JPH0697540B2 - デジタル音声記録装置の記録方法 - Google Patents

デジタル音声記録装置の記録方法

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JPH0697540B2
JPH0697540B2 JP63310790A JP31079088A JPH0697540B2 JP H0697540 B2 JPH0697540 B2 JP H0697540B2 JP 63310790 A JP63310790 A JP 63310790A JP 31079088 A JP31079088 A JP 31079088A JP H0697540 B2 JPH0697540 B2 JP H0697540B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はデジタル音声記録装置の記録方法に係わり、特
に記録時に頭切れのないDAT装置等の記録方法に関す
る。
<従来技術> DAT装置においてソースから送られてくる音声データ等
をテープに記録するには、停止状態においてはレックキ
ー(録音キー)を操作し、またレックポーズ状態におい
てはプレイキーを操作してレックモード(記録状態)に
し、かかるレックモードにおいてテープへのデータ記録
を行う。
<発明が解決しようとする課題> ところで、録音開始のキー操作があってから実際にテー
プにデータが記録される迄にはある程度の時間が掛か
る。たとえば、停止状態からレックキーが押されてテー
プにPCM音声データ記録されるまでには、 (i)停止位置から記録位置までのメカ移動時間、 (ii)ドラムが停止状態から回転を始めて位相がロック
するまでの時間 を必要とする。また、アブソリュートタイム(Aタイ
ム)を連続させて記録する継ぎ録りにおいて、正確に継
ごうとすると、更に (iii)一度再生状態に入ってAタイムを読み取り、し
かる後レックモードに切り替える処理が必要となり、こ
れらを全部行うとすれば数秒程度の時間が必要となる。
このため、従来のDAT装置の記録においては音の頭切れ
が生じるという問題があった。
以上から本発明の目的は音の頭切れが生じることがな
く、正確にデータを先頭より記録することができるDAT
装置等の記録方法を提供することである。
本発明の別の目的は、レックキー装置による次の記録に
際して、確実にAタイムの連続性を保持しながらデータ
の記録ができる記録方法を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題は本発明によれば、データを記録するメモリ
と、停止状態またはレックポーズ状態において所定のキ
ー操作により記録開始が指示された時、ソース側から送
られてくるデータを順次メモリに書き込む手段と、記録
開始の条件が整ったか判別する手段と、記録開始の条件
が整った時、メモリより古いデータから順次読み出して
テープに記録すると共にソース側から送られてくるデー
タを継続してメモリに書き込む手段と、停止キーまたは
ポーズキーを操作して記録停止が指示された時、メモリ
から格納データを全て読み出してテープに記録し、しか
る後テープを逆方向に所定量巻戻して停止させる手段と
により達成される。
<作用> 停止状態またはレックポーズ状態において所定のキー操
作により記録開始が指示された時、ソース側から送られ
てくるデータを順次メモリに書き込み、記録開始の条件
が整ったか判別し、記録開始の条件が整った時、メモリ
より古いデータから順次読み出してテープに記録すると
共にソース側から送られてくるデータを継続してメモリ
に書き込み、停止キーまたはポーズキーを操作して記録
停止が指示された時、メモリから格納データを全て読み
出してテープに記録し、しかる後テープを逆方向に所定
量巻戻して停止させる。
<実施例> 第1図は本発明の記録方法を実現するDAT装置の要部ブ
ロック図である。
11a,11bは記録・再生ヘッド、12は録音・再生アンプ、1
3は信号処理部であり、RAM13a、書き込みアドレス生成
部13b、読出アドレス生成部13c、サブコード処理部13d
等を備えている。14はマイコン構成のシステムコントロ
ーラ、15はテープ走行制御部、16はドラム回転制御部、
17は操作パネルである。
信号処理部13は、(i)レックキーが操作されて記録開
始が指示されると、ソース側から送られてくるデジタル
データを書き込みアドレス生成部13bが指示するRAM13a
のアドレスに順次書き込み、(ii)記録開始の条件が整
った時、読出アドレス生成部13cが指示するRAM13aのア
ドレスよりデータを古い順に読み出し、誤り検出訂正符
号を付して出力すると共に、ソース側から送られてくる
データを継続してRAMに書き込む。又、信号処理部13は
再生時、第1、第2の録再ヘッド11a,11bにより磁気テ
ープから読み取られた音声データに対して誤り検出・訂
正、その他の処理を施し、しかる後DA変換して出力す
る。尚、サブコード処理部13dは記録時Aタイム、スタ
ートID等の必要なサブコードを生成して出力すると共
に、再生時にはテープから読み取ったサブコードに含ま
れるスタートID、Aタイム、曲番(プログラムナンバ)
等の識別を行ってシステムコントローラに出力する。
システムコントローラ13はテープ走行制御部15、ドラム
回転制御部16等を制御すると共に、記録時に記録開始の
条件が整ったかを判断する。
テープ走行制御部15はシステムコントローラ14からの指
令により図示しないテープ走行メカを制御して適宜テー
プを早送り、リワインド送り、再生送りする。
ドラム回転制御部16はシステムコントローラからの指令
により図示しないドラムを所定速度で回転制御すると共
に、所定速度に到達して位相がロックするとロック信号
LOKを出力する。
操作パネル17にはレックキー17a、ポーズキー17b、プレ
イキー17c、停止キー17dなど種々の操作キー及び曲番、
演奏時間等を表示する表示部が設けられている。
第2図及び第3図はそれぞれ本発明の記録時におけるシ
ステムコントローラ及び信号処理部の処理の流れ図、第
4図は記録状態において停止キーが押圧された場合にお
けるシステムコントローラの処理の流れ図である。以
下、これら流れ図を参照しながら第1図の全体的動作を
説明する。
(a)記録時におけるシステムコントローラの制御(第
2図参照): 停止状態においてレックキー17aが操作されると、シス
テムコントローラ14はレックキー信号RECKEYを信号処理
部13に出力すると共にドラム回転制御部16をしてドラム
回転制御を実行させる(ステップ101)。尚、レックキ
ー信号RECKEYの発生により、信号処理部13は後述するよ
うにソースからのデータをRAM13aに格納する格納処理を
実行する。
ついで、システムコントローラ14はドラムがロックする
のを待ち(ステップ102)、位相がロックしてドラム回
転制御部16からロック信号LOKが発生すると、テープ走
行制御部15をしてテープをプレイ速度で走行させると共
に(ステップ103)、内蔵のカウンタ14aをイニシャライ
ズ(例えば零にクリア)し、かつ録音・再生アンプ12を
再生モードにし、更に信号処理部13にAタイムモニタ信
号ATMを出力する(ステップ104〜105)。尚、信号ATMに
より信号処理部13は再生処理を行い、サブコード処理部
13dはテープより読み取られたデータよりAタイムを識
別して最新のものを保持する(Aタイムモニタ処理)。
以後、システムコントローラ14はカウンタ14aをしてク
ロックパルスまたはフレームを計数させ、計数値が設定
値になるまで信号処理部13にAタイムモニタ処理を実行
させる(ステップ106〜107)。
カウント値が設定数になれば、確実に現テープ位置にお
けるAタイム(アブソリュートタイム)がサブコード処
理部13dにおいて保持されていると見做せるから、シス
テムコントローラ14は信号処理部13に記録開始の条件が
整ったとして記録信号RECを出力すると共に、アンプ12
をレックモードにする(ステップ108)。尚、この記録
信号RECにより信号処理部13はRAM13aに記録されている
ソースからのデータの読み出し、出力処理を開始する
(データ読み出し処理)。
(b)記録時における信号処理制御(第3図): 一方、信号処理部13はレックキー17aの操作によりシス
テムコントローラ14からレックキー信号RECKEYが発生す
ると、RAM13aをクリアし(ステップ201)、以後書き込
みアドレス生成部13bが指示するアドレス(先頭アドレ
ス00・・0)から入力されたデジタルデータを記憶する
(ステップ202)。
ついで、システムコントローラ14よりAタイムモニタ信
号ATMが発生しているかチェックし(ステップ203)、発
生していればAタイムモニタ処理を実行する(ステップ
204)。
しかる後、あるいはAタイムモニタ信号が発生してなけ
れば、信号処理部13はシステムコントローラ14から記録
開始の条件が整ったことを示す記録信号RECが発生して
いるかチェックし(ステップ205)、発生していなけれ
ばステップ201以降のデータ格納処理を繰り返してソー
スからのデジタルデータをRAM13aに格納する。
一方、記録開始の条件が整えば、読出アドレス生成部13
cが指示するRAM13aのアドレス(先頭アドレス)から古
い順にデータを読み取ると共にサブコード(Aタイムの
連続性が保持されている)を生成し、これらデータ及び
サブコードをアンプ12を介して磁気ヘッド11a,11bに入
力してテープに記録する。尚、RAM13aからのデータの読
み出しと並行して、ソースからのデジタルデータのRAM1
3aへの書き込み処理が継続されている(ステップ20
6)。すなわち、記録開始のキー操作があってから記録
可能となる迄の時間だけ遅延されてソースからのデータ
がテープに記録されることになる。
以上により、ソースからのデータは所定時間、換言すれ
ば記録開始の条件が整うまでの時間だけ遅延されて出力
されることになる。
ついで、停止キーあるいはポーズキーが押圧されたかチ
ェックし(ステップ207)、押圧されてなければステッ
プ206以降の処理を繰り返してデータ読出/格納処理を
継続し、押圧されていればその時点の書き込みアドレス
を保持し、該アドレス(最新のデータ格納アドレス)ま
でデータを順次読み取って出力して処理を終了する(ス
テップ208)。
以上が記録時における信号処理部の処理の流れである。
ところで、記録時に停止キーあるいはポーズキーが押圧
されるとシステムコントローラ14は第4図に示すテープ
巻戻し処理を行う。このテープ巻戻し処理は次の記録に
際してAタイムの連続性を保持しながら記録(継ぎ録
り)するためである。
さて、停止キーまたはポーズキーが押圧された後、RAM1
3から格納データが全て読出されて、その旨の信号(記
録完了信号)が入力されると(ステップ301)、システ
ムコントローラ14はテープ走行制御部15をしてテープを
レビュー速度で逆方向に走行させると共に、カウンタ14
aの内容を零にクリアし、かつクロック信号あるいはフ
レームをカウントアップさせる(ステップ303,304)。
そして、カウンタの計数値が設定値に等しくなる迄(ス
テップ305)、レビュー送りを継続し、設定値になった
時レビュー送りを停止して停止状態あるいはレックポー
ズ状態にして(ステップ306)一連の処理を終了する。
以上のように停止キーあるいはポーズキーが操作されて
記録状態から停止状態あるいはレックポーズ状態になる
時、テープを所定量L巻戻してから停止するようにした
から、レックキー操作による次の記録に際して該巻戻し
たテープ部分に書き込まれているAタイムをモニタする
ことができ(第3図のステップ204参照)、これにより
Aタイムの連続性を保持することができる。
第5図は、ヘッドHDをテープTPに対して相対的に移動さ
せるものとした場合における該ヘッドの移動の様子を示
すものである。
<発明の効果> 以上本発明によれば、停止状態またはレックポーズ状態
において所定のキー操作により記録開始が指示された
時、ソース側から送られてくるデータを順次メモリに書
き込むと共に記録開始の条件が整ったか判別し、記録開
始の条件が整った時、メモリより古いデータから順次読
み出して記録媒体に記録すると共にソース側から送られ
てくるデータを継続してメモリに書き込むように構成し
たから、データの頭が切れて記憶されることがなく、正
確にデータを先頭より記録することができる。
又、本発明によれば、記録開始の条件が整ったかチェッ
クしているから、メカのバラツキに関係なく正しくデー
タの書き込みができる。
又、本発明によれば、停止キーあるいはボーズキーが操
作されて記録状態から停止状態あるいはレックポーズ状
態になる時、テープを所定量、巻戻してから停止するよ
うに構成しているから、レックキー操作による次の記録
に際して該巻戻したテープ部分に書き込まれているAタ
イムを認識でき、Aタイムをその連続性を保持しながら
データと共に確実にテープに記録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録方法を実現するDAT装置の要部ブ
ロック図 第2図及び第3図はそれぞれ本発明の記録時におけるシ
ステムコントローラ及び信号処理部の処理の流れ図、 第4図はレックモードにおいて停止キーが押圧された場
合におけるシステムコントローラの処理の流れ図、 第5図は本発明の記録方法の説明図である。 13……信号処理部、13a……RAM、 13b……書き込みアドレス生成部、 13c……読出アドレス生成部、 13d……サブコード処理部、 14……システムコントローラ、 15……テープ走行制御部、 16……ドラム回転制御部 17……操作パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル音声記録装置の記録方法におい
    て、停止状態またはレックポーズ状態において所定のキ
    ー操作により記録開始が指示された時、ソース側から送
    られてくるデータを順次メモリに書き込むと共に記録開
    始の条件が整ったか判別し、記録開始の条件が整った
    時、メモリより古いデータから順次読み出してテープに
    記録すると共にソース側から送られてくるデータを継続
    してメモリに書き込み、停止キーまたはポーズキーを操
    作して記録停止が指示された時、メモリから格納データ
    を全て読み出してテープに記録し、しかる後テープを逆
    方向に所定量巻戻して停止することを特徴とするデジタ
    ル音声記録装置の記録方法。
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