JPH029477Y2 - - Google Patents

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JPH029477Y2
JPH029477Y2 JP537284U JP537284U JPH029477Y2 JP H029477 Y2 JPH029477 Y2 JP H029477Y2 JP 537284 U JP537284 U JP 537284U JP 537284 U JP537284 U JP 537284U JP H029477 Y2 JPH029477 Y2 JP H029477Y2
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JP
Japan
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switch
button
center
groove
buttons
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JP537284U
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JPS60117539U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤンセルボタンを備えた連動式のプ
ツシユスイツチに関するもので、2つのプツシユ
スイツチは択一的なスイツチ機能を有し、キヤン
セルボタンによりプツシユスイツチがいずれの状
態にあつてもOFFにするようにしたものである。
従来、択一的なスイツチとしては例えば二輪車
における方向指示器があるが、これらのスイツチ
においてはノブが1つであり、スライド方式かシ
ーソー方式により二者択一的にスイツチを作動さ
せていた。したがつて、運転中においては常にス
イツチがどのポジシヨンに入つているかという確
認は視覚あるいは長年の指先の経験で感じとるし
かなかつた。しかし運転中にスイツチ部分に目を
移すことは大変危険である。
本考案はこれらの問題点を解決するものとして
考えたもので、2つのボタンを分離させてセパレ
ート式のプツシユスイツチにすると共にその中間
にキヤンセルボタンを配置することにより、誤操
作を防止するようにしたことを特徴とするもので
ある。
以下、本考案の一実施例を図面に基き説明す
る。
第1図において1,2は同一形状の左右のスイ
ツチボタンで、前後方向に支軸3,3を突出さ
せ、この支軸の外方上部にボタン部4を有し内方
には一定幅の水平肩5が突出状に形成され下面に
は前後に二又状に分かれた突起6,6が一体的に
形成されたもので、ボタン部の下面より支軸部の
下面の方が下方に位置するように段状になつてい
る。そしてボタン部の中央下面にはメクラ穴7が
設けられこの穴に圧縮バネ8を介して接触子9が
装填されており、支軸の中心線の中央下面にもメ
クラ穴10が設けられ、この穴には圧縮バネ11
を介してアクシヨンボール12が嵌め込まれてい
る。
15は側面凹状のスイツチケースで、底面中央
に後記するキヤンセルボタン26のガイド棒挿入
用の孔16を有し、その左右に第2図に示す如く
各々2個のクリツク溝17,18を備え、また底
面の前後には第4図に示す如く前記孔16やクリ
ツク溝17,18をはさんで直線状の溝19,1
9がケースの両垂直壁20,20に沿つて設けら
れている。また、両垂直壁の左右上方には前記し
たボタンの支軸3,3が回転可能に嵌まる軸受孔
21,21が設けられ、中心部には後記するキヤ
ンセルボタンの案内溝22が対向的に設けられて
いる。この軸受孔21の左右の間隔は第2図の如
く両ボタン1,2を組み込んだ際その水平肩5が
キヤンセルボタンの頭部27の下面に位置するよ
うに決められている。また、このスイツチケース
の左右端には両垂直壁を跨ぐように固定端子2
3,23の取付板24,24が設けられ、その一
端に後記するスイツチカバー31への取付孔2
5,25が設けられている。
26はキヤンセルボタンで、頭部27の下面中
央にガイド棒28が設けられ、前記ケース中心の
孔16に圧縮バネ29を介してこのガイド棒が上
下動可能に挿入される。そしてこのキヤンセルボ
タンには側部に案内突起30が設けられ、ケース
の案内溝22にガイドされて回転することなく上
下動するようになつている。
31はスイツチカバーで、上面に左右のボタン
1,2のボタン部が一部突出するように対称的な
窓32,32を設けると共に中央部にキヤンセル
ボタン用の角窓33を有し、その内部にはケース
取付用〆ネジ(図示せず)が設けられている。
35,35は前記スイツチケース底部の直線状
の溝19,19に摺動可能に嵌め込まれる連動棒
で、その長さは第3図の如く一方のスイツチボタ
ンを押した状態においてその下部の突起6の内側
と他方のスイツチボタンの突起6の内側に接する
長さに形成されている。
次に、本スイツチの組立状態を説明する。
最初に2本の連動棒35,35をケース底部の
直線状の溝19,19の中央に嵌め込み、その後
固定端子23を備えたスイツチケース15の両垂
直壁20,20の上部を少しおし拡げて、接触子
9やアクシヨンボール12が装着されたボタン
1,2の支軸3,3をスイツチケースの軸受孔2
1,21に揺動可能に嵌め込む。次いでスイツチ
ケースの中心部の孔16に圧縮バネ29を介して
ガイド棒28を挿入した状態でスイツチカバー3
1をスイツチボタンの上から被せ、スイツチケー
スの取付孔25,25を利用してスイツチカバー
のケース取付用〆ネジ(図示なし)にビスにて固
定すれば、第2図〜第4図の如く、両スイツチボ
タンの下部の突起6,6は連動棒35をはさんで
溝19に嵌まり込んだ状態となり、またアクシヨ
ンボール12はクリツク溝17又は18に嵌まり
込んだ状態となつて組み立てられる。
次に本考案に係るスイツチの作動パターンにつ
いて説明する。
第2図第3図はOFFの状態であるが、この状
態で右側のスイツチボタン2を押すと一点鎖線の
如くアクシヨンボール12はクリツク溝17に嵌
まり(第2図)接触子9は固定端子23に接した
状態でロツクされるので例えば右側の方向指示器
が点灯される。次いでこの状態を解除したい場合
には中央のキヤンセルボタンを二点鎖線の如く押
せば頭部下面によりスイツチボタンの水平肩5を
押し下げるのでボタンは元の第2,3図の如く
OFFの状態に戻る。また、右側のスイツチボタ
ン2を押し下げた状態でこれを解除して左側のボ
タン1を押したい場合は、中央のキヤンセルボタ
ンを押さなくても、直接左側のスイツチボタン1
を押せば下部の突起6により連動棒35を右側へ
摺動させることになるので右側のスイツチボタン
2は自動的にOFFの状態に戻り、左側のスイツ
チのみがONの状態になる。
このように本考案においてはスイツチボタン
1,2の配置を一定間隔隔てて設け、その間にキ
ヤンセルボタン26を配置すると共に、両スイツ
チボタンの間に連動棒35を介在させることによ
り択一的に作動するようにしたため、二輪車用の
方向指示器に採用した場合、視認動作は不要とな
り、左右または中央のボタンを選択的に押すだけ
の単純な操作で確実なスイツチ操作が可能となる
便利なものである。また、構造的にも極めて単純
な構造であるため故障はなく、コスト的にも安価
なものとなり経済的なものである。
なお、上記実施例は、二輪車用の方向指示器に
ついて説明したが、本考案に係る連動プツシユス
イツチはこの他にも択一的なスイツチとして広く
利用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はスイツチの分解斜視図、第2図は中央縦断正面
図、第3図は第4図のA−A断面図、第4図は中
央縦断側面図である。 1,2……スイツチボタン、3……支軸、5…
…水平肩、6……突起、15……スイツチケー
ス、19……溝、26……キヤンセルボタン、2
4……取付板、31……スイツチカバー、35…
…連動棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央前後に支軸3,3を備えその外方上部にボ
    タン部4を設けると共に内方には一定幅の水平肩
    5を有し下面に突起6を設けた2個のスイツチボ
    タン1,2の支軸3,3を、底面に直線状の溝1
    9を備えた側面凹状のスイツチケース15の両垂
    直壁20,20に設けた軸受孔21,21に前記
    ボタンの水平肩5,5を対向させて揺動可能に装
    着すると共に、前記溝19内に連動棒35を配置
    しこの連動棒を両端から挟むようにボタン下部の
    突起6,6を溝内に臨ませ、両スイツチボタン
    1,2の中間に、キヤンセルボタン26をその頭
    部下面が両ボタンの水平肩5,5を跨ぐように上
    下動可能に設けたことを特徴とするキヤンセルボ
    タン付連動プツシユスイツチ。
JP537284U 1984-01-18 1984-01-18 キヤンセルボタン付連動プツシユスイツチ Granted JPS60117539U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP537284U JPS60117539U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 キヤンセルボタン付連動プツシユスイツチ

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JP537284U JPS60117539U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 キヤンセルボタン付連動プツシユスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS60117539U JPS60117539U (ja) 1985-08-08
JPH029477Y2 true JPH029477Y2 (ja) 1990-03-08

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JP537284U Granted JPS60117539U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 キヤンセルボタン付連動プツシユスイツチ

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JP7225078B2 (ja) * 2019-11-11 2023-02-20 株式会社東海理化電機製作所 入力装置

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JPS60117539U (ja) 1985-08-08

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