JPH0751168Y2 - エアブラシに於けるノズル取付け構造 - Google Patents

エアブラシに於けるノズル取付け構造

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JPH0751168Y2
JPH0751168Y2 JP1989028171U JP2817189U JPH0751168Y2 JP H0751168 Y2 JPH0751168 Y2 JP H0751168Y2 JP 1989028171 U JP1989028171 U JP 1989028171U JP 2817189 U JP2817189 U JP 2817189U JP H0751168 Y2 JPH0751168 Y2 JP H0751168Y2
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JP
Japan
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nozzle
head member
liquid
airbrush
recess
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JP1989028171U
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JPH02121152U (ja
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勉 戸松
洋一 岩田
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Pilot Ink Co Ltd
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Pilot Ink Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エアブラシに於けるノズル取付け構造に関す
る。更に詳細には、圧縮空気の吸引力により液体を霧状
に噴射させるタイプのエアブラシに於けるノズル取付け
構造に関する。
従来の技術 従来、圧縮空気の吸引力により液体を霧状に噴射させる
タイプのエアブラシにあっては、第4図に例示される如
きノズル取付け構造が主として実用されている。即ち、
ヘッド部材6の凸面又は平面にノズル7の鍔部71の後端
面711を密接させ、つまり前記凸面又は平面を取付け面
とし螺合によって組付けられる構成となっている。しか
し、前記ヘッド部材6及びノズル7は通常、金属材料に
より成形されている。従って、前記ヘッド部材6の成形
加工時や、ユーザーが分解掃除する際、前記取付け面が
最外面に位置しているので、互いの部材の接触や不注意
な取扱いにより、前記取付け面に擦り傷が発生しがちで
あった。前記取付け面は、ノズル7と密接状態となして
気密が保持される接触面であるから、僅かな傷でも空気
漏れ(空気通路62から液通路61にエアーが流れ込むこ
と)の原因となり、その結果連続した霧化が不能とな
る。従来、前記空気漏れ対策として、ノズル螺条部分や
取付け面にシーリング剤を塗布すると共に緊密な螺着操
作を余儀なくされていた。しかし、前記取付け面に比較
的大きな傷が付いた場合、前記対策ではノズルとヘッド
部材間で気密を得ることは不可能であった。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、前記従来のエアブラシのノズル取付け構造に
よる不具合を解消し、部品加工、組立、運搬等の作業
時、及びユーザーの不注意な取扱い等によって、ノズル
取付け面に傷を発生させ難い、簡便且つ有効なノズル取
付け構造を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、操作杆11を取付けたケース1の前部に、軸線
方向の液通路21と該液通路21の外側に空気通路22が隔離
して形成され、前記液通路21内に操作杆11の操作によっ
て前進後退するニードル弁23が挿通されると共に、該液
通路21に連通して液タンク24が取付けられたヘッド部材
2の前部にノズル3を取付けた、圧縮空気の吸引力によ
り液体を霧状に噴射させるタイプのエアブラシであっ
て、前記ヘッド部材2の前面に液通路21と同心状の凹部
25を配設し、前記凹部25の底面251にノズル3の鍔部31
の後端面311を密着させてノズル3が取付けられてなる
ノズル取付け構造を要旨とするものである。
前記において、ヘッド部材2の凹部25は、ノズル3の鍔
部31の外径に対して僅かに大きな径を有し、該鍔部31の
後部を収容させるスペースを備え、且つヘッド部材2の
量産、搬送過程にあってヘッド部材2相互の衝突、接触
により底面251(取付け面)に傷を発生させないよう
に、該ヘッド部材2の如何なる部位の端縁を如何なる角
度にあっても底面251に接触させない形状、深さに設定
される。
作用 ヘッド部材2のノズル3の取付け面は凹部25の底面251
となっているので、部品相互の接触や、その他の外的要
因によって傷を発生させ難く、取付け時において、ノズ
ル3の鍔部31の後端面311との気密性が保持され、気密
漏れを起こさせない。又、凹部25は鍔部31の後部をガイ
ドして装着性を向上させる。
実施例(第1図〜第3図参照) ケース1は左右分割したプラスチックの成形部材を合体
させたピストル形状の中空体であり、前部は円筒状の開
口となっており、後部は螺子山を周面に設けた小径の筒
部となっており、握り部の前部には操作杆11の引き金を
前後動自在に挿入させる孔が、握り部の下端にはホース
連結手12の取付け孔が設けられ、本体上面の前部には液
タンク24の装着のための孔が、上面中央部には摺動部材
5を摺動させる軸線方向のスライド溝が、一側面にはニ
ードル弁23の保持装置のナット部を突出状に収容させる
窓孔(図示せず)が設けられている。
前記ケース1の円筒状の開口部には、真鍮製のヘッド部
材2が着脱自在に装着されている。前記ヘッド部材2に
は軸線方向の液通路21と、該液通路21と隔離して空気通
路22とが軸線方向に貫設され、さらに前記液通路21と分
岐して上部の液タンク24と連通する給液路が設けられ
る。前記ヘッド部材2の前部には、ノズル3の鍔部31の
後部を収容させる、液通路21と同心状の凹部25が配設さ
れている。前記凹部25には、鍔部31と螺子部32を備え且
つ内部軸線方向に中心孔をもつノズル3が、螺子部32を
液通路21内壁の螺子部26に螺合させると共に鍔部31の後
端面311を凹部25の底面251に密接させて組付けられてな
る。前記ヘッド部材2にはノズルカバー4(先端部はオ
リフィスが形成されている)が螺着され、ノズル3の外
側に配設される。前記ヘッド部材2の上部には液タンク
24が接続され、液通路21に連通させている。尚、液タン
ク24は透明プラスチックにより成形されたものが適宜使
用できる。
液通路21内にはニードル弁23が前進後退可能に挿通さ
れ、一方、空気通路22には軟質塩化ビニル樹脂製のパイ
プ13の一端が接続され、該パイプ13の他端を連結手12に
接続させるとともにコンプレッサー(図示せず)に接続
させて実用に供される。
前記真鍮製のヘッド部材2の凹部25は、その底面251が
他のヘッド部材2の端縁が如何なる状態においても接触
し得ない深さと内径を有する。前記凹部25の内径はノズ
ル3の鍔部31の外径より僅かに大きく、ノズル3の鍔部
31をスムーズに前記凹部25へ挿入可能に構成されてい
る。
考案の効果 本考案は、以上の如く構成されているので、ヘッド部材
の加工、組立工程、部品の運搬過程等に於いて、ヘッド
部材相互の接触によるノズル取付け面への傷を発生させ
ることもなく、不良品の減少、作業中の取扱いの簡素化
は勿論、シーリング剤の塗布等により気密に保持させる
余分な手間を要さず、常に取付け面の気密を正常に保持
させ、所期の噴射機能を発現させることができる。又、
ユーザー等がヘッド部材やノズルを分解掃除するとして
も、ヘッド部材のノズル取付け面は凹部に形成されてい
るので損傷のおそれがなく、シーリング剤の塗布も要さ
ず、安心して実用に供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるエアブラシの縦断面図、第2図
は第1図のノズル取付け部の要部拡大断面図、第3図は
ノズルとヘッド部材の取付けを説明する分解拡大断面
図、第4図は従来のノズル取付け部の拡大断面図であ
る。 1……ケース 11……操作杆 2……ヘッド部材 21……液通路 22……空気通路 23……ニードル弁 24……液タンク 25……凹部 251……底面 26……螺子部 3……ノズル 31……鍔部 311……後端面 32……螺子部 4……ノズルカバー 5……摺動部材 6……ヘッド部材 61……液通路 62……空気通路 63……ニードル弁 7……ノズル 71……鍔部 711……後端面 8……ノズルカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮空気の吸引力により液体を霧状に噴射
    させるタイプのエアブラシに於いて、軸線方向の液通路
    (21)と該液通路(21)と隔離して空気通路(22)が形
    成されたヘッド部材(2)が、操作杆(11)を取付けた
    ケース(1)の前部に装着されており、前記液通路(2
    1)内には操作杆(11)の作動によって前進後退するニ
    ードル弁(23)が挿通されていると共に、前記ヘッド部
    材(2)の外側部には前記液通路(21)に連通する液タ
    ンク(24)が取付けられ、前記ヘッド部材(2)の前部
    にはノズル(3)が螺着されてなるエアブラシであっ
    て、ヘッド部材(2)の前部に、液通路(21)と同心状
    の凹部(25)を配設し、前記凹部(25)にノズル(3)
    の鍔部(31)の後部を挿入すると共に該鍔部(31)の後
    端面(311)を前記凹部(25)の底面(251)に直接密着
    させてノズル(3)が取付けられてなるエアブラシに於
    けるノズル取付け構造。
JP1989028171U 1989-03-13 1989-03-13 エアブラシに於けるノズル取付け構造 Expired - Lifetime JPH0751168Y2 (ja)

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JPH02121152U JPH02121152U (ja) 1990-10-01
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ID=31251311

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JP2001079458A (ja) * 1999-09-20 2001-03-27 Taishou:Kk エアーブラシ
JP6429304B2 (ja) * 2013-05-09 2018-11-28 イマックス株式会社 ハンドクリーナ

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JPS54152271U (ja) * 1978-04-14 1979-10-23
US4171097A (en) * 1978-05-11 1979-10-16 Cbs Inc. Airbrush

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