JPH0515562A - 吐水ノズル - Google Patents

吐水ノズル

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Publication number
JPH0515562A
JPH0515562A JP17286591A JP17286591A JPH0515562A JP H0515562 A JPH0515562 A JP H0515562A JP 17286591 A JP17286591 A JP 17286591A JP 17286591 A JP17286591 A JP 17286591A JP H0515562 A JPH0515562 A JP H0515562A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas
water
nozzle
jet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17286591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Rokushima
一雅 六嶋
Isao Shirai
勲 白井
Masashi Ishida
正志 石田
Tadashi Yoshimura
吉村  正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】噴射流速を小さくするようなことなく騒音の低
減を図る。 【構成】気液混合水噴出ノズル4から噴出される気液混
合水を気液混合水噴出ノズル4の噴出口全体より一定流
速で吐水させる。複数の噴出口20を設けた液体噴出ノ
ズル2を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽内の浴用水中に気
泡が混入したジェット水と称される気泡混入水を噴出す
る吐水ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、健康指向の高まりと共に気泡発生
装置を取り付けた浴槽が普及しつつある。その中でも気
泡発生装置にジェットポンプを用いるようにしたものが
大半を占めており、このものは水と空気を混合し、勢い
良く浴槽内にジェット水と称される気泡混入水を噴出さ
せてマッサージ効果を得ることができるようになってい
る。このものは図8に示されるようにケーシング7内に
おいて前後で対向するように液体噴出ノズル2と気液混
合水噴出ノズル4とを配置してあり、液体噴出ノズル2
より噴出される液体中に気体供給管3からの空気を混合
させ、この気液混合水を気液混合水噴出ノズル4より浴
槽5内にジェット水として噴出させるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
ジェットポンプを用いた浴槽にあっては、騒音(特に中
低音域)が大きく、階下や隣家への騒音、振動が問題と
なっている。これは気液混合水噴出ノズル4より噴出さ
れる気液混合水が気液混合水噴出ノズル4より噴出され
る際に乱流が生じるためであり、つまり、液体噴出ノズ
ル2は気液混合水噴出ノズル4に送られる気液混合水の
流速を速めることができるように先端部を絞った細径と
されているものであるが、このように先端部が絞られた
状態となっていると流速は速められることとなるが、気
液混合水噴出ノズル4の中央部のみを気液混合水が集中
的に流れることとなり、図9に示されるように気液混合
水噴出ノズル4の噴出口開口縁部分で戻りイが発生して
乱流が生じることとなり、この乱流によって騒音、振動
が発生することとなると共に浴用水への空気の混合率も
低下することとなる。特に、マッサージ効果等を上げる
ために気液混合水噴出ノズル4からの噴出量を大きくす
ればするほど気液混合水の流れに乱れが生じることとな
って騒音、振動が大きくなる。このため、噴射流速を小
さくしたものがあるが、ジェット水によるマッサージ効
果が薄れるため、根本的な解決策にはなっていないのが
現状である。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、噴射流速を小さくするようなことなく騒音の
低減を図ることができる吐水ノズルを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、液体供給管1より供給される液体を液
体噴射ノズル2より噴出すると共に気体供給管3より供
給される気体を液体噴出ノズル2からの噴出水に混入さ
せ、この気体が混入された気液混合水を液体噴出ノズル
2の前方に配された気液混合水噴出ノズル4より浴槽5
内に噴出する吐水ノズルにおいて、気液混合水噴出ノズ
ル4から噴出される気液混合水を気液混合水噴出ノズル
4の噴出口全体より一定流速で吐水させることができる
ように複数の噴出口20を設けた液体噴出ノズル2を備
えたものである。
【0006】
【作用】しかして、液体噴出ノズル2から送られる気液
混合水が気液混合水噴出ノズル4よりジェット水として
浴槽5内に噴出されるものであり、液体噴出ノズル2に
は複数の噴出口20が設けられていることから、気液混
合水噴出ノズル4に送られる液体噴出ノズル2からの気
液混合水は全体が一定流速で気液混合水噴出ノズル4に
送られることとなり、気液混合水噴出ノズル4からは噴
出口全体より一定流速で浴槽5内に向けて気液混合水が
吐水されることとなり、気液混合水噴出ノズル4の近傍
で乱流が発生するようなことがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。吐水ノズルAは図4に示されるように浴槽5
の側壁5aの複数箇所に取り付けられており、図5にて
示されるように吸入口6より吸入された浴槽5内の浴用
水を気泡が混入されたジェット水として再び浴槽5内に
噴出させるようになっている。吐水ノズルAは図1に示
されるようにケーシング7内に液体噴出ノズル2と気液
混合水噴出ノズル4とを内装したものとして構成されて
いる。ケーシング7の一端にはケーシング7を浴槽5の
側壁5aに取り付けるための取り付け部8が設けられて
おり、他端には液体供給管1が接続される水入口9が設
けられており、水入口9と取り付け部8との間に位置す
るようにケーシング7の中間部には気体供給管3が接続
される空気吸い込み口10が設けられている。ケーシン
グ7内に取り付けられる液体噴出ノズル2は水入口9と
空気吸い込み口10との間に位置するようにケーシング
7内に配置されており、気液混合水噴出ノズル4は液体
噴出ノズル2よりも前方に位置するように取り付け部8
が設けられたケーシング7の先部に配置されている。液
体噴出ノズル2は図2に示されるように筒体2aの外周
面より側方に向けてフランジ2bが突設されており、フ
ランジ2bより下側にはネジ部2cが設けられており、
ネジ部2cをケーシング7内の水入口9寄りに設けられ
たネジ部7aに螺着することによってケーシング7内に
取り付けられている。筒体2aには液体噴出ノズル2よ
り噴出される液体の流速を全体にわたって一定流速で噴
出させることができるように複数の貫通孔20aによっ
て形成される複数の噴出口20が設けられている。図示
された実施例にあっては、噴出口20は7個である場合
を示しているが、7個以上でも7個以下であってもよ
い。ここで、気体供給管3が接続される空気吸い込み口
10は液体噴出ノズル2の上側に位置しており、液体噴
出ノズル2から気液混合水噴出ノズル4に向けて液体が
噴出されると液体噴出ノズル2からの液体の噴出に伴っ
て空気吸い込み口10下方が負圧になることによりエゼ
クター効果によって空気吸い込み口10からの空気が液
体内に吸い込み混合され、空気が混合された気液混合水
が気液混合水噴出ノズル4に向けて送られ、気液混合水
噴出ノズル4より浴槽5内に気泡が混入したジェット水
が噴出されるようになっている。気液混合水噴出ノズル
4が設けられたケーシング7の一端には外方に向けてフ
ランジ7bが突設されており、このフランジ7bとケー
シング7の先端に螺合されたナット12で浴槽5の側壁
5aを挟持することでケーシング7が側壁に取り付けら
れており、フランジ7b及びナット12によって取り付
け部8が構成されている。ここで、ケーシング7が連結
固定されることとなる浴槽5の側壁5aに設けられた開
口の開口縁には断面U字状のパッキン13が被着されて
おり、このパッキン13によって取り付け部分の防水性
を確保するようになっている。気液混合水噴出ノズル4
は基部に略球状の膨出部4aが設けられており、この膨
出部4aをケーシング7に設けられた嵌め込み凹所14
に嵌め込むようにしてケーシング7に取り付けられてい
る。嵌め込み凹所14の開口縁部には押さえ部材15に
よってOリング16が設けられており、このOリング1
6で球状の膨出部4aが回転自在に保持されており、気
液混合水噴出ノズル4の方向を自在に変えることができ
るようになっている。ケーシング7の先端開口にはカバ
ー体17が螺着されるようになっており、上記押さえ部
材15はカバー体17の取り付けによって押圧固定され
るようになっている。
【0008】しかして、水入口9からの水が液体噴出ノ
ズル2より気液混合水噴出ノズル4に向けて噴出される
と液体噴出ノズル2からの水の噴出に伴って空気吸い込
み口10から水内に空気が混入され、気液混合水噴出ノ
ズル4から浴槽4内に気泡が混入されたジェット水が勢
い良く噴出されるものである。そして、液体噴出ノズル
2から気液混合水噴出ノズル4に流れる気液混合水は気
液混合水噴出ノズル4から浴槽5内にジェット水として
噴出されるものであるが、液体噴出ノズル2には複数の
噴出口20が設けられていることから、気液混合水噴出
ノズル4に送られる液体噴出ノズル2からの気液混合水
は全体が一定流速で気液混合水噴出ノズル4に送られる
こととなり、気液混合水噴出ノズル4からは図3に示さ
れるように噴出口全体より一定流速で浴槽5内に向けて
気液混合水が吐水されることとなり、気液混合水噴出ノ
ズル4の近傍で乱流が発生するようなことがないもので
あり、また、気液混合水噴出ノズル4に向けて噴出され
る液体噴出ノズル2からの噴出水は液体噴出ノズル2に
設けられた複数の噴出口20よりそれぞれ噴出されるよ
うになっているため、空気吸い込み口10からの空気は
液体中に引き込まれやすくなって効率良く液体中に混入
されることとなるものである。
【0009】図7は本発明の他の実施例を示すものであ
り、このものにあっては、気液混合水噴出ノズル4の先
部がカバー体17より浴槽5内に突出しないようにケー
シング7の長さ寸法を長くしてケーシング7内に気液混
合水噴出ノズル4が収納配置されるようにしたものを示
している。このように構成された場合にあっても上述し
た実施例と同様の効果が得られるものである。図6は液
体噴出ノズル2の他の実施例を示すものであり、このも
のにあっては、複数の噴出口20がそれぞれ連通した状
態とされており、このように各噴出口20が連通した状
態とされていると毛髪やゴミが引っ掛かって噴出口20
が詰まるのを防止することができるものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように、液体供給管より
供給される液体を液体噴射ノズルより噴出すると共に気
体供給管より供給される気体を液体噴出ノズルからの噴
出水に混入させ、この気体が混入された気液混合水を液
体噴出ノズルの前方に配された気液混合水噴出ノズルよ
り浴槽内に噴出する吐水ノズルにおいて、気液混合水噴
出ノズルから噴出される気液混合水を気液混合水噴出ノ
ズルの噴出口全体より一定流速で吐水させることができ
るように複数の噴出口を設けた液体噴出ノズルを備えて
いるので、気液混合水噴出ノズルに送られる液体噴出ノ
ズルからの気液混合水は全体が一定流速で気液混合水噴
出ノズルに送られることとなり、気液混合水噴出ノズル
からは噴出口全体より一定流速で浴槽内に向けて気液混
合水が吐水されることとなり、気液混合水噴出ノズルの
近傍で乱流が発生するようなことがないものであり、噴
出ノズルより勢い良く気液混合水を噴出させたとしても
噴出水が乱れて騒音を発生したりするようなことがな
く、ジェット水噴出時に気液混合水噴出ノズル近傍で発
生する騒音を大幅に低減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上に用いられる液体噴出ノズルを示すもので
あり、(a)は側断面図、(b)は正面図である。
【図3】同上の気液混合水噴出ノズルからの気液混合水
の流れの分布を示す断面図である。
【図4】同上の吐水ノズルの配置状態を示す浴槽の斜視
図である。
【図5】同上の概略断面図である。
【図6】液体噴出ノズルの他の実施例を示すものであ
り、(a)は側断面図、(b)は正面図である。
【図7】同上の他の実施例を示す断面図である。
【図8】従来例の断面図である。
【図9】同上の気液混合水噴出ノズルからの気液混合水
の流れの分布を示す断面図である。
【符号の説明】
1 液体供給管 2 気液噴出ノズル 3 気体供給体 4 液体混合水噴出ノズル 5 浴槽 20 噴出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 正 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液体供給管より供給される液体を液体噴
    射ノズルより噴出すると共に気体供給管より供給される
    気体を液体噴出ノズルからの噴出水に混入させ、この気
    体が混入された気液混合水を液体噴出ノズルの前方に配
    された気液混合水噴出ノズルより浴槽内に噴出する吐水
    ノズルにおいて、気液混合水噴出ノズルから噴出される
    気液混合水を気液混合水噴出ノズルの噴出口全体より一
    定流速で吐水させることができるように複数の噴出口を
    設けた液体噴出ノズルを備えて成ることを特徴とする吐
    水ノズル。
JP17286591A 1991-07-15 1991-07-15 吐水ノズル Withdrawn JPH0515562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17286591A JPH0515562A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 吐水ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17286591A JPH0515562A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 吐水ノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515562A true JPH0515562A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15949736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17286591A Withdrawn JPH0515562A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 吐水ノズル

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JP (1) JPH0515562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6105644A (en) * 1997-02-06 2000-08-22 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire including three asymmetrically arranged main grooves

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6105644A (en) * 1997-02-06 2000-08-22 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire including three asymmetrically arranged main grooves

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008