JPH0694297B2 - 物品振分装置 - Google Patents

物品振分装置

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JPH0694297B2
JPH0694297B2 JP61159261A JP15926186A JPH0694297B2 JP H0694297 B2 JPH0694297 B2 JP H0694297B2 JP 61159261 A JP61159261 A JP 61159261A JP 15926186 A JP15926186 A JP 15926186A JP H0694297 B2 JPH0694297 B2 JP H0694297B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は物品振分装置に関し、より詳しくは1列で搬送
されてきた物品を複数列に振分ける物品振分装置に関す
る。
「従来の技術」 従来から物品振分装置として種々の構成のものが提案さ
れているが、その1例として案内レールを複数列に分岐
させるとともに、その分岐部に分岐カムを設けるように
したものが知られている(特開昭56−61224号)。
すなわち上記物品振分装置は、相互に平行に配設した無
端状チエン間に複数の摺動杆を架設し、それら摺動杆に
物品を保持する物品保持具をそれぞれ摺動自在に設ける
とともに、各物品保持具に設けたローラを上記チエンの
長手方向に沿って配設した案内レールに係合させてい
る。そして上記案内レールを分岐させて2列とするとと
もに、分岐された案内レールをそれぞれ2列に分岐させ
て合計4列の案内レールとし、さらに各分岐部に上記ロ
ーラに係合する分岐カムをそれぞれ移動可能に設けてい
る。
かかる構成の物品振分装置においては、上記案内レール
によって1列の状態で搬送されてきたローラを、まず最
初の分岐カムの往復移動により分岐された案内レールに
交互に案内させて2列に均等に振分け、同様に次の2つ
の分岐カムでそれぞれローラを交互に2列に振分けるこ
とにより、全体として均等に4列に振分けるようにして
いる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに上述の物品振分装置においては、その作動中常
に分岐カムを往復移動させる必要があるので騒音が発生
し易いとともに耐久性に問題が生じ易く、しかも1つの
分岐カムで1列の物品を交互に均等に2列に分岐させる
ようにしているので、1列の物品を3列や5列に振分け
ることができなかった。
1列の部品を例えば3列に分岐させるためには、上記分
岐カムをシリンダ装置やソレノイド等のアクチエータに
よって外部から機械的に移動可能とし、1つのローラを
一方の案内レールに供給したらその分岐カムを移動させ
て次の連続した2つのローラを他方の案内レールに案内
させ、さらにこの案内レールに供給された連続した2つ
のローラを分岐カムで均等に2列に分岐すればよい。
しかしながらそのような構成によっても、分岐カムは常
に往復作動されることになるため、やはり騒音と耐久性
の点で問題が生じ易かった。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述した事情に鑑み、1列の状態で搬送されて
きた物品を所定の複数列、例えば3列に振分ける際には
上記各分岐カムを往復移動させることなくその振分けを
行なえるようにし、しかも列数を例えば3列から4列に
変更する必要が生じた際には、上記分岐カムを所定の移
動位置に移動させるだけで直ちにその列数の変更が行な
え、かつその変更後にはやはり上記各分岐カムを往復移
動させることなく1列の状態で搬送されてきた物品を上
記4列に振分ることができるようにしたものである。
すなわち本発明は、相互に平行に配設した無端状チエン
間に複数の摺動杆を架設し、それら摺動杆に物品を保持
する物品保持具をそれぞれ摺動自在に設けるとともに、
各物品保持具に設けたローラを上記チエンの長手方向に
沿って配設した案内レールに係合させ、上記案内レール
を複数箇所で分岐させて3列以上とするとともに、それ
ぞれの分岐部に、上記物品保持具に設けたカムフォロワ
に係合可能な分岐カムを移動可能に設け、その分岐カム
の移動位置に応じた分岐カムとカムフォロワとの係合又
は非係合により上記ローラを分岐部によって分岐された
案内レールのいずれか一つに案内させて、1列の状態で
搬送されてきた物品を2列以上に振分けるようにした物
品振分装置において、 上記物品保持具に設けたカムフォロワを複数種とすると
ともに、それら複数種のカムフォロワを予め定めた順番
で各物品保持具に順次取付け、上記各分岐部に設けた分
岐カムをそれぞれの分岐部毎に、上記複数種のカムフォ
ロワのうち予め定めた特定のカムフォロワのみに係合可
能な分岐カムとし、さらにそれら各分岐カムを予め定め
た第1分岐パターンに従ってそれぞれ所定の移動位置
に、又は予め定めた第2分岐パターンに従ってそれぞれ
所定の移動位置に選択的に位置させ、上記1列の物品を
上記第1分岐パターンで得られる第1の複数列に振分
け、又は第2分岐パターンで得られる上記第1の複数列
とは異なる第2の複数列に選択的に振分けるようにした
ものである。
「作用」 そのような構成によれば、上記各分岐カムを予め定めた
第1分岐パターンに設定すれば、それら分岐カムを往復
移動させることなく、上記1列の状態で搬送されてきた
物品をその第1分岐パターンによって得られる所定の第
1の複数列、例えば3列に振分けることができる。
そして列数を例えば3列から4列に変更する必要が生じ
た際には、上記分岐カムを第2分岐パターンに従ってそ
れぞれ所定の移動位置に移動させるだけで直ちにその列
数の変更が行なえ、かつ変更後には、各分岐カムを往復
移動させることなく第2分岐パターンとしたままで1列
の状態で搬送されてきた物品を4列に振分ることが可能
となる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、 第1図において、図示しないラベラから所定の間隔をあ
けて順次排出された壜等の物品1は、搬送コンベヤ2を
介して一対のアフターパッド3間に供給される。各アフ
ターパッド3は、それぞれ一対のスプロケット4、5間
に平行に掛渡されるとともに、互いに対向する面の背面
側がそれぞれ支持部材6で支持されており、両アフター
パッド3で物品1を挟持することにより、上記ラベラに
より物品1の表面に貼着されたラベルをその物品1に一
層完全に貼着できるようにしている。
上記一対のアフターパッド3に挟持されて搬送される物
品1は、そのアフターパッド3に挟持されて搬送される
間に物品搬送機構7に受渡され、物品1が上記アフター
パッド3を通過すると、その物品搬送機構7によって搬
送されるようになる。
上記物品搬送機構7は、互いに平行に配設した一対の無
端状チエン10と、両チエン10間に渡って物品1の搬送方
向と直交する方向に架設した多数の摺動杆11とを備えて
おり、各摺動杆11にそれぞれ物品1の底部を把持する物
品保持具12を摺動自在に設けている。
上記物品保持具12はそれぞれカムフォロワ13を備えてお
り、後に詳述するように各カムフォロワ13のうち特定の
カムフォロワは物品搬送機構7の機枠に固定した案内レ
ール14に係合するローラを兼ねており、その案内レール
14に沿って案内されるようになっている。また上記案内
レール14は、それぞれ案内レールを2本の案内レールに
分岐する複数の分岐部15A〜15Fを介して複数列に、最終
的には5列の案内レール14a〜14eに分岐させてあり、か
つ各分岐部15A〜15Fに上記カムフォロワ13を分岐した案
内レールのいずれか一方に導く分岐カム16A等(第8A〜8
F図参照)をそれぞれ設けている。
本実施例では、上記各分岐部はそれぞれ直線の案内レー
ルとそれから一側に分岐させた案内レールとから形成し
てあり、また各分岐カムは図示しないエアシリンダやソ
レノイド等のアクチエータによって上記カムフォロワ13
と係合する位置としない位置とに移動され、分岐カムが
カムフォロワに係合しない場合にはそのカムフォロワは
直線上を移動し、カムフォロワに係合した際には直線上
から一側の案内レールに分岐されるようにしている。
上記一対のアフターパッド3により1列の状態で搬送さ
れてきた物品1を把持した各物品保持具12は、各分岐部
15A〜15Fに設けた分岐カムにより適当に振分けられ、例
えば4列の場合には4本の案内レール14a〜14dに、3列
の場合には3本の案内レール14b〜14dに、さらに2列の
場合には2本の案内レール14b、14cにそれぞれ均等に振
分けられる。
そして上記5列の案内レール14a〜14eのうち、1本の案
内レール14eは例えばラベルが貼着されていない不良物
品を排出するためのもので、ラベルチェッカ17によって
その状態が検出された場合には、不良物品を把持した物
品保持具12は分岐部15Aから案内レール14eに分岐され
る。
また、上記各案内レール14a〜14eに振分けられた物品1
は、上記アフターパッド3と同様に構成した各一対のス
ポンジベルト18によって挟持され、その状態で上記物品
保持具12による物品の把持が解放されると、各物品はス
ポンジベルト18から排出コンベヤ19に受渡されて次工程
に、又は不良物品の回収部に搬送される。
然して上記物品保持具12は、第2図ないし第4図に示す
ように、角形断面を有する上記摺動杆11に摺動自在に取
付けた摺動枠25と、この摺動枠25の両側に上記摺動杆11
と平行に取付けたガイドロッド26とを備えており、上記
摺動枠25の上面に固定把持部材27を固定するとともに、
上記ガイドロッド26に摺動自在に設けた可動部材28に可
動把持部材29を固定し、この可動把持部材29を摺動枠25
と可動部材28との間に張設した引張ばね30により上記固
定把持部材27に向けて付勢することにより、可動把持部
材29と固定把持部材27とのそれぞれに設けた弾性体29
a、27a間で物品1を把持できるようにしている。
また上記可動部材28にはカムフォロワ31を取付けてあ
り、このカムフォロワ31を上記アフターパッド3の下部
に設けた固定カム32(第2図)に係合させ、上記引張ば
ね30に抗して可動部材28を変位させることにより、上記
可動把持部材29と固定把持部材27間の間隔を拡開させる
ことができるようにしている。そしてまた、上記カムフ
ォロワ31に係合して可動把持部材29と固定把持部材27間
の間隔を拡開させる固定カムは、上述した各スポンジベ
ルト18の下部にもそれぞれ設けている。
次に、上記摺動枠25には、4種類のカムフォロワ13のう
ちのいずれか1つ以上を設けて、それらの組合せにより
結果的に6種のカムフォロワを形成している。すなわ
ち、上記4種類のカムフォロワ13のうち、3種類の第1
カムフォロワ13aないし第3カムフォロワ13cは、第4図
ないし第6図に示すように、上記摺動枠25に取付けたピ
ン33にそれぞれ取付けてあり、かつそれらを上記案内レ
ール14によって案内されるローラとして兼用している
(第2図参照)。
そして上記3種の第1ないし第3カムフォロワ13a〜13c
は、上記ピン33にそれぞれ高さ位置を異ならせて回転自
在に取付けてあり、かつ上記第1カムフォロワ13aは全
ての物品保持具12に設けている。
また他の1つの第4カムフォロワ13dは、第2図に示す
ように、上記摺動枠25に設けた他のピン34に回転自在に
取付けてあり、この第4カムフォロワ13dは上記案内レ
ール14に係合することはない。この第4カムフォロワ13
dは、第7図から理解されるように、上記3種の第1な
いし第3カムフォロワ13a〜13cのそれぞれと組合せてあ
り、それによって6種のカムフォロワ(a、b、c、
d、h、l)を形成している。
そして上記第3ないし第1カムフォロワ13c、13b、13a
(a、b、c)を組として各組の最後に上記第4カムフ
ォロワ13dを備えた3種のカムフォロワ(d、h、l)
をそれぞれ1つずつ順次配置して1列に整列させること
により、全体としては12個のカムフォロワ(a〜l)を
1グループとして整列させてあり、かつそのグループを
無端チエン10に沿って順次複数組配設している。
他方、各分岐部15A〜15Fに設けた分岐カムは、それぞれ
上記カムフォロワ(a〜l)の順序や位置、或いは最終
的に必要な振分列数等を考慮して、適当な位置に適当な
分岐カムが位置するようにしている。
すなわち、第8A〜8F図において、最も上流側に位置する
分岐部15Aは不良物品を排出するためのものであるか
ら、上記12個のカムフォロワ(a〜l)のいずれをも排
出可能である必要があり、そのために全ての物品保持具
12に設けた第1カムフォロワ13aに係合可能な位置に分
岐カム16Aを設けている。
また、上記分岐部15Aの下流側に位置する分岐部15Bに設
けた分岐カム16Bは、第4カムフォロワ13dに係合可能と
なっており、分岐部15Cに設けた2つの分岐カム16Ca、1
6Cbのうち、一方の分岐カム16Caは第3カムフォロワ13c
に、他方の分岐カム16Cbは第1カムフォロワ13aにそれ
ぞれ係合可能となっている。
さらに分岐部15Dにも2つの分岐カム16Da、16Dbを設け
てあり、その一方の分岐カム16Daは第2カムフォロワ13
bと第3カムフォロワ13cとに、他方の分岐カム16Dbは第
1カムフォロワ13aにそれぞれ係合可能となっている。
そして残りの分岐部15E、15Fに設けた分岐カム16E、16F
は、それぞれ第1カムフォロワ13aに係合可能となって
いる。
以上の構成において、まず1列の物品を4列に分岐する
場合について説明すると、この場合には各分岐カムは、
予め定められた第8A図ないし第8F図の分岐パターンに従
ってそれぞれ斜線で示した所定の位置に位置される。
このうち、上述したように上記分岐部15Aの分岐カム16A
は不良物品を排出するためのものであるから、通常は斜
線位置に位置しているが、不良物品を排出する際のみ第
1カムフォロワ13aに係合可能な位置に作動されるよう
になる。そしてその他の分岐カムは、物品1を4列に振
分ける際には、上記斜線位置から移動されることはな
い。
第1図において、1列の状態で案内レール14f上を搬送
されてきた物品1は、それが正常な物品であれば分岐部
15Aを直進し、不良物品であれば案内レール14eに分岐さ
れる。そして分岐部15Aを直進した正常な物品1は分岐
部15Bに供給され、この分岐部15Bでは、分岐カム16Bが
第4カムフォロワ13dに係合可能な位置に位置している
ので、上記12個1組のカムフォロワ(a〜l)のうち、
その第4カムフォロワ13dを備えている3つのカムフォ
ロワ(d、h、l)が案内レール14g側に分岐され、他
の9つのカムフォロワは案内レール14fを直進する。
そして上記案内レール14gに分岐された3つのカムフォ
ロワ(d、h、l)は、分岐部15Eにおける分岐カム16E
が非係合位置に位置しているので、そのまま案内レール
14gを直進して第1列目の案内レール14aに供給される。
これに対し、上記分岐部15Bを直進した残りの9つのカ
ムフォロワは、次の分岐部15Cにおいて分岐カム16Caが
第3カムフォロワ13cに係合可能な位置に位置している
ので、残りの9つのカムフォロワのうち、その第3カム
フォロワ13cを有する3つのカムフォロワ(a、e、
i)が案内レール14dに分岐されて第4列目となり、残
りの6つのカムフォロワは案内レール14fを直進する。
次に、分岐部15Dにおいては、分岐カム16Daが第2カム
フォロワ13bと第3カムフォロワ13cとに係合する位置に
位置しているので、上記残りの6つのカムフォロワのう
ち、第2カムフォロワ13bを有するカムフォロワ(b、
f、j)が案内レール14cに分岐されて第3列目とな
り、分岐部15Dを直進した残りの3つのカムフォロワ
(c、g、k)は、次の分岐部15Fの分岐カム16Fが非係
合位置に位置しているのでそのまま案内レール14fを直
進して案内レール14bに供給され、第2列目となる。
したがって、1グループ12個の容器1は、それぞれ3個
ずつ4列に均等に振分けられるよになり、その際、不良
物品を排出するための分岐カム16Aを除いて他の分岐カ
ムが作動することがないので、その作動に伴なう騒音が
発生することはない。
次に、1列の物品を3列に振分ける場合の作動について
説明すると、この場合には各分岐カムは、第9A〜9F図の
分岐パターンに従ってそれぞれ斜線で示す所定の位置に
位置され、この場合には分岐カム16Ca、16Daのみがカム
フォロワと係合可能な位置に位置される。
したがってこの状態では、全てのカムフォロワが分岐部
15Bを通過し、分岐部15Cにおいて第3カムフォロワ13c
を有する4つのカムフォロワ(a、d、e、i)が案内
レール14dに分岐されて第3列目となる。そして上記分
岐部15Cを通過した残りの8つのカムフォロワのうち、
第2カムフォロワ13bを有する4つのカムフォロワ
(b、f、h、j)が次の分岐部15Dの分岐カム16Daに
よって案内レール14cに分岐されて第2列目となり、そ
の分岐部15Dを直進した残りの4つのカムフォロワ
(c、g、k、l)はさらに分岐部15Fを直進して案内
レール14bに供給されて第1列目となる。
さらに、1列の物品を2列に振分ける場合の作動につい
て説明すると、この場合には各分岐カム16A〜16Fは、第
10A〜10F図の分岐パターンに従って斜線で示す所定の位
置に位置され、この場合には、分岐カム16B、16Da、16E
のみがカムフォロワと係合可能な位置に位置される。
この場合には、分岐部15Bでは第4カムフォロワ13dを備
えている3つのカムフォロワ(d、h、l)が案内レー
ル14g側に分岐され、他の9つのカムフォロワは分岐部1
5Cを越えて案内レール14fを直進する。そして上記分岐
部15Cを越えた9つのカムフォロワは、分岐部15Dの分岐
カム16Daにより、第2カムフォロワ13bと第3カムフォ
ロワ13cとを有する6つのカムフォロワ(a、b、e、
f、i、j)が案内レール14cに分岐されて第2列目と
なる。
他方、上記分岐部15Bにより案内レール14g側に分岐され
た3つのカムフォロワ(d、h、l)は、分岐部15Eに
より全て案内レール14h側に分岐され、上記分岐部15Dを
通過した残りの3つのカムフォロワ(c、g、k)と合
流して案内レール14bに供給され、上記第2列目と同数
の第1列目を形成する。
上述したように、1列の物品を4列、3列又は2列に振
分けるに際して、各分岐カムは、不良物品のリジェクト
用の分岐カム16Aを除き、上述した第8A〜8F図、第9A〜9
F図又は第10A〜10F図の分岐パターン位置にそれぞれ位
置されたままなので、分岐カムを往復作動させながら振
分作動を行なわせるようにした従来装置に比較して、騒
音の発生を低減できるとともに耐久性の向上を図ること
ができる。
さらに本実施例においては、不良物品が発生して上記分
岐部15Aから外部に排除され、また物品振分装置よりも
下流側で物品が転倒してその転倒物品が正常なラインか
ら排除される等の原因で、例えば案内レール14aに供給
される物品が他のレール14b〜14dに比べて不足した場合
には、1列で供給される物品1をその案内レール14aの
みに供給することができるようにしている。
すなわちその場合には、分岐カムが作動されて分岐カム
16Fのみがカムフォロワに係合可能な位置に位置され
る。その結果、分岐部15B、15C、15Dを順次直進した全
てのカムフォロワは、分岐部15Fにおいてその分岐カム1
6Fにより案内レール14iに分岐されて案内レール14aに供
給されるので、1列の物品の全量が案内レール14aに供
給されることになる。
これと同様に、案内レール14bに1列の物品の全量を供
給する場合には全ての分岐カムが非係合位置に位置さ
れ、また案内レール14cに全量を供給する場合には分岐
カム16Dbのみがカムフォロワに係合可能な位置に位置さ
れる。さらに案内レール14dに全量を供給する場合に
は、分岐カム16Cbのみがカムフォロワに係合可能な位置
に位置される。
なお、上記列数を変更し、又は特定の案内レールにのみ
物品の全量を供給する場合等には、物品すなわちカムフ
ォロワの進行に応じて順次各分岐カムの位置を切換える
ようにすれば、物品振分装置を運転したままそれらの変
更を行なうことができる。
また上記実施例では1列の容器を2列ないし4列に振分
けることができるようにするとともに、各列毎に別個に
物品の全量を供給できるようにしているが、各列毎に物
品の全量の供給が必要ない場合や3列と4列との振分け
だけでよい場合等には、それに応じて構成をより簡素化
できることは明らかであり、また本発明を5列以上の振
分けに適用できることも明らかである。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、1列の物品を異なる種
類の複数列に容易に振分けることができるとともに、所
定の列数に振分けている際には分岐カムを作動させる必
要がないので、騒音の低減と耐久性の向上を図ることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第2図は
物品保持具12の断面図、第3図は第2図の平面図、第4
図は第2図の左側面図、第5図、第6図はそれぞれ第4
図と異なる構成を有する物品保持具の要部の側面図、第
7図は物品保持具に取付けたカムフォロワの配列を説明
する説明図、第8A〜8F図は4列に振分ける際の各分岐カ
ムの位置を説明する説明図、第9A〜9F図、第10A〜10F図
はそれぞれ3列と2列とに振分ける際の各分岐カムの位
置を説明する説明図である。 1……物品 10……無端状チエン 11……摺動杆 12……物品保持具 13、13a〜13d……カムフォロワ 14、14a〜14i……案内レール 15A〜15F……分岐部 16A、16B、16Ca、16Cd、16Da、16Db、16E、16F……分岐
カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に平行に配設した無端状チエン間に複
    数の摺動杆を架設し、それら摺動杆に物品を保持する物
    品保持具をそれぞれ摺動自在に設けるとともに、各物品
    保持具に設けたローラを上記チエンの長手方向に沿って
    配設した案内レールに係合させ、上記案内レールを複数
    箇所で分岐させて3列以上とするとともに、それぞれの
    分岐部に、上記物品保持具に設けたカムフォロワに係合
    可能な分岐カムを移動可能に設け、その分岐カムの移動
    位置に応じた分岐カムとカムフォロワとの係合又は非係
    合により上記ローラを分岐部によって分岐された案内レ
    ールのいずれか一つに案内させて、1列の状態で搬送さ
    れてきた物品を3列以上に振分けるようにした物品振分
    装置において、 上記物品保持具に設けたカムフォロワを複数種とすると
    ともに、それら複数種のカムフォロワを予め定めた順番
    で各物品保持具に順次取付け、上記各分岐部に設けた分
    岐カムをそれぞれの分岐部毎に、上記複数種のカムフォ
    ロワのうち予め定めた特定のカムフォロワのみに係合可
    能な分岐カムとし、さらにそれら各分岐カムを予め定め
    た第1分岐パターンに従ってそれぞれ所定の移動位置
    に、又は予め定めた第2分岐パターンに従ってそれぞれ
    所定の移動位置に選択的に位置させ、上記1列の物品を
    上記第1分岐パターンで得られる第1の複数列に振分
    け、又は第2分岐パターンで得られる上記第1の複数列
    とは異なる第2の複数列に選択的に振分けることを特徴
    とする物品振分装置。
  2. 【請求項2】上記カムフォロワが上記ローラを兼ねてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の物品
    振分装置。
JP61159261A 1986-07-07 1986-07-07 物品振分装置 Expired - Fee Related JPH0694297B2 (ja)

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