JPH06977A - ドットインパクトプリンタ - Google Patents
ドットインパクトプリンタInfo
- Publication number
- JPH06977A JPH06977A JP16493892A JP16493892A JPH06977A JP H06977 A JPH06977 A JP H06977A JP 16493892 A JP16493892 A JP 16493892A JP 16493892 A JP16493892 A JP 16493892A JP H06977 A JPH06977 A JP H06977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- dots
- solenoid coil
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動電源の電力供給能力以上の高印字密度の
印字時において、駆動電源の電圧降下を回避することで
印字の停止を無くし、スループットの高いドットインパ
クトプリンタを提供する。 【構成】 印字ドット数計数手段33は、受信バッファ
30に格納された印字データから印字ドット数を計数
し、印字速度制限ドット数設定手段36はソレノイドコ
イル温度検出手段35で検出したソレノイドコイルの温
度に応じて印字速度制限ドット数を設定する。それら2
つを比較することにより、少なくとも印字速度設定手段
34は印字ドット数が印字速度制限ドット数よりも大き
い場合には印字速度を低く設定して印刷を行なう。 【効果】ソレノイドコイルの温度に応じたスループット
の高い適切な印字制御を実施することが可能となる。
印字時において、駆動電源の電圧降下を回避することで
印字の停止を無くし、スループットの高いドットインパ
クトプリンタを提供する。 【構成】 印字ドット数計数手段33は、受信バッファ
30に格納された印字データから印字ドット数を計数
し、印字速度制限ドット数設定手段36はソレノイドコ
イル温度検出手段35で検出したソレノイドコイルの温
度に応じて印字速度制限ドット数を設定する。それら2
つを比較することにより、少なくとも印字速度設定手段
34は印字ドット数が印字速度制限ドット数よりも大き
い場合には印字速度を低く設定して印刷を行なう。 【効果】ソレノイドコイルの温度に応じたスループット
の高い適切な印字制御を実施することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットインパクトプリン
タの印字制御に関する。
タの印字制御に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭60−21265号は、文字など
の印字密度の低い印字に限定して駆動電源の電力供給能
力を設定している従来のドットインパクトプリンタにお
いて、印字密度の高い印字を行なう際に駆動電源の電圧
降下を検出することである電圧以下になったら印字を停
止して電圧の回復を待ち、回復した後で印字を再開する
というものである。図6は従来のドットインパクトプリ
ンタの実施例のブロック図である。インパクトヘッドの
駆動電源の電圧が、印字品位に支障をきたさないために
必要な基準電圧V0 よりも降下したことを電圧降下検出
回路5により検出すると、電圧降下コントロール回路8
はキャリッジモータ駆動回路とインパクトヘッド駆動回
路をコントロールすることにより、一時的に印字を停止
し、駆動電源の電圧が回復したところで再び印字停止位
置から印字を再開している。
の印字密度の低い印字に限定して駆動電源の電力供給能
力を設定している従来のドットインパクトプリンタにお
いて、印字密度の高い印字を行なう際に駆動電源の電圧
降下を検出することである電圧以下になったら印字を停
止して電圧の回復を待ち、回復した後で印字を再開する
というものである。図6は従来のドットインパクトプリ
ンタの実施例のブロック図である。インパクトヘッドの
駆動電源の電圧が、印字品位に支障をきたさないために
必要な基準電圧V0 よりも降下したことを電圧降下検出
回路5により検出すると、電圧降下コントロール回路8
はキャリッジモータ駆動回路とインパクトヘッド駆動回
路をコントロールすることにより、一時的に印字を停止
し、駆動電源の電圧が回復したところで再び印字停止位
置から印字を再開している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高密度の印字
が続く場合において前記の従来例では、印字による駆動
電源の電圧降下と印字停止による駆動電源の電圧の回復
が繰り返されるため、印字の停止時にキャリッジモータ
を減速して停止したり、印字の再開時にキャリッジを一
旦逆戻りさせてからキャリッジモータを加速する等の動
作が繰り返され、スループットが落ちるという問題が生
じる。
が続く場合において前記の従来例では、印字による駆動
電源の電圧降下と印字停止による駆動電源の電圧の回復
が繰り返されるため、印字の停止時にキャリッジモータ
を減速して停止したり、印字の再開時にキャリッジを一
旦逆戻りさせてからキャリッジモータを加速する等の動
作が繰り返され、スループットが落ちるという問題が生
じる。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、駆動電源の電
圧降下を回避することで印字の停止を無くし、駆動電源
の電力供給能力以上の高密度印字時においてもスループ
ットの高いドットインパクトプリンタを提供することに
ある。
ものであって、その目的とするところは、駆動電源の電
圧降下を回避することで印字の停止を無くし、駆動電源
の電力供給能力以上の高密度印字時においてもスループ
ットの高いドットインパクトプリンタを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この様な問題を解決する
ために本発明のドットインパクトプリンタにおいては、
印字以前に所定時間内の印字ドット数を計数する印字ド
ット数計数手段と、該印字ドット数計数手段により求め
られた計数値と予め定められた印字速度制限ドット数と
を比較して印字速度を設定する印字速度設定手段と、温
度検出器をインパクトヘッドのソレノイドコイルに隣接
配置することでソレノイドコイルの温度を検出し、その
温度に応じて前記印字速度制限ドット数を変える手段と
を備え、前記印字ドット数計数手段の計数値が前記印字
速度制限ドット数以上である場合には、該印字速度設定
手段が印字速度を低く設定することを特徴とする。
ために本発明のドットインパクトプリンタにおいては、
印字以前に所定時間内の印字ドット数を計数する印字ド
ット数計数手段と、該印字ドット数計数手段により求め
られた計数値と予め定められた印字速度制限ドット数と
を比較して印字速度を設定する印字速度設定手段と、温
度検出器をインパクトヘッドのソレノイドコイルに隣接
配置することでソレノイドコイルの温度を検出し、その
温度に応じて前記印字速度制限ドット数を変える手段と
を備え、前記印字ドット数計数手段の計数値が前記印字
速度制限ドット数以上である場合には、該印字速度設定
手段が印字速度を低く設定することを特徴とする。
【0006】
【作用】駆動電源の電力供給能力の範囲で印字するよう
に印字前に印字データの印字ドット数を計数し、印字速
度制限ドット数よりも印字ドット数が大きい場合には印
字速度を落とすことによって単位時間あたりの消費電力
を下げ、電源電圧の降下を回避する。1ドットあたりの
消費電力はインパクトヘッドを駆動するソレノイドコイ
ルの温度に依存するので、印字速度制限ドット数はソレ
ノイドコイルの温度に応じて変える。その結果、印字中
の印字停止、再開動作がなくなるのでスループットが高
くなる。
に印字前に印字データの印字ドット数を計数し、印字速
度制限ドット数よりも印字ドット数が大きい場合には印
字速度を落とすことによって単位時間あたりの消費電力
を下げ、電源電圧の降下を回避する。1ドットあたりの
消費電力はインパクトヘッドを駆動するソレノイドコイ
ルの温度に依存するので、印字速度制限ドット数はソレ
ノイドコイルの温度に応じて変える。その結果、印字中
の印字停止、再開動作がなくなるのでスループットが高
くなる。
【0007】
【実施例】図2は本発明のドットインパクトプリンタの
ブロック図である。キャリッジ19はタイミングベルト
22を介してキャリッジモータ18に接続されており、
プラテンローラ23の軸と同方向に平行に配置されたガ
イド部材20、21を介して移動可能になっている。イ
ンパクトヘッド15はキャリッジ19に搭載され、記録
用紙の紙幅方向に移動する。プログラムや各種データを
ROM12に格納し、その内容に基づいてRAM11に
プログラム動作上の制御データを記憶、参照させながら
マイクロプロセッサ10はドットインパクトプリンタの
印字動作全体を制御している。また、インパクトヘッド
15のソレノイドコイルの温度検出はインパクトヘッド
に設置した温度検出素子サーミスタ14とその抵抗値を
検出するA/D変換器13により行なわれる。キャリッ
ジモータ駆動回路17によりキャリッジモータ18を駆
動してインパクトヘッド15を図示しない記録用紙の紙
幅方向に走査し、イメージバッファ32に格納されたビ
ットマップデータをインパクトヘッド駆動回路16に出
力することでインパクトヘッド15を駆動し、記録用紙
に印字する。また、マイクロプロセッサ10はA/D変
換器によって検出したサーミスタ14の抵抗値をインパ
クトヘッド15のソレノイドコイル温度に換算すること
により、ソレノイドコイルの温度を検出する。
ブロック図である。キャリッジ19はタイミングベルト
22を介してキャリッジモータ18に接続されており、
プラテンローラ23の軸と同方向に平行に配置されたガ
イド部材20、21を介して移動可能になっている。イ
ンパクトヘッド15はキャリッジ19に搭載され、記録
用紙の紙幅方向に移動する。プログラムや各種データを
ROM12に格納し、その内容に基づいてRAM11に
プログラム動作上の制御データを記憶、参照させながら
マイクロプロセッサ10はドットインパクトプリンタの
印字動作全体を制御している。また、インパクトヘッド
15のソレノイドコイルの温度検出はインパクトヘッド
に設置した温度検出素子サーミスタ14とその抵抗値を
検出するA/D変換器13により行なわれる。キャリッ
ジモータ駆動回路17によりキャリッジモータ18を駆
動してインパクトヘッド15を図示しない記録用紙の紙
幅方向に走査し、イメージバッファ32に格納されたビ
ットマップデータをインパクトヘッド駆動回路16に出
力することでインパクトヘッド15を駆動し、記録用紙
に印字する。また、マイクロプロセッサ10はA/D変
換器によって検出したサーミスタ14の抵抗値をインパ
クトヘッド15のソレノイドコイル温度に換算すること
により、ソレノイドコイルの温度を検出する。
【0008】図1は前述のマイクロコンピュータ10が
奏すべき機能を示すブロック図である。図示しないホス
ト装置から入力された印字データを受信バッファ30に
格納し、受信バッファ30に格納された印字データをビ
ットマップデータに変換してイメージバッファ32に格
納するパターン発生手段31と、受信バッファ30に格
納された印字データから印字ドット数を計数する印字ド
ット数計数手段33と、ソレノイドコイルの温度を検出
するソレノイドコイル温度検出手段35と、検出したソ
レノイドコイル温度に応じて印字速度制限ドット数を設
定する印字速度制限ドット数設定手段36と、印字前に
計数した印字ドット数が印字速度制限ドット数よりも大
きい場合に印字速度を低く設定する印字速度設定手段3
4とを実現するようにマイクロプロセッサ10がプログ
ラムされている。
奏すべき機能を示すブロック図である。図示しないホス
ト装置から入力された印字データを受信バッファ30に
格納し、受信バッファ30に格納された印字データをビ
ットマップデータに変換してイメージバッファ32に格
納するパターン発生手段31と、受信バッファ30に格
納された印字データから印字ドット数を計数する印字ド
ット数計数手段33と、ソレノイドコイルの温度を検出
するソレノイドコイル温度検出手段35と、検出したソ
レノイドコイル温度に応じて印字速度制限ドット数を設
定する印字速度制限ドット数設定手段36と、印字前に
計数した印字ドット数が印字速度制限ドット数よりも大
きい場合に印字速度を低く設定する印字速度設定手段3
4とを実現するようにマイクロプロセッサ10がプログ
ラムされている。
【0009】次にこのように構成した装置の動作を図3
に示したフローチャートに基づいて説明する。ホスト装
置から文字コードやグラフィックスイメージ等の印字デ
ータ信号が出力されると、パターン発生手段31により
印字データ信号に対応したビットマップデータが生み出
され(b)、イメージバッファ32に展開され、印字ド
ット数を計数し(c)、ソレノイドコイル温度を検出し
(d)、印字ドット数制限値を設定し(e)、計数した
印字ドット数と印字ドット数制限値とを比較し(f)、
計数した印字ドット数が印字ドット数制限値よりも大き
い場合は通常よりも遅い印字速度を設定し(g)、印字
ドット数が印字ドット数制限値以下の場合は通常の印字
速度を設定し(h)、設定した印字速度でキャリッジモ
ータ17を駆動し、展開したビットマップデータをイン
パクトヘッド駆動回路16に出力してインパクトヘッド
15により1行が印字される(i)。印字データが残っ
ている場合には、再び上述の過程を繰り返す。ステップ
gにより印字速度を下げることで単位時間あたりの消費
電力を下げ、駆動電源の電力供給能力を超えないように
し、印字中の電源電圧の降下による減速、停止、加速等
の処理の発生を防いでいる。
に示したフローチャートに基づいて説明する。ホスト装
置から文字コードやグラフィックスイメージ等の印字デ
ータ信号が出力されると、パターン発生手段31により
印字データ信号に対応したビットマップデータが生み出
され(b)、イメージバッファ32に展開され、印字ド
ット数を計数し(c)、ソレノイドコイル温度を検出し
(d)、印字ドット数制限値を設定し(e)、計数した
印字ドット数と印字ドット数制限値とを比較し(f)、
計数した印字ドット数が印字ドット数制限値よりも大き
い場合は通常よりも遅い印字速度を設定し(g)、印字
ドット数が印字ドット数制限値以下の場合は通常の印字
速度を設定し(h)、設定した印字速度でキャリッジモ
ータ17を駆動し、展開したビットマップデータをイン
パクトヘッド駆動回路16に出力してインパクトヘッド
15により1行が印字される(i)。印字データが残っ
ている場合には、再び上述の過程を繰り返す。ステップ
gにより印字速度を下げることで単位時間あたりの消費
電力を下げ、駆動電源の電力供給能力を超えないように
し、印字中の電源電圧の降下による減速、停止、加速等
の処理の発生を防いでいる。
【0010】つぎに、一行中の印字ドット数を計数する
ステップcについて、図4に示したフローチャートに基
づいて説明する。尚、文字のドット数は予め計数できる
ので、文字コードに対応させてROMに格納してある。
まず、印字データの種類を判別し(ca)、印字データ
が文字コードの場合には隣接する文字のドット数の平均
値を連続する文字全てについて計数し、その最大値を求
める(cb)。印字データがグラフィックスイメージで
有れば、キャリッジ走査方向に連続するNドット分の印
字ドット数を連続する全てのグラフィックスイメージに
ついて計数し、その最大値を求める。印字データのドッ
ト数の計数が1行分終了するまで上述の過程を繰り返
し、それにより求めた一行中での隣接する文字のドット
数の平均値の最大値と、グラフィックスイメージの連続
するNドット分の印字ドット数の最大値をステップfに
おいて印字ドット数制限値と比較する。尚、Nの値はソ
レノイドコイルの消費電力や駆動電源の電力供給能力に
応じて予め定める。
ステップcについて、図4に示したフローチャートに基
づいて説明する。尚、文字のドット数は予め計数できる
ので、文字コードに対応させてROMに格納してある。
まず、印字データの種類を判別し(ca)、印字データ
が文字コードの場合には隣接する文字のドット数の平均
値を連続する文字全てについて計数し、その最大値を求
める(cb)。印字データがグラフィックスイメージで
有れば、キャリッジ走査方向に連続するNドット分の印
字ドット数を連続する全てのグラフィックスイメージに
ついて計数し、その最大値を求める。印字データのドッ
ト数の計数が1行分終了するまで上述の過程を繰り返
し、それにより求めた一行中での隣接する文字のドット
数の平均値の最大値と、グラフィックスイメージの連続
するNドット分の印字ドット数の最大値をステップfに
おいて印字ドット数制限値と比較する。尚、Nの値はソ
レノイドコイルの消費電力や駆動電源の電力供給能力に
応じて予め定める。
【0011】さらに、印字ドット数の制限値を設定する
ステップeを、図5に示した駆動電流波形図と表1に示
す印字ドット数制限値テーブルに基づいて説明する。
ステップeを、図5に示した駆動電流波形図と表1に示
す印字ドット数制限値テーブルに基づいて説明する。
【0012】
【表1】
【0013】ある一定の駆動電圧V1でソレノイドコイル
を駆動して印字を続けると、ジュール熱によってソレノ
イドコイルの温度が上がって抵抗値が大きくなる。その
結果駆動電流波形の立ち上がりが遅くなり、図5に示す
ように温度の上昇にともなって駆動電流波形がi1→i
2→i3のように変化する。すなわち、ソレノイドコイ
ルの温度が上がれば駆動電流が流れにくくなり、電源の
容量から考えると1ドットあたりの消費電力が少なくな
るため連続して印字できるドット数は多くできる。そこ
で、例えばソレノイドコイル温度をT0、T1、T2(T0 < T
1 < T2)を境に4つに区分し、表1に示すように各温度
区分毎に印字ドット数の制限値は、文字の印字の場合NC
0、NC1、NC2、NC3(NC0<NC1<NC2<NC3)、グラフィック
スイメージの場合NG1、NG2、NG3(NG0<NG1<NG2<NG3)と
し、ステップdでソレノイドコイル温度を検出し、表1
のソレノイドコイル温度−印字ドット数制限値テーブル
に従って印字ドット数の制限値を設定する。尚、ソレノ
イドコイルの温度区分の数はサーミスタによるソレノイ
ドコイルの温度検出精度に合わせて定め、印字ドット数
の制限値はソレノイドコイルの各温度区分での消費電力
と駆動電源の電力供給能力に応じて定める。
を駆動して印字を続けると、ジュール熱によってソレノ
イドコイルの温度が上がって抵抗値が大きくなる。その
結果駆動電流波形の立ち上がりが遅くなり、図5に示す
ように温度の上昇にともなって駆動電流波形がi1→i
2→i3のように変化する。すなわち、ソレノイドコイ
ルの温度が上がれば駆動電流が流れにくくなり、電源の
容量から考えると1ドットあたりの消費電力が少なくな
るため連続して印字できるドット数は多くできる。そこ
で、例えばソレノイドコイル温度をT0、T1、T2(T0 < T
1 < T2)を境に4つに区分し、表1に示すように各温度
区分毎に印字ドット数の制限値は、文字の印字の場合NC
0、NC1、NC2、NC3(NC0<NC1<NC2<NC3)、グラフィック
スイメージの場合NG1、NG2、NG3(NG0<NG1<NG2<NG3)と
し、ステップdでソレノイドコイル温度を検出し、表1
のソレノイドコイル温度−印字ドット数制限値テーブル
に従って印字ドット数の制限値を設定する。尚、ソレノ
イドコイルの温度区分の数はサーミスタによるソレノイ
ドコイルの温度検出精度に合わせて定め、印字ドット数
の制限値はソレノイドコイルの各温度区分での消費電力
と駆動電源の電力供給能力に応じて定める。
【0014】本実施例では、予め計数した印字ドット数
が印字ドット数制限値よりも小さい場合に、単に通常の
印字速度を設定する場合について説明したが、印字ドッ
ト数と印字ドット数制限値との差に応じて印字速度を速
く設定する場合についても当然、本実施例の説明と同様
の構成で実現できる。
が印字ドット数制限値よりも小さい場合に、単に通常の
印字速度を設定する場合について説明したが、印字ドッ
ト数と印字ドット数制限値との差に応じて印字速度を速
く設定する場合についても当然、本実施例の説明と同様
の構成で実現できる。
【0015】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明において
はソレノイドコイルの温度に応じて印字ドット数制限値
を定め、印字前に計数した印字ドット数と比較して印字
速度を設定するので、高印字密度の印字が連続しても印
字中の電源電圧の降下がなくなり、印字の停止がなくな
る。そのため、スループットの高い適切な印字制御を実
施することが可能となる。
はソレノイドコイルの温度に応じて印字ドット数制限値
を定め、印字前に計数した印字ドット数と比較して印字
速度を設定するので、高印字密度の印字が連続しても印
字中の電源電圧の降下がなくなり、印字の停止がなくな
る。そのため、スループットの高い適切な印字制御を実
施することが可能となる。
【図1】本発明のドットインパクトプリンタの制御手段
の一実施例を示すブロック図。
の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す装置の動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図4】印字ドット数の計数を説明するフローチャー
ト。
ト。
【図5】ソレノイドコイルの温度上昇に起因してインパ
クトヘッドの駆動電流が変化することを示す説明図。
クトヘッドの駆動電流が変化することを示す説明図。
【図6】従来の実施例のブロック図。
10 マイクロプロセッサ 11 RAM 12 ROM 13 A/D変換器 14 サーミスタ 15 インパクトヘッド 16 インパクトヘッド駆動回路 17 キャリッジモータ駆動回路 18 キャリッジモータ 19 キャリッジ 23 プラテンローラ 30 受信バッファ 31 パターン発生手段 32 イメージバッファ 33 印字ドット数計数手段 34 印字速度設定手段 35 ソレノイドコイル温度検出手段 36 印字速度制限ドット数設定手段 50 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 印字以前に所定時間内の印字ドット数を
計数する印字ドット数計数手段と、該印字ドット数計数
手段の計数値と予め定める印字速度制限ドット数とを比
較して印字速度を設定する印字速度設定手段とを設け、
該印字速度設定手段は少なくとも前記印字ドット数計数
手段の計数値が前記印字速度制限ドット数以上である場
合に印字速度を低く設定することを特徴とするドットイ
ンパクトプリンタ。 - 【請求項2】 温度検出器をインパクトヘッドのソレノ
イドコイルに隣接配置し、該温度検出器の検出温度に応
じて前記印字速度制限ドット数を変えることを特徴とす
る請求項1記載のドットインパクトリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16493892A JPH06977A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ドットインパクトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16493892A JPH06977A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ドットインパクトプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06977A true JPH06977A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15802700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16493892A Pending JPH06977A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | ドットインパクトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06977A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004098617A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Seiko Epson Corp | ドットインパクトプリンタ、ドットインパクトプリンタの制御方法、その制御方法を実行するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2014034148A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Oki Data Corp | 印刷装置およびその印刷ヘッドの制御方法 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16493892A patent/JPH06977A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004098617A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Seiko Epson Corp | ドットインパクトプリンタ、ドットインパクトプリンタの制御方法、その制御方法を実行するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2014034148A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Oki Data Corp | 印刷装置およびその印刷ヘッドの制御方法 |
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