JPH0692667B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0692667B2
JPH0692667B2 JP1488583A JP1488583A JPH0692667B2 JP H0692667 B2 JPH0692667 B2 JP H0692667B2 JP 1488583 A JP1488583 A JP 1488583A JP 1488583 A JP1488583 A JP 1488583A JP H0692667 B2 JPH0692667 B2 JP H0692667B2
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JP
Japan
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nozzle
valve
cleaning
water
hot water
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JP1488583A
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JPS59141646A (ja
Inventor
由隆 森川
和明 藤田
宏之 松井
学 瀬野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、用便後の局部の洗浄を温水等で行う衛生洗浄
装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種衛生洗浄装置は、例えば第1図,第2図に
示すように、便器1の上に載置された便座2に肛門用ノ
ズル3及びビデ用ノズル4が配設されている。5は床上
設置の洗浄装置本体で、内部に温水タンク、加圧ポン
プ、制御装置等が収納されている。6は湯温調節ツマ
ミ、7は湯温調節ツマミ、8は洗浄切換ツマミである。
3′は洗浄装置本体5と肛門用ノズル3を連通する接続
ホース、4′は同じくビデ用ノズル4を連通する接続ホ
ースである。
上記従来例は床上設置の洗浄装置本体5に内設した温水
タンク上部の洗浄切換バルブにより、それぞれ独立した
肛門用ノズル3及びビデ用ノズル4の水路を、完全にど
ちらか一方側に切換えるような構成としている。従って
特に女性の方に限られるが、肛門洗浄をした後、既ビデ
洗浄をするという場合には不快なものであった。すなわ
ち肛門洗浄中、温水タンクからビデ用ノズル4間の接続
ホース4′内の洗浄水は冷却して低温水となっているの
で、ビデ用ノズル4から温湯が吐出するには先ずこの冷
水が噴出排除された後になり、この間冷水を浴びること
となる。しかし冬期室温が低下した状態において、洗浄
操作による温湯噴出に先立ち、冷水の噴出を浴びること
は短時間とはいえ、体感上極めて不快である。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、洗浄切換バ
ルブ切換後に、切換えられた側の洗浄ノズルからの冷水
の噴出を防止することを目的とする。
発明の構成 上記目的を達するために、本発明の衛生洗浄装置は、そ
の切換バルブを一方の洗浄ノズルに切換えた時、他方の
洗浄ノズル側にもサブ水路ができるような構成とし、こ
のサブ水路により非使用側の洗浄ノズルにも、噴出しな
い程度の温湯を流しておく構成としたものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第3図は便器上に載置した洗浄装置の斜視図、第4図は
洗浄装置の平面図、第5図は同洗浄水系統図、第6図は
洗浄装置本体に内設した切換バルブの斜視図、第7図は
同切換バルブの横断面図、第8図は同切換バルブの縦断
面図で、9は便器、10は洗浄装置本体、11は便座、12は
便ふたである。
13は洗浄水加圧用ポンプで、水タンク14中のフィルタ15
から洗浄水を吸い込み、電磁弁16を経て温水タンク17に
洗浄水を送水する。温水タンク17は図示しない加温手段
を設けた密閉容器で、上部の真空破壊弁18、切換バルブ
19と接続ホース20a,20b,20cにより肛門用ノズル21、ビ
デ用ノズル22に連通する。21′,22′は各ノズル21,22を
収納するノズルケースである。尚洗浄装置本体10には図
示を省略したポンプ回転制御装置、湯温制御装置、その
他の制御手段を内設している。23は電源スイッチ、24は
パイロットランプ、25は湯温調節ツマミ、26は洗浄切換
ツマミ、27は洗浄操作ツマミである。
以下上記構成における作用について説明する。先ず電源
スイッチ23をONするとパイロットランプ24が点灯する。
次に湯温調節ツマミ25を回して所要の目盛に合すと、例
えば40℃の場合2〜3分で温水タンク17内の水が沸き上
がり、湯温制御装置により定温を維持する。
次に、洗浄切換ツマミ26を回して、肛門用かビデ用かの
何れかを選択すると、切換バルブ19のゲートが指定の位
置に開口する。
次に洗浄操作ツマミ27を回すと電磁弁16が開くとともに
ポンプ13に通電される。操作角を増すポンプ13の回転数
の増加に伴い、吐出圧力が0〜1.2Kg/cm2に変化する。
ポンプ13の駆動により水タンク14からフィルタ15を経て
吸い込まれた洗浄水は電磁弁16を通って温水タンク17の
温水を押し上げる。従つて押し上げられた温水は真空破
壊弁18、切換バルブ19を経て肛門用ノズル21またはビデ
用ノズル22の選択された洗浄ノズルに達する。洗浄ノズ
ルは何れも水圧可動式で、水圧付勢によりノズルケース
21′,22′から滑り出し、水圧消勢によりノズルケース2
1′,22′に収納されるものである。従って選択された洗
浄ノズルは水圧によりノズルケース21′,22′から滑り
出して所定の位置および角度をもって温水を噴出し、人
体局部の洗浄目的に達する。
次に洗浄操作ツマミ27を回してO位置に復帰すると電磁
弁16が閉じ、ポンプ13が停止し、温水タンク17内の水圧
が低下して真空破壊弁18が開く。従って真空破壊弁18か
ら洗浄ノズルに至る水路の洗浄水は流出して、洗浄ノズ
ルはノズルケース21′,22′に収納されて洗浄作用を終
り、待機の状態となる。このとき電磁弁16が閉じている
ので、水タンク14の水面が真空破壊弁18より高い位置に
なる設置条件においても、サイホン作用で洗浄水が不用
に流出することがない。
待機の状態では真空破壊弁18から洗浄ノズルに至る水路
の洗浄水は流出し、冷水とし残留することがない。洗浄
開始に際して温水タンク17から押出された温水は、洗浄
ノズルに至る水路の管壁で熱を奪われ、噴出初期の水温
が低下することになるが、短時間であるので何ら問題と
はならない。
さてここから本実施例の特徴部分についてのべる。
本実施例における特徴部分は切換バルブ19にある。
すなわち、本実施例の切換バルブ19は第6図〜第8図に
示すごとく、黄銅よりなる有底筒状のケース19a(なお
hは給水口、i,jは吐出口である。)と、このケース19a
の上面開口部を覆った蓋19bと、この蓋19bをケース19a
に固定するためのビス19cと、上記ケース19a内に回動自
在に収納された弁体19dとからなり、弁体19dの上部から
蓋19bを貫通して軸19eが突出しており、この軸19eに洗
浄切換ツマミ26が連結されている。
上記蓋19bと弁体19dは共にノリル樹脂によって形成され
ており、特に弁体19dの構成は次のようになっている。
弁体19dは有天筒状となっており、その下面開口部に上
記接続ホース20aが連通するようになっている。
また側壁には接続ホース20b、または20cに選択的に連通
する開口dが設けられるとともに、この側壁中部はケー
ス19a内壁との間に全周にわたってクリアランスAが形
成されるような寸法関係となっており、さらに同側壁上
下端はケース19a内壁に実質的に密着する寸法関係とな
っており、その中部側にはシリコングリスを介してパッ
キンBが固定されている。
つまり本実施例においては、弁体19dの開口dが一方の
接続ホース(例えば第7図のごとく20c)に連通してい
る時には、この開口dから接続ホース20cに向う温水の
一部が上記クリアランスAを介して接続ホース20bにも
流れるようになり、ここにクリアランスAによるサブ通
路が形成されるのである。
そしてこのサブ通路はきわめて有用なものとなるのであ
る。
具体的に説明すれば女性が先ず肛門用ノズル21を使用
し、その後ビデ用ノズル22を連続して使用する場合を考
えると、肛門用ノズル21を使用している時にも上記サブ
通路と接続ホース20bを介してビデ用ノズル22にも少量
の湯が流れ、少しづつたれ落ち、これにより少しづつ温
度が上昇させられることになる。
このため、ただちにビデ用ノズル22を使用すべく弁体19
dの開口dを接続ホース20bに切換ても、ビデ用ノズル22
に向った温水が同部で冷却されることはなく、使用直後
から高温でビデ洗浄を行うことができ、きわめて快適な
ものとなるのである。
また本実施例においては、サブ通路をクリアランスAで
形成するので、何ら構成部品の追加とならず、コストの
低減が図れるとともに、このクリアランス部分だけケー
ス19aと弁体19dとの接触抵抗が小さくなり、弁体19dの
操作も軽く行えるという効果も奏する。
発明の効果 本発明では一方の洗浄ノズル使用中にも他方の洗浄ノズ
ルに切換バルブのサブ通路を介して温水を流すものであ
るので、他方の洗浄ノズル使用時に冷水が飛び出すこと
はなく(飛び出してもきわめて少なくでき)、きわめて
快適なものとすることができるのである。
さらに以上の構成とすれば他方の洗浄ノズルを加熱する
手段が不要となり、それに比較するとコスト、小型化の
点できわめて有利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は同上面図、第3
図は本発明の一実施例を示す斜視図、第4図は同上面
図、第5図は同システム図、第6図は同要部分解斜視
図、第7図は同要部上面断面図、第8図は同要部縦断面
図である。 19……切換バルブ、19a……ケース(バルブケース)、1
9d……弁体、21……肛門用ノズル、22……ビデ用ノズ
ル、d……開口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水供給手段と、複数個の洗浄ノズルと、
    上記温水供給手段からこれらの複数個の洗浄ノズルへの
    水路を切換える切換バルブとを備え、上記切換バルブは
    一方のノズルに水路を切換えた時、他方のノズルにもサ
    ブ水路ができるような構成とした衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】洗浄ノズルは2本有り、一方が肛門洗浄
    用、他方がビデ洗浄用とした特許請求の範囲第1項に記
    載の衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】切換バルブは、一つの給水口と、複数個の
    吐出口を有するバルブケースと、このバルブケースの中
    で回動自在となった弁体とからなり、上記弁体内部には
    通水路を有し、弁体の回動によって一つの吐出口を選択
    し、かつバルブケースと弁体のクリアランスにより、他
    方の吐出口へのサブ水路を形成する構成とした特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の衛生洗浄装置。
JP1488583A 1982-11-09 1983-01-31 衛生洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0692667B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1488583A JPH0692667B2 (ja) 1983-01-31 1983-01-31 衛生洗浄装置
AU22039/83A AU2203983A (en) 1982-11-09 1983-11-02 Sanitary washing apparatus
EP83903414A EP0125314B1 (en) 1982-11-09 1983-11-02 Sanitary washing apparatus
US06/629,535 US4581779A (en) 1982-11-09 1983-11-02 Sanitary washing apparatus
PCT/JP1983/000393 WO1984001973A1 (en) 1982-11-09 1983-11-02 Sanitary washing apparatus
DE8383903414T DE3381050D1 (de) 1982-11-09 1983-11-02 Sanitaere waschvorrichtung.

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JP1488583A JPH0692667B2 (ja) 1983-01-31 1983-01-31 衛生洗浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003313924A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体制御弁およびその流体制御弁を備えた衛生洗浄装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003313924A (ja) * 2002-04-26 2003-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体制御弁およびその流体制御弁を備えた衛生洗浄装置

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JPS59141646A (ja) 1984-08-14

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