JPH0341812Y2 - - Google Patents

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JPH0341812Y2
JPH0341812Y2 JP9023985U JP9023985U JPH0341812Y2 JP H0341812 Y2 JPH0341812 Y2 JP H0341812Y2 JP 9023985 U JP9023985 U JP 9023985U JP 9023985 U JP9023985 U JP 9023985U JP H0341812 Y2 JPH0341812 Y2 JP H0341812Y2
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hole
nozzle
liquid
solution
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンプレツサーから供給される圧
縮空気により、液体をノズル先端から霧状にして
噴出する、主として理美容室において使用される
スプレー装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の従来のスプレー装置は、第3図に示す
ように、整髪用の溶液を内含した容器本体1と、
該容器本体1の容器蓋2に着脱自在なノズル3に
より構成されている。
ノズル3は、内部に形成した空気孔4、をコン
プレツサーから高圧空気を移送する可撓性の送気
管5に接続管5aを介して接続して、高圧空気を
ノズル3内に導入するようにしており、該空気孔
4の接続管5aと反対側には縮径した噴射孔6を
形成して空気孔4に導入した圧縮空気を噴出する
ように構成している。
前記噴射孔6の先端突出部側には連通孔7を形
成しており、該連通孔7は、噴射孔6の先端突出
部側で該噴射孔6の長さ方向に対して直角に延び
る一方、上端部において噴射孔6及び空気孔4と
平行にノズル3の一端側へ貫通するように延びて
いる。この連通孔7の噴射孔6側の端部(第3図
で下端部)は、容器本体1内の溶液内にその先端
を突入させた給液管8と接続すると共に、同他端
部(第3図で右端部)は、液栓9により着脱自在
に閉鎖している。更に、連通孔7はノズル3の上
端で排気孔10を介して大気に連通している。
連通孔7内に突出した噴射孔6の噴出の前方位
置には、連通孔7と大気とを連通し、かつ、ノズ
ル3に螺着した細径の噴出孔11を形成してい
る。
前記容器本体1内の空間は、ノズル3に形成し
た空気孔12及び該空気孔12に接続した空気管
13を介して大気に連通し、ノズル3は、容器蓋
2と螺子14により着脱自在に連結している。
次に以上の様な従来のスプレー装置の作用につ
いて述べる。
容器本体1内の溶液を噴出孔11から霧状に噴
出する場合には、使用者は排気孔10を指先で塞
いで、連通孔7と大気との連通を遮断する。これ
によつて、送気管5を通じて移送される圧縮空気
は、接続管5a、空気孔4、細径の噴射孔6から
連通孔7を通過して噴出孔11に供給される。こ
の時、連通孔7内の気圧は大気圧以下に減圧さ
れ、その結果、容器本体1内の溶液は給液管8内
を上昇して連通孔7内に供給され、高速の空気流
に従つて噴出孔11から大気中に霧状になつて噴
出される。
一方、溶液の噴出を停止する場合には、排気孔
10を大気に開放する。これによつて、連通孔7
内は噴射孔6先端からの噴出孔11に至る高速空
気流にもかかわらず、連通孔7内を略大気圧に維
持でき、従つて、容器本体1内の空間圧力と等し
くなることにより溶液の給液管8内での上昇は生
ぜず、溶液の噴出孔11からの噴出は停止する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上述べた従来のノズル3は、溶液の霧状での
噴出状態から、排気孔10を大気に開放した噴出
停止状態に移つた場合、連通孔7内の前記給気孔
6先端部から上方位置に残留する溶液が流下し、
噴出孔11に表面張力あるいは毛細管現象によつ
て移動した後、ノズル3外部に漏れ出てノズル3
や容器本体1及び容器蓋2の外面を汚す問題点が
あつた。また、この漏れ出る量も連通孔7内の容
量が大きいことから、汚れる範囲も広くなる問題
点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記従来の問題点を解決しようとす
るもので、溶液の霧状噴出を停止した状態におけ
るノズルからの溶液の漏れをなくし得るスプレー
装置を提供することを目的し、その技術手段とす
るところは、ノズル内に、前記給液管に連通し、
かつ該給液管の延長線方向に延びる直線状の連通
孔を形成すると共に、該連通孔に対して直角方向
に連通した液管を形成し、更に、前記連通孔の延
長線方向には該連通孔及び液管を大気に開放可能
とする排気孔を形成することにより、ノズル内へ
の圧縮空気供給時で排気孔を塞いだ際に、溶液が
給液管、連通孔及び液管を通過してノズルの噴出
孔から霧状に噴出するようにしたところにある。
〔作用〕
ノズル内の圧縮空気を供給したならば、ノズル
内の減圧状態に伴つて容器本体内の溶液が吸い上
げられ、しかる後に連通孔を通過し、該連通孔に
対して直角に連通した液管を通過して噴出孔から
霧状に噴出される。
〔実施例〕
次に図面の第1図及び第2図に基づいて、この
考案の一実施例を説明する。
尚、前記した従来の技術と共通の構成部分につ
いては同符号を付してその説明を省略する。
この実施例のスプレー装置は、溶液を内含する
容器本体1とノズル3を主構成とするもので、容
器本体1はその開口部を容器蓋2で覆い、かつ容
器本体1内空間と大気とは容器蓋2に設けた空気
管13により連通している。
ノズル3は、ノズル本体15と、給気側蓋16
及び噴出側蓋17とにより形成される。給気側蓋
16の一端側には、コンプレツサーから圧縮空気
を移送するための送気管5と接続する接続管5a
有し、かつ給気側蓋16の他端側内部にはノズル
本体15側に拡径する拡径部18を形成し、接続
管5a端部から拡径部18の中央部に亘つて空気
孔4を直線状に貫通形成している。ノズル本体1
5は、給気側蓋16に設ける突部19よりも深く
形成した大径凹部20を形成し、該大径凹部20
内周と前記突部19外周とを螺合手段により一体
に連結固定するようにしており、かつ固定時にお
ける大径凹部20と拡径部18により空気室21
を形成している。一方、ノズル本体15における
中央部には、大径凹部20から該大径凹部20の
反対側に設けた小径凹部22に亘つてノズル3の
長さ方向に液管23を直線状に形成し、該液管2
3の大径凹部20側端部は着脱可能な液栓24に
より閉鎖し、噴出側蓋17側の端部は小径凹部2
2深さに等しいか又は少し短い長さだけ該小径凹
部22a面から突出形成している。更に、ノズル
本体15には、該ノズル本体15に一体に取り付
ける給液管8の延長線方向に延び、前記液管23
と給液管8とを連通可能とする連通孔25を貫通
形成する一方、連通孔25の延長線方向には該連
通孔25及び液管23と大気に開放可能とする排
気孔26を貫通形成している。ノズル本体15内
の幅方向で液管23と平行にノズル本体15の大
径凹部20側から小径凹部22側に亘つて空気室
21と後記の気液室27とを連通する直線状の給
気孔28,29を形成し、空気室21から気液室
27への圧縮空気供給を可能にしている。
噴出側蓋17は、螺合手段により、縮径させた
ノズル本体15の給気側蓋16と反対側の端部外
周面で接続固定し、該噴出側蓋17と小径凹部2
2、並びにノズル本体15の一部外周面とで気液
室27を形成している。噴出側蓋17の中心付近
には気液室27側に突出すると共に、液管23端
部よりノズル本体15側に突出する鍔部30を形
成し、一方、噴出側蓋17の大気側には径方向中
心に向かつて薄肉となる曲面状の凹部31を形成
し、気液室27から該凹部31に亘つては、液管
23端部を覆うように、該液管23よりも大径の
噴出孔32を形成している。
尚、ノズル3は、給液管8を介して容器蓋2に
着脱自在に固定している。
以上の様に構成するスプレー装置の作用につい
て説明する。
容器本体1内の溶液を霧状にして大気に噴出す
る場合には、排気孔26を指先で塞いで大気との
連通を遮断する。すると、送気管5から供給され
る圧縮空気が、空気孔4、空気室21、給気孔2
8,29を介して気液室27に送られた後、噴出
孔32から大気に放出されることにより、液管2
3内は大気圧以下に減圧され、その結果、容器本
体1内の溶液は給液管8内を上昇し、連通孔25
を介して液管23内に供給される。該液管23の
先端部において、溶液は高速空気流に合流して高
速状態で噴出孔32に進むと共に、噴出孔32出
口付近から凹部31において、霧状に拡散して大
気に噴出する。逆に、大気への噴出を停止する場
合には排気孔26を大気に開放すれば良い。する
と、排気孔26から空気が入り込むので、給気管
8からの溶液の吸い上げが停止して、大気への噴
出が停止される。
容器本体1内の溶液を霧状にして大気に噴出す
る状態から大気への噴出を停止する状態に移行し
た場合、給液管8、連通孔25、排気孔26内に
残留する溶液は、容器本体1内へ重力によつて逆
流する一方、液管23内に残留する溶液は、該液
管23を給液管8の延長線方向に対して直角方向
に形成したことにより、その大部分は液管23内
に残留せず外気へ放出され、一部は連通孔25を
介して容器本体1内に逆流して、ノズル15の噴
出孔32から溶液が漏れることはない。
〔考案の効果〕
以上の説明からも明らかなように、この考案
は、ノズル内に、給液管に連通し、かつ該給液管
の延長線方向に延びる直線状の連通孔を形成する
と共に、該連通孔に対して直角方向に連通した液
管を形成し、前記連通孔の延長線方向には該連通
孔及び液管を大気に開放可能とする排気孔を形成
したものであるから、容器本体内の溶液を霧状に
して大気に噴出する状態から大気への噴出を停止
する状態に移行した場合、すなわち、排気孔を開
放した場合、給液管、連通孔、内に残留する溶液
は容器本体内へ重力によつて逆流させることがで
き、又、液管の溶液はほとんどが圧縮空気によつ
て噴出されるために残留しない。このため、ノズ
ルの噴出孔から溶液の漏れを防止できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のスプレー装置の
断面図、第2図は第1図のノズルのA−A線断面
図、第3図は従来の技術のスプレー装置の断面図
を示す。 1……容器本体、3……ノズル、8……給液
管、23……液管、25……連通孔、26……排
気孔、32……噴出孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体と、圧縮空気を供給することにより前
    記容器内の溶液を給液管を介して容器本体内から
    吸い上げ、溶液及び圧縮空気とを一体にして大気
    に霧状に噴出するノズルとを有するスプレー装置
    において、 ノズル内に、前記給液管に連通し、かつ該給液
    管の延長線方向に延びる直線状の連通孔を形成す
    ると共に、該連通孔に対して直角方向に連通した
    液管を形成し、更に、前記連通孔の延長線方向に
    は該連通孔及び液管を大気に開放可能とする排気
    孔を形成することにより、ノズル内への圧縮空気
    供給時で排気孔を塞いだ際に、溶液が給液管、連
    通孔及び液管を通過してノズルの噴出孔から霧状
    に噴出するようにしたことを特徴とするスプレー
    装置。
JP9023985U 1985-06-16 1985-06-16 Expired JPH0341812Y2 (ja)

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FR2852262B1 (fr) * 2003-03-11 2007-01-12 Procede et dispositif de nebulisation.
FR2852261B1 (fr) * 2003-03-11 2006-06-30 Prolitec Buse de nebulisation et dispositif la comportant

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