JP2588608Y2 - 電動スプレー - Google Patents

電動スプレー

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JP2588608Y2
JP2588608Y2 JP1993052957U JP5295793U JP2588608Y2 JP 2588608 Y2 JP2588608 Y2 JP 2588608Y2 JP 1993052957 U JP1993052957 U JP 1993052957U JP 5295793 U JP5295793 U JP 5295793U JP 2588608 Y2 JP2588608 Y2 JP 2588608Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ヘアスプレーや防虫ス
プレー、静電気防止スプレー等に用いられる電動スプレ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ヘアスプレーや防虫スプ
レー等のフレオンガス等(フレオンは商標)を用いた様
々なスプレーが使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
フレオンガスが成層圏のオゾン層を破壊して環境を壊す
ということがわかったために、上記スプレーにフレオン
ガスを用いることが問題となっていた。また、このよう
に有害なフレオンガスを用いる代わりに他の可燃性ガス
を用いたスプレーも使用されるようになってきたが、可
燃性ガスを用いたスプレーは火災の危険性があるという
ことが問題であった。
【0004】本考案は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、フレオンガス等の
有害なガスや可燃性ガス等を用いることのない電動スプ
レーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は次のように構成されている。すなわち、本
考案は、空気を圧縮して吐出するポンプと、該ポンプを
オンオフ駆動させるスイッチと、スプレー液が収容され
るタンクと、スプレー液の外部への噴出口と、前記ポン
プのスイッチオンオフ駆動を操作するキャップ部とを備
え、前記ポンプの吐出側と前記噴出口間には空気通路が
設けられ、空気のエジェクタ作用により前記タンクの液
体を前記空気通路に導くために開閉する液体導入弁と、
前記タンクに外部の空気を導入するための空気導入弁が
設けられ、前記キャップ部には前記液体導入弁の開閉操
作手段と前記空気導入弁の開閉操作手段とが設けられて
おり、該キャップ部のポンプスイッチオンオフ駆動操作
を行うことにより該スイッチオンオフ駆動と前記液体導
入弁および空気導入弁の開閉動作を行う構成とした こと
を特徴として構成されている。
【0006】 また、本考案は、 空気を圧縮して吐出する
ポンプと該ポンプをオンオフ駆動させるスイッチと、
スプレー液が収容されるタンクと、スプレー液の外部へ
の噴出口と、前記ポンプのスイッチオンオフ駆動を操作
するキャップ部とを備え、前記ポンプの吐出側と前記
出口間には空気通路が設けられ、前記タンクの出口側に
は空気のエジェクタ作用により液体を空気通路に取り込
むための液体導入通路と該液体導入通路を開閉する液体
導入弁が設けられ、また、タンクから外部の空気に連通
する圧力調整用空気通路と該圧力調整用空気通路を開閉
する空気導入弁が設けられており、前記キャップ部には
前記ポンプのスイッチに対向する位置まで伸長したスイ
ッチ作動ロッドと前記液体導入通路の液体導入弁に対向
する位置まで伸長したスプレー作動ロッドと前記圧力調
整用空気通路の空気導入弁に対向する位置まで伸長した
圧力調整作動ロッドが設けられており、該キャップ部の
ポンプスイッチオンオフ駆動操作移動により該スイッチ
オンオフ駆動と液体導入弁および空気導入弁の開閉動作
行う構成としたことを特徴として構成されている。
【0007】
【作用】上記構成の本考案において、キャップ部のポン
プスイッチオンオフ駆動操作により、液体導入弁と空気
導入弁の開閉動作とスイッチ作動動作を行うため、キャ
ップ部のポンプスイッチオン駆動操作によってポンプが
駆動し、ポンプにより空気が圧縮され、吐出されて圧送
され、空気通路を通して噴出口から外部に噴出、液体
導入弁が開き、空気通路を通る空気のエジェクタ作用に
よりタンク内に収容されている液体が空気通路側に引き
込まれ、空気に取り込まれて噴出口から噴出される。そ
して、空気導入弁も開いて外部の空気がタンク内に導入
され、タンク内の液体が外部に噴出されることによるタ
ンク内の圧力低下が防止されてタンク内の圧力が一定に
保たれる。
【0008】また、キャップ部のポンプスイッチオフ操
作が行われるとスイッチがオフとなり、液体導入弁と空
気導入弁が閉じられ、タンク内液体が外部に漏れるこ
とが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本考案に係る電動スプレーの一実施例
の縦断面図が示されている。同図において、電動スプレ
ーはほぼ円筒形状をしており、電動スプレーの下部側に
はポンプ本体5が設けられており、ポンプ本体5の上側
にボトル部4が重ね合わされてスプレー本体が形成され
ており、ポンプ本体5の上面23とボトル4の底面26は当
接している。ポンプ本体5内の下部側には、その中央部
に電動モータ16が設けられており、電動モータ16の周り
には電池収容空間22が形成されており、電池収容空間22
にはモータ電源として機能する6個の電池17が電動モー
タ16を囲む態様で収容されている。
【0010】電動モータ16の下部側には電気回路55が設
けられており、電気回路55により電動モータ16の駆動制
御が行われる。また、ポンプ本体5の底面には充電用接
点84および空気導入孔21が設けられており、電動モータ
16の上側には小型のエアポンプ6が設けられており、エ
アポンプ6は空気導入孔21から導入される空気を電動モ
ータ16の回転力を利用して圧縮し、エアポンプ6の上側
に圧送する働きをしている。
【0011】ポンプ本体5の上面23側には、その中心側
にねじ穴46が形成されており、筒形状をした軸棒体8の
基端側のねじがねじ穴46に螺合してポンプ本体5上面23
の中心部に固定され、軸棒体8が上方に突設されてい
る。軸棒体8の下部側には鍔12が嵌め込み固定されてお
り、鍔12は軸棒体8の外周面に張り出していてフックと
して機能するようになっている。鍔12は図3に示すよう
に、上側から見ると円形リング状の板を中心穴を挟ん
で、その両側部分を平行に切り欠いた形状となってい
る。なお、鍔12の突出先端の側端には後述のボトル部4
に設けたフック嵌合溝13に入り易くするためのテーパ42
が形成されている。
【0012】図1に示すように、軸棒体8の内部下端側
には、前記エアポンプ6の吐出側に連通するエアノズル
18が挿入されており、エアノズル18よりも上側の軸棒体
8の側周面には適当数の穴19が設けられている。軸棒体
8にはパッキン嵌合穴20が形成されており、パッキン嵌
合穴20にはパッキンが嵌合されている。軸棒体8の上端
側にはスイッチ取り付け部25が設けられており、スイッ
チ取り付け部25にはエアポンプ6を駆動するためのモー
タの電源スイッチ2が取り付けられており、そのモータ
の電源スイッチ2により筒状の軸棒体8の上端側が閉鎖
されている。また、ポンプ本体5の上面23にはストッパ
ーとして機能する突起部31が設けられている。
【0013】ボトル部4には液体を収容する環状のタン
ク7が設けられており、その環状のタンク7の内周壁47
は筒穴14となっており、この筒穴14の下方側には、前記
ポンプ本体5の鍔12を嵌合する嵌合凹部9が形成されて
おり、嵌合凹部9の平面形状は、図3の(a)に示すよ
うに、上側から見ると鍔12と同様の形状となっており、
ポンプ本体5の上側にボトル部4を重ねたときに、スト
ッパー31が後述のスライド溝32のA端に位置した状態で
軸棒体8と鍔12がスムーズに嵌合できるようになってい
る。嵌合凹部9の下部側の側周壁面にはフック嵌合溝13
が形成されており、嵌合凹部9および筒穴14には、ポン
プ本体5の軸棒体8と電源スイッチ2と鍔12が嵌合さ
れ、鍔12はフック嵌合溝13に嵌合されて抜け止め係止状
態となっている。
【0014】なお、図1に示すように、筒穴14の内壁面
の下部側は、パッキン嵌合穴20に嵌合したパッキンを介
して軸棒体8に気密接合しており、パッキンよりも上部
側の軸棒体8と筒穴14の内壁面との間には、わずかな隙
間37が空気の通路として形成されている。また、ボトル
部4の底面26にはスライド溝32が形成されており、スラ
イド溝32には、前記ポンプ本体5の突起部31が嵌合され
ている。
【0015】タンク7の内周壁47で形成された筒穴14
は、上側が小径化して咽喉部54となっており、タンク7
の上側にはキャップ取り付け部57が設けられ、その外周
面がボトル部4にねじ等により抜け止め状態で嵌合され
ており、キャップ取り付け部57の底面とタンク7の頂面
との間にはシール板56が設けられている。シール板56に
は弁ケース29が嵌め込まれており、弁ケース29はキャッ
プ取り付け部57にねじ固定されており、弁ケース29の下
側にはニップル11が嵌め込み固定されており、ニップル
11の下側には筒状のチューブ48がタンク7の底面側まで
伸設されている。
【0016】図4に示すように、キャップ取り付け部57
には、押しばね59を介してキャップ部として機能する蓋
枠27が上下相対移動自在に取り付けられており、蓋枠27
の側周面82には係合部65が内側に向けて張り出し形成さ
れている。キャップ取り付け部57の上端側には係合部65
と抜け止め係合する突起部66が設けられており、常時
は、同図の(a)に示すように、押しばね59の付勢力に
よって係合部65と突起部66が係合している。突起部66の
先端側には複数の開口部(図示せず)が形成され、その
開口部と係合部65のスリット85を介して空気用通路64が
外部に連通している。
【0017】キャップ取り付け部57には上側開口の開口
部63が形成されており、開口部63は空気用通路64に連通
している。開口部63の下側は開口部63よりも径が小さい
穴62となっており、その下側には逆テーパ状の弁孔68が
形成されており、弁孔68の下部側には内部に貫通の中心
孔67を有する栓ねじ61がキャップ取り付け部57に嵌め込
まれて設けられている。この空気用通路64から栓ねじ61
の中心孔67までの間の通路が圧力調整用空気通路93とし
て機能するものであり、逆テーパ状の弁孔68には圧力調
整用空気通路93の空気導入弁として機能するボール弁39
が収容されており、ボール弁39と栓ねじ61との間には弁
ばね69が介設されており、常時は、弁ばね69の付勢力に
よりボール弁39は上側に押し付けられて穴62が閉じられ
ている。
【0018】弁孔68に通じる開口部63には圧力調整作動
ロッド40の基端側が上下スライド自在に挿通されてお
り、このロッド40の基端側は蓋枠27の内底面78に当接し
ており、ロッド40は先端側が前記ボール弁39に対向する
位置まで伸設されている。
【0019】キャップ取り付け部57の中央側にも段部を
有する上側開口の開口部72が形成されており、開口部72
にはロッド取り付け部43が上下スライド自在に挿通され
ており、ロッド取り付け部43のパッキン嵌合穴71に嵌合
されているパッキン97により、ロッド取り付け部43とキ
ャップ取り付け部57が気密当接している。ロッド取り付
け部43の基端側は蓋枠27の内底面78に当接しており、ロ
ッド取り付け部43とばね受け段部83との間にばね70が介
設されている。
【0020】開口部72の下部側は縮径した穴86となって
おり、穴86は、前記筒穴14の咽喉部54に連通しており、
開口部72の側周面の一方側にはノズル45が横方向に向け
連接されてノズル通路30が設けられており、ノズル通路
30はディフューザ(オリフィス)41のスプレー噴出口10
と、蓋枠27の噴出口90を通して外部に連通している。な
お、ディフューザ41の中心孔98は先端側が縮径化するテ
ーパ状の穴を介して中心孔98の先端側はストレートな穴
となっている。ロッド取り付け部43にはスイッチ作動ロ
ッド3がねじ固定されており、このロッド3は、前記ボ
トル部4の筒穴14に挿入されており、ロッド3の先端33
は、前記ポンプ本体5の電源スイッチ2に対向してい
る。なお、筒穴14からディフューザ41のスプレー噴出口
10までの間の通路が空気通路として機能するものであ
る。
【0021】キャップ取り付け部57には上側開口の開口
部77が設けられており、開口部77の下側には段部を有す
る液体通路76が形成され、液体通路76の下側にはストレ
ートな穴75を介して前記弁ケース29の弁孔73が設けられ
ており、弁孔73は下側に向かって拡径するテーパ状の穴
となっており、前記ニップル11の中心孔に通じている。
また、液体通路76はディフューザ41の中心孔98に連通
し、ディフューザ41のスプレー噴出口10を通して電動ス
プレーの外部に通じている。このニップル11の中心孔88
から液体通路76までの間の通路が液体導入通路92として
機能するものであり、ノズル通路30を通ってディフュー
ザ41の中心孔98を通る空気のエジェクタ作用によりタン
ク7内の液体を空気通路のディフューザ41の中心孔98に
取り込むものである。
【0022】弁孔73には液体導入通路92の液体導入弁と
して機能するボール弁34が収容されており、ボール弁34
とニップル11の上端面74との間には弁ばね89が介設され
ており、常時は、弁ばね89の付勢力によりボール弁34は
上側に押し付けられて穴75が閉じられている。
【0023】また、キャップ取り付け部57の開口部77に
はロッド取り付け部79が上下スライド自在に挿通されて
おり、ロッド取り付け部79のパッキン嵌合穴80に嵌合さ
れているパッキン81により、ロッド取り付け部79とキャ
ップ取り付け部57とが気密当接している。また、ロッド
取り付け部79の基端側は蓋枠27の内底面78に当接してい
る。ロッド取り付け部79にはスプレー作動ロッド35が取
り付けられており、このロッド35は液体通路76と穴75を
通して弁孔73に挿入されており、ロッド35は、その先端
が前記弁孔73内に収容されているボール弁34に対向する
位置まで伸設されている。
【0024】本実施例の電動スプレーは以上のように構
成されており、図2,3にはポンプ本体5にボトル部4
を取り付ける操作方法が示されている。まず、図2の
(a)に示すように、ポンプ本体5の上側にボトル部4
を重ねるが、このとき、ポンプ本体5の突起部31を手前
側に向け、軸棒体8をボトル部4の筒穴14に挿入して鍔
12を嵌合凹部9に嵌合し、同図の(b)にようにして、
ポンプ本体5の上面23とボトル部4の底面26を当接させ
る。
【0025】この状態は、図3の(a)に示すように、
突起部31がスライド溝32の一端側(図のA側)に嵌合さ
れており、フック12は図のY軸方向に向いており、嵌合
凹部9に嵌合されているだけであるため、この状態で、
仮にボトル部4を上側に持ち上げると、ボトル部4はポ
ンプ本体5から外れてしまう。
【0026】そこで、ボトル部4は固定したまま、ポン
プ本体5を図の矢印方向に回してボトル部4に対して相
対的に90度回転させると、鍔12がフック嵌合溝13に入り
込んでいき、同図の(b)に示すようにな状態となり、
ポンプ本体5の突起部31がスライド溝32の他端側(図の
B側)に移動した状態となり、これ以上ポンプ本体5を
同方向に回転させようとしても回転できなくなる。すな
わち、突起部31がストッパーとしての役割を果してい
る。
【0027】このストッパー位置でポンプ本体5の鍔12
は、図のX軸方向に向いてボトル部4のフック嵌合溝13
に完全に嵌合し、抜け止め係止状態となり、この状態
で、仮にボトル部4を上側に持ち上げても、ボトル部4
はポンプ本体5から外れることなく、ポンプ本体5もボ
トル部4と一緒に持ち上がり、ボトル部4とポンプ本体
5が一体化する。
【0028】また、ボトル部4のタンク7が空になった
場合は、図3の(b)の状態から同図の(a)の状態に
戻るように、ポンプ本体5をボトル部4に対して相対的
に90度回転させて、ボトル部4をポンプ本体5から外
し、新しいボトル部4と交換する。
【0029】次に、本実施例のスプレー動作について説
明する。電動スプレーは、通常は、図4の(a)に示す
ように、蓋枠27の係合部65とキャップ取り付け部57の突
起部66が係合しており、スプレー作動ロッド35の先端は
弁孔73の上端側に位置しており、弁孔73内に挿入されて
いるボール弁34は弁ばね89の付勢力により上側に押し付
けられていて穴75は閉じられている。また、同様に、圧
力調整作動ロッド40の先端は弁孔68の上端側に位置して
おり、弁孔68内に挿入されているボール弁39は弁ばね69
の付勢力により上側に押し付けられていて穴62は閉じら
れている。また、図1で示したように、スイッチ作動ロ
ッド3の先端33は、ポンプ本体5の電動スイッチ2と離
れており、電動スイッチ2はオフの状態となっている。
【0030】そして、スプレーを作動させるために、キ
ャップの蓋枠27中央部を指で押して蓋枠27を下側に押し
下げると、図4の(b)に示すように、スイッチ作動ロ
ッド3とスプレー作動ロッド35と圧力調整作動ロッド40
が同時にスプレー本体側に押し込まれ、スイッチ作動ロ
ッド3が下側に下がると、図5に示されるように、ロッ
ド3の先端33が電源スイッチ2に当接し、電源スイッチ
2がオンの状態となり、ポンプ本体5のモータ16が回転
してエアポンプ6が作動し、エアポンプ6は底側に設け
られた空気導入孔21から導入される空気を圧縮して吐出
し、同図の矢印に示されるように、エアノズル18から空
気を上側に圧送し、圧送された空気は軸棒体8の側周面
に設けられた穴19から軸棒体8の外周側に送られて、軸
棒体8の側周壁とボトル部4の筒穴14の側周壁との間の
狭い隙間37を通り抜けて上側に進み、筒穴14の咽喉部54
を通る。そして、図4の(b)に示すように、ノズル通
路30を通ってディフューザ41の噴出口10と蓋枠27の噴出
口90を通して外部に噴出される。
【0031】また、同図に示されるように、蓋枠27を下
側に押し下げると、スプレー作動ロッド35も同時に下側
に下がり、スプレー作動ロッド35の先端側に対向して設
けられたボール弁34が弁孔73の下側に押し下げられ、穴
75と弁孔73が通じるようになる。そして、弁孔73が穴7
5、液体通路76を介して空気通路のディフューザ41の中
心孔98と連通するために、上記のように、空気がノズル
通路30を通ってディフューザ41のスプレー噴出口10から
噴出するときのエジェクタ作用により、タンク7内の液
体がチューブ48の穴を通してニップル11の中心孔88から
吸い上げられて、弁孔73、穴75、液体通路76を通してデ
ィフューザ41の中心孔98に引き込まれ、ノズル通路30を
通ってディフューザ41の中心孔98を通る空気に取り込ま
れて、スプレー噴出口10から蓋枠27の噴出口90を通って
外部に霧状となって噴出する。
【0032】また、蓋枠27が下側に押し下げられると、
同様に、圧力調整作動ロッド40も同時に下がってボール
弁39が押し下げられ、穴62と弁孔68が通じるようにな
り、係合部65のスリット85から空気用通路64に外部の空
気が入り、空気用通路64を通して開口部63、穴62、弁孔
68を通り、中心孔67からタンク7内へ入る。そして、こ
のことにより、タンク7内の液体が使用されても、タン
ク7内の圧力が調整されて、タンク7内が減圧になるこ
とが防止され、タンク7内が減圧になることによりタン
ク7の液体が出にくくなるのを防いでいる。
【0033】そして、蓋枠27から指を離して蓋枠27を下
側に押し下げる力を除くと、蓋枠27は蓋枠27内の押しば
ね59の復元力で再び上側に戻され、図4の(a)に示す
状態に戻り、スイッチ作動ロッド3の先端33が電源スイ
ッチ2から離れてスイッチ2がオフとなり、弁孔73,68
のボール弁34,39が再び上側に戻って穴75,62が閉じら
れ、ボトル7内の液体が外に漏れないようになる。
【0034】本実施例によれば、前記の動作により、ボ
トル7内の液体がエアポンプ6で圧縮されて押し出され
る空気のエジェクタ作用により、その空気に取り込まれ
てスプレー噴出口10から外部に噴出されるため、フレオ
ンガスを用いなくとも空気により液体を霧状に噴出させ
ることができる。したがって、従来例のように、フレオ
ンガスにより環境を破壊することはなく、しかも、外側
から空気を導入して空気を圧縮して押し出し、その空気
により液体を噴出させるため、他のガス等も不要であ
り、可燃性ガスを用いたスプレーのように危険性もな
く、しかも経済的である。
【0035】また、スイッチ作動ロッド3とスプレー作
動ロッド35の各ロッド取り付け部43,79の基端側と圧力
調整作動ロッド40の基端側がキャップ部として機能する
蓋枠27にそれぞれ当接しており、蓋枠27をスプレー本体
側に押し下げることにより、ロッド3,35,40が同時に
下側に押し下げられ、各ロッド3,35,40の先端側に対
向配設されているボール弁34,39の開閉動作と電源スイ
ッチ2の作動動作をワンタッチで同時に行えるため、そ
の操作が非常に容易で使い勝手に優れている。
【0036】そして、電動スプレーに電源が入ると同時
に、ノズル通路30を通ってディフューザ41の中心孔98を
通る空気のエジェクタ作用によりタンク7内の液体をニ
ップル11の中心孔88,弁孔73,穴75,液体通路76を通し
てディフューザ41の中心孔98で空気に取り込み、霧状に
して噴出口90から外部に噴出させることが可能となり、
さらに、このとき、外部の空気が圧力調整用空気通路93
の空気用通路64,開口部63,穴62,弁孔68,栓ねじ61の
中心孔67を通してタンク7内に導入されるため、タンク
7内の液体が噴出口90を通して外部に噴出されて少なく
なることによるタンク7内の圧力低下を防ぐことができ
る。そのため、タンク7内は常に一定の圧力に保たれる
こととなり、タンク7内に液体が満たされているとき
も、液体が使用されてその量が少なくなったときでも電
動スプレーは常に良好な状態で作動することができ、霧
状の液体を勢いよく噴出口90から外部に噴出させること
ができる。
【0037】また、蓋枠27をスプレー本体側に押し下げ
る力が除かれると、蓋枠27の係合部65が押しばね59の付
勢力によりキャップ取り付け部57の突起部66に係合し、
上側に押し戻され、スイッチ作動ロッド3とスプレー作
動ロッド35と圧力調整作動ロッド40が同時に上側に戻さ
れるため、電動スプレーの電源スイッチ2がオフとなる
と同時にボール弁34,39が上側に押し戻されて穴75,62
が閉じられ、たとえ、電動スプレーを横にしたりしても
タンク7内の液体が穴75を通して噴出口90側から外部に
漏れたり、穴62を通して空気用通路64側から外部に漏れ
たりすることはない。
【0038】また、図2,3で示したように、ポンプ本
体5の軸棒体8をボトル部4の筒穴14に挿入し、鍔12を
嵌合凹部9に嵌合させてボトル部4をポンプ本体5に重
ね、ポンプ本体5をボトル部4に対して相対的に回転さ
せ、ボトル部4のフック嵌合溝13にポンプ本体5の鍔12
を嵌合させて抜け止め係止状態にしたり、フック嵌合溝
13から鍔12を外したりすることにより、容易にボトル部
4とポンプ本体5とを着脱することができ、ボトル部4
のタンク7の中の液体がなくなったときには、ボトル部
4を別のボトル部4と交換すればよいため、電動スプレ
ーを使い捨てにすることはなく、同系の薬液なら異なっ
た種類の液を容易に取り換え噴霧することができ、さら
に、エアポンプ6の電源は電池17であるため、電池17が
消耗した場合に交換、充電すればよいため、資源の無駄
使いになることはない。
【0039】さらに、ポンプ本体5にボトル部4を取り
付けるときに、ボトル部4の筒穴14にポンプ本体5の軸
棒体8を挿入し、ボトル部4の嵌合凹部9に鍔12を嵌合
した後、フック嵌合溝13に嵌合すればよく、着脱嵌合手
段が内部に構成されており、ポンプ本体5やボトル部4
の外側に取り付け用のフックやクリップ等を用いる必要
がなく、それらを電動スプレーの外側に設けることによ
り、スプレーの外観が損なわれたり、クリップ等が邪魔
になったりすることもない。
【0040】さらに、ポンプ本体5にボトル部4を取り
付けることにより、ポンプ本体5の軸棒体8の側周壁と
ボトル部4の筒穴14の内周壁との間に狭い隙間37が形成
され、その隙間37が空気の通り道となり、その一方で、
軸棒体8の上側に設けられた電源スイッチ2が筒穴14に
収容されるため、筒穴14と軸棒体8との間の空間が電源
スイッチ2の収容空間と空気の通り道を兼ねることにな
り、これらの空間を別々に設けるよりも手間がかからな
い。
【0041】なお、本考案は上記実施例に限定される
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、液体導入通路92の液体導入弁として機能す
る弁をボール弁34とし、圧力調整用空気通路93の空気導
入弁として機能する弁もボール弁34としたが、これらの
弁はボール弁34,39とは限らず、弁の形状はボール状以
外の他の形状のものでも構わない。
【0042】また、上記実施例ではスプレー本体の上側
にキャップ部として機能する蓋枠27を設け、蓋枠27を上
下相対移動させてスイッチ作動動作等を行ったが、キャ
ップ部をスプレー本体の周り側に設けるなどしてもよ
く、キャップ部をスプレー本体に対する相対移動によ
り、スイッチ作動動作と液体導入弁や空気導入弁の開閉
動作を同時に行う構成とすればよい。
【0043】また、上記実施例ではスプレー本体をポン
プ本体5とボトル部4を着脱自在として、ポンプ本体5
の鍔12をボトル部4のフック嵌合溝13に嵌合するとき
に、ポンプ本体5をボトル部4に対して相対的に回転さ
せたが、その逆に、ボトル部4をポンプ本体5に対して
相対的に回転させてもよく、ボトル部4とポンプ本体5
との両方を相対的に回転させてもよいし、鍔12の寸法形
状や取り付け位置やフック嵌合溝13の寸法形状等は特に
限定されるものではない。
【0044】また、上記実施例では、ポンプ本体5の上
面23にストッパーとしての突起部1を設け、ボトル部4
の底面26には突起部31を嵌合するスライド溝32を設けた
が、突起部31やスライド溝32の形状や大きさ等は特に限
定させるものではなく、ボトル部4側に突起部31を設
け、ポンプ本体5側にスライド溝32を設けてもよく、ス
トッパーをフック嵌合溝13内に設けるように構成すれ
ば、突起部31やスライド溝32は必ずしも設ける必要はな
い。
【0045】さらに、上記実施例のように、ポンプ本体
5に鍔12を設け、ボトル部4にフック嵌合溝13を設けて
着脱自在にするとは限らず、他のフックやクリップ等を
用いて着脱自在にしても構わず、必ずしもポンプ本体5
とボトル部4を着脱自在しなくても構わない。ただし、
タンク7を備えたボトル部4を着脱自在に構成すると、
タンク7内の液体が使用されてタンク7が空になったと
きにボトル部4をポンプ本体5から外し、新しいボトル
部4と交換すればよいため、電動スプレーを使い捨てに
することはなく、資源の無駄使いとなることもない。
【0046】さらに、上記実施例では、電動スプレーを
ほぼ円筒形状としたが、電動スプレーの形状は他の形状
のものでも構わない。
【0047】さらに、本考案の電動スプレーは、ヘアス
プレーや防虫スプレー等の様々なスプレーに適用される
ものであり、上記実施例のように、スプレー噴出口10か
ら勢いよく霧状に液体を噴出させるものとは限らず、泡
状に噴出させるムースタイプの物など、様々な噴出の仕
方をするスプレーに適用することができる。
【0048】
【考案の効果】本考案によれば、タンクに収容されてる
液体がポンプにより圧縮されて圧送され、その空気のエ
ジェクタ作用により、空気に取り込まれて外部に噴出さ
れるため、フレオンガス等の有害なガスを用いないスプ
レーとすることができる。しかも、フレオンガス以外の
可燃性ガス等の他のガスも用いることなく、空気を電動
スプレーに導入して利用するため、危険性もなく、しか
も経済的である。
【0049】また、キャップ部のポンプスイッチオンオ
フ駆動操作により液体導入弁と空気導入弁の開閉動作と
スイッチ作動動作を行うため、それらの動作をワンタッ
チ操作で行うことができ、操作が容易であり、使い勝手
に優れている。また、キャップ部のポンプスイッチオン
駆動操作が行われると、スイッチの作動によりポンプで
圧縮されて吐出し、圧送された空気が空気通路を通ると
きに、空気のエジェクタ作用によりタンク内の液体が空
気通路に引き込まれ、空気に取り込まれて噴出口から外
部に噴出することが可能となる。
【0050】そして、このとき、外部の空気がタンク内
に導入されるため、タンク内の液体が外部に噴出される
ことにより少なくなってもタンク内の圧力が低下するこ
となく、タンク内の圧力を一定に保つことができる。そ
のため、タンク内に液体が満たされているときも、液体
が使用されてその量が少なくなったときにも常に良好な
状態で電動スプレーを作動することができ、良好な状態
で液体を噴出口から外部に噴出することができる。
【0051】さらに、キャップ部のポンプスイッチオフ
操作が行われると、スイッチがオフの状態となり、液体
導入弁と空気導入弁が閉じられるため、たとえ、電動ス
プレーを横にしたりしてもタンク内の液体が外部に漏れ
ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動スプレーの一実施例を示す縦
断面構成図である。
【図2】ポンプ本体5にボトル部4を重ね合わせること
による図1の電動スプレーの組み立て工程を示す説明図
である。
【図3】ポンプ本体5をボトル部4に対して回転させ、
ボトル部4をポンプ本体5に抜け止め係止状態とする工
程を示す説明図である。
【図4】図1の電動スプレーの動作を示す説明図であ
る。
【図5】図1の電動スプレーのポンプから吐出された空
気が上側に圧送される状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 電源スイッチ 3 スイッチ作動ロッド 27 蓋枠 34,39 ボール弁 35 スプレー作動ロッド 40 圧力調整作動ロッド 92 液体導入通路 93 圧力調整用空気通路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を圧縮して吐出するポンプと、該ポ
    ンプをオンオフ駆動させるスイッチと、スプレー液が収
    容されるタンクと、スプレー液の外部への噴出口と、前
    記ポンプのスイッチオンオフ駆動を操作するキャップ部
    とを備え、前記ポンプの吐出側と前記噴出口間には空気
    通路が設けられ、空気のエジェクタ作用により前記タン
    クの液体を前記空気通路に導くために開閉する液体導入
    弁と、前記タンクに外部の空気を導入するための空気導
    入弁が設けられ、前記キャップ部には前記液体導入弁の
    開閉操作手段と前記空気導入弁の開閉操作手段とが設け
    られており、該キャップ部のポンプスイッチオンオフ駆
    動操作を行うことにより該スイッチオンオフ駆動と前記
    液体導入弁および空気導入弁の開閉動作を行う構成とし
    たことを特徴とする電動スプレー。
  2. 【請求項2】 空気を圧縮して吐出するポンプと該ポ
    ンプをオンオフ駆動させるスイッチと、スプレー液が収
    容されるタンクと、スプレー液の外部への噴出口と、前
    記ポンプのスイッチオンオフ駆動を操作するキャップ部
    とを備え、前記ポンプの吐出側と前記噴出口間には空気
    通路が設けられ、前記タンクの出口側には空気のエジェ
    クタ作用により液体を空気通路に取り込むための液体導
    入通路と該液体導入通路を開閉する液体導入弁が設けら
    れ、また、タンクから外部の空気に連通する圧力調整用
    空気通路と該圧力調整用空気通路を開閉する空気導入弁
    が設けられており、前記キャップ部には前記ポンプのス
    イッチに対向する位置まで伸長したスイッチ作動ロッド
    と前記液体導入通路の液体導入弁に対向する位置まで伸
    長したスプレー作動ロッドと前記圧力調整用空気通路の
    空気導入弁に対向する位置まで伸長した圧力調整作動ロ
    ッドが設けられており、該キャップ部のポンプスイッチ
    オンオフ駆動操作移動により該スイッチオンオフ駆動と
    液体導入弁および空気導入弁の開閉動作を行う構成とし
    たことを特徴とする電動スプレー。
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