JP4212004B1 - 動的視野計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】視野スキャン用画面生成手段と、固視標走査線設定手段と、固視標表示制御手段と、視標走査線直交設定手段と、視標表示制御手段と、静的表示制御手段と、静的表示位置記憶手段と、動的表示制御手段と、検出手段と、検出位置記憶手段と、視野マッピング用画面生成手段と、視野マッピング矩形形成手段と、同一固視標下走査続行手段と、次の固視標下走査への移行手段と、を、備えることを特徴とする動的視野計。
【選択図】図2
Description
Goldmann perimeter、510型(1945年)、940型(1967年)、Tubinger perimeter(1957年)、Octopus perimeter(1976年)。(例えば、非特許文献1参照。)。
従来の視野計の固視標や視標の表示の態様は、被験者にとり非常に単調である。
従来の視野計の視野検査は非常に単調である。そのため、慣れなどにより被験者が誤り応答を行う可能性が高い。
従来の視野計によって検出される暗点や盲点の形状は非常に大雑把であり、検査結果の図は被験者にとっての暗点や盲点の実際の形状から相当かけはなれている。
従来の視野計では、初期段階にある視野障害を検出できていない。
本発明の目的は、従来の視野検査の被験者にとっての単調性を低減する本発明、動的視野計を提供することにある。
また、本発明の目的は、被験者の暗点や盲点の形状をより詳しく検査結果の図に反映させることが可能な動的視野計を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、
被験者の視野をスキャンするための視野スキャン用画面を出力装置に生成する視野スキャン用画面生成手段と、
該視野スキャン用画面生成手段により生成された視野スキャン用画面において、固視標を所定の間隔を空けつつ表示位置を換えていく走査を行うための固視標走査線及び固視標表示位置を設定する固視標走査線設定手段と、
該固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線における固視標表示位置の一つに、視野スキャンにおいて、被験者に凝視される固視標を表示する固視標表示制御手段と、
前記視野スキャン用画面において、視標を走査させるための、視標走査線を、
前記固視標走査線に直交させて設定する視標走査線直交設定手段と、
視野をスキャンするために、前記視野スキャン用画面に、前記視標走査線直交設定手段により設定された視標走査線に沿って、前記視標を表示し、走査させる視標表示制御手段と、
該視標表示制御手段は、前記視標走査線上に、所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御する静的表示制御手段をさらに備えるが、該静的表示制御手段と、
該静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、静的に表示制御された前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する静的表示位置記憶手段と、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御した後、該視標を、前記視標走査線に沿って、動的な走査を開始させる動的表示制御手段をさらに備えるが、該動的表示制御手段と、
該動的表示制御手段により、前記視標が開始した前記動的な走査が被験者視野に認識された時点を、入力装置を経て検出する検出手段と、
該検出手段により検出された時点での、前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する検出位置記憶手段と、
被験者の視野をマッピングして表示するための視野マッピング用画面を出力装置に生成する視野マッピング用画面生成手段と、
前記静的表示位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、及び前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、を参照して、前記視野マッピング用画面に視野マッピング矩形を形成する視野マッピング矩形形成手段と、
前記検出手段により、被験者視野に前記動的な走査が認識された時点が検出されると、前記視標表示制御手段は、前記動的表示制御手段による前記動的な走査を一旦やめ、
前記視標走査線に対する次の走査を続行するために、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記視標走査線上の、前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置において、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示する表示制御を行い、
前記静的表示位置記憶手段以降は、同上の処理を行うが、
該処理を、
前記固視標表示制御手段により前記固視標が表示された状態で、
前記視標走査線において繰り返すことで、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する同様な走査を続行する同一固視標下走査続行手段と、
該同一固視標下走査続行手段により、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する走査を終えると、
前記固視標表示制御手段は、
前記固視標を、
前記固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線に沿い前記所定の間隔を空けた位置に、位置換えして、表示することで次の固視標の表示とし、
該次の固視標が表示された状態で、
前記視標表示制御手段は、前記視標走査線に対して、同様な走査を続行する
次の固視標下走査への移行手段と、
を、
備えることを特徴とする動的視野計。
コンピュータを、
被験者の視野をスキャンするための視野スキャン用画面を出力装置に生成する視野スキャン用画面生成手段と、
該視野スキャン用画面生成手段により生成された視野スキャン用画面において、固視標を所定の間隔を空けつつ表示位置を換えていく走査を行うための固視標走査線及び固視標表示位置を設定する固視標走査線設定手段と、
該固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線における固視標表示位置の一つに、視野スキャンにおいて、被験者に凝視される固視標を表示する固視標表示制御手段と、
前記視野スキャン用画面において、視標を走査させるための、視標走査線を、
前記固視標走査線に直交させて設定する視標走査線直交設定手段と、
視野をスキャンするために、前記視野スキャン用画面に、前記視標走査線直交設定手段により設定された視標走査線に沿って、前記視標を表示し、走査させる視標表示制御手段と、
該視標表示制御手段は、前記視標走査線上に、所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御する静的表示制御手段をさらに備えるが、該静的表示制御手段と、
該静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、静的に表示制御された前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する静的表示位置記憶手段と、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御した後、該視標を、前記視標走査線に沿って、動的な走査を開始させる動的表示制御手段をさらに備えるが、該動的表示制御手段と、
該動的表示制御手段により、前記視標が開始した前記動的な走査が被験者視野に認識された時点を、入力装置を経て検出する検出手段と、
該検出手段により検出された時点での、前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する検出位置記憶手段と、
被験者の視野をマッピングして表示するための視野マッピング用画面を出力装置に生成する視野マッピング用画面生成手段と、
前記静的表示位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、及び前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、を参照して、前記視野マッピング用画面に視野マッピング矩形を形成する視野マッピング矩形形成手段と、
前記検出手段により、被験者視野に前記動的な走査が認識された時点が検出されると、前記視標表示制御手段は、前記動的表示制御手段による前記動的な走査を一旦やめ、
前記視標走査線に対する次の走査を続行するために、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記視標走査線上の、前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置において、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示する表示制御を行い、
前記静的表示位置記憶手段以降は、同上の処理を行うが、
該処理を、
前記固視標表示制御手段により前記固視標が表示された状態で、
前記視標走査線において繰り返すことで、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する同様な走査を続行する同一固視標下走査続行手段と、
該同一固視標下走査続行手段により、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する走査を終えると、
前記固視標表示制御手段は、
前記固視標を、
前記固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線に沿い前記所定の間隔を空けた位置に、位置換えして、表示することで次の固視標の表示とし、
該次の固視標が表示された状態で、
前記視標表示制御手段は、前記視標走査線に対して、同様な走査を続行する
次の固視標下走査への移行手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
被験者の視野をスキャンするための視野スキャン用画面を出力装置に生成する視野スキャン用画面生成手段と、
該視野スキャン用画面生成手段により生成された視野スキャン用画面において、固視標を所定の間隔を空けつつ表示位置を換えていく走査を行うための固視標走査線及び固視標表示位置を設定する固視標走査線設定手段と、
該固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線における固視標表示位置の一つに、視野スキャンにおいて、被験者に凝視される固視標を表示する固視標表示制御手段と、
前記視野スキャン用画面において、視標を走査させるための、視標走査線を、
前記固視標走査線に直交させて設定する視標走査線直交設定手段と、
視野をスキャンするために、前記視野スキャン用画面に、前記視標走査線直交設定手段により設定された視標走査線に沿って、前記視標を表示し、走査させる視標表示制御手段と、
該視標表示制御手段は、前記視標走査線上に、所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御する静的表示制御手段をさらに備えるが、該静的表示制御手段と、
該静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、静的に表示制御された前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する静的表示位置記憶手段と、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御した後、該視標を、前記視標走査線に沿って、動的な走査を開始させる動的表示制御手段をさらに備えるが、該動的表示制御手段と、
該動的表示制御手段により、前記視標が開始した前記動的な走査が被験者視野に認識された時点を、入力装置を経て検出する検出手段と、
該検出手段により検出された時点での、前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する検出位置記憶手段と、
被験者の視野をマッピングして表示するための視野マッピング用画面を出力装置に生成する視野マッピング用画面生成手段と、
前記静的表示位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、及び前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、を参照して、前記視野マッピング用画面に視野マッピング矩形を形成する視野マッピング矩形形成手段と、
前記検出手段により、被験者視野に前記動的な走査が認識された時点が検出されると、前記視標表示制御手段は、前記動的表示制御手段による前記動的な走査を一旦やめ、
前記視標走査線に対する次の走査を続行するために、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記視標走査線上の、前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置において、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示する表示制御を行い、
前記静的表示位置記憶手段以降は、同上の処理を行うが、
該処理を、
前記固視標表示制御手段により前記固視標が表示された状態で、
前記視標走査線において繰り返すことで、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する同様な走査を続行する同一固視標下走査続行手段と、
該同一固視標下走査続行手段により、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する走査を終えると、
前記固視標表示制御手段は、
前記固視標を、
前記固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線に沿い前記所定の間隔を空けた位置に、位置換えして、表示することで次の固視標の表示とし、
該次の固視標が表示された状態で、
前記視標表示制御手段は、前記視標走査線に対して、同様な走査を続行する
次の固視標下走査への移行手段と、
を、
備えることを特徴とする動的視野計であるので、
本発明、動的視野計により、視野スキャンを行うと、図1〜図3におけるような視野マッピング矩形群からなる視野マッピング画像を得ることができる。本発明、動的視野計では、単調性の低減された視野検査を行うことができる。
コンピュータを、
被験者の視野をスキャンするための視野スキャン用画面を出力装置に生成する視野スキャン用画面生成手段と、
該視野スキャン用画面生成手段により生成された視野スキャン用画面において、固視標を所定の間隔を空けつつ表示位置を換えていく走査を行うための固視標走査線及び固視標表示位置を設定する固視標走査線設定手段と、
該固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線における固視標表示位置の一つに、視野スキャンにおいて、被験者に凝視される固視標を表示する固視標表示制御手段と、
前記視野スキャン用画面において、視標を走査させるための、視標走査線を、
前記固視標走査線に直交させて設定する視標走査線直交設定手段と、
視野をスキャンするために、前記視野スキャン用画面に、前記視標走査線直交設定手段により設定された視標走査線に沿って、前記視標を表示し、走査させる視標表示制御手段と、
該視標表示制御手段は、前記視標走査線上に、所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御する静的表示制御手段をさらに備えるが、該静的表示制御手段と、
該静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、静的に表示制御された前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する静的表示位置記憶手段と、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御した後、該視標を、前記視標走査線に沿って、動的な走査を開始させる動的表示制御手段をさらに備えるが、該動的表示制御手段と、
該動的表示制御手段により、前記視標が開始した前記動的な走査が被験者視野に認識された時点を、入力装置を経て検出する検出手段と、
該検出手段により検出された時点での、前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する検出位置記憶手段と、
被験者の視野をマッピングして表示するための視野マッピング用画面を出力装置に生成する視野マッピング用画面生成手段と、
前記静的表示位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、及び前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、を参照して、前記視野マッピング用画面に視野マッピング矩形を形成する視野マッピング矩形形成手段と、
前記検出手段により、被験者視野に前記動的な走査が認識された時点が検出されると、前記視標表示制御手段は、前記動的表示制御手段による前記動的な走査を一旦やめ、
前記視標走査線に対する次の走査を続行するために、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記視標走査線上の、前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置において、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示する表示制御を行い、
前記静的表示位置記憶手段以降は、同上の処理を行うが、
該処理を、
前記固視標表示制御手段により前記固視標が表示された状態で、
前記視標走査線において繰り返すことで、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する同様な走査を続行する同一固視標下走査続行手段と、
該同一固視標下走査続行手段により、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する走査を終えると、
前記固視標表示制御手段は、
前記固視標を、
前記固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線に沿い前記所定の間隔を空けた位置に、位置換えして、表示することで次の固視標の表示とし、
該次の固視標が表示された状態で、
前記視標表示制御手段は、前記視標走査線に対して、同様な走査を続行する
次の固視標下走査への移行手段、
として機能させることを特徴とするプログラムであるので、
プログラムを実行することにより、本発明、動的視野計を実現させることができ、視野スキャンを行うと、図1〜図3におけるような視野マッピング矩形群からなる視野マッピング画像を得ることができる。本発明、動的視野計では、単調性の低減された視野検査を行うことができる。
図4においては、暗点201、盲点203、暗点と盲点の接続部分202、等が明るい緑色の視野マッピング矩形群により、明示的に示されている。
本発明、動的視野計は、視野視覚機能をマッピングすることができる。
本発明、動的視野計は、暗点201、盲点203だけではなく、視野視覚機能が低下している領域204や、視野視覚機能がわずかに低下している領域205をもマッピングすることができる。
図4においては、暗点201、盲点203だけではなく、視野視覚機能がマッピングされている。
本発明、動的視野計により生成される視野マッピング画像においては、視野視覚機能が低下している領域204、視野視覚機能がわずかに低下している領域205、をも、やや明るい緑色を呈する視野マッピング矩形群により、それら領域の位置、大きさ、形状等について、判読することが可能となっている。
本発明、動的視野計は、中心窩206の視野視覚機能の状態をもマッピングすることができる。
高い視野視覚機能を有する中心窩206は、図4においては、輝度の低い緑色の視野マッピング矩形群により表示されている。
本発明、動的視野計では、CPU501が、視野スキャンの結果得られるデータから視野マッピング矩形を形成し、その視野マッピング矩形に、CPU501がデータに応じた画像処理を付すことで、網膜構造等を強く示唆する、視野のスキャンと呼ぶにふさわしい視野マッピング画像を生成することができる。
本発明、動的視野計は、ゴールドマン視野計のようなかさばる装置を必要とせず、簡単な構成で実現できる。
本発明、動的視野計は、5°以内の視野中心部の測定が可能である。
図5は、本発明、動的視野計の構成の一例を表している。
図6は、本発明、動的視野計におけるCPU501のハードウェア構成の一例を表している。
本発明、動的視野計は、コンピュータシステム301により、本発明、動的視野計を実現させるプログラムを実行することで実現される。
本実施形態の動的視野計を実現するコンピュータシステム301は、図5に示すように、後述するCPU(Central Processing Unit)501等を備える本体302と、キーボード303、(必要であればマウス306)、ディスプレイ304、プリンタ305、(必要であればスピーカ307)から構成されている。
本発明、動的視野計におけるCPU501は、具体的には、CPU501等のマイクロプロセッサ、RAM(Random Access Memory)502、ROM(Read Only Memory)503、HDD(Hard Disc Drive)504、キーボード303、マウス306、ディスプレイ304、プリンタ305、スピーカ307及び通信インターフェースを含んで構成される。
以上の各部分は、バス505により接続されている。
(HDD504は入出力インターフェースを経てバス505に接続されている。)
キーボード303は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、キーボード303からの入力をCPU501に出力することができる。
ディスプレイ304は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、CPU501からのイメージデータの入力をディスプレイ304に出力することができる。
プリンタ305は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、CPU501からの入力をプリンタ305により出力することができる。
(スピーカ307は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、CPU501からの入力をスピーカ307により出力することができる。)
(マウス306は入出力インターフェースを経てバス505に接続されており、マウス306からの入力をCPU501に出力することができる。)
CPU501は、ディスプレイ304(出力装置の一例)による表示処理の制御を行う。
(例えば、具体的には、固視標及び視標の表示制御や、本発明、動的視野計により得られたデータから視野マッピング画像の生成を行ったりする。)
CPU501は、キーボード303(入力装置の一例)からの入力に応じて、本発明、動的視野計の制御を行う。
CPU501は、動的視野計から得られたデータに基づいて生成した視野マッピング画像等の出力を、プリンタ305等から出力させるよう制御することができる。
(必要であれば、CPU501は、(例えばキーボード303等入力装置からの入力に応じて、あるいは例えば、視野スキャンにおいて、固視標表示位置が変わる際に、あるいは例えば、視野マッピング画像が出力される際、等に)スピーカ307(出力装置の一例)から出力を生じさせるよう制御を行うようにしてもよい。)
(CPU501は、マウス306(入力装置の一例)からの入力に応じて、本発明、動的視野計の制御を行うようにしてもよい。)
キーボード303は、例えば、入力を行うためのデバイス(入力装置)として利用される。
(必要であれば、マウス306は、ディスプレイ304の表示画面に、各種の入力を行うためのデバイスとして利用される。)
(必要であれば、ディスプレイ304に、各種の操作画面や、設定画面などを表示するようにしてもよい。)
このような記録媒体(記憶媒体)として、例えば、光ディスク、光磁気ディスク(CDROM/DVD−RAM/DVD−ROM/MO等)、磁気記憶媒体(ハードディスク/フロッピー(登録商標)ディスク/ZIP等)、半導体メモリ等がある。
固視標走査線2は、視野を走査するために、所定の間隔を空けつつ固視標の表示位置を換えていく際の経路として設定されるものであり、CPU501は固視標走査線2を、視野スキャン用画面1に表示しない。
(図1〜図3においては、垂直方向の固視標走査線2が設定されているが、他の方向により固視標走査線2を設定するとしてもよい。)
CPU501は、動的視野計を実現させるプログラムに従い、固視標走査線2上における、まず、固視標4の位置に固視標4を表示する。
固視標4は、視野スキャンにおいて、被験者の片側の目により、まず、凝視されるべき固視標である。
(後述するように、CPU501は、視野を(例えば、垂直方向に)走査するために、固視標の表示位置を、固視標走査線2に沿って、例えば、固視標4、固視標5、以下同様に固視標6まで等、と、換えていくが、それら固視標の表示位置は、例えば、あらかじめ、固視標走査線2上において設定されているとしてもよい。)
視標走査線3は、視野を走査する際に視標にたどらせる経路として設定されるものであり、CPU501は視標走査線3を、視野スキャン用画面1に表示しない。
(視標走査線3は、視野を、例えば、水平方向に走査するために設定されている。)
(図1〜図3においては、水平方向の視標走査線3が設定されているが、他の方向により視標走査線3を設定してもよい。)
視野マッピング矩形20の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離等を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標7から視標8までの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形21の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離等を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標8から視標9までの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形22の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離等を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標9から視標10までの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形23の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離等を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標11から位置11Aまでの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形24の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離(すなわち、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接する表示済み、凝視済みで、今表示が消去されている固視標との間の距離)(あるいは、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接して固視標走査線2上に設定される固視標との間の距離を基にした距離)を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標12から視標13までの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形25の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離(すなわち、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接する表示済み、凝視済みで、今表示が消去されている固視標との間の距離)(あるいは、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接して固視標走査線2上に設定される固視標との間の距離を基にした距離)を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標13から視標14までの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形26の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離(すなわち、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接する表示済み、凝視済みで、今表示が消去されている固視標との間の距離)(あるいは、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接して固視標走査線2上に設定される固視標との間の距離を基にした距離)を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標14から視標15までの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形27の高さは、例えば固視標4と固視標5の間の距離(すなわち、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接する表示済み、凝視済みで、今表示が消去されている固視標との間の距離)(あるいは、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接して固視標走査線2上に設定される固視標との間の距離を基にした距離)等を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標16から位置11Aまでの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野マッピング矩形28の高さは、例えば、今表示され凝視されている固視標6と、それに隣接する表示済み、凝視済みで、今表示が消去されている固視標との間の距離(あるいは、例えば、今表示され凝視されている固視標と、それに隣接して固視標走査線2上に設定される固視標との間の距離を基にした距離)等を基にして、CPU501により形成される。
その塗りつぶしにおいては、演算装置により算出され記憶装置(例えば、RAM502やHDD504等)に記憶された視標17から位置11Aまでの距離をCPU501が読み出し、その距離の値を、CPU501が、演算装置により演算を行うことにより、RGBの例えばGの色コードを(その距離の値に応じて)指定するための値に変換する。
視野スキャンの結果生成される視野マッピング矩形群29は、視野スキャンの結果生成されるものであり、視野マッピング用画面19における位置表現を正確に行う際の参考として図示したものである。
図7及び図8は、図6に示したコンピュータにより実行される動的視野計における視野スキャン処理、及び視野マッピング処理を示す流れ図である。
CPU501は、その大きさを、例えば、x座標軸方向の幅、1000ドットに、y座標軸方向の高さ、725ドットに設定する。
以下、視野スキャン用画面1に対する説明では、視野スキャン用画面1の左上端の位置をx座標、0ドット、y座標、0ドットの位置であるとし、x座標軸は、視野スキャン用画面1の左上端から右方向に、また、y座標軸は、視野スキャン用画面1の左上端から下方向に生成されるものとして、位置の説明を行う。
CPU501は、その大きさを、例えば、x座標軸方向の幅、1000ドットに、y座標軸方向の高さ、725ドットに設定する。
以下、視野マッピング用画面19に対する説明では、視野マッピング用画面19の左上端の位置をx座標、0ドット、y座標、0ドットの位置であるとし、x座標軸は、視野マッピング用画面19の左上端から右方向に、また、y座標軸は、視野マッピング用画面19の左上端から下方向に生成されるものとして、位置の説明を行う。
(変数counvは、固視標の、例えばy軸方向の位置の設定に関係している。)
(変数counvを10の値で初期化することにより、固視標の、例えばy座標初期値を設定している。)
(変数counvは、例えば、視野マッピング矩形20、21、22、23、視野マッピング矩形24、25、26、27、視野マッピング矩形28の、例えばy軸方向の位置の設定に関係している。)
(例えば、変数counvを10の値で初期化することにより、視野マッピング矩形20、21、22、23のそれぞれのy軸方向に対する形成位置を、y軸方向における初期形成位置に設定している。)
(固視標走査線設定手段の一環である。)
(固視標表示制御手段の一環である。)
(視野マッピング矩形形成手段の一環である。)
(視野スキャン用画面1に表示される視標の(例えばx座標軸方向における)初期表示位置の設定に関係している。)
(視標走査線設定手段の一環である。)
(視標表示制御手段の一環である。)
(静的表示位置記憶手段の一環である。)
ステップS7では、CPU501が、例えば、変数coun202(S14におけるように、変数coun202は、視標を動的に表示制御する際に利用される変数)の値を0に初期化する。
(視野スキャン用画面1に表示される視標の(例えばx座標軸方向における)初期表示位置の設定に関係している。)
(静的表示制御手段の一環である。)
(同一固視標下走査続行手段の一環である。)
(次の固視標下走査への移行手段の一環である。)
(固視標表示制御手段の一環である。)
(視標表示制御手段の一環である。)
その矩形の、視野スキャン用画面1における左上の点の位置、及び、右下の点の位置を、CPU501は、それぞれ、例えば(500,counv)、(505,5+counv)に設定する。(ドット単位。)
(固視標走査線設定手段の一環である。)
(固視標表示制御手段の一環である。)
(変数firstzは距離記憶手段である。(しかし、視標が、視野スキャン用画面1の右端に至り、(firstzv+firstz)>=1000になった場合には、S16、S19におけるように、視野スキャン用画面1の右端の位置から、その右端に至る直前に、視標が所定の一瞬の間、静的に表示された位置までの距離を、変数firstzに記憶するように設定してもよい。))
(また、変数firstzに記憶される値は、S22において生成される視野マッピング矩形の幅の長さを表す値であり、S19、S20においては、演算装置により、その視野マッピング矩形を塗りつぶすための色を指定する数値に変換される。)
(走査線の両端に位置して生成された視野マッピング矩形に対しては、必要があれば上述の色とは異なる色を指定してもよい。)
(視標走査線設定手段の一環である。)
(動的表示制御手段の一環である。)
(距離記憶手段の一環である。)
(視野マッピング矩形画像処理手段の一環である。)
該(視標色等)表示形態を有する視標を、CPU501は、演算装置により演算を行い、視野スキャン用画面1におけるx座標がfirstzv+firstz、y座標が、(本発明、実施の形態では、例えば、)350の位置(ドット単位)に表示する。
(視標走査線設定手段の一環である。)
(視標表示制御手段の一環である。)
(静的表示制御手段の一環である。)
(動的表示制御手段の一環である。)
(coun202d <=14?における14は、静的表示制御手段が、視標を静的に表示する所定の一瞬の間の設定に関係する値であるが、他の値により設定するとしてもよい。)
ステップS13において、CPU501が、coun202d <=14であるとの判断を行った場合には、CPU501は、ステップS15の処理に移行する。
(静的表示制御手段の一環である。)
(S7、S12、S13は、(静的表示制御手段が視標を静的に表示する)所定の一瞬の間の設定の本発明、実施の形態における一例である。)
(動的表示制御手段の一環である。)
そのようなインクリメントは、CPU501が、視標に動的特性を生じさせるための設定である(インクリメントの値は他の値であってもよい)。
(動的表示制御手段の一環である。)
(検出手段の一環である。)
(入力がなされた瞬間だけを検出するとは、例えばキーボード303においては、例えば、スペースキーが押された時に1度だけ押されている情報を検出し、後は押されているそのスペースキーがはなされるまでは、押されていることにならないという検出のことである。(検出手段による入力の検出は、そのような瞬間だけに限らなくともよい。))
その何れでもない場合には、CPU501は、ステップS8に戻って処理を続ける。
(視標表示制御手段の一環である。)
(検出手段の一環である。)
(検出手段の一環である。)
(同一固視標下走査続行手段の一環である。)
(次の固視標下走査への移行手段の一環である。)
(静的表示位置記憶手段の一環である。)
(視野マッピング矩形形成手段の一環である。)
(S22において、変数bfは、視野マッピング矩形形成手段の一環であり、S22において生成される視野マッピング矩形(例えば、視野マッピング矩形20、21、22、23、24、25、26、27、28のそれぞれ)の左端のx座標に値する。)
(検出位置記憶手段の一環である。)
(視野マッピング矩形形成手段の一環である。)
(同一固視標下走査続行手段の一環である。)
(視標が、視野スキャン用画面1の右端に至り、(firstzv+firstz)>=1000になった場合には、S16、S22におけるように、検出位置記憶手段は、検出手段により検出された時点での、視標表示位置に代えて、視野スキャン用画面1の、例えば、右端のx座標を、変数firstzvに記憶するようにしてもよい。)
(S22においては、変数firstzvは、視野マッピング矩形形成手段の一環であり、S22において生成される視野マッピング矩形(例えば、視野マッピング矩形20、21、22、23、24、25、26、27、28のそれぞれ)の右端のx座標に値する。)
(視野マッピング矩形画像処理手段の一環である。)
ステップS20において、CPU501が、colord>=255でないと判断した場合には、CPU501は、ステップS22へ移行して処理を続ける。
(視野マッピング矩形画像処理手段の一環である。)
(視野マッピング矩形画像処理手段の一環である。)
CPU501は、例えば、その視野マッピング矩形(例えば、視野マッピング矩形20、21、22、23、24、25、26、27、28のそれぞれ)の、左上端のx座標、y座標を(bf,700-counv)に、また、右下端のx座標、y座標を(firstzv,725-counv)に設定する(ドット単位)。
(視野マッピング矩形形成手段の一環である。)
CPU501は、その視野マッピング矩形を、R,G,Bの輝度が、例えば、それぞれ、0,colord,0である色で塗りつぶす。
(視野マッピング矩形画像処理手段の一環である。)
ステップS23において、CPU501がfirstzv>=1000ではないとの判断を行った場合には、CPU501は、ステップS6まで戻って、処理を続ける。
(同一固視標下走査続行手段の一環である。)
(固視標走査線設定手段の一環である。)
(固視標表示制御手段の一環である。)
(視野マッピング矩形形成手段の一環である。)
(次の固視標下走査への移行手段の一環である。)
(次の固視標下走査への移行手段の一環である。)
(視標走査線設定手段の一環である。)
(視標表示制御手段の一環である。)
(静的表示位置記憶手段の一環である。)
2 固視標走査線
3 視標走査線
4、5、6 固視標
7、8、9、10、11 視標
11A 位置
12、13、14、15、16 視標
17 視標
18 視野スキャンの結果、生成される視野マッピング矩形群
19 視野マッピング用画面
20、21、22、23 視野マッピング矩形
24、25、26、27 視野マッピング矩形
28 視野マッピング矩形
29 視野スキャンの結果、生成される視野マッピング矩形群
201 暗点
202 暗点と盲点の接続部分
203 盲点
204 視野視覚機能が低下している領域
205 視野視覚機能がわずかに低下している領域
206 中心窩
301 コンピュータシステム
302 本体
303 キーボード
304 ディスプレイ
305 プリンタ
306 マウス
307 スピーカ
501 CPU
502 RAM
503 ROM
504 HDD
505 バス
Claims (2)
- 被験者の視野をスキャンするための視野スキャン用画面を出力装置に生成する視野スキャン用画面生成手段と、
該視野スキャン用画面生成手段により生成された視野スキャン用画面において、固視標を所定の間隔を空けつつ表示位置を換えていく走査を行うための固視標走査線及び固視標表示位置を設定する固視標走査線設定手段と、
該固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線における固視標表示位置の一つに、視野スキャンにおいて、被験者に凝視される固視標を表示する固視標表示制御手段と、
前記視野スキャン用画面において、視標を走査させるための、視標走査線を、
前記固視標走査線に直交させて設定する視標走査線直交設定手段と、
視野をスキャンするために、前記視野スキャン用画面に、前記視標走査線直交設定手段により設定された視標走査線に沿って、前記視標を表示し、走査させる視標表示制御手段と、
該視標表示制御手段は、前記視標走査線上に、所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御する静的表示制御手段をさらに備えるが、該静的表示制御手段と、
該静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、静的に表示制御された前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する静的表示位置記憶手段と、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御した後、該視標を、前記視標走査線に沿って、動的な走査を開始させる動的表示制御手段をさらに備えるが、該動的表示制御手段と、
該動的表示制御手段により、前記視標が開始した前記動的な走査が被験者視野に認識された時点を、入力装置を経て検出する検出手段と、
該検出手段により検出された時点での、前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する検出位置記憶手段と、
被験者の視野をマッピングして表示するための視野マッピング用画面を出力装置に生成する視野マッピング用画面生成手段と、
前記静的表示位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、及び前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、を参照して、前記視野マッピング用画面に視野マッピング矩形を形成する視野マッピング矩形形成手段と、
前記検出手段により、被験者視野に前記動的な走査が認識された時点が検出されると、前記視標表示制御手段は、前記動的表示制御手段による前記動的な走査を一旦やめ、
前記視標走査線に対する次の走査を続行するために、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記視標走査線上の、前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置において、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示する表示制御を行い、
前記静的表示位置記憶手段以降は、同上の処理を行うが、
該処理を、
前記固視標表示制御手段により前記固視標が表示された状態で、
前記視標走査線において繰り返すことで、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する同様な走査を続行する同一固視標下走査続行手段と、
該同一固視標下走査続行手段により、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する走査を終えると、
前記固視標表示制御手段は、
前記固視標を、
前記固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線に沿い前記所定の間隔を空けた位置に、位置換えして、表示することで次の固視標の表示とし、
該次の固視標が表示された状態で、
前記視標表示制御手段は、前記視標走査線に対して、同様な走査を続行する
次の固視標下走査への移行手段と、
を、
備えることを特徴とする動的視野計。 - コンピュータを、
被験者の視野をスキャンするための視野スキャン用画面を出力装置に生成する視野スキャン用画面生成手段と、
該視野スキャン用画面生成手段により生成された視野スキャン用画面において、固視標を所定の間隔を空けつつ表示位置を換えていく走査を行うための固視標走査線及び固視標表示位置を設定する固視標走査線設定手段と、
該固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線における固視標表示位置の一つに、視野スキャンにおいて、被験者に凝視される固視標を表示する固視標表示制御手段と、
前記視野スキャン用画面において、視標を走査させるための、視標走査線を、
前記固視標走査線に直交させて設定する視標走査線直交設定手段と、
視野をスキャンするために、前記視野スキャン用画面に、前記視標走査線直交設定手段により設定された視標走査線に沿って、前記視標を表示し、走査させる視標表示制御手段と、
該視標表示制御手段は、前記視標走査線上に、所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御する静的表示制御手段をさらに備えるが、該静的表示制御手段と、
該静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、静的に表示制御された前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する静的表示位置記憶手段と、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示制御した後、該視標を、前記視標走査線に沿って、動的な走査を開始させる動的表示制御手段をさらに備えるが、該動的表示制御手段と、
該動的表示制御手段により、前記視標が開始した前記動的な走査が被験者視野に認識された時点を、入力装置を経て検出する検出手段と、
該検出手段により検出された時点での、前記視標の表示位置を記憶装置に記憶する検出位置記憶手段と、
被験者の視野をマッピングして表示するための視野マッピング用画面を出力装置に生成する視野マッピング用画面生成手段と、
前記静的表示位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、及び前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置、を参照して、前記視野マッピング用画面に視野マッピング矩形を形成する視野マッピング矩形形成手段と、
前記検出手段により、被験者視野に前記動的な走査が認識された時点が検出されると、前記視標表示制御手段は、前記動的表示制御手段による前記動的な走査を一旦やめ、
前記視標走査線に対する次の走査を続行するために、
前記視標表示制御手段は、前記静的表示制御手段により、前記視標走査線上の、前記検出位置記憶手段により記憶された前記視標の表示位置において、前記所定の一瞬の間、前記視標を、静的に表示する表示制御を行い、
前記静的表示位置記憶手段以降は、同上の処理を行うが、
該処理を、
前記固視標表示制御手段により前記固視標が表示された状態で、
前記視標走査線において繰り返すことで、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する同様な走査を続行する同一固視標下走査続行手段と、
該同一固視標下走査続行手段により、前記固視標が表示された状態での、前記視標走査線に対する走査を終えると、
前記固視標表示制御手段は、
前記固視標を、
前記固視標走査線設定手段により設定された固視標走査線に沿い前記所定の間隔を空けた位置に、位置換えして、表示することで次の固視標の表示とし、
該次の固視標が表示された状態で、
前記視標表示制御手段は、前記視標走査線に対して、同様な走査を続行する
次の固視標下走査への移行手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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