JPH069405Y2 - 車両用窓開閉装置用シーソースイッチ - Google Patents
車両用窓開閉装置用シーソースイッチInfo
- Publication number
- JPH069405Y2 JPH069405Y2 JP1988139827U JP13982788U JPH069405Y2 JP H069405 Y2 JPH069405 Y2 JP H069405Y2 JP 1988139827 U JP1988139827 U JP 1988139827U JP 13982788 U JP13982788 U JP 13982788U JP H069405 Y2 JPH069405 Y2 JP H069405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seesaw switch
- window opening
- closing device
- barrier
- vehicle window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両用窓開閉装置に使用されるシーソース
イッチの改良に関する。
イッチの改良に関する。
[従来の技術] 従来、車両用窓開閉装置には実開昭62-175181号公報に
開示されたパワーウインドースイッチのごときスイッチ
が一般的に使用されていた。
開示されたパワーウインドースイッチのごときスイッチ
が一般的に使用されていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記した従来の技術に使用されたパワー
ウインドースイッチはアームレストの上に配置されてい
たため、操作者によって操作が容易である反面、子供の
いたずら等によっても誤まって窓が上昇してしまい、首
締め事故を生じる危険があった。
ウインドースイッチはアームレストの上に配置されてい
たため、操作者によって操作が容易である反面、子供の
いたずら等によっても誤まって窓が上昇してしまい、首
締め事故を生じる危険があった。
[問題点を解決するための手段] この考案は、前記した問題点に対処するものであり、上
昇側操作部の不意な危険な操作を確実に防止して子供の
首締め事故等を未然に防止するとともに、障壁部を設け
ることによって上昇側操作部の操作性が悪く成らないよ
うにすることを目的としたものである。その為の手段と
して、一方が上昇側、他方が下降側の各操作部を有した
車両用窓開閉装置用シーソースイッチに於いて、前記上
昇側操作部の略上部に障壁部を配置し、かつ該障壁部と
前記上昇側操作部とでなる隙間に指が挿入し得るだけの
幅を有したことを特徴とする車両用窓開閉装置用シーソ
ースイッチを提供する。
昇側操作部の不意な危険な操作を確実に防止して子供の
首締め事故等を未然に防止するとともに、障壁部を設け
ることによって上昇側操作部の操作性が悪く成らないよ
うにすることを目的としたものである。その為の手段と
して、一方が上昇側、他方が下降側の各操作部を有した
車両用窓開閉装置用シーソースイッチに於いて、前記上
昇側操作部の略上部に障壁部を配置し、かつ該障壁部と
前記上昇側操作部とでなる隙間に指が挿入し得るだけの
幅を有したことを特徴とする車両用窓開閉装置用シーソ
ースイッチを提供する。
[作用] 上記手段から成る車両用窓開閉装置用シーソースイッチ
は、次のように作用する。
は、次のように作用する。
すなわち、窓を上昇するための上昇側操作部の上部に障
壁部を設けることによって容易に上昇側操作部を操作す
ることが防止され、且つ前記上昇側操作部を操作したい
場合は該上昇側操作部と前記障壁部の間に操作者の指を
挿入することによって上昇側操作部を操作し得る。
壁部を設けることによって容易に上昇側操作部を操作す
ることが防止され、且つ前記上昇側操作部を操作したい
場合は該上昇側操作部と前記障壁部の間に操作者の指を
挿入することによって上昇側操作部を操作し得る。
[実施例] 第1図は、この考案の好適な実施例を示した斜視図であ
る。
る。
同図に於いて、1はシーソースイッチであり、一方に上
昇側操作部11を有し、他方に下降側操作部12を有し
ている。そして、前記シーソースイッチ1は、車両窓
(図示せず)を上昇および下降するためのアクチュエー
タ(図示せず)に電気的接続されており、前記上昇側操
作部11を操作すれば上昇側回路の接点が閉成されて前
記アクチュエータが上昇側に付勢され、また、前記下降
側操作部12を操作すれば下降側回路の接点が閉成され
て前記アクチュエータが下降側に付勢されるべく構成さ
れている。そして、前記上昇側操作部11には指Fが滑
動するための滑らかな窪み11aが形成されている。
昇側操作部11を有し、他方に下降側操作部12を有し
ている。そして、前記シーソースイッチ1は、車両窓
(図示せず)を上昇および下降するためのアクチュエー
タ(図示せず)に電気的接続されており、前記上昇側操
作部11を操作すれば上昇側回路の接点が閉成されて前
記アクチュエータが上昇側に付勢され、また、前記下降
側操作部12を操作すれば下降側回路の接点が閉成され
て前記アクチュエータが下降側に付勢されるべく構成さ
れている。そして、前記上昇側操作部11には指Fが滑
動するための滑らかな窪み11aが形成されている。
また、2は前記シーソースイッチ1を所望数配置した例
えば運転席ドアに設けられたアームレストであり、該ア
ームレスト2には凹所21が形成されて前記シーソース
イッチ1が組込まれ、該シーソースイッチ1の上昇該操
作部11の略上部には断面円弧状の障壁部3が設けられ
ている。
えば運転席ドアに設けられたアームレストであり、該ア
ームレスト2には凹所21が形成されて前記シーソース
イッチ1が組込まれ、該シーソースイッチ1の上昇該操
作部11の略上部には断面円弧状の障壁部3が設けられ
ている。
そして、該障壁部3と上昇側操作部11との間は第2図
に示すごとく指Fを挿入し得るだけの寸法の幅で離間さ
れている。
に示すごとく指Fを挿入し得るだけの寸法の幅で離間さ
れている。
尚、前記、障壁部3について断面円弧状のものを例示し
たが、該障壁部3はアームレスト2に面一に成るよう平
面状に形成してもよい、この場合、上昇側操作部11と
障壁部3との間に指Fを挿入できるだけの隙間を設ける
ために、前記凹所21の深さを若干深くする必要があ
る。次に、前述の構成からなるこの考案に係る実施例の
作動を説明する。
たが、該障壁部3はアームレスト2に面一に成るよう平
面状に形成してもよい、この場合、上昇側操作部11と
障壁部3との間に指Fを挿入できるだけの隙間を設ける
ために、前記凹所21の深さを若干深くする必要があ
る。次に、前述の構成からなるこの考案に係る実施例の
作動を説明する。
例えば、車両の乗員が車両の窓を閉めるべくシーソース
イッチ1の上昇側操作部11を操作する場合、第2図に
示すごとく操作者は指Fを障壁部3の下部に差込み、更
に奥に向かって押圧する。
イッチ1の上昇側操作部11を操作する場合、第2図に
示すごとく操作者は指Fを障壁部3の下部に差込み、更
に奥に向かって押圧する。
すると、前述上昇側操作部11は下方向に変位し、上昇
側回路の接点が閉成される。これにより、アクチュエー
タが上昇側に付勢され、窓ガラスが上昇して窓が閉じら
れる。
側回路の接点が閉成される。これにより、アクチュエー
タが上昇側に付勢され、窓ガラスが上昇して窓が閉じら
れる。
又、車両の乗員が車両の窓を開くべくシーソースイッチ
1の下降側操作部12を操作する場合、操作者は指Fに
よって単に下降側操作部12を押圧する。これにより、
下降側回路の接点が閉成され、アクチュエータが下降側
に付勢され、窓ガラスが下降して窓が開放される。
1の下降側操作部12を操作する場合、操作者は指Fに
よって単に下降側操作部12を押圧する。これにより、
下降側回路の接点が閉成され、アクチュエータが下降側
に付勢され、窓ガラスが下降して窓が開放される。
さて、前記した通常の操作でなく、例えば子供のいたず
らによってシーソースイッチ1が操作されることがあっ
た場合、下降側操作部12の操作は可能であるが、上昇
側操作部11の操作は特殊であり、子供のいたずらは困
難である。また、子供がアームレスト2の上に乗り、遊
んでいても上昇側操作部11を踏むことは障壁部3によ
って防止される。その為、子供の首締め事故等は未然に
防止されることと成る。
らによってシーソースイッチ1が操作されることがあっ
た場合、下降側操作部12の操作は可能であるが、上昇
側操作部11の操作は特殊であり、子供のいたずらは困
難である。また、子供がアームレスト2の上に乗り、遊
んでいても上昇側操作部11を踏むことは障壁部3によ
って防止される。その為、子供の首締め事故等は未然に
防止されることと成る。
[考案の効果] この考案に係る車両用窓開閉装置用シーソースイッチ
は、上昇側操作部の略上部に障壁部を配置し、かつ該障
壁部と前記上昇側操作部とでなる隙間に指が挿入し得る
だけの幅を有して構成したので、次に列挙する効果を奏
する。
は、上昇側操作部の略上部に障壁部を配置し、かつ該障
壁部と前記上昇側操作部とでなる隙間に指が挿入し得る
だけの幅を有して構成したので、次に列挙する効果を奏
する。
(1)例えば、子供がアームレストの上に足を掛けて遊
んでいても上昇側操作部の略上部が障壁部によって覆わ
れているので、上昇側操作部の不意の危険な操作を確実
に防止することができ、子供の首締め事故等を未然に防
止できる。
んでいても上昇側操作部の略上部が障壁部によって覆わ
れているので、上昇側操作部の不意の危険な操作を確実
に防止することができ、子供の首締め事故等を未然に防
止できる。
(2)上昇側操作部を操作するには、単に操作者が障壁
部と上昇側操作部とがなす隙間に指を押し込む操作をす
ればよく、例えば上昇側操作部を操作する度に障壁部を
開閉しなければ成らないといった煩わしが全くなく、操
作性が良い。
部と上昇側操作部とがなす隙間に指を押し込む操作をす
ればよく、例えば上昇側操作部を操作する度に障壁部を
開閉しなければ成らないといった煩わしが全くなく、操
作性が良い。
第1図は、この考案の好適な実施例を示した斜視図であ
る。 第2図は、第1図に示すものの断面図である。 1……シーソースイッチ、2……アームレスト、3……
障壁部、11……上昇側操作部、12……下降側操作
部、21……凹所。
る。 第2図は、第1図に示すものの断面図である。 1……シーソースイッチ、2……アームレスト、3……
障壁部、11……上昇側操作部、12……下降側操作
部、21……凹所。
Claims (1)
- 【請求項1】一方が上昇側、他方が下降側の各操作部を
有した車両用窓開閉装置用シーソースイッチに於いて、
前記上昇側操作部の略上部に障壁部を配置し、かつ該障
壁部と前記上昇側操作部とでなる隙間に指が挿入し得る
だけの幅を有したことを特徴とする車両用窓開閉装置用
シーソースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988139827U JPH069405Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 車両用窓開閉装置用シーソースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988139827U JPH069405Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 車両用窓開閉装置用シーソースイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0259535U JPH0259535U (ja) | 1990-05-01 |
JPH069405Y2 true JPH069405Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31403447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988139827U Expired - Lifetime JPH069405Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 車両用窓開閉装置用シーソースイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069405Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032266A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Somfy Sas | 方向付け可能な羽根板を備える電動ブラインド制御用コマンド送信機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5121573B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2013-01-16 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP5247924B2 (ja) * | 2012-10-24 | 2013-07-24 | キヤノン株式会社 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230741U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-24 | ||
JPS6358437A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-14 | Konica Corp | ハロゲン化銀写真感光材料 |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP1988139827U patent/JPH069405Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032266A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Somfy Sas | 方向付け可能な羽根板を備える電動ブラインド制御用コマンド送信機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259535U (ja) | 1990-05-01 |
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