になったタイミングにボビンの軸部に巻かれている下糸量に対応する下糸残量となったことを認識することができる。
また、下糸残量検出装置が、判断手段によりボビンの回転停止が判断された際に、下糸残量報知を行った場合、作業者は、ボビンに巻き付けられた下糸がボビンから全て繰り出されたことに伴いそのボビンが回転停止したタイミングにおける、極僅かにボビンやミシン釜に残る下糸残量となったことを認識することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ミシンの下糸残量検出装置の光出力部は、ボビンの軸部における括れ部が形成されていない軸部部分に向けて光を出力するようになっているので、ボビンの軸部に巻かれている下糸が少なくなった場合であって、下糸残量が括れ部に巻かれている下糸程度になった際に、光出力部が出力した光が軸部を良好に透過することができることとなって、より確実に透過光受光部が透過した光を受光して検知することができる。
そして、ミシンの下糸残量検出装置は、より好適に下糸残量の検出を行うことが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、ミシンの下糸残量検出装置において、ボビンの回転停止が判断された際に、ボビンに巻かれていた下糸の端部は、下糸保持部に保持されることになるので、ボビンから繰り出された下糸の端部がミシン釜から完全に抜け出てしまうことを防止することができ、下糸端部がミシン釜から完全に抜け出てしまったことによる下糸通しや下糸結節などの煩雑な作業を行う無駄を省くことができることとなって、良好にミシンを取り扱うことが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの下糸残量検出装置に関する実施形態について詳細に説明する。
ミシンの下糸残量検出装置は、ミシンのミシン釜内に収容されるボビンに巻かれている下糸の残量を検出する装置である。
図1は、下糸残量検出装置の要部構成を示すブロック図であり、図2は、下糸残量検出装置のミシン釜近傍の構成を示す説明図である。
ミシンの下糸残量検出装置100は、図1、図2に示すように、ボビン1における光透過性を有する軸部2に向けて光を出力する光出力部11と、光出力部11から出力されて軸部2を透過した光を受光する透過光受光部12とを有する第1検出部10と、ボビン1におけるフランジ部3の周面に形成された光学式ストライプ3aに向けて光を照射する発光部21と、発光部21から照射されてフランジ部3の光学式ストライプ3aで反射された反射光を受光する反射光受光部22とを有する第2検出部20と、ミシンのミシン主軸(図示省略)を回転させる主軸モータ(図示省略)を駆動するモータドライバ30と、ミシン主軸(図示省略)の軸角度を検出するエンコーダ40と、ボビン1の下糸残量が所定量以下になったことを報知する報知手段としての表示部50と、上記各部を制御する制御部60等を備えている。
また、ボビン1を収容するミシン釜70は、図2に示すように、下糸が巻かれたボビン1が装着される内釜71と、内釜71の外側に回転可能に備えられる外釜72等を有している。
この内釜71と外釜72には、図3に示すように、第1検出部10の光出力部11が出力した光や、第2検出部20の発光部21が発光した光をボビン1に向けて照射するための複数の開口が形成されている。
そして、内釜71には、図3に示すように、第1検出部10用の開口711と、第2検出部20用の開口712とが設けられており、外釜72には、図3に示すように、第1検出部10用の開口721と、第2検出部20用の開口722とが設けられている。
このミシン釜70は、例えば、垂直全回転釜であって、図示しないミシン主軸の回転に連動して回転する下軸(図示省略)に連結されており、図示しない下軸の回転に応じてミシン釜70(外釜72)が回転するようになっている。
なお、ミシンのミシン主軸が回動することによって、ミシン針を備える針棒が上下動するとともに、連動して回転する下軸によってミシン釜が回転する。そして、上糸を供給するミシン針と下糸を供給するミシン釜との協働によって、縫い目が形成されるようになっている。このミシン針、針棒、ミシン主軸、下軸、ミシン釜等の接続構成や動作は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
また、ミシン釜70には、ボビン1に巻かれた下糸を保持する下糸保持部80が備えられている。
下糸保持部80は、ボビン1から繰り出される下糸を釜の外に案内する下糸ガイド81と、その下糸を下糸ガイド81に付勢する下糸挟持ばね82とを有している。
この下糸保持部80は、ボビン1から繰り出される下糸に糸張力を付与するとともに、ボビン1に巻かれていた下糸が全てミシン釜70から繰り出されてしまわないように、下糸の端部をミシン釜70内に保持するようになっている。
また、ボビン1は、図4に示すように、下糸が捲回される軸部2と、軸部2の両側に設けられる円盤状のフランジ部3とを有している。
軸部2の中央側には、一段細い軸部であって、下糸の巻き始め端部側が巻き付けられる括れ部2aが形成されている。この括れ部2aを埋めるように下糸が捲回された後、軸部2全体に下糸が捲回されるようになっている。
フランジ部3の周面には、明部(例えば、白色部)と暗部(例えば、黒色部)とがボビン1の回転方向に沿って繰り返されてなる光学式ストライプ3aが形成されている。この光学式ストライプ3aの明部に照射された光は反射されやすく、暗部に照射された光は反射しにくくなっている。なお、光学式ストライプ3aは2つのフランジ部3のうち、少なくとも一方に設けられていればよい。
また、ボビン1は、例えば、透明な樹脂によって成型されてなり、特に、軸部2は光透過性を有するようになっている。
第1検出部10は、光出力部11と透過光受光部12を有しており、光出力部11と透過光受光部12はミシン釜70における外釜72の外側であって、ミシン釜70内のボビン1、特にボビン1の軸部2を挟んで対向する位置に配されている。特に、光出力部11は、軸部2の括れ部2aが形成されていない軸部部分に向けて光を出力する位置に配されている。
光出力部11は、例えば、狭指向性の発光ダイオードであり、略平行な光を出力する発光素子である。
透過光受光部12は、例えば、フォトトランジスタ、フォトダイオードなどの光センサであり、光出力部11が出力した照射光を検知する受光素子である。
ここで、ミシン釜70の内釜71の第1検出部用の開口711と、外釜72の第1検出部用の開口721は、図5(a)と(b)に示すように、図示しないミシン主軸におけるミシン縫製動作時の位相タイミングである軸角度が167.5度から172.5度の範囲(167.5°〜172.5°の5度間)と、347.5度から352.5度の範囲(347.5°〜352.5°の5度間)に対応して形成されており、その位相タイミングにおいて4つの開口(721、711、711、721)がボビン1の軸部2を挟んで連通する配置をとるようになっている。
この位相タイミングにおいて、光出力部11が出力した光が各開口を通じて透過光受光部12に到達可能となっている。
なお、図5における内釜71と外釜72には、第1検出部用の開口(711、721)のみを図示し、第2検出部用の開口(721、722)の図示は省略している。
この第1検出部10は、ボビン1の軸部2に向けて光出力部11が出力した光を、透過光受光部12が受光するようになっているので、ボビン1の軸部2に下糸が多く巻かれている際には、その出力された光は下糸束に当たり軸部2を透過することができないため、透過光受光部12はその光を検知できない。そして、ボビン1の軸部2に巻かれている下糸が少なくなった際に、その出力された光が軸部2を透過するようになり、透過光受光部12がその光を受光して検知するようになっている。
特に、光出力部11は、軸部2の括れ部2aが形成されていない軸部部分に向けて光を出力するようになっているので、ボビン1の軸部2に巻かれている下糸が少なくなった場合であって、下糸残量が括れ部2aに巻かれている下糸のみになった際に、その光出力部11が出力した照射光が好適に軸部2を透過することができることとなって、より確実に透過光受光部12が透過光を受光して検知することが可能になっている。
そして、透過光受光部12が光出力部11による照射光、特にボビン1の軸部2を透過した透過光を検知すると、第1検出部10は、透過光検知信号を制御部60に出力する。
第2検出部20は、発光部21と反射光受光部22を有しており、発光部21と反射光受光部22はミシン釜70における外釜72の外側に並んで配設されている。特に、発光部21は、光学式ストライプ3aが設けられているフランジ部3の周面に向けて光を出力する位置に配されている。
発光部21は、例えば、狭指向性の発光ダイオードであり、略平行な光を出力する発光素子である。
反射光受光部22は、例えば、フォトトランジスタ、フォトダイオードなどの光センサであり、発光部21がボビン1に向けて照射して、ボビン1のフランジ部3の周面(光学的ストライプ3a)で反射されて反射光となった光を検知する受光素子である。
ここで、ミシン釜70の内釜71の第2検出部用の開口712と、外釜72の第2検出部用の開口722は、図6(a)と(b)に示すように、図示しないミシン主軸におけるミシン縫製動作時の位相タイミングである軸角度が350度から30度までの範囲(350°〜30°の40度間)に対応して形成されており、その位相タイミングにおいて2つの開口(722、712)が重なる配置をとるようになっている。
この位相タイミングにおいて、発光部21が出力した光が各開口を通じてボビン1のフランジ部3に当たり、そのフランジ部3で反射された反射光が各開口を通じて反射光受光部22に到達可能となっている。
なお、図6における内釜71と外釜72には、第2検出部用の開口(721、722)のみを図示し、第1検出部用の開口(711、721)の図示は省略している。
この第2検出部20は、ボビン1のフランジ部3の光学的ストライプ3aに向けて発光部21が照射した光が、その光学的ストライプ3aで反射されて反射光となった光を反射光受光部22が受光して検知するようになっているので、光学的ストライプ3aの明部による反射光は強く検知され、光学的ストライプ3aの暗部による反射光は弱く検知される(或いは、暗部による反射光は検知されない)こととなる。
そして、ボビン1から下糸が繰り出されることに伴い、そのボビン1が回転している場合には、強い反射光と弱い反射光を交互に受光するように、反射光受光部22は発光部21が照射した光を検知する。
一方、ボビン1が停止し回転していない場合には、強い反射光または弱い反射光の何れか一方を受光するように、反射光受光部22は発光部21が照射した光を検知する。
この第2検出部20は、ボビン1が回転していることに伴う、強い反射光と弱い反射光が交互に繰り返される点滅信号(パルス信号)に基づき、そのボビン1の回転を検知することができるので、ボビン1に巻かれている下糸の糸巻き量が比較的少ない場合であり、同じ長さの下糸が繰り出された際に比較的速く回転する状態のボビン1の回転を検知しやすくなっている。
つまり、第2検出部20は、ボビン1に巻かれている下糸が僅かであって、下糸がなくなる直前のタイミング、又は、ボビン1の下糸がなくなった瞬間のタイミングをより敏感に検知することができる。
そして、反射光受光部22が発光部21による照射光であって、ボビン1のフランジ部3の光学的ストライプ3aで反射された反射光を検知すると、第2検出部20は、反射光検知信号を制御部60に出力する。
表示部50は、例えば、ミシンにおける操作パネルなどの液晶表示パネルであって、各種データ等が表示可能になっている。つまり、下糸残量検出装置100の表示部50は、ミシンの表示部と兼用されている。
そして、下糸残量検出装置100の報知手段として機能する表示部50は、第1検出部10における透過光受光部12が光を受光した際、又は、後述する判断手段としての制御部60によりボビン1の回転停止が判断された際に、ボビン1の下糸残量が所定量以下になったことを作業者に報知するように、所定のメッセージを表示するようになっている。
制御部60は、例えば、各種の演算処理等を行うCPUと、このCPUのワークエリア等として使用されるRAMと、CPUにより実行される各種制御プログラム及びデータ等が格納されるROM等を備えて構成されている。
そして、制御部60は、第1検出部10における透過光受光部12が光出力部11による光を受光したことに伴い、その第1検出部10が出力した透過光検知信号の入力に基づき、第1検出部10から第2検出部20の光検出動作に切り替える検出部切替制御手段として機能する。
つまり、検出部切替制御手段としての制御部60は、第1検出部10が出力した透過光検知信号の入力に基づいて、光出力部11による照射光を透過光受光部12で検知する第1検出部10の光検出動作を停止して、発光部21による照射光を反射光受光部22で検知する第2検出部20の光検出動作を開始するように切り替える制御を実行する。
また、制御部60は、第2検出部20における反射光受光部22が受光した反射光に基づき、ボビン1が回転しているか否かを判断する判断手段として機能する。
つまり、判断手段としての制御部60は、第2検出部20の反射光受光部22が受光した反射光であって、ボビン1のフランジ部3の光学的ストライプ3aで反射された反射光を第2検出部20が検知することに伴い、その第2検出部20が出力した反射光検知信号の入力に基づいて、ボビン1が回転しているか否かを判断する制御を実行する。
具体的には、第2検出部20が検知した反射光であって、光学的ストライプ3aの明部による反射光に応じた反射光検知信号の強光信号と、光学的ストライプ3aの暗部による反射光に応じた反射光検知信号の弱光信号とによるパルス信号の入力を受け付けた場合、判断手段としての制御部60は、ボビン1に巻き付けられた下糸がボビン1から繰り出されたことに伴い、そのボビン1が回転しているものと判断する。一方、反射光検知信号に応じたパルス信号の入力がない場合(即ち、強光信号と弱光信号の何れか一方の信号入力のみの場合)、判断手段としての制御部60は、ボビン1は回転していない(回転停止している)ものと判断する。
また、制御部60は、判断手段としての制御部60によりボビン1の回転停止が判断された場合に、ミシンの縫製動作を停止させるミシン停止制御手段として機能する。
つまり、ミシン停止制御手段としての制御部60は、ボビン1の回転停止が判断されると、下糸を補給するタイミングであって、下糸が十分に巻かれた新たなボビンに交換するタイミングであると、モータドライバ30を介して主軸モータの駆動を停止させてミシン主軸を止めるようにして、ミシンの縫製動作を停止させる制御を実行する。
また、制御部60は、第1検出部10における透過光受光部12が光を受光した際、または、判断手段としての制御部60によりボビン1の回転停止が判断された際に、ボビン1の下糸残量が所定量以下になったことを報知するように、所定のメッセージを表示部5に表示させる報知制御手段として機能する。
つまり、報知制御手段としての制御部60は、報知手段の一部として機能する。
次に、本発明に係るミシンの下糸残量検出装置100による、下糸残量検出処理について、図7に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、ミシンが起動して、縫製動作が実行される(ステップS101)。なお、ミシンの縫製動作に関する、ミシン主軸や下軸の回動に伴う針棒(ミシン針)やミシン釜の駆動動作等は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
次いで、エンコーダ40により検出されるミシン主軸の軸角度に基づいて、所定の位相タイミングに光出力部11が出力した光を透過光受光部12が受光して検知する第1検出部10による光検出を行う(ステップS102)。
そして、制御部60は、第1検出部10の透過光受光部12が、光出力部11が出力した光を受光したか否かを判断する(ステップS103)。
制御部60が、透過光受光部12は光出力部11が出力した光を受光していないと判断すると(ステップS103;No)、ステップS102に戻り、縫製動作を継続するとともに、第1検出部10による光検出を繰り返し行う。
つまり、図8に示すように、ボビン1に多くの下糸が巻かれており、縫製を継続するにあたって十分な下糸残量がある場合には、光出力部11が出力した光は、ボビン1の軸部2に捲回された下糸束によって遮られて透過光受光部12に到達できないため、透過光受光部12はその光を受光することができないようになっている。
一方、第1検出部10における透過光受光部12が光出力部11による光を受光したことに伴い、制御部60が、第1検出部10から出力された透過光検知信号の入力を検知すると(ステップS103;Yes)、制御部60は、第1検出部10から第2検出部20の光検出動作に切り替える。
つまり、図9に示すように、ボビン1に巻かれている下糸が残り少なくなり、ボビン1の軸部2の括れ部2aに下糸が捲回された状態になると、光出力部11が出力した光は、ボビン1の軸部2を透過して透過光受光部12に到達することとなって、透過光受光部12がその透過光を検知することとなっている。なお、軸部2に巻かれている下糸が750巻きから残り5巻き程度になった際には、軸部2に下糸が巻かれている部分であっても透過率60〜70%程度の透過光が透過光受光部12に検知されることとなって、第1検出部10から第2検出部20の光検出動作に切り替えられるようになっている。
また、制御部60が、透過光検知信号を検知した際であって、第1検出部10における透過光受光部12が光出力部11による光を受光した際に、ボビン1に巻かれた下糸の残量が所定量以下になり、残り僅かであることを作業者に予備的に報知するように、まもなく下糸残量警告報知が行われる旨の予備報知メッセージを表示部50に表示するようにしてもよい。
制御部60により、第1検出部10から第2検出部20の光検出動作に切り替えられると、エンコーダ40により検出されるミシン主軸の軸角度に基づいて、所定の位相タイミングに発光部21が照射した光であって、ボビン1のフランジ部3の光学的ストライプ3aによって反射された反射光を反射光受光部22が受光して検知する第2検出部20による光検出を行う(ステップS104)。
そして、制御部60は、ミシン釜70に収容されているボビン1が回転しているか否かを判断する(ステップS105)。
制御部60が、第2検出部20が検知した反射光であって、光学的ストライプ3aの明部と暗部とによる反射光に応じたパルス信号の入力を検知して、ボビン1が回転しているものと判断すると(ステップS105;Yes)、ステップS104に戻り、縫製動作を継続するとともに、第2検出部20による光検出を繰り返し行う。
つまり、図9に示すように、ボビン1に巻かれている下糸が残り少なくなると、ボビン1に巻かれている下糸がなくなる直前のタイミング、又は、ボビン1の下糸がなくなった瞬間のタイミングをより敏感に検知可能な第2検出部20による光検出を行うようになっている。
なお、第2検出部20による光検出を行う際は、ボビン1に巻かれている下糸残量が少ない状態であり、その下糸が繰り出された際のボビン1の回転速度は比較的速い状態であるので、下糸が繰り出されてボビン1が回転することに伴う反射光検知信号のパルス信号は、好適に制御部60に入力されるようになっている。
一方、制御部60が、反射光検知信号に応じたパルス信号の入力を検知せず、ボビン1が停止しているものと判断すると(ステップS105;No)、制御部60は、ボビン1に巻かれた下糸残量が所定量以下になった旨を作業者に知らせるように、下糸残量警告報知メッセージを表示部50に表示する(ステップS106)。
更に、制御部60は、モータドライバ30を動作制御して主軸モータを停止させてミシン主軸を止めるとともに、ミシンの縫製動作を停止させて(ステップS107)、下糸残量検出処理を終了する。
なお、ミシンの下糸残量検出装置100が、下糸残量検出処理を終了した際、図10に示すように、下糸の端部は、ミシン釜70の下糸保持部80に保持されて、その下糸の端部側が所定の長さミシン釜70内に残された状態になっており、交換される新たなボビンに巻かれた下糸と結節可能になっている。
このように、本発明に係るミシンの下糸残量検出装置100は、まず、第1検出部10によって、ボビン1に巻かれている下糸残量を検出するとともに、次いで、第2検出部20による下糸残量検出に切り替えることで、ミシン釜70に収容されるボビン1に巻かれている下糸残量をより好適に検出することが可能になっている。
具体的には、下糸残量検出装置100の第1検出部10は、ボビン1の軸部2に向けて光出力部11が出力した光を、透過光受光部12が受光するようになっているので、ボビン1の軸部2に巻かれている下糸が少なくなり、その出力された光が軸部2を透過するようになった際に、透過光受光部12がその光を受光して検知することによって、ボビン1の下糸残量が所定量以下になったことを判定することができる。
つまり、第1検出部10は、下糸残量が軸部2の括れ部2aに巻かれている下糸程度になった状態のタイミングを好適に検出することができる。
また、下糸残量検出装置100の第2検出部20は、ボビン1の光学的ストライプ3aに向けて発光部21が照射した光の反射光を、反射光受光部22が受光するようになっており、そのボビン1が回転していることに伴う、強い反射光と弱い反射光が交互に繰り返されるパルス信号に基づきボビン1の回転/停止を判断し、ボビン1の停止が判断されたことにより、ボビン1の下糸残量が所定量以下になったことを判定することができる。
つまり、第2検出部20は、第1検出部10により下糸残量が所定量以下になったこと、例えば、ボビンの下糸巻数が10巻以下又は4〜5巻以下になったことが判定された後に、ボビン1に巻かれている下糸が僅かであって、その下糸がなくなる直前あるいは直後のタイミングをより敏感に検知することができるので、ボビン1の下糸残量が所定量以下であって、下糸量がより僅かになったこと又は下糸残量ゼロによるボビンの回転停止を判定することができる。
そして、下糸残量検出装置100は、ボビン1の下糸残量が所定量以下であって、下糸量がより僅かになったこと又は下糸残量ゼロによるボビンの回転停止を判定すると、ミシンを停止することができる。
このように、ミシンの下糸残量検出装置100は、第1検出部10によって、ボビン1に巻かれている下糸残量が所定量以下になったことを検出すると、第2検出部20による下糸残量検出に切り替えるとともに、ボビン1の下糸残量が所定量以下であって、下糸量がより僅かになったこと又は下糸残量ゼロによるボビンの回転停止を第2検出部20が検出すると、ミシンを停止することができるので、ミシン釜70に収容されるボビン1に巻かれている下糸残量をより好適に検出して、その下糸残量が多過ぎたり少な過ぎたりすることのないように、その下糸管理を良好に行うことができる。
そして、ボビンを交換する際に多くの下糸がボビンに残ってしまっているような下糸の無駄を省くことや、ボビンを交換する際に先のボビンから繰り出された下糸端部がミシン釜から完全に抜け出てしまったことによる下糸通しや下糸結節などの煩雑な作業を行う無駄を省くことができることとなって、良好にミシンを取り扱うことが可能になる。
なお、以上の実施の形態においては、制御部60が、下糸残量検出報知として下糸残量警告報知メッセージを表示部50に表示するとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、警報ランプの点等・点滅や、警報ブザーの鳴動などによって、下糸残量検出報知を行うようにしてもよい。
また、以上の実施の形態においては、光学式ストライプ3aは、明部(白色部)と暗部(黒色部)との繰り返しによって構成されるとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、光を良好に反射する平面部と、光を反射しにくい凹部とを繰り返すように構成するようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明に係る下糸残量検出装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係る下糸残量検出装置を示す平面図である。 下糸残量検出装置が配されるミシン釜を示す側面図である。 下糸残量検出装置が配されるミシン釜に装着されるボビンを示す斜視図である。 下糸残量検出装置が配されるミシン釜における第1検出部用の開口に関する説明図であり、平面説明図(a)と、斜視説明図(b)である。 下糸残量検出装置が配されるミシン釜における第2検出部用の開口に関する説明図であり、平面説明図(a)と、斜視説明図(b)である。 下糸残量検出装置による下糸残量検出処理を示すフローチャートである。 下糸残量検出装置による下糸残量検出処理中であって、多くの下糸がボビンに巻かれている状態を示す説明図である。 下糸残量検出装置による下糸残量検出処理中であって、ボビンに巻かれている下糸が残り少なくなった状態を示す説明図である。 下糸残量検出装置による下糸残量検出処理により、ミシンが停止した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ボビン
2 軸部
2a 括れ部
3 フランジ部
3a 光学的ストライプ
10 第1検出部
11 光出力部
12 透過光受光部
20 第2検出部
21 発光部
22 反射光受光部
30 モータドライバ
40 エンコーダ
50 表示部(報知手段)
60 制御部(検出部切替制御手段、判断手段、ミシン停止制御手段)
70 ミシン釜
71 内釜
711 開口
712 開口
72 外釜
721 開口
722 開口
80 下糸保持部
100 下糸残量検出装置(ミシンの下糸残量検出装置)

Claims (4)

  1. ミシンのミシン釜内に収容されるボビンに巻かれている下糸の残量を検出するミシンの下糸残量検出装置であって、
    前記ボビンにおける光透過性を有する軸部に向けて光を出力する光出力部と、前記光出力部から出力されて前記軸部を透過した光を受光する透過光受光部と、を有する第1検出部と、
    前記ボビンにおけるフランジ部の周面に形成された光学式ストライプに向けて光を照射する発光部と、前記発光部から照射されて前記フランジ部の光学式ストライプで反射された反射光を受光する反射光受光部と、を有する第2検出部と、
    を備え、
    前記第1検出部における前記透過光受光部が光を受光したことに伴い、前記第1検出部から前記第2検出部の光検出動作に切り替える検出部切替制御手段と、
    前記第2検出部における前記反射光受光部が受光した反射光に基づき、前記ボビンが回転しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記ボビンの回転停止が判断された場合に、前記ミシンの縫製動作を停止させるミシン停止制御手段と、
    を備えることを特徴とするミシンの下糸残量検出装置。
  2. 前記第1検出部における前記透過光受光部が光を受光した際、または、前記判断手段により前記ボビンの回転停止が判断された際に、前記ボビンの下糸残量が所定量以下になったことを報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシンの下糸残量検出装置。
  3. 前記ボビンの前記軸部には、下糸の巻き始め端部が巻き付けられる括れ部が形成されており、前記光出力部は、前記括れ部が形成されていない前記軸部部分に向けて光を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンの下糸残量検出装置。
  4. 前記ボビンを収容する前記ミシン釜は、前記ボビンに巻かれた下糸を保持する下糸保持部を備え、
    前記判断手段により前記ボビンの回転停止が判断された際に、その下糸の端部が前記下糸保持部に保持されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のミシンの下糸残量検出装置。
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