JPH0567930A - 電圧増幅回路 - Google Patents
電圧増幅回路Info
- Publication number
- JPH0567930A JPH0567930A JP22755791A JP22755791A JPH0567930A JP H0567930 A JPH0567930 A JP H0567930A JP 22755791 A JP22755791 A JP 22755791A JP 22755791 A JP22755791 A JP 22755791A JP H0567930 A JPH0567930 A JP H0567930A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier
- output terminal
- transistor
- signal
- peak detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用する増幅器を減らして、微小信号から大
きな信号までの増幅を可能にしたものである。 【構成】 信号が入力端子1と接地間に入力されると、
抵抗器12を介し、増幅器4で増幅され、第1出力端子
2と接地間及び第2出力端子3と接地間に出力される。
信号振幅が大きくなり、第1ピーク検出回路5と第2ピ
ーク検出回路6のピーク検出電圧が設定電圧を超える
と、第1トランジスタ8と第2トランジスタ9に流れる
電流が増加し、第1トランジスタ8のエミッタ駆動イン
ピーダンスが下がる。そのため、入力端子1に入力され
た信号は、抵抗器12を介した後で減衰し、増幅器4の
第1出力端子2と接地間及び第2出力端子3と接地間に
出力される出力信号電圧も減衰する。したがって、設定
電圧を調整することにより、微小信号から大きな信号ま
で、リニアに増幅することが可能である。
きな信号までの増幅を可能にしたものである。 【構成】 信号が入力端子1と接地間に入力されると、
抵抗器12を介し、増幅器4で増幅され、第1出力端子
2と接地間及び第2出力端子3と接地間に出力される。
信号振幅が大きくなり、第1ピーク検出回路5と第2ピ
ーク検出回路6のピーク検出電圧が設定電圧を超える
と、第1トランジスタ8と第2トランジスタ9に流れる
電流が増加し、第1トランジスタ8のエミッタ駆動イン
ピーダンスが下がる。そのため、入力端子1に入力され
た信号は、抵抗器12を介した後で減衰し、増幅器4の
第1出力端子2と接地間及び第2出力端子3と接地間に
出力される出力信号電圧も減衰する。したがって、設定
電圧を調整することにより、微小信号から大きな信号ま
で、リニアに増幅することが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気回路に関し、特に、
信号の電圧増幅回路に関する。
信号の電圧増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧増幅回路を図2を参照して説
明する。
明する。
【0003】第1増幅器13は利得制御端子を有し、利
得制御端子の電圧により、電圧利得の制御が可能であ
る。第1増幅器13の正相入力端は、入力端子1に接続
され、第1増幅器13の逆相入力端は、第3増幅器15
の出力端に接続され、第1増幅器13の反転出力端は、
第1ピーク検出回路5の入力端と第1出力端子2に接続
され、第1増幅器13の非反転出力端は、第2ピーク検
出回路6の入力端と第2出力端子3に接続され、第1ピ
ーク検出回路5の出力端は、第1抵抗器16の一端と第
3増幅器15の正相入力端に接続され、第1抵抗器16
の他端は第2増幅器14の正相入力端に接続され、第2
ピーク検出回路6の出力端は、第2抵抗器17の一端と
第3増幅器15の逆相入力端に接続され、第2抵抗器1
7の他端は、第2増幅器14の正相入力端に接続され、
第2増幅器14の出力端は、第1増幅器13の利得制御
端子に接続される構成となっている。
得制御端子の電圧により、電圧利得の制御が可能であ
る。第1増幅器13の正相入力端は、入力端子1に接続
され、第1増幅器13の逆相入力端は、第3増幅器15
の出力端に接続され、第1増幅器13の反転出力端は、
第1ピーク検出回路5の入力端と第1出力端子2に接続
され、第1増幅器13の非反転出力端は、第2ピーク検
出回路6の入力端と第2出力端子3に接続され、第1ピ
ーク検出回路5の出力端は、第1抵抗器16の一端と第
3増幅器15の正相入力端に接続され、第1抵抗器16
の他端は第2増幅器14の正相入力端に接続され、第2
ピーク検出回路6の出力端は、第2抵抗器17の一端と
第3増幅器15の逆相入力端に接続され、第2抵抗器1
7の他端は、第2増幅器14の正相入力端に接続され、
第2増幅器14の出力端は、第1増幅器13の利得制御
端子に接続される構成となっている。
【0004】入力端子1と接地間に入力された微小信号
は、第1増幅器13で増幅され、第1出力端子2と接地
間及び第2出力端子3と接地間に出力される。このと
き、第1ピーク検出回路5と第2ピーク検出回路6によ
り、出力電圧のピーク値が検出され、各ピーク値に差が
あると、この差を打ち消すように、第3増幅器15を介
して、負帰還が第1増幅器13にかかる。したがって、
第1増幅器13の二入力にDCオフセット電圧が存在し
ても、第1出力端子2及び第2出力端子3にはオフセッ
ト電圧は生じない。さらに、第1ピーク検出回路5と第
2ピーク検出回路6の出力電圧から、第1抵抗器16と
第2抵抗器17により平均電圧を求め、第2増幅器14
により定電圧源18の基準電圧と比較し、第1増幅器1
3の利得制御端子の電圧を制御することにより、入力信
号振幅にかかわらず、第1出力端子2と第2出力端子3
の出力振幅を一定に保ち、リニアに増幅することが可能
である。
は、第1増幅器13で増幅され、第1出力端子2と接地
間及び第2出力端子3と接地間に出力される。このと
き、第1ピーク検出回路5と第2ピーク検出回路6によ
り、出力電圧のピーク値が検出され、各ピーク値に差が
あると、この差を打ち消すように、第3増幅器15を介
して、負帰還が第1増幅器13にかかる。したがって、
第1増幅器13の二入力にDCオフセット電圧が存在し
ても、第1出力端子2及び第2出力端子3にはオフセッ
ト電圧は生じない。さらに、第1ピーク検出回路5と第
2ピーク検出回路6の出力電圧から、第1抵抗器16と
第2抵抗器17により平均電圧を求め、第2増幅器14
により定電圧源18の基準電圧と比較し、第1増幅器1
3の利得制御端子の電圧を制御することにより、入力信
号振幅にかかわらず、第1出力端子2と第2出力端子3
の出力振幅を一定に保ち、リニアに増幅することが可能
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電圧増幅回
路では、利得制御が可能な第1増幅器が複雑な回路を要
し、さらに、第2増幅器と第3増幅器が必要であるた
め、全体の回路が大規模になり、複雑な構成になるとい
う問題点があった。
路では、利得制御が可能な第1増幅器が複雑な回路を要
し、さらに、第2増幅器と第3増幅器が必要であるた
め、全体の回路が大規模になり、複雑な構成になるとい
う問題点があった。
【0006】本発明の目的は、使用する増幅器の数を減
らし、さらに、利得制御端子を有する増幅器の代わり
に、簡単な増幅器を使用することにより、微小信号から
大きな信号までの増幅を可能にする電圧増幅回路を提供
することにある。
らし、さらに、利得制御端子を有する増幅器の代わり
に、簡単な増幅器を使用することにより、微小信号から
大きな信号までの増幅を可能にする電圧増幅回路を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、増幅器の正相入力端を、抵抗器の一端、
第1トランジスタのエミッタ、及び、第2トランジスタ
のコレクタに接続し、抵抗器の他端を入力端子に接続
し、増幅器の逆相入力端を第1定電圧源に接続し、増幅
器の反転出力端を第1ピーク検出回路の入力端と第1出
力端子に接続し、第1ピーク検出回路の出力端を、第1
トランジスタのベースに接続し、増幅器の非反転出力端
を第2ピーク検出回路の入力端と第2出力端子に接続
し、第2ピーク検出回路の出力端をレベルシフト回路を
介して第2トランジスタのベースに接続し、第1トラン
ジスタのコレクタを第2定電圧源に接続し、第2トラン
ジスタのエミッタを接地したものである。
に、本発明は、増幅器の正相入力端を、抵抗器の一端、
第1トランジスタのエミッタ、及び、第2トランジスタ
のコレクタに接続し、抵抗器の他端を入力端子に接続
し、増幅器の逆相入力端を第1定電圧源に接続し、増幅
器の反転出力端を第1ピーク検出回路の入力端と第1出
力端子に接続し、第1ピーク検出回路の出力端を、第1
トランジスタのベースに接続し、増幅器の非反転出力端
を第2ピーク検出回路の入力端と第2出力端子に接続
し、第2ピーク検出回路の出力端をレベルシフト回路を
介して第2トランジスタのベースに接続し、第1トラン
ジスタのコレクタを第2定電圧源に接続し、第2トラン
ジスタのエミッタを接地したものである。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
は、バイポーラトランジスタの代わりに、電界効果トラ
ンジスタを用いたものである。
は、バイポーラトランジスタの代わりに、電界効果トラ
ンジスタを用いたものである。
【0009】
【実施例】次に本発明について、図面を参照して説明す
る。
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す図である。
図1において、増幅器4の正相入力端が、抵抗器12の
一端、第1トランジスタ8のエミッタ、及び、第2トラ
ンジスタ9のコレクタに接続され、抵抗器12の他端が
入力端子1に接続され、増幅器4の逆相入力端が第1定
電圧源10に接続され、増幅器4の反転出力端が第1ピ
ーク検出回路5の入力端と第1出力端子2に接続され、
第1ピーク検出回路5の出力端が、第1トランジスタ8
のベースに接続され、増幅器4の非反転出力端が第2ピ
ーク検出回路6の入力端と第2出力端子3に接続され、
第2ピーク検出回路6の出力端がレベルシフト回路7を
介して第2トランジスタ9のベースに接続され、第1ト
ランジスタ8のコレクタが第2定電圧源11に接続さ
れ、第2トランジスタ9のエミッタが接地される構成に
なっている。
図1において、増幅器4の正相入力端が、抵抗器12の
一端、第1トランジスタ8のエミッタ、及び、第2トラ
ンジスタ9のコレクタに接続され、抵抗器12の他端が
入力端子1に接続され、増幅器4の逆相入力端が第1定
電圧源10に接続され、増幅器4の反転出力端が第1ピ
ーク検出回路5の入力端と第1出力端子2に接続され、
第1ピーク検出回路5の出力端が、第1トランジスタ8
のベースに接続され、増幅器4の非反転出力端が第2ピ
ーク検出回路6の入力端と第2出力端子3に接続され、
第2ピーク検出回路6の出力端がレベルシフト回路7を
介して第2トランジスタ9のベースに接続され、第1ト
ランジスタ8のコレクタが第2定電圧源11に接続さ
れ、第2トランジスタ9のエミッタが接地される構成に
なっている。
【0011】増幅器4の二出力電圧がバランス時、第1
トランジスタ8と第2トランジスタ9には電流が流れな
いように、増幅器4の出力DCバランス電圧及びレベル
シフト回路7のシフト電圧を設定する。増幅器4の二入
力端にオフセット電圧が生じると、増幅されて、第1出
力端子2又は第2出力端子3の電位が上がる。第1出力
端子2の電位が設定電圧を超えると、第1トランジスタ
8が導通状態となり、増幅器4の正相入力端の電圧が上
がり、第1出力端子2の電位は下がる。第2出力端子3
の電位が上がり、設定電圧を超えると、第2トランジス
タ9が導通状態となり、増幅器4の正相入力端の電圧が
下がり、第2出力端子3の電位は下がる。信号が入力端
子1と接地間に入力されると、抵抗器12を介し、増幅
器4で増幅され、第1出力端子2と接地間及び第2出力
端子3と接地間に出力される。信号振幅が大きくなり、
第1ピーク検出回路5と第2ピーク検出回路6のピーク
検出電圧が設定電圧を超えると、第1トランジスタ8と
第2トランジスタ9に流れる電流が増加し、第1トラン
ジスタ8のエミッタ駆動インピーダンスが下がる。その
ため、入力端子1に入力された信号は、抵抗器12を介
した後で減衰し、増幅器4の第1出力端子2と接地間及
び第2出力端子3と接地間に出力される出力信号電圧も
減衰する。したがって、設定電圧を調整することによ
り、微小信号から大きな信号まで、リニアに増幅するこ
とが可能である。
トランジスタ8と第2トランジスタ9には電流が流れな
いように、増幅器4の出力DCバランス電圧及びレベル
シフト回路7のシフト電圧を設定する。増幅器4の二入
力端にオフセット電圧が生じると、増幅されて、第1出
力端子2又は第2出力端子3の電位が上がる。第1出力
端子2の電位が設定電圧を超えると、第1トランジスタ
8が導通状態となり、増幅器4の正相入力端の電圧が上
がり、第1出力端子2の電位は下がる。第2出力端子3
の電位が上がり、設定電圧を超えると、第2トランジス
タ9が導通状態となり、増幅器4の正相入力端の電圧が
下がり、第2出力端子3の電位は下がる。信号が入力端
子1と接地間に入力されると、抵抗器12を介し、増幅
器4で増幅され、第1出力端子2と接地間及び第2出力
端子3と接地間に出力される。信号振幅が大きくなり、
第1ピーク検出回路5と第2ピーク検出回路6のピーク
検出電圧が設定電圧を超えると、第1トランジスタ8と
第2トランジスタ9に流れる電流が増加し、第1トラン
ジスタ8のエミッタ駆動インピーダンスが下がる。その
ため、入力端子1に入力された信号は、抵抗器12を介
した後で減衰し、増幅器4の第1出力端子2と接地間及
び第2出力端子3と接地間に出力される出力信号電圧も
減衰する。したがって、設定電圧を調整することによ
り、微小信号から大きな信号まで、リニアに増幅するこ
とが可能である。
【0012】なお、この実施例では、トランジスタとし
てバイポーラトランジスタを用いているが、バイポーラ
トランジスタの代わりに、電界効果トランジスタを用い
ることができる。
てバイポーラトランジスタを用いているが、バイポーラ
トランジスタの代わりに、電界効果トランジスタを用い
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来よ
りも簡単な回路構成で、微小信号から大きな信号まで、
リニアに増幅できるという効果が得られる。
りも簡単な回路構成で、微小信号から大きな信号まで、
リニアに増幅できるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来の電圧増幅回路を示す図である。
1 入力端子 2 第1出力端子 3 第2出力端子 4 増幅器 5 第1ピーク検出回路 6 第2ピーク検出回路 7 レベルシフト回路 8 第1トランジスタ 9 第2トランジスタ 10 第1定電圧源 11 第2定電圧源 12 抵抗器
Claims (2)
- 【請求項1】増幅器の正相入力端が、抵抗器の一端、第
1トランジスタのエミッタ、及び、第2トランジスタの
コレクタに接続され、抵抗器の他端が入力端子に接続さ
れ、増幅器の逆相入力端が第1定電圧源に接続され、増
幅器の反転出力端が第1ピーク検出回路の入力端と第1
出力端子に接続され、第1ピーク検出回路の出力端が、
第1トランジスタのベースに接続され、増幅器の非反転
出力端が第2ピーク検出回路の入力端と第2出力端子に
接続され、第2ピーク検出回路の出力端がレベルシフト
回路を介して第2トランジスタのベースに接続され、第
1トランジスタのコレクタが第2定電圧源に接続され、
第2トランジスタのエミッタが接地されることを特徴と
する電圧増幅回路。 - 【請求項2】バイポーラトランジスタの代わりに、電界
効果トランジスタを用いた請求項1記載の電圧増幅回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22755791A JPH0567930A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 電圧増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22755791A JPH0567930A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 電圧増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0567930A true JPH0567930A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16862776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22755791A Pending JPH0567930A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 電圧増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0567930A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663835A (en) * | 1994-07-29 | 1997-09-02 | Nikon Corporation | Inner focus zoom lens |
US6304357B1 (en) | 1997-03-13 | 2001-10-16 | Hitachi, Ltd. | Optical receiver |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP22755791A patent/JPH0567930A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663835A (en) * | 1994-07-29 | 1997-09-02 | Nikon Corporation | Inner focus zoom lens |
US6304357B1 (en) | 1997-03-13 | 2001-10-16 | Hitachi, Ltd. | Optical receiver |
US6658217B2 (en) | 1997-03-13 | 2003-12-02 | Hitachi, Ltd. | Optical receiver |
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