JPH0696459B2 - ガラス板加工機械 - Google Patents

ガラス板加工機械

Info

Publication number
JPH0696459B2
JPH0696459B2 JP62227519A JP22751987A JPH0696459B2 JP H0696459 B2 JPH0696459 B2 JP H0696459B2 JP 62227519 A JP62227519 A JP 62227519A JP 22751987 A JP22751987 A JP 22751987A JP H0696459 B2 JPH0696459 B2 JP H0696459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
cutting
polishing
unit
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62227519A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63156029A (ja
Inventor
茂 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Kiko Co Ltd
Original Assignee
Bando Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/913,380 external-priority patent/US4698088A/en
Application filed by Bando Kiko Co Ltd filed Critical Bando Kiko Co Ltd
Publication of JPS63156029A publication Critical patent/JPS63156029A/ja
Publication of JPH0696459B2 publication Critical patent/JPH0696459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/03Glass cutting tables; Apparatus for transporting or handling sheet glass during the cutting or breaking operations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/027Scoring tool holders; Driving mechanisms therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/033Apparatus for opening score lines in glass sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2249/00Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
    • B65G2249/04Arrangements of vacuum systems or suction cups

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車の窓ガラス、例えば、サイドウイン
ド,フロントウィンド,リアウィンド、リアクォータウ
ィンド等を多品種小量生産するに適するガラス板加工機
械に関する。もちろん、自動車ガラスに限らず、テーブ
ル上に置くテーブルトップガラス、その他変形ガラス板
のエッヂ等を研削し加工することにも使用できるガラス
板加工機械でもある。
また、本発明のガラス板加工機械は、数値制御方式に基
づいて加工及びガラス板搬送等が行なわれるように構成
された加工機械である。
また、本発明は、数値制御装置によって研磨とガラス切
断とを同時に行い、またガラス板の送りを当該数値制御
装置により行うように構成されたガラス板加工機械を提
供する。
さらに、本発明は、素板ガラスの切断から折り割り、さ
らに研磨仕上げまでを一台の機械で、数値制御装置によ
り、一貫して、流れ作業で行うガラス板加工機械であ
る。
即ち、ガラス板に対して研磨工程で研磨を行っていると
き、同時に切断工程では、別のガラス板に対してカッタ
ーによる切りすじ付けが行われるガラス板加工機械であ
る。
この本発明によるガラス板加工機械は、数値情報に基い
て素板ガラスを切断するための切断線を当該素板ガラス
板に形成する切断部と、切断エッヂを研磨する研磨部
と、切断部と研磨部との間にあって切断ガラス(切断線
即ち切りすじ線入りガラス板)を切りすじ線の通り折り
割りする折り割り部と、切断部、折り割り部及び研磨
部、さらに、場合によっては取出し部へとガラス板を順
次、搬送するガラス搬送部とを有している。
そして、本発明によるガラス板加工機械は、更に切断部
と研磨部とを共通の運動機構で連結して、それぞれの動
作を連動させ、切断作業と研磨作業とを同時に平行して
行わせるように構成されており、この作業中に同時に折
り割り部で、次の作業段階即ち次のサイクルで研磨部へ
移送されるガラス板に対して折り割り作業を行わせるよ
うに構成されたガラス板加工機械である。
ところで、従来のガラス板加工機械は、ガラス切断、折
り割り及びガラス研磨を、それぞれ別々に全く独立して
行っており、極端な場合、夫々の作業を別々の機械で行
っているのである。
自動化されたラインにおいては、これら機械は多数のコ
ンベア装置や、ガラス反転機等に接続された構造となっ
ている。
このため、加工ラインは長大となり、各機械装置を自動
運転するための電気制御系が複雑となる。
また特に、このような加工ラインにおいては、ガラス切
断機、折り割り装置、ガラス研磨機にガラス板を供給す
るたびに、ガラス板を正確に位置決めすることが必要と
なり、各機械が複雑となる。また、それぞれの機械によ
って作業スピード即ち加工スピードが異るため、ガラス
板を一時的に溜めるストッカ等の余分な機械装置が必要
になる。さらに、加工ラインが長大複雑になるため、加
工すべきガラスの種類が替わる時に手間、即ち長い切り
替え時間を必要とする。
そこで、本発明の目的は、従来の機械の上記のような欠
陥を除去するためになされたものである。
即ち、本発明の目的は、素板ガラスの切断から研磨仕上
げまでを一台のコンパクトな機械で行えること、数値制
御装置により、ガラス板切断からガラス板研磨、ガラス
板搬送、ガラス板位置決め等の夫々の作業が同時に行わ
れる機械を提供することにある。
また、本発明の目的は、ガラス板の加工の種類を替える
のを簡単に行い得るガラス板加工機械を提供するにあ
る。
本発明によれば、前述の目的は、素板ガラスを切断する
ための切断線を該素板ガラスに形成する切断部と、切断
線が形成された素板ガラスを該切断線に沿って自動的に
折り割りする折り割り部と、折り割りされたガラスのエ
ッヂを研磨する研磨部と、素板ガラスを連続的に加工す
るように該素板ガラスを切断部、折り割り部及び研磨部
の夫々に順次かつ自動的に搬送するガラス搬送部と、切
断部、研磨部及びガラス搬送部の夫々に接続されてお
り、該切断部、研磨部及びガラス搬送部の夫々を数値制
御する制御手段とを備えており、制御手段が、切断部及
び研磨部の夫々を動作させると共に、切断部及び研磨部
の動作中に折り割り部を動作させるように構成されたガ
ラス板加工機械において、切断部における切断線形成手
段及び研磨部における研磨手段が、素板ガラスの搬送方
向に関して一体的に移動するように共通の運動手段に担
持されており、折り割り部は、素板ガラスを載置する折
り割りコンベアを備えており、素板ガラスが、該素板ガ
ラスの研磨部への吸着搬送を兼ねる吸着パットにより折
り割コンベアに押圧固定された状態で、運動手段とは独
立して設けられた折り割り手段によって折り割りされる
ガラス板加工機械によって達成される。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
図示するように、本発明のガラス板加工機械は右側に切
断部1、左側に研磨部2、中央に折り割り部3、そして
背後にガラス搬送装置としてのガラス搬送部4が夫々配
置されている。さらに切断部1の前方には入込みテーブ
ル5が、研磨部2の後方には取り出しコンベア6が夫々
配設されている。
切断部1の切断ヘッド7、研磨部2の研磨ヘッド8は、
共通の運動手段9に装置され、数値制御されたこれらの
共通の運動手段9によって、直交平面座標系について同
一平行運動をする。
即ち、切断ヘッド7及び研磨ヘッド8は直交座標系のX
軸及びY軸を共有している。
本発明によるガラス板加工機械は、切断ヘッド7及び研
磨ヘッド8に本ガラス板加工機械の正面から見て左右方
向であるX軸方向の運動を行わせ、ガラス板を保持する
ワークテーブル19に本ガラス板加工機械の正面から見て
前後方向であるY軸方向の運動を行わせる。
機台10の両端部に立設された門型の枠台11を介して、ワ
ークテーブル19の上方に架台12が架設されている。この
架台12の正面に2組のスライドレール装置13及び13が、
X軸方向に沿って、平行に設けられている。このスライ
ドレール装置13及び13は、架台12に敷設されたレール本
体14と、このレール本体14上を移動する複数のスライド
15とからなり、これらのスライド15には直動台16が固定
されている。
この直動台16に、前記切断ヘッド7及び研磨ヘッド8が
装置されてる。したがって切断ヘッド7及び研磨ヘッド
8は、上記スライド装置13及び13によってX軸方向に直
動台16と共に一体となって夫々移動案内される。
X軸方向への直動台16の駆動は2組のスライドレール本
体14の間に設けられた送りねじ17と、この送りねじ17に
接続されたX軸制御モーター18とによって行われる。
上記切断ヘッド7及び研磨ヘッド8の下方には、ワーク
テーブル19がY軸方向に移動案内されるように設置され
ている。
このワークテーブル19の上には、上記切断ヘッド7に対
応して切断用のテーブル20が、研磨ヘッド8に対応して
吸盤21が夫々配置されている。切断用のテーブル20は、
切断する素板ガラス22を下面全体に亘って平面支持する
広さを有し、この平面支持する上面は平坦に形成され、
かつ、上面にはシートが張着されてガラス板に傷を付け
ないように構成されている。一方吸盤21はガラス板を真
空吸着するように配管弁を経て真空ポンプ(図示せず)
に接続されている。さて、ワークテーブル19は、その両
端部にY軸方向に沿って互いに平行に配置されたスライ
ド23及び23を有し、このスライド23及び23がスライドレ
ール24及び24に係合している。このような係合によっ
て、テーブル19はスライドレール24及び24に支持されて
いる。これらスライドレール24及び24は機台10のY軸方
向に沿って平行に敷設されているので、テーブル19はY
軸方向に移動案内される。
テーブル19のY軸方向における駆動は、スライドレール
24及び24に沿って設けられた2組の送りねじ25及び25
と、これら送りねじ25及び25を連結するギアボックス2
6,26及びランシャフト27と、ベルト伝動手段を介してこ
のラインシャフト27を駆動するY軸制御モータ28とによ
って行われる。
第1図、第3図から第6図に示されるように、X軸方向
に移動する直動台16の前面29には、ワークテーブル19の
吸盤21及び切断テーブル20に対応して軸受装置30及び30
が夫々配設されている。これら軸受装置30及び30は、ベ
アリングにより保持されたシャフト31を備えている。こ
のシャフト31は、X軸、Y軸による平面座標系と直交す
る鉛直軸に沿って配置されており、これらシャフト31の
それぞれに切断ヘッド7及び研磨ヘッド8が取付けられ
ている。したがって、切断ヘッド7及び研磨ヘッド8は
シャフト31の回転で、XY軸座標軸に直交する鉛直軸の回
りで回動制御される。
これら切断ヘッド7及び研磨ヘッド8の回動の駆動は、
各軸受装置30のシャフト31及び31夫々に取り付けられた
ベベルギア32及び32と、これらベベルギア32と組合わさ
れる、当該ベベルギア32,32が両端に夫々取付けられた
ラインシャフト33と、このラインシャフト33を駆動する
Z軸制御モータ34とによって行われる。
第11図及び第12図に示すように、切断ヘッド7は、カッ
タホイル35を備えたカッタ本体36と、このカッタ本体36
のセッテング位置を水平面内における直交する2方向に
関して夫々調整するセッティングスライド37及びクロス
スライド38と、上記セッティングスライド37を取り付け
たフレーム39とを備え、このフレーム39の上部で、上記
軸受装置30のシャフト31に取り付けられている。
セッティングスライド37はねじ371によって所定の一方
向にスライド調節され、クロススライド38はねじ381に
って当該一方向と交わる他の一方向にスライド調節され
る。
カッター本体36は第12図に示すように、セッティングス
ライド37に取り付ける本体40と、この本体40にスライド
ベアリング等を介して上下動自在に保持されたピストン
ロッド41と、本体40に取付けられこのピストンロッド41
を上下動させるエアシリンダ42とを有し、上記ピストン
ロッド41の先端にカッタホイル35が取り付けられてい
る。
ピストンロッド41は矢印390方向に沿うZ軸方向に上下
動され、ガラス切断時、下降して、カッタホイル35に対
してガラス板面と直角方向の切削圧を与える。
カッタホイル35の位置は、上記セッティングスライド37
及びクロススライド38により、即ち夫々の調節ねじ371,
381を動かすことによりこの切断ヘッド7の回転軸心、
即ち前記軸受装置30のシャフト31の軸心391の位置に合
わすことができ、また、カッタホイル35の位置を軸心39
1の位置からずらすことができ、これにより切断軌跡の
微調整が可能になる。つまり、切断軌跡は拡大、又は縮
小できる。もちろん、カッタホイル35は、シャフト31の
回転制御を受けて、この切断方向が常に切断線(切りす
じ)に対して接線方向を保つように角度制御される。
第9図及び第10図に示されるように、研磨ヘッド8は、
スピンドルモータ43とこのスピンドルモータ43の取り付
け位置を水平面内で直交する2方向に夫々調整するため
の切込み調整スライド44及びクロススライド45と、研磨
ホイル47の上下位置調整する垂直スライド46とを備え、
スピンドルモータ43のシャフトに研磨ホイル47が装着さ
れている。
切込み調整スライド44はねじ441をまわすことにより所
定の一方向に移動調節され、クロススライド45はねじ45
1をまわすことにより前記一方向と直交する他の一方向
に移動調節され、垂直スライド46はねじ461をまわすこ
とにより前記両方向に直交する方向に移動調節される。
そして、上記クロススライド45の上部で、前記軸受装置
30のシャフト31に取り付けられ、このシャフト31により
研磨ヘッド8全体が懸吊的に保持されている。
上記研磨ヘッド8は、研磨ホイル47を、その周端研磨面
が、切込み調整スライド44及びクロススライド45の調整
により、即ち、ねじ441及びねじ451を夫々まわすことに
より上記シャフト31の軸心に一致するように装着してい
る。このように、研磨ホイル47の周端の研磨点Pが上記
シャフト31の軸心392上に一致しているとき、この研磨
ホイル47の周端の研磨点Pと、前述切断ヘッド7のカッ
タホイル35とほぼ一致した移動軌跡を描く。そこで、研
磨ヘッド8は、上記切込み調整スライド44をねじ441に
より調整して、研磨ホイル47の周端の研磨点Pを上記シ
ャフト31の軸心より前方へ出し(切込み量を与える)移
動軌跡を幾分縮少することにより研磨仕上げするのであ
る。
もちろん、この研磨ホイル47もまた、上記シャフト31の
回転制御により、研磨ホイル47の周端の研磨点Pが、ガ
ラスのエッヂラインに対して、常々定角度を保って移動
するように角度制御されるのである。
第1図,第2図から第5図及び第7図には、ガラス搬送
部であるガラス搬送装置49が示されている。
このガラス搬送装置49は、ワークテーブル19の上方に、
且つ切断用のテーブル20及び研磨用の吸盤21に沿って設
けられている。
このガラス搬送装置49は、機台10の両側枠台11及び11
に、X軸方向に移動可能な架台12と平行して架設された
送り軸架台50を有しており、その下面に設けられた平行
なガイドレール51及び51に、移動台52がスライド53及び
53を介して、X軸方向と平行に移動案内されるように付
設される。
このガラス搬送装置49の移動台52の移動のための駆動
は、2組のガイドレール51及び51の間に設けられた送り
ねじ80と、この送りねじ80に歯付ベルト等の伝導手段81
を介して接続された送り軸駆動モータ82とによって行わ
れる。この送り軸駆動モータ82は、数値制御装置からの
数値情報に基いて制御される。
したがって後述されるようにこのガラス搬送装置49によ
るガラスの搬送、即ち移送は数値制御によって精確に行
われる。
また、上記移動台52の下面にはブラケット54及び54を介
して移送枠55が取付けられている。
この移送枠55は、入込みテーブル5から研磨部2に至る
迄の長さを有し、各作業部のポジション、即ち各ヘッド
の位置に対応する位置夫々に吸着パッド56を備えてい
る。即ち、これら吸着パッド56は、入込みテーブル5、
切断テーブル20及び吸盤21さらに後述する折り割りコン
ベア73夫々に対応するそれぞれの上方に位置している。
第13図に示すように、これらの吸着パッド56は、ブラケ
ット57を介して移送枠55に装着されたそれぞれのエアシ
リンダ装置58に取り付けられている。
吸着パッド56は、エアシリンダ装置58のピストンロッド
59に取り付けられており、エアシリンダ装置58は、ピス
トンロッド59の伸長によってこの吸着パッド56を吸着す
べき板ガラス22に吸着させ、ピストンロッド59の引上げ
によってこのガラス板22を持上げるのである。
ガラス搬送装置49は、この状態で移送枠55を移動させ、
この移動に伴なって板ガラス22を次の作業部のポジショ
ンへ移送し、エアシリンダ装置58によって再び吸着パッ
ド56を垂下させ、この垂下を行なった後に板ガラス22を
吸着している吸引力を解きガラス板22をこの作業部に受
け渡すように構成されている。なお、上記の各エアシリ
ンダ装置58は回り止めの機構が設けられており、この回
り止め機構により、吸着パッド56を上下動させる際、こ
れら吸着パッド56が回動しないように構成されている。
第4図及び第5図に示されるように、移送枠55には、折
り割り部3において、この折り割り部3の周囲を取り囲
むように囲み枠60が設けられている。
囲み枠60は、この囲み枠60の枠縁61より内方であって、
かつ下向に取り付けられた、複数個のプレス装置62及
び、端切りカッター装置63夫々を有している。
第13図に示されるように、プレス装置62は、ピストンロ
ッド64の先端に突起65を設けたエアシリンダ66と、この
エアシリンダ66を縦に取り付けたブラケット67とからな
り、このブラケット67を介して、枠縁61に取り付けられ
る。ガラス板22の折り割りはピストンロッド64を突出さ
せて、突起65でガラス板を叩いて行う。端切りカッタ装
置63は、ピストンロッドの先端にカッタブロック68を取
り付け、ピストンロッドをガラス板22に対して直角に上
下動させる第1エアシリンダ69と、この第1エアシリン
ダ69を横方向にスライド移動自在に保持するガイドシャ
フト70と、第1エアシリンダ69に取り付けられ、この第
1エアシリンダ69を移動させる第2エアシリンダ71と、
上記ガイドシャフト70を保持するブラケット72とからな
り、このブラケット72を介して枠縁61に取り付けられ
る。この端切りカッタ装置63による端切りは、先ず、第
1エアシリンダ69を動作してカッタブロック68をガラス
板に当て、この状態で次に、第2エアシリンダ71を動作
して、カッタブロック68を横方向へ引くのである。な
お、この端切りは切断ヘッド7による切断線の外側に存
在するガラス板の不要部に施す。
この端切りカッタ装置63により端切りを施した後、プレ
ス装置62を動作させてガラス板を折り割る。また、上記
折り割り部3は、上記のプレス装置62及び端切りカッタ
装置63の他、折り割りコンベア73の組合せからなる。
この折り割りコンベア73は、ワークテーブル19の切断用
のテーブル20と研磨用の吸盤21との間において、ワーク
テーブル19の上を横切って架設されている。
この折り割りコンベア73は、その上面が隣り合う切断用
のテーブル20及び研磨用の吸盤21の上面夫々とほぼ平面
的に並べられている。
また、折り割りコンベア73は、ワークテーブル19上を横
切って進行するコンベアベルト74と、このコンベアベル
ト74を内側から水平に支持する支持板兼用フレーム75
と、この支持板兼用フレーム75の両端において軸受を介
して支持され上記コンベアベルト74を回走即ち循環移動
させるドラム76及び76と、上記支持板兼用フレーム75に
ブラケットを介して取り付けられ、上記ドラム76の一方
を駆動する駆動モーター77とからなり、支持板兼用フレ
ーム75の両側でブラケット78及び78を介して機台10によ
り支持されている。
上記折り割りコンベア73の上面の広さは、本加工機械に
供給される最大サイズの素板ガラス22が全面的に支持さ
れ得る大きさに定めてある。折り割りによっ生じたカレ
ットは、コンベアベルト74を駆動することによって本加
工機械の外へ放出し、同時にコンベアベルト74の掃除さ
れた新しいベルト面で、次に供給されるガラス板を受け
る。
第1図、第5図、第6図、第8図について本発明による
ガラス板加工機械の動作、及び素板ガラスの供給から加
工仕上りまでを順に説明する。
このガラス板加工機械のスタートに際し、もちろん、カ
ッタホイル35及び研磨ホイル47、さらにワークテーブル
19、ガラス搬送装置49の各々は原点即ちスタート位置に
待機する。なお、ワークテーブル19は、ガラス搬送装置
49の吸着パッド56の真下の位置が原点である。このワー
クテーブル19のスタート位置において、ガラス板22の進
行方向に沿って並んだ吸着パッド56の中心線とワークテ
ーブル19の中心線とは一致するように合わされている。
さらに、ガラッス搬送装置49の原点は、移送枠55がガラ
ス板の供給側である入込み側に寄った位置即ち入込みテ
ーブル5上に吸着パッド56が位置するときであり、吸着
パッド56が第1図に示す如き位置に位置する状態で規定
されている。
さて、上記のように、各作業部が原点にあるとき、先
ず、ガラス板の入込みテーブル5上に素板ガラス22を置
き、ガラス板加工機械のスタートボタンを押下して、本
ガラス板加工機械をスタートさせると、先ず、吸着パッ
ド56Aが垂下して、素板ガラス22を吸着し、持上げる。
この状態から、移送枠55が移動して、吸着パッド56Aが
切断用テーブル20の所定位置に達すると、吸着パッド56
Aは垂下し、素板ガラス板22に対する吸引を解いて、素
板ガラス22を切断用テーブル20上に置き、吸着パッド56
は再び上昇し復帰する。その後ただちに、移送枠55が、
原点へ引返すために移動を開始すると同時に切断ヘッド
7、研磨ヘッド8及びワークテーブル19が数値制御によ
る運動を開始し、切断作業(カッタホイル35による切り
すじ付け)に入る。
切断作業の終了で切断ヘッド7、研磨ヘッド8そして、
テーブル19夫々が原点に復帰すると、再び、吸着パッド
56が垂下し、ガラス板22を持上げ、移送枠55の移動によ
って、切断用テーブル20上の切断済みガラス板22は、折
り割りコンベア73の上に移送される。この切断用テーブ
ル20には、入込みテーブル5から新しい素板ガラス22が
供給される。
切断用テーブル20上で素板ガラス22が切断(切りすじ付
け)が行われているとき、折り割り部3では先ず、所定
の位置に配置された端切りカッタ装置63で所定部11に切
りが施され、次に、吸着パッド56を垂下し、ガラス板22
を吸着とすると共に、所定の位置に配置したプレス装置
62を動作させて、ガラス端等不要部を折り割り、これら
の不要部の除去を行ないつつ、上記吸着パッド56Cを上
昇させて所定の外形に割り取られたガラス板22を持上げ
る。この状態で切断部1での切断作業が終了するまで待
つ。
切断作業終了後、ガラス搬送装置49の動作で、折り割り
部分3のガラス板22は研磨部2の吸盤21に移送され、折
り割り部3へは次の切断済みガラスが送られ、切断テー
ブル20には新素板ガラス22が供給される。
研磨部2に移送された折り割り済みガラス板は、次の切
断作業と平行して研磨作業が行われ、折り割り部3で
は、これら切断作業及び研磨作業夫々に平行して折り割
り作業が行われている。
もちろん、研磨部3の動作は切断部1の動作に完全に連
動して行われる。
研磨部2で研磨された研磨済みガラス板22は搬送装置49
の次のサイクルで取出しコンベア6上に移動される。ガ
ラス板22は、この取出しコンベア6の動作によって、ガ
ラス板加工機械の外に取り出される。
本発明のガラス加工機械によれば、折り割り部が、素板
ガラスを載置する折り割りコンベアを備えており、素板
ガラスが、該素板ガラスの研磨部への吸着搬送を兼ねる
吸着パットにより折り割りコンベアに押圧固定された状
態で、折り割り部により折り割りされるため、ガラス板
はズレ動くことなく折り割りされ、かつ精確にその位置
を維持して、その吸着パットにより、次の研磨部へ、上
記切断部及び研磨部夫々の加工工具の移動軌跡に合致す
るようにガラス板を搬送することができる。更に、ガラ
ス搬送部は素板ガラスを切断部、折り割り部及び研磨部
の夫々に順次かつ自動的に搬送して該素板ガラスを連続
的に加工するため、一台の機械で素板ガラスの供給から
研磨済みガラスの取り出しまでを入手を全く介さず、自
動的に連続して行い得る。その結果、互いに独立した複
数の専用装置をコンベアにより接続した大規模ラインと
各専用装置を制御する大型コントロール装置とを必要と
する従来システムと比較して非常にコンパクトであり、
素板供給から仕上げ加工までを連続的に一貫して実行し
て高速化し得ると共に高精度加工を可能にし得、多品種
多量生産にも適合し得る。又、制御手段が、切断部、研
磨部及びガラス搬送部の夫々を数値制御するため、複数
の加工装置を使用することなく一つの装置で切断から研
磨まで連続かつ並行して自動的に実施し得、作業数を大
幅に削減し得る。しかも、制御手段は切断部及び研磨部
の動作中に折り割り部を動作させるため、切断、研磨及
び折り割り加工を同時に進行させ得、切断及び研磨加工
に比べて所要時間の少ない折り割り加工を確実に実施し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加工機械の正面図、第2図から第5図
は本発明の加工機械の一部を切欠いて示した平面図、第
4図はガラス搬送部の平面図、第5図は折り割り部の平
面図、第6図から第8図は本発明の加工機械の側面図及
び横断面図、第9図及び第10図は研磨ヘッドの側面図、
第11図及び第12図は切断ヘッドの側面図、第13図は折り
割り部の拡大図である。 1……切断部、2……研磨部、3……折り割り部、4…
…ガラス搬送部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素板ガラスを切断するための切断線を該素
    板ガラスに形成する切断部と、前記切断線が形成された
    素板ガラスを該切断線に沿って自動的に折り割りする折
    り割り部と、前記折り割りされたガラスのエッヂを研磨
    する研磨部と、前記素板ガラスを連続的に加工するよう
    に該素板ガラスを前記切断部、折り割り部及び研磨部の
    夫々に順次かつ自動的に搬送するガラス搬送部と、前記
    切断部、研磨部及びガラス搬送部の夫々に接続されてお
    り、該切断部、研磨部及びガラス搬送部の夫々を数値制
    御する制御手段とを備えており、前記制御手段が、前記
    切断部及び研磨部の夫々を動作させると共に、前記切断
    部及び研磨部の動作中に前記折り割り部を動作させるよ
    うに構成されたガラス板加工機械において、 前記切断部における切断線形成手段及び前記研磨部にお
    ける研磨手段が、前記素板ガラスの搬送方向に関して一
    体的に移動するように共通の運動手段に担持されてお
    り、前記折り割り部は、前記素板ガラスを載置する折り
    割りコンベアを備えており、前記素板ガラスが、該素板
    ガラスの前記研磨部への吸着搬送を兼ねる吸着パットに
    より前記折り割りコンベアに押圧固定された状態で、前
    記運動手段とは独立して設けられた折り割り手段によっ
    て折り割りされるガラス板加工機械。
JP62227519A 1986-09-30 1987-09-10 ガラス板加工機械 Expired - Fee Related JPH0696459B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US913380 1986-09-30
US06/913,380 US4698088A (en) 1985-09-30 1986-09-30 Glass plate fabrication machine under automatic control

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29101893A Division JPH0796453B2 (ja) 1986-09-30 1993-11-19 ガラス板加工機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156029A JPS63156029A (ja) 1988-06-29
JPH0696459B2 true JPH0696459B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=25433216

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62227519A Expired - Fee Related JPH0696459B2 (ja) 1986-09-30 1987-09-10 ガラス板加工機械
JP29101893A Expired - Fee Related JPH0796453B2 (ja) 1986-09-30 1993-11-19 ガラス板加工機械

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29101893A Expired - Fee Related JPH0796453B2 (ja) 1986-09-30 1993-11-19 ガラス板加工機械

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JPH0696459B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035783A1 (fr) * 1997-02-12 1998-08-20 Bando Kiko Co., Ltd. Appareil d'usinage de feuilles de verre

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL84383A (en) * 1987-11-06 1994-08-26 Kyro Oy Apparatus for cutting glass blanks
JPH0675819B2 (ja) * 1988-08-13 1994-09-28 坂東機工株式会社 ガラス板加工機械
JPH02149441A (ja) * 1988-11-30 1990-06-08 Bandou Kiko Kk ガラス板の加工機械
JPH0387552U (ja) * 1989-12-20 1991-09-05
JPH0648754A (ja) * 1992-06-12 1994-02-22 Bando Kiko Kk ガラス板等の加工装置
JP2000247668A (ja) * 1999-02-25 2000-09-12 Bando Kiko Kk ガラス板の加工機械
KR100343507B1 (ko) * 1999-12-30 2002-07-18 유명희 유리가공장치
KR100460079B1 (ko) * 2000-04-21 2004-12-03 삼성코닝정밀유리 주식회사 액정표시장치용 유리기판 에지 그라인더 시스템
KR100460078B1 (ko) * 2000-04-21 2004-12-03 삼성코닝정밀유리 주식회사 액정표시장치용 유리기판 에지 그라인더 시스템 및 그그라인딩 방법
KR100943468B1 (ko) * 2003-06-27 2010-02-22 엘지디스플레이 주식회사 평판표시장치 제조용 기판 절단장치
JP5625225B2 (ja) 2008-02-21 2014-11-19 坂東機工株式会社 ガラス板の加工機械
JP5316009B2 (ja) * 2009-01-14 2013-10-16 坂東機工株式会社 ガラス板の加工装置
CN102699787A (zh) * 2011-03-26 2012-10-03 佛山市顺德区高力威机械有限公司 多级边玻璃磨边机
CN103056664B (zh) * 2013-01-10 2015-07-15 济南德高机器有限公司 一种实现倒角加工型数控角码锯
JP5617948B2 (ja) * 2013-03-18 2014-11-05 坂東機工株式会社 ガラス板の加工装置
CN103524025A (zh) * 2013-09-10 2014-01-22 安徽省银锐玻璃机械有限公司 一种玻璃切割机激光定位架
CN103522071A (zh) * 2013-10-31 2014-01-22 德清县翔鹰金属制品有限公司 一种灯罩裁边机
CN105081892A (zh) * 2014-05-22 2015-11-25 宇瀚光电科技(苏州)有限公司 一种盖板玻璃抗冲击生产工艺
CN108580639A (zh) * 2018-04-25 2018-09-28 中山广毅自动化设备有限公司 一种旋压加工设备
CN108907972B (zh) * 2018-07-09 2020-06-23 新沂市东方硕华光学材料有限公司 一种光学玻璃镜面打磨设备
CN111807693A (zh) * 2020-07-01 2020-10-23 安徽凤阳淮河玻璃有限公司 一种玻璃板的输送加工装置
CN111922722B (zh) * 2020-07-04 2021-11-26 山东富海材料科技有限公司 一种450MPa级轻钢热基高强镀锌板的加工装置
CN113634995A (zh) * 2020-08-25 2021-11-12 谢剑 渣锭引锭板自动切割打磨工艺
CN111906543B (zh) * 2020-08-25 2021-09-10 江苏达摩信息咨询有限公司 一种渣锭引锭板自动切割打磨设备
CN112388843B (zh) * 2020-11-04 2022-07-12 安徽锐利玻璃机械有限公司 一种球面玻璃切割机用固定台面
CN112756976A (zh) * 2020-12-31 2021-05-07 象山信基机械厂 一种可减少毛刺的网板加工模具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635099B2 (ja) * 1985-05-27 1994-05-11 日本板硝子株式会社 コンピユ−タ管理した製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035783A1 (fr) * 1997-02-12 1998-08-20 Bando Kiko Co., Ltd. Appareil d'usinage de feuilles de verre

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63156029A (ja) 1988-06-29
JPH0717734A (ja) 1995-01-20
JPH0796453B2 (ja) 1995-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0696459B2 (ja) ガラス板加工機械
JP5472253B2 (ja) ガラス板の加工機械
JP5625225B2 (ja) ガラス板の加工機械
US5810642A (en) Machine for working a glass plate
JP5434014B2 (ja) ガラス板の加工方法及びガラス板加工装置
KR900005178B1 (ko) 판유리의 수치제어 가공기
JP6195036B2 (ja) ガラス板加工装置
JP6195032B2 (ja) ガラス板の加工装置
JP6195008B2 (ja) ガラス板加工装置
JP2687534B2 (ja) ガラス板加工機械
JP5776830B2 (ja) ガラス板の加工方法及びガラス板加工装置
JP6194983B2 (ja) ガラス板の加工装置
JPH0253556A (ja) ガラス板加工機械
JP2879064B2 (ja) ガラス板加工機械
KR0184524B1 (ko) 유리판의 가공기계
JP2017031041A5 (ja)
JP6708826B2 (ja) ガラス板加工装置
JP6643731B2 (ja) ガラス板の加工装置
JP5720723B2 (ja) ガラス板加工装置
JP2017222571A (ja) ガラス板加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees