JPH0698814B2 - インク記録媒体の再生方法 - Google Patents
インク記録媒体の再生方法Info
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- JPH0698814B2 JPH0698814B2 JP2059851A JP5985190A JPH0698814B2 JP H0698814 B2 JPH0698814 B2 JP H0698814B2 JP 2059851 A JP2059851 A JP 2059851A JP 5985190 A JP5985190 A JP 5985190A JP H0698814 B2 JPH0698814 B2 JP H0698814B2
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/3825—Electric current carrying heat transfer sheets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J31/00—Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
- B41J31/14—Renovating or testing ink ribbons
- B41J31/16—Renovating or testing ink ribbons while fitted in the machine using the ink ribbons
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気信号を熱エネルギーに変換し、転写材に
インク像を転移させて印字記録を行う印字記録方法に使
用する為のインク記録媒体の再生用液状インクによる再
生方法に関する。
インク像を転移させて印字記録を行う印字記録方法に使
用する為のインク記録媒体の再生用液状インクによる再
生方法に関する。
従来、通電熱転写記録方式として、異方導電層、画像信
号に対応する電気信号の入力により発熱する発熱低抗体
層、導電層、及び熱溶融性インク層を積層してなるイン
ク記録媒体を用いて印字記録を行う方法が知られてお
り、この方法においては、インク記録媒体は、印字記録
が行われた後、熱溶融性インク層のインクが転移した後
に、粉体インクを供給して熱溶融性インク層を再生し、
反復使用することが行われている。
号に対応する電気信号の入力により発熱する発熱低抗体
層、導電層、及び熱溶融性インク層を積層してなるイン
ク記録媒体を用いて印字記録を行う方法が知られてお
り、この方法においては、インク記録媒体は、印字記録
が行われた後、熱溶融性インク層のインクが転移した後
に、粉体インクを供給して熱溶融性インク層を再生し、
反復使用することが行われている。
第４図はその場合の概略の構成を示すもので、インク記
録媒体10は、搬送ロール41,41によって矢印方向に搬送
され、印字部20において印字記録ヘッド21からの電気信
号に応じて、背面圧接ロール22上の転写紙23に熱溶融性
インクが転写され、印字記録が行われる。なお、電流は
帰路接点ロール26を通って接地される。次いで、インク
記録媒体は、インク供給ユニット30に達し、そこで粉体
インクが供給され、更に、インク層整面ユニット40にお
いて熱溶融性インク層が整面されインク記録媒体の再生
が完了し、次の印字記録操作に供される。
録媒体10は、搬送ロール41,41によって矢印方向に搬送
され、印字部20において印字記録ヘッド21からの電気信
号に応じて、背面圧接ロール22上の転写紙23に熱溶融性
インクが転写され、印字記録が行われる。なお、電流は
帰路接点ロール26を通って接地される。次いで、インク
記録媒体は、インク供給ユニット30に達し、そこで粉体
インクが供給され、更に、インク層整面ユニット40にお
いて熱溶融性インク層が整面されインク記録媒体の再生
が完了し、次の印字記録操作に供される。
上記従来の印字記録方法においては、インク記録媒体の
再生に再し、熱溶融性インク微粉末が、インク記録媒体
の熱溶融性インク層におけるインクが転移した跡、即ち
インク転移跡のみならず、熱溶融性インクが残留してい
る未転移部分にも付着し、熱溶融性インク層の厚さのば
らつきが大きくなると言う欠点があり、結果として長期
間にわたって反復使用することができなくなるという問
題があった。
再生に再し、熱溶融性インク微粉末が、インク記録媒体
の熱溶融性インク層におけるインクが転移した跡、即ち
インク転移跡のみならず、熱溶融性インクが残留してい
る未転移部分にも付着し、熱溶融性インク層の厚さのば
らつきが大きくなると言う欠点があり、結果として長期
間にわたって反復使用することができなくなるという問
題があった。
この問題を解決するために、熱溶融性インク層をインク
粒子の帯電電位と同極性に帯電させ、粉体インクを熱溶
融性インク層のインク転移跡にのみ付着させる方法も提
案されているが、比較的高電圧を必要とし、均一な薄い
インク層を形成するのが難しく、未だ十分なものではな
かった。
粒子の帯電電位と同極性に帯電させ、粉体インクを熱溶
融性インク層のインク転移跡にのみ付着させる方法も提
案されているが、比較的高電圧を必要とし、均一な薄い
インク層を形成するのが難しく、未だ十分なものではな
かった。
本発明は、インク記録媒体の再生方法における上記のよ
うな問題点を解決することを目的としてなされたもので
ある。
うな問題点を解決することを目的としてなされたもので
ある。
したがって、本発明の目的は、インク記録媒体の熱溶融
性インク層の未転移部分に、インク粒子が付着するのを
防止して、熱溶融性インク層が良好に再生されるような
インク記録媒体の再生方法を提供することにある。
性インク層の未転移部分に、インク粒子が付着するのを
防止して、熱溶融性インク層が良好に再生されるような
インク記録媒体の再生方法を提供することにある。
本発明のインク記録媒体の再生方法は、異方導電層、電
気信号の入力により発熱する発熱低抗体層、導電層、イ
ンク剥離層、及び熱溶融性インク層を順次積層してなる
インク記録媒体の印字記録終了後における熱溶融性イン
ク層を再生するに際して、該インク記録媒体の熱溶融性
インク層表面を一様に帯電し、次いで、液体分散媒中に
熱溶融性インク微粉末を分散してなるインク層再生用液
状インクに電界を付与した状態で、該液状インクをイン
ク記録媒体上に供給して、熱溶融性インク層欠落部分の
インク剥離層上に選択的に熱溶融性インク微粉末を付着
させ、その後、乾燥することによって液体分散媒を除去
することを特徴とする。
気信号の入力により発熱する発熱低抗体層、導電層、イ
ンク剥離層、及び熱溶融性インク層を順次積層してなる
インク記録媒体の印字記録終了後における熱溶融性イン
ク層を再生するに際して、該インク記録媒体の熱溶融性
インク層表面を一様に帯電し、次いで、液体分散媒中に
熱溶融性インク微粉末を分散してなるインク層再生用液
状インクに電界を付与した状態で、該液状インクをイン
ク記録媒体上に供給して、熱溶融性インク層欠落部分の
インク剥離層上に選択的に熱溶融性インク微粉末を付着
させ、その後、乾燥することによって液体分散媒を除去
することを特徴とする。
まず、本発明において使用されるインク記録媒体につい
て説明する。
て説明する。
異方導電層は、厚み方向の通電時の通電抵抗による通電
ロスを低減させ、又、針電極とインク記録媒体表面での
接触抵抗による発熱損失及び発熱ダメージを低減する作
用を果たすもので、微小電極よりなる導電性孤立パター
ン層であってもよく、又、セラミック或いは合成樹脂等
の絶縁性材料中に、金属粉或いは導電性セラミック粒子
等の導電性物質よりなる導電路が形成された層であって
もよい。
ロスを低減させ、又、針電極とインク記録媒体表面での
接触抵抗による発熱損失及び発熱ダメージを低減する作
用を果たすもので、微小電極よりなる導電性孤立パター
ン層であってもよく、又、セラミック或いは合成樹脂等
の絶縁性材料中に、金属粉或いは導電性セラミック粒子
等の導電性物質よりなる導電路が形成された層であって
もよい。
本発明の熱転写記録媒体において、異方導電層が導電性
孤立パターンよりなる層である場合は、発熱抵抗体層に
支持体としての機能を持たせればよく、又、導電性孤立
パターンでない異方導電層の場合には、異方導電層自体
に支持体としての機能を持たせ、その一面に薄膜発熱低
抗体層を形成させればよい。
孤立パターンよりなる層である場合は、発熱抵抗体層に
支持体としての機能を持たせればよく、又、導電性孤立
パターンでない異方導電層の場合には、異方導電層自体
に支持体としての機能を持たせ、その一面に薄膜発熱低
抗体層を形成させればよい。
発熱抵抗体層は、異方導電層からの電流をジュール熱に
変えて発熱し、インクを溶融させて転写材に転写させる
ための層であって、例えば、カーボン、金属粉等の導電
性物質を分散させた耐熱樹脂（ポリイミド系樹脂、ポリ
イミドアミド系樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エ
ポキシ樹脂等）よりなる導電性層、ZrO2、Al2O3、SiO2
などの高抵抗材料とTi、Al、Ta、Cu、Au、Zrなどの導電
性材料とを用いて形成された薄膜等が使用される。発熱
抵抗体層の体積固有抵抗は10-2〜102Ω・cmの範囲に設
定し、その膜厚は1000Å〜500μｍの範囲に設定するの
が好ましい。この範囲のものは、着膜安定性、膜接着性
などにおいて優れた特性のものとなる。
変えて発熱し、インクを溶融させて転写材に転写させる
ための層であって、例えば、カーボン、金属粉等の導電
性物質を分散させた耐熱樹脂（ポリイミド系樹脂、ポリ
イミドアミド系樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、エ
ポキシ樹脂等）よりなる導電性層、ZrO2、Al2O3、SiO2
などの高抵抗材料とTi、Al、Ta、Cu、Au、Zrなどの導電
性材料とを用いて形成された薄膜等が使用される。発熱
抵抗体層の体積固有抵抗は10-2〜102Ω・cmの範囲に設
定し、その膜厚は1000Å〜500μｍの範囲に設定するの
が好ましい。この範囲のものは、着膜安定性、膜接着性
などにおいて優れた特性のものとなる。
導電層は、発熱抵抗体層に流入した電流を拡散させ、還
流させる電極となり、また、コロナ帯電時における対向
電極となるものであって、好ましくは50Ω／□以下の表
面抵抗を有するように、蒸着、スパッタリング又はその
他の薄膜形成法により作成される。その膜厚は500Å〜
５μｍの範囲に設定するのが好ましく、他に1000Å〜20
00Åの範囲が、熱のリーク及び必要な導電特性の点で好
ましい。
流させる電極となり、また、コロナ帯電時における対向
電極となるものであって、好ましくは50Ω／□以下の表
面抵抗を有するように、蒸着、スパッタリング又はその
他の薄膜形成法により作成される。その膜厚は500Å〜
５μｍの範囲に設定するのが好ましく、他に1000Å〜20
00Åの範囲が、熱のリーク及び必要な導電特性の点で好
ましい。
インク剥離層は、低い印字エネルギーでもインクの転移
が良好に行われるような臨界表面張力に調整された層で
あって、低表面エネルギーの機能を有する薄膜であり、
基本的には転写材の表面エネルギーよりも低い値の臨界
表面張力を有するもので、好ましくは臨界表面張力38ダ
イン/cm以下である。また、インク剥離層は耐熱性、即
ち、分解点又は融点が180℃以上であることが望まし
い。
が良好に行われるような臨界表面張力に調整された層で
あって、低表面エネルギーの機能を有する薄膜であり、
基本的には転写材の表面エネルギーよりも低い値の臨界
表面張力を有するもので、好ましくは臨界表面張力38ダ
イン/cm以下である。また、インク剥離層は耐熱性、即
ち、分解点又は融点が180℃以上であることが望まし
い。
本発明においては、インク剥離層は、膜厚が0.08μｍか
ら３μｍの範囲にあり、体積固有抵抗が108Ω・cm以上
であることが好ましい。膜厚及び体積固有抵抗が上記の
範囲にある場合には、転写跡の露出部がコロナ帯電によ
っても殆ど帯電されず、熱溶融性インク層の未転移部分
が効率的に帯電されるようになる。
ら３μｍの範囲にあり、体積固有抵抗が108Ω・cm以上
であることが好ましい。膜厚及び体積固有抵抗が上記の
範囲にある場合には、転写跡の露出部がコロナ帯電によ
っても殆ど帯電されず、熱溶融性インク層の未転移部分
が効率的に帯電されるようになる。
インク剥離層を構成する材料としては、例えば、熱硬化
型シリコーン樹脂、含フッ素樹脂等が使用できる。
型シリコーン樹脂、含フッ素樹脂等が使用できる。
インク剥離層の上に設けられる熱溶融性インク層は、融
点140℃以下の熱可塑性樹脂中に、カーボンブラック等
公知の染・顔料を分散してなるものが使用される。熱溶
融性インク層の膜厚は0.5μｍ〜15μｍの範囲に設定す
るのが好ましい。
点140℃以下の熱可塑性樹脂中に、カーボンブラック等
公知の染・顔料を分散してなるものが使用される。熱溶
融性インク層の膜厚は0.5μｍ〜15μｍの範囲に設定す
るのが好ましい。
一方、本発明において、熱溶融性インク層の再生に使用
されるインク層再生用インクは、液体分散媒中に、熱溶
融性インク微粉末が分散されたものが使用される。具体
的には、一般に使用されている電子写真用の液体現像剤
を用いることができる。熱溶融性インク微粉末として
は、熱溶融性インク層を構成する組成と同一のものを使
用するのが好ましい。分散媒としては体積抵抗値105Ωc
m以上、沸点110℃以上の液体が好ましい。
されるインク層再生用インクは、液体分散媒中に、熱溶
融性インク微粉末が分散されたものが使用される。具体
的には、一般に使用されている電子写真用の液体現像剤
を用いることができる。熱溶融性インク微粉末として
は、熱溶融性インク層を構成する組成と同一のものを使
用するのが好ましい。分散媒としては体積抵抗値105Ωc
m以上、沸点110℃以上の液体が好ましい。
次に、本発明を図面によって説明する。第１図は本発明
の印字記録方法の一実施例を説明する為の概略構成図で
あり、第２図は第１図におけるインク供給ユニットの概
略構成図である。
の印字記録方法の一実施例を説明する為の概略構成図で
あり、第２図は第１図におけるインク供給ユニットの概
略構成図である。
第１図中、10はインク記録媒体であって、これは第３図
に示すように、異方導電層11、発熱抵抗体層12、導電層
13、インク剥離層14、熱溶融性インク層15より構成され
ている。
に示すように、異方導電層11、発熱抵抗体層12、導電層
13、インク剥離層14、熱溶融性インク層15より構成され
ている。
21は印字記録ヘッドであり、インク記録媒体の異方導電
層表面を摺動するように構成されている。23は転写紙で
あって、転写紙ロール25から供給され、背面圧接ロール
22によって、インク記録媒体の熱溶融性インク層に圧接
させられた後、転写紙巻き取りロール24に巻き取られ
る。26は帰路接点ロール、27はバックアップロールであ
り、印字記録媒体の側端に露出した導電層と接触するよ
うに配置されている。41、41、41はインク記録媒体を搬
送するための搬送ロールであり、30はインク供給ユニッ
トである。インク供給ユニットにおいて、インク層再生
用液状インク（以下、現像剤という）32を入れた現像皿
33に近接して、帯電器31が設けられている。また、背面
ロール42に対向して現像電極35が設けられており、現像
剤循環手段34によって、背面ロールと現像電極との間を
現像剤が循環するように構成されている。なお、40はイ
ンク層整面ユニットであって、熱整面電極ロール43及び
背面圧接ロール44を有している。
層表面を摺動するように構成されている。23は転写紙で
あって、転写紙ロール25から供給され、背面圧接ロール
22によって、インク記録媒体の熱溶融性インク層に圧接
させられた後、転写紙巻き取りロール24に巻き取られ
る。26は帰路接点ロール、27はバックアップロールであ
り、印字記録媒体の側端に露出した導電層と接触するよ
うに配置されている。41、41、41はインク記録媒体を搬
送するための搬送ロールであり、30はインク供給ユニッ
トである。インク供給ユニットにおいて、インク層再生
用液状インク（以下、現像剤という）32を入れた現像皿
33に近接して、帯電器31が設けられている。また、背面
ロール42に対向して現像電極35が設けられており、現像
剤循環手段34によって、背面ロールと現像電極との間を
現像剤が循環するように構成されている。なお、40はイ
ンク層整面ユニットであって、熱整面電極ロール43及び
背面圧接ロール44を有している。
上記の構成を有する印字記録装置において、インク記録
媒体10は、搬送ロール41、41、41によって印字記録部に
搬送され、印字記録ヘッド20からの信号電流に対応し
て、熱溶融性インク層が転写紙22に転移し、印字記録が
行われる。印字記録が終了したインク記録媒体は、イン
ク供給ユニット30に搬送され、コロナ帯電器31により一
様に帯電させる。帯電電圧は一般には10〜200Vである。
次いで、インク記録媒体10は背面ロール42上で、現像剤
32と接触した状態で搬送される。その際、背面ロール42
に対向して、バイアス電圧が印加された現像電極35が設
けられているので、現像剤中の熱溶融性インク微粉末に
電荷が付与される。現像電極に印加されるバイアス電圧
は、熱溶融性インク層の帯電電位と同極性で、通常70V
前後の範囲の低い電圧が採用される。このような現像剤
が、インク記録媒体と現像電極35との間隙を循環して通
過するので、搬送されるインク記録媒体における熱溶融
性インク層欠落部分のインク剥離層上、即ち、熱溶融性
インク層のインク転移跡に、熱溶融性インク微粉末が選
択的に付着するのである。
媒体10は、搬送ロール41、41、41によって印字記録部に
搬送され、印字記録ヘッド20からの信号電流に対応し
て、熱溶融性インク層が転写紙22に転移し、印字記録が
行われる。印字記録が終了したインク記録媒体は、イン
ク供給ユニット30に搬送され、コロナ帯電器31により一
様に帯電させる。帯電電圧は一般には10〜200Vである。
次いで、インク記録媒体10は背面ロール42上で、現像剤
32と接触した状態で搬送される。その際、背面ロール42
に対向して、バイアス電圧が印加された現像電極35が設
けられているので、現像剤中の熱溶融性インク微粉末に
電荷が付与される。現像電極に印加されるバイアス電圧
は、熱溶融性インク層の帯電電位と同極性で、通常70V
前後の範囲の低い電圧が採用される。このような現像剤
が、インク記録媒体と現像電極35との間隙を循環して通
過するので、搬送されるインク記録媒体における熱溶融
性インク層欠落部分のインク剥離層上、即ち、熱溶融性
インク層のインク転移跡に、熱溶融性インク微粉末が選
択的に付着するのである。
インク記録媒体は、次いでインク整面ユニット40に送ら
れ、熱整面電極ロール43と背面圧接ロール44との間を通
過することによって、溶剤が除去され、熱溶融製インク
層が再生される。
れ、熱整面電極ロール43と背面圧接ロール44との間を通
過することによって、溶剤が除去され、熱溶融製インク
層が再生される。
本発明においては、上記のように印字記録終了後におい
て、インク記録媒体の熱溶融性インク層をコロナ帯電器
により帯電させるが、その場合、インク記録媒体の導電
層が対向電極となって、接地電位に保たれているから、
コロナ放電によって、熱溶融性インク層15のインク転移
跡は殆ど帯電せず、未転移部分はインク記録媒体中に均
一な導電層があるため一様に帯電される。インク層再生
用液状インク中の熱溶融性インク微粉末には、現像電極
によって熱溶融性インク層と同極性の電荷が付与されて
いるので、熱溶融性インク微粉末は、未転移の熱溶融性
インク層の電荷と反発し、未転移部分への付着が防止さ
れる。一方、インク転移跡には導電層上に薄膜インク剥
離層が被覆された状態のため、熱溶融性インク微粉末が
静電的に吸着され、インク転移跡に選択的に付着する。
て、インク記録媒体の熱溶融性インク層をコロナ帯電器
により帯電させるが、その場合、インク記録媒体の導電
層が対向電極となって、接地電位に保たれているから、
コロナ放電によって、熱溶融性インク層15のインク転移
跡は殆ど帯電せず、未転移部分はインク記録媒体中に均
一な導電層があるため一様に帯電される。インク層再生
用液状インク中の熱溶融性インク微粉末には、現像電極
によって熱溶融性インク層と同極性の電荷が付与されて
いるので、熱溶融性インク微粉末は、未転移の熱溶融性
インク層の電荷と反発し、未転移部分への付着が防止さ
れる。一方、インク転移跡には導電層上に薄膜インク剥
離層が被覆された状態のため、熱溶融性インク微粉末が
静電的に吸着され、インク転移跡に選択的に付着する。
次に、本発明を実施例によって説明する。
実施例１ 表面抵抗550Ω／□、厚さ30μｍの導電性ポリイミドフ
イルムの片面に、Tiを高周波スパッター着膜法により着
膜して、厚さ5000ÅのTi層を形成した。次に、形成され
たTI層の上にフォトレジストを形成し、90℃で８分間乾
燥し、膜厚1.6μｍのレジスト膜を形成した。このレジ
スト膜を、ピッチ25μｍで18μｍ角の正方形パターンを
全面に有するマスクを通して露光し、現像し、その後N2
雰囲気下、オーブンで110℃で15分間加熱してレジスト
膜を硬化させた。次に、反応性イオンエッチングを行
い、フォトレジスト膜のない部分のTi層を除去した。次
いで、アセトン浴槽に入れ、超音波を与えてレジスト膜
を除去し、導電性パターンよりなる異方導電層の作成を
完了した。
イルムの片面に、Tiを高周波スパッター着膜法により着
膜して、厚さ5000ÅのTi層を形成した。次に、形成され
たTI層の上にフォトレジストを形成し、90℃で８分間乾
燥し、膜厚1.6μｍのレジスト膜を形成した。このレジ
スト膜を、ピッチ25μｍで18μｍ角の正方形パターンを
全面に有するマスクを通して露光し、現像し、その後N2
雰囲気下、オーブンで110℃で15分間加熱してレジスト
膜を硬化させた。次に、反応性イオンエッチングを行
い、フォトレジスト膜のない部分のTi層を除去した。次
いで、アセトン浴槽に入れ、超音波を与えてレジスト膜
を除去し、導電性パターンよりなる異方導電層の作成を
完了した。
次に、導電性ポリイミドフイルムの他方の面に、高周波
スパッター着膜法によってAlを着膜し、膜厚1000Åの導
電層を形成した。
スパッター着膜法によってAlを着膜し、膜厚1000Åの導
電層を形成した。
さらに形成された導電層の上に、帰路電極接点部分を除
いて、熱硬化性シリコーン樹脂を塗布し、150℃で１時
間加熱硬化し、臨界表面張力32ダイン/cm、膜厚0.3μｍ
のインク剥離層を形成した。
いて、熱硬化性シリコーン樹脂を塗布し、150℃で１時
間加熱硬化し、臨界表面張力32ダイン/cm、膜厚0.3μｍ
のインク剥離層を形成した。
得られたフィルム状物を、異方導電層が内側になるよう
に接続し、無端ベルトを作成し、印字記録用インク担体
として使用した。
に接続し、無端ベルトを作成し、印字記録用インク担体
として使用した。
次いで、インク剥離層の上に、融点80℃の熱可塑性樹脂
を主成分とする膜厚1.1μｍの着色熱溶融性インク層を
設けて、インク記録媒体を得た。
を主成分とする膜厚1.1μｍの着色熱溶融性インク層を
設けて、インク記録媒体を得た。
このインク記録媒体を用い、第１図に示されるような印
字記録装置に装着し、以下の実験を行った。
字記録装置に装着し、以下の実験を行った。
印字記録ヘッドは、８本/mm（125μｍピッチ、75μｍ
φ）の円形で10μｍの高さの凸状導電部が210mm幅で設
けられたものを使用し、圧接圧力600g/cmで圧接させ、
インク記録媒体を50mm/秒の線速度で搬送し、パルス周
期2.5ms/dotでパルスデューティ40％のパルス入力を行
い、印字記録を行った。
φ）の円形で10μｍの高さの凸状導電部が210mm幅で設
けられたものを使用し、圧接圧力600g/cmで圧接させ、
インク記録媒体を50mm/秒の線速度で搬送し、パルス周
期2.5ms/dotでパルスデューティ40％のパルス入力を行
い、印字記録を行った。
インク供給ユニットにおいては、現像電極表面とインク
記録媒体との間隔を1mmとし、現像電極に80Vのバイアス
を印加した。一方、帯電器で、インク記録媒体を一様に
帯電させて、熱溶融性インク層上に30Vのバイアス電圧
を生じさせた。
記録媒体との間隔を1mmとし、現像電極に80Vのバイアス
を印加した。一方、帯電器で、インク記録媒体を一様に
帯電させて、熱溶融性インク層上に30Vのバイアス電圧
を生じさせた。
他方、現像剤としては、一般の複写機で用いられている
イソパラフィン系石油溶剤（体積抵抗1010Ωcm以上、沸
点150℃以上）に、熱溶融性インク微粉末として、着色
アクリル系ポリマーを分散させてものを使用した。この
現像剤を現像皿33内に入れ、現像剤循環手段34により現
像電極35とインク記録媒体10との間に循環させた。
イソパラフィン系石油溶剤（体積抵抗1010Ωcm以上、沸
点150℃以上）に、熱溶融性インク微粉末として、着色
アクリル系ポリマーを分散させてものを使用した。この
現像剤を現像皿33内に入れ、現像剤循環手段34により現
像電極35とインク記録媒体10との間に循環させた。
この条件で操作を行ったところ、インク転移跡に、熱溶
融性インク微粉末が供給された。
融性インク微粉末が供給された。
次いで、熱整面電極ロールによりインク層の整面を行っ
た。即ち熱整面電極ロールとして、45mmφのSUS304ロー
ルを用い、一方、背面圧接ロールとして、表面に臨界表
面張力18ダイン/cmのテトラフロロエチレンよりなる厚
さ25μｍの皮膜を有する肉厚4mmで45mmφのアルミニウ
ムロールを用い、それらを対向して配設し、その間を上
記熱溶融性インク微粉末が付着したインク記録媒体を、
その異方導電層側が熱整面電極ローラと接触するように
通過させた。その場合、インク記録媒体には、背面圧接
ロールにより、1.5Kg/cmの圧接圧力を加えた。また、熱
整面電極ロールとインク記録媒体の導電層との間には6V
の電圧を印加した。通電の結果、インク記録媒体の発熱
邸抗体層が発熱し、その熱により溶剤が蒸発し、インク
微粉末が加熱されて軟化し、熱溶融性インク層が整面さ
れた。
た。即ち熱整面電極ロールとして、45mmφのSUS304ロー
ルを用い、一方、背面圧接ロールとして、表面に臨界表
面張力18ダイン/cmのテトラフロロエチレンよりなる厚
さ25μｍの皮膜を有する肉厚4mmで45mmφのアルミニウ
ムロールを用い、それらを対向して配設し、その間を上
記熱溶融性インク微粉末が付着したインク記録媒体を、
その異方導電層側が熱整面電極ローラと接触するように
通過させた。その場合、インク記録媒体には、背面圧接
ロールにより、1.5Kg/cmの圧接圧力を加えた。また、熱
整面電極ロールとインク記録媒体の導電層との間には6V
の電圧を印加した。通電の結果、インク記録媒体の発熱
邸抗体層が発熱し、その熱により溶剤が蒸発し、インク
微粉末が加熱されて軟化し、熱溶融性インク層が整面さ
れた。
上記の印字記録操作及びインク層再生操作を、繰り返し
100回行ったところ、良好な画質の画像が連続的に得ら
れた。
100回行ったところ、良好な画質の画像が連続的に得ら
れた。
比較例１ 実施例１と同様のインク記録媒体を使用し、同様に印字
記録及び熱溶融性インク層再生を行った。但し、印字記
録後のコロナ放電を行わなかった。印字記録と熱溶融性
インク層再生の工程を繰り返し行ったところ、熱溶融性
インク層の厚さが厚くなり、またインク転移跡と未転移
部分との間のインク層厚さのばらつきが大きくなった。
記録及び熱溶融性インク層再生を行った。但し、印字記
録後のコロナ放電を行わなかった。印字記録と熱溶融性
インク層再生の工程を繰り返し行ったところ、熱溶融性
インク層の厚さが厚くなり、またインク転移跡と未転移
部分との間のインク層厚さのばらつきが大きくなった。
本発明においては、印字記録終了後、インク記録媒体の
熱溶融性インク層を、コロナ放電によって帯電させ、液
体分散媒中に熱溶融性インク微粉末を分散してなるイン
ク層再生用液状インクに電圧を印加した状態で供給し
て、熱溶融性インク層の再生を行うから、極めて低い印
加電圧を付与した状態で、熱溶融性インク層欠落部分の
インク剥離層上に選択的に熱溶融性インク微粉末が付着
し、そして一方、未転移部分へのインク粒子の付着が防
止される。
熱溶融性インク層を、コロナ放電によって帯電させ、液
体分散媒中に熱溶融性インク微粉末を分散してなるイン
ク層再生用液状インクに電圧を印加した状態で供給し
て、熱溶融性インク層の再生を行うから、極めて低い印
加電圧を付与した状態で、熱溶融性インク層欠落部分の
インク剥離層上に選択的に熱溶融性インク微粉末が付着
し、そして一方、未転移部分へのインク粒子の付着が防
止される。
したがって、インク転移跡と未転移部分の間のインク層
厚さのばらつきが小さくなり、長期間の反復使用によっ
ても良好な印字画像が得られる。
厚さのばらつきが小さくなり、長期間の反復使用によっ
ても良好な印字画像が得られる。
第１図は本発明の再生方法の一実施例を説明するための
模式図、第２図は第１図のインク供給ユニットのを説明
するための模式図、第３図は、インク記録媒体の模式的
断面図、第４図は、従来の印字記録方法の模式図であ
る。 10……インク記録媒体、11……異方導電層、12……発熱
抵抗体層、13……導電層、14……インク剥離層、15……
熱溶融性インク層21……印字記録ヘッド、22……背面圧
接ロール、23……転写紙、24……転写巻き取りロール、
25……転写紙ロール、26……帰路接点ロール、27……バ
ックアップロール、30……インク供給ユニット、31……
帯電器、32……現像剤、33……現像皿、34……現像剤循
環手段、35……現像電極、40……インク層整面ユニッ
ト、41……搬送ロール、42……背面ロール、43……熱整
面電極ロール、44……背面圧接ロール。
模式図、第２図は第１図のインク供給ユニットのを説明
するための模式図、第３図は、インク記録媒体の模式的
断面図、第４図は、従来の印字記録方法の模式図であ
る。 10……インク記録媒体、11……異方導電層、12……発熱
抵抗体層、13……導電層、14……インク剥離層、15……
熱溶融性インク層21……印字記録ヘッド、22……背面圧
接ロール、23……転写紙、24……転写巻き取りロール、
25……転写紙ロール、26……帰路接点ロール、27……バ
ックアップロール、30……インク供給ユニット、31……
帯電器、32……現像剤、33……現像皿、34……現像剤循
環手段、35……現像電極、40……インク層整面ユニッ
ト、41……搬送ロール、42……背面ロール、43……熱整
面電極ロール、44……背面圧接ロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小木 健嗣 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 丸山 和雄 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 平３−151272（ＪＰ，Ａ)
Claims (5)
- 【請求項１】異方導電層、電気信号の入力により発熱す
る発熱抵抗体層、導電層、インク剥離層、及び熱溶融性
インク層を順次積層してなるインク記録媒体の印字記録
終了後における熱溶融性インク層を再生するに際して、
該インク記録媒体の熱溶融性インク層表面を一様に帯電
し、次いで、液体分散媒中に熱溶融性インク微粉末を分
散してなるインク層再生用液状インクに電界を付与した
状態で、該液状インクをインク記録媒体上に供給して、
熱溶融性インク層欠落部分のインク剥離層上に選択的に
熱溶融性インク微粉末を付着させ、その後、乾燥するこ
とによって液体分散媒を除去することを特徴とするイン
ク記録媒体の再生方法。 - 【請求項２】インク層再生用液状インクへの電界の付与
を、現像電極に電圧を印加することによって行う特許請
求の範囲第１項に記載のインク記録媒体の再生方法。 - 【請求項３】熱溶融性インク層の帯電をコロナ放電器に
より行う特許請求の範囲第１項に記載のインク記録媒体
の再生方法。 - 【請求項４】インク記録媒体におけるインク剥離層が膜
厚0.08〜33μｍであり、108Ω・cm以上の体積固有抵
抗、８ダイン/cm以下の臨界表面張力及び180℃以上の耐
熱性を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載のインク記録媒体の再生方法。 - 【請求項５】インク記録媒体における導電層が50Ω／□
以下の表面抵抗を有することを特徴とする特許請求の範
囲第１項に記載のインク記録媒体の再生方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2059851A JPH0698814B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | インク記録媒体の再生方法 |
| US07/668,055 US5198835A (en) | 1990-03-13 | 1991-03-12 | Method of regenerating an ink image recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2059851A JPH0698814B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | インク記録媒体の再生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03261583A JPH03261583A (ja) | 1991-11-21 |
| JPH0698814B2 true JPH0698814B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13125114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2059851A Expired - Lifetime JPH0698814B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | インク記録媒体の再生方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5198835A (ja) |
| JP (1) | JPH0698814B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH0664289A (ja) * | 1992-08-24 | 1994-03-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | インクシート再生方法及びインクシート再生型熱転写記録装置 |
| US6011573A (en) * | 1995-01-19 | 2000-01-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Manufacturing apparatus for thermal transfer recording medium and renewing apparatus of thermal transfer recording medium |
| US8967784B2 (en) * | 2007-11-19 | 2015-03-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method and apparatus for improving printed image density |
| US10632740B2 (en) | 2010-04-23 | 2020-04-28 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
| US9643403B2 (en) | 2012-03-05 | 2017-05-09 | Landa Corporation Ltd. | Printing system |
| US9498946B2 (en) | 2012-03-05 | 2016-11-22 | Landa Corporation Ltd. | Apparatus and method for control or monitoring of a printing system |
| EP4019596A1 (en) | 2012-03-05 | 2022-06-29 | Landa Corporation Ltd. | Method for manufacturing an ink film construction |
| US9902147B2 (en) | 2012-03-05 | 2018-02-27 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system |
| US10434761B2 (en) | 2012-03-05 | 2019-10-08 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
| EP2822778B1 (en) | 2012-03-05 | 2019-05-08 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process |
| US10642198B2 (en) | 2012-03-05 | 2020-05-05 | Landa Corporation Ltd. | Intermediate transfer members for use with indirect printing systems and protonatable intermediate transfer members for use with indirect printing systems |
| ES2835225T3 (es) | 2012-03-05 | 2021-06-22 | Landa Corp Ltd | Construcciones de película de tinta |
| US9517618B2 (en) | 2012-03-15 | 2016-12-13 | Landa Corporation Ltd. | Endless flexible belt for a printing system |
| GB201401173D0 (en) | 2013-09-11 | 2014-03-12 | Landa Corp Ltd | Ink formulations and film constructions thereof |
| JP6354550B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2018-07-11 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
| GB2536489B (en) | 2015-03-20 | 2018-08-29 | Landa Corporation Ltd | Indirect printing system |
| GB2537813A (en) | 2015-04-14 | 2016-11-02 | Landa Corp Ltd | Apparatus for threading an intermediate transfer member of a printing system |
| GB2543061A (en) * | 2015-10-06 | 2017-04-12 | Dover Europe Sarl | Tape coating apparatus and printing apparatus |
| GB201609463D0 (en) | 2016-05-30 | 2016-07-13 | Landa Labs 2012 Ltd | Method of manufacturing a multi-layer article |
| DE112017002714T5 (de) | 2016-05-30 | 2019-02-28 | Landa Corporation Ltd. | Digitales Druckverfahren |
| DE112018004530T5 (de) | 2017-10-19 | 2020-07-09 | Landa Corporation Ltd. | Endloses flexibles band für ein drucksystem |
| CN107584910B (zh) * | 2017-10-23 | 2019-05-03 | 湖州天骊正隆电子科技有限公司 | 一种资源节约型两用色带盒装置 |
| JP7225230B2 (ja) | 2017-11-19 | 2023-02-20 | ランダ コーポレイション リミテッド | デジタル印刷システム |
| US11511536B2 (en) | 2017-11-27 | 2022-11-29 | Landa Corporation Ltd. | Calibration of runout error in a digital printing system |
| US11707943B2 (en) | 2017-12-06 | 2023-07-25 | Landa Corporation Ltd. | Method and apparatus for digital printing |
| WO2019111223A1 (en) | 2017-12-07 | 2019-06-13 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing process and method |
| WO2020003088A1 (en) | 2018-06-26 | 2020-01-02 | Landa Corporation Ltd. | An intermediate transfer member for a digital printing system |
| US10994528B1 (en) | 2018-08-02 | 2021-05-04 | Landa Corporation Ltd. | Digital printing system with flexible intermediate transfer member |
| US12001902B2 (en) | 2018-08-13 | 2024-06-04 | Landa Corporation Ltd. | Correcting distortions in digital printing by implanting dummy pixels in a digital image |
| US11318734B2 (en) | 2018-10-08 | 2022-05-03 | Landa Corporation Ltd. | Friction reduction means for printing systems and method |
| CN113272144B (zh) | 2018-12-24 | 2023-04-04 | 兰达公司 | 数字印刷系统和方法 |
| WO2021105806A1 (en) | 2019-11-25 | 2021-06-03 | Landa Corporation Ltd. | Drying ink in digital printing using infrared radiation absorbed by particles embedded inside itm |
| US11040548B1 (en) * | 2019-12-10 | 2021-06-22 | Dover Europe Sarl | Thermal transfer printers for deposition of thin ink layers including a carrier belt and rigid blade |
| US11321028B2 (en) | 2019-12-11 | 2022-05-03 | Landa Corporation Ltd. | Correcting registration errors in digital printing |
| CN114868087A (zh) | 2019-12-29 | 2022-08-05 | 兰达公司 | 印刷方法和系统 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS55124672A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-25 | Fujitsu Ltd | Printer |
| IT1119017B (it) * | 1979-07-09 | 1986-03-03 | Olivetti & Co Spa | Dispositivo e procedimento di stampa senza impatto |
| US4268368A (en) * | 1980-03-24 | 1981-05-19 | International Business Machines Corporation | Electrophoretical method for selectively reinking resistive ribbon thermal transfer printing ribbons |
| JPS58155984A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 感熱転写装置 |
| JPS60259485A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-21 | Hitachi Ltd | 転写型感熱方式プリンタのインクリボンのインク塗布装置 |
| JPS6178680A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 転写型感熱記録装置 |
| US4598302A (en) * | 1985-06-20 | 1986-07-01 | Kyocera Corporation | Transfer type recording apparatus |
| US4882593A (en) * | 1985-12-23 | 1989-11-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for carrying out transference recording of an ink image |
| JP2569644B2 (ja) * | 1987-12-09 | 1997-01-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 印字記録媒体 |
| JPH0260622A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 食器洗浄乾燥機 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP2059851A patent/JPH0698814B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-03-12 US US07/668,055 patent/US5198835A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03261583A (ja) | 1991-11-21 |
| US5198835A (en) | 1993-03-30 |
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