JPH0217645Y2 - - Google Patents

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JPH0217645Y2
JPH0217645Y2 JP11055284U JP11055284U JPH0217645Y2 JP H0217645 Y2 JPH0217645 Y2 JP H0217645Y2 JP 11055284 U JP11055284 U JP 11055284U JP 11055284 U JP11055284 U JP 11055284U JP H0217645 Y2 JPH0217645 Y2 JP H0217645Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、操作初期でのサージ空圧を外気に逃
がし、吹付けの濃淡差の発生を防止しうる吹付け
用ピースガンに関する。
〔背景技術〕
近年、第5図に略示するごとく、フエルトペン
などの筆記具Aを取付ける基体Bに、その先端の
チツプなどの筆記部Cに高圧空気を吹付ける吹出
し口Eを設け、その塗液を霧化することによつて
イラストなどの色付けを行う吹付け用ピースガン
が用いられているが、従来のものは、その操作片
Dを押すことにより、操作初期におけるサージ空
圧による高速気流が直接筆記部Cに作用し、操作
初期には多量の塗液を霧化する結果、操作初期に
は高濃度の塗面が形成されがちであり、使用勝手
に劣るものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は、サージ空圧を逃がす作動片を具えた
開閉弁を用いることによつて、前記問題点を解決
しうる吹付け用ピースガンの提供を目的としてい
る。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において、吹付け用ピースガン1は、筆記具
4を取付ける手持ち可能な基体5に、吹出し口9
を先端に有する空気流路7を形成するとともに、
該空気流路7に操作片15の操作初期では、前記
空気流路7を外気に導通する作動片16を具えた
開閉弁6を介在させており、又基体5は本実施例
では、前記筆記具4を内部に収納するペン状の容
器であつて、又前記空気流路7は基体5内部の第
1の空気流路11と、基体5に取付く開閉弁6を
通る第2の空気流路17とからなる。
筆記具4は、胴部2の先端に筆記部3を突設し
ており、本例では、胴部2は、後端を開放した直
筒部21の先端に先細のコーン部22を形成し、
又その内部に塗液を含浸するフエルトなどの含浸
材24を充填、内装するとともに後端は栓片25
を用いて封止する。又コーン部22には、連続孔
を有するチツプ26を金属管27内に設けた先金
具29が、前記チツプ26を金属管27から突出
させかつ金属管27の先端部分をコーン部22か
ら外にのびるごとく一体に固定することによつ
て、該先金具29のコーン部22からの突出部に
よつて前記筆記部3を形成する。なおチツプ26
は含浸材24と接してその筆記部3に塗液を滲出
させるとともに、筆記具4として金属管27を用
いないチツプ26のみのもの、又金属管27のみ
からなるものも用いることができ、又筆記部3と
は、胴部2から突出する、該胴部2よりも小径の
筆記用の小径部をいう。
前記直筒部21には、該筆記具4に嵌り合うキ
ヤツプ取付用の段差30を形成するとともに直筒
部21とコーン部22との境界にも前向きの段部
31を形設する。なおコーン部22には、略中間
位置に、胴部2内に通じる圧力平衡孔34を透設
する。
基体5は、本例では、筆記具4を内部に収納す
るペン状の容器であつて、該基体5は、本例で
は、前記直筒部21を空気間隙g1を有して外挿
する筒体41と、その先端を覆うノズル金具42
と、その後端を遮蔽するキヤツプ状の押進具43
とを具える。
ノズル金具42は、筒体41の端面に合うフラ
ンジ45の内端に筒体41に螺合するネジ部46
を設けかつその前面に先細のノーズ47を突設し
ている。
又ノズル金具42には、前記筆記具4のコーン
部22を空気間隙g2を有して挿入しうる内孔4
9が設けられ、該内孔49の先端には、小孔から
なる前記吹出し口9を形成するとともに、吹出し
口9の近傍内側には、小巾の平行部を設ける。な
お平行部には、受金具51を取付ける。受金具5
1は、第3図に示すように、前記平行部に嵌り合
う外径寸度を有しかつ両端面を約45゜の角度で斜
め平行に傾斜させたコーン状体54の中心に、前
記コーン部22に沿うテーパ孔55を穿設する。
又前面には段差56を設けるとともに、その外周
部を、段差下縁を起点として平面で切り落とした
空気導通用の3つの切欠部57…を形設し、該受
金具51は、前記平行部に圧入により取付く。
前記押進具43は、筒体41と同径のフランジ
61に、筒体41に螺入するネジ部62を設けて
おり、又ネジ部62には、筒体41との間を封止
するシール63を取付けている。又ネジ部62に
は、前記筆記具4の後端を受ける段付孔64を形
成する。
筆記具4は、ノズル金具42のネジ部46端面
と、前記段部31との間に例えばコイルバネから
なるバネ手段10を介在させ挿入するとともに、
後端を押進具43の段付孔64で支持させ、該基
体5内部に収納し取付ける。筆記具4は前記のご
とくそのコーン部22を受金具51のテーパ孔5
5により支持され、又後端を押進具43の段付孔
64に嵌着されることによつて筒体41と同芯に
保持されるとともに、筒体41、ノズル金具42
との間には空気間隙g1,g2によつて、本例で
は、先端部を含み、筆記具4をその全長に亘つて
囲む第1の空気流路11を形成する。
又前記バネ手段10は、筆記具4を長手方向後
方に付勢するとともに、ノズル金具42のネジ部
46の前記端面は、バネ手段10を介して筆記具
4を支持しかつ該筆記具4を長手方向に付勢する
支持部12を形成する。又前記押進具43は、そ
の螺入により前記バネ手段10に抗して筆記具4
を長手方向前方に移動させ又螺退により後方に移
動できる。
従つて、押進具43の螺進退により筆記具4は
長手方向に移動し、筆記部3を、吹出し口9の内
部で位置調整でき又必要により吹出し口9からや
や突出させうるなど、吹出し口9と筆記部3との
相対位置を可変する。
前記開閉弁6は、筒体41に付着されている。
開閉弁6は、角柱状の基筒71の先端にその両
側で張りだす軸受け片72,72を設け、該軸受
け片72,72間で操作片15を枢支する。該操
作片15は、本例ではレバー状をなし、上片73
下面に前記軸受片72に挿入されかつ前記のごと
く枢支される枢着片74を下設するとともに、そ
の下面には押片75を膨設する。なお上片73
は、その水平状態では、前記基筒71の上面に掛
止される突片76を具える。
前記基筒71には、その後端で空気ニツプル9
0が嵌り合う大径部91と、作動片16が挿入さ
れる小径部92とからなる段付孔が穿設され、又
小径部92内には、筒体41内部にのびる側孔9
4をその中央部に透設する。
前記作動片16は、第4図に詳示するごとく、
先端部に先細部95を有しかつ後端にフランジ9
6を周設したピン状体であり、前記フランジ96
に接してOリングなどのシール97を取付ける周
溝99を形成しかつその前方部に、間隙を隔てて
2つの周溝101,102を凹設する。又中心に
は、周溝102下方までのびかつ後端を封栓した
導孔103を設ける。又周溝101,102に
は、導孔103に通じる側孔104,105をそ
の底面に穿設する。
作動片16は、前記空気ニツプル90で一端が
支持さるバネ106がフランジ96を押圧するこ
とにより、シール97が大径部91、小径部92
間の段差がなす弁座を閉止する。又かかる状態に
おいて、前記周溝102は側孔94と位置を違え
るとともに、周溝102と位置合わせできかつ外
気に通じる排気孔109を基部71に設ける。又
作動片16は基筒71からその先端部が突出し、
前記操作片15の押片75に当接する。
前記操作片15の上片73を手指操作により押
下げることにより、押片75が作動片16を後退
させ、周溝101を大径部91内に突出させる。
従つて大径部91は周溝101、側孔104をへ
て導孔103を通り、側孔105、周溝102か
ら前記側孔94に通じ、第1の空気流路11に連
通する第2の空気流路17を形成する。
又前記周溝101が大径部91にやや臨出する
操作片15の操作初期では、周溝102は、排気
孔109と側孔94とに同時に連通しており、従
つて操作初期に生じがちな衝撃的圧力であるサー
ジ空圧が排気孔109から排出される。なお操作
片15をさらに押下げることによつて、周溝10
2は排気孔109から外れ、前記のごとく前記側
孔94に導通させる。
然して前記空気ニツプル90に、高圧空気を取
出しうる空気圧縮機又は高圧空気を貯留する高圧
缶などの高圧空気源Pにホースなどを介して接続
する。又操作片15を手指により押下げることに
よつて、第2の空気流路17を開きその高圧空気
を第2の空気流路11内に導く。なお操作初期に
おけるサージ空圧は前記のごとく、排気孔109
から外気に排出できる。又第1の空気流路11内
の高圧空気は、ノズル金具42の内孔49に沿つ
て流過し、筆記部3に斜めに交差しつつ高速空気
を吹付けた後、吹出し口9から流出する。
筆記具3は高速空気がその全周に亘り吹付けら
れることにより塗液が吸引されかつ霧化される。
又筆記具4の前記圧力平衡孔34から内部に流
入する高圧空気は、内部の含浸材24、塗液を加
圧する。従つて筆記部3に沿う高速空気流により
該筆記部3に作用する負圧による吸上げ力を助け
て、使用の間、塗液を円滑に流出させる。
又前記押進具13の螺進退により筆記具3と吹
出し口9との相対位置を調整でき、塗液の吐出
量、吹付け状態等を加減できる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の吹付け用ピースガンは、
操作片の操作初期に生じるサージ空圧を外気に逃
がすことができ、従つて筆記具の筆記部を除々に
高速空気を流過でき、従つて操作初期に生じがち
な高濃度の塗液の霧の発生を防ぎ色付けを均一化
するなど取扱い性を向上できる。
なお本考案の吹付け用ピースガンは、作動片と
して、前記前後動するピン状ものの他、レバーな
どの操作片を用いて回動できかつ周面に割溝等を
設けた回転体として形成するなど、種々な態様の
ものに変形できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は受金具を例示する
斜視図、第4図は作動片を例示する斜視図、第5
図は従来の吹付け用ピースガンを略示する正面図
である。 2……胴部、3……筆記部、4……筆記具、5
……基体、6……開閉弁、7……空気流路、9…
…吹出し口、10……バネ手段、11……第1の
空気流路、12……支持部、15……操作片、1
6……作動片、17……第2の空気流路、43…
…押進具、P……高圧空気源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗液を内装した胴部の先端に前記塗液が滲出す
    る小径の筆記部を突設したベン状の筆記具を取り
    付ける手持ち可能な基体に、前記筆記部に向かつ
    て空気を吐出する吹出し口を先端に具えるととも
    に高圧空気源が接続される空気流路を形成する一
    方、該空気流路に、操作片の手指操作により前記
    空気流路を開放するとともに操作片の操作初期で
    は前記空気流路を外気に導通する作動片を具えた
    開閉弁を介在させてなる吹付け用ピースガン。
JP11055284U 1984-07-21 1984-07-21 Expired JPH0217645Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP11055284U JPH0217645Y2 (ja) 1984-07-21 1984-07-21
US06/754,123 US4685622A (en) 1984-07-21 1985-07-12 Piece gun for spraying

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JP11055284U JPH0217645Y2 (ja) 1984-07-21 1984-07-21

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JPS61118663U JPS61118663U (ja) 1986-07-26
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