JPH069635U - 気泡浴槽の気泡流噴出装置 - Google Patents

気泡浴槽の気泡流噴出装置

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JPH069635U
JPH069635U JP5449692U JP5449692U JPH069635U JP H069635 U JPH069635 U JP H069635U JP 5449692 U JP5449692 U JP 5449692U JP 5449692 U JP5449692 U JP 5449692U JP H069635 U JPH069635 U JP H069635U
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博之 大西
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気泡浴槽の気泡流噴出装置におけるノズルを
回動操作するに際し、摺動抵抗を少なくして軽やかにこ
れを操作できるようにする。 【構成】 浴槽本体14内に臨むようにノズル44を配
して該ノズル44をホルダ52,54により所定角度回
動可能に保持し、該ノズル44より気泡流を浴槽本体1
4内に噴出するように成した気泡流噴出装置20におい
て、前記ノズル44及びホルダ52,54における互い
の接触部の一方に複数の突起62を設け、該突起62の
先端を他方に摺動可能に接触させるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は気泡浴槽の気泡流噴出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽本体の側壁に設けた噴出口より気泡流を噴出する形態の気泡浴槽において は、従来その浴槽本体側壁に気泡流噴出装置が取り付けられ、その噴出装置によ り気泡流が発生させられるとともに、浴槽本体内部に勢い良く噴出されるように なっている。
【0003】 図3はこの気泡流噴出装置の一例を示している。図において100は浴槽本体 の側壁101に取り付けられた本体ハウジング、102,104はリヤノズル, フロントノズルで、通路106内に流れ込んだ水流がこのリヤノズル102にて 縮流された上噴出され、更にその噴出流が再びフロントノズル104で絞られた 上、浴槽本体内に噴出されるようになっている。
【0004】 その際負圧室108で発生した負圧に基づいてエアが通路110を通じて吸入 され、そして吸入されたエアが水流とともにフロントノズル104から噴出され 、気泡流となって浴槽本体内に射出される。
【0005】 上記フロントノズル104は、前部ホルダ112と後部ホルダ114とにより 挾み込まれるようにして保持されている。 具体的には、フロントノズル104は軸心方向の略半分の外周面が部分凸球面 116とされる一方、後部ホルダ114には対応する部分凹球面118が形成さ れ、そしてフロントノズル104の部分凸球面116がこの後部ホルダ114の 部分凹球面118と前部ホルダ112の後端内周縁の面取部120により前後か ら挾み込まれ、それらにより所定角度回動可能に保持されている。 そしてこのフロントノズル104の回動に基づいて、気泡流の向きが所定角度 変えられるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの気泡流噴出装置の場合、フロントノズル104の部分凸球面11 6が、後部ホルダ114の部分凹球面118の全面に対して接触させられていて その接触面積が大きく、このためにフロントノズル104を回動操作する際の摺 動抵抗が大きいといった問題があった。
【0007】 特にフロントノズル104における部分凸球面116及び後部ホルダ114の 部分凹球面118の成形精度が悪いとき、例えば凸球面116と凹球面118の 曲率が正しく対応していないとき等において上記摺動抵抗は一段と大きくなり、 このことがフロントノズル104の操作抵抗を大きくし、使い勝手を悪くする原 因となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の考案はこのような課題を解決するために成されたものである。 而して本願の考案は、浴槽本体内に臨むようにノズルを配して該ノズルをホル ダにより所定角度回動可能に保持し、該ノズルより気泡流を該浴槽本体内に噴出 するように成した気泡流噴出装置において、前記ノズル及びホルダにおける互い の接触部の一方に複数の突起を設け、該突起の先端を他方に摺動可能に接触させ るように成したことを特徴とする(請求項1)。
【0009】 本願の別の考案は、前記ホルダを、前部ホルダと後部ホルダとを含むように構 成し、それら前部ホルダ及び後部ホルダにより前記ノズルをその軸心方向におい て前後より挾み込むように保持させ、且つ少なくともそれら前部ホルダ及び後部 ホルダの何れか一方又は該ノズルに前記複数の突起を設け、該ノズルをそれら複 数の突起と対応する部分球面との接触に基づいて摺動可能に保持するように成し たことを特徴とする(請求項2)。
【0010】
【作用及び考案の効果】
以上のように請求項1の考案は、気泡流を噴出するノズル及びノズルホルダの 一方に複数の突起を設け、この突起の先端を他方に接触させるようにしたもので 、このようにした場合、ノズルとノズルホルダとの接触は実質上点接触となって 接触面積が著しく少なくなり、摺動抵抗が効果的に減少する。 このためノズルを小さな操作力で軽やかに回動操作できるようになる。
【0011】 請求項2の考案は、ノズルホルダを前部ホルダと後部ホルダとに分け、これら によりノズルを前後より挾み込むように保持するとともに、それらの何れか一方 とノズルとを上記突起に基づく点接触を行わせるようにしたもので、本考案によ ればノズルの組付けを容易に行うことができるとともにノズルの回動抵抗を小さ くでき、ノズルの操作性を良好とすることができる。
【0012】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図2は気泡浴槽を系統的に示したものであって、図中10はポンプユニット1 2の主体を成す循環ポンプであり、浴槽本体14内部の水がこの循環ポンプ10 により取出路16を通じて取り出された上、3つに分岐する返送路18を通じて 浴槽本体14内部に戻されるようになっている。
【0013】 浴槽本体14の側壁35(図1参照)には複数の気泡流噴出装置20が取り付 けられており、その気泡流噴出装置20に対して上記返送路18とエア管路22 とが接続され、返送路18とエア管路22とを通じて供給された水流とエアとが ここで混合された上、気泡流として浴槽本体14内部に勢い良く噴出される。
【0014】 ポンプユニット12には、エア管路22の開閉を行うための電磁弁24が設け られており、これら電磁弁24がコントローラ26によって作動制御されるよう になっている。 28はリモコン操作部であって、この操作部28における操作に基づいて気泡 浴槽の起動,停止及び各種の動作が行われる。
【0015】 図1は上記気泡流噴出装置20を拡大して示したものである。図において30 は本体ハウジングであって、フランジ32を有している。この本体ハウジング3 0は、円筒部材34のねじ込みによって浴槽本体の側壁35に取り付けられてい る。具体的には、本体ハウジング30に対する円筒部材34のねじ込力により、 本体ハウジング30のフランジ32と円筒部材34におけるフランジ36とがパ ッキン38,40を介して側壁35を挟持する状態に、かかる本体ハウジング3 4が取り付けられている。
【0016】 この気泡流噴出装置20は、リヤノズル42とフロントノズル44とを含んで おり、本体ハウジング30の通路46内に流れ込んだ水がリヤノズル42によっ て流れを絞られた上噴出され、更に再びその噴出流がフロントノズル44にて絞 られた上、浴槽本体14内に噴出されるようになっている。
【0017】 48は負圧室で、リヤノズル42からの噴出流に基づいてここで負圧が発生さ せられ、そしてこの負圧に基づいて通路50を通じてエアが吸入され、その吸入 されたエアがリヤノズル42からの噴出水流とともにフロントノズル44に流入 させられ、かかるフロントノズル44から気泡混じりの噴流が浴槽本体14内に 噴出される。
【0018】 上記リヤノズル42は、本体ハウジング30にねじ込まれて直接本体ハウジン グ30により保持されている。 一方フロントノズル44は、樹脂製の前部ホルダ52と同じく樹脂製の後部ホ ルダ54とにより、所定角度回動可能に保持されている。
【0019】 ここで後部ホルダ54は、円筒部材34に嵌込み嵌合されて取り付けられてお り、また前部ホルダ52は、円筒部材34へのねじ込みにより取り付けられてい る。
【0020】 この前部ホルダ52は大径のフランジ56を有しており、このフランジ56が 浴槽本体側壁35の内面に露出した前記円筒部材34のフランジ36及びパッキ ン40を包み込んでいる。即ちこの前部ホルダ52はカバー部材を兼ねている。
【0021】 フロントノズル44は、軸心方向の約後側半分(浴槽本体14内部側を前側と する)の外周面が部分凸球面58とされている。 一方後部ホルダ54には、図1(B)にも示しているように部分凹球面60が 形成されていてそこに微小半球状の複数の突起62が設けられ、これら突起62 の先端がフロントノズル44の部分凸球面58に接触させられている。
【0022】 他方前部ホルダ52の後端内周縁には面取部64が形成され、そこに複数の微 小半球状の突起62が設けられている。そしてこれら突起62がフロントノズル 44の部分凸球面58に接触させられている。
【0023】 即ちこれら後部ホルダ54と前部ホルダ52の各突起62により前後から挾み 込まれるようにして、フロントノズル44が所定角度回動可能に保持されている 。
【0024】 本例の構造においては、先ず後部ホルダ54を円筒部材34に嵌め込んだ後、 フロントノズル44を円筒部材34内に挿入し、次いで前部ホルダ52を円筒部 材34にねじ込むことで、容易にフロントノズル44を取り付けることができる 。
【0025】 本例においては、フロントノズル44が前部ホルダ52及び後部ホルダ54に 対して実質上点接触状態とされている。 このためフロントノズル44と前部ホルダ52及び後部ホルダ54との接触面 積が少なく、それ故フロントノズル44の回動時における摺動抵抗が小さく、僅 かな操作力でフロントノズル44を軽やかに回動操作することができる。
【0026】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。 例えば本考案においては、前部ホルダ52を図3に示す従来のそれと同様の構 成とし、後部ホルダ54にのみ突起62を設けてこの突起62をフロントノズル 44の部分凸球面58に接触させるようにすることもできるし、或いはまた逆に 後部ホルダ54の前端内周縁を面取形状としてフロントノズル44の部分凸球面 58をこれに当接させるとともに、前部ホルダ52に部分凹球面を形成してそこ に突起62を設け、この突起62をフロントノズル44の部分凸球面58に接触 させるようにすることも可能である。
【0027】 また更に上記突起62をフロントノズル44の側に設けてこの突起62をホル ダの受面に接触させるように成すことも可能である等、本考案はその主旨を逸脱 しない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構成可能 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る気泡流噴出装置の一実施例の図で
ある。
【図2】図1の気泡流噴出装置を含む気泡浴槽の全体系
統図である。
【図3】従来の気泡流噴出装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
14 浴槽本体 20 気泡流噴出装置 44 フロントノズル 52 前部ホルダ 54 後部ホルダ 58 部分凸球面 62 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体内に臨むようにノズルを配して
    該ノズルをホルダにより所定角度回動可能に保持し、該
    ノズルより気泡流を該浴槽本体内に噴出するように成し
    た気泡流噴出装置において、 前記ノズル及びホルダにおける互いの接触部の一方に複
    数の突起を設け、該突起の先端を他方に摺動可能に接触
    させるように成したことを特徴とする気泡浴槽の気泡流
    噴出装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダを、前部ホルダと後部ホルダ
    とを含むように構成し、それら前部ホルダ及び後部ホル
    ダにより前記ノズルをその軸心方向において前後より挾
    み込むように保持させ、且つ少なくともそれら前部ホル
    ダ及び後部ホルダの何れか一方又は該ノズルに前記複数
    の突起を設け、該ノズルをそれら複数の突起と対応する
    部分球面との接触に基づいて摺動可能に保持するように
    成したことを特徴とする請求項1に記載の気泡浴槽の気
    泡流噴出装置。
JP5449692U 1992-07-10 1992-07-10 気泡浴槽の気泡流噴出装置 Expired - Lifetime JP2556006Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163573A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Hatano Seisakusho:Kk 浴槽用給湯口アダプター
JP2014163574A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Hatano Seisakusho:Kk 浴槽用給湯口アダプター

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JP2014163573A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Hatano Seisakusho:Kk 浴槽用給湯口アダプター
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