JPH0242629Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0242629Y2
JPH0242629Y2 JP18124183U JP18124183U JPH0242629Y2 JP H0242629 Y2 JPH0242629 Y2 JP H0242629Y2 JP 18124183 U JP18124183 U JP 18124183U JP 18124183 U JP18124183 U JP 18124183U JP H0242629 Y2 JPH0242629 Y2 JP H0242629Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
ice cream
main body
cut
thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18124183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6089184U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18124183U priority Critical patent/JPS6089184U/ja
Publication of JPS6089184U publication Critical patent/JPS6089184U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0242629Y2 publication Critical patent/JPH0242629Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〇 産業上の利用分野 本願考案は筒状のアイスクリーム容器に係るも
のである。
〇 従前の技術 アイスクリーム容器については、一般に少量の
アイスクリームを収納する小型のカツプ状の紙又
はプラスチツクのものが多く提案され、種々の材
質のもの或は形状のものが多い。大量のアイスク
リームを収納するものとしては、大型の紙コツプ
形状のものや一個又は数個の切取片用突片及び該
切取片用突片の上下両縁に連続する底面に平行な
切取ミシン目線aをもち、切取片用突片を除く積
層部分を貼着してなる上下同径の防水性の筒体と
防水性底蓋と上蓋とよりなるものが提案されてい
る(実公昭52−46317号)。この提案は容器からア
イスクリームを取り出し、等分に区分けするとき
にはスプーン・ナイフ等の用具を必要としてい
る。
〇 本考案が解決しようとする課題 本考案は従前の技術に鑑みなされた考案で、大
型容器からアイスクリームを必要量だけ衛生的に
取り出すことを可能とし、他にスプーン・ナイフ
等の用具を必要としないアイスクリーム容器を提
案するものである。
〇 本考案の構成 本願考案は防水性容器体Aと同底蓋B並びに同
上蓋Cよりなるアイスクリーム容器において、防
水性容器体Aの構成を容器主体の一外側面の長手
方向に一個又は数個のジツパー2を入れ、ジツパ
ー2を設けた部分の内側面にして底蓋に平行な切
取糸13を防水性薄紙14との間に介在させ、前
記ジツパー2を前記薄紙14によつて被覆して防
水性を保持させてなる容器主体1を巻着して、そ
の左右側端部3,4を重合させると共に切取糸1
3の端部を重合部分18より外側面に延出させ、
切取糸13の端部を手前に引き乍ら摺動させて前
記薄紙14に当接する切取糸13が破れるように
形成し、一方上下同径にして且各角稜9,10,
11,12には縦方向に数条の平行な折曲線5,
6,7,8を設ける構成としたことを特徴とする
アイスクリーム容器に係る考案である。
〇 本考案の作用 本願考案は上記のように構成されるから容器か
らアイスクリームを取り出すのに予め刃物や切断
具を用意することなく又容器全体を引裂くことな
く容器内にアイスクリームを収納したままの状況
で、容器主体の重合部の左側端部をジツパーより
開くと開口部が形成され、切取糸が摺動自在とな
り切取糸を交互に手前に引くと、先ず切取糸に当
接する部分の薄紙が破れて切取糸が内側面から離
れてアイスクリーム内に入り込み、アイスクリー
ムを本案容器に充填したまゝの状態で小分けして
切取ることができる。必要に応じて多数のジツパ
ーと切取糸を夫々等間隔に設けてこれらを使用す
ることでアイスクリームの等分を簡単に行うこと
ができる。
〇 本考案の実施例 図面により本願考案の実施例の一つを説明する
と、第1図及び第2図で1は容器主体で、その表
面には防水加工が施されておりコツプ用原紙等の
原紙の片面にポリエチレン22をコートするか或
はポリエチレンフイルムが展着されたものを使用
してある。本考案は厚紙の両面にポリエチレンを
コートしたものでも回転自在の目的を達成しう
る。
容器主体1の外側面にはジツパーが相互に略並
列に設けられている。又、容器主体1は第3図に
示す如く普通の方法で巻回し左右側端部3,4を
重合し、重合部分18を接着剤塗布やヒートシー
ルその他適宜な方法により筒上に貼着成形され
る。
5,6,7,8は容器主体1を巻回する際に筒
状に成形し易いように各角稜9,10,11,1
2を形成する部分に予め設けられた三条の折曲線
で容器主体1を巻回するときこれらの折曲線5,
6,7,8を山折りすることで容易に角形の筒状
に容器主体1を形成しうる。
容器主体1の内側面にはジツパー2を設けた部
分の長手方向中央の位置にして底面に平行な切取
糸13を防水性薄紙14との間に介在接着されて
狭持されている。
薄紙14はその内面に防水性を発揮するポリエ
チレンがラミヌートあるいはコートされ、容器主
体1の内側面に加熱溶着されている。この加熱溶
着の手段によりジツパー2を設けた部分の防水性
は前記薄紙14で被覆されていることにより付与
されている。又薄紙14は切取糸13が当接する
部分が切取糸13の引張りにより容易に薄紙14
から剥がれ切取糸13が当接する部分以外の薄紙
14は容器主体1の内側面に接着されている。こ
の切取糸13は容器主体1の内側面を周回し、さ
らに一方の引張部分15を折曲線1の右側端部4
から折り返してその外側面に延出し、他方の引張
部分16もその外側面に延出された長さを有する
切取糸で、その両端部には切取糸13を把持し易
いようにホルダー20,21が取り付けられてい
る。
この切取糸13は第4図及び第5図図示の如く
使用され、本案容器にアイスクリーム17を充填
したまゝの状態で、先ず容器主体1の重合部分1
8の左側端部をジツパー2より開くと開口部19
が形成され、切取糸13が摺動自在となり切取糸
13を交互に手前に引くと、先ず切取糸13に当
接する部分の薄紙14が破れて切取糸13が内側
面から離れてアイスクリーム17内に入り込みア
イスクリーム17を本案容器に充填したまゝの状
態で小分けして切取ることができる。
尚、切取糸13の材質は伸縮の少ない合成樹脂
製や金属製の線又は糸が好ましいが掬牢な繊維で
も目的を達成しうる。
上記のように構成された本願考案は防水性容器
体Aと同底蓋B並びに同上蓋Cよりなるアイスク
リーム容器において、筒状の容器主体1の上下は
同径にしてあるから容器主体1をジツパー2によ
つて切り離しても上蓋Cは常に容器主体1に着脱
可能である。又本案容器からアイスクリーム17
を取り出すのには前記の如く第4図図示の如く重
合された容器外側面のジツパー2の一部を切り取
り内側面と薄紙14により狭持された切取糸13
の両端を左右交互に手前に引くことにより、順々
に第5図図示の如くに充填されたアイスクリーム
17を上下に切り取り乍ら切取糸13は容器外部
に取り出される。
〇 本考案の効果 上記のように本考案によれば容器からアイスク
リームを取り出すのに予め刃物や切断具が用意す
ることなく又容器全体を引裂くことなく、容器内
にアイスクリームを収納したまゝの状況で所要の
量に小分けしうる。さらに必要に応じて多数のジ
ツパーと切取糸を夫々等間隔に設け、これらを使
用することによつてアイスクリーム容器の等分を
簡単に行うことができ且つ一部を取り出した後も
上蓋の着脱が容易であるためその後の保管も可能
である加えて、容器内のアイスクリームを直接外
気に触れる部分を少なくして小分けにしうる又ジ
ツパー部分は防水性薄紙で被覆されており同様に
直接外気に触れることを防止できる。
アイスクリームを容器から取り出す場合には容
器から外部に突出している切取糸を夫々必要に応
じて交互に引張ることによつて容器から所定の寸
法に小分けにして切り取つて、取り出すことがで
きる。しかも容器の表裏面には熱可塑性合成樹脂
層又は薄膜がラミネートされているので、容器は
防水防湿性にも優れて便益大なる容器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の主要部を構成する容器主体の
展開平面図、第2図は第1図のA−A線による拡
大縦断面図、第3図は本考案品の組立状態を表し
た斜視図、第4図は本考案品の開封使用状態を表
した一部切断の斜視図、第5図は切取糸によりア
イスクリームを切り取る状態を示す一部を切開し
た斜視図である。 図中、1……容器主体、2……ジツパー、3…
…左側端部、4……右側端部、5,6,7,8…
…折曲線、9,10,11,12……角稜、13
……切取糸、14……薄紙、A……防水性容器
体、B……防水性底蓋、C……防水性上蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防水性容器体Aと同底蓋B並びに同上蓋Cより
    なるアイスクリーム容器において、防水性容器体
    Aの構成を容器主体1の外側面の長手方向に一個
    又は数個のジツパー2を入れ、ジツパー2を設け
    た部分の内側面にして底面に平行な切取糸13を
    防水性薄紙14との間に介在させ、前記ジツパー
    2を前記薄紙14によつて被覆して防水性を保持
    させてなる容器主体1を巻着して、その左右側端
    部3,4を重合させると共に切取糸13の端部を
    重合部分18より外側面にん延出させ切取糸13
    の端部を手前に引き乍ら摺動させて、前記薄紙1
    4当接する切取糸13の部分が破れるように形成
    し、一方上下同径にして且各角稜9,10,1
    1,12には縦方向に数条の平行な折曲線5,
    6,7,8を設ける構成としたこと特徴とするア
    イスクリーム容器。
JP18124183U 1983-11-24 1983-11-24 アイスクリ−ム容器 Granted JPS6089184U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18124183U JPS6089184U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 アイスクリ−ム容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18124183U JPS6089184U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 アイスクリ−ム容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089184U JPS6089184U (ja) 1985-06-19
JPH0242629Y2 true JPH0242629Y2 (ja) 1990-11-14

Family

ID=30392783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18124183U Granted JPS6089184U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 アイスクリ−ム容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6089184U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547057Y2 (ja) * 1987-04-02 1993-12-10
JP4733216B1 (ja) * 2010-04-05 2011-07-27 弓子 鈴木 食品包装材及び包装された食品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6089184U (ja) 1985-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930008918B1 (ko) 포장체, 그 제조방법 및 제조장치
AU705649B2 (en) Resealable pack
JPH0242629Y2 (ja)
JPH05305956A (ja) テープ貼りジッパー袋
JPS629239Y2 (ja)
JPH089395B2 (ja) 包装体、その製造方法および製造装置
JPS5911072Y2 (ja) 開封機構具備の紙箱
JP2596556Y2 (ja) 開封容易な合成樹脂製袋
JPH0637942Y2 (ja) おにぎり用包装体
JPS6229418Y2 (ja)
JPS6238954Y2 (ja)
JP2598167Y2 (ja) 包装材
JPH0313200Y2 (ja)
JPS6258976B2 (ja)
JPH0559A (ja) おにぎり用包装体
JPS6128756Y2 (ja)
JP2604264Y2 (ja) おにぎり用包装体
JPH0719276Y2 (ja) 円錐形手巻きずし用包装材
JPS6238940Y2 (ja)
JPS6223704Y2 (ja)
JP2505920Y2 (ja) 密封紙容器
JPS5828977Y2 (ja) ひだ付袋
JPS644701Y2 (ja)
JPH059313Y2 (ja)
JP2602780Y2 (ja) 手巻きずし用包装材