JPH0696591A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH0696591A JPH0696591A JP4243687A JP24368792A JPH0696591A JP H0696591 A JPH0696591 A JP H0696591A JP 4243687 A JP4243687 A JP 4243687A JP 24368792 A JP24368792 A JP 24368792A JP H0696591 A JPH0696591 A JP H0696591A
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- cell
- memory cell
- erase
- cells
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/5025—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with ceramic materials
- C04B41/5035—Silica
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダミーセルに基づいて得られる基準電位を安
定化することにより、メモリセルからの“0”,“1”
データの読み出しを正確に行う。 【構成】 消去回路ECによって予めダミーセルDCの
浮遊ゲートから電子を抽出しておく。選択回路(ロウデ
コーダRD、カラムデコーダCD)で選択されたメモリ
セルCにデータラインバイアス回路DBCからバイアス
が加えられる。そのメモリセルMCが書き込み状態にあ
れば、そのメモリセルCには電流は流れない。消去状態
にあれば電流が流れる。その電流が流れるか否かによっ
て、データラインバイアス回路DBCからの検知電圧V
SAが異なる値として出力される。ダミーセルDCにはダ
ミーデータラインバイアス回路DDBCからバイアスが
加えられ、ダミーセルDCに電流が流れる。これに応じ
た基準電圧VREF が安定した値のものとしてダミーデー
タラインバイアス回路DDBCから出力される。上記2
つの電圧VSA、VREF が比較手段(差動増幅回路SA)
で比較され、選択されたメモリセルC中の格納データが
検出される。
定化することにより、メモリセルからの“0”,“1”
データの読み出しを正確に行う。 【構成】 消去回路ECによって予めダミーセルDCの
浮遊ゲートから電子を抽出しておく。選択回路(ロウデ
コーダRD、カラムデコーダCD)で選択されたメモリ
セルCにデータラインバイアス回路DBCからバイアス
が加えられる。そのメモリセルMCが書き込み状態にあ
れば、そのメモリセルCには電流は流れない。消去状態
にあれば電流が流れる。その電流が流れるか否かによっ
て、データラインバイアス回路DBCからの検知電圧V
SAが異なる値として出力される。ダミーセルDCにはダ
ミーデータラインバイアス回路DDBCからバイアスが
加えられ、ダミーセルDCに電流が流れる。これに応じ
た基準電圧VREF が安定した値のものとしてダミーデー
タラインバイアス回路DDBCから出力される。上記2
つの電圧VSA、VREF が比較手段(差動増幅回路SA)
で比較され、選択されたメモリセルC中の格納データが
検出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置に関
し、特に、電気的に消去可能なPROMに適用して好適
な不揮発性半導体記憶装置に関する。
し、特に、電気的に消去可能なPROMに適用して好適
な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュE2 PROMのメモ
リセルとして、浮遊ゲート、制御ゲート、消去ゲートを
有する3層構造のセルが多く用いられている。かかるP
ROMにおいてのセル記憶情報の読み出しに際しては、
本体セルに流れる電流により決まる電位と基準電位VRE
F とを差動増幅器により比較し、メモリセルに記憶され
ているデータが“1”か“0”かの判定を行なってい
る。この基準電位VREF の発生方法としては、例えば、
抵抗素子やトランジスタを用いる固定基準電位VREF 方
式と、ダミーデータ線を用い、ダミーセルに流れる電流
で基準電位VREF を発生する方式等が知られている。
リセルとして、浮遊ゲート、制御ゲート、消去ゲートを
有する3層構造のセルが多く用いられている。かかるP
ROMにおいてのセル記憶情報の読み出しに際しては、
本体セルに流れる電流により決まる電位と基準電位VRE
F とを差動増幅器により比較し、メモリセルに記憶され
ているデータが“1”か“0”かの判定を行なってい
る。この基準電位VREF の発生方法としては、例えば、
抵抗素子やトランジスタを用いる固定基準電位VREF 方
式と、ダミーデータ線を用い、ダミーセルに流れる電流
で基準電位VREF を発生する方式等が知られている。
【0003】フラッシュE2 PROMではダミーセルと
してメモリセルと同等なセルを用い、そのセルを電気的
消去を行なわず中性状態のままで用い、基準電位VREF
を発生する方法も知られている。
してメモリセルと同等なセルを用い、そのセルを電気的
消去を行なわず中性状態のままで用い、基準電位VREF
を発生する方法も知られている。
【0004】ダミーセルとして中性状態のセルを用いた
場合の本体セルとダミーセルのそれぞれの状態と、差動
増幅回路に入力する本体セル側の電位VSAとダミーセル
による基準電位VREF とについて以下に説明する。
場合の本体セルとダミーセルのそれぞれの状態と、差動
増幅回路に入力する本体セル側の電位VSAとダミーセル
による基準電位VREF とについて以下に説明する。
【0005】本体セルの書き込みは、ホットエレクトロ
ンを注入し、浮遊ゲートに電子を蓄積することにより行
なわれる。消去は、浮遊ゲート、消去ゲート間に高電界
を印加し、浮遊ゲート中の電子を抜き取ることにより行
われる。この際、印加する電界が高すぎると、浮遊ゲー
トには正孔が蓄積され、そのゲートが正に帯電する過消
去状態となることもある。一方、ダミーセルの浮遊ゲー
トは、書き込み、消去が行なわれず、中性状態にある。
1)浮遊ゲートトランジスタ部と、浮遊ゲートトランジ
スタに直列に接続される選択トランジスタ(スレッシュ
ホールド電位Vth=1V)とに流れる電流、または2)
浮遊ゲートトランジスタ部と、浮遊ゲートと等価的に直
列接続されている制御ゲートトランジスタ(スレッシュ
ホールド電位Vth=1V)とに流れる電流により、差動
増幅回路に入力する電位VSAが決定される。この電位V
SAが基準電位VREF と比較され、記憶データが“1”又
は“0”であると判断される。つまり、書き込みセルで
は、浮遊ゲートトランジスタのスレッシュホールド電位
Vthが高くなり電流が流れない。このため、電位VSAが
基準電位VREF より高くなる。これにより、記憶データ
は、“0”であると判断される。これに対し、消去セル
では、浮遊ゲートトランジスタはDタイプとなり、電流
が流れる。これにより、電位VSAが基準電位VREF より
低くなる。これにより、記憶データは、“1”であると
判断される。そして、ダミーセルの浮遊ゲートは中性状
態である。このため、浮遊ゲートと制御ゲートとの容量
比でセルのスレッシュホールド電位Vth(=2V)が定
まる。読み出し時はこの電位Vth以上の電圧が加わっ
て、電流が流れ、基準電位VREF を決定する。
ンを注入し、浮遊ゲートに電子を蓄積することにより行
なわれる。消去は、浮遊ゲート、消去ゲート間に高電界
を印加し、浮遊ゲート中の電子を抜き取ることにより行
われる。この際、印加する電界が高すぎると、浮遊ゲー
トには正孔が蓄積され、そのゲートが正に帯電する過消
去状態となることもある。一方、ダミーセルの浮遊ゲー
トは、書き込み、消去が行なわれず、中性状態にある。
1)浮遊ゲートトランジスタ部と、浮遊ゲートトランジ
スタに直列に接続される選択トランジスタ(スレッシュ
ホールド電位Vth=1V)とに流れる電流、または2)
浮遊ゲートトランジスタ部と、浮遊ゲートと等価的に直
列接続されている制御ゲートトランジスタ(スレッシュ
ホールド電位Vth=1V)とに流れる電流により、差動
増幅回路に入力する電位VSAが決定される。この電位V
SAが基準電位VREF と比較され、記憶データが“1”又
は“0”であると判断される。つまり、書き込みセルで
は、浮遊ゲートトランジスタのスレッシュホールド電位
Vthが高くなり電流が流れない。このため、電位VSAが
基準電位VREF より高くなる。これにより、記憶データ
は、“0”であると判断される。これに対し、消去セル
では、浮遊ゲートトランジスタはDタイプとなり、電流
が流れる。これにより、電位VSAが基準電位VREF より
低くなる。これにより、記憶データは、“1”であると
判断される。そして、ダミーセルの浮遊ゲートは中性状
態である。このため、浮遊ゲートと制御ゲートとの容量
比でセルのスレッシュホールド電位Vth(=2V)が定
まる。読み出し時はこの電位Vth以上の電圧が加わっ
て、電流が流れ、基準電位VREF を決定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、読み出し
時に、消去セルとダミーセルにはそれぞれ電流が流れ
る。消去状態の浮遊ゲートトランジスタはDタイプであ
り、このため選択トランジスタまたは制御ゲートトラン
ジスタによって電流値が決まり、電流値は大変安定して
いる。これに対し、ダミーセルにおいては、電流値は浮
遊ゲートトランジスタのスレッシュホールド電位Vthで
決まる。このため、ダミーセルの電流値は、制御ゲート
と浮遊ゲート間の容量比などで決まる。その容量比など
は、プロセルによるばらつきの影響を強く受け、図3
(a)、(b)に示すように、基準電位VREF レベルが
“0”側にあるいは“1”側に変動し易い。これによ
り、差動増幅回路に入力する基準電位VREF と、“1”
または“0”の電位VSAレベルのマージンがアンバラン
スとなり、マージン低下になってしまうという問題があ
る。
時に、消去セルとダミーセルにはそれぞれ電流が流れ
る。消去状態の浮遊ゲートトランジスタはDタイプであ
り、このため選択トランジスタまたは制御ゲートトラン
ジスタによって電流値が決まり、電流値は大変安定して
いる。これに対し、ダミーセルにおいては、電流値は浮
遊ゲートトランジスタのスレッシュホールド電位Vthで
決まる。このため、ダミーセルの電流値は、制御ゲート
と浮遊ゲート間の容量比などで決まる。その容量比など
は、プロセルによるばらつきの影響を強く受け、図3
(a)、(b)に示すように、基準電位VREF レベルが
“0”側にあるいは“1”側に変動し易い。これによ
り、差動増幅回路に入力する基準電位VREF と、“1”
または“0”の電位VSAレベルのマージンがアンバラン
スとなり、マージン低下になってしまうという問題があ
る。
【0007】本発明の目的は、上記に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ダミーセルのプロセスばらつきによ
る読み出しマージンの低下を改善し、“1”、“0”の
読み出しのバランスのとれた基準電位VREF を確立し、
安定した動作の可能な半導体メモリ装置を提供すること
にある。
ので、その目的は、ダミーセルのプロセスばらつきによ
る読み出しマージンの低下を改善し、“1”、“0”の
読み出しのバランスのとれた基準電位VREF を確立し、
安定した動作の可能な半導体メモリ装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の装置は、
少なくとも浮遊ゲートと制御ゲートを有する不揮発性メ
モリセルの複数がマトリクス状に配列されたメモリセル
アレイと、少なくとも浮遊ゲートと制御ゲートを有する
ダミーセルと、少なくとも1つの前記メモリセルを選択
する選択回路と、前記選択されたメモリセルが導通状態
にあるか否かを検出するためのバイアス電圧を加えるデ
ータラインバイアス回路と、前記ダミーセルにバイアス
電圧を加えてそのダミーセルに電流を流すダミーデータ
ラインバイアス回路と、前記データラインバイアス回路
が、前記選択されたメモリセルのオン、オフ状態に応じ
た値として出力する検知電圧と、前記ダミーデータライ
ンバイアス回路が、前記ダミーセルに電流が流れること
により生じる基準電圧と、がそれぞれ加えられる比較手
段と、前記メモリセル及び前記ダミーセルのそれぞれに
おける浮遊ゲートから電子を抽出可能な消去手段と、を
備えるものとして構成される。
少なくとも浮遊ゲートと制御ゲートを有する不揮発性メ
モリセルの複数がマトリクス状に配列されたメモリセル
アレイと、少なくとも浮遊ゲートと制御ゲートを有する
ダミーセルと、少なくとも1つの前記メモリセルを選択
する選択回路と、前記選択されたメモリセルが導通状態
にあるか否かを検出するためのバイアス電圧を加えるデ
ータラインバイアス回路と、前記ダミーセルにバイアス
電圧を加えてそのダミーセルに電流を流すダミーデータ
ラインバイアス回路と、前記データラインバイアス回路
が、前記選択されたメモリセルのオン、オフ状態に応じ
た値として出力する検知電圧と、前記ダミーデータライ
ンバイアス回路が、前記ダミーセルに電流が流れること
により生じる基準電圧と、がそれぞれ加えられる比較手
段と、前記メモリセル及び前記ダミーセルのそれぞれに
おける浮遊ゲートから電子を抽出可能な消去手段と、を
備えるものとして構成される。
【0009】本発明の第2の装置は、上記第1の装置に
おいて前記メモリセル及びダミーセルはそれぞれさらに
消去ゲートを有し、それらの消去ゲートに前記消去手段
が接続されているものとして構成される。
おいて前記メモリセル及びダミーセルはそれぞれさらに
消去ゲートを有し、それらの消去ゲートに前記消去手段
が接続されているものとして構成される。
【0010】本発明の第3の装置は、上記第1の装置に
おいて前記消去手段は、メモリセル側消去手段とダミー
セル側消去手段とを有し、前記メモリセル側消去手段は
前記メモリセルに接続され、前記ダミーセル側消去手段
は前記メモリセルに接続されているものとして構成され
る。
おいて前記消去手段は、メモリセル側消去手段とダミー
セル側消去手段とを有し、前記メモリセル側消去手段は
前記メモリセルに接続され、前記ダミーセル側消去手段
は前記メモリセルに接続されているものとして構成され
る。
【0011】本発明の第4の装置は、上記第1の装置に
おいて前記メモリセル及びダミーセルはそれぞれさらに
消去ゲートを有し、前記消去手段は、メモリセル側消去
手段とダミーセル側消去手段とを有し、前記メモリセル
側消去手段は前記メモリセルの前記消去ゲートに接続さ
れ、前記ダミーセル側消去手段は前記メモリセルの前記
消去ゲートに接続されたものとして構成される。
おいて前記メモリセル及びダミーセルはそれぞれさらに
消去ゲートを有し、前記消去手段は、メモリセル側消去
手段とダミーセル側消去手段とを有し、前記メモリセル
側消去手段は前記メモリセルの前記消去ゲートに接続さ
れ、前記ダミーセル側消去手段は前記メモリセルの前記
消去ゲートに接続されたものとして構成される。
【0012】本発明の第5の装置は、上記第1〜第4の
装置において前記ダミーセルは列方向に複数設けられて
おり、前記選択手段によって1つ宛選択されるもとして
構成される。
装置において前記ダミーセルは列方向に複数設けられて
おり、前記選択手段によって1つ宛選択されるもとして
構成される。
【0013】
【作用】消去手段によって予めダミーセルの浮遊ゲート
から電子を抽出しておく。選択回路で選択されたメモリ
セルにデータラインバイアス回路からバイアスが加えら
れる。そのメモリセルが書き込み状態にあれば、そのメ
モリセルには電流は流れない。消去状態にあれば電流が
流れる。その電流が流れるか否かによって、データライ
ンバイアス回路からの検知電圧VSAが異なる値として出
力される。ダミーセルはダミーデータラインバイアス回
路からバイアスが加えられ、ダミーセルに電流が流れ
る。これに応じた基準電圧VREF が安定した値のものと
してダミーデータラインバイアス回路から出力される。
上記2つの電圧VSA、VREF とが比較手段で比較され、
選択されたメモリセル中の格納データが検出される。
から電子を抽出しておく。選択回路で選択されたメモリ
セルにデータラインバイアス回路からバイアスが加えら
れる。そのメモリセルが書き込み状態にあれば、そのメ
モリセルには電流は流れない。消去状態にあれば電流が
流れる。その電流が流れるか否かによって、データライ
ンバイアス回路からの検知電圧VSAが異なる値として出
力される。ダミーセルはダミーデータラインバイアス回
路からバイアスが加えられ、ダミーセルに電流が流れ
る。これに応じた基準電圧VREF が安定した値のものと
してダミーデータラインバイアス回路から出力される。
上記2つの電圧VSA、VREF とが比較手段で比較され、
選択されたメモリセル中の格納データが検出される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係る半導体メモ
リ装置の概略構成図である。図1に示すように、メモリ
セルC11〜Cmnはマトリックス状に配列されてい
る。ロウデコーダRDで選択されるワード線WL(WL
1〜WLm)には、行方向に並ぶメモリセルの制御ゲー
トが接続されている。列方向に走るデータ線DL(DL
1〜DLn)に、列方向に並ぶメモリセルのドレインが
共通に接続されている。これらのデータ線DLは、カラ
ムデコーダCDにより選択されるトランスファーゲート
CT1〜CTnを介してデータラインバイアス回路DB
Cに接続されている。ダミーセルDC(DC1〜DC
m)は、ダミーデータライン方式を採用している。つま
り、ダミーセルのドレインは、ダミーデータラインDD
Lによって、Vccをゲートに加えたトランスファーゲ
ート(トランジスタ)CTDを介して、ダミーデータラ
インバイアス回路DDBCに接続されている。また、ダ
ミーセルDC1〜DCmのそれぞれの制御ゲートは、ワ
ード線WL1〜WLmに接続されている。メモリセルC
11〜CmnとダミーセルDC1〜DCmの消去ゲート
は、消去ラインELを通じて、消去回路ECに共通に接
続されている。差動増幅回路SAには、データラインバ
イアス回路DBCからのVSAと、ダミーデータラインバ
イアス回路DDBCからのVREF が加えられる。
リ装置の概略構成図である。図1に示すように、メモリ
セルC11〜Cmnはマトリックス状に配列されてい
る。ロウデコーダRDで選択されるワード線WL(WL
1〜WLm)には、行方向に並ぶメモリセルの制御ゲー
トが接続されている。列方向に走るデータ線DL(DL
1〜DLn)に、列方向に並ぶメモリセルのドレインが
共通に接続されている。これらのデータ線DLは、カラ
ムデコーダCDにより選択されるトランスファーゲート
CT1〜CTnを介してデータラインバイアス回路DB
Cに接続されている。ダミーセルDC(DC1〜DC
m)は、ダミーデータライン方式を採用している。つま
り、ダミーセルのドレインは、ダミーデータラインDD
Lによって、Vccをゲートに加えたトランスファーゲ
ート(トランジスタ)CTDを介して、ダミーデータラ
インバイアス回路DDBCに接続されている。また、ダ
ミーセルDC1〜DCmのそれぞれの制御ゲートは、ワ
ード線WL1〜WLmに接続されている。メモリセルC
11〜CmnとダミーセルDC1〜DCmの消去ゲート
は、消去ラインELを通じて、消去回路ECに共通に接
続されている。差動増幅回路SAには、データラインバ
イアス回路DBCからのVSAと、ダミーデータラインバ
イアス回路DDBCからのVREF が加えられる。
【0016】図2(a)は図1のメモリセルC11〜C
mnならびにダミーセルDC1〜DCmの構造を示す平
面図、図2(b)は図2(a)のA−A´線断面図であ
る。図2(a),(b)に示すように、本実施例の半導
体メモリ装置では、3層ポリシリコン構造のセルを用い
た例を示している。セルの構造は図2(a),(b)に
示すように、基板27表面のフィールド酸化膜28上
に、第1〜第3の3層のポリシリコン層21〜23が形
成されている。即ち、第1ポリシリコン層は浮遊ゲート
21を、第2ポリシリコン層は消去ゲート22を、第3
ポリシリコン層は制御ゲート23、ソース24及びドレ
イン25を構成している。そして、全体で、E2 PRO
Mセルを構成している。
mnならびにダミーセルDC1〜DCmの構造を示す平
面図、図2(b)は図2(a)のA−A´線断面図であ
る。図2(a),(b)に示すように、本実施例の半導
体メモリ装置では、3層ポリシリコン構造のセルを用い
た例を示している。セルの構造は図2(a),(b)に
示すように、基板27表面のフィールド酸化膜28上
に、第1〜第3の3層のポリシリコン層21〜23が形
成されている。即ち、第1ポリシリコン層は浮遊ゲート
21を、第2ポリシリコン層は消去ゲート22を、第3
ポリシリコン層は制御ゲート23、ソース24及びドレ
イン25を構成している。そして、全体で、E2 PRO
Mセルを構成している。
【0017】以上のような構成において、次にその動作
を説明する。
を説明する。
【0018】図1において、データラインバイアス回路
DBCからはメモリセルC11〜Cmnに流れる電流に
より決まる電位VSAが、ダミーデータラインバイアス回
路DDBCからはダミーセルDC1〜DCmに流れる電
流によって決まる基準電位VREF 電位が、それぞれ差動
増幅回路SAに加えられる。差動増幅回路SAでは、そ
れらの2つの入力が比較され、メモリセルC11〜Cm
n中のデータが“1”または“0”と判定される。一
方、ダミーセルDC1〜DCmには、消去ゲートが設け
られている。このため、ダミーセルは、メモリセルC1
1〜Cmnと同様に、消去される。また、ダミーセルD
C1〜DCmは、メモリセルC11〜Cmnと同一形
状、同一サイズのセルとして構成されている。このた
め、中性状態のセルを用いた場合に避けられない、マス
クの合わせずれ等による容量結合のばらつきを抑えて、
そのばらつきに起因する電流のばらつきが抑制される。
ダミーセルを過消去状態として安定したセル電流を得る
ことができる。このセル電流の安定化により、最適な基
準電位VREF レベルの設定が可能となる。読み出し時の
基準電位VREF レベルの安定化により、“1”または
“0”の読み出しにおけるのマージン確保がでる。つま
り、バランスがとれ、高速の読み出し動作を実現するこ
とができる。
DBCからはメモリセルC11〜Cmnに流れる電流に
より決まる電位VSAが、ダミーデータラインバイアス回
路DDBCからはダミーセルDC1〜DCmに流れる電
流によって決まる基準電位VREF 電位が、それぞれ差動
増幅回路SAに加えられる。差動増幅回路SAでは、そ
れらの2つの入力が比較され、メモリセルC11〜Cm
n中のデータが“1”または“0”と判定される。一
方、ダミーセルDC1〜DCmには、消去ゲートが設け
られている。このため、ダミーセルは、メモリセルC1
1〜Cmnと同様に、消去される。また、ダミーセルD
C1〜DCmは、メモリセルC11〜Cmnと同一形
状、同一サイズのセルとして構成されている。このた
め、中性状態のセルを用いた場合に避けられない、マス
クの合わせずれ等による容量結合のばらつきを抑えて、
そのばらつきに起因する電流のばらつきが抑制される。
ダミーセルを過消去状態として安定したセル電流を得る
ことができる。このセル電流の安定化により、最適な基
準電位VREF レベルの設定が可能となる。読み出し時の
基準電位VREF レベルの安定化により、“1”または
“0”の読み出しにおけるのマージン確保がでる。つま
り、バランスがとれ、高速の読み出し動作を実現するこ
とができる。
【0019】さて、図1、図2に示すような回路構成及
びセル構成のE2 ROMにおいては、読み出し時におけ
る基準電位VREF は、図3(c)に示すように、差動増
幅回路SAに入力する“0”読み出し時の電位VSA0 と
“1”読み出し時の電位VSA1 の中間レベルに、設定さ
れる。ダミーセルDC1〜DCmとして中性状態のセル
を用いた場合は、プロセスのばらつきにより基準電位V
REF は図3(a)、(b)に示すように安定しない。し
かしながら、電気的に消去可能なダミーセルDC1〜D
Cmを用いると、過消去状態としてセル電流を安定化さ
せ、プロセスのばらつきの影響を受けない最適基準電位
VREF にレベル設定可能である。
びセル構成のE2 ROMにおいては、読み出し時におけ
る基準電位VREF は、図3(c)に示すように、差動増
幅回路SAに入力する“0”読み出し時の電位VSA0 と
“1”読み出し時の電位VSA1 の中間レベルに、設定さ
れる。ダミーセルDC1〜DCmとして中性状態のセル
を用いた場合は、プロセスのばらつきにより基準電位V
REF は図3(a)、(b)に示すように安定しない。し
かしながら、電気的に消去可能なダミーセルDC1〜D
Cmを用いると、過消去状態としてセル電流を安定化さ
せ、プロセスのばらつきの影響を受けない最適基準電位
VREF にレベル設定可能である。
【0020】このように、電気的に消去可能なダミーセ
ルDC1〜DCmを用いる方法は、ダミーデータライン
方式に限らず、固定基準電位VREF 方式でもよいし、ダ
ミーセルを用いて基準電位VREF を発生する全ての手段
に適用して有効である。
ルDC1〜DCmを用いる方法は、ダミーデータライン
方式に限らず、固定基準電位VREF 方式でもよいし、ダ
ミーセルを用いて基準電位VREF を発生する全ての手段
に適用して有効である。
【0021】図4は本発明の他の実施例に係る半導体メ
モリ装置の概略構成図である。本実施例の第1の実施例
と異なる点は、消去回路を本体セル側とダミーセル側に
分けた点にある。即ち、メモリセルC11〜Cmnの消
去ゲートに本体セル消去回路CECを接続し、ダミーセ
ルDC1〜DCmの消去ゲートにダミーセル消去回路D
CECを接続している。
モリ装置の概略構成図である。本実施例の第1の実施例
と異なる点は、消去回路を本体セル側とダミーセル側に
分けた点にある。即ち、メモリセルC11〜Cmnの消
去ゲートに本体セル消去回路CECを接続し、ダミーセ
ルDC1〜DCmの消去ゲートにダミーセル消去回路D
CECを接続している。
【0022】つまり、メモリセルC11〜Cmnは書き
込みや消去を繰り返し行なう。これに対して、ダミーセ
ルDC1〜DCmは書き込むことはなくもっぱら消去の
みしか行なわない。このため、ダミーセルDC1〜DC
mは数多くの消去サイクルを繰り返す必要はない。消去
サイクルによりかえって過消去ストレスがかかってしま
う。これに対し、図4のように、メモリセルC11〜C
mnの本体セル消去回路CECと、ダミーセルDC1〜
DCmのダミーセル消去回路DCECとを、個別に動作
可能にしておけば、ダミーセル消去回路DCECによる
ダミーセルDC1〜DCmの消去はデバイスを使用する
際の初期状態を与えるために行ない、メモリセルC11
〜Cmnの情報の書き換え時には消去しないようにする
ことができる。これにより、ダミーセルDC1〜DCm
への過消去ストレスが回避される。さらに、ダミーセル
DC1〜DCmの消去は、例えば、ダイソート時に行な
えるよう、専用パッドを設けてダミーセルのみの消去が
できるようにするか、テスト機能の1つとしてアドレス
ピンに高電圧を印加しダミーセルのみの消去ができるよ
うにしてダミーセルの初期化を計るようにしてもよい。
込みや消去を繰り返し行なう。これに対して、ダミーセ
ルDC1〜DCmは書き込むことはなくもっぱら消去の
みしか行なわない。このため、ダミーセルDC1〜DC
mは数多くの消去サイクルを繰り返す必要はない。消去
サイクルによりかえって過消去ストレスがかかってしま
う。これに対し、図4のように、メモリセルC11〜C
mnの本体セル消去回路CECと、ダミーセルDC1〜
DCmのダミーセル消去回路DCECとを、個別に動作
可能にしておけば、ダミーセル消去回路DCECによる
ダミーセルDC1〜DCmの消去はデバイスを使用する
際の初期状態を与えるために行ない、メモリセルC11
〜Cmnの情報の書き換え時には消去しないようにする
ことができる。これにより、ダミーセルDC1〜DCm
への過消去ストレスが回避される。さらに、ダミーセル
DC1〜DCmの消去は、例えば、ダイソート時に行な
えるよう、専用パッドを設けてダミーセルのみの消去が
できるようにするか、テスト機能の1つとしてアドレス
ピンに高電圧を印加しダミーセルのみの消去ができるよ
うにしてダミーセルの初期化を計るようにしてもよい。
【0023】以上のように、ダミーセルDC1〜DCm
を電気的に消去することにより、セル電流を安定化で
き、マージンのある高速読み出しを行なうことができ
る。
を電気的に消去することにより、セル電流を安定化で
き、マージンのある高速読み出しを行なうことができ
る。
【0024】図5は本発明の更に他の実施例に係る半導
体メモリ装置の概略構成図である。本実施例では先の各
実施例と異なり、メモリセルC11〜Cmnやダミーセ
ルDC1〜DCmとして、消去ゲートを使用せず、ドレ
インと浮遊ゲート間のトンネル電流で消去するタイプの
セルを用いた場合の構成である。このようにしたことか
ら、カラムデコーダCD、トランスファーゲートTR1
〜TRnおよび本体セル消去回路CECを制御するため
の消去コントロール回路ECCと、トランスファーゲー
トCTDL、TRDLおよびダミーセル消去回路DCE
Cを制御するためのダミーセル消去コントロール回路D
ECCと、が設けられている。
体メモリ装置の概略構成図である。本実施例では先の各
実施例と異なり、メモリセルC11〜Cmnやダミーセ
ルDC1〜DCmとして、消去ゲートを使用せず、ドレ
インと浮遊ゲート間のトンネル電流で消去するタイプの
セルを用いた場合の構成である。このようにしたことか
ら、カラムデコーダCD、トランスファーゲートTR1
〜TRnおよび本体セル消去回路CECを制御するため
の消去コントロール回路ECCと、トランスファーゲー
トCTDL、TRDLおよびダミーセル消去回路DCE
Cを制御するためのダミーセル消去コントロール回路D
ECCと、が設けられている。
【0025】以上のような構成において、データの読み
出し時と書き込み時には、トランスファーゲートTR1
〜TRnならびにTRDLはオフ状態となる。これによ
り、各データ線DL1〜DLnは独立の状態となる。こ
れにより、読み出し時や書き込み時には、各データ線を
任意の電位に設定可能である。メモリセルC11〜Cm
nを消去する時には、消去コントロール回路ECCによ
って、カラムデコーダCDを通じてトランスファーゲー
トCT1〜CTnをオフすると共に、トランスファーゲ
ートTR1〜TRnをオンする。このオンにより、メモ
リセルC11〜Cmnのドレインに接続されたデータ線
DL1〜DLnは、本体セル消去回路CECに接続され
る。本体セル消去回路CECからメモリセルC11〜C
mnのドレインに高電圧が印加され、各メモリセルC1
1〜Cmnが消去される。この時、トランスファーゲー
トCT1〜CTnはオフしているので、消去用の高電圧
がデータラインバイアス回路DBCに加わることはな
い。一方、ダミーセルDC1〜DCmを消去する時に
は、ダミーセル消去コントロール回路DECCにより、
トランスファーゲートCTDLをオフすると共にトラン
スファーゲートTRDLをオンする。これにより、ダミ
ーセルDC1〜DCmのドレインに接続されたダミーデ
ータラインDDLが、ダミーセル消去回路DCECに接
続される。この状態で、その消去回路DCECからダミ
ーセルDC1〜DCmのドレインに高電圧を印加するこ
とにより、ダミーセルDC1〜DCmが消去される。こ
の時、トランスファーゲートCTDLはオフしているの
で、消去用の高電圧がダミーデータラインバイアス回路
DDBCに加わるのは防止される。
出し時と書き込み時には、トランスファーゲートTR1
〜TRnならびにTRDLはオフ状態となる。これによ
り、各データ線DL1〜DLnは独立の状態となる。こ
れにより、読み出し時や書き込み時には、各データ線を
任意の電位に設定可能である。メモリセルC11〜Cm
nを消去する時には、消去コントロール回路ECCによ
って、カラムデコーダCDを通じてトランスファーゲー
トCT1〜CTnをオフすると共に、トランスファーゲ
ートTR1〜TRnをオンする。このオンにより、メモ
リセルC11〜Cmnのドレインに接続されたデータ線
DL1〜DLnは、本体セル消去回路CECに接続され
る。本体セル消去回路CECからメモリセルC11〜C
mnのドレインに高電圧が印加され、各メモリセルC1
1〜Cmnが消去される。この時、トランスファーゲー
トCT1〜CTnはオフしているので、消去用の高電圧
がデータラインバイアス回路DBCに加わることはな
い。一方、ダミーセルDC1〜DCmを消去する時に
は、ダミーセル消去コントロール回路DECCにより、
トランスファーゲートCTDLをオフすると共にトラン
スファーゲートTRDLをオンする。これにより、ダミ
ーセルDC1〜DCmのドレインに接続されたダミーデ
ータラインDDLが、ダミーセル消去回路DCECに接
続される。この状態で、その消去回路DCECからダミ
ーセルDC1〜DCmのドレインに高電圧を印加するこ
とにより、ダミーセルDC1〜DCmが消去される。こ
の時、トランスファーゲートCTDLはオフしているの
で、消去用の高電圧がダミーデータラインバイアス回路
DDBCに加わるのは防止される。
【0026】ダミーセルDC1〜DCmは何回も繰り返
し消去する必要がない。このため、ダミーセルDC1〜
DCmに過消去ストレスがかかるのを防止することがで
きる。そして、メモリセルC11〜Cmnを電気的に消
去することにより、セル電流を安定でき、高マージンの
高速読み出しを実現することができる。
し消去する必要がない。このため、ダミーセルDC1〜
DCmに過消去ストレスがかかるのを防止することがで
きる。そして、メモリセルC11〜Cmnを電気的に消
去することにより、セル電流を安定でき、高マージンの
高速読み出しを実現することができる。
【0027】なお、本実施例ではドレインと浮遊ゲート
間のトンネル電流によりセルを消去する例を挙げたが、
ソースと浮遊ゲート間の電界により消去するようにして
もよい。さらに、本体セルとダミーセルの構造や消去機
構が上記のものと異なる場合でも、基準電位を発生する
ためのセルトランジスタを消去、つまり浮遊ゲートに正
孔を蓄積する方法においても、本発明の思想は有効に適
用可能である。
間のトンネル電流によりセルを消去する例を挙げたが、
ソースと浮遊ゲート間の電界により消去するようにして
もよい。さらに、本体セルとダミーセルの構造や消去機
構が上記のものと異なる場合でも、基準電位を発生する
ためのセルトランジスタを消去、つまり浮遊ゲートに正
孔を蓄積する方法においても、本発明の思想は有効に適
用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ダ
ミーセルを電気的に消去可能とすることにより、中性状
態のセルを用いて基準電位を得る場合に問題となったプ
ロセスのばらつき、例えばカプリング比のばらつき等が
抑えられ、安定したダミーセル電流が得られ、結果的に
安定した基準電位を得ることが可能であり、データの読
み出し時の“0”読み出しと“1”読み出しの間に十分
なマージンが確保でき、バランスの取れた高速な読み出
しが実現できる。
ミーセルを電気的に消去可能とすることにより、中性状
態のセルを用いて基準電位を得る場合に問題となったプ
ロセスのばらつき、例えばカプリング比のばらつき等が
抑えられ、安定したダミーセル電流が得られ、結果的に
安定した基準電位を得ることが可能であり、データの読
み出し時の“0”読み出しと“1”読み出しの間に十分
なマージンが確保でき、バランスの取れた高速な読み出
しが実現できる。
【図1】本発明の一実施例の概略構成図。
【図2】図1のメモリセルならびにダミーセルの構造を
示す平面図及びそのA−A´線断面図である。
示す平面図及びそのA−A´線断面図である。
【図3】基準電圧と“0”読み出しレベル、“1”読み
出しレベルの関係を示す線図である。
出しレベルの関係を示す線図である。
【図4】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の概略構成図であ
る。
る。
CD カラムデコーダ RD ロウデコーダ DBC データラインバイアス回路 SA 差動増幅回路 DDBC ダミーデータラインバイアス回路 CT1〜CTn トランスファーゲート DL1〜DLn データ線 WL1〜WLm ワード線 C11〜Cmn メモリセル DC1〜DCm ダミーセル DDL ダミーデータライン EC 消去回路 CTD トランスファーゲート CEC 本体セル消去回路 DCEC ダミーセル消去回路 ECC 消去コントロール回路 DECC ダミーセル消去コントロール回路 TR1〜TRn トランスファーゲート TRDL トランスファーゲート CTDL トランスファーゲート
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも浮遊ゲートと制御ゲートを有す
る不揮発性メモリセルの複数がマトリクス状に配列され
たメモリセルアレイと、 少なくとも浮遊ゲートと制御ゲートを有するダミーセル
と、 少なくとも1つの前記メモリセルを選択する選択回路
と、 前記選択されたメモリセルが導通状態にあるか否かを検
出するためのバイアス電圧を加えるデータラインバイア
ス回路と、 前記ダミーセルにバイアス電圧を加えてそのダミーセル
に電流を流すダミーデータラインバイアス回路と、 前記データラインバイアス回路が、前記選択されたメモ
リセルのオン、オフ状態に応じた値として出力する検知
電圧と、前記ダミーデータラインバイアス回路が、前記
ダミーセルに電流が流れることにより生じる基準電圧
と、がそれぞれ加えられる比較手段と、 前記メモリセル及び前記ダミーセルのそれぞれにおける
浮遊ゲートから電子を抽出可能な消去手段と、を備える
ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】前記メモリセル及びダミーセルはそれぞれ
さらに消去ゲートを有し、それらの消去ゲートに前記消
去手段が接続されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】前記消去手段は、メモリセル側消去手段と
ダミーセル側消去手段とを有し、前記メモリセル側消去
手段は前記メモリセルに接続され、前記ダミーセル側消
去手段は前記メモリセルに接続されている、請求項1記
載の装置。 - 【請求項4】前記メモリセル及びダミーセルはそれぞれ
さらに消去ゲートを有し、前記消去手段は、メモリセル
側消去手段とダミーセル側消去手段とを有し、前記メモ
リセル側消去手段は前記メモリセルの前記消去ゲートに
接続され、前記ダミーセル側消去手段は前記メモリセル
の前記消去ゲートに接続された、請求項1記載の装置。 - 【請求項5】前記ダミーセルは列方向に複数設けられて
おり、前記選択手段によって1つ宛選択される、請求項
1〜4のいずれかに記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4243687A JPH0696591A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4243687A JPH0696591A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696591A true JPH0696591A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17107495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4243687A Pending JPH0696591A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0696591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0855486A (ja) * | 1994-03-28 | 1996-02-27 | Sgs Thomson Microelettronica Spa | 不揮発性メモリセルの内容の差分評価の為の基準信号発生方法およびその発生回路 |
US10176878B2 (en) | 2016-05-02 | 2019-01-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Sense amplifier and memory device using the same |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP4243687A patent/JPH0696591A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0855486A (ja) * | 1994-03-28 | 1996-02-27 | Sgs Thomson Microelettronica Spa | 不揮発性メモリセルの内容の差分評価の為の基準信号発生方法およびその発生回路 |
US10176878B2 (en) | 2016-05-02 | 2019-01-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Sense amplifier and memory device using the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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