JPH032278Y2 - - Google Patents

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JPH032278Y2
JPH032278Y2 JP1987163503U JP16350387U JPH032278Y2 JP H032278 Y2 JPH032278 Y2 JP H032278Y2 JP 1987163503 U JP1987163503 U JP 1987163503U JP 16350387 U JP16350387 U JP 16350387U JP H032278 Y2 JPH032278 Y2 JP H032278Y2
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water
nozzle
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bubbly water
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、気泡水を浴槽内に噴出させるように
した泡風呂の泡噴出器に関するものである。
(従来技術) 従来、循環ポンプからの吐出水に空気を混入さ
せて気泡水を浴槽内に噴出させるための泡噴出器
に関して、例えば第3図に示すようなものがあ
る。
第3図に示す泡風呂の泡噴出器によれば、浴槽
51の外部に循環ポンプユニツト52が設けら
れ、又、浴槽51に取り付けられた泡噴出器53
と浴槽51に設置された空気取入口54が空気通
路56で連結され、循環ポンプユニツト52から
の吐出水は泡噴出器53を通る過程で空気通路5
6より空気が混入され、気泡水になつて泡噴出器
53から浴槽51内に噴出されるように配管され
ている。一方、泡噴出器53から浴槽51に噴出
された水は、泡噴出器53とは別に浴槽51に形
成された吸込口55から吸い込まれて前記循環ポ
ンプユニツト52に戻るような循環システムとな
つていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の泡風呂の泡噴出システムによれば、
浴槽51には前記泡噴出器53を取り付けるため
の穴と、前記吸込口55のための穴のそれぞれを
明けなければならないため、浴槽51の開口加工
工数が多く漏水処理工数も多くなり、泡風呂のコ
ストが高くなるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案においては、循環ポンプからの吐
出水を送水させるための送水管が接続される流入
口と、浴槽の水を前記循環ポンプに戻すための戻
水管が接続される流出口と、前記流入口と同軸状
に装着され、前記流入口から流入された前記吐出
水を通して噴出させるための穴が軸方向貫通状に
かつ先絞りテーパ状に形成された水噴出ノズル
と、前記流入口と同軸状に前記水噴出ノズルを取
り付けるためのノズル取付穴と、外部から空気を
流入させるための空気吸入管が接続される空気吸
入口と、前記ノズル取付穴と同軸状に連接形成さ
れて前記空気と前記水噴出ノズルから噴出された
噴出水とを混合させて気泡水を生成させるための
気液混合室と、上記気泡水を通すための通水穴が
軸方向に貫通状に形成されるとともに軸方向外周
面が球面状に形成された気泡水噴出ノズルと、前
記気液混合室と同軸状に連接形成されて前記気泡
水噴出ノズルを回動可能に装着させるためのノズ
ル装着室と、上記ノズル装着室に弾着されて前記
気泡水噴出ノズルを外方向に付勢させる弾性部材
と、前記ノズル装着室の外周部において、外側端
面が全面的に外方に開口されているとともに他方
の端面の一部に前記流出口と連通させるための開
口を設けた凹状空間と、上記凹状空間に対応する
位置に前記浴槽の水を上記凹状空間に流入させる
ためのストレーナが形成されるとともに、中心部
に筒状軸が形成されて同筒状軸が前記ノズル装着
室に取外し可能に挿着される一方、同筒状軸の内
周面は前記気泡水噴出ノズルの外周面に摺動可能
に接して前記弾性部材と相対する方向から前記気
泡水噴出ノズルを回動可能に支持するとともに、
同気泡水噴出ノズルの通水穴を浴槽内側に露出さ
せる開穴を中心部に形成したカバーとを備えた構
成としたものである。
(作用) 上記構成の泡風呂の泡噴出器によれば、循環ポ
ンプからの吐出水は流入口から流入され、さらに
水噴出ノズルから噴出される時に気液混合室に生
じる負圧現象により、空気吸入管から取り込まれ
た空気は空気吸入口を通つて気液混合室に吸入さ
れ、水噴出ノズルからの噴出水と混合され、気泡
水が生成されてノズル装着室に装着された気泡水
噴出ノズルから浴槽内に噴出される。
一方、浴槽内の水はカバーの外縁部に形成され
たストレーナから凹状空間に流入され、さらに流
出口から循環ポンプ等に戻るという一連の循環を
する。
以上のような作用をする泡噴出器は、気泡水を
浴槽に噴出させるための噴出部と、浴槽内の水を
循環ポンプ等に戻すための吸込部とが一体的に形
成されているため、泡噴出器を浴槽壁に取り付け
るための浴槽壁に明けられる泡噴出器取付穴を1
個で済ませることができるものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を第1図、第2図を参
照しながら説明する。
第1図は浴槽壁1に取り付けられた泡噴出器2
の縦断面図を示したものである。又、第2図は泡
噴出器2の浴槽内側から見た正面図である。尚、
以下の説明において上,下,左,右等の方向を示
す記載は図面上における方向を示すものである。
図示していない循環ポンプから吐出された吐出
水を送水させるための図示していない送水管が接
続される流入口3が、その内径面にネジ加工され
て泡噴出器2の左端に形成されている。同流入口
3に連接して同流入口3の内径よりやや小さな内
径のノズル取付穴4が流入口3と同軸状に形成さ
れ、このノズル取付穴4の内径面に形成されたネ
ジ部には、前記循環ポンプからの吐出水を通して
噴出させる水噴出ノズル5の外周面形成のネジが
螺合状に結合され、同水噴出ノズル5がノズル取
付穴4に装着されるようになつている。
上記水噴出ノズル5には前記吐出水を通して噴
出させるための通水穴5Aが軸方向貫通状に、か
つ出口側が絞られたテーパ状に形成されている。
水噴出ノズル5に形成された通水穴5Aの出口側
は同通水穴5Aから噴出された噴出水と外部から
吸入された空気とを混合させるための気液混合室
6に臨んでいる。この気液混合室6に連通するよ
うに外部から前記空気を吸入させる空気吸入管7
をネジ込み接続させるための空気吸入口8が、内
径面にネジ加工された状態で形成されている。
気液混合室6で生成された気泡水を通流させて
浴槽の任意の設定方向に気泡水を噴出させるため
の気泡水噴出ノズル9を装着させるノズル装着室
10が気液混合室6に連設されている。ノズル装
着室10は円柱形空洞状に形成されており、前記
気液混合室6に連通する面と反対側は外方、即ち
浴槽内側方向に開口されている。そして、ノズル
装着室10の内径面には外方に近い部分にネジが
加工されており、後述のカバー11の中央部に形
成された筒状軸12の外周面に加工されたネジと
螺合されることにより、同カバー11がノズル装
着室10に取外し可能に取り付けられるようにな
つている。
気泡水噴出ノズル9はノズル装着室10の内径
面と相対する外周面が球面状に形成されており、
同球状外周面は一端部がノズル装着室10の内側
端面に弾着されたコイルスプリング13の端部に
接し、このコイルスプリング13により気泡水噴
出ノズル9は外方向に付勢されている。又、気泡
水噴出ノズル9の球状外周面はカバー11の筒状
軸12の内径面に接しており、カバー11は前記
コイルスプリング13の付勢力と相俟つて気泡水
噴出ノズル9を回動可能に支持するようになつて
いる。気泡水噴出ノズル9の軸心部には気液混合
室6で生成された気泡水を浴槽方向に通すための
通水穴14が貫通状に明けられている。又、気泡
水噴出ノズル9の外側端部には鍔15が形成され
ており、この鍔15を指でつまんで気泡水噴出ノ
ズル9を回動させ、気泡水噴出方向を任意に変え
ることができるように構成されている。
ノズル装着室10の外周部にはノズル装着室1
0と同心状にドーナツ形状の凹状空間16が形成
されており、凹状空間16は浴槽内の水を流入さ
せるために外方端面が全周に亘つて開口されてい
る。又、空間16の下部端面の一部が開口されて
おり、この開口17は浴槽の水を循環ポンプ等に
戻すための図示していない戻水管が接続される流
出口18に連通されている。
一方、カバー11には、カバー11がノズル装
着室10に取り付けられた状態で前記凹状空間1
6と対応する位置に浴槽の水を吸入させるための
ストレーナ19が形成されており、又、カバー1
1をノズル装着室10に取り付け或いは取り外し
をする時につまむための、例えばプラスチツク製
のツマミ20が4箇所に形成されている。
上記のように構成された泡噴出器2において、
循環ポンプ等からの吐出水が流入口3から流入さ
れると水噴出ノズル5から水が噴出され、水噴出
ノズル5の先端部において負圧状態となり、その
結果外部から空気が吸入され、気液混合室6にお
いて気泡水が生成される。この気泡水は任意に噴
出方向を変えることができる気泡噴出ノズル9か
ら浴槽に噴出される。一方、浴槽の水はカバー1
1のストレーナ19から凹状空間16に吸入さ
れ、凹状空間16から流出口18を通つて循環ポ
ンプ等に戻るという循環作用をする。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、泡噴出器におい
て気泡水を浴槽に噴出させるための噴出部と、浴
槽の水を循環ポンプ等に戻すための吸込部とを一
体的に形成したため、泡噴出器を取り付けるため
に浴槽壁に明ける穴が1個になり、浴槽の加工工
数を減少させ、かつ浴槽外の配管経路が統一され
ることにより、泡風呂の製作及び施工コストを下
げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は正面図である。又、第3図は従来の泡噴出シス
テム説明図である。 1……浴槽壁、2……泡噴出器、3……流入
口、4……ノズル取付穴、5……水噴出ノズル、
5A……通水穴、6……気液混合室、7……空気
吸入管、8……空気吸入口、9……気泡水噴出ノ
ズル、10……ノズル装着室、11……カバー、
12……筒状軸、13……コイルスプリング、1
4……通水穴、15……鍔、16……凹状空間、
17……開口、18……流出口、19……ストレ
ーナ、20……ツマミ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 循環ポンプからの吐出水を送水させるための送
    水管が接続される流入口と、浴槽の水を前記循環
    ポンプに戻すための戻水管が接続される流出口
    と、前記流入口と同軸状に装着され、前記流入口
    から流入された前記吐出水を通して噴出させるた
    めの穴が軸方向貫通状にかつ先絞りテーパ状に形
    成された水噴出ノズルと、前記流入口と同軸状に
    前記水噴出ノズルを取り付けるためのノズル取付
    穴と、外部から空気を流入させるための空気吸入
    管が接続される空気吸入口と、前記ノズル取付穴
    と同軸状に連接形成されて前記空気と前記水噴出
    ノズルから噴出された噴出水とを混合させて気泡
    水を生成させるための気液混合室と、上記気泡水
    を通すための通水穴が軸方向に貫通状に形成され
    るとともに軸方向外周面が球面状に形成された気
    泡水噴出ノズルと、前記気液混合室と同軸状に連
    接形成されて前記気泡水噴出ノズルを回動可能に
    装着させるためのノズル装着室と、上記ノズル装
    着室に弾着されて前記気泡水噴出ノズルを外方向
    に付勢させる弾性部材と、前記ノズル装着室の外
    周部において、外側端面が全面的に外方に開口さ
    れているとともに他方の端面の一部に前記流出口
    と連通させるための開口を設けた凹状空間と、上
    記凹状空間に対応する位置に前記浴槽の水を上記
    凹状空間に流入させるためのストレーナが形成さ
    れるとともに、中心部に筒状軸が形成されて同筒
    状軸が前記ノズル装着室に取外し可能に挿着され
    る一方、同筒状軸の内周面は前記気泡水噴出ノズ
    ルの外周面に摺動可能に接して前記弾性部材と相
    対する方向から前記気泡水噴出ノズルを回動可能
    に支持するとともに、同気泡水噴出ノズルの通水
    穴を浴槽内側に露出させる開穴を中心部に形成し
    たカバーとを備えることを特徴とする泡風呂の泡
    噴出器。
JP1987163503U 1987-10-26 1987-10-26 Expired JPH032278Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987163503U JPH032278Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JP1987163503U JPH032278Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JPH0168036U JPH0168036U (ja) 1989-05-01
JPH032278Y2 true JPH032278Y2 (ja) 1991-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5794338B2 (ja) * 2014-03-31 2015-10-14 三菱電機株式会社 気液混合装置および風呂給湯装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519220U (ja) * 1974-07-08 1976-01-23
JPS57170255A (en) * 1981-04-15 1982-10-20 Matsushita Electric Works Ltd Bath tub with foam blow-out apparatus

Patent Citations (2)

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