JP2567966B2 - エレベータの乗りかご - Google Patents

エレベータの乗りかご

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JP2567966B2
JP2567966B2 JP2020413A JP2041390A JP2567966B2 JP 2567966 B2 JP2567966 B2 JP 2567966B2 JP 2020413 A JP2020413 A JP 2020413A JP 2041390 A JP2041390 A JP 2041390A JP 2567966 B2 JP2567966 B2 JP 2567966B2
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JP
Japan
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side plate
child
floor
elevator car
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JP2020413A
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孝文 寺尾
洋 郷古
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベータの乗りかごに係り、特に、容易
に子供が操作盤を操作するのに好適な踏段を設けたエレ
ベータの乗りかごに関する。
〔従来の技術〕
最近エレベータは、完全性の高い乗物として定着し、
小学生低学年や幼稚園時クラスの背の低い子供でも一人
で利用するようになつている。しかし、操作盤が側板に
設けられしかも上層階の行先階登録釦は操作盤の上部に
設けられている。このため、例えば10階に子供が住んで
いる場合、10階からの下降時は1階の行先階登録釦を押
すことにより乗りかごを利用できるが、1階から乗りか
ごに乗り込み10階へ行こうとするとき、操作盤内の10階
の行先階登録釦が操作できず子供の手の届く範囲内、例
えば3階までの行先階登録釦を押すしかなかつた。した
がつて、子供は3階までエレベータを利用し、その上の
階へは階段を利用せざるを得なかつた。また、元気の良
い子供は乗りかご内で飛びはね少しでも上の階の行先階
登録釦を操作しようとするが、乗りかご内で飛びはねる
ことにより乗りかごを振動させ、ガバナを誤動作させる
という問題もあつた。
この問題を解決するため、最近、例えば特開昭64−34
886号公報に示されるように、操作盤下方側板に子供が
乗れる適当高さ位置に引き倒し式踏段を設けたものが提
案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記した従来のエレベータの乗りかごにあ
つては、引き倒し式踏段が側板に収納される構成となつ
ているため、既納品のエレベータに採用する場合、操作
盤下方の側板部分の加工作業を要するという問題があつ
た。また、階段上の子供が安定した状態を得るために、
出入口扉の戸当り部を押えることがあり、このような場
合に、出入口扉に手が挟まれるという危険性があつた。
本発明の目的は、既納品のエレベータに採用する場合
であつても、操作盤下方の側板部分に特別な加工を要す
ることがなく、かつ、踏段上の子供が出入口扉の戸当り
部を押えることなく安定した状態を得ることのできるエ
レベータの乗りかごを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、行先階登録釦を
有する操作盤を出入口扉に近接する側板に備えたエレベ
ータの乗りかごにおいて、前記操作盤下方に、この操作
盤を操作するために子供が登る踏段を着脱可能に設け、
かつ、この踏段に、子供が把持する手摺りを立設した構
成としてある。
〔作用〕
本発明は上記のように踏段を操作盤下部に着脱可能に
設けてあるので、既納品のエレベータに採用する場合で
あつても、操作盤下方の側板部分に何ら関係なく踏段を
製作することができ、すなわち、操作盤下方の側板部分
に特別な加工を要することがない。また、踏段に子供が
つかまる手摺りを設けたので、踏段上の子供がこの手摺
を把持し、これにより、出入口扉の戸当り部を押えるこ
となく安定した状態を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明のエレベータの乗りかごの実施例を図に
基づき説明する。
第1図および第2図は本発明のエレベータの乗りかご
の一実施例を示す説明図で、第1図は乗りかご内の斜視
図、第2図は操作盤が設置される側板と踏段の部分を示
す縦断面図である。
第1図に示すエレベータの乗りかご1は、床2と、こ
の床2の側板にそれぞれ立設され、磁性体で形成される
側板3、3aと、側板3aに近接する出入口扉4と、側板3a
に備えられ、行先階登録釦5aを有する操作盤5と、出入
口扉4の上方に設置される階床表示装置6などからなつ
ている。
そして、この乗りかご1は、第2図に示すように、操
作盤5下部に、この操作盤5を操作するために子供が登
る踏段7を着脱可能に設けてあり、例えば側部7aに、側
板3aに付着可能な磁石8、8aを装着してある。また、踏
段7の最上段7bに、踏段7に登る子供が把持する手摺9
を立設してある。
この実施例にあつては、乗りかご1内に踏段7を備え
るとき、操作盤5下方の床2に踏段7を配置し、側部7a
の磁石8、8aを側板3aに付着させ、すなわち、この側板
3aに踏段7を係着させる。このように乗りかご1内に踏
段7を備えた状態で子供が操作盤4を操作しようとする
際、子供は踏段7を登り、一方の手で手摺9を把持し、
他方の手で操作盤5の操作を行なう。
このように構成した実施例では、踏段7を側板3aに磁
石8、8aを介して係着させたので、既納品のエレベータ
に採用する場合であつても操作盤5下方の側板3a部分に
何ら関係なく踏段7を製作することができ、すなわち、
操作盤5下方の側板3a部分に特別な加工を要することが
ない。また、踏段7に手摺り9を設けたので、踏段7上
の子供がこの手摺り9を把持し、これにより、出入口扉
4の戸当り部を押えることなく安定した状態を得ること
ができる。さらに、本実施例では磁石8、8aを介して踏
段7を側板3aに係着させたので、子供が踏段7に登つた
とき、この踏段7が不安定な状態となることを防止で
き、踏段7上の子供が転倒することがない。
なお、この実施例では、踏段7の側部7aに磁石8、8a
を設けたが、側板3aに磁石を装着し、側部7aを磁性体で
形成するようにしてもよい。また側板3aに凸部および凹
部のいずれか一方、踏段7の側部7aに他方をそれぞれ設
け、これらの凸部および凹部を嵌合させることにより、
踏段7を側板3aに係着させることもできる。さらに、こ
の実施例では踏段7を側板3aに係着させるようにした
が、この側板3aの代りに、隣接する側板3や床2に踏段
7を着脱可能に係着させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、既納品のエレベ
ータに採用する場合であつても、操作盤下方の側板部分
に何ら関係なく踏段を製作することができ、すなわち、
操作盤下方の側板部分に特別な加工を要することがな
く、したがつて従来の引き倒し式踏段を設けるものに比
べて費用を少なくすることができる。また、踏段上の子
供が手摺りを把持することにより、出入口扉の戸当り部
を押えることなく安定した状態を得ることができ、した
がつて踏段上の子供が安全に操作盤の操作を行なうこと
ができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のエレベータの乗りかごの
一実施例を示す説明図で、第1図は乗りかご内の斜視
図、第2図は操作盤が設置される側板と踏段の部分を示
す縦断面図である。 1……乗りかご、2……床、3、3a……側板、4……出
入口扉、5……操作盤、5a……行先階登録釦、7……踏
段、8、8a……磁石、9……手摺り。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行先階登録釦を有する操作盤を出入口扉に
    近接する側板に備えたエレベータの乗りかごにおいて、
    前記操作盤下方に、この操作盤を操作するために子供が
    登る踏段を着脱可能に設け、かつ、この踏段に、子供が
    把持する手摺りを立設したことを特徴とするエレベータ
    の乗りかご。
JP2020413A 1990-02-01 1990-02-01 エレベータの乗りかご Expired - Lifetime JP2567966B2 (ja)

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