JP4205154B1 - 視野走査領域選択支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の視野計では、視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定が不可能である。
【解決手段】走査領域選択決定用画面生成手段と、走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、走査領域選択指示受付手段と、走査領域決定指示受付手段と、走査領域矩形座標記憶手段と、を備えることを特徴とする視野走査領域選択支援装置であるので、視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援することができる。
【選択図】図17

Description

本発明は、視野走査領域選択支援装置、視野走査領域選択支援装置作動方法、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラム、及びコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に関する。
従来の視野計には次のような物がある。
Goldmann perimeter、510型(1945年)、940型(1967年)、Tubinger perimeter(1957年)、Octopus perimeter(1976年)。(例えば、非特許文献1参照。)。
従来の視野計を説明する。Goldmann perimeterは最初の明度視野計、手動同時記録式であり、視標輝度は4から60種、視標視角は6種、視角視野、背景輝度の調整が可能。欠点は5°以内の中心部測定が不可能であること。Tubinger perimeter(1957年)は最初の実用的静視野計である。動的視野、色視野、フリッカー視野など測定できる。手動同時記録式。視標輝度80種、固視標輝度100種、色5種、背景輝度6種。中心視力、中心外視力測定。欠点は視標移動の操作が難しいこと、視標、固視標、背景照明灯の調整が難しいこと。Octopus perimeter(1976年)は世界最初の全自動静視野計。
最新医学大辞典(1987、1990年)、医歯薬出版株式会社。
従来の視野計では、視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定が不可能である。
そこで、本発明の目的は、視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、
請求項1に記載の発明は、
視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置であって、
走査領域を選択及び決定する画面である走査領域選択決定用画面を出力装置に生成する走査領域選択決定用画面生成手段と、
該走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第一背景色と、前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面における固視標を表示する走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色と、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記走査領域選択決定用画面において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域選択指示受付手段と、
該走査領域選択指示受付手段により、前記走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域決定指示受付手段と、
該走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、記憶装置に記憶する走査領域矩形座標記憶手段と、
を備えることを特徴とする
視野走査領域選択支援装置。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項4に記載の発明は、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項5に記載の発明は、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項6に記載の発明は、
固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面を出力装置に生成する固視標表示位置選択決定用画面生成手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面に、固視標表示位置の選択決定がなされる際に凝視される固視標を表示する固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面に表示される固視標の初期表示位置を設定する固視標表示位置選択決定用画面固視標初期表示位置設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記固視標表示位置選択決定用画面における固視標表示位置の選択がなされるが、
該選択の際になされる固視標移動の指示を、入力装置を経て受け付ける固視標移動指示受付手段と、
該固視標移動指示受付手段により、前記固視標移動の指示が受け付けられると、該指示に基づいて、固視標に所定の移動を行わせる固視標移動表示制御手段と、
該固視標移動表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択がなされた後、該表示位置を固視標表示位置として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける
固視標表示決定位置指示受付手段と、
該固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、記憶装置に記憶する固視標表示決定位置記憶手段と、
を、
さらに、備える請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
前記固視標表示決定位置記憶手段により記憶された
前記固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する前記走査領域選択決定用画面における位置に、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示することを特徴とする
視野走査領域選択支援装置。
請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項8に記載の発明は、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項9に記載の発明は、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項10に記載の発明は、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
請求項11に記載の発明は、
コンピュータを、
視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置であって、
走査領域を選択及び決定する画面である走査領域選択決定用画面を出力装置に生成する走査領域選択決定用画面生成手段と、
該走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第一背景色と、前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面における固視標を表示する走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色と、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記走査領域選択決定用画面において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域選択指示受付手段と、
該走査領域選択指示受付手段により、前記走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域決定指示受付手段と、
該走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、記憶装置に記憶する走査領域矩形座標記憶手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
請求項12に記載の発明は、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、
コンピュータを、
さらに、
固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面を出力装置に生成する固視標表示位置選択決定用画面生成手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面に、固視標表示位置の選択決定がなされる際に凝視される固視標を表示する固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面に表示される固視標の初期表示位置を設定する固視標表示位置選択決定用画面固視標初期表示位置設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記固視標表示位置選択決定用画面における固視標表示位置の選択がなされるが、
該選択の際になされる固視標移動の指示を、入力装置を経て受け付ける固視標移動指示受付手段と、
該固視標移動指示受付手段により、前記固視標移動の指示が受け付けられると、該指示に基づいて、固視標に所定の移動を行わせる固視標移動表示制御手段と、
該固視標移動表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択がなされた後、該表示位置を固視標表示位置として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける
固視標表示決定位置指示受付手段と、
該固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、記憶装置に記憶する固視標表示決定位置記憶手段、
として、
機能させる請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
前記固視標表示決定位置記憶手段により記憶された
前記固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する前記走査領域選択決定用画面における位置に、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、
請求項11〜請求項20のいずれか一項に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
第一の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置であって、
走査領域を選択及び決定する画面である走査領域選択決定用画面を出力装置に生成する走査領域選択決定用画面生成手段と、
該走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第一背景色と、前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面における固視標を表示する走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色と、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記走査領域選択決定用画面において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域選択指示受付手段と、
該走査領域選択指示受付手段により、前記走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域決定指示受付手段と、
該走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、記憶装置に記憶する走査領域矩形座標記憶手段と、
を、
備えるので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
(本発明、視野走査領域選択支援装置は、5°以内の視野中心部に対しても、走査領域の選択決定を支援することができる。)
第二の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第三の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第四の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第五の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第六の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面を出力装置に生成する固視標表示位置選択決定用画面生成手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面に、固視標表示位置の選択決定がなされる際に凝視される固視標を表示する固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面に表示される固視標の初期表示位置を設定する固視標表示位置選択決定用画面固視標初期表示位置設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記固視標表示位置選択決定用画面における固視標表示位置の選択がなされるが、
該選択の際になされる固視標移動の指示を、入力装置を経て受け付ける固視標移動指示受付手段と、
該固視標移動指示受付手段により、前記固視標移動の指示が受け付けられると、該指示に基づいて、固視標に所定の移動を行わせる固視標移動表示制御手段と、
該固視標移動表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択がなされた後、該表示位置を固視標表示位置として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける
固視標表示決定位置指示受付手段と、
該固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、記憶装置に記憶する固視標表示決定位置記憶手段と、
を、
さらに、備える請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
前記固視標表示決定位置記憶手段により記憶された
前記固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する前記走査領域選択決定用画面における位置に、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置が、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されることができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置による、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定の支援の際には、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第七の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置が、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されることができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置による、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定の支援の際には、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第八の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置が、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されることができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置による、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定の支援の際には、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第九の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置が、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されることができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置による、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定の支援の際には、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第十の発明である視野走査領域選択支援装置によれば、
請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置が、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されることができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置による、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定の支援の際には、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援することができ、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶することができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用されることができる。
第十一の発明であるプログラムによれば、
コンピュータを、
視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置であって、
走査領域を選択及び決定する画面である走査領域選択決定用画面を出力装置に生成する走査領域選択決定用画面生成手段と、
該走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第一背景色と、前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面における固視標を表示する走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、
前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記走査領域選択決定用画面の背景色を、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色と、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記走査領域選択決定用画面において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域選択指示受付手段と、
該走査領域選択指示受付手段により、前記走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域決定指示受付手段と、
該走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、記憶装置に記憶する走査領域矩形座標記憶手段、
として機能させることを特徴とするプログラムであるので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十二の発明であるプログラムによれば、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十三の発明であるプログラムによれば、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十四の発明であるプログラムによれば、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十五の発明であるプログラムによれば、
請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十六の発明であるプログラムによれば、
コンピュータを、
さらに、
固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面を出力装置に生成する固視標表示位置選択決定用画面生成手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面に、固視標表示位置の選択決定がなされる際に凝視される固視標を表示する固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段と、
該固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面に表示される固視標の初期表示位置を設定する固視標表示位置選択決定用画面固視標初期表示位置設定手段と、
前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、
前記固視標表示位置選択決定用画面における固視標表示位置の選択がなされるが、
該選択の際になされる固視標移動の指示を、入力装置を経て受け付ける固視標移動指示受付手段と、
該固視標移動指示受付手段により、前記固視標移動の指示が受け付けられると、該指示に基づいて、固視標に所定の移動を行わせる固視標移動表示制御手段と、
該固視標移動表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択がなされた後、該表示位置を固視標表示位置として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける
固視標表示決定位置指示受付手段と、
該固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、記憶装置に記憶する固視標表示決定位置記憶手段、
として、
機能させる請求項11に記載のプログラムであって、
前記走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
前記固視標表示決定位置記憶手段により記憶された
前記固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する前記走査領域選択決定用画面における位置に、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムが、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されるようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十七の発明であるプログラムによれば、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムが、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されるようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十八の発明であるプログラムによれば、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムが、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されるようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第十九の発明であるプログラムによれば、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムが、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されるようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第二十の発明であるプログラムによれば、
請求項16に記載のプログラムであって、
前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とするので、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標移動の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、固視標表示位置の決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、決定された固視標表示位置を記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムが、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、該固視標表示位置は読み出され固視標を表示する位置を表すものとして利用されるようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援するようにコンピュータを機能させる際には、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しながら、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者が、視野に認識することを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域の選択の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を、被験者視野に認識可能にしながら、走査領域決定の指示が、合目的且つ迅速になされることを支援するようにコンピュータを機能させることができ、
本発明、プログラムは、該固視標表示位置に固視標を表示しつつ、決定された走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、視標により走査されるべき走査領域を構成する座標として記憶装置に記憶するようにコンピュータを機能させることができ、後にその走査領域に対し視標により走査を行おうとする際には、該座標は読み出され利用され得るようにコンピュータを機能させることができる。
第二十一の発明であるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によれば、
請求項11〜請求項20のいずれか一項に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であるので、
コンピュータに読み取り、プログラムを、実行することで、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現することができる。
本発明、視野走査領域選択支援装置、視野走査領域選択支援装置作動方法、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラム、及びコンピュータに読み取り可能な記憶媒体について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図31及び図32を参照して、本発明、視野走査領域選択支援装置の構成について説明する。
図31は、本発明、視野走査領域選択支援装置の構成の一例を表している。
図32は、本発明、視野走査領域選択支援装置におけるCPU501のハードウェア構成の一例を表している。
図31は、コンピュータシステム301の概略構成を示している。
本発明、視野走査領域選択支援装置は、コンピュータシステム301により、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムを実行することで実現される。
本実施形態の視野走査領域選択支援装置を実現するコンピュータシステム301は、図31に示すように、後述するCPU(Central Processing Unit)501等を備える本体302と、キーボード303、マウス306、ディスプレイ304、プリンタ305、(必要であればスピーカ307)から構成されている。
次に、本発明、視野走査領域選択支援装置におけるCPU501のハードウェア構成の一例を、図32を参照しつつ説明する。
本発明、視野走査領域選択支援装置におけるCPU501は、具体的には、CPU501等のマイクロプロセッサ、RAM(Random Access Memory)502、ROM(Read Only Memory)503、HDD(Hard Disc Drive)504、キーボード303、マウス306、ディスプレイ304、プリンタ305、スピーカ307及び通信インターフェースを含んで構成される。
以上の各部分は、バス505により接続されている。
(HDD504は入出力インターフェースを経てバス505に接続されている。)
キーボード303は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、キーボード303からの入力をCPU501に出力することができる。
ディスプレイ304は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、CPU501からのイメージデータの入力をディスプレイ304に出力することができる。
マウス306は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、マウス306からの入力をCPU501に出力することができる。
プリンタ305は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、CPU501からの入力をプリンタ305により出力することができる。
(スピーカ307は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、CPU501からの入力をスピーカ307により出力することができる。)
CPU501は、HDD(Hard Disc Drive)504に格納された本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムを、RAM502上に展開することにより、本実施形態に特徴的な動作を実行する。
CPU501は、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従って、本発明、視野走査領域選択支援装置の制御や、各種の演算処理などを実行する。
CPU501は、ディスプレイ304(出力装置の一例)による表示処理の制御を行う。
(例えば、具体的には、画面背景色及び固視標の表示制御を行ったりする。)
CPU501は、キーボード303(入力装置の一例)からの入力に応じて、本発明、視野走査領域選択支援装置の制御を行う。
CPU501は、マウス306(入力装置の一例)からの入力に応じて、本発明、視野走査領域選択支援装置の制御を行うようにしてもよい。
CPU501は、視野走査領域選択支援装置により選択及び決定がなされた走査領域等の出力を、プリンタ305等から出力させるよう制御することができる。
(必要であれば、CPU501は、(例えばキーボード303等入力装置からの入力に応じて、あるいは例えば、ディスプレイ304や、プリンタ305等の出力装置に出力を行う際、等に)スピーカ307(出力装置の一例)から出力を生じさせるよう制御を行うようにしてもよい。)
キーボード303、マウス306、及びディスプレイ304は、本発明、視野走査領域選択支援装置のユーザインターフェースとして利用される。
キーボード303は、例えば入力を行うためのデバイス(入力装置)として利用される。
マウス306は、ディスプレイ304の表示画面に、各種の入力を行うためのデバイスとして利用される。
ディスプレイ304は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等からなる表示デバイス(出力装置)であり、本発明、視野走査領域選択支援装置による画面背景色及び固視標の表示を行ったり、走査領域の選択及び決定がなされることを支援する。
(必要であれば、ディスプレイ304に、各種の操作画面や、設定画面などを表示するようにしてもよい。)
また、CPU501がインターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されている場合には、通信インターフェースにLANカード等のネットワークアダプタやモデム等の通信機器を具備させて、ネットワークによりデータ通信を行えるように構成することができる。その場合、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムを格納するサーバを、ネットワークに設置し、CPU501をサーバのクライアント端末として構成することにより、本発明における動作を、視野走査領域選択支援装置に実行させることができる。
また、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体(記録媒体)に記憶させることができる。
このような記憶媒体(記録媒体)として、例えば、光ディスク、光磁気ディスク(CD−ROM/DVD−RAM/DVD−ROM/MO等)、磁気記憶媒体(ハードディスク/フロッピー(登録商標)ディスク/ZIP等)、半導体メモリ等がある。
次に、本発明、視野走査領域選択支援装置、視野走査領域選択支援装置作動方法、及び視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムによる視野走査領域選択支援装置の制御について、図1〜図30を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、被験者が視野に認識できる視覚不可能領域及び視覚機能低下領域を説明する図である。
図2〜図5は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。
図6は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により決定された走査領域を説明する図である。
図7〜図9は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。
図10は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点と盲点の接続部分を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。
図11は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。
図12は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点における固視標付近に位置する部分を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。
図13は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、盲点との接続部分を含んだ暗点全体を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。
図14は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面の中心に位置するように、合目的且つ迅速に、固視標を移動させることが支援された状態を説明する図である。
図15は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、固視標表示位置選択決定用画面が狭い場合に、被験者が視野に認識できる視覚不可能領域及び視覚機能低下領域を説明する図である。
図16は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、固視標表示位置選択決定用画面が狭い場合に、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面の中心に位置するように、合目的且つ迅速に、固視標を移動させることが支援された状態を説明する図である。
図17は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、図16において選択され決定された固視標表示位置に相当する走査領域選択決定用画面における位置に固視標を表示し、合目的且つ迅速に、暗点と盲点の接続部分を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。
図18〜図22は、本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図である。
図23〜図27は、本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図である。
図28〜図30は、本発明、視野走査領域選択支援装置における固視標表示位置選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図である。
まず、図1を参照しながら、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、被験者が視野に認識できる視覚不可能領域及び視覚機能低下領域を詳細に説明する。
CPU501は、走査領域選択決定用画面1を出力装置(例えばディスプレイ304)に生成する。
CPU501は、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、走査領域選択決定用画面1において、設定された位置に、走査領域選択決定用画面における固視標2を表示する。
走査領域選択決定用画面における固視標2は、走査領域の選択決定がなされる際に、被験者の片側の目により凝視されるべき固視標である。
CPU501は、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、
走査領域選択決定用画面1の背景色を、(走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された)走査領域選択決定用画面第一背景色と、(走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された)走査領域選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)ので、走査領域選択決定用画面における固視標2を凝視する被験者は、(走査領域選択決定用画面1に対応する)視野に、(例えば)視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を認識することができるようになる。
(走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一環である。)
(走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、
走査領域選択決定用画面1において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する。)
(走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、さらに、走査領域選択決定用画面第一背景色を指定するための走査領域選択決定用画面第一背景色指定手段を備えるとしてもよい。)
(走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、
走査領域選択決定用画面1において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する。)
(走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、さらに、走査領域選択決定用画面第二背景色を指定するための走査領域選択決定用画面第二背景色指定手段を備えるとしてもよい。)
(走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段は、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する。)
(走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段は、さらに、走査領域選択決定用画面第一背景色の表示時間を指定するための走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間指定手段を備えるとしてもよい。)
(走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段は、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する。)
(走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段は、さらに、走査領域選択決定用画面第二背景色の表示時間を指定するための走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間指定手段を備えるとしてもよい。)
本発明、実施の形態における一例においては、
走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定している。
(そのような場合、
走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、より明るい他の色(例えば赤橙色系統の色等)により設定するとしてもよい。)
本発明、実施の形態における一例においては、
走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定している。
本発明、実施の形態における一例においては、
走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面1の背景色の交互表示が行われる(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定している。
本発明、実施の形態における一例においては、
走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面1の背景色の交互表示が行われる(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定している。
(そのような場合、
走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、例えば、黒色系統の暗色等により設定するとしてもよい。)
次に、図2〜図5を参照しながら、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を詳細に説明する。
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
走査領域選択決定用画面1の背景色を、
走査領域選択決定用画面第一背景色と、
走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)しながら、
走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段は、入力装置を経て受け付ける。
本発明、実施の形態における一例(図2〜図5に示される場合)においては、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
走査領域選択決定用画面1の背景色を、
走査領域選択決定用画面第一背景色と、
走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)しながら、
走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、まず、走査領域の左上端位置の選択決定を支援するために、走査領域左上端位置選択決定支援印5を、走査領域選択決定用画面1における(例えば)固視標2の近傍に、まず表示している。
走査領域選択指示受付手段は、
走査領域の左上端位置の選択の際になされる走査領域(左上端位置)選択指示、より具体的には、例えばキーボード303の、例えば、カーソルキー(↑、↓、←、→)が押されることによりなされる指示、を、入力装置(例えばキーボード303の、例えば、カーソルキー(↑、↓、←、→))を経て受け付けるとともに、該走査領域(左上端位置)選択指示に応じて走査領域左上端位置選択決定支援印5を、例えば、走査領域左上端位置選択決定支援印6まで移動させる。
そのようにして、走査領域選択決定用画面1において、走査領域(左上端位置)の選択がなされた後、
走査領域決定指示受付手段は、
該領域(左上端位置)を走査領域(左上端位置)として決定する指示、より具体的には、例えばキーボード303の、例えば、Enterキーが押されることによりなされる指示、を、入力装置(例えばキーボード303の、例えば、Enterキー)を経て受け付ける。
そのようにして、走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域(左上端位置)を、本発明、視野走査領域選択支援装置は、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。(走査領域矩形座標記憶手段の一環である。)
本発明、視野走査領域選択支援装置は、例えば、走査領域左上端位置選択決定支援印6を走査領域選択決定用画面1に表示し続けた状態で、
続いて、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、次に、走査領域の右下端位置の選択決定を支援するために、走査領域選択決定用画面1における(例えば)走査領域左上端位置選択決定支援印6の近傍を初期表示位置として、走査領域右下端位置選択決定支援印7を、表示する。
走査領域選択指示受付手段は、
走査領域の右下端位置の選択の際になされる走査領域(右下端位置)選択指示、より具体的には、例えばキーボード303の、例えば、カーソルキー(↑、↓、←、→)が押されることによりなされる指示、を、入力装置(例えばキーボード303の、例えば、カーソルキー(↑、↓、←、→))を経て受け付けるとともに、該走査領域(右下端位置)選択指示に応じて走査領域右下端位置選択決定支援印7を、例えば、走査領域右下端位置選択決定支援印8まで移動させる。
そのようにして、走査領域選択決定用画面1において、走査領域(右下端位置)の選択がなされた後、
走査領域決定指示受付手段は、
該領域(右下端位置)を走査領域(右下端位置)として決定する指示、より具体的には、例えばキーボード303の、例えば、Enterキーが押されることによりなされる指示、を、入力装置(例えばキーボード303の、例えば、Enterキー)を経て受け付ける。
そのようにして、走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域(右下端位置)を、本発明、視野走査領域選択支援装置は、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。(走査領域矩形座標記憶手段の一環である。)
このようにして、(図6(これは、本発明、視野走査領域選択支援装置により、暗点及び盲点全体を含むようにして、合目的且つ迅速に走査領域を選択決定しようとした例である)におけるような)決定された走査領域9の走査領域としての選択決定が、本発明、視野走査領域選択支援装置により、合目的且つ迅速に支援される。
次に、図7〜図9を参照しながら、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を詳細に説明する。
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
走査領域選択決定用画面1の背景色を、
走査領域選択決定用画面第一背景色と、
走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)しながら、
走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段は、入力装置を経て受け付ける。
本発明、実施の形態における一例(図7〜図9に示される場合)においては、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
走査領域選択決定用画面1の背景色を、
走査領域選択決定用画面第一背景色と、
走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示(走査領域選択決定用画面背景色交互表示3)しながら、
走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、まず、走査領域の左上端位置の選択決定を支援するために、走査領域選択決定用画面1におけるマウスカーソルの位置を検出し、走査領域選択決定用画面1における該位置に走査領域左上端位置選択決定支援印を、まず表示している。
走査領域選択指示受付手段は、
走査領域の左上端位置の選択の際になされる走査領域(左上端位置)選択指示、より具体的には、例えばマウス306が動かされることによりなされる指示、を、入力装置(例えばマウス306)を経て受け付けるとともに、該走査領域(左上端位置)選択指示に応じて(マウスカーソルが移動するのに応じて、マウスカーソル位置に表示される)走査領域左上端位置選択決定支援印を、例えば、走査領域左上端位置選択決定支援印10まで移動させる。
そのようにして、走査領域選択決定用画面1において、走査領域(左上端位置)の選択がなされた後、
走査領域決定指示受付手段は、
該領域(左上端位置)を走査領域(左上端位置)として決定する指示、より具体的には、例えばマウス306の、左ボタンが押し続けられ初めることによりなされる指示、を、入力装置(例えばマウス306の、左ボタン)を経て受け付ける。
そのようにして、走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域(左上端位置)を、本発明、視野走査領域選択支援装置は、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。(走査領域矩形座標記憶手段の一環である。)
本発明、視野走査領域選択支援装置は、例えば、走査領域左上端位置選択決定支援印(の位置を表す印)10を走査領域選択決定用画面1に表示し続けた状態で、
続いて、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、次に、走査領域の右下端位置の選択決定を支援するために、走査領域選択決定用画面1におけるマウスカーソルの位置を検出し、走査領域選択決定用画面1における該位置に走査領域右下端位置選択決定支援印11を、表示する。
走査領域選択指示受付手段は、
走査領域の右下端位置の選択の際になされる走査領域(右下端位置)選択指示、より具体的には、例えばマウス306が動かされることによりなされる指示、を、入力装置(例えばマウス306)を経て受け付けるとともに、該走査領域(右下端位置)選択指示に応じて(マウスカーソルが移動するのに応じて、マウスカーソル位置に表示される)走査領域右下端位置選択決定支援印11を、例えば、走査領域右下端位置選択決定支援印12まで移動させる。
そのようにして、走査領域選択決定用画面1において、走査領域(右下端位置)の選択がなされた後、
走査領域決定指示受付手段は、
該領域(右下端位置)を走査領域(右下端位置)として決定する指示、より具体的には、例えばマウス306の、それまで押し続けられていた左ボタンがはなされたことによりなされる指示、を、入力装置(例えばマウス306の、左ボタン)を経て受け付ける。
そのようにして、走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域(右下端位置)を、本発明、視野走査領域選択支援装置は、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。(走査領域矩形座標記憶手段の一環である。)
このようにして、(図9(これは、本発明、視野走査領域選択支援装置により、視野視覚機能がわずかに低下している領域の一部分、及び、暗点と盲点の接続部分を含むようにして、合目的且つ迅速に走査領域を選択決定しようとした例である)におけるような)走査領域の選択決定が、本発明、視野走査領域選択支援装置により、合目的且つ迅速に支援される。
図10は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点と盲点の接続部分を、走査領域として選択決定することが既述と同様に支援された状態を説明する図である。
図11は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点を、走査領域として選択決定することが既述と同様に支援された状態を説明する図である。
図12は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点における固視標付近に位置する部分を、走査領域として選択決定することが既述と同様に支援された状態を説明する図である。
図13は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、盲点との接続部分を含んだ暗点全体を、走査領域として選択決定することが既述と同様に支援された状態を説明する図である。
次に、図15を参照しながら、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、被験者が視野に認識できる視覚不可能領域及び視覚機能低下領域を詳細に説明する。
CPU501は、固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面13(本発明、実施の形態におけるように、走査領域選択決定用画面1のサイズと同じサイズにより生成されるとしてもよい。)を出力装置(例えばディスプレイ304)に生成する。
CPU501は、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、固視標表示位置選択決定用画面13において、設定された初期表示位置に、固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を表示する。
固視標表示位置選択決定用画面における固視標14は、固視標表示位置の選択決定がなされる際に、被験者の片側の目により凝視されるべき固視標である。
CPU501は、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、
固視標表示位置選択決定用画面13の背景色を、(固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された)固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、(固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された)固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
2色により交互させ続けながら表示する(固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示15)ので、固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を凝視する被験者は、(固視標表示位置選択決定用画面13に対応する)視野に、(例えば)視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を認識することができるようになる。
(固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一環である。)
しかし、図15における状態では、走査領域選択決定用画面1が狭いため、暗点と盲点の接続部分は、走査領域選択決定用画面1の右端近くに位置しており、被験者は盲点17の(右側)大部分の状態を視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4として、視野に認識することができていない。
(固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面13において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する。)
(固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、さらに、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を指定するための固視標表示位置選択決定用画面第一背景色指定手段を備えるとしてもよい。)
(固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面13において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する。)
(固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、さらに、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を指定するための固視標表示位置選択決定用画面第二背景色指定手段を備えるとしてもよい。)
(固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、固視標表示位置選択決定用画面13において、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する。)
(固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段は、さらに、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示時間を指定するための固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間指定手段を備えるとしてもよい。)
(固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段は、
固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、固視標表示位置選択決定用画面13において、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する。)
(固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段は、さらに、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示時間を指定するための固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間指定手段を備えるとしてもよい。)
本発明、実施の形態における一例においては、
固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定している。
(そのような場合、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、より明るい他の色(例えば赤橙色系統の色等)により設定するとしてもよい。)
本発明、実施の形態における一例においては、
固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定している。
本発明、実施の形態における一例においては、
固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面13の背景色の交互表示が行われる(固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示15)度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定している。
本発明、実施の形態における一例においては、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面13の背景色の交互表示が行われる(固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示15)度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定している。
(そのような場合、
固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、例えば、黒色系統の暗色等により設定するとしてもよい。)
次に、図15及び図16を参照しながら、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、固視標表示位置選択決定用画面13が狭い場合に、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面の中心に位置するように、合目的且つ迅速に、固視標を移動させることが支援される状態を詳細に説明する。
本発明、実施の形態における一例においては、
固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示(固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示15)しながら、
固視標表示位置選択決定用画面13において、固視標表示位置の選択がなされるが、
本発明、視野走査領域選択支援装置は、まず、固視標表示位置の選択決定を支援するために、固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を、固視標表示位置選択決定用画面13における設定された初期位置に、まず表示している。
固視標移動指示受付手段は、
固視標表示位置の選択の際になされる固視標移動指示、より具体的には、例えばキーボード303の、例えば、カーソルキー(↑、↓、←、→)が押されることによりなされる指示、を、入力装置(例えばキーボード303の、例えば、カーソルキー(↑、↓、←、→))を経て受け付けるとともに、該固視標移動指示に応じて、図15における固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を、例えば、図16における固視標表示位置選択決定用画面における固視標14まで移動させる。
(固視標移動表示制御手段の一環である。)
そのようにして、固視標表示位置選択決定用画面13において、固視標表示位置の選択がなされた後、
固視標表示決定位置指示受付手段は、
該表示位置を固視標表示位置として決定する指示、より具体的には、例えばキーボード303の、例えば、Enterキーが押されることによりなされる指示、を、入力装置(例えばキーボード303の、例えば、Enterキー)を経て受け付ける。
そのようにして、固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、本発明、視野走査領域選択支援装置は、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。(固視標表示決定位置記憶手段の一環である。)
このようにして、(図16(これは、本発明、視野走査領域選択支援装置により、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面13の中心に位置するように合目的且つ迅速に固視標表示位置を選択決定しようとした例である)におけるような)固視標表示位置選択決定用画面における固視標14の固視標表示位置としての選択決定が、本発明、視野走査領域選択支援装置により、合目的且つ迅速に支援される。
図14は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面13の中心に位置するように、合目的且つ迅速に、固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を移動させることが既述と同様に支援された状態を説明する図である。
走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
固視標表示決定位置記憶手段により、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する走査領域選択決定用画面1における位置に、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標2を(図17におけるように)表示する。
図17は、その後、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点と盲点の接続部分を、決定された走査領域9として選択決定することが既述と同様に支援された状態を表す図である。
視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、被験者が視野に認識できるものであり、走査領域選択決定用画面1における位置表現を正確に行う際の参考として図示したものである。
視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4は、本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、被験者が視野に認識できるものであり、固視標表示位置選択決定用画面13における位置表現を正確に行う際の参考として図示したものである。
ここで、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、CPU501が走査領域選択決定用画面1において行う視野走査領域選択決定支援処理について、図18〜図22を参照して詳細に説明する。
図18〜図22は、図32に示したコンピュータにより実行される視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理を表す流れ図である。
本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理のステップS1では、変数colord66zbの値を0に初期化している。
ステップS2では、変数dxの値を0に初期化している。
ステップS2では、変数dyの値を0に初期化している。
ステップS3では、CPU501が、走査領域選択決定用画面1を出力装置(例えば、ディスプレイ304)に生成する。
以下、走査領域選択決定用画面1に対する説明では、走査領域選択決定用画面1の左上端の位置をx座標、0ドット、y座標、0ドットの位置であるとし、x座標軸は、走査領域選択決定用画面1の左上端から右方向に、また、y座標軸は、走査領域選択決定用画面1の左上端から下方向に生成されるものとして、位置の説明を行う。
ステップS4では、繰り返しを有するプログラム処理上、CPU501が、例えば2ミリ秒待つ。
ステップS5では、CPU501が、enter key入力を検出開始することにより、走査領域決定指示受付手段を開始している。
ここでのenter keyは、走査領域選択指示受付手段により、走査領域選択決定用画面1において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域9として決定する指示を、走査領域決定指示受付手段が受け付けるために利用される入力装置の一例(他の入力装置であってもよい。)である。
ステップS6では、CPU501が、←カーソルキー入力を検出開始する。
ここでの←カーソルキーは、走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域の選択がなされる際の走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段が受け付けるために利用される入力装置の一例(他の入力装置であってもよい。)である。
ステップS6では、CPU501が、→カーソルキー入力を検出開始する。
ここでの→カーソルキーは、走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域9の選択がなされる際の走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段が受け付けるために利用される入力装置の一例(他の入力装置であってもよい。)である。
ステップS6では、CPU501が、↑カーソルキー入力を検出開始する。
ここでの↑カーソルキーは、走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域9の選択がなされる際の走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段が受け付けるために利用される入力装置の一例(他の入力装置であってもよい。)である。
ステップS6では、CPU501が、↓カーソルキー入力を検出開始する。
ここでの↓カーソルキーは、走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域9の選択がなされる際の走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段が受け付けるために利用される入力装置の一例(他の入力装置であってもよい。)である。
ステップS7では、CPU501が、変数colord66zbの値を、演算装置により1インクリメントする。
変数colord66zbは、走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段、及び
走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段の一環をなし、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一例として利用される変数である。
(時刻情報等を、インクリメントされる変数colord66zbの代わりに、利用することにしてもよい。)
ステップS8では、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26?の判断を行う。
その26の値とは、本発明、実施の形態における一例であり、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、被験者視野に、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を認識させ得るような値であれば、他の値であってもよい。
ステップS8に設定される26とは、走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段、及び、走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段の一環である。
より詳しく説明すると、その26は、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点を、変数colord66zbの観点から設定するための値であり、該時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定するための走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段の一環をなしている。
また、ステップS8に設定される26は、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始した後、背景色を走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点を、変数colord66zbの観点から25に設定するものであり、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段の一環をなしている。
ステップS8において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26であるとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS9の処理を行う。
ステップS9では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,0,0である色に設定している(走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、被験者視野に、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を認識させ得るような色であれば、他の色であってもよい)。
ステップS10では、CPU501が、S9で設定された走査領域選択決定用画面第一背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
すなわち、走査領域9の選択及び決定が行われる際に、CPU501は、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面における固視標2に対して背景となる画面全面に、一様に、S9で設定された走査領域選択決定用画面第一背景色を表す。
その後、CPU501は、ステップS13の処理へ移行する。
ステップS8において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS11の処理に移行する。
ステップS11では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ220,166,0である色に設定している(走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、被験者視野に、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を認識させ得るような値であれば、他の色であってもよい)。
本発明、実施形態の他の一例においては、走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面1の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定するが、そのような場合のステップS11では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第二背景色を、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれz6602,d6606,z6600である色で設定している。その際の、z6602,d6606,z6600は、例えば、ステップS14において、CPU501が、(乱数のパターンを一定でないものにした上で、)例えば0〜250の間の値を範囲(他の範囲であってもよい)として乱数を発生させ、変数z6602にその値を代入し、例えば0〜250の間の値を範囲(他の範囲であってもよい)として乱数を発生させ、変数d6606にその値を代入し、例えば0〜250の間の値を範囲(他の範囲であってもよい)として乱数を発生させ、変数z6600にその値を代入することにより更新されるように設定するとしてもよい。
そのような際には、走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定するとしてもよい。(他の色により設定するとしてもよい。)
(このように、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定するような際には、固視標の表示が、その(固視標の)内側の色とは異なる色により縁取られるように構成されるように設定するとしてもよい。)
ステップS12では、CPU501が、S11で設定された走査領域選択決定用画面第二背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
すなわち、走査領域9の選択及び決定が行われる際に、CPU501は、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面における固視標2に対して背景となる画面全面に、一様に、S11で設定された走査領域選択決定用画面第二背景色を表す。
その後、CPU501は、ステップS13の処理へ移行する。
ステップS13では、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50?の判断を行う。
その50の値とは、本発明、実施の形態における一例であり、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、被験者視野に、視覚不可能領域及び視覚機能低下領域4を認識させ得るような値であれば、他の値であってもよい。
ステップS13に設定される50とは、走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段、及び、走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段の一環である。
より詳しく説明すると、その50は、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始した後、背景色を走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点を、変数colord66zbの観点から設定するための値であり、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段の一環をなしている。
すなわち、ステップ7、及び、ステップS8、及び、ステップS13(他、プログラム処理上の待ち時間等)は、走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段の一例である。
ステップS13において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50であるとの判断を行った場合、ステップS14の処理へ移行する。
ステップS14では、CPU501が、変数colord66zbの値を0に更新する。
ステップS14に設定される0とは、走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段の一環である。
より詳しく説明すると、その0は、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点を、変数colord66zbの観点から設定するための値であり、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段の一環をなしている。
すなわち、
すなわち、ステップS7、及び、ステップS14、及び、ステップS8(他、プログラム処理上の待ち時間等)は、走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段の一例である。
ステップS14の処理の後、CPU501は、ステップS15の処理へ移行する。
ステップS13において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS15の処理へ移行する。
ステップS15では、CPU501が、←カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS15において、CPU501が、←カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS16の処理へ移行する。
ステップS16では、CPU501が、演算装置によりdx−10の演算を行い、その結果を変数dxに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS17の処理へ移行する。
ステップS15において、CPU501が、←カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS17の処理に移行する。
ステップS17では、CPU501が、→カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS17において、CPU501が、→カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS18の処理へ移行する。
ステップS18では、CPU501が、演算装置によりdx+10の演算を行い、その結果を変数dxに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS19の処理へ移行する。
ステップS17において、CPU501が、→カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS19の処理に移行する。
ステップS19では、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS19において、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS20へ移行する。
ステップS20では、CPU501が、演算装置によりdy−10の演算を行い、その結果を変数dyに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS21の処理へ移行する。
ステップS19において、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS21の処理に移行する。
ステップS21では、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS21において、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS22へ移行する。
ステップS22では、CPU501が、演算装置によりdy+10の演算を行い、その結果を変数dyに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS23の処理へ移行する。
ステップS21において、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS23の処理に移行する。
ステップS15において、CPU501により入力が検出される←カーソルキー、ステップS17において、CPU501により入力が検出される→カーソルキー、ステップS19において、CPU501により入力が検出される↑カーソルキー、ステップS21において、CPU501により入力が検出される↓カーソルキー、とは、
走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、走査領域選択決定用画面1の背景色を、走査領域選択決定用画面第一背景色と、走査領域選択決定用画面第二背景色、の
2色で交互させ続けて表示しながら、走査領域選択決定用画面1において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、走査領域選択指示受付手段が受け付ける際に利用される入力装置の例であり、他の入力装置を経て走査領域選択指示が受け付けられてもよい。
ステップS23では、CPU501が、走査領域選択決定用画面1において、走査領域選択決定用画面における固視標2を表示する位置を設定する。
ステップS24では、CPU501が、ステップS23において設定された位置に、走査領域選択決定用画面における固視標2を表示する。
ステップS25では、CPU501が、走査領域の左上端位置選択決定を支援するための印(本発明、実施の形態では例えば、「印を利用しているが、他の印により走査領域の左上端位置選択決定を支援するとしてもよい。)を、走査領域選択決定用画面1に表示する際の初期表示位置を、S23において設定された走査領域選択決定用画面における固視標2の表示位置の(例えば)近傍に設定する。
ステップS26では、CPU501が、走査領域の左上端位置選択決定を支援するための印の表示位置を、そのx座標が、S25において設定された初期表示位置のx座標に
dxを和算した値になるように、y座標が、S25において設定された初期表示位置のy座標にdyを和算した値になるように、設定する。
ステップS27では、CPU501が、S26において設定された位置に、走査領域の
左上端位置選択決定を支援するための印を表示する。
ステップS28では、CPU501が、enter key入力が検出された?の判断を行う。
ステップS28において、CPU501が、enter key入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、S4に戻って処理を続ける。
ステップS28において、CPU501が、enter key入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS29の処理に移行する。
ステップS29では、CPU501が例えば、プログラムの処理を600ミリ秒だけ中断する。
ステップS30では、CPU501が、走査領域左上端位置選択決定を支援するための印の、S27による表示位置を、走査領域左上端決定位置として、走査領域矩形座標記憶手段が記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
ステップS31では、CPU501が、変数dxの値を、0に初期化する。
ステップS31では、CPU501が、変数dyの値を、0に初期化する。
ステップS32では、CPU501が、プログラム処理上、2ミリ秒待つ。
ステップS33では、CPU501が、走査領域決定指示受付手段を開始する一例として、enter key入力を検出開始する。
ステップS34では、CPU501が、走査領域選択指示受付手段を開始する一例として、←カーソルキー入力を検出開始、→カーソルキー入力を検出開始、↑カーソルキー入力を検出開始、↓カーソルキー入力を検出開始する。
ステップS35では、CPU501が、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一例として、変数colord66zbを演算装置により1インクリメントする。
ステップS36ではCPU501が、演算装置により、colord66zb<26?の判断を行う。
ステップS36において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26であるとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS37に、移行する。
ステップS37では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,0,0である色に設定している。
ステップS38では、CPU501が、S37で設定された第一背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。その後、CPU501は、ステップS41へ移行する。
ステップS36において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26でないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS39の処理へ移行する。
ステップS39では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ220,166,0である色に設定している。
ステップS40では、CPU501が、S39で設定された第二背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
ステップS41では、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50?の判断を行う。
ステップS41において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50ではないとの判断を行った場合、CPU501はステップS43の処理へ移行する。
ステップS41において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50であるとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS42の処理に移行する。
ステップ42では、CPU501が、変数colord66zbの値を0に初期化する。
ステップS43では、CPU501が、CPU501が、←カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS43において、CPU501が、←カーソルキー入力が検出された、との判断を行った場合、CPU501は、ステップS44へ移行し、演算装置によりdx−10の演算を行い、結果を変数dxに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。その後、CPU501は、ステップS45へ移行する。
ステップS43において、CPU501が、←カーソルキー入力が検出された、との判断を行わなかった場合、CPU501は、ステップS45に移行する。
ステップS45では、CPU501が、→カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS45において、CPU501が、→カーソルキー入力が検出された、との判断を行った場合、CPU501は、ステップS46へ移行し、演算装置によりdx+10の演算を行い、結果を変数dxに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。その後、CPU501は、ステップS47へ移行する。
ステップS45において、CPU501が、→カーソルキー入力が検出された、との判断を行わなかった場合、CPU501は、ステップS47に移行する。
ステップS47では、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS47において、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出された、との判断を行った場合、CPU501は、ステップS48へ移行し、演算装置によりdy−10の演算を行い、結果を変数dyに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。その後、CPU501は、ステップS49へ移行する。
ステップS47において、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出された、との判断を行わなかった場合、CPU501は、ステップS49へ移行する。
ステップS49では、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS49において、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出された、との判断を行った場合、CPU501は、ステップS50へ移行し、演算装置によりdy+10の演算を行い、結果を変数dyに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。その後、CPU501は、ステップS51へ移行する。
ステップS49において、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出された、との判断を行わなかった場合、CPU501は、ステップS51に移行する。
ステップS51では、CPU501が、S23により設定された位置に、走査領域選択決定用画面における固視標2を表示する。
ステップS52では、CPU501が、S30において記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された走査領域左上端決定位置に、走査領域の左上端位置選択決定を支援するための印を表示する。
ステップS53では、CPU501が、走査領域の右下端位置選択決定を支援するための印(本発明、実施の形態では例えば、」印を利用しているが、他の印により走査領域の右下端位置選択決定を支援するとしてもよい。)を、走査領域選択決定用画面1に表示する際の初期表示位置を、S30において記憶装置に記憶された走査領域左上端決定位置の近傍に設定する。
ステップS54では、CPU501が、走査領域の右下端位置選択決定を支援するための印の表示位置を、そのx座標が、S53において設定された初期表示位置のx座標にdxを和算した値になるように、y座標が、S53において設定された初期表示位置のy座標にdyを和算した値になるように、設定する。
ステップS55では、CPU501が、S54において設定された位置に、走査領域の右下端位置選択決定を支援するための印を表示する。
ステップS56では、CPU501が、enter key入力が検出された?の判断を行う。
ステップS56において、CPU501が、enter key入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS32に戻って処理を続ける。
ステップS56において、CPU501が、enter key入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS57に移行する。
ステップS57では、CPU501が、例えば、プログラムの処理を600ミリ秒だけ中断する。
ステップS58では、CPU501が、走査領域右下端位置選択決定を支援するための印の、S55による表示位置を、走査領域右下端決定位置として、走査領域矩形座標記憶手段が記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
ここで、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、CPU501が走査領域選択決定用画面1において行う視野走査領域選択決定支援処理について、図23〜図27を参照して詳細に説明する。
図23〜図27は、図32に示したコンピュータにより実行される視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の実施形態の一例を表す流れ図である。
本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理のステップS501では、変数colord66zbの値を0に初期化している。
ステップS502では、CPU501が、走査領域選択決定用画面1を出力装置(例えば、ディスプレイ304)に生成する。
以下、走査領域選択決定用画面1に対する説明では、走査領域選択決定用画面1の左上端の位置をx座標、0ドット、y座標、0ドットの位置であるとし、x座標軸は、走査領域選択決定用画面1の左上端から右方向に、また、y座標軸は、走査領域選択決定用画面1の左上端から下方向に生成されるものとして、位置の説明を行う。
ステップS503では、CPU501が、走査領域選択決定用画面1に表示される走査領域選択決定用画面における固視標2の初期表示位置を設定する。
(本発明、実施の形態においては、例えば、そのx座標は変数coordinate66d2xに記憶させて設定し、y座標は変数coordinate66d2yに記憶させて設定している。)
ステップS504では、繰り返しを有するプログラム処理上、CPU501が、例えば2ミリ秒待つ。
ステップS505では、CPU501が、走査領域選択指示受付手段を開始する一例として、マウスの左ボタン入力を検出開始する。
ステップS506では、CPU501が、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一例として、例えば、変数colord66zbの値を、演算装置により1インクリメントする。
ステップS507では、CPU501が、演算装置により、例えば、colord66zb<26?の判断を行う。
ステップS507において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26であるとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS508の処理を行う。
ステップS508では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,0,0である色に設定している。
ステップS509では、CPU501が、S508で設定された走査領域選択決定用画面第一背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
その後、CPU501は、ステップS512の処理へ移行する。
ステップS507において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS510の処理に移行する。
ステップS510では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ220,166,0である色に設定している。
ステップS511では、CPU501が、S510で設定された走査領域選択決定用画面第二背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
その後、CPU501は、ステップS512の処理へ移行する。
ステップS512では、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50?の判断を行う。
ステップS512において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50であるとの判断を行った場合、ステップS513の処理へ移行する。
ステップS513では、CPU501が、変数colord66zbの値を0に更新する。
ステップS513の処理の後、CPU501は、ステップS514の処理へ移行する。
ステップS512において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS514の処理へ移行する。
ステップS514では、CPU501が、S503において設定された位置に、走査領域選択決定用画面における固視標2を表示する。
本発明、実施の形態では、例えば、その走査領域選択決定用画面における固視標2は、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,250,200である色に設定され、フォントサイズは15に設定され、形は■に設定されている。
ステップS515では、CPU501が、マウスカーソルのx座標、y座標を検出し、その位置に、走査領域の左上端位置選択決定を支援するための印を表示する。
本発明、実施の形態では、例えば、該印は、R,G,Bの輝度がそれぞれ250,0,60である色に設定され、フォントサイズは26に設定され、形は●に設定されている。
ステップS516では、CPU501が、マウスの左ボタン入力が検出されていない?の判断を行う。
ステップS516において、CPU501が、マウスの左ボタン入力が検出されていない、との判断を行った場合、CPU501は、S504に戻って処理を続ける。
ステップS516において、CPU501が、マウスの左ボタン入力が検出されていない、との判断を行わなかった場合、CPU501は、ステップS517の処理に移行する。
ステップS517では、CPU501が、
S515において検出されたマウスカーソルのx座標を、走査領域左上端決定位置x座標として、変数stxに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶させ、S515において検出されたマウスカーソルのy座標を、走査領域左上端決定位置y座標として、変数styに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶させる。
(走査領域矩形座標記憶手段の一環である。)
ステップS518では、CPU501が、プログラム処理上、2ミリ秒待つ。
ステップS519では、CPU501が、走査領域選択指示受付手段を開始する一例として、マウスの左ボタン入力を検出開始する。
ステップS520では、CPU501が、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一例として、例えば、変数colord66zbの値を、演算装置により1インクリメントする。
ステップS521では、CPU501が、演算装置により、例えば、colord66zb<26?の判断を行う。
ステップS521において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26であるとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS522の処理を行う。
ステップS522では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,0,0である色に設定している。
ステップS523では、CPU501が、S522で設定された走査領域選択決定用画面第一背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
その後、CPU501は、ステップS526の処理へ移行する。
ステップS521において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS524の処理に移行する。
ステップS524では、CPU501が、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ220,166,0である色に設定している。
ステップS525では、CPU501が、S524で設定された走査領域選択決定用画面第二背景色により、走査領域選択決定用画面1を塗りつぶす。
その後、CPU501は、ステップS526の処理へ移行する。
ステップS526では、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50?の判断を行う。
ステップS526において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50であるとの判断を行った場合、ステップS527の処理へ移行する。
ステップS527では、CPU501が、変数colord66zbの値を0に更新する。
ステップS527の処理の後、CPU501は、ステップS528の処理へ移行する。
ステップS526において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS528の処理へ移行する。
ステップS528では、CPU501が、S503において設定された位置に、走査領域選択決定用画面における固視標2を表示する。
本発明、実施の形態では、例えば、その走査領域選択決定用画面における固視標2は、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,250,200である色に設定され、フォントサイズは15に設定され、形は■に設定されている。
ステップS529では、CPU501が、マウスカーソルのx座標、y座標を検出し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
ステップS530では、CPU501が、
走査領域選択指示受付手段により受け付けられた走査領域選択指示によって選択がなされている走査領域の(例えば)輪郭を、ガイド表示することにより、走査領域の右下端位置選択決定を支援する。
本発明、実施の形態では、例えば、
そのガイド表示は、左上端の(x座標,y座標)が(stx,sty)であり、右下端の(x座標,y座標)が(S529において検出され記憶されたマウスカーソルのx座標,sty+2)で設定される矩形と、左上端の(x座標,y座標)が(stx,sty)であり、右下端の(x座標,y座標)が(stx+2,S529において検出され記憶されたマウスカーソルのy座標)で設定される矩形と、左上端の(x座標,y座標)が(S529において検出され記憶されたマウスカーソルのx座標-2,sty)であり、右下端の(x座標,y座標)が(S529において検出され記憶されたマウスカーソルのx座標, S529において検出され記憶されたマウスカーソルのy座標)で設定される矩形と、左上端の(x座標,y座標)が(stx,S529において検出され記憶されたマウスカーソルのy座標-2)であり、右下端の(x座標,y座標)が(S529において検出され記憶されたマウスカーソルのx座標, S529において検出され記憶されたマウスカーソルのy座標)で設定される矩形と、から構成される。
それらの矩形は、例えば、いずれもR,G,Bの輝度がそれぞれ、250,0,100である色で塗りつぶされるように設定されている。
ステップS531では、CPU501が、マウスの左ボタン入力が検出された?の判断を行う。
ステップS531において、CPU501が、マウスの左ボタン入力が検出された、との判断を行った場合、CPU501は、S518に戻って処理を続ける。
ステップS531において、CPU501が、マウスの左ボタン入力が検出された、との判断を行わなかった場合、CPU501は、ステップS532の処理に移行する。
ステップS532では、CPU501が、
S529において検出されたマウスカーソルのx座標を走査領域右下端決定位置x座標として、変数edxに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶させ、
S529において検出されたマウスカーソルのy座標を走査領域右下端決定位置y座標として、変数edyに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶させる。
(走査領域矩形座標記憶手段の一環である。)
ステップS533では、例えば、CPU501が、走査領域矩形座標記憶手段により記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された走査領域矩形座標を読み出すことで、左上端の(x座標,y座標)が(stx,sty)であり、右下端の(x座標,y座標)が(edx,edy)で設定される矩形を、視野走査領域選択支援装置により選択され決定された走査領域として、出力装置に出力する。
該走査領域確認のため、例えば、1500ミリ秒だけプログラムの処理を中断する。
ここで、本発明、視野走査領域選択支援装置を実現させるプログラムに従い、CPU501が固視標表示位置選択決定用画面13及び走査領域選択決定用画面1において行う固視標表示位置選択決定支援処理及び視野走査領域選択決定支援処理について、図28〜図30を参照して詳細に説明する。
図28〜図30は、図32に示したコンピュータにより実行される視野走査領域選択支援装置における固視標表示位置選択決定支援処理及び視野走査領域選択決定支援処理を表す流れ図である。
本発明、視野走査領域選択支援装置における固視標表示位置選択決定支援処理及び視野走査領域選択決定支援処理のステップS201では、変数colord66zbの値を0に初期化している。
ステップS202では、CPU501が、固視標表示位置選択決定用画面13を出力装置(例えば、ディスプレイ304)に生成する。
以下、固視標表示位置選択決定用画面13に対する説明では、固視標表示位置選択決定用画面13の左上端の位置をx座標、0ドット、y座標、0ドットの位置であるとし、x座標軸は、固視標表示位置選択決定用画面13の左上端から右方向に、また、y座標軸は、固視標表示位置選択決定用画面13の左上端から下方向に生成されるものとして、位置の説明を行う。
ステップS203では、CPU501が、固視標表示位置選択決定用画面13に表示される固視標表示位置選択決定用画面における固視標14の初期表示位置を設定する。
(本発明、実施の形態においては、例えば、そのx座標は変数coordinate66d2xに記憶させて設定し、y座標は変数coordinate66d2yに記憶させて設定している。)
ステップS204では、繰り返しを有するプログラム処理上、CPU501が、例えば2ミリ秒待つ。
ステップS205では、CPU501が、固視標表示決定位置指示受付手段を開始する一例として、enter key入力を検出開始している。
ステップS206では、CPU501が、固視標移動指示受付手段を開始する一例として、←カーソルキー入力を検出開始、→カーソルキー入力を検出開始、↑カーソルキー入力を検出開始、↓カーソルキー入力を検出開始している。
ステップS207では、CPU501が、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段の一例として、変数colord66zbを演算装置により1インクリメントする。
ステップS208では、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26?の判断を行う。
ステップS208において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26であるとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS209の処理を行う。
ステップS209では、CPU501が、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ0,0,0である色に設定している。
ステップS210では、CPU501が、S209で設定された第一背景色により、固視標表示位置選択決定用画面13を塗りつぶす
その後、CPU501は、ステップS213の処理へ移行する。
ステップS208において、CPU501が、演算装置により、colord66zb<26ではないとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS211の処理に移行する。
ステップS211では、CPU501が、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、R,G,Bの輝度がそれぞれ220,166,0である色に設定している。
ステップS212では、CPU501が、S211で設定された第二背景色により、固視標表示位置選択決定用画面13を塗りつぶす。
ステップS213では、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50?の判断を行う。
ステップS213において、CPU501が、演算装置により、colord66zb>=50であるとの判断を行った場合、ステップS214の処理へ移行する。
ステップS214では、CPU501が、変数colord66zbの値を0に更新する。
ステップS214の処理の後、CPU501は、ステップS215の処理へ移行する。
ステップS215では、CPU501が、←カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS215において、CPU501が、←カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS216の処理へ移行する。
ステップS216では、CPU501が、演算装置によりcoordinate66d2x−10の演算を行い、その結果を変数coordinate66d2xに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS217の処理へ移行する。
ステップS215において、CPU501が、←カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS217の処理に移行する。
ステップS217では、CPU501が、→カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS217において、CPU501が、→カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS218の処理へ移行する。
ステップS218では、CPU501が、演算装置によりcoordinate66d2x+10の演算を行い、その結果を変数coordinate66d2xに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS219の処理へ移行する。
ステップS217において、CPU501が、→カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS219の処理に移行する。
ステップS219では、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS219において、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS220へ移行する。
ステップS220では、CPU501が、演算装置によりcoordinate66d2y−10の演算を行い、その結果を変数coordinate66d2yに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS221の処理へ移行する。
ステップS219において、CPU501が、↑カーソルキー入力が検出されなかったとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS221の処理に移行する。
ステップS221では、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出された?の判断を行う。
ステップS221において、CPU501が、↓カーソルキー入力が検出されたとの判断を行った場合、CPU501は、ステップS222へ移行する。
ステップS222では、CPU501が、演算装置によりcoordinate66d2y+10の演算を行い、その結果を変数coordinate66d2yに代入し、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する。
その後、CPU501は、ステップS223の処理へ移行する。
ステップS223では、CPU501が、固視標表示位置選択決定用画面13に、
固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を表示する表示位置を設定する。
本発明、実施の形態では、例えば、その位置の、x座標は変数coordinate66d2xが記憶する値に設定、y座標は変数coordinate66d2yが記憶する値に設定している。
ステップS224では、CPU501が、S223により設定された位置に、固視標表示位置選択決定用画面における固視標14を表示する。
ステップS225では、CPU501が、enter key入力が検出された?の判断を行う。
ステップS225において、CPU501が、enter key入力が検出された、との判断を行わなかった場合、CPU501は、S204に戻って処理を続ける。
ステップS225において、CPU501が、enter key入力が検出された、との判断を行った場合、CPU501は、ステップS226の処理に移行する。
ステップS226では、CPU501が、固視標の、S224による表示位置を、固視標表示決定位置として、記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶する
(固視標表示決定位置記憶手段の一環である。)
ステップS227では、CPU501が、以降、請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置による処理を行うが、その際に、
走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、S226において固視標表示決定位置記憶手段により記憶装置に記憶された固視標表示決定位置を読み出し、
走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
読み出された該固視標表示決定位置に相当する走査領域選択決定用画面の位置に、
走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示する。
本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、被験者が視野に認識できる視覚不可能領域及び視覚機能低下領域を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により決定された走査領域を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例における、走査領域選択指示受付中になされる走査領域選択操作の推移を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点と盲点の接続部分を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、暗点における固視標付近に位置する部分を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、合目的且つ迅速に、盲点との接続部分を含んだ暗点全体を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面の中心に位置するように、合目的且つ迅速に、固視標を移動させることが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、固視標表示位置選択決定用画面が狭い場合に、被験者が視野に認識できる視覚不可能領域及び視覚機能低下領域を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、固視標表示位置選択決定用画面が狭い場合に、暗点と盲点の接続部分が、固視標表示位置選択決定用画面の中心に位置するように、合目的且つ迅速に、固視標を移動させることが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の作動態様の一例により、図16において選択され決定された固視標表示位置に相当する走査領域選択決定用画面における位置に固視標を表示し、合目的且つ迅速に、暗点と盲点の接続部分を、走査領域として選択決定することが支援された状態を説明する図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における視野走査領域選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における固視標表示位置選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置における固視標表示位置選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置における固視標表示位置選択決定支援処理の最良の実施形態の一例を表す流れ図の続きである。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態の構成の一例を表す概略構成図である。 本発明、視野走査領域選択支援装置の最良の実施形態のCPUのハードウェア構成の一例を表す図である。
符号の説明
1 走査領域選択決定用画面
2 走査領域選択決定用画面における固視標
3 走査領域選択決定用画面背景色交互表示
4 視覚不可能領域及び視覚機能低下領域
5、6 走査領域左上端位置選択決定支援印
7、8 走査領域右下端位置選択決定支援印
9 決定された走査領域
10 走査領域左上端位置選択決定支援印
11、12 走査領域右下端位置選択決定支援印
13 固視標表示位置選択決定用画面
14 固視標表示位置選択決定用画面における固視標
15 固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示
16 暗点
17 盲点
202 暗点と盲点の接続部分
205 視野視覚機能がわずかに低下している領域
301 コンピュータシステム
302 本体
303 キーボード
304 ディスプレイ
305 プリンタ
306 マウス
307 スピーカ
501 CPU
502 RAM
503 ROM
504 HDD
505 バス

Claims (21)

  1. 視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置であって、
    走査領域を選択及び決定する画面である走査領域選択決定用画面を出力装置に生成する走査領域選択決定用画面生成手段と、
    該走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、
    前記走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、
    前記走査領域選択決定用画面の背景色を、前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第一背景色と、前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第二背景色の、
    2色により交互させ続けながら表示する、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
    該走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
    前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
    走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面における固視標を表示する走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、
    前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
    前記走査領域選択決定用画面の背景色を、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色と、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色、の
    2色で交互させ続けて表示しながら、
    前記走査領域選択決定用画面において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域選択指示受付手段と、
    該走査領域選択指示受付手段により、前記走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域決定指示受付手段と、
    該走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、記憶装置に記憶する走査領域矩形座標記憶手段と、
    を備えることを特徴とする
    視野走査領域選択支援装置。
  2. 請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  3. 請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  4. 請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  5. 請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  6. 固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面を出力装置に生成する固視標表示位置選択決定用画面生成手段と、
    該固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
    2色により交互させ続けながら表示する、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
    該固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面に、固視標表示位置の選択決定がなされる際に凝視される固視標を表示する固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段と、
    該固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面に表示される固視標の初期表示位置を設定する固視標表示位置選択決定用画面固視標初期表示位置設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
    前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
    2色で交互させ続けて表示しながら、
    前記固視標表示位置選択決定用画面における固視標表示位置の選択がなされるが、
    該選択の際になされる固視標移動の指示を、入力装置を経て受け付ける固視標移動指示受付手段と、
    該固視標移動指示受付手段により、前記固視標移動の指示が受け付けられると、該指示に基づいて、固視標に所定の移動を行わせる固視標移動表示制御手段と、
    該固視標移動表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択がなされた後、該表示位置を固視標表示位置として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける
    固視標表示決定位置指示受付手段と、
    該固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、記憶装置に記憶する固視標表示決定位置記憶手段と、
    を、
    さらに、備える請求項1に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
    前記固視標表示決定位置記憶手段により記憶された
    前記固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する前記走査領域選択決定用画面における位置に、
    走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示することを特徴とする
    視野走査領域選択支援装置。
  7. 請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  8. 請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
    固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  9. 請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  10. 請求項6に記載の視野走査領域選択支援装置であって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする視野走査領域選択支援装置。
  11. コンピュータを、
    視標により走査される走査領域の合目的且つ迅速な選択及び決定を支援する視野走査領域選択支援装置であって、
    走査領域を選択及び決定する画面である走査領域選択決定用画面を出力装置に生成する走査領域選択決定用画面生成手段と、
    該走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第一背景色を設定する走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段と、
    前記走査領域選択決定用画面生成手段により生成された走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、走査領域選択決定用画面背景色として、走査領域選択決定用画面第二背景色を設定する走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段と、
    前記走査領域選択決定用画面の背景色を、前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第一背景色と、前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された走査領域選択決定用画面第二背景色の、
    2色により交互させ続けながら表示する、走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
    該走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
    前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記走査領域選択決定用画面において、前記走査領域選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記走査領域選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記走査領域選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する走査領域選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
    走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面における固視標を表示する走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段と、
    前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
    前記走査領域選択決定用画面の背景色を、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色と、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色、の
    2色で交互させ続けて表示しながら、
    前記走査領域選択決定用画面において、矩形としての走査領域の選択がなされるが、該選択の際になされる走査領域選択指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域選択指示受付手段と、
    該走査領域選択指示受付手段により、前記走査領域選択決定用画面において、走査領域の選択がなされた後、該領域を走査領域として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける走査領域決定指示受付手段と、
    該走査領域決定指示受付手段により受け付けられた走査領域である矩形の左上端の座標及び右下端の座標を、記憶装置に記憶する走査領域矩形座標記憶手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする。
  13. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする。
  14. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記走査領域選択決定用画面第一背景色設定手段は、走査領域選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
  15. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記走査領域選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記走査領域選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、走査領域選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、走査領域選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
  16. コンピュータを、
    さらに、
    固視標を表示する位置を選択及び決定する画面である固視標表示位置選択決定用画面を出力装置に生成する固視標表示位置選択決定用画面生成手段と、
    該固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面により一様に表される第一の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面生成手段により生成された固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択及び決定が行われる際に、固視標に対して背景となる画面全面が一様に表す第二の、固視標表示位置選択決定用画面背景色として、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段により設定された固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の、
    2色により交互させ続けながら表示する、固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段と、
    該固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第一背景色表示時間設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段が、前記固視標表示位置選択決定用画面において、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を表示開始する時点から、背景色を前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色に変えるために、前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色の表示をやめる時点までの時間の長さを設定する固視標表示位置選択決定用画面第二背景色表示時間設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面に、固視標表示位置の選択決定がなされる際に凝視される固視標を表示する固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段と、
    該固視標表示位置選択決定用画面固視標表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面に表示される固視標の初期表示位置を設定する固視標表示位置選択決定用画面固視標初期表示位置設定手段と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、
    前記固視標表示位置選択決定用画面の背景色を、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色と、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色、の
    2色で交互させ続けて表示しながら、
    前記固視標表示位置選択決定用画面における固視標表示位置の選択がなされるが、
    該選択の際になされる固視標移動の指示を、入力装置を経て受け付ける固視標移動指示受付手段と、
    該固視標移動指示受付手段により、前記固視標移動の指示が受け付けられると、該指示に基づいて、固視標に所定の移動を行わせる固視標移動表示制御手段と、
    該固視標移動表示制御手段により、前記固視標表示位置選択決定用画面において、固視標表示位置の選択がなされた後、該表示位置を固視標表示位置として決定する指示を、入力装置を経て受け付ける
    固視標表示決定位置指示受付手段と、
    該固視標表示決定位置指示受付手段により受け付けられた固視標表示決定位置を、記憶装置に記憶する固視標表示決定位置記憶手段、
    として、
    機能させる請求項11に記載のプログラムであって、
    前記走査領域選択決定用画面固視標表示制御手段は、
    前記固視標表示決定位置記憶手段により記憶された
    前記固視標表示決定位置を読み出し、該固視標表示決定位置に相当する前記走査領域選択決定用画面における位置に、
    走査領域の選択決定がなされる際に凝視される走査領域選択決定用画面固視標を表示することを特徴とする。
  17. 請求項16に記載のプログラムであって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定することを特徴とする。
  18. 請求項16に記載のプログラムであって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、
    固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、常に赤橙色系統の色により設定することを特徴とする。
  19. 請求項16に記載のプログラムであって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第一背景色設定手段は、固視標表示位置選択決定用画面第一背景色を、常に黒色系統の暗色により設定し、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
  20. 請求項16に記載のプログラムであって、
    前記固視標表示位置選択決定用画面第二背景色設定手段は、前記固視標表示位置選択決定用画面背景色交互表示制御手段により、固視標表示位置選択決定用画面の背景色の交互表示が行われる度に、固視標表示位置選択決定用画面第二背景色を、演算装置による乱数発生を利用して、ランダムな色で再設定することを特徴とする。
  21. 請求項11〜請求項20のいずれか一項に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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