JPH0692743B2 - 流体制御用電磁弁 - Google Patents

流体制御用電磁弁

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JPH0692743B2
JPH0692743B2 JP60068847A JP6884785A JPH0692743B2 JP H0692743 B2 JPH0692743 B2 JP H0692743B2 JP 60068847 A JP60068847 A JP 60068847A JP 6884785 A JP6884785 A JP 6884785A JP H0692743 B2 JPH0692743 B2 JP H0692743B2
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紘 小出
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    • F02M59/46Valves
    • F02M59/466Electrically operated valves, e.g. using electromagnetic or piezoelectric operating means

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通電時に高圧流体通路を閉成し、非通電時に
前記高圧流体通路を開放する流体制御用電磁弁に関す
る。
〔従来の技術及びその問題点〕
いわゆる通電時閉弁型の流体制御用電磁弁は、特開昭54
−50724号公報、特開昭54−50726号公報及び特開昭61−
135976号公報に開示されている。
特開昭54−50724号公報に記載された空気圧縮噴射式内
燃機関用ポンプ−ノズル装置は、通電時に高圧流体通路
を閉成し、非通電時に開放する流体制御用電磁弁を備え
るが、パイロット弁(9)に作用する戻しばね(25)の
セット長及び弁(10)に作用するコイルばね(20)のセ
ット長を、外部から調整できる構成ではない。従って、
組立後噴射タイミングや噴射量の調整ができないという
問題点がある。
特開昭54−50726号公報に記載された燃料ポンプ−噴射
装置ユニットは、特開昭54−50724号公報と同じくいわ
ゆるユニットインジェクタ用の噴射制御弁であり、常開
型の電磁弁をポンプ室に臨ませ、該電磁弁の開閉によっ
て噴射の開始および終了を制御するもので、構成上ソレ
ノイド弁(53)に作用するレートばね(66)のセット長
を外部から直接調整することができない。
また、特開昭61−135976号公報に記載された内燃機関の
燃料制御装置に用いられるソレノイド弁のニードルバル
ブに作用するスプリングのセット長を外部から調整でき
る構成ではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題点を解決するためなされたもので、弁
部に作用するばねのセット長を組立後外部から調整でき
る通電時閉弁型の流体制御用電磁弁を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明では、通電時に高圧流体通路を閉成し、
非通電時に前記高圧流体通路を開放する流体制御用電磁
弁において、中央にガイド孔を形成するとともに外周に
巻線を設けてなるステータ部の一端部に配置したコア
を、前記巻線への通電により前記ステータ部に向けて吸
引する電磁アクチュエータ部と、前記電磁アクチュエー
タ部と距離的に隔離するため、前記ステータ部の他端側
に配置されて高圧流体の断続を行う弁部と、前記ステー
タ部の前記ガイド孔に摺動可能に挿通するとともに、一
端を前記コアに固着し他端を前記弁部に当接して前記コ
アの動作を該弁部に伝達する棒状部材と、前記弁部に設
けられ、該弁部を開方向に付勢する第1のばねと、前記
電磁アクチュエータ部に設けられ、前記コア及び前記棒
状部材を前記弁部の閉方向に付勢するとともに、前記第
1のばねとの合力により常時前記弁部を開方向への付勢
状態とする第2のばねと、前記電磁アクチュエータ部に
設けられ、前記第2のばねのセット長を該電磁アクチュ
エータ部の外部から調整する調整部材とを備えたことを
特徴とする流体制御用電磁弁が提供される。
〔作用〕
上記構成の流体制御用電磁弁によれば、電磁アクチュエ
ータ部と高圧流体の断続を行う弁部とが、ステータ部を
挟んで距離的に隔離され、前記電磁アクチュエータ部の
動作を、前記ステータ部のガイド孔に挿通される棒状部
材により、前記弁部に伝達する。前記弁部を開方向に付
勢する第1のばねと、前記コア及び前記棒状部材に作用
し該棒状部材を介して前記弁部を閉方向に付勢する第2
のばねが配置され、第1と第2のばねの合力により、前
記弁部を常時開方向へ付勢している。前記第2のばね
は、前記コアの外側に配置されるもので、電磁アクチュ
エータ部に設けた調整部材を外部から操作してそのセッ
ト長を調整する。
〔実施例〕
本発明の一実施例について図面に従って具体的に説明す
る。
第1図は実施例である電磁弁の断面図である。電磁弁1
は分配型燃料噴射ポンプのディスヘッド2上に搭載され
ている。高圧通路3は図示しないプランジャポンプのポ
ンプ室に連通され、溢流通路4は図示しない低圧のポン
プハウジング室に連通されている。電磁弁1は概略円筒
状の回転対称形状をなし、電磁ソレノイドの磁気回路を
構成する部材を兼ねるハウジング5に各構成部品が組付
けられてなる。該ハウジング5の上部には電磁ソレノイ
ドとして作用する電磁アクチュエータ部101が組込ま
れ、ハウジング5の下部には高圧流体の断続を行う弁部
102が組込まれる。
電磁アクチュエータ部101の構造について説明する。回
転対称形状をしたハウジング5の上外側円筒部が電磁ア
クチュエータ部101のヨーク部6をなし、上内側円柱部
が電磁アクチュエータ部101のステータ部7をなす。上
記ヨーク部6とステータ部7との間に、樹脂成形された
コイルボビン8と巻線9が嵌め込まれている。巻線9は
リード線10により図示しない電子制御装置に接続され
る。上記ステータ部7の軸心部にはガイド孔11が明けら
れ、該ガイド孔11内に硬質材からなるブッシュ部材12が
圧入され固着されている。該ブッシュ部材12に軸形状を
した棒状部材13が軸方向に摺動自在に支承されている。
該棒状部材13は非磁性体からなり、その摺動表面及び下
端のフランジ部105との当接部には硬化処理が施されて
いる。棒状部材13の上端には環形状をしたコア14が固着
され、該コア14はステータ部7の上端面に対向するよう
に配設されている。上記コア14の外周に、所定の円周す
き間15を介して環状をしたステータプレート16が配設さ
れ、該ステータプレート16はトッププレート17と共にヨ
ーク部6上端のつば部18によりかしめられてハウジング
5に一体に固着されている。ステータプレート16とヨー
ク部6とは磁気的導通を保つ。巻線9による磁気回転は
コイルボビン8が嵌め込まれたステータ部7,空隙を介し
てコア14,円周すき間15を介してステータプレート16,ヨ
ーク部6そしてステータ部7に戻る磁気回路であり、前
記棒状部材13が非磁性体であることから、磁力の漏れが
なく弁部材が着磁することもない。巻線9への通電によ
り、コア14はステータ部7に吸引される。
上記トッププレート17の中央部にはねじが切られ、調整
スクリュー19が螺合されている。該調整スクリュー19と
コア14との間に圧縮ばね20が配設され、コア14及び棒状
部材13を図面下方向に付勢している。このばね20は、後
述するパイロットバルブを開放方向に付勢する第1のば
ねと対応するばねであり、以後第2のばね20と呼称す
る。
前記棒状部材13には、上端において開放する軸方向の長
孔21が明けられ下部において上記長孔21と直交する小孔
22が明けられており、コア14上部の空間23とブッシュ部
材12下方のガイド孔11による空間とを連通している。ま
た、前記コイルボビン8には、その内径部に軸方向に多
数の溝24が形成され、溝24はコイルボビン8の上下のフ
ランジ面を連通する間隙状の通路をなしている。そし
て、ハウジング5には、上記多数の溝24と溢流路4とを
連通する斜め孔25が設けられている。したがって、ブッ
シュ部材12下方のガイド孔11は、小孔22,長孔21,コア上
部の空間23,円周すき間15,多数の溝24,そして斜め孔25
を経由して溢流路4に連通している。上記の連通路を油
密にするため、トッププレート17と調整スクリュー19と
の間,トッププレート17とステータプレート16との間,
ステータプレート16とコイルボビン8上部のフランジ部
との間,コイルボビン8下部のフランジ部とハウジング
5との間にそれぞれO−リング26,27,28,29が棒状部材1
3の軸中心を中心として同心円状に配設されている。ま
た、ポンプ本体のディスヘッド2と電磁弁1のハウジン
グ5との間にもO−リング30が設けられ油密に組立られ
る。
ハウジング5の上端にはカバーリング31が嵌着され、カ
バーリング31とリング32との間の空間,あるいは巻線9
とハウジング5との間など前記O−リング26〜29の外径
側のハウジング5内の空間にはエポキシ系の樹脂33がす
き間なく充填されており、機械的強度の向上及び巻線9
からの放熱を図っている。
次に、弁部102の構造について説明する。
弁部102は、パイロットバルブニードル40とパイロット
バルブボディ41とを主な要素として小流量のパイロット
バルブをなす第1の弁と、メインバルブスプール42とメ
インバルブボディ43とを主な要素として大流量のメイン
バルブをなす第2の弁とからなる。
ハウジング5下部の円柱形状をした凹所に、軸方向の組
付寸法を調整するスペーサ44,円柱形状をしたパイロッ
トバルブボディ41,円筒形状をしたメインバルブボディ4
3が挿嵌されている。メインバルブボディ43の外周に設
けられた溝45にハウジング5下端のつば部46がかしめら
れて一体に固着されている。メインバルブボディ43の内
部凹所に円筒形状をしたメインバルブスプール42が軸方
向に摺動自在に、かつ、油密を保てる様に精密に嵌挿さ
れて支承されている。メインバルブスプール42の下端の
周縁部がメインバルブボディ43の内部凹所底面に当接
し、メインバルブのシート部47を構成している。メイン
バルブスプール42は圧縮ばね48により図面下方向即ちシ
ート部47閉成方向に付勢されている。電磁弁1を噴射ポ
ンプのディスヘッド2上に搭載する際に、メインバルブ
ボディ43の下端がディスヘッド2に固着された環形状の
シートプレート49に圧接して搭載され、溢流路4に連通
するメインバルブボディ43周囲の空間50と高圧通路3と
を画しシールしている。メインバルブボディ43の底部に
は孔103が明けられ、孔103がメインバルブボディ43とメ
インバルブスプール42とに囲まれた高圧室51と高圧通路
3とを連通している。メインバルブボディ43の内部凹所
には、上記シート部47の直下流にシート部47を取囲む環
状溝52が形成され小油室をなしている。該環状溝52は複
数個の横孔53により周囲の空間50と連通されている。
円筒形状をしたメインバルブスプール42の内部凹所に円
柱形状をしたパイロットバルブボディ41の下部が収容さ
れている。メインバルブスプール42の内壁面と、パイロ
ットバルブボディ41の外壁面と、メインバルブボディ43
とに囲まれた油圧室54が形成されている。該油圧室54は
メインバルブスプール42が軸方向に摺動するためのスプ
ール室でもあり、圧縮ばね48のばね室を兼ねている。油
圧室54は、メインバルブスプール42底部に設けられた小
径のオリフィス55によりシール部47の上流である高圧室
51に連通されると共に、パイロットバルブボディ41底部
に設けられているパイロット弁のシート部56の開口104
に臨んでいる。
パイロットバルブボディ41には、パイロットバルブニー
ドル40が軸方向に摺動自在に、かつ、精密に支承されて
いる。パイロットバルブニードル40の下端がパイロット
バルブボディ41底部の開口104と当接し、パイロットバ
ルブのシート部56を構成している。パイロットバルブニ
ードル40は圧縮ばね57により図面上方向即ちシート部56
の開放方向に付勢されている。該圧縮ばね57前記圧縮ば
ね(第2のばね)20と対応するばねであり以後第1のば
ね57と呼称する。パイロットバルブニードル40上端のフ
ランジ部105が前記棒状部材13の下端に当接し押圧され
ている。前述したように、棒状部材13は第2のばね20に
より下方向に付勢されており、その結果、パイロットバ
ルブニードル40は第1のばね57と第2のばね20との合力
(差圧)により図面上方向即ちシート部56の開放方向に
付勢されていることになる。上記第1のばね57と第2の
ばね20とは、ばね定数,自由長,線径,巻線数などのば
ね仕様が全く等しい同一のばねが使用され、調整スクリ
ュー19を調整して第2のばね20のセット長を変えること
により第1のばね57と第2のばね20のセット長を変え、
両者のばね圧に差を生じしめて図面上方向への付勢力を
得ている。
パイロットバルブニードル40には側面の一部に切欠58が
形成されている。パイロット弁シート部56下流の弁室59
と第1のばね57が配設されているばね室60とを前記切欠
58が連通し、ている。該ばね室60は電磁アクチュエータ
部101のガイド孔11に連通している。したがって、パイ
ロットバルブのシート部56を通過した燃料は、弁室59,
切欠58,ばね室60,ガイド孔11,棒状部材13の小孔22及び
長孔21,コア14上部の空間23,コア14とステータプレート
16との間の円周すき間15,コイルボビン8内径部の多数
の溝24,および斜め孔25を経由して溢流路4に流出す
る。パイロットバルブ開放時のシート部56の通過流量
が、メインバルブスプール42のオリフィス55の流量より
大であることが必要であり、かつ該オリフィス55流量の
1.5倍以下であることが望ましい。発明者の実験による
と、パイロットバルブニードル40の開放時リフト量が0.
1mm程度であること、オリフィス55の直径が0.4mmから0.
6mmの範囲とすることが好適であった。さらに、メイン
バルブスプール42の開放時リフト量を0.1mmから0.5mmの
範囲とすることが好適であった。また、パイロットバル
ブ閉成時即ち巻線9が通電されコア14がステータ部7に
吸引されている時に、パイロットバルブニードル40に適
当な押圧力を与えるため、コア14とステータ部7との間
にわずかな空隙が生じるのが好ましく、好適な値として
該空隙が0.1mm程度になるようにスペーサ44の厚さが選
択され装着されている。
(作動) 以上述べた構成に基き、作動について説明する。
巻線9に通電されておらず、高圧通路3に油圧が掛かっ
ていない自由状態では、パイロットバルブニードル40は
第1のばね57及び第2のばね20の合力により上昇してパ
イロットバルブのシート部56が開放されて、マエンバル
ブスプール42は圧縮ばね48の押圧力により下方に押し付
けられメインバルブのシート部47が閉成した第1図に示
す如き状態になっている。
巻線9への通電時には、コア14がステータ部7に吸引さ
れ、棒状部材13がパイロットバルブニードル40を押し下
げ、パイロットバルブのシート部56が閉成される。図示
しないポンプから圧送される高圧通路3内の高圧燃料は
電磁弁1内の高圧室51に入いり、さらにメインバルブス
プール42のオリフィス55から油圧室54内に充満する。パ
イロットバルブのシート部56は閉成されているため高圧
室51と油圧室54との油圧は等しい。ここでメインバルブ
スプール42の上下方向に加わる油圧力について考察する
と、下方向(開放方向)にはメインバルブスプール42の
外径を径とする円の面積を受圧面積として油圧力がメイ
ンバルフスプール42に作用する。一方、上方向(開成方
向)にはシート部47の直径を径とする円の面積を受圧面
積として油圧力がメインバルフスプール42に作用する。
当然にメインバルブスプール42の外径はシート部47の直
径より大きいため、メインバルブスプール42に作用する
油圧力は合力として下方向(閉成方向)に作用する。し
たがって、高圧室51内の油圧が高い程、メインバルブス
プール42は高い圧力でシート部47に押し付けられ、高圧
通路3内の圧送圧力がいかに高圧であってもシート部47
は確実に閉成され高圧燃料が漏洩することがない。一
方、パイロットバルブのシート部56は、前述したように
シート部56の流量がオリフィス55流量より大であればよ
く、かつ、1.5倍以下であるように設計されており、シ
ート部56の径は充分に小さいから油圧によりパイロット
バルブニードル40を押し上げる力は比較的軽微であり、
小さなコア14の吸引力でシート部56を確実に閉成でき
る。このため、巻線9等電磁ソレノイドをなす電磁アク
チュエータ部101が小型にできる。
巻線9への通電を停止すると、コア14の吸引力が消失
し、棒状部材13に押されていたパイロットバルブニード
ル40は第1のばね57と第2のばね20の上方向への合力及
びシート部56に加わる油圧力によって速やかに上昇し、
パイロットバルブのシート部56が開放される。そして、
油圧室54内の高圧燃料が、シート部56から弁室59,切欠5
8,ばね室60,ガイド孔11,小孔22,長孔21,コア上部の空間
23,コアとステータプレートとの間の円周すき間15,コイ
ルボビン8内径部の多数の溝24,斜め孔25を経由して溢
流路4に流出する。燃料がコイルボビン8内径部の多数
の溝24を通過する際にコイルボビン8の熱をうばい、巻
線9の放熱を助ける。
ここで、パイロットバルブのシート部56の流量はオリフ
ィス55の流量より大であるため、シート部56からの流失
分をオリフィス55からの流入分で補充することができ
ず、油圧室54内の圧力が急激に低下する。この結果、油
圧室54内の圧力は高圧室51内の圧力より大幅に低くな
り、高圧室51内の圧力によりメインバルブスプール42は
上方に押し上げられ、大径のメインバルブのシート部47
が開放される。そして、高圧室51の高圧燃料が環状溝52
に大量に流出する。この環状溝52は高圧燃料の衝撃的な
流出を緩衝し、キャビテーションの発生を緩和する。ま
た環状溝52はシート部47の研削加工時の逃げリセスとな
る。環状溝52に流出した燃料は複数の横孔53からメイン
バルブボディ41周囲の空間50に流出し、さらに溢流路4
に流出して高圧燃料の溢流が完了する。
以上説明した電磁弁1を搭載した燃料噴射ポンプの作動
について簡単に説明する。
第2図は燃料噴射装置の全体構成を特に簡単化して単気
筒にて表わした模式図である。
燃料噴射ポンプ200のプランジャ201はカム202の作用に
より予めポンプ室203に吸入された燃料を圧縮する。カ
ム202の圧縮工程に於ては、ポンプ室203内の燃料は吐出
弁204,鋼管205を経て図示しないエンジン燃焼室内に向
けて噴射ノズル206より噴射される。一方、ポンプ室203
は高圧通路3を経由し電磁弁1を介して溢流路4そして
低圧のポンプハウジング室207に連通している。したが
って、燃料噴射途中に電磁弁1を開弁すると高圧燃料は
速やかに溢流路4に溢流し燃料噴射が終了する。電磁弁
1の開閉制御はマイクロコンピュータを備えた電子制御
装置208で行なわれる。電子制御装置208には、前記カム
202と同軸に取付られたパルサ209及び基準信号検出器21
0により、ポンプ下死点ごとに基準信号が入力されるよ
うになっている。
第3図は動作を示すタイミングチャートであり、図中、
(a)はプランジャ201のリフト量、(b)は基準信
号、(c)は電磁弁1への通電パルス、(d)は噴射ノ
ズル206からの噴射率である。
電子制御装置208が基準信号から一定のエンジン回転角
経過後に、実際には電子制御装置内で回転角を時間に変
換して時間T経過後に電磁弁1への通電を停止し電磁弁
1を開弁すると、高圧燃料が溢流し燃料噴射が停止す
る。電磁弁1の開弁時期を変えることにより燃料噴射量
Qが制御される。そして、所定時間t後に再び電磁弁1
に通電して弁を閉じ、次の燃料噴射に備える。
このように本発明に係る電磁弁では通電を停止すると、
電磁弁が開弁することが大きな特徴である。このため、
電子制御装置208と電磁弁1を接続する配線に断線事故
が生じた場合には、電磁弁1は開放のままとなり、プラ
ンジャ室203内の高圧燃料は全て溢流路4に溢流して噴
射ノズルから噴射されることなく、エンジンは停止し車
両は安全に停止する。つまり断線事故は安全側(フェー
セーフ)に作用する。通電時に開弁する電磁弁を使用し
た場合には、断線事故の際には電磁弁が閉じたままとな
り燃料が溢流できないのでプランジャリフト量に相当す
る大量の燃料が噴射され危険な場合があるので好ましく
ない。
(利点等) 本実施例は以上述べた他に次のような利点を有する。
(1)コア14がばね20及び57により上方向即ち開弁方向
に付勢されているから、ステータ部7等の残留磁気によ
るパイロットバルブニードル40の開弁遅れが小さくな
り、弁の応答性が良好になる。
(2)さらにパイロットバルブから流出する燃料がコイ
ルボビン8の内周に設けられた多数の溝24を通過する構
成になっているから、通過燃料によりコイルボビン8が
冷却され巻線9の放熱が容易になる。
(3)パイロットバルブから流出する燃料の通路が、弁
の軸心を中心とした同心円状の配設された複数のO−リ
ング26〜29により内径側に油密的に制限された空間内に
形成されているから、巻線9等の通電箇所が油にさらさ
れない乾燥した状態に維持することができ、絶縁処理な
ど電気的実装処理が容易になる。
(4)パイロットバルブニードル40及びパイロットバル
ブボディ41からなる第1の弁が、第2の弁であるメイン
バルブスプール42及びメインバルブボディ43の内部凹部
に収納された構成であるから、2つの弁を備えた弁部10
2の容積を小さくまとめることができ、電磁弁が小型に
できる利点がある。
(5)弁部が電磁アクチュエータ部101のハウジング5
内に収容され、メインバルブボディ43の外周に設けられ
た溝45にハウジング5のつば部46がかしめられて一体に
固着される構造であるから、機械製品である弁部102
と、電気製品である電磁アクチュエータ部101をそれぞ
れ別個に製造組立し、最終工程で一体に組立てることが
できるため、製造工程上において非常に有利である。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は上記の構成を有し、電磁ア
クチュエータ部と高圧流体の断続を行う弁部とが、ステ
ータ部を挟んで距離的に隔離され、前記電磁アクチュエ
ータ部の動作を、前記ステータ部のガイド孔に挿通され
る棒状部材により、前記弁部に伝達するように構成し、
前記弁部を開方向に付勢する第1のばねと、前記コアに
作用し前記棒状部材を介して前記弁部を閉方向に付勢す
る第2のばねが配置され、第1と第2のばねの合力によ
り、前記弁部を常時開方向へ付勢するもので、前記第2
のばねは、前記コアの外側に配置されるから、電磁アク
チュエータ部に設けた調整スクリュー等の調整部材を、
外部から操作してそのセット長を調整することが可能と
なり、弁部への付勢力の微調整により、噴射タイミング
や噴射量のばらつきを無くして、製品特性の均一化を図
ることができる。また、電磁アクチュエータ部と弁部と
がステータ部を挟んで距離的に隔離されているから、磁
気漏れの少ない素直な磁気回路を構成することができ、
弁部が着磁することがないから、鉄粉吸着や異物噛み込
みを生じることもなく、高圧流体を断続する弁部の作動
の安定性を長期間に亙って確保できる等の優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電磁弁の断面
図、第2図は燃料噴射装置の模式図、第3図は作動を説
明するタイミング図である。 1……電磁弁、3……高圧通路、4……溢流路、5……
ハウジング、6……ヨーク部、7……ステータ部、8…
…コイルボビン、9……巻線、11……ガイド孔、12……
ブッシュ部材、13……棒状部材、14……コア、15……円
周すき間、19……調整スクリュー、20……圧縮ばね(第
2のばね)、21……長孔、22……小孔、23……コア上部
の空間、24……間隙状の通路をなす多数の溝、25……斜
め孔、26〜30……Oリング、40……パイロットバルブニ
ードル、41……パイロットバルブボディ、42……メイン
バルブスプール、43……メインバルブボディ、46……つ
ば部、47……メインバルブのシール部、48……圧縮ば
ね、52……小油室をなす環状溝、54……油圧室、55……
オリフィス、56……パイロットバルブのシート部、57…
…圧縮ばね(第1のばね)、101……電磁アクチュエー
タ部、102……弁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 厚 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 伊吹 典高 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 篠田 和夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小出 紘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小林 文明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−211724(JP,A) 特開 昭54−50724(JP,A) 特開 昭54−50726(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通電時に高圧流体通路を閉成し、非通電時
    に前記高圧流体通路を開放する流体制御用電磁弁におい
    て、 中央にガイド孔を形成するとともに外周に巻線を設けて
    なるステータ部の一端部に配置したコアを、前記巻線へ
    の通電により前記ステータ部に向けて吸引する電磁アク
    チュエータ部と、 前記電磁アクチュエータ部と距離的に隔離するため、前
    記ステータ部の他端側に配置されて高圧流体の断続を行
    う弁部と、 前記ステータ部の前記ガイド孔に摺動可能に挿通すると
    ともに、一端を前記コアに固着し他端を前記弁部に当接
    して前記コアの動作を該弁部に伝達する棒状部材と、 前記弁部に設けられ、該弁部を開方向に付勢する第1の
    ばねと、 前記電磁アクチュエータ部に設けられ、前記コア及び前
    記棒状部材を前記弁部の閉方向に付勢するとともに、前
    記第1のばねとの合力により常時前記弁部を開方向への
    付勢状態とする第2のばねと、 前記電磁アクチュエータ部に設けられ、前記第2のばね
    のセット長を該電磁アクチュエータ部の外部から調整す
    る調整部材と を備えたことを特徴とする流体制御用電磁弁。
  2. 【請求項2】前記電磁アクチュエータ部は、前記調整部
    材として調整スクリューを備え、該調整スクリューと前
    記コア間に前記第2のばねを配設したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の流体制御用電磁弁。
  3. 【請求項3】前記高圧流体の断続を行う弁が、小流量の
    パイロットバルブをなす第1の弁と、大流量のメインバ
    ルブをなす第2の弁とからなり、上記第1の弁が常時開
    放方向にばねにより付勢されており、一方、上記第2の
    弁は常時閉成方向にばねにより付勢されており、さら
    に、上記第2の弁を一壁面とする油圧室が設けられて、
    該油圧室は第2の弁に設けられた小径のオリフィスによ
    って第2の弁のシート部上流と連通され、かつ、該油圧
    室は上記第1の弁のシート部開口に臨み、そして、該油
    圧室の油圧により第2の弁を閉成方向に付勢するように
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の流体制御用電磁弁。
  4. 【請求項4】前記第2の弁に設けられたオリフィスの直
    径が、0.4mmから0.6mmの範囲であることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の流体制御用電磁弁。
  5. 【請求項5】前記パイロットバルブをなす第1の弁の流
    量が、前記第2の弁に設けられたオリフィスの流量より
    も多く、かつ該オリフィスの流量の1.5倍以内であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の流体制御用
    電磁弁。
  6. 【請求項6】前記第1の弁が、前記第2の弁内に収納さ
    れた構成であることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    乃至第5項のいずれかに記載の流体制御用電磁弁。
  7. 【請求項7】前記第1の弁及び第2の弁からなる弁部が
    前記電磁アクチュエータ部のハウジング内に収納され、
    上記弁部と上記電磁アクチュエータ部が別個に組立可能
    であり、かつ両者の組付後にハウジングのかしめ加工に
    よりハウジングと弁部の部材とを固着して両者を一体化
    したことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の流体
    制御用電磁弁。
  8. 【請求項8】前記コアの周囲に円筒状すき間を設け、該
    円周状すき間に連続して前記ステータ部とこれを取りま
    くように嵌め込まれたコイルボビンとの間に間隙状の通
    路を設け、さらに該間隙状の通路と弁外部とを連通する
    孔を設けて、上記円周状すき間,間隙状の通路および孔
    をしてコア上部から弁外部とを連通し、第1の弁からの
    油通路としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第7項のいずれかに記載の流体制御用電磁弁。
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