JPH0693718B2 - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH0693718B2
JPH0693718B2 JP28841085A JP28841085A JPH0693718B2 JP H0693718 B2 JPH0693718 B2 JP H0693718B2 JP 28841085 A JP28841085 A JP 28841085A JP 28841085 A JP28841085 A JP 28841085A JP H0693718 B2 JPH0693718 B2 JP H0693718B2
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telephone line
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誠一 久保
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動発信機能を持った公衆電話回線網等の網
制御装置に関するものである。
従来の技術 従来の網制御装置の一例の構成を第2図に示す。第2図
において、1は公衆電話回線、2は公衆電話回線1に印
加されている電圧の極性を判定する極性判定装置であ
る。極性判定装置2内は、抵抗2aおよび2d,フォトカプ
ラ2b,ダイオード2cで形成されている。3は公衆電話回
線1に極性判定装置2を接続するための開閉器である。
制御装置4から出力された信号により開閉器3が閉じ、
極性判定装置2は公衆電話回線1に接続され極性判定装
置2内のフォトカプラ2bのトランジスタのオン・オフに
よって公衆電話回線1に印加されている電圧の極性の情
報が制御装置4に入力される。
5は公衆電話回線1に送出された呼出信号を検知する呼
出検知装置であり、呼出信号の有無を制御装置4に出力
する。6は公衆電話回線1に制御装置4から出力された
ダイヤル番号情報をダイヤル送出する機能を有するダイ
ヤラ装置である。7は制御装置4の制御により、公衆電
話回線1を直流的に閉成し、公衆電話回線1を介して外
部と通信する端末機器8に公衆電話回線1を接続する機
能を有する回線閉結装置である。
次に第2図の従来例を示す回路ブロック図を用いて着信
と自動発信の動作例を述べる。
まず、公衆電話回線1に呼出信号が送出された場合、呼
出検知装置5が呼出信号を検知し、制御装置4にその情
報を知らせる。制御装置4は、回線閉結装置7に信号を
送り、信号を受信した回線閉結装置7は、公衆電話回線
1を直流的に閉じ、公衆電話回線1を端末機器8に接続
することによって着信する。制御装置4は着信情報を端
末機器8に送信し、それを受信した端末機器8は、公衆
電話回線1を介して外部との通信を開始する。
次に、自動発信の場合について述べる。
端末機器8から制御情報を受信した制御装置4は、開閉
器3を制御し、公衆電話回線1に極性判定装置2を接続
する。極性判定装置2から出力された公衆電話回線1に
印加されている電圧の極性論理の情報を受信した制御装
置4は、その情報が平常状態の極性論理情報と等しけれ
ば回線閉結装置7を制御して公衆電話回線1を直流的に
閉ざせ、ダイヤラ装置6を制御して公衆電話回線1上に
電番を送出させ自動発信する。
しかし、極性判定装置2から得た公衆電話回線1に印加
されている電圧の極性論理情報が反転している場合発信
する以前に公衆電話回線1が着信している状態であると
制御装置4は判断し、自動発信の手順を中断する。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構成の網制御装置では、電話工事な
どで、公衆電話回線に印加されている電圧の極性が反転
した場合極性判定装置が判定した公衆電話回線1の電圧
の極性が平常状態の極性と異なるため、それ以降自動発
信が不可能となる問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、極性の反転によっても自動
発信が可能な網制御装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達するため本発明は、平常状態の極性を記憶
する保持装置を制御装置に接続し、保持装置の保持内容
を書きかえる機能を有する極性論理装置を設け、自動発
信する時に公衆電話回線の極性が保持装置の保持内容と
異なれば、時限動作を行う時限装置が駆動しさらに一定
時間呼出信号が検知しなければ極性論理装置が駆動して
保持装置の保持内容を書きかえて自動発信の手順を再開
するものである。
作 用 本発明は上記した構成により、自動発信を行う時、公衆
電話回線に印加されている電圧の極性が保持している内
容の極性と反転していても時間監視をし、ある一定時間
呼出信号が検知しなければ、保持している内容を反転さ
せて自動発信の手順を行う。
この結果、電話工事などで公衆電話回線に印加している
電圧の極性が反転した状態となっても自動発信ができな
くなるといったことは起こらない。
実施例 第1図は本発明の一実施例における網制御装置の構成を
示す回路ブロック図であり、第2図と共通するものには
同一番号を付し一部説明を省略する。
第2図と異なるのは保持装置9と極性論理装置10と時限
装置11を新たに設けた点にある。まず、公衆電話回線1
に印加されている電圧の平常状態の極性の内容を保持す
る保持装置9を設け、その内容を制御装置4に送信す
る。
時限装置11は、制御装置4からの制御により時限動作を
行う装置であり、時限装置11に設定されている時間を超
過した時は、極性論理装置10を駆動させる。極性論理装
置10は、保持装置9の極性論理の保持内容を反転させる
機能を有する。制御装置4は呼出検知装置5が呼出信号
を検知したという情報を受信すれば、時限装置11の時限
動作を停止させる信号を送信する。
次に、本実施例について、第1図に示す回路ブロック図
を用いて自動発信の動作例を述べる。
まず、端末機器8から制御情報を受信した制御装置4
は、開閉器3を制御し、公衆電話回線1に極性判定装置
2を接続する。制御装置4は極性判定装置2から出力さ
れた公衆電話回線1に印加されている電圧の極性論理の
情報と、保持装置9から出力された保持装置9が保持し
ている公衆電話回線1の平常状態の電圧の極性論理情報
を比較し、合致すれば回線閉結装置7を制御して公衆電
話回線1を直流的に閉ざせ、ダイヤラ装置6を制御して
公衆電話回線1上に電番を送出して自動発信を行う。
また、上記2者の極性情報が異なれば、制御装置4は時
限装置11を駆動させる。そして、制御装置4は呼出検知
装置5から呼出信号があるという情報を受信するまで時
限装置11を停止させない。時限装置11は制御装置4から
停止情報を受信せず、駆動されて後、自己の持つ一定時
間が経過した場合、極性論理装置10にタイムオーバーの
情報を送信する。その情報を受信した極性論理装置10は
保持装置9が保持している極性の論理情報を反転させ
る。
この時点で、極性判定装置2が出力する公衆電話回線1
に印加されている電圧の極性論理情報と、保持装置9が
出力する保持内容が一致するため制御装置4は回線閉結
装置7を制御して公衆電話回線1を直流的に閉ざせ、ダ
イヤラ装置6を制御して公衆電話回線1上に電番を送出
して自動発信することができる。
発明の効果 以上のように本発明では、自動発信する時に平常状態の
極性情報と反転した情報を公衆電話回線から入力したこ
とによって発信直前公衆電話回線が着信したと判断した
場合でも、ある一定時間内に呼出信号を検知しなけれ
ば、平常状態の極性論理情報を反転させて自動発信の手
順が再開できる。
よって電話工事などで、公衆電話回線に印加されている
電圧の極性が、途中で反転しても自動発信ができなくな
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における網制御装置の回路ブ
ロック図、第2図は従来例の網制御装置の回路ブロック
図である。 1……公衆電話回線、2……極性判定装置、3……開閉
器、4……制御装置、5……呼出検知装置、6……ダイ
ヤラ装置、7……回線閉結装置、8……端末機器、9…
…保持装置、10……極性論理装置、11……時限装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話回線に印加されている電圧の極性
    を判定するフォトカプラを用いた極性判定装置と、前記
    極性判定装置を前記公衆電話回線に接続する開閉器と、
    前記公衆電話回線の平常状態の極性を記憶しておく保持
    装置と、前記公衆電話回線からの呼出信号を検知する呼
    出検知装置と、前記公衆電話回線を直流的に閉成する回
    線閉結装置と、前記公衆電話回線にダイヤル信号を送出
    するダイヤラ装置と、前記極性判定装置と前記保持装置
    および前記呼出検知装置の出力を入力とし、前記開閉器
    と前記回線閉結装置に対しオン/オフの電圧レベルで制
    御し、前記ダイヤラ装置に対しシリアル出力コマンドに
    より制御する制御装置と、前記制御装置の出力に応じて
    時限動作が制御される時限装置と、前記時限装置の出力
    を入力とし前記保持装置の保持内容を書き換える極性論
    理装置と、前記制御装置に制御情報を送信し、かつ前記
    公衆電話回線を介して通信する端末装置とを具備し、前
    記端末装置からの制御情報の受信により公衆電話回線に
    自動発信する際、前記制御装置は前記開閉器を制御し、
    公衆電話回線に前記極性判定装置を接続させ、前記極性
    判定装置が出力する公衆電話回線の極性論理情報と前記
    保持装置から入力した極性論理情報とを比較し、論理が
    異なれば前記時限装置を起動させ、前記時限装置の起動
    後、前記呼出検知装置からの呼出ありの情報入力に基づ
    く前記制御装置による前記時限装置の停止が実行される
    ことなくあらかじめ定められた時間が経過したときに
    は、前記時限装置はタイムオーバー情報を発生し、前記
    極性論理装置は、前記時限装置からの前記タイムオーバ
    ー情報の入力により前記保持装置が保持している極性の
    論理を反転させることを特徴とする網制御装置。
JP28841085A 1985-12-20 1985-12-20 網制御装置 Expired - Lifetime JPH0693718B2 (ja)

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JPS62146054A JPS62146054A (ja) 1987-06-30
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JPH0468946A (ja) * 1990-07-09 1992-03-04 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 自動発呼装置
JPH04165849A (ja) * 1990-10-30 1992-06-11 Nec Corp 網制御装置

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JPS62146054A (ja) 1987-06-30

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