JPH0698592A - ファンモータ駆動制御回路 - Google Patents

ファンモータ駆動制御回路

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JPH0698592A
JPH0698592A JP4246202A JP24620292A JPH0698592A JP H0698592 A JPH0698592 A JP H0698592A JP 4246202 A JP4246202 A JP 4246202A JP 24620292 A JP24620292 A JP 24620292A JP H0698592 A JPH0698592 A JP H0698592A
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circuit
resistor
fan motor
amplifier circuit
amplifier
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Tsunenari Nishikawa
恒成 西川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーディオ増幅器の放熱用ファンモータの駆
動を、接続された負荷のインピーダンスが変化したと
き、増幅器の発熱量に応じて適切に制御する。 【構成】 2つの増幅回路1、2と、2つの増幅回路
1、2の出力に接続されたブリッジ回路を持ち、ブリッ
ジ回路を構成する抵抗3、4、5、6の内の1つの抵抗
5の両端の電圧を検出して、この電圧がある電圧以上で
あればファンモータ11を駆動するように、ファンモー
タ11の駆動を制御する。この事により、出力信号があ
る一定レベル以上で、ファンモータ11を駆動し、かつ
接続された負荷8のインピーダンスに応じて、ファンモ
ータ11を駆動する出力信号レベルを変化させる事がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ用増幅器の
放熱用ファンモータ駆動制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用増幅器に於いて、放熱効果
を上げるために放熱用のファンを使用した場合、ファン
モータの騒音が聞こえるという問題がある。このファン
モータの騒音を目立たせなくするために、無信号、小音
量時にはファンを駆動せず大音量時の発熱の多いときに
のみファンを駆動するようなファンモータ駆動制御回路
が用いられている。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
ファンモータ駆動制御回路の一例について説明する。図
2は従来のファンモータ駆動制御回路の一例を示すもの
である。図2において、1、2は増幅回路、3、4、
5、6はブリッジ回路を構成する各抵抗、7は増幅器全
体の帰還回路、8は増幅回路の負荷、9は信号レベル検
出回路、10はモータ駆動回路、11はファンモータ、
12は増幅回路1の非反転入力端子、13は増幅回路1
の反転入力端子、14は増幅回路2の非反転入力端子、
15は増幅回路2の反転入力端子である。また、各抵抗
3、4、5、6の抵抗値は、R3,R4,R5,R6であり、これ
らの関係は R3:R5=R4:R6 である。
【0004】まず、増幅回路1、増幅回路2、抵抗3、
抵抗4、抵抗5、抵抗6、帰還回路7、負荷8によって
構成される部分の動作について述べる。増幅回路1の入
力端子に信号が加えられ、負荷8に何らかの電流が流れ
たとする。このとき各抵抗3、4、5、6を流れる電流
をi3,i4,i5,i6とする。増幅回路2の増幅率が十分に大
きい場合、増幅回路2の非反転入力端子14と、反転入
力端子15の電位は等しいと考えられるため、
【0005】
【数1】
【0006】また、
【0007】
【数2】
【0008】(数1)、(数2)より
【0009】
【数3】
【0010】反転入力端子15には電流は流れないとし
【0011】
【数4】
【0012】また、先に述べたように、R3:R5=R4:R6で
あるから
【0013】
【数5】
【0014】(数4)、(数5)を(数3)に代入する
【0015】
【数6】
【0016】となるため、(数1)より
【0017】
【数7】
【0018】である。(数4)、(数7)より、負荷8
に流れる電流は全て増幅回路2より供給されることがわ
かる。以上述べたように、増幅回路1、増幅回路2、抵
抗3、抵抗4、抵抗5、抵抗6、帰還回路7、負荷8に
より構成された増幅回路では、増幅回路1の非反転入力
端子12に加えられた入力信号に対して増幅作用を行
い、その時、負荷8に流れる電流を増幅回路1からは供
給する必要がないため、増幅回路1は非常に歪の少ない
増幅動作を行うことができる。
【0019】そして、負荷8には、信号レベル検出回路
9が接続されており、ここでは、負荷8の電圧を検出し
一定電圧以上であった場合にモータ駆動信号を出力し、
それに従ってモータ駆動回路10はファンモータ11を
駆動する。この駆動回路により図3に示すように、信号
がある一定レベルを越えた場合にファンを駆動し、増幅
回路に於ける発熱の多いときにだけファンを駆動し、信
号レベルの低いときにはファンを駆動しないようにして
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな、従来のファンモータ駆動制御回路は、負荷8のイ
ンピーダンスには無関係に出力信号の電圧のみを検出し
ているため、負荷8のインピーダンスが変化したとき
に、適切なファンの制御が行えないという問題点を有し
ていた。例えば、負荷8のインピーダンスが8Ωの時と
4Ωの時とでは出力信号の電圧が同じであれば、負荷8
のインピーダンスが4Ωの時は、8Ωの時に比べ負荷8
に流れる電流は2倍である。この電流は、増幅回路2よ
り供給されるため、増幅回路2で消費される電力は、負
荷8のインピーダンスが4Ωの時は、8Ωの時に比べ2
倍になる。この事から、負荷8のインピーダンスが低い
程、増幅回路2の発熱は増加する、という事が言える。
したがって、負荷8のインピーダンスが低い程、低い出
力電圧でファンを駆動する必要がある。
【0021】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、負荷
が変化した場合にでも増幅回路の発熱に応じて、適切に
ファンを駆動するファン駆動制御回路を提供することを
目的としてなされたものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のファン駆動制御回路は、二つの増幅回路と、
前記の二つの増幅回路の出力に接続されたブリッジ回路
と、前記ブリッジ回路に接続された信号レベル検出回路
と、前記信号レベル検出回路の出力に接続されたファン
モータ駆動回路により構成されたものである。
【0023】
【作用】本発明は上記した構成によって、増幅回路の出
力に接続されたブリッジ回路を構成する抵抗に発生する
電圧を検出してファンを駆動する事により、負荷が変化
した場合にでも増幅回路の発熱に応じて、適切にファン
を駆動することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明のファンモータ駆動制御回路の
実施例について、図1を参照しながら詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の実施例におけるファンモー
タ駆動制御回路の構成を示すものである。図1におい
て、1、2は増幅回路、3、4、5、6はブリッジ回路
を構成する各抵抗、7は増幅器全体の帰還回路、8は増
幅回路の負荷、9は信号レベル検出回路、10はモータ
駆動回路、11はファンモータ、12は増幅回路1の非
反転入力端子、13は増幅回路1の反転入力端子、14
は増幅回路2の非反転入力端子、15は増幅回路2の反
転入力端子である。また、各抵抗3、4、5、6の抵抗
値は、R3,R4,R5,R6でありこれらの関係は R3:R5=R4:R6
である。
【0026】以上のように構成されたファンモータ駆動
制御回路について、以下その動作について説明する。ま
ず、図1の回路に於いて、負荷8のインピーダンスが変
化した場合、出力信号のレベルが同じであっても、負荷
8のインピーダンスが低い程、負荷8を流れる電流は増
加する。これにしたがい増幅回路2が供給する電流は増
加し、発熱も増える。このとき負荷8に流れる電流は、
増幅回路2から、ブリッジ回路を構成する各抵抗3、
4、5、6を経由して供給される。各抵抗には、R3とR4
またはR5とR6の抵抗値に応じた比率で、増幅回路2が供
給する電流が流れる。したがって各抵抗3、4、5、6
の両端には、増幅回路2の供給する電流に比例した電圧
が発生する。したがって各抵抗3、4、5、6の内の何
れかの抵抗の両端の電圧を検出する事によりファンモー
タ駆動の制御を行えば、大きな出力信号レベルの時には
ファンを駆動し、低い出力信号レベルの時にはファンを
停止し、かつ負荷8の抵抗値が低いときにはファンを駆
動し始める出力信号レベルを下げ、負荷8の抵抗値が高
いときにはファンを駆動し始める出力信号レベルを上げ
る、という制御を行う事ができる。図1の例では抵抗
3、4、5、6の内の一つである抵抗5の両端の電圧
を、信号レベル検出回路9で検出してファンを駆動する
事により上記の制御を行う回路を実現している。
【0027】以上のように本実施例によれば、特別な回
路を付加する事なく容易に、接続される負荷のインピー
ダンスが変わった場合にでも、適切なファンの駆動を行
う事ができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、増幅回路の出力
に接続されたブリッジ回路を構成する抵抗の両端の電圧
を検出してファンモータを制御する事により、接続され
る負荷のインピーダンスの変化に応じてファンを駆動す
る事ができ、接続される負荷のインピーダンスが変わっ
た場合にでも、増幅器の発熱が増加し放熱効果を上げる
必要が生じたときにのみファンを駆動し出力信号レベル
が低くファンモータの騒音が目立つときにはファンモー
タを停止するという制御を適切に行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファンモータ駆動制
御回路のブロック図である。
【図2】従来のファンモータ駆動制御回路の一例を示す
ブロック図である。
【図3】ファンモータの制御と出力信号のレベルとの関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 増幅回路 2 増幅回路 3 抵抗 4 抵抗 5 抵抗 6 抵抗 7 帰還回路 8 負荷 9 出力信号レベル検出回路 10 ファンモータ駆動回路 11 ファンモータ 12 増幅回路1の非反転入力端子 13 増幅回路1の反転入力端子 14 増幅回路2の非反転入力端子 15 増幅回路2の反転入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の増幅回路及び、第2の増幅回路
    と、第1の抵抗、第2の抵抗、第3の抵抗、第4の抵
    抗、により構成されたブリッジ回路と、信号レベル検出
    回路と、ファンモータ駆動回路より成り、前記第1の増
    幅回路の出力端子が前記第1の抵抗と前記第3の抵抗の
    接続点と、前記第2の増幅回路の非反転入力端子に接続
    され、前記第1の増幅回路の非反転入力が帰還回路を通
    して前記第3の抵抗と前記第4の抵抗の接続点と、負荷
    に接続され、前記第2の増幅回路の出力端子が前記第1
    の抵抗と前記第2の抵抗の接続点に接続され、前記第2
    の増幅回路の非反転入力が前記第2の抵抗と前記第4の
    抵抗の接続点に接続され、前記第1の抵抗または、前記
    第2の抵抗または、前記第3の抵抗または、前記第4の
    抵抗の両端に前記信号レベル検出回路の入力端子が接続
    され、前記信号レベル検出回路の出力端子が前記ファン
    モータ駆動回路の入力端子荷接続された構成を有するフ
    ァンモータ駆動制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400045B1 (en) 2000-03-31 2002-06-04 Fujitsu Limited Cooling fan controller
GB2383908A (en) * 2001-12-27 2003-07-09 Visteon Global Tech Inc Cooling fan control strategy for automotive audio system

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US6608906B2 (en) 2001-12-27 2003-08-19 Visteon Global Technologies, Inc. Cooling fan control strategy for automotive audio system
GB2383908B (en) * 2001-12-27 2004-03-10 Visteon Global Tech Inc Cooling fan control strategy for automotive audio system

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