JPH069882B2 - 包装袋の製造方法 - Google Patents

包装袋の製造方法

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JPH069882B2
JPH069882B2 JP60084436A JP8443685A JPH069882B2 JP H069882 B2 JPH069882 B2 JP H069882B2 JP 60084436 A JP60084436 A JP 60084436A JP 8443685 A JP8443685 A JP 8443685A JP H069882 B2 JPH069882 B2 JP H069882B2
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Japan
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packaging bag
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film
strip
sealing
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隆行 小谷
彰 大山
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Hosokawa Yoko KK
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Hosokawa Yoko KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえば粉末辛子および水を分離封入し、区
画する帯状部分のみを開くことで包装袋を開封すること
なく練り辛子を作る香辛料包装体に適用し得る包装袋の
製造方法に関する。
〔発明が技術的背景とその問題点〕
一般に練り辛子を作るには、小容器内に、粉末辛子およ
び適量の水を容れ、これらを練り合すことで行なうが、
容器の内面に付着するため、小量の練り辛子を作ること
がむずかしく、また練り辛子を作る際の粉末辛子に対す
る水の量の加減がむずかしく、粉末辛子に無駄がでてし
まう。
そこで、予め練り合わせた辛子を包装袋に充填封入し、
かかる難点を解消し得るようにした技術手段も開発され
たが、練り辛子は時間とともに辛みが飛んで色も黒くな
ってしまい、長期保存ができず、使用条件に制限があ
る。
〔発明の目的〕
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので内部空間を
弱い力で開封し得るシール目で分離した2室を区画し一
方の室に封入される材料と、他方の室に封入される材料
とを使用に際してシール目を開封することで混合せしめ
るようにした包装袋の製造方法を提供することを目的と
する。
〔発明の概要〕
本発明による包装袋の製造方法は、プラスチックフィル
ムの一面にシールフィルムを接合したラミネートフィル
ムを矩形状に裁断した包装袋素材を用意し、細幅の易剥
離性コーティン材料層を間隔を置いて列設して形成され
る帯状体を、包装袋素材のシールフィルム側の一面でか
つ一側縁から間隔を置いた位置に設け、包装袋素材をシ
ールフィルムが接するように2つ折りないし重ね合わ
せ、包装袋素材の接合面のうち一端を除く他の周縁部お
よび帯状部分をヒートシール手段を用いて互いにヒート
シールし、内部空間を2室を区画する帯状部分を、易剥
離性コーティン材料層のない通常の接着強度のヒートシ
ール部分と易剥離性コーティン材料層を有する上記ヒー
トシール部分より接着強度の弱いヒートシール部分の組
み合わせで形成して構成される。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図面につき説明する。
第1図は本発明により作られた包装袋1を、香辛料包装
体に適用した例を示すものであって、包装袋1の内部空
間は、弱い接合力をもつシール目2により分離した2室
3,4に区画され、一方の室3には、粉末辛子5が、他
方の室4には水6がそれぞれ容れられ、開口端7が熱封
着される。
上記包装袋1を作るには、まずポリエステルやナイロン
のようなプラスチックフィルム8の一面にポリエチレン
のシールフィルム9を接合したラミネートフィルム10
(第2図)を矩形状に裁断した包装袋素材を用意する。
この包装袋素材が3方シール包装袋を形成するものであ
る場合には、包装袋素材のシールフィルム9側の一面で
かつ中央部に設けた折り曲げ線11から所定距離置いた
位置にシール目2を形成するための帯状部分が折り曲げ
線11と平行に包装袋素材の一端から他端まで延びるよ
うに塗布される。また、包装袋素材が4方シール包装袋
を形成するものである場合には、包装袋素材のシールフ
ィルム9側の一面で一側縁から所定距離置いて位置に帯
状部分が側縁と平行に包装袋素材の一端から他端まで延
びるように塗布される。上記帯状部分は、シリコンのよ
うな非接着性材料からなる細幅層12を間隔を置いで列
設して形成される。
ついで、包装袋素材を、第3図に示すように、シールフ
ィルム9を内側にして折り曲げ線11に沿って折り重
ね、包装袋素材の接合部の内の上端を除く他の周縁およ
び帯状部分を通常のヒートシール手段によりヒートシー
ルすることで行われる。
上記シール目2を形成する帯状部分は、第4図に示すよ
うに、シールフィルム9を長手方向に間隔を置いて接合
した通常の接着強度のヒートシール部13と、これらヒ
ートシール部13の間に位置する細幅の非接着性材料部
分12を有する部分に形成されるヒートシール部13よ
り接着強度の弱いヒートシール部12の組み合わせから
形成され、接着強度の弱いヒートシール部12を設ける
ことでシール目2が易剥離性を有することになる。この
シート目2の剥離強度すなわち開封力は、非接着性層1
2の幅および非接着性層12の間隔を選定することで調
節される。
本発明により作られた包装袋を、粉末辛子を容れた包装
体に適用した場合の使用例を説明する。
使用する前においては、分離した2室3,4には、粉末
辛子5および水6がそれぞれ充填されているので、粉末
辛子5は、長時間その粉末状態を保っている。
使用に際して、水を容れた室4を、手の指で押圧する
と、シール目が裂開し、室4の水6が、シール目2の開
いた部分を通って室3に侵入し、粉末辛子5に混ぜ合わ
されることになる。利用者は、粉末辛子5を有する室3
を押すことで、粉末辛子5と水6との混ぜ合せが行なわ
れ、所望の練り辛子が生成されることになる。所望の練
り辛子が作られたら、包装袋1を開封し、開封部から練
り辛子を押し出すことで使用されることになる。
なお上記実施例では、シール目2に設けた細幅接合部は
直線であったが、これを波形にしてもよいのはもちろん
である。
またラミネートフィルムは2つ折りしたが、これを2枚
のラミネートフィルムを重ね合わせるようにしてもよい
のはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、包装袋素材の一面に
易剥離性コーティン材料を有する帯状を設けることで、
分離した2室に区画するシール目を通常の接着強度のヒ
ートシール部分とこのヒートシール部分より接着強度の
弱いヒートシール部分の組み合わせからなるヒートシー
ル部分により形成し、このシール目のシール強度を周縁
ヒートシール部のシール強度より相当弱いシール強度に
できるとともに、このシール目のシール強度を適当なも
のに選択できる。
また、周縁ヒートシールと同時にシール目のシールも行
ない得るので、工程数が従来のものに比較してそれほど
増えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により作られた包装袋を香辛料包装体に
適用した例を示す図、第2図および第3図は製造手順を
示す図、第4図はシール目部分の拡大図である。 8…プラスチックフィルム、9…シールフィルム、10
…ラミネートフィルム、12…非接着性層、13…細幅
接合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックフィルムの一面にシールフィ
    ルムを接合したラミネートフィルムを矩形状に裁断した
    包装袋素材を用意し、細幅の易剥離性コーティン材料層
    を間隔を置いて列設して形成される帯状体を、包装袋素
    材のシールフィルム側の一面でかつ一側縁から間隔を置
    いた位置に設け、包装袋素材をシールフィルムが接する
    ように2つ折りないし重ね合わせ、包装袋素材の接合面
    のうちの一端を除く他の周縁部および帯状部分をヒート
    シール手段を用いて互いにヒートシールし、内部空間を
    2室を区画する帯状部分を、易剥離性コーティン材料層
    のない通常の接着強度ヒートシール部分と易剥離性コー
    ティン材料層を有する上記ヒートシール部分より接着強
    度の弱いヒートシール部分の組み合わせからなるヒート
    シール部分により形成することを特徴とする包装袋の製
    造方法。
JP60084436A 1985-04-22 1985-04-22 包装袋の製造方法 Expired - Fee Related JPH069882B2 (ja)

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JPS61242836A JPS61242836A (ja) 1986-10-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5624675U (ja) * 1979-07-26 1981-03-06
JPS59126974U (ja) * 1983-02-15 1984-08-27 凸版印刷株式会社 粉末薬剤の混合包装体

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JPS61242836A (ja) 1986-10-29

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