JPH0695399A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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Abstract
感光体を提供する。 【構成】 作像形成のための露光入射光を支持体側から
入射する電子写真プロセスに用いる電子写真用感光体で
あって、導電性支持体上に少なくとも電荷発生物質と電
荷輸送物質を共に含有してなる感光層を有する電子写真
感光体において、感光層中の電荷輸送物質濃度が、支持
体側から最も離れた側から近い側に向かって順次高くな
っていること(該濃度の異なる多層構造の感光層、また
は、濃度勾配を有する単層構造の感光層)を特徴とする
電子写真感光体。
Description
るものである。
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機光導電体を使用
したものが公知である。最近、該無機光導電体の代り
に、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアント
ラセン等の有機光導電体を使用したものが開発されてき
た。有機光導電体を使用した電子写真感光体には、導電
性支持体上に電荷発生物質及び電荷輸送物質をバインダ
ー樹脂に分散させた感光層を設けた単層型のものと、導
電性支持体上に電荷発生物質をバインダー樹脂に分散さ
せた電荷発生層及び電荷輸送物質をバインダー樹脂に分
散させた電荷輸送層とを積層した機能分離型のものがあ
る。
昭61−7840、特開昭61−48861、特開昭6
3−246749等に記載されたものがあるが、これら
は、いずれもキャリア発生サイト(電位減衰のための露
光をほとんど吸収する領域)でのバインダー樹脂濃度が
高く、キヤリア発生効率があまり良くなく、未だ高感度
な感光体が得られない。
光体の内側に設けたコンパクトな電子写真システムに用
いられる感光体であり、非常に高感度、かつ残留電位の
小さい電子写真感光体を提供することを目的とする。
成のための露光入射光を支持体側から入射する電子写真
プロセスに用いる電子写真用感光体であって、導電性支
持体上に少なくとも電荷発生物質と電荷輸送物質を共に
含有してなる感光層を有する電子写真感光体において、
該感光層が少なくとも2層以上積層した感光層であり、
かつ、感光層の各層中の電荷輸送物質濃度が、支持体側
から最もはなれた側から近い側に向かって、順次高くな
っていることを特徴とする電子写真感光体、および、作
像形成のための露光入射光を支持体側から入射する電子
写真プロセスに用いる電子写真用感光体であって、導電
性支持体上に少なくとも電荷発生物質と電荷輸送物質を
共に含有してなる感光層を有する電子写真感光体におい
て、該感光層が単層であり、かつ、感光層中の電荷輸送
物質濃度が、支持体側から最もはなれた側から近い側に
向かって、連続的に高くなっていることを特徴とする電
子写真感光体、および、これらの電子写真感光体におけ
る感光層のうち、支持体側に最も近い部分のバインダー
樹脂濃度が40重量%以下であることを特徴とする電子
写真感光体が提供される。
ンパクト化が進んでいるが、感光体の大きさ(径)を小
さくする方向で開発が進められている。これに対し、光
学系を感光体に内蔵することにより同等以上の効果を得
ることが出来る。ところが、従来の感光体のほとんど
が、感光体の表面側より露光する様に設計されているた
め、上記の方法にマッチした高感度な感光体があまり無
いのが現状である。本発明は、この点に鑑み検討を行な
った。
度化が重要なポイントになっている。感光体を高感度化
するためには、量子効率を大きくするか、あるいは移動
度を大きくするかの2つの方法が考えられるが、本発明
者らは前者に注目して検討を重ねた。その結果、有機電
子写真感光体のキャリア発生過程においては、キャリア
発生初期過程が電荷発生物質と電荷輸送物質との間の電
子移動反応により起こることが明らかになった。すなわ
ち、キャリア発生、注入過程に電荷発生物質と電荷輸送
物質の接触が重要な役割を持ち、電荷発生物質と電荷輸
送物質の接触量が大きいほど、キャリア発生効率が大き
くなることを突き止めた。つまり、感光体を作成した時
点で、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触量が大きくな
るような構造(形態)にしてやることが、高感度化させ
ることの1つの条件であることがわかった。
をよくするため、あるいは繰り返し使用時における感光
体の疲労を低減させ、摩耗量を小さくするために、感光
層中にバインダー樹脂を含有させることは常識となって
おり、有効な手段となっている。一方、本発明者らの検
討によれば、上記の有効な手段であるバインダー樹脂
が、電荷発生物質と電荷輸送物質との接触を阻害してい
ることが明らかになった。つまり、電荷発生層中にバイ
ンダー樹脂が存在しているため、電荷発生物質と電荷輸
送物質の接触面積が小さくなっており、電子移動反応が
効率良く行なわれていない事が判明した。
は、感光層中にバインダー樹脂を含有させなければよい
訳であるが、その場合、やはり感光層とその下層との接
着性が悪くなり、あるいは繰り返し使用時における感光
体の疲労が増大するといった問題点はやはり存在する。
そこで、上記問題点を改善しつつ、電子移動反応効率を
大きくする(高感度にする)方法の検討を行なった結
果、前記所謂単層型の電子写真感光体において、感光層
を2層以上の構成とし、感光層中の電荷輸送物質濃度を
支持体側から最もはなれた側から近い側に向かって順次
高くなる構成にするか、あるいは感光層を単層の構成と
し、感光層中の電荷輸送物質濃度を支持体から最もはな
れた側から近い側に向かって連続的に高くなる(濃度勾
配をつける)構成にすることにより達成できることを見
出した。さらに感光層中の作像形成のための露光入射側
の最も近い部分のバインダー樹脂濃度が40重量%以下
であることにより、達成できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
変化させる方法について説明する。 1)段階的に変化させる方法について 電荷輸送物質濃度を変えた、2種類以上の感光層用塗工
液を用い、順次重ね塗りする。この際にも、支持体側か
ら最もはなれた側から近い側に向かって、電荷輸送物質
濃度が順次高い感光層用塗工液を用いる。 2)連続的に変化させる方法について 電荷輸送物質濃度を変えた、2種類以上の感光層用塗液
を用い、下層がwetな状態のうちに順次重ね塗りす
る。この際にも、支持体側から最もはなれた側から近い
側に向かって、電荷輸送物質濃度が順次高い感光層用塗
工液を用いる。 1)、2)のいずれの場合にも、支持体側から最もはな
れた側から近い側へ向っての感光層の電荷輸送物質濃度
が高くなっていることが重要である。特に、支持体側に
最も近い部分のバインダー樹脂濃度が40重量%以下で
あることが重要である。好ましくは、電荷発生物質濃度
が5重量%以上、電荷輸送物質濃度が50重量%以上で
あり、更に好ましくは、支持体側から最も近い側の感光
層においては、その構成を電荷発生物質と電荷輸送物質
のみにすることである。
合、最表層の感光層中の電荷輸送物質濃度が大きすぎる
と、繰り返し使用における膜削れ等の問題点が発生す
る。この場合には、電気特性上問題の無い範囲にてバイ
ンダー樹脂を使用すればよい。または、感光層の表面側
のバインダー樹脂濃度を大きくなるような構成とし、露
光を裏面側から行なうことは有効な手段である。更に、
感光層の上に、保護層を設けることも有効な手段であ
る。
する。図1は、本発明の感光体の構成例を示す断面図で
あり、導電性支持体11上に、多層構造の感光層15が
設けられている。図2は、本発明の感光体の他の構成例
を示す断面図であり、導電性支持体11上に単層の感光
層15が設けられている。図3は、本発明の感光体の別
の構成例を示す断面図であり、感光層15上に、保護層
17を設けたものである。図3は、本発明の感光体の更
に別の構成例を示す断面図であり、導電性支持体11と
感光層15の間に、中間層19を設けたものである。感
光層が多層の場合、感光層を15−1、15−2、15
−3と表記した。電荷輸送物質濃度は、15−1>15
−2>15−3である。また感光層が単層の場合、感光
層の電荷輸送物質濃度は支持側から表面側に向かって小
さくなっている。
10Ω以下の導電性を示し、かつ画像形成の為の光を透過
できるもの、例えばアルミニウム、ニッケル、クロム、
ニクロム、銅、銀、金、白金、などの金属、酸化スズ、
酸化インジウムなどの酸化物を、蒸着またはスパッタリ
ングによりフィルム状もしくは円筒状のプラスチック等
に被覆したものを使用することが出来る。
15は、電荷輸送物質濃度の異なる多層構造(少なくと
も2層以上の層)あるいは電荷輸送物質濃度が連続的に
変化した層であり、電荷発生物質および電荷輸送物質を
主成分とする層で、必要に応じてバインダー樹脂を用い
ることもある。バインダー樹脂としては、ポリアミド、
ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリビニル
ケトン、ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾー
ル、ポリカーボネート(ビスフェノールAタイプ、ビス
フェノールZタイプ)、ポリエステル、メタクリル樹
脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリスチレン、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、アルキッ
ド樹脂、シリコン樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルホルマール、ポリアクリレート、ポリアクリルアミ
ド、フェノキシ樹脂などが用いられる。これらのバイン
ダーは、単独または2種類以上の混合物として用いるこ
とが出来る。
ることが出来る。例えば、金属フタロシアニン、無金属
フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、アズレニ
ウム塩顔料、スクエアリック酸メチン顔料、カルバゾー
ル骨格を有するアゾ顔料、トリフェニルアミン骨格を有
するアゾ顔料、ジフェニルアミン骨格を有するアゾ顔
料、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料、フルオ
レノン骨格を有するアゾ顔料、オキサジアゾール骨格を
有するアゾ顔料、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔
料、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔
料、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料、ペ
リレン系顔料、アントラキノン系または多環キノン系顔
料、キノンイミン系顔料、ジフェニルメタン及びトリフ
ェニルメタン系顔料、ベンゾキノン及びナフトキノン系
顔料、シアニン及びアゾメチン系顔料、インジゴイド系
顔料、ビスベンズイミダゾール系顔料などがあげられ
る。これらの電荷発生物質は、単独または2種以上の混
合物として用いることが出来る。
荷輸送物質には、電子輸送物質と正孔輸送物質とがあ
る。電子輸送物質としては、たとえばクロルアニル、ブ
ロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノ
ジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノ
ン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノ
ン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,
4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−トリ
ニトロ−4H−インデノ〔1,2−b〕チオフェン−4
オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェン−
5,5−ジオキサイドなどの電子受容性物質が挙げられ
る。これらの電子輸送物質は、単独または2種以上の混
合物として用いることが出来る。
電子供与性物質が挙げられ、良好に用いられる。たとえ
ば、ポリ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、
ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルメタートおよびその
誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物およびその誘
導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、
オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダ
ゾール誘導体、トリフェニルアミン誘導体、9−(p−
ジエチルアミノスチリルアントラセン)、1,1−ビス
−(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、スチリ
ルアントラセン、スチリルピラゾリン、フェニルヒドラ
ゾン類、α−フェニルスチルベン誘導体、チアゾール誘
導体、トリアゾール誘導体、フェナジン誘導体、アクリ
ジン誘導体、ベンゾフラン誘導体、ベンスイミダゾール
誘導体、チオフェン誘導体などが挙げられる。これらの
正孔輸送物質は、単独または2種以上の混合物として用
いることが出来る。
けられる中間層19は、接着性を向上する目的で設けら
れ、その材料としてはSiO2、Al2O3、シランカッ
プリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップリン
グ剤などの無機材料やポリアミド樹脂、アルコール可溶
性ポリアミド樹脂、水溶性ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルブチラール、PVAなどの接着性のよいバインダ
ー樹脂などを使用される。その他、前記接着性のよいバ
インダー樹脂に、ZnO、TiO2、ZnSなどを分散
したものも使用できる。この場合にも、画像形成の為の
光を透過できるものが選ばれ、用いられる。中間層の形
成法としては、無機材料単独の場合はスパッタリング、
蒸着などの方法が、また有機材料を用いた場合は、通常
の塗布法が採用される。なお、中間層の膜厚は5μm以
下が適当である。
けられ、これに使用される材料としては、ABS樹脂、
ACS樹脂、オレフィン〜ビニルモノマー共重合体、塩
素化ポリエーテル、アリル樹脂、ポリアセタール、ポリ
アミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリア
リルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリ
エチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、
アクリル樹脂、ポリメチルベンテン、ポリプロピレン、
ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレ
ン、AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリウ
レタン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂など、またこれ
らの内、硬化可能な材料と硬化剤との硬化物が挙げられ
る。保護層にはその他、耐摩耗性を向上する目的でポリ
テトラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂、シリコー
ン樹脂、およびこれらの樹脂に酸化チタン、酸化錫、チ
タン酸カリウムなどの無機材料を分散したものなどを添
加することが出来る。保護層の形成法としては通常の塗
布法が採用される。なお、膜厚は0.5〜10μm程度
である。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例中使用する部は、すべて重量部を表
わす。 実施例1 ハステロイ導電層を有するポリエチレンテレフタレート
フィルム上に、下記組成の、感光層1塗工液、感光層2
塗工液を塗布・乾燥して、20μm厚の感光層1及び2
μm厚の感光層2(本発明における請求項1の感光層)
を形成し、本発明の電子写真感光体を作製した。 感光層1塗工液 下記構造(化1)の電荷発生物質 0.6部
液、感光層1塗工液、感光層2塗工液を順次、塗布・乾
燥して、それぞれ0.3μm厚の下引き層、17μm厚
の感光層1及び3μm厚の感光層2(本発明における請
求項1の感光層)を形成し、本発明の電子写真感光体を
作製した。 下引き層塗工液 水溶性ポリビニルブチラールの25%水溶液 50部 (積水化学工業(株):エスレックW−201) 水 100部 メタノール 200部 感光層1塗工液 下記構造(化3)の電荷発生物質 0.8部
フィルム上に、下引き層塗工液を塗布・乾燥して、その
上に感光層1塗工液を塗布し、wet状態にてスプレー
法にて感光層2塗工液を積層して感光層(本発明におけ
る請求項2の感光層)を形成し、それぞれ2μm厚の下
引き層、25μm厚の感光層を形成し、本発明の電子写
真感光体を作製した。 下引き層塗工液 二酸化チタン 5部 ポリエステル(東洋紡績(株)バイロン200) 5部 トルイレン−2,4−ジイソシアネート 0.5部 2−ブタノン 100部 4−メチル−2−ペンタノン 50部 感光層1塗工液 下記構造(化5)の電荷発生物質 1部
を塗布し、wet状態にてスプレー法にて感光層2塗工
液を積層して感光層(本発明における請求項2の感光
層)を形成し、乾燥して、22μm厚の感光層を形成
し、本発明の電子写真感光体を作製した。 感光層1塗工液 下記構造(化7)の電荷発生物質 0.9部
た他は、実施例1と全く同様にして、電子写真感光体を
作製した。
た他は、実施例2と全く同様にして、電子写真感光体を
作製した。
た他は、実施例3と全く同様にして、電子写真感光体を
作製した。
た他は、実施例4と全く同様に作製した。
た以外は全く同様に作成した。 感光層1塗工液 前記構造(化1)の電荷発生物質 0.6部 前記構造(化2)の電荷輸送物質 20部 ポリカーボネート(帝人化成(株):パンライトL−1250) 15部 テトラヒドロフラン 200部
較例1〜3の各感光体の特性を静電複写紙試験装置(川
口電気製作所:SP−428型)を用いて次の様に評価
した。まず、6.0kVの放電電圧にて、コロナ放電を
20秒間行ない、次いで暗減衰させて表面電位が800
Vになったところで、6.0luxのタングステン光を
照射した。この時の表面電位が400Vになるのに必要
な露光量E1/2(lux・sec)、タングステン光照
射20秒後の電位V20(V)を測定した。実施例4及び
比較例4の感光体は、静電複写紙試験装置を一部改造し
た装置を用いて、裏面(電極側)から露光を行ない、感
光体の電気特性を測定した。結果を表1に示す。
度であり、また、残留電位が極めて少ない電子写真感光
体である。
光体の断面図である。
光体の断面図である。
図である。
図である。
較例1〜3の各感光体の特性を静電複写紙試験装置(川
口電気製作所:SP−428型)を用いて次の様に評価
した。まず、−6.0kVの放電電圧にて、コロナ放電
を20秒間行ない、次いで暗減衰させて表面電位が−8
00Vになったところで、6.0luxのタングステン
光を照射した。この時の表面電位が−400Vになるの
に必要な露光量E1/2(lux・sec)、タングステ
ン光照射20秒後の電位V20(V)を測定した。実施例
4及び比較例4の感光体は、静電複写紙試験装置を一部
改造した装置を用いて、裏面(電極側)から露光を行な
い、感光体の電気特性を測定した。結果を表1に示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 作像形成のための露光入射光を支持体側
から入射する電子写真プロセスに用いる電子写真用感光
体であって、導電性支持体上に少なくとも電荷発生物質
と電荷輸送物質を共に含有してなる感光層を有する電子
写真感光体において、該感光層が少なくとも2層以上積
層した感光層であり、かつ、感光層の各層中の電荷輸送
物質濃度が、支持体側から最もはなれた側から近い側に
向かって、順次高くなっていることを特徴とする電子写
真感光体。 - 【請求項2】 作像形成のための露光入射光を支持体側
から入射する電子写真プロセスに用いる電子写真用感光
体であって、導電性支持体上に少なくとも電荷発生物質
と電荷輸送物質を共に含有してなる感光層を有する電子
写真感光体において、該感光層が単層であり、かつ、感
光層中の電荷輸送物質濃度が、支持体側から最もはなれ
た側から近い側に向かって、連続的に高くなっているこ
とを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項3】 前記感光層のうち、支持体側に最も近い
部分のバインダー樹脂濃度が40重量%以下であること
を特徴とする請求項1又は2記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26979692A JP3246680B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 電子写真感光体 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021110804A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
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JP2018054695A (ja) | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP26979692A patent/JP3246680B2/ja not_active Expired - Lifetime
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