JPH069541B2 - 視野測定装置 - Google Patents

視野測定装置

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JPH069541B2
JPH069541B2 JP56170089A JP17008981A JPH069541B2 JP H069541 B2 JPH069541 B2 JP H069541B2 JP 56170089 A JP56170089 A JP 56170089A JP 17008981 A JP17008981 A JP 17008981A JP H069541 B2 JPH069541 B2 JP H069541B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の対象技術) 本発明は、眼科の検診分野において広く採用されている
中心部型式の中心視野計あるいは全視野型式の周辺視野
計等のいわゆる視野測定装置の改良に関するものであ
る。
(発明に係わる従来技術水準と技術的課題) 従来、眼科診療分野において、受診患者の眼の視野を視
覚生理あるいは臨床医学の立場から平面視野計や球面視
野計などによる静的な検査または動的な検査を行なうこ
とにより正常眼、視神経疾患、高眼圧症、緑内障、網脈
絡膜疾患等の異常症状を予知検出し、日常眼科診療上、
視野検査に視野計が大きく貢献し患者の早期発見、早期
治療に役立っていることはよく知られているところであ
る。
ところでこのような視野の定義についても種々の角度か
ら表現され説明されている。例えば専門書によると、視
野とは1点を固視したとき、その眼が視機能を発揮する
ことができる範囲というように視機能の能力の有無を中
心としたものから始まって、視野とはその眼が本来所有
している視覚の感度分野であるというように視機能の広
域に亘る感度分野の観点より見るものまである。
何れにしても共通して云えることは、視野は、視力、色
覚、光覚明度などのような眼の各要素毎の視機能とは同
列に取扱うことができない点である。例えば、視力を中
心とした空間分離能の感度分布で示すなら視力視野と云
うことになるであろうし、光覚系の明度識別能の感度分
布で示すなら明度識別視野ということになる。
このように視野は、平面的に見える範囲にのみ限定され
ず、立体的な空間に於ける広範囲の感度分布として捉え
る方向にある。それだけに視野計は高精度で多面的機能
と特性を具備したものが要求される。そして視野計も以
上のような観点から古典的な平面視野計から眼が本来も
っている視覚の感度分野を機能的に捉え、より正確に把
握して眼の疾患を量的立体的な角度から検診しようとす
る視野測定へと発展しつつある。
次に視野の種類としては、視機能の種類と同じ数だけあ
るが、実際に臨床医学に利用できる視機能は限定され
る。例えば明度識別周辺視野、フリッカ周辺視野、明度
識別中心視野あるいはフリッカ中心視野などは現状の臨
床医学上最も効率よく使用できる視野として知られてい
るが、これらは何れも日常臨床的に被検視者を診断し疾
患を能率よく検出する役立つ視野から絞られた結果の現
われなのである。
現在よく用いられている視野の分類は、視野研究成果と
しての実用眼科学(甲野斐ら1893年)や学術報告
(島村鉄太郎1895年)などに記載された多くの眼科
学術報告から来た古来の視野概念に新しい概念の視野を
旨く導入して整理された形で行なわれており、一般的に
は、量的視野,静的視野,動的視野,立体視野などを大
分類となし、その下に小分類として各々の視機能に応じ
た種類を帰属させている。
これら視野の種類は、視野計の機能あるいは視機能の説
明や測定結果を評価する上で極めて重要である。さら
に、日常臨床に使用される視野の記載法について触れる
と、一般的な視力、光覚の場合は各要素毎の視機能を数
量化してデジタル表示できるが、視野の場合はある平面
ないし立方体に於ける分布を示す必要があるから、この
ように三次元的表現つまり立体的表現を紙面のような平
面的なものに表現する臨床学的記載法としては大きく次
の3形式に分けられる。
数値記入法……一般的には同心円状の平面に全視野の
位置毎に数値の大小をもってデジタル表示する図法であ
る。
断面表現法……ある経線の切断面においてそれぞれの
機能を高さで表現する極座標表示法(TVアンテナの指
向特性を示す場合と同じ図法)と、機能を線の長さで表
現する直座標表示法(スピーカーの周波数特性を示す図
法はこの変形である)がある。
等値曲線による表現法……一般的には地図の等高線や
天気図の等圧線で知られている図法と同じ方法である。
以下臨床上の視野計について述べる。例えば中心視野測
定装置の一例としては、第1図および第2図に示すよう
に12種類のパターンに分割して測定する赤色灯E3、
E43による視野計が提唱されている。これは第1図に
示すように直径約300〜500mmの測定部100上に4個ない
し2個の赤色灯E3を左右対称位置に配置し、これを被
検視者が500mm位の距離より視き、各パターンに於ける
赤色灯E3の見える具合を12種類の異なる各パターン
毎に検視者が記録し、最後に検視者が第2図に示すよう
に46個の赤色灯E43の全パターンの記録を総合転記
して纒め、これを左右両眼について視野の検眼を行なっ
て最終的に診断することになるのである。公知の赤色灯
は赤電灯である。
この視野計の方式によると、被検視者1人当りの両眼検
視による記録回数は、各パターンの記録が最少24回、
総合転記が2回と合計26回の記入作成となり、大変な
時間と手数を要する。さらに被検視者に赤色灯E3、E
43の見え具合に異常があるときは、正確を期するため
あるいは精密な検視を行なう必要があり、そのために背
景輝度を暗黒背景からほんのりと明るさを当てた灰色背
景にしたり、あるいは赤色灯の点滅間隔の変更などによ
る定形パターン以外の記録を行なうときは、さらに記録
回数が増加することになる。例えば、A被検視者(25
才・男子)の両眼検視に要する時間は、12パターンの
検視と記録および総合転記を含めて迅速に進行させた状
態でも約40分であり、B被検視者(41才・女性)の
場合は12パターンの検視と記録および総合転記の段階
で特別の異常が認められたためB被検視者に10分間の
休息を与えさらに精密な検視を行なって記録を整理した
結果70分の時間を要しており、さらにC被検視者(6
0才・男性)の場合は12パターンの検視と記録および
総合転記の段階でやはり特別の異常が認められたためC
被検視者に10分間の休息を与え精密な検視として2種
類の特別なパターンの検視を行ない記録を整理した結果
約100分の時間を要するという現状にある。
第3図は他の中心視野計に基づく例を示し、合計127個
の赤色灯E22を直径400〜600mmの測定部100ならびに
左右対称位置部100A、100Bに配置してあり、パターンの
種類と密度を高い分布にして特殊視野疾患を検診し分析
可能なように考慮されたものである。この場合の各パタ
ーンの記録は被検視者の両眼について行なうから被検視
者1人当り各パターン毎の検視回数と記録とは大変な時
間と労力を要することになる。すなわち、127個の赤色
灯E22は平均4灯1組にして中央固視点を中心として
上下左右対称位置になるように点灯して1パターンと
し、それら赤色灯の配置変更毎に異なるパターンを組ん
で被検視者の検視を行なうものであるから、この第3図
の例示の視野計を用いるときは被検視者1人当りの両眼
検視による記録回数は、各パターンの記録が最少31回
×2眼=62回、総合記録整理2回で合計64回位で約
90分の所要時間となる。さらに異常時の特殊検視の追
加や検視記録の整理分析例えば数値記入法、断面表現
法、等値曲線による表現法など種々の角度より精密な図
表の作成・分析を行なうときは約30分位の所要時間の
加算となり、結局約2時間位の検視時間を費すことにな
るのである。しかも、従来提唱されている視野計は、中
央固視標用ランプにしても視標用ランプにしても点灯、
点滅はボタンスイッチや切替スイッチの操作により各パ
ターン毎にその都度操作する必要があるから、時間の短
縮には限界があり、検視者(医師)、被検視者および看
護婦に多大な負担となっている現状にある。
以上のように眼科の臨床上採用されている視野計あるい
は提唱されている視野計は、医師と被検視者間の応答は
発声あるいは押ボタンによるランプ表示が多く、また被
検視者の応答結果の記録は手書による各パターン毎の記
録であり、さらに全パターン終了後、被検視者1人毎の
転記整理を行なう必要があるなど、その検視結果のデー
タの取纒めに大変な手数と時間を費し、医師や看護婦の
間から視野計に対する改善が強く要望されていた。
高眼圧者の検診管理上、極く早期の緑内障性視野変化の
検出を徹底して行なうことは非常に有効であるとされて
いる。そしてこの緑内障性視野変化の検出には臨床学的
に動的視野計測が有用であるとされるが、動的視野検査
は適切な視野計が存在しないのに加えて検視者の熟練度
により大きく左右される視野計測法であり、さらに熟練
した検視者が行なっても動的視野計測には本質的に再現
性(同一検視者が何回計測しても毎回測定結果が同じに
なること)に乏しく、結局動的視野計も緑内障の比較的
小さな感度の変化や低下を早期に探知することは静的視
野検査と差異がない場合もあり、検視者、被検視者が何
人であっても普遍性のある視野計の開発が各方面から強
く望まれている現状にある。
(発明の目的) 本発明の目的は、予め決められた検視パターンならびに
それ以外の臨機応変のパターンの場合においても対応で
き、且つ各検視結果の記録や転記の誤記が全くなく正確
でしかも短時間内に検視結果を記録し保存も可能な高性
能で使用し易い新規で産業上有益な視野測定装置を経済
的に提供することにある。
本発明の他の目的は、多様化した視野疾患を精密な検診
により効率良く行なえる新規な視野測定装置を経済的に
提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、視野計において、一般検
眼、白内障、緑内障、視神経疾患、網脈絡膜疾患等を静
的にあるいは動的に検視が可能な幅広い検査を実現でき
る改良された新規な視野測定装置を安価に提供すること
にある。
本発明の他の目的は、検視者の熟練度や検視回数に左右
されることなく正確で常に安定した視野測定が行なえる
多面的な機能を有する視野測定装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、暗室、明るい室内の何れでも使用
できる視野測定装置を提供することにある。本発明の目
的は、シングルパターン、マルチパターンの何れのパタ
ーンでも任意に且つ迅速に切替が可能な効率的な視野測
定装置を提供することにある。
(発明の要旨または構成) 本発明の思想を具体的に実現するための視野測定装置の
要旨とするところは次の通りである。
1.中央には被検視者に対して明度識別視機能の色を発
する発光ダイオード灯から成る中央固視標を設けるとと
もに、その中央固指標の周りには被検視者に対して明度
識別視機能の色を発する発光ダイオード灯が多数配置し
てある視野測定部(100)を有する視野計本体(10
1)と、視野測定部(100)と対向する位置に設けて
あり、視野測定部(100)と被検視者の顔の中心位置
関係を調整できる被検視者位置合せ具(105)と、制
御回路部(121)、演算処理部(120)及び記憶回
路部(122)とからなる中央処理装置と、前記視野測
定部(100)に配置された多数の発光ダイオード灯を
作動させ制御するドライバ本体(140)と、中央処理
装置に接続された入出力部であるインターフェース部
(130)と、検視者が入力するキーボード(115)
と、被検視者が入力する反応用押ボタン(107)と、
検視者からの検視制御を行なうためのプログラムを記憶
させた通常検診プログラム記憶装置(125)と、中央
処理装置の記憶回路部(122)に制御されて作動する
測定結果を記録する検診結果プログラム記録装置(12
6)と、表示装置(117)もしくはプリント装置(1
27)の何れか1種または2種の装置とからなり、中央
処理装置に接続された入出力部であるインターフェース
部(130)の出力側には、ドライバ本体(140)が
電気的に接続されており、且つその入力側には、キーボ
ード(115)、反応用押ボタン(107)が電気的に
接続されており、さらに中央処理装置には、通常検診プ
ログラム記憶装置(125)、検診結果プログラム記録
装置(126)及び表示装置(117)もしくはプリン
ト装置(127)の何れか1種または2種の装置とが電
気的に接続され構成されていることを特徴とする視野測
定装置。
2.第1項記載の測定装置において、視野測定部(10
0)と被検視者の顔の中心位置関係を合わせるための被
検視者位置合せ具(105)は、上下、左右、前後に調
整できるように構成されていることを特徴とする視野測
定装置。
3.第1項記載の測定装置において、視野測定部(10
0)の中央に設ける中央固視標は、被検視者に対して明
度識別視機能を有する赤色、橙色、青色、緑色、白色の
何れかの色を発する発光ダイオード灯から構成されてい
ることを特徴とする視野測定装置。
4.第1項記載の測定装置において、視野測定部(10
0)の中央に位置する中央固視標の周りに多数配置され
ている発光ダイオード灯は、被検視者に対して明度識別
視機能を有する赤色、橙色、青色、緑色などの色を発す
る発光ダイオード灯から構成されていることを特徴とす
る視野測定装置。
5.第1項記載の測定装置において、検視者が入力する
キーボード(115)と、中央処理装置の制御回路部
(121)に接続されている検視制御を行なうためのプ
ログラムを記憶させた通常検診プログラム記憶装置(1
25)と、中央処理装置の制御回路部(121)の入出
力部であるインターフェース部(130)の出力側に接
続されたドライバ本体(140)と、視野測定部(10
0)に配置された多数の発光ダイオード灯とはそれぞれ
電気的に接続されており、検視者の入力による通常検診
プログラム記憶装置(125)の検視制御およびドライ
バ本体(140)の起動によって、視野測定部(10
0)に配置された多数の発光ダイオード灯の発光数(シ
ングルパターンの各種、マルチパターン)、発光量(輝
度)、発光時間等の作動が任意に増減制御できるように
構成されていることを特徴とする視野測定装置。
6.第1項記載の測定装置において、視野測定部(10
0)に配置された多数の発光ダイオード灯を作動させ制
御するドライバ本体(140)は、中央処理装置の制御
回路部(121)に接続された入出力部であるインター
フェース部(130)の出力側に電気的に接続され、且
つその入力側には、キーボード(115)、被検視者の
反応を入力する反応用押ボタン(107)、押ボタン
(110)が電気的に接続されており、それらに依る被
検視者の反応信号又は検視者・被検視者間の応答信号を
記録する検診結果プログラム記録装置(126)が中央
処理装置の制御回路部(121)に電気的に接続され構
成されていることを特徴とする視野測定装置。
7.第1項記載の測定装置において、被検視者の測定結
果を記録した検診結果プログラム記録装置(126)の
データーを、検視結果としての個々の検視パターン毎の
測定結果または演算処理による総合測定結果として、種
々の表現法に置換した形で出力し表示するために、デイ
スプレイ表示装置(117)又はプリントアウトできる
プリント装置(127)の何れか1種または2種の装置
とが中央処理装置に電気的に接続され構成されているこ
とを特徴とする視野測定装置。
(発明の技術的構成例) 以下本発明の技術的構成について述べる。
本発明の視野測定装置における視野測定部の構成は、周
辺視野或は中心視野など検視者及び被検視者に対して明
度識別の如く視機能の光を発する発光ダイオード(LE
D)灯の光覚系視標を被検視者に対向させて設置した形
態によって識別できるものであるならば、発光ダイオー
ド(LED)灯の点滅方式、投影方式、投光方式などは
特に限定されない。この場合、発光ダイオード(LE
D)灯の色は中央固視標用と周辺視野測定用により赤、
橙、青、緑、白色などが使い分けられる。
また、被検視者側に発光ダイオード(LED)灯を設け
対向面に設置した反射鏡を覗く形式のもの、或は発光ダ
イオード(LED)灯をスクリーンによって遮断して発
光パターンを変化できるようにした形式のものなど、種
々の変形が含まれることは勿論である。しかし発光ダイ
オード(LED)灯を直視できる形式のものが被検視者
の疲労が少なく良好である。
視野測定部の中央固視標は、なるべく被検視者が見易い
標識或は橙、青、緑、白色などの発光ダイオード(LE
D)灯を使用することが望ましい。視野測定部の大きさ
は直径300〜600mm位であり、被検視者の測定中
における精神的疲労を最小限に押えるため中央固視標ま
たは発光ダイオード(LED)灯などの光覚系視標が置
かれている周囲の情景あるいは背景は黒色、灰色、白
色、昼光色、白桃色など任意の情景を選定できるように
構成してある。
被検視者の視点と視野測定部の中央固視標との位置合わ
せは、被検視者の顔を位置合せ具に乗せて前後上下左右
に調整して行なうがこの操作は検視者が任意に行なうこ
ともできる。この位置合せ具は被検視者の額と顎を乗せ
た部分を調節ねじあるいはモーター駆動調整ねじにより
上下左右または必要に応じ前後に移動して行なう。
視野測定部の発光ダイオード(LED)灯と被検視者と
の距離は検査内容に応じ400〜750mm位に設定さ
れる。
中央固視標の輝度と背景輝度を共に変化させると、明度
識別度中心視野測定が可能となり異なる種類のイソプタ
を実現できる。この場合定量視標投影器を併用して例え
ば直径6mmの投影を行ないフイルタなどにより輝度を順
次1/2.1/4.1/8.1/16.1/32.1/64.1/128と低下させる測定
も可能である。またフリッカー頻度は例えば5Hz〜35
Hzに選定する。
視野測定部に設ける被検視者に対して視機能を有する光
覚系視標としての発光ダイオード(LED)灯として
は、被検視者の視機能を識別するのに最適な赤色灯が用
いられる。第1図に例示するように測定部100に設け
た赤色灯E3を12種類の異なるパターンで測定できる
ように配置し、第2図に示すように全パターンの測定部
100に於ける赤色灯E43の合計は、例えば46個具
備している型式のものでもよいし、或は第3図に例示す
るように測定部100ならびに左右対称位置部100
A、100Bを含めて合計127個の赤色灯E22を配
置して成る型式のものでもよい。勿論第2図または第3
図に例示した型式以外の赤色灯を配置した型式の測定部
の構成であってもよく、赤色灯の個数増減は自在であ
る。
被検視者の視機能を識別するための光覚系視標の発光ダ
イオード(LED)灯の一例として赤色灯が用いられる
が、この被検視者に対して視機能を有する発光ダイオー
ド赤色灯は、前記中央固視標の周囲に被検視者に対向さ
せて設置され、その視標直径は1〜3mm、特殊な場合
は5〜6mmの発光ダイオード(LED)赤色灯が使用
される。発光ダイオード(LED)赤色灯の発光量(輝
度)は約10〜70asb、標準輝度30asbで使用
するが前記したように輝度を順次1/2.1/4.1/8.1/16.1/3
2.1/64と低下させて使用することも可能である。発光ダ
イオード(LED)赤色灯の発光時間は、例えば0.1
〜3.0secであり、0.25sec,0.5se
c,1.0sec,2.5sec,3.0secという
ように被検視者の視野状況、異常に応じて選択される。
発光ダイオード(LED)灯は、順電圧1〜2V、順電
流10mA程度で十分な所望の輝度を有するものを使用
すればよい。発光ダイオード(LED)灯の発光色は
赤、緑、橙、白色などが使用されるが、これら発光ダイ
オード(LED)灯の発光制御は、以上述べた発光数
(シングルパターン、マルチパターンなど)、発光量
(輝度)、発光時間を種々組合せて、任意の検視が行な
えるように検診プログラムを準備することは勿論であ
る。
前述の中央固視標も含めて測定部に配置される赤色など
の発光ダイオード(LED)灯の視標は緑内障半盲、中
心暗点などを検知できるように各パターンの点滅は任意
に行えるもので、これらの操作はインターフェース部
(入出力部)の入力側に繋がれたキーボード(在来の画
面に対してライトペンで入力しコンピュータを操作する
場合を含む)、制御回路部、及び通常検診プログラム記
憶装置のプラグラムによって検視者(医師)が行なうも
のである。
本発明視野測定装置で云うインターフェース部(入出力
部)とは、分かり易く云うならば本発明視野測定装置の
中心的な電気的な回路を構成する機器、部品の集合群、
ユニット回路群、或はシステム構成群の相互間を電気的
な情報信号の入力部又は出力部として接続するための接
続部分を指している。具体的にはインターフェース部
(入出力部)は、出力側をドライバ本体及び制御回路部
に繋ぐものであり、また、入力側をキーボード、制御回
路部及び被検視者の反応を入力する反応用押ボタン又は
検視者が代行する押ボタンの双方に繋ぐものである。
赤色などの発光ダイオード(LED)灯を制御するドラ
イバ本体はインターフェース部(入出力部)を経て制御
回路部と演算処理回路部を有するコンピュータ中央処理
装置に接続され構成されている。検視者による検診開始
を指示または表示するための報知手段として、ランプ表
示やスピーカー応答装置を具備させれば良いことは当然
である。
被検視者の白色(中央固視標)或は赤色(中央固視標周
辺に配置された赤色灯)などの発光色に対する認識は、
被検視者の反応を入力する反応用押ボタン(またはマイ
ク)によって行なわれ、不慣な老人、子供或は特別な異
常視野を示す人には、反応用押ボタンの検視者による代
行操作が行える押ボタンを備えるように構成されてい
る。被検視者の発光色に対する認識の有無は、検視者に
よる確認キー操作(在来の画面に対してライトペンで入
力しコンピュータを操作する場合を含む)とCRTディ
スプレイの表示装置の作動と同時に検視結果としての検
診結果プログラム記録装置に順次各検視パターン毎に入
力され記録されるように接続構成されている。勿論出力
装置の一つとして検診結果プログラム記録装置に直結し
てプリント装置が設けられており、第1図ないし第3図
に例示した各検視パターン毎の記録用紙にプリントした
ものがプリントアウトできるように構成されている。さ
らに、検診結果プログラム記録装置に内蔵された新参の
検診結果を、過去の臨床事例である検診結果プログラム
記録に照合させて検視結果に基づく病名を臨床事例の病
名とを補助的に対照させる手段として、本発明において
は適宜検診結果プログラム記録装置に接続される記憶回
路部或は補助記憶装置を設け、それによって装置全体の
能力を飛躍的に拡大発展させることができる。このよう
に検視結果の検診プログラム記録は、単に検診結果とし
て検視パターンの記録用紙に図表としてプリントアウト
するだけでなく、記憶回路部の動作により臨床事例とし
て数多くのデータを蓄積し活用できるように構成して検
診を正確で且つ迅速に行えることは早期発見、早期治療
という使命から診療上望ましいことである。被検視者と
検視者との距離はなるべく近い方が望ましいが、正確な
検視を実現するために、検診結果表示装置には視野測定
部と同配置のモニタ表示灯或はITV(観察用テレビ)
による表示装置を設けてもよい。表示装置と検診或は臨
床事例との照合などの関係よりCRTディスプレイ方式
の表示盤装置に構成することも出来る。被検視者の眼は
検視中、視野測定部の中央固視部(1点)を凝視した状
態で行なわれるが、もし視線が外れた場合は本来の視野
検診が不正確なものとなるので、検査中被検視者の眼は
極く自然な状態で且つ精神上はリラックスさせた状態で
行なうことが必要であり、検視者と被検視者との応答は
緊密でなければならない。必要によっては、検診結果プ
ログラム記録装置に内蔵された検診結果を用いながら再
検視して検診結果の正確さを再認識する操作も可能であ
り、これは検視者がキーボードからの操作により行える
ように構成されている。
視野測定部に配置された発光ダイオード(LED)赤色
灯を作動させ制御するためのドライバ本体と制御回路部
はインターフェース部(入出力部)の出力側に連繋さ
れ、発光ダイオード(LED)赤色灯の発光を制御す
る。そしてこのドライバ本体に、接続されている発光ダ
イオード(LED)赤色灯は、視野測定部に於ける型式
および検視パターンの種類により発光ダイオード(LE
D)赤色灯の配置、個数或は発光ダイオード(LED)
赤色灯の容量等が決定される。この場合検視プログラム
の多様化に追従できるようにするためにはその制御回路
の構成も当然のことながら、種々の型番のIC(集積回
路)またはLSI(高密度集積回路)、コンデンサ、抵
抗器、ターミナル、機器間接続用電線・ケーブルおよび
電源線等により電気的に接続され構成される。インター
フェース部(入出力部)と装置を構成する機器・部品を
結ぶ回路構成の設計は種々の形式が考えられるから、本
発明に於いては実施例のブロック部に限定されるもので
はなく、複数のインターフェース部(入出力部)を回路
に連繋具備させてもよい。
(発明の実施例と作用・効果) 以下本発明の視野測定装置の技術思想を理解するために
本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は視野検査のときに使用される測定部100に於
ける12種類のパターンの赤色灯E3の配置説明図であ
り、第2図は第1図の各パターンを測定部100に総合
した場合の46個の赤色灯E43の配置説明図であり、
第3図は第2図とは異なるパターンの測定部100と左
右対称位置100A、100Bよりなる中心視野計の例
を示し127個の赤色灯E22の配置説明図である。本
発明の実施例に於ける赤色灯E3、E43、E22は何
れも発光ダイオード(LED)灯よりなり、詳細につい
ては、後述する。
第4図は視野計による検眼状況説明図であり、視野測定
部100は中央固視部100Pが被検視者106の眼の
視線と一致するように視野計本体101に装着されてお
り、測定部100と対向する被検視者106側には被検
視者106の額と顎を固定するための位置合せ具105
が設けられている。中央固視部100Pと被検視者10
6の眼の視線とは位置合せ具105の前後、上下左右の
移動により調整され、その操作は調整ねじあるいはモー
タ駆動調整ねじにより行なうことができる。モータ駆動
の制御電源は視野計本体1の接続器102を介して制御
ケーブル103より供給される。視野測定部100に配
置される赤色灯Eにはケーブル104を通じて電力が供
給される。被検視者106の反応は反応用押ボタン10
7によって入力用信号が発せられ電線108を通じて伝
送される。
第5図は本発明視野測定装置全体の制御ブロック説明図
であり、検視者111は被検視者106の反応用押ボタ
ン107に代わって押ボタン110よりケーブル109
を通じて入力用信号を発することができる。
視野測定部100に配置された発光ダイオード(LE
D)灯を作動させ制御するためのドライバ本体140及
び制御回路部121はインターフェース部(入出力部)
130の出力側に連繋され、発光ダイオード(LED)
灯の発光を制御する。ドライバ本体140と発光ダイオ
ード(LED)灯は通常ケーブル104により連結され
るがリードフレーム材でもよい。さらにインターフェー
ス部(入出力部)130の入力側には検視者111が操
作するキーボード115、制御回路部121及び反応用
押ボタン107(または被検視者の反応用押ボタン10
7と検視者の押ボタン110の双方に)が連結されてい
る。
ここで本発明視野測定装置の実施例第5図に云うインタ
ーフェース部(入出力部)130について分かり易く説
明すると、インターフェース部(入出力部)130と
は、本発明視野測定装置の中心的な電気的な回路を構成
する機器、部品の集合群、ユニット回路群、或はシステ
ム構成群の相互間において、電気的な情報信号の入力部
又は出力部として群の相互間を電気的に接続するための
接点部分を指称している。
第5図の実施例において、電気的な情報信号の入力部又
は出力部として電気的に接続するための接点部分となる
インターフェース部(入出力部)130を具体例に説明
すると、インターフェース部(入出力部)130の入力
側に繋がれた検視者(医師)111が操作するキーボー
ド115と制御回路部121及び反応用押ボタン10
7、またインターフェース部(入出力部)130の出力
側に接続された発光ダイオード(LED)灯Eの群を制
御するドライバ本体140と制御回路部121及び演算
処理回路部120よりなる中央処理装置などが挙げられ
る。
そしてインターフェース部(入出力部)130の入力は
キーボード117、制御回路部121及び反応用押ボタ
ン107と押ボタン110(被検視者又は被検視者と検
視者の双方に)に電気的に接続してあり、また、出力は
赤色などの発光ダイオード(LED)灯を制御するドラ
イバ本体140と制御回路部121及び演算処理回路部
120を有するコンピュータ中央処理装置に接続して構
成してあるから、視野測定部100に配置された発光ダ
イオード(LED)赤色灯Eは、インターフェース部
(入出力部)130の出力側に連繋されたドライバ本体
140と制御回路部121により作動し発光する。この
場合、ドライバ本体140に接続されている発光ダイオ
ード(LED)赤色灯の発光制御は、視野測定部100
に於ける型式および検視パターンの種類により発光ダイ
オード(LED)赤色灯の配置、個数或は発光ダイオー
ド(LED)赤色灯の容量等により決定される。表示装
置117とプリント装置127は検診結果プログラム記
録装置126、記憶回路部122、必要に応じて設けた
補助記憶装置123に電気回路で接続されている。さら
に前記のインターフェース部(入出力部)130の出力
側に連繋する発光ダイオード(LED)灯を制御するド
ライバ本体140には少なくとも演算処理回路部120
と制御回路部121よりなる中央処理装置と通常検診プ
ログラム記憶装置125を接続具備させてあり、検診結
果プログラム記録装置126は制御回路部121を経て
作動されるように構成されている。
第6図は第5図に例示した装置に基いて視野検眼を行な
う場合の実施例を説明するためのフローチャートである
が、その前に第7図ないし第11図により、インターフ
ェース部(入出力部)130の出力側に連繋された発光
ダイオード(LED)灯とその発光制御を行なうドライ
バ本体140及び制御回路部121と視野測定部100
との関係を具体的に例示すると次の通りである。
第7図は、第5図の本発明実施例制御ブロック説明図の
インターフェース部(入出力部)130の出力側に連繋
される発光ダイオード(LED)灯を作動させ制御する
ためのドライバ本体140及び制御回路部121と、イ
ンターフェース部(入出力部)130の入力側に繋がれ
ているキーボード115と制御回路部121と反応用押
ボタン107(入力用信号を発する側)の電気的回路図
のうち、インターフェース部(入出力部)130の出力
側に接続され、かつ、視野測定部100に配置されてい
る発光ダイオード(LED)赤色灯などとそれを作動さ
せ制御するためのLEDドライバ本体140(集積回路
IC、抵抗器、接続用ターミナルなど)との関係を示す
回路説明図である。
第7図においてNo10,No12,No14,No1
6よりなる端子群133の前段に集積回路IC1(型番
74LS138)が配置され、No2,No4,No
6,No8よりなる端子群133(端子群133のうち
No1,No3,No5,No7,No9,No11,
No13,No15は図示を省略)を接続した集積回路
IC2を含め集積回路IC2ないし集積回路IC7(集
積回路IC5は図示省略してあるが6組の集積回路IC
は共に型番74LS259)が中段に配置され、後段に
集積回路IC8ないし集積回路IC15(集積回路IC
11ないし集積回路IC13は図示省略してあるが8組
の集積回路ICは共に型番7406)が配置されてそれ
ぞれ電気的に回路が結線されている。
上記の端子群133は、実施例第5図で説明した本発明
視野測定装置のインターフェース部(入出力部)130
の一部を成すものであって、本発明視野測定装置の中心
的な電気的な回路を構成する機器、部品の集合群、ユニ
ット回路群、或はシステム構成群の相互間において、電
気的な情報信号の入力部又は出力部として電気的に接続
するための接点部分の具体的な構造である。つまり端子
群133は、電気的な情報信号の入力部又は出力部とし
て電気的に接続するための接点部分となるインターフェ
ース部(入出力部)130の実施態様である。
集積回路IC8ないし集積回路IC15にはそれぞれ3
60Ωの抵抗器132Rを介してターミナル2Pinな
いしターミナル25Pin(ターミナル21Pinない
しターミナル24Pinは図示省略してある)およびタ
ーミナル27Pinないしターミナル50Pin(ター
ミナル28Pinないしターミナル41Pinは図示省
略してある)が接続されている。ターミナル1Pinと
ターミナル26Pinは電源+5Vに接続され、ターミ
ナル2Pinとターミナル50Pinはスペア用に残さ
れ、ターミナル3Pinからターミナル25Pinまで
の23個とターミナル27Pinからターミナル49P
inまでの23個の合計46個のターミナルPinには
それぞれ、順電圧1〜2V、順電流10mA程度で所望
の発光が得られる発光ダイオード(LED)よりなる赤
色灯1Eないし赤色灯46E(図中発光ダイオード(L
ED)よりなる赤色灯19Eから赤色灯38Eまでの発
光灯は図示省略してある)が接続されており、赤色灯1
Eないし赤色灯46Eは視野測定部100において第1
1図に例示する通りの番号順に配置されている。
第8図ないし第10図は、ターミナル1Pinないしタ
ーミナル50Pinと発光ダイオード(LED)よりな
る赤色灯1Eないし赤色灯46Eとの接続および配置関
係を示す説明図であり、ターミナルPin番号と赤色灯
E番号との対応は第7図ないし第9図より明らかなよう
に絶縁基板131を介して電気的に接続されている。発
光ダイオード(LED)よりなる赤色灯Eのターミナル
Pinに対する接続の向きは第9図に示す通りであり、
ターミナル1Pinとターミナル26Pinは(+)5
Vに接続されており、赤色灯1Eないし赤色灯46Eに
接続される他のターミナル3Pinないしターミナル2
5Pinおよびターミナル27Pinないしターミナル
49Pinの視野測定部100に於ける配置関係は第1
0図に示す通りである。
このように第7図に例示した回路図に於いては、第7図
と第10図と第11図の対応関係より明白なように集積
回路IC8ないし集積回路IC15にそれぞれ抵抗器1
32Rを介して電気的に接続されるターミナル2Pin
ないしターミナル25Pinおよびターミナル27Pi
nないしターミナル50Pin並びに発光ダイオード
(LED)よりなる赤色灯1Eないし赤色灯46Eは独
立しており、これら赤色灯1Eないし赤色灯46Eの点
灯、点滅が自在にできるようになっている。
この第11図における赤色灯1Eないし赤色灯46Eを
第1図に例示した12パターンをからまでに分離し
て点灯する場合のターミナルPin番号と赤色灯E番号
を対応させて組分けすると次の通りである。
3Pin〜 6Pin− 1E〜 4E 7Pin〜10Pin− 5E〜 8E 12Pin−10E 15Pin−13E 48Pin,49Pin−45E,46E 11Pin− 9E 16Pin−14E 18Pin−16E 21Pin−19E 13Pin,14Pin−11E,12E 19Pin,20Pin−17E,18E 23Pin−21E 36Pin−33E 33Pin−30E 45Pin−42E 25Pin−23E 38Pin−35E 31Pin−28E 43Pin−40E 34Pin,35Pin−31E,32E 46Pin,47Pin−43E,44E 17Pin−15E 22Pin−20E 28Pin,29Pin−25E,26E 40Pin,41Pin−37E,38E 24Pin−22E 37Pin−34E 32Pin−29E 44Pin−41E 27Pin−24E 39Pin−36E 30Pin−27E 42Pin−39E 上記ないしパターンにおける発光ダイオード(LE
D)よりなる赤色灯1Eないし赤色灯46Eの点灯は、
本装置における番地(アドレス)をアクセスして行なう
ことができる。例えばインターフェース部(入出力部)
130の入力側に繋がれているキーボード115と制御
回路部121より磁気ディスクまたは専用カードを用い
て制御するときは、磁気ディスクまたは専用カードを所
定のスロットに装置し然るのちコネクタのターミナル4
2Pinに接続されている発光ダイオード(LED)よ
りなる赤色灯39Eを点灯させるときには、$C251
番地を、また消灯させるときは$C25φ番地をそれぞ
れSTA命令などを用いてアクセスすることにより行な
うことができる。通常検診プログラム記憶装置125に
例えばベーシック[BASIC](プログラムリスト)
などを用いる場合は十進数に変換の後、POKE命令を
用いて番地(アドレス)をアクセスすればよい。相対番
地計算は周知の方法で行なうことができ、具体的に例示
すると次の通りである。なお、レジスタあるいはインス
トラクションレジスタの何れの場合においてもアドレス
設定は10進数、2進数または16進数など適切な進数
を用いることができる。
(1)10進数での赤色灯Eのアドレス計算 −16384+n×256+α+2+β,0 但し、n=使用スロット・ナンバー α=変化させたい赤色灯Eのナンバー β=1で点灯 φで消灯 (2)16進数での赤色灯Eのアドレス計算 Cφφφ+n×1φφ+α+2+β 但し、n、α、βは(1)の場合と同じ。
本発明の実施例として既に第5図において全体の制御ブ
ロック図を説明したが、この第5図は本発明視野測定装
置の精神を理解し易くするためのブロック図として例示
したものであるから、視野測定部100に配置された発
光ダイオード(LED)赤色灯Eを作動させ制御するた
めのドライバ本体140と制御回路部121はインター
フェース部(入出力部)130の出力側に連繋され、発
光ダイオード(LED)赤色灯Eの発光をドライバ本体
140で制御する場合、実際の製品の場合は、例えばデ
ィスプレイ式ブラウン管などの表示装置117と、イン
ターフェース部(入出力部)130の出力側に連繋され
たドライバ本体140を視野測定部100に内蔵させて
もよいし、或はインターフェース部(入出力部)130
の出力側に連繋されたドライバ本体140及び制御回路
部121、並びにインターフェース部(入出力部)13
0の入力側に連繋されたキーボード115とプリント装
置127を、検視者111が椅子に座った状態で操作で
きるようにキーボード115の周辺に一体に配置しても
よい。
また、通常検診プログラム記憶装置125(磁気テー
プ、磁気ディスク、磁気コア、紙カード、紙テープ等)
とインターフェース部(入出力部)130との構成関係
は、視野測定部100の数(複数以上設置の場合)、測
定装置全体の容量、ベーシックなどプログラムの種類な
どの他、操作性、設置場所、使用する中央処理装置(C
PU)および補助記憶装置の種類などに応じて決定され
る。視野測定部100の数(複数以上設置の場合)と操
作キーボード115との関係より、一つの入力部に構成
してもよいし、二つ以上の入力部に構成して役割を果す
ように組立ててもよいことは勿論であって、第5図の実
施例においてブロック図として分けられていることを以
って本発明が分離を必須構成要件とするものでないこと
は十分に理解されるであろう。
次に第6図のフローチャートに基づいて本発明視野測定
装置による視野検眼の実施例を、第5図の制御ブロック
図を参照しつつ説明する。
また、本実施例の視野測定装置を第6図により説明する
場合、装置の系統的な操作が入るときは、便宜上システ
ムと表現することがある。
本実施例では、まづ装置全体の操作用電源を含め、キー
オン・スタート201させ、操作電圧の安定後、各装置
が正常であることを計器類により確認する。その上で、
被検視者106の眼の視線と中央視標部100Pとが一
致するように位置の設定202を位置合せ具105の操
作(前後あるいは上下左右)により行なう。
さらに本実施例視野測定装置を使用する前に行なう被検
視者106の予診時に於ける状況より、検視者111
(医師)が背景・輝度の設定203(例えば標準で平均
30asb前後)と検診プログラム選定指示204を行
ない併せて同時にプログラムによるLED発光制御20
5を選定する。
LED発光制御205はインターフェース部(入出力
部)130の出力側に連繋されたドライバ本体140及
び制御回路部121を通じて通常検診プログラム記憶装
置125を起動させて前記した発光ダイオード(LE
D)の赤色灯1Eないし赤色灯46Eにおけるシングル
パターンないしの発光数(マルチパターンの場合は
発光ダイオードLED300個ぐらいでも可能)、発光
量(輝度例えば10〜3000asb)、発光時間(例
えば0.1〜2.5secの内の0.5,0.8,1.
0,1.2,2.0sec)などを設定して行なう。これ
らの操作は専用カード、磁気ディスク類の何れでも行な
うことができる。
検視者111によってランプ表示、スピーカ応答を含め
て被検視者106に対し検視開始指示206が発せら
れ、以下通常検診プログラム記憶装置125からの命令
に基づいてLED発光207が各パターンないし毎
に順次行なわれる。
これらに於ける被検視者106の発光色認識208は、
被検視者反応209Aとして反応用押ボタン107の操
作により入力用信号として発せられ、その信号は電線1
08を経て直ちに検診結果プログラム記録装置126に
伝達され、且つCRTディプレイ表示装置117にも同
時に表示することができる。この場合、被検視者106
が老人、子供等であって反応用押ボタン107の操作が
不慣れな場合は検視者111によって反応ボタン代行2
09Bとして押ボタン110を操作して検視結果を記録
することができる。勿論この検視者111が被検視者1
06に代わって行なう反応の押ボタン11の操作の中に
は、インターフェース部(入出力部)130は入力側を
キーボード115、制御回路部121及び反応用押ボタ
ン107に繋いであるから、そのインターフェース部
(入出力部)130への医師による入力代行の入力形態
として既存のマウス入力、ペン入力、ディスプレイ入力
方式などが含まれることは本発明の構成例で既に述べた
通りである。
第12図は検診結果プログラム記録装置に収納されたデ
ータをディスプレイ表示装置117に表示しプリント装
置127によりプリントアウトした場合の図表の実施例
図である。
被検視者106は一定距離(例えば250〜450m
m)に設定された視野測定部100に映し出される各パ
ターンないしに於ける赤色灯1Eないし赤色灯46
Eの見え具合によって反応用押ボタン107を操作し、
それらの結果によって中心視野及びその周辺視野に変化
の生じる各種の眼疾患の視野検診が、しかも明るい室内
で実現されるのである。
ここで反応用押ボタン107と視野測定部100に於け
る各パターンないしの赤色灯E(各々4灯づつ点
滅)とは、被検視者106が自分の見えた部分の赤色灯
Eのみを、或は自分が見えなかった部分の赤色灯Eのみ
をプロットできる関係になっておればよい訳であるか
ら、本実施例測定装置に於ける反応用押ボタン107と
最終的な検診結果プログラム記録装置126或は表示装
置117との関係は、それら正常部分或は異常部分を間
違いなくプロット出来る仕組みの電気的回路の構成であ
ればよく、本視野測定装置の構成は本発明請求範囲の思
想内であれば特に制限されない。
具体的には赤色灯Eの点灯、或は点滅と電気的に連動す
るスイッチやボタン形式、専用カード或は通常検診プロ
グラム記憶装置125または検診結果プログラム記録装
置126との回路関係では、発光ダイオード(LED)
赤色灯を作動させ制御するためのドライバ本体140及
び制御回路部121はインターフェース部(入出力部)
130の出力側に繋がれ、また、キーボード115と制
御回路部121と反応用押ボタン107はインターフェ
ース部(入出力部)130の入力側に繋がれるが、これ
らは回路関係で制御できるようにしてあるならば、その
存在は視野計本体101側に、又は表示装置117側
に、或は一体形視野計の適切な場所に配置してもよく、
これら回路の技術的構成は何れも当業技術者なら容易に
設計変更できる事柄である。
例えば前述のパターンにおいて各々の赤色灯10E、
13E、45E、46Eを0.1とか0.2secの発
光時間で見せ、4灯とも同じ赤色に見えれば正常である
から、反応用押ボタン107によるプロットは容易であ
る。しかし異常があるときは4個の赤色灯Eのうち何れ
の赤色灯が見えないかを確実に検査する必要があり、こ
のような場合に備え、4個の赤色灯10E、13E、4
5E、46Eを1個ずつ点灯して或は1個ずつ点滅させ
ながら視野異常を確認できるようにシステムを構成し、
それに合わせて反応用押ボタン107の入力信号を発せ
られるようにすればよい。電気回路上許されるなら赤色
灯1個毎に反応できるようにしてもよいし、押ボタンを
4区分に構成してもよい。斯くして被検視者反応209
Aの結果は、認識有り210Aまたは確認無し210B
の信号として入力され、検視者111のキーボード11
5上の確認キー操作211によってCRTディスプレイ
などの表示装置212および検視結果プログラム毎の記
憶装置213を作動させる。この記憶装置213の段階
では発光認識パターン毎に一致した図表データ作成のレ
ジスタが主であり、このレジスタまたはインストラクシ
ョンレジスタより検診用データ図表作成214への指令
に基づいてプリント装置出力指示215によってシング
ルパターンを各図毎にプリントアウトすると共に、CR
Tディスプレイ表示装置216によりそれら各図を表示
しながら検視者111(医師)が検診しつつ点検するこ
とも可能となるのである。
被検視者106の視野検眼結果を総合的に検診するには
シングルパターンないしの合成図が最良であり、こ
れはプリント装置によるマルチパターン出力指示217
を行ない合成図をプリントアウト219する。また補助
記憶装置218の活用を行なって臨床事例応答操作22
0により類似臨床例との照合や図表のプリントアウト2
19を行ない診断時の参考に付することも可能である。
本実施例視野装置の一部に存在する表示装置117の例
としては、ブラウン管によるCRTディスプレイ装置の
スクリーン上をX軸,Y軸にそれぞれ例えば10〜10
0の範囲で分割した点の座標で区画し、これを白黒また
は12色を使用したいわゆるカラー表示によって表示す
ることもでき、これらの操作はプログラムにより命令で
き、グラフィックモードも容易に表示できる。
プリント装置127は第1図(視野検査時の12種類パ
ターンの発光ダイオード(LED)赤色灯の配置説明
図)、第2図(第1図の各パターンを総合した場合の赤
色灯の配置説明図)、第3図(第2図とは異なるパター
ンの中心視野計の例を示す赤色灯の配置説明図)または
第11図(赤色灯E46個の番号位置説明図)に示した
シングルパターンまたはマルチパターンの何れでも容易
にプリントアウトできるようにするため、図表作成のプ
ログラムを例えばベーシックによりレジスタして必要な
命令を第5図(本発明実施例装置制御ブロック説明図)
及び第6図(視野検眼フローチャート)のプリント装置
に与えられるようにシングルまたはマルチパターンの出
力指示215.217と連動させることも可能である。
第6図の視野検眼フローチャートの実施例は本発明視野
測定装置全体を理解するために述べたものであるから、
当然第6図のフローチャート説明図における順列または
手順の入替や併合、分離は自在である。例えば被検視者
の検視を進行させながら他方においては臨床事例の抽出
やCRTディスプレイ表示装置への並行表示とかフロー
チャートの手順の前後の入替操作は、第5図の制御回路
部121、演算処理回路部120および記憶回路部12
2の処理能力や表示装置117の容量,数等を任意に選
定することにより可能となるものであり、このことは第
5図と第6図に例示した視野測定装置とシステム全体の
実施例およびそれらの説明から容易に理解されるであろ
う。また、被検視者の検視結果は、検視結果プログラム
記録装置126や補助記憶装置123に記憶回路部12
2を操作して蓄積することができ、これらに男女別、年
令別、その他必要事項を併記して記憶させておくことに
より臨床学的見地からのデータ分析も可能となるなどの
副次的活用が期待される。
さらに本実施例視野測定装置においてはプリント装置1
27もしくは表示装置117による検視結果としての測
定記録の出力または表示は、単に各パターン毎の結果や
総合転記した結果だけでなく、個々の検視パターン毎の
測定結果を演算処理により総合的に分析し視野臨床学上
直接使用できる数値記入法(数値の大小によるデジタル
表示)、断面表現法(極座標表示または直座標表示)、
等値曲線表示法等に置換したデータとして表示またはプ
リントアウトできるように構成することもできる。
このようにして得られたプリントアウトされた検視結果
の記録は、被検視者毎のカルテに貼着して診断に使用す
ることができ、これを同一被検視者の検視記録として時
経列的に仔細に観察するときは症状の進退結果を正確に
把握できるから、その後の措置も適切に行なうことが可
能となって眼科の臨床上早期発見、早期治療に継がる極
めて理想的な姿となり、検視結果を無駄なく有効に活用
できるという特異な効果がもたらされものである。
(発明の作用効果) 以上詳細に説明した本発明実施例の視野測定装置による
と、検視時の被検視者の応答結果は単なるランプ表示で
なく、直接その応答結果を検視者(医師)が確認の上、
検視結果プログラム記録装置に記憶並びに表示ができる
から、検視結果の記録が正確で且つ短時間に行なうこと
ができ、また転記手数が省略されるので誤記が全くなく
シングルパターン並びにマルチパターンの検視結果デー
タも夫々プリントアウトすることができる。
特に従来の被検視者1人当りの所要時間、平均約40〜
60分(シングルパターン約30〜40分、マルチパタ
ーンの整理約10〜20分)に対して、本実施例視野測
定装置のシステムでは1人当り所要時間平均約15分
(シングルパターン約13分、マルチパターンの整理約
2分)で視野測定が行なえるなど、従来の半分以下の時
間でしかも正確な視野測定と記録の結果が得られ、その
効果は臨床学上飛躍的である。勿論、各検視パターン
は、予め決めたプログラムにより行なうから能率的であ
り、異常があるときは予め決められた検視パターン以外
の臨時の検視も行なえるなど臨機応変に対応できるシス
テムの視野測定装置となっており、臨床上極めて高性能
で使用し易い特長がある。そして各シングルパターンの
測定結果の記録とシングルパターンの各測定結果を転記
して総合的に纒めるマルチパターンの総合測定結果は、
検視者がキーボードからの操作により必要い応じ表示装
置に表示しながらプリント装置によりプリントアウトさ
せることができるから、従来補助的に必要としていた看
護婦は測定結果記録業務より開放されて他の仕事を推進
できるなど人員的にも従来の2名が1名で行なうことが
できる。
最近視野疾患は多様化しており、それに伴ない視野測定
も一般検査は無論のこと精密な検診を行なって緑内障、
視神経疾患、網脈絡膜疾患等の静的にあるいは動的に効
率よく検診するなど幅広い検査ができる視野計が強く所
望されているが、本発明視野測定装置の実施例システム
に依ると、被検視者の中央視標の設定や視野測定部の背
景輝度を任意に調節設定でき、さらに被検視者の認識し
易い発光ダイオード(LED)赤色灯の発光数、発光輝
度、発光時間をインターフェース部(入出力部)の出力
側に繋がれたドライバ本体及び制御回路部によって所望
の数値に選択設定できるから、被検視者の微細な変化に
も十分対応できて精密な検診が可能となり、併せて一般
視野検査は無論のこと緑内障、白内障、視神経疾患、網
脈絡膜疾患など幅広い視疾患の異常発見に役立つもので
ある。さらに本発明視野測定装置の実施例とシステムに
よると発光ダイオードLEDの発光量(輝度)、発光時
間などをインターフェース部(入出力部)の出力側に繋
がれたドライバ本体及び制御回路部によって変化を持た
せることができるので、視野測定に於ける静的測定から
動的測定へと多様化に即応した測定も行なえる視野測定
装置を提供できるという特異な技術的作用効果をもたら
すものである。
本発明実施例システムの視野測定装置がもたらす他の作
用効果としては、本発明視野測定装置の実施例システム
全体の適正な制御操作を行なうことにより、視野測定装
置のシステムに対する検視者の熟練度を要求することな
く正確で安定した視野測定が行なえるもので、それに検
視者の見識や検視技術を加えることにより多面的な機能
を有するシステムの視野測定装置として活用できるとい
うことであり、これが本発明視野測定装置が保有する独
特の機能から得られる技術的効果である。
本発明実施例システムの視野測定装置の他の特長として
は、本発明視野測定装置全体の構造が小型で明るい室内
に設置できるから施設面積が少なくて済み、且つ製作も
容易で量産が可能であるから、総合的には経済的で高性
能なシステムを持つ視野測定装置を提供できるという産
業上の価値があり、臨床医学上への貢献は多大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明視野測定装置の実施例を示し、第1図は12
種類の視野検査パターンの赤色灯配置説明図、第2図は
視野検査各パターンを総合した場合の説明図、第3図は
中心視野計の赤色灯の配置説明図、第4図は視野計によ
る検眼状況説明図、第5図は視野測定装置全体の制御ブ
ロック説明図、第6図は視野測定装置による視野検眼の
フローチャート、第7図は視野測定装置の電気回路のう
ち、発光ダイオード(LED)灯とLEDドライバ本体
(集積回路IC、抵抗器、接続用ターミナルなど)との
関係を示す説明図、第8図と第9図は、ターミナルPi
nと発光ダイオード(LED)赤色灯Eとの接続を示す
説明図、第10図はターミナルPinの番号位置説明
図、第11図は赤色灯Eの番号位置説明図、第12図は
検診結果プリントアウト図表の説明図。 図中、Eは発光ダイオード(LED)灯、Rは抵抗器、
Pinは接続用ターミナル、100は視野測定部、10
0Pは中央固視標が配置される中央固視部、103と1
04と108はそれぞれ電線・ケーブル、107は反応
用押ボタン、110は押ボタン、105は被検視者位置
合せ具。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央には被検視者に対して明度識別視機能
    の色を発する発光ダイオード灯から成る中央固視標を設
    けるとともに、その中央固指標の周りには被検視者に対
    して明度識別視機能の色を発する発光ダイオード灯が多
    数配置してある視野測定部(100)を有する視野計本
    体(101)と、視野測定部(100)と対向する位置
    に設けてあり、視野測定部(100)と被検視者の顔の
    中心位置関係を調整できる被検視者位置合せ具(10
    5)と、制御回路部(121)、演算処理部(120)
    及び記憶回路部(122)とからなる中央処理装置と、
    前記視野測定部(100)に配置された多数の発光ダイ
    オード灯を作動させ制御するドライバ本体(140)
    と、中央処理装置に接続された入出力部であるインター
    フェース部(130)と、検視者が入力するキーボード
    (115)と、被検視者が入力する反応用押ボタン(1
    07)と、検視者からの検視制御を行なうためのプログ
    ラムを記憶させた通常検診プログラム記憶装置(12
    5)と、中央処理装置の記憶回路部(122)に制御さ
    れて作動する測定結果を記録する検診結果プログラム記
    録装置(126)と、表示装置(117)もしくはプリ
    ント装置(127)の何れか1種または2種の装置とか
    らなり、中央処理装置に接続された入出力部であるイン
    ターフェース部(130)の出力側には、ドライバ本体
    (140)が電気的に接続されており、且つその入力側
    には、キーボード(115)、反応用押ボタン(10
    7)が電気的に接続されており、さらに中央処理装置に
    は、通常検診プログラム記憶装置(125)、検診結果
    プログラム記録装置(126)及び表示装置(117)
    もしくはプリント装置(127)の何れか1種または2
    種の装置とが電気的に接続され構成されていることを特
    徴とする視野測定装置。
  2. 【請求項2】第1項記載の測定装置において、視野測定
    部(100)と被検視者の顔の中心位置関係を合わせる
    ための被検視者位置合せ具(105)は、上下、左右、
    前後に調整できるように構成されていることを特徴とす
    る視野測定装置。
  3. 【請求項3】第1項記載の測定装置において、視野測定
    部(100)の中央に設ける中央固視標は、被検視者に
    対して明度識別視機能を有する赤色、橙色、青色、緑
    色、白色の何れかの色を発する発光ダイオード灯から構
    成されていることを特徴とする視野測定装置。
  4. 【請求項4】第1項記載の測定装置において、視野測定
    部(100)の中央に位置する中央固視標の周りに多数
    配置されている発光ダイオード灯は、被検視者に対して
    明度識別視機能を有する赤色、橙色、青色、緑色などの
    色を発する発光ダイオード灯から構成されていることを
    特徴とする視野測定装置。
  5. 【請求項5】第1項記載の測定装置において、検視者が
    入力するキーボード(115)と、中央処理装置の制御
    回路部(121)に接続されている検視制御を行なうた
    めのプログラムを記憶させた通常検診プログラム記憶装
    置(125)と、中央処理装置の制御回路部(121)
    の入出力部であるインターフェース部(130)の出力
    側に接続されたドライバ本体(140)と、視野測定部
    (100)に配置された多数の発光ダイオード灯とはそ
    れぞれ電気的に接続されており、検視者の入力による通
    常検診プログラム記憶装置(125)の検視制御および
    ドライバ本体(140)の起動によって、視野測定部
    (100)に配置された多数の発光ダイオード灯の発光
    数(シングルパターンの各種、マルチパターン)、発光
    量(輝度)、発光時間等の作動が任意に増減制御できる
    ように構成されていることを特徴とする視野測定装置。
  6. 【請求項6】第1項記載の測定装置において、視野測定
    部(100)に配置された多数の発光ダイオード灯を作
    動させ制御するドライバ本体(140)は、中央処理装
    置の制御回路部(121)に接続された入出力部である
    インターフェース部(130)の出力側に電気的に接続
    され、且つその入力側には、キーボード(115)、被
    検視者の反応を入力する反応用押ボタン(107)、押
    ボタン(110)が電気的に接続されており、それらに
    依る被検視者の反応信号又は検視者・被検視者間の応答
    信号を記録する検診結果プログラム記録装置(126)
    が中央処理装置の制御回路部(121)に電気的に接続
    され構成されていることを特徴とする視野測定装置。
  7. 【請求項7】第1項記載の測定装置において、被検視者
    の測定結果を記録した検診結果プログラム記録装置(1
    26)のデーターを、検視結果としての個々の検視パタ
    ーン毎の測定結果または演算処理による総合測定結果と
    して、種々の表現法に置換した形で出力し表示するため
    に、デイスプレイ表示装置(117)又はプリントアウ
    トできるプリント装置(127)の何れか1種または2
    種の装置とが中央処理装置に電気的に接続され構成され
    ていることを特徴とする視野測定装置。
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