JPH0695538A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0695538A
JPH0695538A JP24151492A JP24151492A JPH0695538A JP H0695538 A JPH0695538 A JP H0695538A JP 24151492 A JP24151492 A JP 24151492A JP 24151492 A JP24151492 A JP 24151492A JP H0695538 A JPH0695538 A JP H0695538A
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JP
Japan
Prior art keywords
heating element
temperature control
electrode type
image forming
sided electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP24151492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nanba
健夫 南波
Isao Kubota
功 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd filed Critical Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority to JP24151492A priority Critical patent/JPH0695538A/ja
Publication of JPH0695538A publication Critical patent/JPH0695538A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】発熱体自身に温度制御機能を持たせ、かつ構成
する発熱体の組合せを変えることにより、任意の温度分
布、省エネルギー、小型、低コスト化を計る。 【構成】画像形成措置の発熱体に、同特性の複数の両面
または片面電極型自己温度制御型のPTCサーミスタ1
5をそれぞれ異なる電極14に収容し、SWによりそれ
ぞれに個別に給電する。また、給電する電圧を可変する
こともできる。 【効果】発熱体を複数の同特性の両面電極型PTCサー
ミスタで構成することにより、成形性が大幅に向上し製
造コストが低下する。また、PTCサーミスタにそれぞ
れに単独に給電することにより、任意の範囲に対し発熱
できるので、省エネルギーに寄与する。更に、片面電極
型発熱素子使用することにより、両面電極型発熱素子使
用時より優れた昇温特性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式によって
像担持体上に形成されたトナー画像を転写・定着ベルト
を介して媒体に定着させる画像形成装置に関し、特に定
着部の発熱体に自己温度制御型素子(PTC:POSI
TIVE TEMPERATURECOEFFICIE
NT)を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の発熱体の回路構成
の一例をは図4に示す。従来、熱溶融性のトナーを用い
た画像形成装置の定着部に使用されている発熱体9は、
その発熱方式(ヒートロール方式,フラッシュ方式等)
の違いにかかわらず、装置内の温度を制御する温度制御
回路24と発熱体の温度を検出するための温度センサ2
3が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像形
成装置の定着部に用いられる発熱体は、発熱方式の違い
にかかわらず装置内の温度制御のための回路や発熱体の
温度検出ための温度センサが必要であったので、専用の
電子部品やその実装スペースが必要であった。また、こ
の種の定着器に用いられる発熱体は、それ自体に発熱範
囲,温度分布などの温度特性を持たせることが技術的に
もコスト的にも困難であった。
【0004】本発明の目的は、専用の温度制御回路を付
加することなく、発熱体自身に温度制御機能を持たせ、
さらに発熱体の構成を変えることにより、任意の温度分
布、省エネルギー、小型、低コストの画像形成装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、像担持体上に加熱・溶融性の樹脂等からなるトナー
により未定着のトナー画像を形成する画像形成手段と、
像担持体上に形成されたトナー画像を一旦、転写・定着
ベルトに未定着画像のまま転写し媒体と接する加熱・加
圧部まで転写・定着ベルトによって搬送する未定着画像
搬送手段と、転写・定着ベルトによって搬送されてきた
転写・定着ベルト上の未定着画像を平面状の発熱体とそ
の発熱体に圧接する弾性ゴムロールよりなる加圧ロール
とにより媒体上に加熱・加圧定着する手段とを有する画
像形成措置において、自己温度制御型発熱素子を備えた
前記平面状の発熱体と、この自己温度制御型発熱素子に
給電する手段とを有する。
【0006】また、同特性の複数の両面または片面電極
型自己温度制御型発熱素子をそれぞれ異なる電極に収容
する前記発熱体と、この両面または片面電極型自己温度
制御型発熱素子それぞれに単独に給電する前記給電手段
とを有する。
【0007】更に、同特性または特性の異なる複数の両
面または片面電極型自己温度制御型発熱素子を同一電極
に収容する前記発熱体と、この両面または片面電極型自
己温度制御型発熱素子共通に給電する前記給電手段とを
有する。
【0008】更にまた、前記両面または片面電極型自己
温度制御型発熱素子に給電する電圧を可変する前記給電
手段を有する。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の画像形成装置に使用される発熱体の
基本構成示す図で、(a)は1つの両面電極型の発熱素
子の実装構成を示し、(b)は1つの片面電極型の発熱
素子の実装構成を示し、(c)はその回路構成を示す図
である。定着部の熱源として用いられる自己温度制御型
の発熱体は、両面または片面電極型の1つのPTCサー
ミスタ素子15と、電極14で構成され、発熱時はスイ
ッチ(SW)を介して電源16から交流電圧が印加され
る。
【0010】図2は画像形成装置に使用される発熱体の
構成を示す図で、(a)は複数の同特性の両面電極型T
PCサーミスタ素子をそれぞれ個別の電極に収容した実
装構成を示し、(b)は複数の同特性の片面電極型TP
Cサーミスタ素子をそれぞれ個別の電極に収容し実装構
成を示し、(c)はその回路構成を示す図である。定着
部の熱源として用いられる自己温度制御型の発熱体は、
同特性の両面または片面電極型の複数の(図では4個)
PTCサーミスタ素子15と、複数の電極14とで構成
され、発熱時はPTCサーミスタ素子15それぞれに直
列に接続されたスイッチ(SW)を介して電源16から
交流電圧が印加される。PTCサーミスタ素子15に対
する電極が個別に設けられているので、PTCサーミス
タ素子15に印加する電圧をスイッチ(SW)により個
々に給電することにより、発熱体の任意の範囲における
発熱を制御できる。また、電源電圧を可変することによ
り発熱量を可変することもできる。更に、片面電極型の
PTCサーミスタ素子を使用することにより、両面電極
型PTCサーミスタ素子使用時よりも、優れた昇温特性
が得られる。
【0011】図3は画像形成装置に使用される発熱体の
構成を示す図で、(a)は複数の同特性または特性の異
なる両面電極型PTCサーミスタ素子を1つの電極に収
容した実装構成を示し、(b)は複数の同特性または特
性の異なる片面電極型PTCサーミスタ素子を1つの電
極に収容した実装構成を示し、(c)はその回路構成を
示す図である。定着部の熱源として用いられる自己温度
制御型の発熱体は、同特性または特性の異なる両面また
は片面電極型の複数の(図では4個)PTCサーミスタ
素子15と、1つの電極14で構成され、発熱時はPT
Cサーミスタ素子15に接続された共通のスイッチ(S
W)を介して電源16から交流電圧が印加される。発熱
特性の異なるPTCサーミスタ素子15を使用すことに
より、定着器の幅方向において任意の温度分布を設定す
ることができる。また、電源電圧を可変することにより
発熱量を可変することができる。更に、片面電極型のP
TCサーミスタ素子を使用することにより、両面電極型
PTCサーミスタ素子使用時よりも、優れた昇温特性が
得られる。
【0012】図4の本発明における発熱体を使用した画
像形成装置によれば、帯電器1と、露光器2と、現像器
3と、感光体4とによって感光体表面に形成された加熱
・溶融性の樹脂等からなるトナー画像は、従動ロール6
と、駆動ロール7と、テンションロール8により感光体
と同期して駆動され、転写・定着ベルト12上に転写器
5によって転写される。転写された転写・定着ベルト1
2上のトナー画像は、平面状の発熱体9とスプリング1
1によって加圧されている弾性ゴムロール10との接触
部分に形成されたNIP部において、転写・定着ベルト
12と同期して吸入されてきた媒体13と接触し、この
NIP部において加熱、加圧されて媒体13上に定着さ
れる。ここで転写・定着ベルト12の表面はフッ素等の
表面処理により離型性が高いために、トナー画像は効率
よく媒体13上に定着され、良好な画像が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の発明
は、定着部の熱源として自己温度制御型の発熱体を使用
したので、温度制御のための専用回路を必要とせず、電
源の供給のみにより速やかに、かつ安定した定着温度が
得られる。
【0014】第2の発明は、発熱体を複数の同特性の両
面電極型自己温度制御型発熱素子で構成することによ
り、発熱素子の成形性が大幅に向上し製造コストが低下
する。また、それぞれ異なる電極に接続した発熱素子そ
れぞれに単独に給電することにより、任意の範囲に対し
発熱できるので、省エネルギーに寄与する。
【0015】第3の発明は、発熱体を複数の同特性の片
面電極型自己温度制御型発熱素子で構成することによ
り、発熱素子の成形性が大幅に向上し製造コストが低下
する。また、それぞれ異なる電極に接続した発熱素子そ
れぞれに単独に給電することにより、任意の範囲に対し
発熱できるので、省エネルギーに寄与する。更に、片面
電極型発熱素子使用することにより、両面電極型発熱素
子使用時より優れた昇温特性が得られる。
【0016】第4の発明は、発熱体を複数の同特性の両
面電極型自己温度制御型発熱素子で同一の電極に収容し
て構成することにより、発熱素子の成形性が大幅に向上
し製造コストが低下する。また、発熱体を複数の異なる
特性の両面電極型自己温度制御型発熱素子で同一の電極
に収容して構成することにより、定着器の幅方向の温度
分布を任意に設定できる。
【0017】第5の発明は、発熱体を複数の同特性の両
面電極型自己温度制御型発熱素子で同一の電極に収容し
て構成することにより、発熱素子の成形性が大幅に向上
し製造コストが低下する。また、片面電極型発熱素子使
用することにより、両面電極型発熱素子使用時より優れ
た昇温特性が得られる。
【0018】第6の発明は、両面または片面電極型自己
温度制御型発熱素子に給電する電圧を可変することによ
り、発熱量を可変でき省エネルギーに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に使用される発熱体の基
本構成示す図で、(a)は1つの両面電極型の発熱素子
の実装構成を示し、(b)は1つの片面電極型の発熱素
子の実装構成を示し、(c)はその回路構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の画像形成装置に使用される発熱体の構
成を示す図で、(a)は複数の同特性の両面電極型TP
Cサーミスタ素子をそれぞれ個別の電極に収容した実装
構成を示し、(b)は複数の同特性の片面電極型TPC
サーミスタ素子をそれぞれ個別の電極に収容し実装構成
を示し、(c)はその回路構成を示す図である。
【図3】本発明の画像形成装置に使用される発熱体の構
成を示す図で、(a)は複数の同特性または特性の異な
る両面電極型PTCサーミスタ素子を1つの電極に収容
した実装構成を示し、(b)は複数の同特性または特性
の異なる片面電極型PTCサーミスタ素子を1つの電極
に収容した実装構成を示し、(c)はその回路構成を示
す図である。
【図4】本発明における発熱体を使用した画像形成装置
の一実施れを示す概略断面図である。
【図5】従来の発熱体の回路構成を示す図である。
【符号の説明】 1 帯電器 2 露光器 3 現像器 4 感光体 5 転写器 6 従動ロール 7 駆動ロール 8 テンションロール 9 発熱体 10 弾性ゴムロール 11 スプリング 12 転写・定着ベルト 13 媒体 14 電極 15 両面または片面電極型TPCサーミスタの発熱
素子 16 電源 23 温度センサ 24 温度制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に加熱・溶融性の樹脂等からな
    るトナーにより未定着のトナー画像を形成する画像形成
    手段と、像担持体上に形成されたトナー画像を一旦、転
    写・定着ベルトに未定着画像のまま転写し媒体と接する
    加熱・加圧部まで転写・定着ベルトによって搬送する未
    定着画像搬送手段と、転写・定着ベルトによって搬送さ
    れてきた転写・定着ベルト上の未定着画像を平面状の発
    熱体とその発熱体に圧接する弾性ゴムロールよりなる加
    圧ロールとにより媒体上に加熱・加圧定着する手段とを
    有する画像形成措置において、自己温度制御型発熱素子
    を備えた前記平面状の発熱体と、この自己温度制御型発
    熱素子に給電する手段とを有することを特徴とする画像
    形成措置。
  2. 【請求項2】同特性の複数の両面電極型自己温度制御型
    発熱素子をそれぞれ異なる電極に収容する前記発熱体
    と、この両面電極型自己温度制御型発熱素子それぞれに
    単独に給電する前記給電手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】同特性の複数の片面電極型自己温度制御型
    発熱素子をそれぞれ異なる電極に収容する前記発熱体
    と、この片面電極型自己温度制御型発熱素子それぞれに
    単独に給電する前記給電手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】同特性または特性の異なる複数の両面電極
    型自己温度制御型発熱素子を同一電極に収容する前記発
    熱体と、この両面電極型自己温度制御型発熱素子共通に
    給電する前記給電手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】同特性または特性の異なる複数の片面電極
    型自己温度制御型発熱素子を同一電極に収容する前記発
    熱体と、この片面電極型自己温度制御型発熱素子共通に
    給電する前記給電手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記両面または片面電極型自己温度制御型
    発熱素子に給電する電圧を可変する前記給電手段を有す
    ることを特徴とする請求項2,請求項3,請求項4,お
    よび請求項5記載の画像形成装置。
JP24151492A 1992-09-10 1992-09-10 画像形成装置 Pending JPH0695538A (ja)

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ID=17075479

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JP (1) JPH0695538A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072022A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011149988A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sharp Corp レーザー定着装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072022A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990302