JPH0697894B2 - 苗植機における補助苗台 - Google Patents
苗植機における補助苗台Info
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- JPH0697894B2 JPH0697894B2 JP24392086A JP24392086A JPH0697894B2 JP H0697894 B2 JPH0697894 B2 JP H0697894B2 JP 24392086 A JP24392086 A JP 24392086A JP 24392086 A JP24392086 A JP 24392086A JP H0697894 B2 JPH0697894 B2 JP H0697894B2
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- auxiliary seedling
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は予備苗を補助苗台上にのせた状態で作業を行な
い、植付装置の苗載台中の苗が無くなるか又は少なくな
った時、前記保持苗台に収容した予備苗を取出して前記
苗載台に補給するようにした苗植機における補助苗台に
関する。
い、植付装置の苗載台中の苗が無くなるか又は少なくな
った時、前記保持苗台に収容した予備苗を取出して前記
苗載台に補給するようにした苗植機における補助苗台に
関する。
(ロ)従来技術 従来、操縦部の前部側方に支柱を立設し、この支柱に補
助苗台の一側中央部を水平旋回可能に軸支して該補助苗
台を植付作業時には支柱より外側にセットし、路上走行
時には内側にセットして走行の障害にならないようにし
た田植機における補助苗台支持装置は実開昭59−122020
号公報により既に知られている。
助苗台の一側中央部を水平旋回可能に軸支して該補助苗
台を植付作業時には支柱より外側にセットし、路上走行
時には内側にセットして走行の障害にならないようにし
た田植機における補助苗台支持装置は実開昭59−122020
号公報により既に知られている。
また、補助苗台の前部と後部をそれぞれ支柱で支持した
田植機における補助苗台支持装置は実開昭59−139010号
公報により既に知られている。
田植機における補助苗台支持装置は実開昭59−139010号
公報により既に知られている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前記既知の田植機における補助苗台支持装置のうち前者
は、補助苗台を単一の支柱にて支持するので、上下に複
数段苗枠を配設すると予備苗を収納した状態では重量が
極めて大になるにも拘らず、一点のみでしか支持するこ
とができないので、極めて強固な支柱にしても不安定で
あり、かつ補助苗台を一定の姿勢にしてロックする場
合、回動中心とロック位置とが略一致するもの補助苗台
の端部に横向きの力が加えられた時、ロック機構が複雑
になると共にロックが不確実になる等の問題点があっ
た。
は、補助苗台を単一の支柱にて支持するので、上下に複
数段苗枠を配設すると予備苗を収納した状態では重量が
極めて大になるにも拘らず、一点のみでしか支持するこ
とができないので、極めて強固な支柱にしても不安定で
あり、かつ補助苗台を一定の姿勢にしてロックする場
合、回動中心とロック位置とが略一致するもの補助苗台
の端部に横向きの力が加えられた時、ロック機構が複雑
になると共にロックが不確実になる等の問題点があっ
た。
また、後者は補助苗台を安定した状態に支持することは
できるが、旋回することはできなかった。
できるが、旋回することはできなかった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は機体上に操縦部を設け、その近傍のフレームに
補助苗台18を配設した苗植機において、前記フレームに
支持枠17を取付け、この支持枠17の一端部上に、前記補
助苗台18の一端部側を水平旋回可能に軸支し、該補助苗
載台18の他端側を前記支持枠17の他端側に乗架させると
共に係脱可能に係止することにより多段に組付けた苗枠
を強固に支持することができ、かつ水平旋回旋回して予
備苗の出入れを容易に行なうことができ、しかも、補助
苗台を支持枠に乗架させた状態で確実なロックを行なう
ことができるようにして前述の問題点を解決した。
補助苗台18を配設した苗植機において、前記フレームに
支持枠17を取付け、この支持枠17の一端部上に、前記補
助苗台18の一端部側を水平旋回可能に軸支し、該補助苗
載台18の他端側を前記支持枠17の他端側に乗架させると
共に係脱可能に係止することにより多段に組付けた苗枠
を強固に支持することができ、かつ水平旋回旋回して予
備苗の出入れを容易に行なうことができ、しかも、補助
苗台を支持枠に乗架させた状態で確実なロックを行なう
ことができるようにして前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 植付作業時には補助苗台を支持枠上に乗架させてロック
した状態で補助苗台の前部と後部を軸支部とロックで支
持し、予備苗を出入れしたり、支持枠の下部に設けた肥
料タンクに肥料を補給したり、支持枠の下部に設けたポ
ンプその他の機器を整備点検する場合は前記ロックを解
除し、予備苗が収納されている補助苗台を一端を中心と
して水平旋回させた状態で、予備苗を取出して苗載台に
補給し、これが完了したならば逆向きに水平旋回して元
の位置戻し、他端をロックすると、補助苗台は一端と他
端とで支持枠に固定した状態にて堅固に支持される。
した状態で補助苗台の前部と後部を軸支部とロックで支
持し、予備苗を出入れしたり、支持枠の下部に設けた肥
料タンクに肥料を補給したり、支持枠の下部に設けたポ
ンプその他の機器を整備点検する場合は前記ロックを解
除し、予備苗が収納されている補助苗台を一端を中心と
して水平旋回させた状態で、予備苗を取出して苗載台に
補給し、これが完了したならば逆向きに水平旋回して元
の位置戻し、他端をロックすると、補助苗台は一端と他
端とで支持枠に固定した状態にて堅固に支持される。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例を図面について説明すると、1は主フ
レームであって、前部にエンジン2と前部ミッション3
及び前車輪4,4を装着し、後部には後部ミッション5及
び後車輪6,6を取付け、その後方にはフレーム7、伝動
ケース8、植付杆9・・、苗載台10等からなる植付装置
をリンクで昇降自在に装着し、エンジン2の後部に設け
たハンドル11、レバー11a及びペタル11bとその後方の操
縦席12との間をデッキ13とし、エンジン2を搭載したシ
ャーシ15の両側には前記デッキ13に通ずると共に前部が
狭くなったステップ16,16を固定してある。
レームであって、前部にエンジン2と前部ミッション3
及び前車輪4,4を装着し、後部には後部ミッション5及
び後車輪6,6を取付け、その後方にはフレーム7、伝動
ケース8、植付杆9・・、苗載台10等からなる植付装置
をリンクで昇降自在に装着し、エンジン2の後部に設け
たハンドル11、レバー11a及びペタル11bとその後方の操
縦席12との間をデッキ13とし、エンジン2を搭載したシ
ャーシ15の両側には前記デッキ13に通ずると共に前部が
狭くなったステップ16,16を固定してある。
そして、前記ステップ16,16の外側には前部の支持腕19
と、それにより後方の側面とにそれぞれ逆U字状の支持
枠17,17をボルト18a・・で螺着することにより立設して
あり、該支持枠17,17はパイプを逆L字状に折曲して前
部支持部17aと上方の水平支持部17bと、該水平支持部17
bの後端に上部を熔接したパイプからなる後部支柱17cと
で構成されており、左右の補助苗台18,18はそれぞれ支
持枠体20と、パイプからなる上下3対の支持バー21・・
と、上下3枚の苗枠22・・とで構成されており、前記支
持枠体20は側面視で逆L字状に折曲したパイプ20a、そ
の後端に上部を熔接した上下方向の支持パイプ20b及び
それらの下端を連結した下向きコ字状の下部フレーム20
cからなり、該下部フレーム20cの下端に嵌合固定した上
下方向の支点軸23は、下部を前記後部支柱17cの上部に
回動自在に嵌挿してあり、前記苗枠22・・はその底面の
リブに穿設した孔22a・・を支持バー21・・に嵌装する
ことにより支持し、該支持バー21・・の外端にはゴム性
の円筒体25・・をストッパー兼安全部材として嵌装し、
左右の前記支持パイプ20b,20bの上端は、下向きコ字状
の連結パイプ26の下端に嵌合固定して突出させた軸27,2
7を嵌挿して連結することにより左右の補助苗台18,18を
一連の枠体に構成し、以って左右の支持枠17,17及び補
助苗台18,18が相互に保持し合うようになして全体を安
定させると共に一方の補助苗台18を水平旋回させる時、
他方の補助苗台18の支持枠17がその上部の支持パイプ20
b並びに連結パイプ26を介して支持するようにしてあ
り、前記軸27,27は第9図に示す如く下端に溝27a,27aを
有し、支持パイプ20b,20bの外側から螺合したボルト28,
28を上記溝27a,27aに嵌合することにより抜け止めされ
ている。
と、それにより後方の側面とにそれぞれ逆U字状の支持
枠17,17をボルト18a・・で螺着することにより立設して
あり、該支持枠17,17はパイプを逆L字状に折曲して前
部支持部17aと上方の水平支持部17bと、該水平支持部17
bの後端に上部を熔接したパイプからなる後部支柱17cと
で構成されており、左右の補助苗台18,18はそれぞれ支
持枠体20と、パイプからなる上下3対の支持バー21・・
と、上下3枚の苗枠22・・とで構成されており、前記支
持枠体20は側面視で逆L字状に折曲したパイプ20a、そ
の後端に上部を熔接した上下方向の支持パイプ20b及び
それらの下端を連結した下向きコ字状の下部フレーム20
cからなり、該下部フレーム20cの下端に嵌合固定した上
下方向の支点軸23は、下部を前記後部支柱17cの上部に
回動自在に嵌挿してあり、前記苗枠22・・はその底面の
リブに穿設した孔22a・・を支持バー21・・に嵌装する
ことにより支持し、該支持バー21・・の外端にはゴム性
の円筒体25・・をストッパー兼安全部材として嵌装し、
左右の前記支持パイプ20b,20bの上端は、下向きコ字状
の連結パイプ26の下端に嵌合固定して突出させた軸27,2
7を嵌挿して連結することにより左右の補助苗台18,18を
一連の枠体に構成し、以って左右の支持枠17,17及び補
助苗台18,18が相互に保持し合うようになして全体を安
定させると共に一方の補助苗台18を水平旋回させる時、
他方の補助苗台18の支持枠17がその上部の支持パイプ20
b並びに連結パイプ26を介して支持するようにしてあ
り、前記軸27,27は第9図に示す如く下端に溝27a,27aを
有し、支持パイプ20b,20bの外側から螺合したボルト28,
28を上記溝27a,27aに嵌合することにより抜け止めされ
ている。
また、各下部フレーム20cの下面に前後一対のブラケッ
ト30,31を熔接し、後方のブラケット30にボルト32,32で
螺着した保持金33と前方のブラケット31には第1図及び
第4図に示すように前端と後端を略90度下方へ折曲した
切換レバー35を回動自在に遊嵌してあり、前記保持金33
の上部の折曲部と切換レバー35に固定したL字状の規制
板36の下端とには引張スプリング37を張設して第4図
(a)に示す如く規制板36の上部が長孔36aの一端で受
止められ、切換レバー35が実線で示す姿勢になるように
保持され、前記切換レバー35の前部には支持枠17の水平
支持部17bに下面から係合するフック38を固定してあ
る。
ト30,31を熔接し、後方のブラケット30にボルト32,32で
螺着した保持金33と前方のブラケット31には第1図及び
第4図に示すように前端と後端を略90度下方へ折曲した
切換レバー35を回動自在に遊嵌してあり、前記保持金33
の上部の折曲部と切換レバー35に固定したL字状の規制
板36の下端とには引張スプリング37を張設して第4図
(a)に示す如く規制板36の上部が長孔36aの一端で受
止められ、切換レバー35が実線で示す姿勢になるように
保持され、前記切換レバー35の前部には支持枠17の水平
支持部17bに下面から係合するフック38を固定してあ
る。
更に、前記ブラケット30,31の内側下部には段部39,39を
設けてあり、この段部39,39は上部は支持枠17の水平支
持部17bに上架して補助苗台18,18の重量を前部と後部と
で支持枠17に負荷している。
設けてあり、この段部39,39は上部は支持枠17の水平支
持部17bに上架して補助苗台18,18の重量を前部と後部と
で支持枠17に負荷している。
第5図は前記切換レバー35及びそれに関連する構成の他
の例を示すもので、前述のものは比較的大型、例えば五
条植以上の苗植機に適し、この例は高さを低くし得てそ
れより小型のものに適する。
の例を示すもので、前述のものは比較的大型、例えば五
条植以上の苗植機に適し、この例は高さを低くし得てそ
れより小型のものに適する。
そして、切換レバー35の後部はブラケット30を下方へ延
出させて支持し、下部フレーム20cは逆L字状になし、
該下部フレーム20cの前方上部とフック38の中間部のピ
ン40とに引張スプリング37を張設し、水平支持部17bに
上記フック38が係合する受ピン41を熔接し、ブラケット
30の段部39に硬質ゴム板42を固定し、該硬質ゴム板42に
前記水平支持部17bに係合すると共に乗架する凹部42aを
設けて緩衝作用と補助苗台18の支持をなすようにしてあ
る。
出させて支持し、下部フレーム20cは逆L字状になし、
該下部フレーム20cの前方上部とフック38の中間部のピ
ン40とに引張スプリング37を張設し、水平支持部17bに
上記フック38が係合する受ピン41を熔接し、ブラケット
30の段部39に硬質ゴム板42を固定し、該硬質ゴム板42に
前記水平支持部17bに係合すると共に乗架する凹部42aを
設けて緩衝作用と補助苗台18の支持をなすようにしてあ
る。
また、前記支持枠17の前部支柱部17aから後方へ突出さ
せた取付板43aと後部支柱17cから側方へ突出した取付板
43bにはステップ16の外側に沿う肥料タンク45を螺着し
てあり、該肥料タンク45の上面には蓋46を有する注入口
を設け、下部の排出口47に連結したホース48は操縦席12
の側部下方に取付けたポンプ50の吸入口に接続され、該
ポンプ50の複数の吐出口に接続したホース51・・はイン
ジケーター52及びホース53を介して各植付杆9・・と対
応する土中施肥管55・・に連結してあり、肥料タンク45
内のペースト状肥料はポンプ50により各施肥管55・・に
分配圧送されて代掻した泥土中に施肥される。
せた取付板43aと後部支柱17cから側方へ突出した取付板
43bにはステップ16の外側に沿う肥料タンク45を螺着し
てあり、該肥料タンク45の上面には蓋46を有する注入口
を設け、下部の排出口47に連結したホース48は操縦席12
の側部下方に取付けたポンプ50の吸入口に接続され、該
ポンプ50の複数の吐出口に接続したホース51・・はイン
ジケーター52及びホース53を介して各植付杆9・・と対
応する土中施肥管55・・に連結してあり、肥料タンク45
内のペースト状肥料はポンプ50により各施肥管55・・に
分配圧送されて代掻した泥土中に施肥される。
第8図はサブ補助苗台を示すものであって、枠板56に上
下3個のボス57・・を貫通して熔接し、それらのボス57
・・に支持バー58・・の基部を挿入して固定し、他側下
部にセットボルト60・・を螺合し、このサブ補助苗台を
4個組となし、前列と後列の支持バー21・・の端部から
円筒体25・・を抜き取ってからサブ補助苗台のボス57・
・を各列毎にそれぞれ支持バー21・・に嵌合してセット
ボルト60・・を締付け、前記円筒体25・・を支持バー58
・・の先端部に嵌装すると、予備苗を第3図に示す如く
一側に3枚ずつ保持する状態から第8図に示す如く一側
に6枚ずつ保持する状態に変換することができる。
下3個のボス57・・を貫通して熔接し、それらのボス57
・・に支持バー58・・の基部を挿入して固定し、他側下
部にセットボルト60・・を螺合し、このサブ補助苗台を
4個組となし、前列と後列の支持バー21・・の端部から
円筒体25・・を抜き取ってからサブ補助苗台のボス57・
・を各列毎にそれぞれ支持バー21・・に嵌合してセット
ボルト60・・を締付け、前記円筒体25・・を支持バー58
・・の先端部に嵌装すると、予備苗を第3図に示す如く
一側に3枚ずつ保持する状態から第8図に示す如く一側
に6枚ずつ保持する状態に変換することができる。
前述の乗用苗植機において、植付作業開始時には機体の
前部又は側部を畦際に寄せ、作業者が操縦者のみの場合
は、操縦者が操縦部から降りて1人で、また、補助者が
いる場合は補助者が一人で、又は両者が協力して補助苗
台18及び苗載台に苗を積込み(但し、補助苗台18を支持
枠17にセットした状態)、植付装置を駆動しながら機体
を前進させると、植付杆9・・は苗載台10内のマット苗
を一株分ずつ掻取って田面に植付け、苗載台10の苗が無
くなるか又は少なくなった時、操縦者が操縦部から前記
切換レバー35の折曲部を持って外側方へ回動すると、フ
ック38は引張スプリング37に抗して水平支持部17b又は
受ピン41から外れるからその状態で補助苗台18を外側後
方へ押すと、該補助苗台18は後部のパイプ20aを中心と
して水平旋回し、その旋回角を第2図に符号Aで示すよ
うにして補助苗台18を斜めの姿勢にすると、操縦者はデ
ッキ13にて補助苗台18の苗枠22内の予備苗をその長さ方
向から接近した状態で取出して苗載台10に容易にかつ迅
速に補給することができる。また、補助苗台18を90度水
平旋回させて符号Bで示す姿勢にすると該補助苗台18が
更に操縦部に接近すると共に後方へ移動して苗載台10と
の間隔が僅かになり、苗補給作業を更に迅速に行なうこ
とができる。この時、補助苗台18の旋回中心側に支持枠
に対するストッパーを設けておけば一定の旋回姿勢を保
持することができる。
前部又は側部を畦際に寄せ、作業者が操縦者のみの場合
は、操縦者が操縦部から降りて1人で、また、補助者が
いる場合は補助者が一人で、又は両者が協力して補助苗
台18及び苗載台に苗を積込み(但し、補助苗台18を支持
枠17にセットした状態)、植付装置を駆動しながら機体
を前進させると、植付杆9・・は苗載台10内のマット苗
を一株分ずつ掻取って田面に植付け、苗載台10の苗が無
くなるか又は少なくなった時、操縦者が操縦部から前記
切換レバー35の折曲部を持って外側方へ回動すると、フ
ック38は引張スプリング37に抗して水平支持部17b又は
受ピン41から外れるからその状態で補助苗台18を外側後
方へ押すと、該補助苗台18は後部のパイプ20aを中心と
して水平旋回し、その旋回角を第2図に符号Aで示すよ
うにして補助苗台18を斜めの姿勢にすると、操縦者はデ
ッキ13にて補助苗台18の苗枠22内の予備苗をその長さ方
向から接近した状態で取出して苗載台10に容易にかつ迅
速に補給することができる。また、補助苗台18を90度水
平旋回させて符号Bで示す姿勢にすると該補助苗台18が
更に操縦部に接近すると共に後方へ移動して苗載台10と
の間隔が僅かになり、苗補給作業を更に迅速に行なうこ
とができる。この時、補助苗台18の旋回中心側に支持枠
に対するストッパーを設けておけば一定の旋回姿勢を保
持することができる。
そして、前記肥料タンク45内の肥料が少なくなった時、
補助苗台18が空の状態では勿論のこと、予備苗が収容さ
れている状態でも、後方の操縦者又は前方の補助者が切
換レバー35を操作してフック38のロックを解除し、補助
苗台18を前述のように後方へ水平旋回させると、肥料タ
ンク45の上方が開放されるから、蓋46を外し、肥料容器
を支持枠17に載せて注入口に容易に注入することがで
き、かつ、支持枠17は肥料タンク45を防護する。
補助苗台18が空の状態では勿論のこと、予備苗が収容さ
れている状態でも、後方の操縦者又は前方の補助者が切
換レバー35を操作してフック38のロックを解除し、補助
苗台18を前述のように後方へ水平旋回させると、肥料タ
ンク45の上方が開放されるから、蓋46を外し、肥料容器
を支持枠17に載せて注入口に容易に注入することがで
き、かつ、支持枠17は肥料タンク45を防護する。
前記苗補給又は肥料補給が終った時、補助苗台18を前方
へ旋回させると、フック38の先端下面の斜面38aが水平
支持部17b又は受ピン41の下面に摺接して押し下げられ
るので、該フック38は自動的に水平支持部17b又は受ピ
ン41に係合し、この状態で補助苗台18の支持枠体20は前
部と後部で前記支持枠17により強固に支持されることと
なり、作業中安定した状態に保持することができる。
へ旋回させると、フック38の先端下面の斜面38aが水平
支持部17b又は受ピン41の下面に摺接して押し下げられ
るので、該フック38は自動的に水平支持部17b又は受ピ
ン41に係合し、この状態で補助苗台18の支持枠体20は前
部と後部で前記支持枠17により強固に支持されることと
なり、作業中安定した状態に保持することができる。
(ト)発明の効果 本発明は前述のように機体上に操縦部を設け、その近傍
のフレームに補助苗台18を配設した苗植機において、前
記フレームに支持枠17を取付け、この支持枠17の一端部
上に、前記補助苗台18の一端部側を水平旋回可能に軸支
し、該補助苗載台18の他端側を前記支持枠17の他端側に
乗架させると共に係脱可能に係止したので、補助苗台18
を支持枠17に一端側は軸支部により、また他端側は係止
部により乗架させると共にロックすることにより多数枚
の予備苗を収納した状態でも強固にかつ安定した状態に
支持することができ、また、ロック部を軸支部から大き
く離間させることにより係止機構を簡単な構成にしても
確実なロック状態を維持することができる。
のフレームに補助苗台18を配設した苗植機において、前
記フレームに支持枠17を取付け、この支持枠17の一端部
上に、前記補助苗台18の一端部側を水平旋回可能に軸支
し、該補助苗載台18の他端側を前記支持枠17の他端側に
乗架させると共に係脱可能に係止したので、補助苗台18
を支持枠17に一端側は軸支部により、また他端側は係止
部により乗架させると共にロックすることにより多数枚
の予備苗を収納した状態でも強固にかつ安定した状態に
支持することができ、また、ロック部を軸支部から大き
く離間させることにより係止機構を簡単な構成にしても
確実なロック状態を維持することができる。
また、補助苗台18を水平旋回することで予備苗を容易に
かつ迅速に取出して植付装置の苗載台10に補給すること
ができる。
かつ迅速に取出して植付装置の苗載台10に補給すること
ができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
補助苗台支持装置の一部を破断した側面図、第2図は補
助苗台の旋回状態を示す平面図、第3図は補助苗台支持
装置の正面図、第4図(a)は補助苗台旋回操作部の一
部を省略した側面図、(b)は同上正面図、第5図
(a)は他の旋回操作部の前部の側面図、(b)は同上
正面図、第6図は乗用苗植機の側面図、第7図は同上平
面図、第8図(a)はサブ補助苗台を装着した補助苗台
支持装置の正面図、(b)はサブ補助苗台の斜視図、
(c)は同上正面図、第9図は支持パイプを連結パイプ
の結合部の断面図である。 10……苗載台、17……支持枠、17b……水平支持部、17c
……後部支柱、18……補助苗台、20……支持枠体、22…
…苗枠、23……支点軸、38……フック
補助苗台支持装置の一部を破断した側面図、第2図は補
助苗台の旋回状態を示す平面図、第3図は補助苗台支持
装置の正面図、第4図(a)は補助苗台旋回操作部の一
部を省略した側面図、(b)は同上正面図、第5図
(a)は他の旋回操作部の前部の側面図、(b)は同上
正面図、第6図は乗用苗植機の側面図、第7図は同上平
面図、第8図(a)はサブ補助苗台を装着した補助苗台
支持装置の正面図、(b)はサブ補助苗台の斜視図、
(c)は同上正面図、第9図は支持パイプを連結パイプ
の結合部の断面図である。 10……苗載台、17……支持枠、17b……水平支持部、17c
……後部支柱、18……補助苗台、20……支持枠体、22…
…苗枠、23……支点軸、38……フック
Claims (1)
- 【請求項1】機体上に操縦部を設け、その近傍のフレー
ムに補助苗台18を配設した苗植機において、前記フレー
ムに支持枠17を取付け、この支持枠17の一端部上に、前
記補助苗台18の一端部側を水平旋回可能に軸支し、該補
助苗載台18の他端側を前記支持枠17の他端側に乗架させ
ると共に係脱可能に係止したことを特徴とする苗植機に
おける補助苗台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24392086A JPH0697894B2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 苗植機における補助苗台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24392086A JPH0697894B2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 苗植機における補助苗台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6398310A JPS6398310A (ja) | 1988-04-28 |
JPH0697894B2 true JPH0697894B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=17110982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24392086A Expired - Fee Related JPH0697894B2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 苗植機における補助苗台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0697894B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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-
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- 1986-10-14 JP JP24392086A patent/JPH0697894B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS6398310A (ja) | 1988-04-28 |
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