JPS6258976B2 - - Google Patents
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- JPS6258976B2 JPS6258976B2 JP54009033A JP903379A JPS6258976B2 JP S6258976 B2 JPS6258976 B2 JP S6258976B2 JP 54009033 A JP54009033 A JP 54009033A JP 903379 A JP903379 A JP 903379A JP S6258976 B2 JPS6258976 B2 JP S6258976B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に手際よく簡易に開封でき、しか
も開封後における外観上の見映えが良好であると
共に、簡単に閉蓋することもできるよう考慮した
開封機構具備の紙箱の提供を目的とするものであ
る。
も開封後における外観上の見映えが良好であると
共に、簡単に閉蓋することもできるよう考慮した
開封機構具備の紙箱の提供を目的とするものであ
る。
従来より帯状に切離して開封する構造の紙箱に
ついて、例えば実公昭41―13340号公報(パツキ
ングケースの開封装置)や実公昭51―38576号公
報(開封構造付紙函)などが知られている。
ついて、例えば実公昭41―13340号公報(パツキ
ングケースの開封装置)や実公昭51―38576号公
報(開封構造付紙函)などが知られている。
そして、それら開封機構を応用した紙箱は、最
近スナツク菓子、洗剤等の容器に使用され親しま
れている。殊に、スナツク菓子、ビスケツト等に
用いられている紙箱は、収納品に対する防湿およ
び品質保持等の要請に応じアルミ箔を内装して、
その目的の達成を図つている。
近スナツク菓子、洗剤等の容器に使用され親しま
れている。殊に、スナツク菓子、ビスケツト等に
用いられている紙箱は、収納品に対する防湿およ
び品質保持等の要請に応じアルミ箔を内装して、
その目的の達成を図つている。
確かに外装容器の内装アルミ箔との二重構造を
採用することにより、前記した目的をほぼ達成す
ることができるが、問題はその開封時および開封
後に不都合な点があつた。
採用することにより、前記した目的をほぼ達成す
ることができるが、問題はその開封時および開封
後に不都合な点があつた。
すなわち、前記した切り離しに供される帯状部
位を開封した場合、封縅されたアルミ箔の如き資
材による内装材の接着頭頂部分が顕出することに
なり、そこで喫食者はさらに、その接着部分を外
方向に引き剥すようにして、該部分を開口し、中
身の所望量を取り出すのが現状である。
位を開封した場合、封縅されたアルミ箔の如き資
材による内装材の接着頭頂部分が顕出することに
なり、そこで喫食者はさらに、その接着部分を外
方向に引き剥すようにして、該部分を開口し、中
身の所望量を取り出すのが現状である。
ところが、前記接着部分は力をこめて引つ張る
ことを要するため、力余つて開封と同時に中身の
一部が飛散することもあり、あるいは幼児、老齢
者、病弱者等にはその取り扱いに苦慮することも
あつた。また、通常の紙箱の場合、開封後におけ
る閉蓋については配慮されていないため、誤つて
中身をこぼしたり、湿気をよんだりするため、結
局は残つた内容物を無駄にすることが多く、かつ
体裁も悪かつた。
ことを要するため、力余つて開封と同時に中身の
一部が飛散することもあり、あるいは幼児、老齢
者、病弱者等にはその取り扱いに苦慮することも
あつた。また、通常の紙箱の場合、開封後におけ
る閉蓋については配慮されていないため、誤つて
中身をこぼしたり、湿気をよんだりするため、結
局は残つた内容物を無駄にすることが多く、かつ
体裁も悪かつた。
本発明は、上記した在来の開封機構具備の紙箱
に内在する欠点について検討、研究した結果、外
装箱の開封に伴い内装袋が同時に開封するような
構造を採用することにより上記課題を解決したも
ので、具体的には、切取線により区画された開封
部を形成してなる外装箱内に内装袋を装着した紙
箱であつて、前記内装袋の背シール部は側端に余
端部を残して対面する側端相互を封筒貼りされて
なり、またこの余端部の側端には切込案内が形成
されており、この余端部を外装箱に形成した前記
開封部の裏面に貼着し、前記開封部の開封に伴い
内装袋が同時に開封されるようにしてなる開封機
構を具備した紙箱である。
に内在する欠点について検討、研究した結果、外
装箱の開封に伴い内装袋が同時に開封するような
構造を採用することにより上記課題を解決したも
ので、具体的には、切取線により区画された開封
部を形成してなる外装箱内に内装袋を装着した紙
箱であつて、前記内装袋の背シール部は側端に余
端部を残して対面する側端相互を封筒貼りされて
なり、またこの余端部の側端には切込案内が形成
されており、この余端部を外装箱に形成した前記
開封部の裏面に貼着し、前記開封部の開封に伴い
内装袋が同時に開封されるようにしてなる開封機
構を具備した紙箱である。
本発明の構成の一実施例を図面に従い説明する
と、第1図は外装箱Aの展開図である外装材であ
り、矩形状に型ぬきされ、前面部3b、底面部
2、背面部3a、表面部1、開封前面部8,9,
10の各面部を折目を介して連設されている。前
面部3bおよび、背面部3aの両側には折込用舌
片7a,7bが、また底面部2および表面部1の
両側には側面部5,6が連設されている。開封前
面部は、前面部3bの表面に貼着される貼着片8
と側端中央に摘み片10を有する開封部9とから
構成され、両者は一対の切取線11により区画さ
れる。この切取線11は開封前面部を表面部方向
に横断して開封部を形成し、また表面部に至り蓋
状開封部を形成するが、この開封部9を帯状とし
紙箱の側胴を巻回するごとくするもよく、その場
合の設定位置は中央部位よりやや上方に設けるこ
とが好ましい。なお、開封後さらに再封するとき
のため前面部3bに切目13を刻設しておき摘み
片10を差し込めるようにしておくのが好まし
い。
と、第1図は外装箱Aの展開図である外装材であ
り、矩形状に型ぬきされ、前面部3b、底面部
2、背面部3a、表面部1、開封前面部8,9,
10の各面部を折目を介して連設されている。前
面部3bおよび、背面部3aの両側には折込用舌
片7a,7bが、また底面部2および表面部1の
両側には側面部5,6が連設されている。開封前
面部は、前面部3bの表面に貼着される貼着片8
と側端中央に摘み片10を有する開封部9とから
構成され、両者は一対の切取線11により区画さ
れる。この切取線11は開封前面部を表面部方向
に横断して開封部を形成し、また表面部に至り蓋
状開封部を形成するが、この開封部9を帯状とし
紙箱の側胴を巻回するごとくするもよく、その場
合の設定位置は中央部位よりやや上方に設けるこ
とが好ましい。なお、開封後さらに再封するとき
のため前面部3bに切目13を刻設しておき摘み
片10を差し込めるようにしておくのが好まし
い。
第2図は、内装袋Bの展開図である内装材であ
つて、セロフアン、PVA、ポリエステル等の材
料が用いられるが、引き裂き方向性を有するプラ
スチツクフイルムを用いることが望ましく、一軸
延伸高密度ポリエチレンを用いる。使用に際して
は、引き裂き方向性を有するプラスチツクフイル
ム単層でもよいが、防湿性、耐内容物性かつ外装
材材との接合性等を考慮した場合、上記プラスチ
ツクフイルムとアルミ箔材とを積層すること、該
アルミ箔材の片面には合成樹脂層を設けておくこ
と、さらに必要により該プラスチツクフイルム上
面には薄紙層を設けておくことが好ましい。薄紙
を積層した場合、外装箱Aとの貼り合わせ効果に
より一層強固となり、かつ貼合わせ作業も簡便と
なる。
つて、セロフアン、PVA、ポリエステル等の材
料が用いられるが、引き裂き方向性を有するプラ
スチツクフイルムを用いることが望ましく、一軸
延伸高密度ポリエチレンを用いる。使用に際して
は、引き裂き方向性を有するプラスチツクフイル
ム単層でもよいが、防湿性、耐内容物性かつ外装
材材との接合性等を考慮した場合、上記プラスチ
ツクフイルムとアルミ箔材とを積層すること、該
アルミ箔材の片面には合成樹脂層を設けておくこ
と、さらに必要により該プラスチツクフイルム上
面には薄紙層を設けておくことが好ましい。薄紙
を積層した場合、外装箱Aとの貼り合わせ効果に
より一層強固となり、かつ貼合わせ作業も簡便と
なる。
これらの材料を使用してこれを筒状(第3図
a)に貼着する。側端同士を貼着して筒状に形成
する場合、余端部14を残して側端を貼着する。
この余端部14は外装箱の開封部の一部と貼着さ
れ、同時開封の端緒となる。また、この余端部1
4の側端には切り込み案内12が切り込み、また
は切り欠いて形成されており(第2図、第5図参
照)、内装袋の開封開始直前の切り始めを安定さ
せ、事後の同時開封を的確・簡便に行えるように
してある。
a)に貼着する。側端同士を貼着して筒状に形成
する場合、余端部14を残して側端を貼着する。
この余端部14は外装箱の開封部の一部と貼着さ
れ、同時開封の端緒となる。また、この余端部1
4の側端には切り込み案内12が切り込み、また
は切り欠いて形成されており(第2図、第5図参
照)、内装袋の開封開始直前の切り始めを安定さ
せ、事後の同時開封を的確・簡便に行えるように
してある。
第1図、第2図を通じて、外装箱A、内装袋B
それぞれ網点模様m,nを施した部分は、接着
剤、粘着剤またはヒートシール部の設定位置を図
示し外装箱Aと内装袋Bの貼着相関関係の一実施
例を表したものであり、少くとも外装箱の開封部
と内装袋の余端部が貼着される必要がある。第6
図は、接着剤の塗布位置の他の実施例であり切取
線11に対し多少離して塗布されている。これに
より開封部や蓋状表面部の開封が切取線の切目に
流入した接着剤により開封性が阻害されないよう
になるものである。さらにまた開封部9やそれに
続く表面部1自体の形状を図示例と比較してより
一層小型化となし、例えば前面部3bにまたがる
ように形成し、振出口(図示せず)として利用に
供せるよう構成することもよい。
それぞれ網点模様m,nを施した部分は、接着
剤、粘着剤またはヒートシール部の設定位置を図
示し外装箱Aと内装袋Bの貼着相関関係の一実施
例を表したものであり、少くとも外装箱の開封部
と内装袋の余端部が貼着される必要がある。第6
図は、接着剤の塗布位置の他の実施例であり切取
線11に対し多少離して塗布されている。これに
より開封部や蓋状表面部の開封が切取線の切目に
流入した接着剤により開封性が阻害されないよう
になるものである。さらにまた開封部9やそれに
続く表面部1自体の形状を図示例と比較してより
一層小型化となし、例えば前面部3bにまたがる
ように形成し、振出口(図示せず)として利用に
供せるよう構成することもよい。
次に、本発明の組成要領を説明すると、第1図
のとおり、外装箱A内面の所定位置に接着剤(又
は粘着剤)を塗布して塗布部mを予め施してお
き、また第2図のごとき矩形状を有しかつヒート
シール部または接着剤(粘着剤)を側端から一定
の幅、即ち余端部を残して塗布し塗布部nとな
し、例えば角筒状、円筒状に形成したのち、それ
を第3図a,bのごとく内装し、開封前面部を前
面部上に折り曲げ貼着し、両端の各面部、舌片を
折り込み、または貼着して所望の紙箱に組み立て
るものである。
のとおり、外装箱A内面の所定位置に接着剤(又
は粘着剤)を塗布して塗布部mを予め施してお
き、また第2図のごとき矩形状を有しかつヒート
シール部または接着剤(粘着剤)を側端から一定
の幅、即ち余端部を残して塗布し塗布部nとな
し、例えば角筒状、円筒状に形成したのち、それ
を第3図a,bのごとく内装し、開封前面部を前
面部上に折り曲げ貼着し、両端の各面部、舌片を
折り込み、または貼着して所望の紙箱に組み立て
るものである。
ところで内装袋Bの対面する側端相互は、いわ
ゆる合掌貼り(向かい合わせの状態)ではなく、
既知の平貼り(封筒貼り)形式の背シール部とな
し、かつ上方の側端が長手方向に自由端とした余
端部14とすることが、引裂時に備える意味で好
適である。
ゆる合掌貼り(向かい合わせの状態)ではなく、
既知の平貼り(封筒貼り)形式の背シール部とな
し、かつ上方の側端が長手方向に自由端とした余
端部14とすることが、引裂時に備える意味で好
適である。
なお、外装箱に内装袋が内装された後の製函工
程上において、両側開口面から充填希望の内容品
(図示せず)を収めたのち、既知の封緘方式をも
つて内装袋両側または外装箱側面部を封緘すれば
よいものである。
程上において、両側開口面から充填希望の内容品
(図示せず)を収めたのち、既知の封緘方式をも
つて内装袋両側または外装箱側面部を封緘すれば
よいものである。
上記の構成を有する本発明の紙箱は、摘み片1
0を引つ張ると開封部9が上方に押上げられ、さ
らに切取線に区画形成された蓋状開封部が内装袋
の一部と共に開封される。このとき外装箱の開封
部が内装袋の余端部に貼着されており、内装袋側
端の余端部に形成された切り込み案内が先ず切れ
始め、その後内装袋の背シール部に至り、これを
剥離せしめて内装袋の実質的な開封が外装箱の開
封部と共に始まる。内装袋に方向性があるのでそ
の開口部は外装箱の開封部と共に見映え良く切断
され収容物の取り出しに供される。再び、閉蓋す
る場合には、摘み片を前面部に刻設された切目に
差し込まれて蓋がなされる。
0を引つ張ると開封部9が上方に押上げられ、さ
らに切取線に区画形成された蓋状開封部が内装袋
の一部と共に開封される。このとき外装箱の開封
部が内装袋の余端部に貼着されており、内装袋側
端の余端部に形成された切り込み案内が先ず切れ
始め、その後内装袋の背シール部に至り、これを
剥離せしめて内装袋の実質的な開封が外装箱の開
封部と共に始まる。内装袋に方向性があるのでそ
の開口部は外装箱の開封部と共に見映え良く切断
され収容物の取り出しに供される。再び、閉蓋す
る場合には、摘み片を前面部に刻設された切目に
差し込まれて蓋がなされる。
以上のような上記構成を有する本発明によれ
ば、以下の効果をもたらすものである。
ば、以下の効果をもたらすものである。
すなわち本発明によれば、第1に、第4図のと
おり、切取線11を利用して摘み10をもつて開
封部9を切除し、その開封に伴い内容品を収納し
た内装袋Bも同時に開封でき、直ち内容品を取り
出すことができるという便宜さのあるものであ
る。
おり、切取線11を利用して摘み10をもつて開
封部9を切除し、その開封に伴い内容品を収納し
た内装袋Bも同時に開封でき、直ち内容品を取り
出すことができるという便宜さのあるものであ
る。
第2に、内装袋Bの側端には鋸歯状または他の
変更例たる第5図のごとき切り込み案内12を形
成してあるので、開封部9の切除時における内装
袋の余端部の切り始めが安定してかつ円滑に行
え、また内装袋の外装箱への内装する場合におい
て正確さを要求されることもなく、貼着作業性が
向上するものである。
変更例たる第5図のごとき切り込み案内12を形
成してあるので、開封部9の切除時における内装
袋の余端部の切り始めが安定してかつ円滑に行
え、また内装袋の外装箱への内装する場合におい
て正確さを要求されることもなく、貼着作業性が
向上するものである。
さらに、背シール部の剥離は、開封部9の内面
に貼着された余端部14が切断され、該背シール
部の端縁に反転力が集中し、該端縁から徐々に剥
離が始まるため、安定かつ円滑な開封が可能とな
るものである。
に貼着された余端部14が切断され、該背シール
部の端縁に反転力が集中し、該端縁から徐々に剥
離が始まるため、安定かつ円滑な開封が可能とな
るものである。
第3に、外装箱の開封と同時に内装袋も開封さ
れるが、内装袋が方向性を有するため、開封性に
優れ、またその切口の外観上の見映えも良好であ
る。
れるが、内装袋が方向性を有するため、開封性に
優れ、またその切口の外観上の見映えも良好であ
る。
第4に、喫食時に一時的に閉蓋する場合には、
摘み10を切目13に挿入すればよく、また開封
部を胴部を巻回する帯状としたときには、分離し
て蓋に相当する上方部分と身に相当する下方部分
と重ね合わせればよいし、更に好ましくは、前記
の身(本体)の上部をすぼめるようにすれば、閉
蓋に容易となるものである。
摘み10を切目13に挿入すればよく、また開封
部を胴部を巻回する帯状としたときには、分離し
て蓋に相当する上方部分と身に相当する下方部分
と重ね合わせればよいし、更に好ましくは、前記
の身(本体)の上部をすぼめるようにすれば、閉
蓋に容易となるものである。
以上のとおり、本発明はその構成がまことに簡
易にして取り扱い操作が簡便であり、しかも食品
等の容器として便益に富んだものである。
易にして取り扱い操作が簡便であり、しかも食品
等の容器として便益に富んだものである。
図面は本発明に係る開封機構具備の紙箱の実施
例を示し、第1図は外装箱の展開図、第2図は内
装袋の平面展開図、第3図aは筒状に形成せる内
装袋を外装箱に貼着して位置関係を示す説明図、
同図bは組み立て完了直前の状態を示す説明図、
第4図は組み立て完了後開封状態を示す斜視図、
第5図a,bは内装袋の側端に形成する切り込み
案内の他の実施例の説明図、第6図は開封部にお
ける外装箱の接着剤塗布部位置の他の実施例を示
した説明図である。 A……外装箱、B……内挿袋、m……接着剤
(貼着剤)塗布部、n……ヒートシールまたは接
着剤(貼着剤)塗布部、1……表面部、2……底
面部、3a……背面部、3b……前面部、4a,
4b……折目、5,6……左右側面部、7a,7
b……舌片、8……貼着片、9……開封部、11
……切取線、12……切り込み案内、14……余
端部。
例を示し、第1図は外装箱の展開図、第2図は内
装袋の平面展開図、第3図aは筒状に形成せる内
装袋を外装箱に貼着して位置関係を示す説明図、
同図bは組み立て完了直前の状態を示す説明図、
第4図は組み立て完了後開封状態を示す斜視図、
第5図a,bは内装袋の側端に形成する切り込み
案内の他の実施例の説明図、第6図は開封部にお
ける外装箱の接着剤塗布部位置の他の実施例を示
した説明図である。 A……外装箱、B……内挿袋、m……接着剤
(貼着剤)塗布部、n……ヒートシールまたは接
着剤(貼着剤)塗布部、1……表面部、2……底
面部、3a……背面部、3b……前面部、4a,
4b……折目、5,6……左右側面部、7a,7
b……舌片、8……貼着片、9……開封部、11
……切取線、12……切り込み案内、14……余
端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 切取線により区画された開封部を形成してな
る外装箱内に内装袋を装着した紙箱であつて、前
記内装袋の背シール部は側端に余端部を残して対
面する側端相互を封筒貼りされてなり、またこの
余端部の側端には切込案内が形成されており、こ
の余端部を外装箱に形成した前記開封部の裏面に
貼着し、前記開封部の開封に伴い内装袋が同時に
開封されるようにしてなる開封機構具備の紙箱。 2 前記開封部を蓋状として表面部に形成してな
る特許請求の範囲第1項記載の開封機構具備の紙
箱。 3 前記開封部を帯状として外装箱の側胴を巻回
する部位に形成してなる特許請求の範囲第1項記
載の開封機構具備の紙箱。 4 前記内装袋について、引き裂き方向性を有す
るプラスチツクフイルムが用いられている特許請
求の範囲第1項記載の開封機構具備の紙箱。 5 前記内装袋について、アルミ箔材と引き裂き
方向性を有するプラスチツクフイルムが用いられ
ている特許請求の範囲第1項記載の開封機構具備
の紙箱。 6 前記内装袋について、プラスチツクフイルム
が一軸延伸ポリエチレンフイルムとなした特許請
求の範囲第1項、第4項または第5項記載の開封
機構具備の紙箱。 7 前記内装袋について、アルミ箔材とプラスチ
ツクフイルムとを積層し、または該積層せるアル
ミ箔材の他面にポリエチレンのごとき樹脂層を設
け、もしくは必要により前記プラスチツクフイル
ム上面に薄紙層を設定してなる特許請求の範囲第
1項、第4項、第5項または第6項記載の開封機
構具備の紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP903379A JPS55107636A (en) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | Paper box provided with unsealing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP903379A JPS55107636A (en) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | Paper box provided with unsealing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107636A JPS55107636A (en) | 1980-08-18 |
JPS6258976B2 true JPS6258976B2 (ja) | 1987-12-09 |
Family
ID=11709334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP903379A Granted JPS55107636A (en) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | Paper box provided with unsealing machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55107636A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3908517B2 (ja) * | 2001-11-26 | 2007-04-25 | 大日本印刷株式会社 | 袋入り包装箱 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530235B2 (ja) * | 1975-02-05 | 1980-08-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911869Y2 (ja) * | 1978-08-17 | 1984-04-11 | 凸版印刷株式会社 | 同時開封防湿容器 |
-
1979
- 1979-01-29 JP JP903379A patent/JPS55107636A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530235B2 (ja) * | 1975-02-05 | 1980-08-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55107636A (en) | 1980-08-18 |
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