JPH0696911B2 - 点検口における内枠の係止装置 - Google Patents

点検口における内枠の係止装置

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JPH0696911B2
JPH0696911B2 JP1335139A JP33513989A JPH0696911B2 JP H0696911 B2 JPH0696911 B2 JP H0696911B2 JP 1335139 A JP1335139 A JP 1335139A JP 33513989 A JP33513989 A JP 33513989A JP H0696911 B2 JPH0696911 B2 JP H0696911B2
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辰夫 庄司
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Naka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、点検口における内枠8の係止装置に関するも
のである。
【従来の技術】 一般に、この種の係止装置としては、例えば、第14図に
示すように、内枠8の内側壁あるいは外側壁に沿って配
設された操作杆10を内枠8の表面部への露出部を操作し
て水平回転させ、この操作杆10の上端に屈曲形成された
クランク部7の揺動動作により係止ロッド3を外枠2側
に進退させるものが提案されており、かかる係止装置の
内枠8への固定は、各構成部材を内枠8に順次固定する
ことにより行われていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記係止装置の内枠8への固定作業は、各々の
部品を内枠8に順次組み付けていくために、効率が悪い
という欠点を有するものであった。 本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたものであっ
て、組み付け作業性の良好な係止装置を提供することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、実施例に対応する第1図お
よび第2図に示すように、天井片1に外枠2への係止ロ
ッド3を枢着した回転片4を回転自在に枢支した断面倒
L字状のロッド保持片5と、前記回転片4に設けられた
長孔6に遊嵌するクランク部7を上端に有するととも
に、下端部に内枠8の表面から露出する操作頭部9を形
成してなり、前記内枠8の開放側外側壁に沿って垂直に
配設される操作杆10と、この操作杆10を弾発的に保持す
る保持部11と、前記ロッド保持片5の垂直片12に穿設さ
れた挿通孔13を貫通して内枠8の係止孔14に係止する係
止筒15とを有してなり、内枠8の下端縁から外方に突設
された外向きフランジ16に設けられるコ字状切欠17に嵌
合する嵌合部18の下方に前記コ字状切欠17を覆う飾り板
部19を形成した操作杆保持部材20とからなる点検口にお
ける内枠の係止装置を提供することにより達成される。 また、上記目的は、第6図に示すように、上端に外枠2
の上端部に係止可能な係止用舌片21を固着するととも
に、下端部に内枠8の表面から露出する操作頭部9を形
成してなり、前記内枠8の開放側外側壁に沿って垂直に
配設される操作杆10と、この操作杆10を弾発的に保持す
る保持部11と、前記内枠8の係止孔14に係止する係止筒
15とを有してなり、内枠8の下端縁から外方に突設され
た外向きフランジ16に設けられるコ字状切欠17に嵌合す
る嵌合部18の下方に、前記コ字状切欠17を覆う飾り板部
19を形成した操作杆保持部材20とからなる点検口におけ
る内枠の係止装置によっても達成される。
【作用】
上記構成に基づき、第1の発明に係る係止装置Aは、操
作杆10を弾発保持する操作杆保持部材20を有して構成さ
れ、該操作杆10により作動させられる回転片4、および
係止ロッド3を備えたロッド保持片5は、上記操作杆保
持部材20の係止筒15に挿通孔13を挿通させることによ
り、該操作杆保持部材20に仮連結される。 この結果、係止装置Aを構成する各パーツは全てサブア
ッセンブリが可能となる。 また、第2の発明に係る係止装置Bにおいても、操作杆
保持部材20と操作杆10は、サブアッセンブリ化が可能で
あり、各パーツを格別に内枠8に組み付けるものに比較
して大幅な工程の簡略化が図られる。
【実施例】
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第2図は第1の発明に係る係止装置Aを備えた天井点検
口を示すもので、図中2は図示しない天井開口に固定さ
れる外枠、8はこの外枠2の開口部内に回転自在に枢支
される内枠である。この内枠8の開放端縁には、内枠8
の開放側縁から進退する係止ロッド3を有する係止装置
Aが固定されており、該係止ロッド3を外枠2のロッド
受け22に係止させることにより、内枠8の閉蓋状態が維
持されるように構成されている。 係止装置Aは、第1図に示すように、係止ロッド3の一
端部を枢着した回転片4を天井片1に回転自在に枢支し
た断面L字状のロッド保持片5と、上記係止ロッド3を
保持するための操作杆10とを有して構成されており、上
記ロッド保持片5の垂直片12に形成された凹部23に沿っ
て保持される操作杆10の上端には、クランク部7が屈曲
形成されている。このクランク部7は、上記回転片4の
長孔6に遊嵌されており、該操作杆10の下端に形成され
た操作頭部9を回転させることにより係止ロッド3を外
枠2側に進退させることができるようにされている。 操作杆保持部材20は、合成樹脂等の射出成型品であり、
第1図および第3図に示すように、正面部の収容スペー
ス24の上下端部に係止爪25,25を突設して、上記操作杆1
0の直杆部26を弾発的に保持するようにされた保持部11
を有して形成されている。 この操作杆保持部材20には、固定翼27が左右方向に突設
されており、この固定翼27に形成された係止筒15を上記
ロッド保持片5の垂直片12に穿設された挿通孔13に挿通
させるとともに、保持部11において操作杆10を弾発保持
することによりロッド保持片5に仮連結される。 係止筒15は、基端部から自由端部に向かう中空部28を有
するとともに、外周部に複数のスリット29を設けて略中
空筒状に形成されており、後述するように、基端部側か
ら打ち込みピン30を中空部28に圧入することにより各係
止片31を拡開させることにより後述する内枠8の係止孔
14に係止するように構成されている。 また、上記操作杆保持部材20の下端には、上記操作杆10
の操作頭部9が挿通する頭部挿通孔32を有した飾り板部
19が形成されるとともに、該飾り板部19の付け根部に
は、後述する内枠8のコ字状切欠17に嵌合する嵌合部18
が形成されている。 第4図は、以上のようにして仮連結された係止装置Aの
内枠8への固定状態を示すものである。上記内枠8の下
端縁には、コ字状切欠17を有する外向きフランジ16が形
成されるとともに、立ち上がり壁33に係止孔14が形成さ
れており、上記コ字状切欠17に操作杆保持部材20の嵌合
部18を嵌合させるとともに、係止筒15を係止孔14に挿通
させた後、打ち込みピン30を中空部28に打ち込むことに
より、第5図に示すように、各係止片31が外方に拡開さ
れ、両者が強固に固定される。 第6図において、第2の発明に係る係止装置Bが示され
ている。 この係止装置Bは、上端に係止用舌片21を固着した操作
杆10を操作杆保持部材20により弾発的に保持する構成と
されており、操作杆保持部材20および内枠8は、第1の
発明に係るものと同一の構成とされている。 したがって、この発明に係る係止装置Bによれば、操作
杆10と操作杆保持部材20とがサブアッセンブリ化され、
係止筒15を内枠8の係止孔14に係止させることにより内
枠8への装着が完了し、第7図に示すように、内枠8の
表面部から露出する操作頭部9を回転させることにより
係止用舌片21を外枠2の上端縁に対して係脱させ、内枠
8の開閉操作が行われる。 以上のように、本発明は、予めサブアッセンブリ化され
た係止装置A、Bを内枠8に固定することにより作業性
を向上させるものであるが、操作杆保持部材20の係止筒
20の係止筒15を内枠8の係止孔14に係止させて両枠を連
結する構成を有するために、係止装置A、Bの固定に際
してネジ止め等の面倒な作業を省くことができ、作業性
を向上させることができるという効果をも有するもので
ある。 第8図以下は、かかる利点を考慮した点検口を示すもの
で、第8図において、その内枠8の構成が、第10図にお
いて外枠2の構成が示されている。 先ず、第8図に示される内枠8において、係止装置A
は、第1の発明に係るものが使用されるとともに、内枠
材34を枠組みするためのコーナーピース35は、第9図に
示すように、内枠材34のコーナーピース支持突条36間に
圧入されて外方から押し潰すことにより装着され、か
つ、外枠2への枢着ヒンジ37、および係止ロッド3の進
退方向を規制するロッドガイド部材38を予め上記コーナ
ーピース35に一体形成することにより、内枠8全体の組
立に際してのビス締め工程を不用にしている。 また、第10図に示す外枠2においても、外枠材39の枠組
み方法を上述した内枠8の場合と同様に達成するととも
に、上記内枠8の枢着ヒンジ37を受容する軸受部材40、
および係止ロッド3のロッド受け22をビス締め工程なし
に外枠2に固定することができる構成が取られている。 すなわち、軸受部材40は、第11図および第12図に示すよ
うに、合成樹脂材により、正面部に枢着ヒンジ受容溝41
を凹設するとともに、表面部に上記係止装置Aの操作杆
保持部材20に設けられたと略同様の係止筒15′を突設し
て形成されており、該係止筒15′を内枠8の係止孔14′
に挿通させた後、上記係止筒15′の裏面に突設された打
ち込み突起42を係止筒15′の中空部28′に押し込んで両
者の固定がなされるようにされている。 さらに、ロッド受け22は、第13図に示すように、上端に
係止ロッド受け面43を形成して構成され、上述した軸受
部材40と同様の方法で外枠2に固定される。
【発明の効果】
以上の構成から明らかなように、本発明による内枠の係
止装置によれば、該係止装置を構成する各パーツをサブ
アッセンブリ化した状態で内枠に固定することができる
ので、固定作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に係る係止装置を示す斜視図、 第2図は第1の発明に係る係止装置を備えた点検口を示
す斜視図、 第3図(a)は操作杆保持部材を示す正面図、 第3図(b)は第3図(a)のB方向矢視図 第4図は内枠への固定状態を示す分解斜視図、 第5図はその断面図、 第6図は第2の発明に係る係止装置を示す斜視図、 第7図は第2の発明に係る係止装置を備えた点検口を示
す断面図、 第8図は止着子を使用せずに形成された点検口の内枠を
示す分解斜視図、 第9図はコーナーピースによる内枠部材の結合状態を示
す断面図、 第10図は止着子を使用せずに形成された点検口の外枠を
示す分解斜視図、 第11図はその外枠に使用される軸受部材を示す斜視図、 第12図(a)は軸受部材の内枠に固定する状態を示す断
面図、 第12図(b)は固定完了状態を示す断面図、 第13図は第10図に示した外枠に使用されるロッド受けを
示す斜視図、 第14図は従来例を示す側面図である。 A、B……係止装置 1……天井片 2……外枠 3……係止ロッド 4……回転片 5……ロッド保持片 6……長孔 7……クランク部 8……内枠 9……操作頭部 10……操作杆 11……保持部 12……垂直片 13……挿通孔 14……係止孔 15……係止筒 16……外向きフランジ 17……コ字状切欠 18……嵌合部 19……飾り板部 20……操作杆保持部材 21……係止用舌片。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井片に外枠への係止ロッドを枢着した回
    転片を回転自在に枢支した断面倒L字状のロッド保持片
    と、 前記回転片に設けられた長孔に遊嵌するクランク部を上
    端に有するとともに、下端部に内枠の表面から露出する
    操作頭部を形成してなり、前記内枠の開放側外側壁に沿
    って垂直に配設される操作杆と、 この操作杆を弾発的に保持する保持部と、前記ロッド保
    持片の垂直片に穿設された挿通孔を貫通して内枠の係止
    孔に係止する係止筒とを有してなり、内枠の下端縁から
    外方に突設された外向きフランジに設けられるコ字状切
    欠に嵌合する嵌合部の下方に前記コ字状切欠を覆う飾り
    板部を形成した操作杆保持部材とからなる点検口におけ
    る内枠の係止装置。
  2. 【請求項2】上端に外枠の上端縁に係止可能な係止用舌
    片を固着するとともに、下端部に内枠の表面から露出す
    る操作頭部を形成してなり、前記内枠の開放側外側壁に
    沿って垂直に配設される操作杆と、 この操作杆を弾発的に保持する保持部と、前記内枠の係
    止孔に係止する係止筒とを有してなり、内枠の下端縁か
    ら外方に突設された外向きフランジに設けられるコ字状
    切欠に嵌合する嵌合部の下方に、前記コ字状切欠を覆う
    飾り板部を形成した操作杆保持部材とからなる点検口に
    おける内枠の係止装置。
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