JP3288427B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は局部洗浄装置の水路構成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の洗浄装置を図3,図4を
用いて以下説明する。1は便器本体で背面部に便器本体
1内の汚水を流すための水を貯わえたロータンク2が設
けられている。便器本体1の上面には局部洗浄装置本体
3と、この局部洗浄装置本体3と一定角度回動自在に枢
着された便座本体4が設けられている。便座本体4には
また一定角度回動自在に枢着された便ふた5が設けられ
ている。
【0003】次に水路について説明する。6は水道の水
源であり、前記ロータンク2内に設けたボールタップ7
と直結されている。8は手動止水弁ユニットであり、内
部に分岐管9、逆止弁10、手動止水弁11、水抜き栓
12を有している。前記止水弁ユニット8内の水路部分
の水回路は、水源6から分岐管9で分岐し片方はボール
タップ7、他方は局部洗浄装置本体3に導びかれる。な
お、止水弁ユニット8内では分岐管9と止水弁10、手
動止水弁11、水抜き栓12が直列に接続されている。
【0004】次に局部洗浄装置本体3内には大気開放形
のタンク13、水路の水を加熱する温水タンク15、温
水を噴出する肛門用ノズル16、女性の局部洗浄のため
のビデ用ノズル17、タンク13の水を汲み出し温水タ
ンク15に水を圧送するポンプ14を有している。
【0005】次に局部洗浄装置本体3内の水路について
以下説明する。前記水抜き栓12と局部洗浄装置本体3
の給水口18が接続され、定流量装置(ガバナー)1
9、電磁止水弁20、真空破壊弁21を介して、大気開
放形タンク13の上方よりタンク13内に水が落下給水
される。22はタンク13に設けたオーバフロー管でタ
ンク13内に水が多量に供給されたときオーバフロー管
22より外部へオーバーフローさせ、タンク13より水
があふれるのを防止する。
【0006】一端をタンク13の底部に設けた給水管2
3はポンプ14を介して温水タンク15に接続され密閉
された温水タンク15の底部より水が供給される。温水
タンク13にはヒータ24が組込まれ、水を加熱して温
水をつくる。
【0007】次に温水タンク15には給湯管25が接続
され、分岐部26を介して分岐され、片側は肛門電磁弁
27を介して肛門用ノズル16に接続され、他側はビデ
電磁弁28を介してビデ用ノズル17に接続されてい
る。
【0008】次に従来例の動作について以下説明する。
局部洗浄装置を使い肛門を洗浄したいときは操作スイッ
チ(図示せず)を操作すると、電磁止水弁20、肛門電
磁弁27が開となり、ポンプ14が作動する構成となっ
ている。水が水源6、分岐管9、逆止弁10、手動止水
弁11、水抜き栓12、給水口18、定流量装置19、
電磁止水弁20、真空破壊弁21を通ってタンク13に
水が注がれる。そしてポンプ14がタンク13の水を汲
み出し加圧するため、温水タンク15に水が供給され
る。
【0009】また、密閉された温水タンク15に水が圧
送されることにより、温水が給湯管25、分岐部26、
肛門電磁弁27、肛門用ノズル16と通って温水を噴出
し肛門が洗浄できる。
【0010】次に、女性の局部を洗浄したいときは同様
に操作スイッチ(図示せず)を操作すると、温水タンク
15までの水の流れは肛門洗浄の場合と同じ流れをし、
温水タンク15以降の温水の流れは、温水タンク15、
給湯管25、分岐部26、ビデ電磁弁28、ビデ用ノズ
ル17と温水が通って温水を噴出し、女性の局部が洗浄
できる。
【0011】以上に示すような動作をするため、水源6
の水圧が低下したときなど、電磁止水弁20から供給さ
れる水の供給量が少なくなって、ポンプ14の吸引量の
方が上回った場合にも、まずは、タンク13内の水が供
給され、さらにタンク13内の水が空になっても、タン
ク13は大気開放のため。タンク13より上流の水源6
側に負圧を生じることがない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の局部
洗浄装置では、局部洗浄装置本体3内に大気開放形のタ
ンク13を組みこんでいるため、この部分の占める体積
が大きく、そのため便器1上の隅の限られた面積の上に
載置しなければならない局部洗浄装置本体の大きさを小
形にすることが出来ず、便器1とマッチしない大形のも
のとなり、美的感覚をそこない材料的にもコスト高を招
く原因になっていた。
【0013】また、狭いトイレ内で大きな局部洗浄装置
本体3の設置工事を行なうため、工事がやりにくく工事
代が高価になる原因にもなっていた。
【0014】本発明は上記課題を解決するもので、大気
開放形タンクを使用しない局部洗浄装置を提供すること
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、局部洗浄装置本体に、水源と接続する給水
口と、余分な水を便器内に捨てる排水口と、前記給水口
と排水口を連結する連結管と、その連結管の途中に設け
た電磁止水弁と、前記電磁止水弁と前記排水口間に設け
た分岐管と、その分岐管と局部洗浄用ノズルを接続する
接続管と、その接続管の途中に設けたポンプと、前記分
岐管と前記排水口または前記ポンプ間に真空破壊弁とを
設けたものである。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成により、水源の水圧が低
下したときなど、電磁止水弁から供給される水の供給量
が少なくなって、ポンプの吸引量の方が上回った場合に
は、真空破壊弁が作動し大気開放状態になるので、分岐
管より上流の水源側に負圧を生じることがない。したが
って、従来技術の大気開放タンクが不要で、大気開放
ンク載置スペース分だけ小形にできる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1,図2を
用いて説明する。101は便器本体で背面部に便器本体
101内の汚水を流すための水を貯えるロータンク10
2が設けられている。便器本体101の上面には局部洗
浄装置本体103と、この局部洗浄装置本体103と一
定角度回動自在に枢着された便座本体104が設けられ
る。便座本体104には一定角度回動自在に枢着された
便ふた105が設けられる。
【0018】次に水路について説明する。106は水道
の水源でロータンク102内のボールタップ107と接
続されている。108は水源106とボールタップ10
7間に設けた止水弁ユニットで、分岐部109と手動止
水弁111で構成されている。水源106とボールタッ
プ107間には分岐部109が設けられ、局部洗浄装置
への水の取入口となっている。
【0019】局部洗浄装置本体103には、給水口11
8より水が給水され、ストレーナ129、逆止弁11
0、水抜き栓112、定流量装置(ガバナ)119、電
磁止水弁120、排水口130が連結管131を用いて
直列に接続される。連結管131に接続されている電磁
止水弁120と排水口130間には分岐管132が設け
られ、ポンプ114を介してヒータ124を有する温水
タンク115に接続管A133を用いて接続される。
【0020】局部洗浄装置本体103には肛門用洗浄水
を噴出する肛門用ノズル116と女性の局部を洗浄する
ビデ用ノズル117が設けられる。肛門用ノズル116
にあっては肛門電磁弁127を介して前記温水タンク1
15と接続管B134で接続され、ビデ用ノズルにあっ
ては一定の圧力が加わったときだけ水路を開とする圧力
作動弁135を介して接続管134で接続される。
【0021】121は電磁止水弁120と排水口130
間もしくは電磁止水弁120とポンプ114間に設けら
れた真空破壊弁121であり、電磁止水弁120側及び
ポンプ114側に負圧が生じたとき作動して、局部洗浄
装置本体103の負圧からの破壊を防止する。
【0022】次に局部洗浄装置の動作について以下説明
する。使用者が肛門を洗浄するときには、操作スイッチ
(図示せず)を操作すると電磁止水弁120、肛門電磁
弁127が開となり、ポンプ114が運転される構成と
なっている。水は水源106、分岐管109、手動止水
弁111、給水口118、ストレーナ129、逆止弁1
10、定流量装置119、電磁止水弁120、ポンプ1
14、温水タンク115、肛門電磁弁127、肛門用ノ
ズル116と水が流れ、温水が肛門用ノズル116から
噴出する。
【0023】次に使用者が女性局部洗浄をするときは、
操作スイッチ(図示せず)を操作すると電磁止水弁12
0は開となり、肛門電磁弁127は閉となり、ポンプ1
14が運転される構成となっている。水は、前記水路を
通り温水タンク115に水が供給される。ポンプ114
の作動で温水タンク115の内部圧力は上昇し、一定圧
力以上になるとビデ用ノズル117と直列に接続した圧
力作動弁135が開となりビデ用ノズル117より温水
が噴出する。
【0024】このように本発明の実施例によれば、電磁
止水弁120と排水口130間をつなぐ連結管131か
分岐管132を介してポンプ114に接続管A133
を用いて温水タンク115に接続し、真空破壊弁121
が電磁止水弁120と排水口130間(電磁止水弁12
0とポンプ114間)に設けられているため、水源10
6の水圧が低下したときなど、電磁止水弁120から供
給される水の供給量が少なくなって、ポンプ114の吸
引量の方が上回った場合には、真空破壊弁121が作動
し大気開放状態になるので、分岐管より上流の水源側に
負圧を生じることがない。
【0025】以上の実施例により以下の効果が生ずる。
【0026】(1)一端を水源と直結する連結管の途中
に電磁止水弁を設け、その連続管の端部を排水口とな
し、電磁止水弁と排水口間に分岐管を設け、分岐Bには
ポンプを接続し、ポンプには接続管を接続して温水タン
クに導く構成とし、ポンプは連結管から水を吸引するよ
うにした構成を採用しているため、開放形タンクが不必
要となり、局部洗浄装置をその分だけ小さくすることが
でき、小形になるため工事のときの取りあつかいを容易
にすることができる。
【0027】(2)電磁止水弁と排水口間または電磁止
水弁とポンプ間のいずれかに、真空破壊弁を設けている
ため、排水口が何かでふさがれてかつ電磁止水弁側の水
源側に負圧が生じても、またポンプ側に負圧が生じて
も、真空破壊弁が動作するので、1個の真空破壊弁で2
方向の真空破壊を防ぐことができる。
【0028】(3)局部洗浄装置の通常の使用状態で、
ポンプの水の吸引量より水源からの水が電磁止水弁から
排水口側に供給される水の量の方が多いため、ポンプに
空気が混入することが少なくなり、空気が混入したとき
生じるポンプの故障を防ぎ、 かつ肛門用ノズルや洗浄用
ノズルから空気が噴出して洗浄ができなくなるようなこ
ともなく、快適な洗浄をすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例から明らかのように、本発
明によれば以下の効果がある。
【0030】局部洗浄装置本体に、水源と接続する給水
口と、余分な水を便器内に捨てる排水口と、前記給水口
と前記排水口を連結する連結管と、その連結管の途中に
設けた電磁止水弁と、その電磁止水弁と前記排水口間に
設けた分岐管と、その分岐管と局部洗浄用のノズルを接
続する接続管と、その接続管の途中に設けたポンプと、
前記分岐管と前記排水口または前記ポンプ間に真空破壊
弁を設けているため、開放形タンクが不必要となり、局
部洗浄装置をその分だけ小さくすることができ、小形に
なるため材料的にコストが下がり、トイレ掃除や、工事
のときの取りあつかいを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の局部洗浄装置の水路図
【図2】同実施例の局部洗浄装置の斜視図
【図3】従来例の局部洗浄装置の斜視図
【図4】従来例の局部洗浄装置の水路図
【符号の説明】
103 局部洗浄装置本体 106 水源 114 ポンプ 116 肛門用ノズル 118 給水口 120 電磁止水弁 121 真空破壊弁 130 排水口 131 連結管 132 分岐管 133 接続管A(接続管) 134 接続管B(接続管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小野 圭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−184630(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局部洗浄装置本体に、水源と接続する給
    水口と、余分な水を便器内に捨てる排水口と、前記給水
    口と排水口を連結する連結管と、その連結管の途中に設
    けた電磁止水弁と、前記電磁止水弁と前記排水口間に設
    けた分岐管と、その分岐管と局部洗浄用ノズルを接続す
    る接続管と、その接続管の途中に設けたポンプと、前記
    分岐管と前記排水口または前記ポンプ間に真空破壊弁と
    を設けた局部洗浄装置。
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