JPH0695201A - カメラの測光制御装置 - Google Patents

カメラの測光制御装置

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JPH0695201A
JPH0695201A JP4246755A JP24675592A JPH0695201A JP H0695201 A JPH0695201 A JP H0695201A JP 4246755 A JP4246755 A JP 4246755A JP 24675592 A JP24675592 A JP 24675592A JP H0695201 A JPH0695201 A JP H0695201A
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photometry
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Hiroyuki Iwasaki
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/099Arrangement of photoelectric elements in or on the camera
    • G03B7/0993Arrangement of photoelectric elements in or on the camera in the camera
    • G03B7/0997Through the lens [TTL] measuring
    • G03B7/09979Multi-zone light measuring

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリッカーが測光結果に多大な影響を及ぼす
ときにのみその影響を軽減する措置を行うようにしたカ
メラの測光制御装置を提供する。 【構成】 蓄積型の光電変換素子により被写界を測光
し、被写界の輝度に応じた測光信号を出力する測光手段
7と、光電変換素子の蓄積時間を制御する蓄積時間制御
手段13と、測光手段7からの測光信号に基づいて輝度
値を演算する輝度値演算手段10とを備えたカメラの測
光制御装置において、蓄積時間制御手段13で決定され
た蓄積時間に基づいて、光源のフリッカーによる影響を
軽減するための第1の輝度値演算方式、およびフリッカ
ーによる影響を考慮しない第2の輝度値演算方式のいず
れかを選択する選択手段14を備え、選択手段14で選
択された演算方式に従って輝度値を演算するよう輝度値
演算手段10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積型の光電変換素子
を用いて被写界を測光し、その測光出力から輝度値を求
めるカメラの測光制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の蓄積型の光電変換素子を用いた
測光装置にあっては、蛍光灯下などで測光を行う場合に
次のような問題がある。すなわち、蛍光灯などの人口照
明では電源周波数の影響により、図7に示すように周期
的に照明光がゆらぐ、いわゆるフリッカー現象が起き
る。因みにフリッカー周期Tfは、50Hzの地域では
約10mS、また60Hzの地域では約8.3mSであ
る。このようなフリッカー現象を伴う照明下で測光を行
った場合、素子の蓄積時間tがフリッカー周期Tfより
短いと、フリッカー周期のいずれの位相において蓄積を
行ったかによって測光出力がばらつき、正確な輝度値を
得られないおそれがある。そこで、特開昭62−259
022号公報に開示された測光装置では、複数回の蓄積
動作を行うとともに各蓄積時間を平均し、その平均値に
基づいて輝度値を算出することによって、フリッカーに
よる影響を最小限に抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記フリッ
カーが測光結果に多大な影響を及ぼすのは、蓄積時間が
ある所定の範囲に含まれるときであり、それ以外の場合
にはフリッカーの影響を考慮しなくても正確な輝度値を
得ることができる。しかしながら、上記公報に開示され
た測光装置においては、蓄積時間の長さに拘らず常に上
記平均値を演算して輝度値を求めているので、フリッカ
ーの影響を受けない場合に無駄な演算が行われ、輝度値
を迅速に求めることができないという不都合がある。
【0004】本発明の目的は、フリッカーが測光結果に
多大な影響を及ぼすときにのみその影響を軽減する措置
を行うようにしたカメラの測光制御装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、蓄積型の光電
変換素子により被写界を測光し、被写界の輝度に応じた
測光信号を出力する測光手段と、光電変換素子の蓄積時
間を制御する蓄積時間制御手段と、測光手段からの測光
信号に基づいて輝度値を演算する輝度値演算手段とを備
えたカメラの測光制御装置に適用される。そして、蓄積
時間制御手段で決定された蓄積時間に基づいて、光源の
フリッカーによる影響を軽減するための第1の輝度値演
算方式、およびフリッカーによる影響を考慮しない第2
の輝度値演算方式のいずれかを選択する選択手段を備
え、選択手段で選択された演算方式に従って前記輝度値
を演算するよう輝度値演算手段を構成し、これにより上
記問題点を解決する。特に請求項2は、第1の輝度値演
算方式が選択されているときには、複数回の測光により
得られた測光信号に基づいて輝度値を演算するようにし
たものである。また請求項3は、蓄積時間が第1の所定
時間より短い場合には上記第1の輝度値演算方式を選択
し、蓄積時間が第1の所定時間以上の場合には第2の演
算方式を選択するようにしたものである。さらに請求項
4は、蓄積時間が第2の所定時間より長い場合には前記
第1の輝度値演算方式を選択し、蓄積時間が前記第2の
所定時間以下の場合には第2の演算方式を選択するよう
にしたものである。さらにまた請求項5は、輝度値算出
手段の出力が未出力の場合には予め決められた所定の蓄
積時間を設定し、それ以外の場合には輝度値算出手段の
出力に基づいて蓄積時間を決定するよう蓄積時間制御手
段を構成したものである。また請求項6は、輝度値算出
手段の出力が未出力の場合には、予め決められた第1の
蓄積時間および第2の蓄積時間を初期蓄積時間として設
定するとともに、測光手段による第1の蓄積時間に基づ
く測光信号と、第2の蓄積時間に基づく測光信号とを用
いて、第2の輝度値演算方式で輝度値を演算するように
したものである。
【0006】
【作用】蓄積時間制御手段で決定された蓄積時間が所定
の範囲にある場合には、フリッカーによる影響を考慮し
ない第2の輝度値演算方式が選択され、この演算方式に
従って輝度値が演算される。すなわち、フリッカーによ
る影響が測光結果に多大な影響を及ぼすとき以外には、
その影響を除去するための措置は無駄であるからこれを
行わない。
【0007】
【実施例】図1〜図6により本発明の一実施例を説明す
る。 《光学系の説明》図1において、符号1は撮影レンズで
あり、この撮影レンズ1を通過した被写体光は、クイッ
クリターンミラー2,拡散スクリーン3およびペンタプ
リズム4を介して接眼レンズ5にて観察される。一方、
拡散スクリーン3によって拡散された被写体光の一部
は、ペンタプリズム4およびレンズ6を介して測光用の
受光素子7に導かれる。
【0008】《測光用受光素子および制御系の説明》受
光素子7は、例えばCCDセンサのような蓄積型の光電
変換素子から成り、受光蓄積部71と、転送部72と、
電圧変換部73と、蓄積ゲート部74とから成る。受光
蓄積部71は、図2に示す如く、撮影画面全体に相当す
る被写界を測光できるように配置された横20個,縦1
2個の合計240個のセグメントをマトリクス状に配置
して成り、各セグメントで発生した電荷を蓄積する。
【0009】符号8で示すタイミング回路は、不図示の
クロック発生回路から入力されるマスタークロックによ
り電荷の転送に必要なクロックパルスを作成して転送部
72へ入力し、転送部72は、入力されたクロックパル
スに従って、受光蓄積部71で蓄積した電荷を1画素ず
つ電圧変換部73へ転送する。電圧変換部73は、送ら
れてきた240個の画素の電荷信号を電圧レベル値にそ
れぞれ変換し、これを測光信号として出力端子からA/
D変換部9へ出力する。A/D変換部9は、電圧変換部
73からの測光信号(電圧信号)をコンピュータが認識
可能な数値信号に変換して出力する。また蓄積ゲート部
74は、制御回路100を構成する蓄積時間設定部13
からのパルス信号を受けて受光蓄積部71に電荷蓄積の
開始と終了を指令するゲートである。
【0010】制御回路100は、上記蓄積時間設定部1
3と、選択部14と、輝度算出部10と、露出演算部1
2とを有し、蓄積時間設定部13では、輝度算出部10
及び露出演算部12からの情報を基に、次回蓄積時にお
ける最適な蓄積時間を演算して蓄積電荷量の調整を行
う。選択部14は、上記演算された蓄積時間に基づい
て、フリッカーによる影響を軽減するための措置を行う
か否かを選択する。輝度算出部10は、レンズ内ROM
11からのレンズ情報と、蓄積時間設定部13から入力
した蓄積時間と、A/D変換部9からの測光信号と、選
択部14の選択結果を用いて輝度値を算出する。露出演
算部12は、輝度算出部10で演算された輝度値に基づ
いて露出演算を行い、適正露出値を算出するとともに、
適正露出に対する絞り値およびシャッタースピード値を
求める。そして、不図示のレリーズボタンが押される
と、ミラー2がはね上げられ、絞り及びシャッターが所
定の値に制御され、露出制御が行われる。
【0011】《蓄積時間を設定する必要性についての説
明》次に、蓄積時間設定部13によって受光素子7の蓄
積時間を調整する必要性について説明する。一般に、カ
メラの測光装置に要求される測光可能範囲は、EV0〜
EV20、すなわちダイナミックレンジにして20EV
程度であるが、現在のCCDはダイナミックレンジが高
々10EV程度しかない。そこで、CCDの蓄積時間を
調整して要求される測光可能範囲を、主要被写体を含む
最適レベルにシフトする必要が生じる。
【0012】具体的には、被写界での輝度値がEV0〜
EV20であると、標準的な撮影レンズを装着した場合
での受光素子面上での照度はおよそ0.01Lx〜10
000Lxである。受光素子の感度は約20V/lx・
Sであり、飽和出力は約2Vであるので、蓄積時間が1
0μSである時には測光可能範囲は約EV10〜EV2
0であり、蓄積時間が10mSである時には測光可能範
囲はEV0〜EV10となる。すなわち、受光素子の蓄
積時間を10μS〜10mSの範囲で調節することによ
り、初めてカメラの測光装置に要求される測光可能範囲
であるEV0〜EV20のダイナミックレンジが実現可
能になる。
【0013】なお、CCDを用いて測光を行う場合に
は、上記理由により1回の測光での測光可能範囲は10
EVの範囲に限定されるが、銀塩フィルムのダイナミッ
クレンジは10EVよりも更に小さいので問題はない。
【0014】《メインアルゴリズムの説明》図3は上記
制御回路100で実行されるメインアルゴリズムを示す
フローチャートである。例えばレリーズ釦が半押し操作
されると図3のプログラムが起動され、まずステップ#
101でフラグnを初期値である1にセットする。この
フラグnは、これから行う測光動作が1回目の測光であ
るか否かを判別するためものであり、n=1の場合には
1回目の測光を、n=0の場合には2回目以降の測光で
あることを示す。
【0015】ステップ#102でn=1、すなわち1回
目の測光であると判定されると、ステップ#103でn
=0とし、次いでステップ#104で蓄積時間tを予め
決められた値t1(第1の蓄積時間)にセットし、受光
素子7の蓄積動作を行わしめる。ここではt1=10μ
S、すなわち測光可能範囲はEV10〜EV20とす
る。ステップ#105では、タイミング回路95から発
生する所定の電荷読みだしパルスにより、240個の測
光信号を転送部72及び電圧変換部73を通して読みだ
し、A/D変換部9によって数値に変換せしめた後に不
図示のメモリに格納する。
【0016】ステップ#106では、2回目の測光の蓄
積時間tを予め決められた値t2(第2の蓄積時間)に
セットし、再度蓄積を行う。ここではt2=10mS、
すなわち測光可能範囲はEV0〜EV10とする。ステ
ップ#107では、ステップ#105と同様に測光信号
を読みだし、データを上述とは別のメモリへ格納する。
ステップ#108では2つの測光信号を合成する。つま
り、蓄積時間t=t1の時の測光可能範囲はEV10〜
EV20であり、蓄積時間t=t2の時の測光可能範囲
はEV0〜EV10であるから、これら2回の測光結果
を基にダイナミックレンジがEV0〜EV20である測
光信号を作成する。具体的に言うと、ステップ#105
で得られたt=t1における240個の輝度データを検
索し、測光下限値以下である領域、すなわちEV10以
下である領域についてはt=t2の時の測光信号を測光
結果とし、そうでない領域についてはt=t1の時の測
光信号を測光結果とする.この場合、t1とt2とでは
蓄積時間が1000倍違うので、t1でのデータを10
00倍するか、t2でのデータを1/1000倍するか
のいずれかの処理を行う。その後、処理はステップ#1
19に進む。
【0017】一方、上記ステップ#102でn=1でな
い、すなわち2回目以降の測光と判定されるとステップ
#109に進み、変数kを「1」に設定する。このk
は、ステップ#110における測光の回数を示すもの
で、k=1のときはは1回目の測光を、k=0のときは
2回目の測光であることを示す。ステップ#110で
は、蓄積時間tをメモリから読みだし、この蓄積時間t
にて上記蓄積動作を行わしめる。ここで、蓄積時間tは
前回の測光信号に基づいて後述のステップ#120で求
められるものである。
【0018】ステップS111でk=1と判定される
と、ステップ#105と同様の要領で測光信号を読みだ
してメモリに格納し、k≠0と判定されるとステップ#
113において、ステップ#105と同様の要領で測光
信号を読みだすとともに、受光素子7の各セグメントに
対して、1回目の測光信号と2回目の測光信号との加算
平均値を求めて再び所定のメモリへ格納する。これによ
り240個の平均値が得られることになる。
【0019】ステップ#114では、ステップ#112
あるいは#113で求めた蓄積時間tがTf1(第1の
所定時間)より小である否かを選択部14にて判別す
る。Tf1は、測光においてフリッカーの影響が無視で
きなくなる時間である。フリッカーの影響は、蓄積時間
がフリッカー周期より短くなると影響が無視できなくな
るので、50Hz地域のフリッカー周期である10mS
と、60Hz地域のフリッカー周期である8.3mSの
ほぼ中間をとって、Tf1=9.2mSとする。ステッ
プ#114が否定されると第2の輝度値演算方式を選択
してステップ#119に進み、肯定されるとステップ#
115に進む。
【0020】ステップ#115では蓄積時間tがTf2
(第2の所定時間)より大であるか否かを選択部14に
て判別し、否定されると第2の輝度値演算方式を選択し
てステップ#119に進み、肯定されると第1の輝度値
演算方式を選択してステップ#116に進む。このステ
ップ#115の判別を行う理由は次の通りである。蛍光
灯等の人工照明下での輝度値は、高々EV14程度、す
なわち受光素子上での照度が約156lx位にしかなら
ないので、それより明るい輝度値が含まれる場合には、
太陽などの自然光による照明と考えて良い。したがっ
て、受光素子上で約156lxの明るさを測光するとき
の蓄積時間より蓄積時間tが長かった場合には、フリッ
カーの影響はないとみなして差し支えない。そこで、T
f2は、156lxのときの蓄積時間640μSとす
る。
【0021】ステップ#116では、k=1か否かを判
別し、k≠1の場合にはもう測光は2回行われているの
でステップ#119へ進み、k=1の場合には、測光は
まだ1回しか行われていないのでもう1度測光を行うた
めにステップ#117に進む。ステップ#117ではk
=0を代入し、次いでステップ#118において、不図
示のタイマーを作動させて前回の蓄積開始時刻からフリ
ッカー周期の2分の奇数倍の時間が経過するまで待ち、
時間がきたらステップ#110に戻って再度蓄積を開始
する。これは、図6に示すように、フリッカー周期Tf
の半周期分ずれた時刻で2回の測光い、上述したように
各測光信号を加算平均すれば、ほとんどフリッカーによ
る影響を受けない測光信号が得られるためである。
【0022】ステップ#119では、輝度値算出部10
を作動させ、ステップ#112あるいは#113で求め
られた240個の測光信号(1回の測光による測光信号
あるいは2回の測光による測光信号の平均値)に基づい
て各測光領域に対応する輝度値BV(m,n)を所定の
演算式によりそれぞれ演算する。ここで、(m,n)
は、図2に示す受光素子の各セグメントを特定する番地
であり、mは横方向を示す1〜20までの整数、nは縦
方向を示す1〜20までの整数である。
【0023】ステップ#119Aでは、露出演算部12
を作動させ、上記演算された各輝度値に基づいて適正露
出値BVansを求める。BVansの求め方については後で
詳述する。ステップ#120では、蓄積時間設定部13
を作動させ、次回の測光時における蓄積時間tを演算
し、所定のメモリに格納する。この蓄積時間演算方法に
ついても後で詳述する。ステップ#121で不図示のレ
リーズ釦が全押しされたと判定されるとステップ#12
2に進み、上記求められた適正露出値BVansに基づい
て絞り、シャッターを駆動し露出制御を行う。全押しさ
れていない場合にはステップ#102に戻る。
【0024】以上の図3の制御において、ステップ#1
12,#113,#119の処理は輝度算出部13で行
われる。そして、2回の測光による測光信号の平均値を
求め、この平均値に基づいて輝度値を演算する方式が第
1の露出演算方式に相当し、1回の測光による測光信号
から輝度値を演算する方式が第2の露出演算方式に相当
する。
【0025】以上の手順によれば、光源のフリッカーに
よる影響を軽減するための第1の輝度値演算方式、およ
びフリッカーによる影響を考慮しない第2の輝度値演算
方式のいずれかが蓄積時間に基づいて選択されるので、
フリッカーによる影響が測光結果に多大な影響を及ぼす
とき以外には、その影響を除去するための無駄な演算は
行われない。
【0026】《露出演算の説明》次に、上記ステップ#
119Aにおける露出演算処理の一例を図4のフローチ
ャートにより説明する。まずステップ#201におい
て、各測光領域に対応して得られる240個の輝度値B
V(m,n)のうち、輝度値が16.3EVを超えるも
のについてはデータを16.3EVに置換する。これ
は、被写体の中に太陽などの16.3EVを超える超高
輝度の物体が含まれていた場合には、それらの影響を強
く受けてしまうので、影響を最小限に抑えるための処置
である。
【0027】ステップ#202では240個の測光デー
タが全て16.3EVに置換されたか否かを判定し、肯
定されるとステップ#203でBVans=16.3と
し、否定されるとステップ#204において、各輝度値
BV(m,n)から、BVmax,BVmin,BVh,BVl,BVm,BVcwを
それぞれ求める。これらの変数の内容は以下の通りであ
る。 BVmax:240個の輝度値のうち、最高輝度のもの BVmin:240個の輝度値のうち、最低輝度のもの BVh :240個の輝度値のうち、高輝度側から24
領域の平均輝度値 BVl :240個の輝度値のうち、低輝度側から24
領域の平均輝度値 BVm :240個の輝度値の全ての平均値 BVcw :240個の輝度値BV(m,n)のうち、8
≦m≦13、かつ、4≦n≦9の36領域(図2にAで
示す領域)の平均輝度値 なお、ここではBVh及びBVlを求める際に、24領域
の平均値をとったが、24領域に限ったものではなく、
これより多くても少なくてもかまわない。また、BVcw
に付いても同様に36領域の平均値に限ったものではな
く、被写界の中央付近の出力であれば良い。
【0028】次いでステップ#205では、BVmax−
BVmin<2か否かを判定し、肯定された場合には、最
大輝度値と最小輝度値との差が小さいので極めてフラッ
トなシーンであると見なせる。したがって、この場合は
どの領域の測光値を選択してもほとんど変わらないの
で、ステップ#206において、適正露出値として信頼
性の高い中央の36領域の平均輝度値を代入する。すな
わちBVans=BVcwとする。
【0029】ステップ#205が否定されるとステップ
#207に進み、BVh−BVl<2か否かを判定する。
肯定された場合には、高輝度領域と低輝度領域との差が
小さくほぼフラットなシーンであると見なせるから、ス
テップ#208において、 BVans=(BVh+BVl+BVcw)/3 により適正露出値BVansを求める。
【0030】ステップ#207が否定されるとステップ
#209に進み、BVm−BVcw>2か否かを判定す
る。肯定された場合には、平均輝度値に比べて中央の輝
度値が小さい、つまり中央部が暗いので逆光であるとみ
なし、ステップ#210で BVans=(BVl+BVcw)/2 により適正露出値BVansを求める。
【0031】ステップ#209が否定されるとステップ
#211に進み、BVcw−BVm>2か否かを判定す
る。肯定された場合には、平均輝度値に対して中央部の
輝度値が大きい、つまり中央部が明るいのでスポットラ
イトを浴びているようなシーンであると見なし、ステッ
プ#212で、BVans=BVcwとする。
【0032】ステップ#211が否定されるとステップ
#213に進み、BVh−BVm<0.5か否かを判定す
る。肯定された場合には、高輝度領域と平均輝度値との
差が小さく画面内に小さな暗い被写体が存在するシーン
であると見なし、ステップ#214で、 BVans=(2・BVm+BVl)/3 により適正露出値BVansを求める。
【0033】ステップ#213が否定されるとステップ
#215に進み、BVm−BVl<0.5か否かを判定す
る。肯定された場合には、低輝度領域と平均輝度値との
差が小さく画面内に小さな明るい被写体が存在するシー
ンであるとみなし、ステップ#216で、 BVans=(2・BVm+BVh)/3 により適正露出値BVansを求める。
【0034】ステップ#215が否定されると、上記の
どのシーンにも当てはまらないものは、いわゆる一般的
なシーンであると見なし、るとステップ#217で、 BVans=(BVm+BVcw)/2 により適正露出値BVansを求める。
【0035】《最適蓄積時間の演算方法の説明》図5
は、上記図3のステップ#120における蓄積時間演算
の詳細を示すフローチャートである。まずステップ#3
01では、BVmax−BVmin<10か否かを判定する。
肯定された場合には、240個の測光信号全てが1回の
測光ダイナミックレンジに収まっているとみなし、ステ
ップ#304で次回の測光基準レベルBVtを、輝度値
(測光信号)の最大値と最小値の平均として、 BVt=(BVmax+BVmin)/2 により求める。ここで、測光基準レベルBVtは、ある
蓄積時間で測光を行った場合において、測光信号の飽和
レベルのちょうど1/2にあたる測光信号を与える輝度
値を示し、例えば測光可能範囲がEV10〜EV20の
場合には、BVt=15である。すなわち、後述するス
テップ#311で用いられる式にBVtを代入すること
により、BVtの値が飽和レベルの1/2になるような
測光可能範囲を得る蓄積時間が演算される。
【0036】ステップ#301が否定された場合には、
前回の測光において、測光上限値以上または測光下限値
以下のデータが存在したことを意味するから、ステップ
#303で前回の測光における高輝度測光限界データ、
すなわち最大値の数Nmaxをカウントする。ステップ#
304では、ステッップ#303と同様に、前回の測光
における低輝度測光限界データ、すなわち最小値の数N
minをカウントする。ステップ#305では前回の測光
における測光基準レベルBVtを、 BVt=log(0.32/t)/log2 に従って求める。ここで、tは前回の測光における蓄積
時間である。例えば、t=0.01秒の場合、BVt=
5となる。
【0037】次いでステップ#306では、次回の測光
基準レベルBVtを、前回の測光基準レベルを用いて、 BVt=BVt+(Nmax−Nmin)/10 により求める。この式は、NmaxがNminより多い場合に
は高輝度測光限界データが多いので、次回の測光基準レ
ベルを上げる方向に働き、逆にNminの方がNmaxより多
い場合には低輝度測光限界データが多いので、次回の測
光基準レベルを下げる方向に働く。ここで、測光基準レ
ベルを上げるということは、測光可能範囲を高輝度側に
シフトすることであり、測光基準レベルを下げるという
ことは、測光可能範囲を高輝度側にシフトすることであ
る。なお、Nmax−Nminを1/10にすることによって
レベルシフト量の最適化をはかっているが、これは、1
/10に限らずそれぞれ最適化した値を使用してかまわ
ない。
【0038】ステップ#307ではBVt>15か否か
を判定し、肯定された場合には、測光基準レベルが測光
上限を超えてしまっているので、ステップ#308で次
回の測光基準レベルBVtを測光上限値の15とする。
このとき、測光可能範囲はEV10〜EV20となる。
ステップ#307が否定されるとステップ#309に進
み、BVt<5か否かを判定する。ステップ#311が
肯定された場合には、測光基準レベルが測光下限を超え
てしまっているので、ステップ#310で次回の測光基
準レベルBVtを測光下限の5とする。このとき、測光
可能範囲はEV0〜EV10となる。また、ステップ#
309が否定されるとステップ#311に進む。
【0039】ステップ#311では、上記ステップ#3
02,#306,#308,#310のいずれかで求め
られたBVtから、次回の蓄積時間tを、 t=0.32/(2^BVt) によって求め、このtをメモリの所定番地に格納する。
ここで、^マークは、べき乗を表すものとする。この蓄
積時間tは、上述したようにBVtの値が飽和レベルの
1/2になるような測光可能範囲を得る蓄積時間であ
り、BVtが大きいほど蓄積時間tは短くなる。
【0040】以上の図5の手順によれば、各測光出力に
対応する輝度値の最大値と最小値のとの差が光電変換素
子のダイナミックレンジ10未満の場合、つまり全ての
測光信号が1回の測光ダイナミックレンジに収まってい
る場合には、最大値と最小値との平均値が、次回測光時
における測光可能範囲の中間値となるように蓄積時間t
が演算される。この蓄積時間tにて測光を行えば、得ら
れる測光信号が上記測光可能範囲の上限値および下限値
を越える可能性は低く、1回の測光で最適な露出値を演
算できる可能性が高くなり、次回の撮影を迅速に行うこ
とが可能となる。
【0041】また、最大値と最小値のとの差が光電変換
素子のダイナミックレンジ10以上の場合、つまり前回
の測光において、測光可能範囲の上限値以上の輝度値ま
たは下限値以下の輝度値が必ず存在した場合には、最大
値と最小値の個数に応じて蓄積時間tが求められる。詳
しくは、最大値の数が最小値の数よりも多い場合には次
回測光時の蓄積時間が前回の蓄積時間よりも短くなるよ
うに(測光可能範囲が高輝度側にシフトされるよう
に)、一方、最大値の数が最小値の数よりも少ない場合
には次回測光時の蓄積時間が前回測光時の蓄積時間より
も長くなるように(測光可能範囲が低輝度側にシフトさ
れるように)蓄積時間tが演算される。したがって、こ
の蓄積時間tにて測光を行えば、上述と同様に得られる
測光信号が上記測光可能範囲の上限値および下限値を越
える可能性は低く、1回の測光で最適な露出値を演算で
きる可能性が高くなる。
【0042】以上の実施例の構成において、受光素子7
が測光手段を、蓄積時間設定部13が蓄積時間設定手段
を、輝度算出部10が輝度値演算手段を、選択部14が
選択手段をそれぞれ構成する。
【0043】なお、受光素子の分割の仕方は実施例に限
定されない。また、フリッカーによる影響を軽減するた
めの措置も上述のものに限定されず、例えば特開昭62
−259022号公報に開示されているような方法でも
良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、光源のフリッカーによ
る影響を軽減するための第1の輝度値演算方式、および
フリッカーによる影響を考慮しない第2の輝度値演算方
式のいずれかを蓄積時間に基づいて選択するようにした
ので、フリッカーによる影響が測光結果に多大な影響を
及ぼすとき以外には、その影響を軽減するための無駄な
演算は行われず、迅速に輝度値を求めることが可能とな
る。特に請求項2の発明によれば、上記第1の輝度値演
算方式が選択されているときには、複数回の測光により
得られた測光信号に基づいて輝度値を演算するようにし
たので、フリッカーによる影響を最小限に軽減すること
が可能となる。また請求項3の発明によれば、蓄積時間
が第1の所定時間より短い場合には上記第1の輝度値演
算方式を選択し、その他の場合には第2の演算方式を選
択するようにしたので、蓄積時間がある程度以上長くフ
リッカーの影響を無視できるときにはフリッカーの影響
を除去するための無駄な演算を行わなくて済む。さらに
請求項4の発明によれば、蓄積時間が第2の所定時間よ
り長い場合には第1の輝度値演算方式を選択し、その他
の場合には第2の演算方式を選択するようにしたので、
蓄積時間が極めて短いとき(光源がフリッカーのない太
陽光と考えられるとき)には、フリッカーの影響を除去
するための無駄な演算を行わなくて済む。さらにまた、
請求項5の発明によれば、輝度値が未出力の場合には予
め決められた所定の蓄積時間を設定し、それ以外の場合
には前記輝度値算出手段の出力に基づいて蓄積時間を決
定するようにしたので、最適な蓄積時間を決定すること
ができる。また請求項6の発明によれば、輝度値算出手
段の出力が未出力の場合には、予め決められた第1の蓄
積時間および第2の蓄積時間を初期蓄積時間として設定
し、その第1の蓄積時間に基づく測光信号と、第2の蓄
積時間に基づく測光信号とを用いて輝度値を演算するよ
うにしたので、1回の蓄積では測光信号が素子の測光可
能範囲を越えてしまうような場合でも正確な輝度値を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測光制御装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】受光素子の分割例を示す図である。
【図3】メインアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図4】露出演算サブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図5】蓄積時間算出サブルーチンを示すフローチャー
トである。
【図6】フリッカーによる影響を軽減する方法を説明す
る原理図である。
【図7】フリッカーが測光結果に与える影響を説明する
図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 クイックリターンミラー 3 拡散スクリーン 4 ペンタプリズム 5 接眼レンズ 6 測光用レンズ 7 受光素子 8 タイミング回路 9 A/D変換部 10 輝度算出部 11 レンズ内ROM 12 露出演算部 13 蓄積時間設定部 14 選択部 71 受光素子 72 転送部 73 電圧変換部 74 蓄積ゲート 100 制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積型の光電変換素子により被写界を測
    光し、被写界の輝度に応じた測光信号を出力する測光手
    段と、 前記光電変換素子の蓄積時間を制御する蓄積時間制御手
    段と、 前記測光手段からの測光信号に基づいて輝度値を演算す
    る輝度値演算手段とを備えたカメラの測光制御装置にお
    いて、 前記蓄積時間制御手段で決定された蓄積時間に基づい
    て、光源のフリッカーによる影響を軽減するための第1
    の輝度値演算方式、および前記フリッカーによる影響を
    考慮しない第2の輝度値演算方式のいずれかを選択する
    選択手段を備え、 前記輝度値演算手段は、前記選択手段で選択された演算
    方式に従って前記輝度値を演算することを特徴とするカ
    メラの測光制御装置。
  2. 【請求項2】 前記輝度値演算手段は、前記第1の輝度
    値演算方式が選択されているときには、複数回の測光に
    より得られた測光信号に基づいて前記輝度値を演算する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラの測光制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、前記蓄積時間が第1の
    所定時間より短い場合には前記第1の輝度値演算方式を
    選択し、前記蓄積時間が第1の所定時間以上の場合には
    前記第2の演算方式を選択することを特徴とする請求項
    1に記載のカメラの測光制御装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記蓄積時間が第2の
    所定時間より長い場合には前記第1の輝度値演算方式を
    選択し、前記蓄積時間が前記第2の所定時間以下の場合
    には前記第2の演算方式を選択することを特徴とする請
    求項1に記載のカメラの測光制御装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄積時間制御手段は、前記輝度値算
    出手段の出力が未出力の場合には予め決められた所定の
    蓄積時間を設定し、それ以外の場合には前記輝度値算出
    手段の出力に基づいて蓄積時間を決定することを特徴と
    する請求項1に記載のカメラの測光制御装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄積時間制御手段は、前記輝度値算
    出手段の出力が未出力の場合には、予め決められた第1
    の蓄積時間および第2の蓄積時間を初期蓄積時間として
    設定し、前記輝度値算出手段は、前記測光手段による前
    記第1の蓄積時間に基づく測光信号と、前記第2の蓄積
    時間に基づく測光信号とを用いて、前記第2の輝度値演
    算方式で輝度値を演算することを特徴とする請求項5に
    記載のカメラの測光制御装置。
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