JPH069775Y2 - グリーンシートのセッティング装置 - Google Patents

グリーンシートのセッティング装置

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JPH069775Y2
JPH069775Y2 JP3179388U JP3179388U JPH069775Y2 JP H069775 Y2 JPH069775 Y2 JP H069775Y2 JP 3179388 U JP3179388 U JP 3179388U JP 3179388 U JP3179388 U JP 3179388U JP H069775 Y2 JPH069775 Y2 JP H069775Y2
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JP
Japan
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green sheet
clamp head
clamp
setting device
head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3179388U
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English (en)
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JPH01139506U (ja
Inventor
英司 正村
正 河野
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はセラミック電子回路基板等の製造工程において
用いられるグリーンシートのセッティング装置に関する
ものである。
(従来の技術) セラミック電子回路基板等の製造工程においては、例え
ば300mm×300mm程度の寸法のグリーンシートをプレスマ
シン等により所定形状に打抜く工程がある。このためグ
リーンシートの相対向する二辺の縁部には予め位置決め
用の透孔が複数個形成されており、これをテーブル上に
突設させた基準ピンに嵌入させることによりグリーンシ
ートの位置決めと寸法規制とが行われていた。ところが
グリーンシートは乾燥により収縮する傾向があるため
に、グリーンシートの透孔を基準ピンに嵌入させてグリ
ーンシートをテーブル上に正しくセットすることが容易
ではなく、作業性が悪い欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記したような従来の問題点を解決して、収縮
したグリーンシートを正確に位置決め及び寸法規制した
状態で正しくセットすることができ、しかもその作業が
極めて容易に行えるようにしたグリーンシートのセッテ
ィング装置を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案はグリーンシートの透孔に嵌入される複数のピン
を上向きに備えた第1のクランプヘッドに対向させて同
じく複数のピンを上向きに備えた第2のクランプヘッド
を第1のクランプヘッドに対して近接及び離間する方向
に移動自在に設け、またこの第2のクランプヘッドの外
方位置には第2のクランプヘッドの外方への最大移動位
置を規制するストッパを突設したことを特徴とするもの
である。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
第1図及び第2図において、(1)はテーブル、(2)、(3)は
このテーブル(1)上に設けられた一対のレール、(4)は一
方のレール(2)上にスライド自在に設けられた第1のク
ランプヘッド、(5)は他方のレール(3)上にスライド自在
に設けられた第2のクランプヘッドである。
第1のクランプヘッド(4)は第2図に示されるように、
グリーンシート(50)の一方の縁部に透設されている複数
の透孔(51)に嵌入される複数のピン(6)を上向きに備え
ている。また第1のクランプヘッド(4)はこれらのピン
(6)に嵌入されたグリーンシート(50)の端部を上方から
クランプする揺動式のクランプ爪(7)を備えている。こ
れらのクランプ爪(7)はモータ(8)により回動される軸
(9)に取付けられ、開閉することができる。
第2のクランプヘッド(5)も第1のクランプヘッド(4)と
同様に、グリーンシート(50)の反対側の縁部に透設され
ている複数の透孔(52)に嵌入される複数のピン(10)を上
向きに備え、またモータ(11)の軸(12)を中心として揺動
するクランプ爪(13)を備えたものである。しかし第2の
クランプヘッド(5)はレール(3)上のスライダ(14)に、リ
ニアモーションベアリング(15)を介して第1のクランプ
ヘッド(4)に対して近接及び離間する方向に移動自在に
支持されている。またこの第2のクランプヘッド(5)は
その後端に立上り部(16)を有し、スライダ(14)の中央部
に設けられたシリンダ(17)のピストンロッド(18)を後方
(図面上右方向)へ伸長させることにより第2のクラン
プヘッド(5)の全体を後方へ強制的に移動させることが
できる構造となっている。更にまた第2のクランプヘッ
ド(5)の外方位置のスライダ(14)上には、第2のクラン
プヘッド(5)の外方への最大移動位置を規制する一対の
ストッパ(19)、(19)が突設されている。ストッパ(19)、(1
9)は実施例ではマイクロメーターヘッドであって、その
先端を第2のクランプヘッド(5)の後面に当てることに
よって最大移動位置をミクロンオーダーの精度で制御す
ることができる。またシリンダ(17)の側方には緩衝スプ
リング(20)、(20)が設けられており、第2のクランプヘ
ッド(5)の停止の際の衝撃を緩和している。
第3図及び第4図は本考案のグリーンシートのセッティ
ング装置を組込んだプレスマシンを示している。第4図
に示されているように、レール(2)、(3)はグリーンシー
トセット位置Aからプレス位置B、更に取出位置Cまで
水平に延びており、第1及び第2のクランプヘッド(4)、
(5)は送りモータ(21)によって駆動される送りねじ(22)
によってこれらの各位置間を順次移送される。(23)はプ
レス位置Bに設けられたプレスヘッド、(24)は取出位置
Cに設けられた取出ヘッドである。
(作用) このように構成されたものは、まずグリーンシートセッ
ト位置Aに第1のクランプヘッド(4)及び第2のクラン
プヘッド(5)を移動させ、シリンダ(17)のピストンロッ
ド(18)を縮めれば、第2のクランプヘッド(5)は所定範
囲内において第1のクランプヘッド(4)に対して近接、
離間する方向にフリーに動ける状態となる。この状態で
グリーンシート(50)をその相対向する二辺の透孔(51)、
(52)をそれぞれ第1のクランプヘッド(4)と第2のクラ
ンプヘッド(5)のピン(6)、(10)に嵌入させてこれらのク
ランプヘッド間にセットする。前述したとおり、グリー
ンシート(50)は正規の寸法よりもやや収縮しているのが
普通であるが、第2のクランプヘッド(5)はフリーな状
態にあるのでそのピン(10)にグリーンシート(50)をセッ
トすることは容易である。次に各クランプヘッド(4)、
(5)のクランプ爪(7)、(13)を揺動させてグリーンシート
(50)をクランプしたうえ、シリンダ(17)のピストンロッ
ド(18)を伸長させ、ストッパ(19)に当たるまで第2のク
ランプヘッド(5)を後方へ強制的に移動させる。この結
果、グリーンシート(50)はストッパ(19)によって予め設
定された正規の寸法まで引伸ばされる。その後、レール
(2)、(3)に沿って第1のクランプヘッド(4)と第2のクラ
ンプヘッド(5)とをグリーンシート(50)とともにプレス
位置Bまで移送し、プレスヘッド(23)により打抜き等の
加工を行い、更に取出位置Cまで移送され取出される。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、収縮したグ
リーンシートを正確に位置決め及び寸法規制することが
できるものであり、しかもそのセット作業を極めて容易
に行うことができるものであるから、従来の問題点を一
層したグリーンシートのセッティング装置として、その
実用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
はその平面図、第3図は本考案のグリーンシートのセッ
ティング装置を組込んだプレスマシンの正面図、第4図
はその左側面図である。 (4):第1のクランプヘッド、(5):第2のクランプヘッ
ド、(6):ピン、(10):ピン、(19):ストッパ、(50):
グリーンシート、(51):透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリーンシート(50)の透孔(51)に嵌入され
    る複数のピン(6)を上向きに備えた第1のクランプヘッ
    ド(4)に対向させて同じく複数のピン(10)を上向きに備
    えた第2のクランプヘッド(5)を第1のクランプヘッド
    (4)に対して近接及び離間する方向に移動自在に設け、
    またこの第2のクランプヘッド(5)の外方位置には第2
    のクランプヘッド(5)の外方への最大移動位置を規制す
    るストッパ(19)を突設したことを特徴とするグリーンシ
    ートのセッティング装置。
JP3179388U 1988-03-10 1988-03-10 グリーンシートのセッティング装置 Expired - Lifetime JPH069775Y2 (ja)

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JP3179388U JPH069775Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 グリーンシートのセッティング装置

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JP3179388U JPH069775Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 グリーンシートのセッティング装置

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Publication Number Publication Date
JPH01139506U JPH01139506U (ja) 1989-09-25
JPH069775Y2 true JPH069775Y2 (ja) 1994-03-16

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