JPH0697092B2 - 火力調節装置のレバー装置 - Google Patents
火力調節装置のレバー装置Info
- Publication number
- JPH0697092B2 JPH0697092B2 JP59096831A JP9683184A JPH0697092B2 JP H0697092 B2 JPH0697092 B2 JP H0697092B2 JP 59096831 A JP59096831 A JP 59096831A JP 9683184 A JP9683184 A JP 9683184A JP H0697092 B2 JPH0697092 B2 JP H0697092B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating lever
- thermal power
- gas
- lever
- fire
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/26—Details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス器具栓の火力調節装置のレバー装置に関す
るものである。
るものである。
従来例の構成とその問題点 従来の例えば、ガステーブルコンロに取付けられている
火力調節機構のレバー摺動装置は、第１図のように、こ
んろの片側か第２図のように、左右こんろの両側に取付
けられているが、そのいずれもが、第５図、第６図に示
すように、操作レバー１が摺動する案内板７の案内溝８
は、横巾が操作レバー１の巾よりわずかに広く、縦長の
単なる溝をもつものであった。
火力調節機構のレバー摺動装置は、第１図のように、こ
んろの片側か第２図のように、左右こんろの両側に取付
けられているが、そのいずれもが、第５図、第６図に示
すように、操作レバー１が摺動する案内板７の案内溝８
は、横巾が操作レバー１の巾よりわずかに広く、縦長の
単なる溝をもつものであった。
火力調節機構付のガステーブルコンロは、火力調節のし
にくいガスの種類である13AやLPGを中心に、近年多く発
売され、前記ガス種では火力調節のしにくいとろ火が、
簡単に得ることができる為好評を得ている。
にくいガスの種類である13AやLPGを中心に、近年多く発
売され、前記ガス種では火力調節のしにくいとろ火が、
簡単に得ることができる為好評を得ている。
だが、現在発売されているほとんどのスライド式火力調
節機構付ガステーブルコンロが、下記のような欠点をも
っている。強火からとろ火へ切替える時、操作レバー
を早く操作すると（0.1〜0.3秒）火が消えてしまい生ガ
スが出っ放しとなる。
節機構付ガステーブルコンロが、下記のような欠点をも
っている。強火からとろ火へ切替える時、操作レバー
を早く操作すると（0.1〜0.3秒）火が消えてしまい生ガ
スが出っ放しとなる。
又は、上記のような現象をなくす為、火が消えないカロ
リーまで、とろ火のカロリーをアップしている。カロリ
ーアップの為、本来のとろ火調理に必要なカロリーが得
られない。等の欠点がある。
リーまで、とろ火のカロリーをアップしている。カロリ
ーアップの為、本来のとろ火調理に必要なカロリーが得
られない。等の欠点がある。
操作レバー１を早く操作すると、なぜ火が消えるかは、
第11図、第12図を用いて説明を行う。
第11図、第12図を用いて説明を行う。
第11図は、燃焼火炎の燃焼特性図で広く知られている。
第12図は、減火のプロセスについての特性図である。ガ
ステーブルコンロのバーナは通常、第７図、第８図に示
すブンゼンバーナを用いている。第12図にて、強火燃焼
時、ガス消費量2,2000Kcal/hの燃焼能力を持つガスバー
ナの一次空気吸引能力は、LPGにて約50％程度であり、
Ａ点にそれを示す。プンゼンバーナの場合、ガスの噴出
圧力が高い程、即ちガス消費量が多い程、器具栓本体４
に設けられたノズル12から噴出するガス流13に連動し
て、一次空気がベンチェリー効果によりブンゼンバーナ
の一次空気取入口11より多く流入する。今、操作レバー
１を強火からとろ火へ急激に切替えると、ガス消費量は
操作レバーにしたがって減じていくが、一次空気量は、
強火時の残存運動量により急激に変化できず、ガス消費
量に対して空気過剰となり、Ｂ点に達しバック域に入り
バックして減火するものである。
第12図は、減火のプロセスについての特性図である。ガ
ステーブルコンロのバーナは通常、第７図、第８図に示
すブンゼンバーナを用いている。第12図にて、強火燃焼
時、ガス消費量2,2000Kcal/hの燃焼能力を持つガスバー
ナの一次空気吸引能力は、LPGにて約50％程度であり、
Ａ点にそれを示す。プンゼンバーナの場合、ガスの噴出
圧力が高い程、即ちガス消費量が多い程、器具栓本体４
に設けられたノズル12から噴出するガス流13に連動し
て、一次空気がベンチェリー効果によりブンゼンバーナ
の一次空気取入口11より多く流入する。今、操作レバー
１を強火からとろ火へ急激に切替えると、ガス消費量は
操作レバーにしたがって減じていくが、一次空気量は、
強火時の残存運動量により急激に変化できず、ガス消費
量に対して空気過剰となり、Ｂ点に達しバック域に入り
バックして減火するものである。
発明の効果 本発明は、上記従来の欠点を解消するもので、とろ火料
理に最適なカロリーを、減火することなく、安全、確実
に得ることを目的とする。
理に最適なカロリーを、減火することなく、安全、確実
に得ることを目的とする。
発明の構成 上記目的を達するため、本発明の火力調節機構のレバー
装置は、ガス器具栓本体と器具栓本体に連動しブンゼン
バーナのガス流量を調節して強火からとろ火まで火力調
節を行う操作レバーと前記操作レバーを案内する器具本
体の一部に組込まれた案内板とを備え、前記案内板は前
記操作レバーの横巾より、わずかに広い空隙を有し、前
記操作レバーがとろ火方向に急激に操作されても減火し
ないようにクランク状の案内溝を備えた構成とした。
装置は、ガス器具栓本体と器具栓本体に連動しブンゼン
バーナのガス流量を調節して強火からとろ火まで火力調
節を行う操作レバーと前記操作レバーを案内する器具本
体の一部に組込まれた案内板とを備え、前記案内板は前
記操作レバーの横巾より、わずかに広い空隙を有し、前
記操作レバーがとろ火方向に急激に操作されても減火し
ないようにクランク状の案内溝を備えた構成とした。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
する。
第１図、第２図はガステーブルコンロの外観図であり、
火力調節付器具栓が第３図、第４図に示すように組込ま
れている。火力調節付器具栓の火力を調節する操作レバ
ー１が器具栓つまみ３の左に位置するタイプが第３図に
示され、上記操作レバー１が器具栓つまみ３の右側に位
置するタイプを第４図に示している。
火力調節付器具栓が第３図、第４図に示すように組込ま
れている。火力調節付器具栓の火力を調節する操作レバ
ー１が器具栓つまみ３の左に位置するタイプが第３図に
示され、上記操作レバー１が器具栓つまみ３の右側に位
置するタイプを第４図に示している。
器具栓つまみ３を開いてバーナに点火、燃焼をさせた
後、器具本体に組込まれている案内板７の案内溝８を摺
動する操作レバー１を動かすことにより、第３図および
第４図に示すニードルピン５を介し、器具栓本体４の内
部でガス量を調節するニードル６と連動することによ
り、強火からとろ火へ、またはとろ火から強火へと切替
える。上記案内溝８は、第９図および第10図に示すよう
に」クランク状となっていて、操作レバーを急激に下方
に下げても、第９図、第10図に示すＹ点で停止する。こ
の時のガス消費量変化と空気量変化の線図は、第12図に
示す。Ｙ点は、バック域に入らない約850Kcal/h位に設
定している。操作レバーはＹ点で停止した後、第９図に
示すように、次の案内溝に移動する為、横方向に少しず
らす。その後、更に下方へと押し下げて、所定のとろ火
カロリー（300Kcal/h）を得る。第12図に示すように、
一次空気量の変化は、操作レバー１を横にずらしている
間にガス量にみあった正常な空気量へと変化する。更
に、とろ火カロリーまで操作レバーを急激に動かして
も、空気量はガス変化量が少い為、過剰空気とならず、
Ｃ点に達し、減火せず燃焼を継続する。
後、器具本体に組込まれている案内板７の案内溝８を摺
動する操作レバー１を動かすことにより、第３図および
第４図に示すニードルピン５を介し、器具栓本体４の内
部でガス量を調節するニードル６と連動することによ
り、強火からとろ火へ、またはとろ火から強火へと切替
える。上記案内溝８は、第９図および第10図に示すよう
に」クランク状となっていて、操作レバーを急激に下方
に下げても、第９図、第10図に示すＹ点で停止する。こ
の時のガス消費量変化と空気量変化の線図は、第12図に
示す。Ｙ点は、バック域に入らない約850Kcal/h位に設
定している。操作レバーはＹ点で停止した後、第９図に
示すように、次の案内溝に移動する為、横方向に少しず
らす。その後、更に下方へと押し下げて、所定のとろ火
カロリー（300Kcal/h）を得る。第12図に示すように、
一次空気量の変化は、操作レバー１を横にずらしている
間にガス量にみあった正常な空気量へと変化する。更
に、とろ火カロリーまで操作レバーを急激に動かして
も、空気量はガス変化量が少い為、過剰空気とならず、
Ｃ点に達し、減火せず燃焼を継続する。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。
る。
（１）操作レバーを急激に操作されても、減火しない。
（２）とろ火に最適なカロリー（約300〜400Kcal/h）を
得ることができる。
得ることができる。
第１図、第２図は従来のガステーブルコンロの正面図、
第３図は従来の左こんろ用の火力調節機構を示す斜視
図、第４図は従来の右こんろ用の火力調節機構を示す斜
視図、第５図は従来の火力調節機構のレバー装置の正面
図、第６図は従来の火力調節機構のレバー摺動装置の外
観斜視図、第７図は従来の火力調節機構とブンゼンバー
ナの側面図、第８図は従来のブンゼンバーナの外観図、
第９図は本発明の一実施例である操作レバー装置の動作
説明図、第10図は同外観図、第11図は同ブンゼンバーナ
の燃焼特性図、第12図は同燃焼特性動作線図である。 １……操作レバー、２……グリル扉、３……器具栓つま
み、４……器具栓本体、５……ニードルピン、６……ニ
ードル、７……案内板、８……案内溝、９……ブンゼン
バーナボディ、10……バーナキャップ、11……一次空気
取入口。
第３図は従来の左こんろ用の火力調節機構を示す斜視
図、第４図は従来の右こんろ用の火力調節機構を示す斜
視図、第５図は従来の火力調節機構のレバー装置の正面
図、第６図は従来の火力調節機構のレバー摺動装置の外
観斜視図、第７図は従来の火力調節機構とブンゼンバー
ナの側面図、第８図は従来のブンゼンバーナの外観図、
第９図は本発明の一実施例である操作レバー装置の動作
説明図、第10図は同外観図、第11図は同ブンゼンバーナ
の燃焼特性図、第12図は同燃焼特性動作線図である。 １……操作レバー、２……グリル扉、３……器具栓つま
み、４……器具栓本体、５……ニードルピン、６……ニ
ードル、７……案内板、８……案内溝、９……ブンゼン
バーナボディ、10……バーナキャップ、11……一次空気
取入口。
Claims (1)
- 【請求項１】ガス器具栓本体と器具栓本体に連動しブン
ゼンバーナのガス流量を調節して強火からとろ火まで火
力調節を行う操作レバーと前記操作レバーを案内する器
具本体の一部に組込まれた案内板とを備え、前記案内板
は前記操作レバーの横巾より、わずかに広い空隙を有
し、前記操作レバーがとろ火方向に急激に操作されても
減火しないようにクランク状の案内溝を備えた火力調節
装置のレバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59096831A JPH0697092B2 (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 火力調節装置のレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59096831A JPH0697092B2 (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 火力調節装置のレバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60240920A JPS60240920A (ja) | 1985-11-29 |
| JPH0697092B2 true JPH0697092B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=14175486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59096831A Expired - Fee Related JPH0697092B2 (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 火力調節装置のレバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0697092B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2518998Y2 (ja) * | 1989-07-31 | 1996-12-04 | リンナイ 株式会社 | ガス制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5197777A (ja) * | 1975-02-24 | 1976-08-27 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP59096831A patent/JPH0697092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60240920A (ja) | 1985-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |