JP2722790B2 - 温水洗浄器 - Google Patents

温水洗浄器

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茂 山崎
和明 藤田
正仁 上村
英明 小西
圭介 小野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、人体の局部を洗浄する温水洗浄器に関する
ものである。
従来の技術 第6図の外観斜視図、および第7図の断面図に示すよ
うに、従来の温水洗浄器1は本体2と便座3と便ぶた4
とからなり本体2の袖部7の内部には貯湯タンク15が配
されている。又、水路的には貯湯タンク15の一次側の入
水口17には止水用電磁弁(図示せず)および逆流防止弁
(図示せず)が接続されており、二次側の出水口18には
汚水の吸い上げ防止(逆流防止)をするための大気遮断
開放弁19と、水路切り換え弁22および肛門洗浄ノズル20
およびビデ洗浄ノズル21がもうけられている。16は温水
ヒータ、26は排水栓である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、水路的に貯湯タ
ンク15の一次側には止水用電磁弁(図示せず)、二次側
には大気遮断開放弁19と、水路切換弁22を配する構成、
つまり貯湯タンク15には密閉状態であるので、厳寒時の
貯湯タンク15の凍結防止を図るための水抜き時、および
長期不使用時の水の腐敗等の防止のための水抜きの際に
おいて、排水栓26を外して水抜きをしても貯湯タンク15
内にエヤーが入りにくいために水が少しづつしか排水さ
れず水抜きに要する時間が長くかかっていた。又、排水
する際には、第6図に示すように、貯湯タンク15の排水
栓26の下部に水受け容器24を準備する必要があり大変煩
わしいものであった。
本発明は、このような問題点にからみ、貯湯タンク水
抜き時間の短縮と、排水時に水受け容器の準備する等の
煩わしさをなくし、水抜き作業を簡単に行える温水洗浄
器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の温水洗浄器は、貯
湯タンクと、貯湯タンクの上部に設けた大気遮断開放弁
と、貯湯タンクの下部に設けた排水弁と、排水操作手段
と排水弁若しくは排水操作手段と前記大気遮断開放弁と
を連動させる連結手段とを備え、前記排水操作手段の排
水操作によって前記大気遮断開放弁を大気開放とし、そ
の排水された水を便器の便槽に流す構成としたものであ
る。
作用 上記構成により、排水時の際において、本体中央前部
の排水レバーの排水つまみを手前に引く操作に(排水操
作手段)よって、排水弁が開くと同時に、排水弁に取付
けた連通ピン(連結手段)が上方向に押し上げられ、大
気遮断開放弁が大気開放となり、貯湯タンク内にエヤー
が入り貯湯タンク内の水は、排水通路を通り、便槽に直
接排水される。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説
明する。
第5図は、本実施例である温水洗浄器の外観斜視図を
示し、本体2と便座3と便ふた4とからなり、本体2は
便器本体5の上に設置されている。前記、本体2には、
非常用操作部20、ワイヤレスリモコン受光部24、本体2
内部には貯湯タンク(図示せず)が設けられ、貯湯タン
クへの給水は、水道管6から給水管9によって本体2内
に引き込まれる。本体2の操作はワイヤレスリモコン19
によって行なう。又、必要に応じて貯湯タンク(図示せ
ず)内の水を抜く場合には、本体2の外部に設けられた
貯湯タンクの排水レバー(図示せず)を操作することに
よって排水弁が開き排水通路(図示せず)から貯湯タン
ク内の水から便器本体5の弁槽30内へ排出される。
第2図は、貯湯タンクの排水装置を搭載した温水洗浄
便器の本体内部構造を示し、水路の一次側から水の流れ
にそって順次説明すると、水は水道管6から給水管9を
通って本体接続アダプタ31を経て本体2内に引き込まれ
る。本体接続アダプタ31内にはストレーナ32と逆止弁33
を内蔵しておりこれらの部品は水抜き栓34と一体になっ
ており、水抜き栓34を回して外すと同時に外れるように
なっている。
35は止水用電磁弁であり、非洗浄時は閉止しており、
洗浄時には開放している。36は流量調節弁ユニットであ
りここで水路が主水路側(矢視M)と副水路側(矢視
S)へと分岐している。主水路側には流量調節弁37を設
けており、ギヤードモータ38と連動するようになってい
る。39はリリーフ弁であり主水路側の水圧が所定圧力以
上になったとき副水路側へ逃がす構成となっている。
副水路側の出口41にはエヤーギャップ室40を構成して
おり、副水路側からの汚水の逆流を防止するようにして
いる。
主水路側の流量調節弁37の下流には流量センサ42を配
しており、貯湯タンク43の側壁下部の入水口44に取付け
ている。45は整流板であり温水ヒータ46で沸かした湯と
入水口から入って来た水とが混ざらないようにしてい
る。47は湯温センサーであり貯湯タンク43内の湯温を検
出し制御部48と連動し所定の温度となるように制御して
いる。49は温度過昇防止器、50は温度ヒューズ、51は空
だき防止器である。
52は貯湯タンク43の上部出湯口53に設けた大気遮断開
放弁であり上部には大気開放口52aを有し、側壁部には
出湯口52bを有し内部にはゴムボール52cを備えている。
洗浄使用時は水流によってゴムボール52cを上部へ押上
げ、大気開放口52aを閉止(遮断)し、洗浄非使用時は
ゴムボール52cの自重によって貯湯タンク43の上部出湯
口53部を閉止し、大気開放口52aを開放状態となるよう
にしている。
その大気遮断開放弁52の下流には肛門洗浄ノズル54お
よびビデ洗浄ノズル55のどちらかに水路を切り換える水
路切り換え弁57を前記肛門洗浄ノズル54とビデ洗浄ノズ
ル55を有す洗浄ノズルユニットと一体にホース等の配管
部材を使用しないで設けている。
56は前記大気遮断開放弁52の直下部に位置した排水弁
であり、排水弁ボディ56aと、排水パッキン56bとを有
し、スプリング59によって貯湯タンク43の底部43aに押
圧し、水密シールを保っている。
60は排水レバーであり、一端は前記排水弁ボディ56a
の傾斜部56cに接する略台形状の突設部60aを有し、他端
は便槽30に延出する位置につまみ部60bを有している。6
6は排水通路65に設けた小突起であり、排水レバー60の
摺動時におけるクリック感を持たせるようにしている。
61は前記スプリング59を押圧するための固定金具であり
貯湯タンク43の底部に設けたボスにねじ62で取付けてい
る。63は前記大気遮断開放弁52のゴムボール52cと排水
弁56とを連通する連通ピンであり、その下端は排水ボデ
ィ56aに圧入しており、上端はゴムボール52cの下部に臨
み、ゴムボール52cの下面と適切なクリアランスΔhを
保って取付けている(第4図参照)。
次に本実施例の温水洗浄便器の動作を第1図〜第5図
に基づいて説明する。
まず、洗浄非使用時(第4図参照)は、貯湯タンク43
内の水は温水ヒータ46で温められ湯温センサー47で湯温
を検出し制御部48と連動し所定の温度となるように制御
している。また、大気遮断開放弁52はゴムボール52cの
自重によって貯湯タンク43の上部出湯口53部を閉止し、
大気開放口52aを開放状態とし、ノズル側水路(矢視
N)を大気と連通し、水道本管6に負圧がかかってノズ
ルが弁槽30に没した場合のノズルからの汚水の逆流を防
止を図っている。
次に、洗浄使用時(第3図参照)は、ワイヤレスリモ
コン19の肛門洗浄スイッチ17かあるいはビデ洗浄スイッ
チ20を押すと、ワイヤレスリモコン受光部24が信号を受
信して、止水用電磁弁35が開放し、同時に水路切換弁57
の肛門弁57aあるいは57bが開き、水圧によって水道管6
から流入してきた水が給水管9に通水され、本体接続ア
ダプタ31を経て本体2内に引き込まれさらに、流量調節
弁37を経て貯湯タンク43に入る。このとき、前記大気遮
断開放弁52のゴムボール52cは、水流によって上部へ押
上げられ、大気開放口52aを閉止(遮断)し、ノズル側
水路(矢視N)へと流れ大気遮断開放弁52を経て水路切
換弁57に通水され、ビデ洗浄ノズル55か、又は肛門洗浄
ノズル54かどちらか、から洗浄水が噴射され用便後の局
部を洗浄する。
次に排水時(第1図参照)は、本体2の中央前部の便
槽30に延出する位置に有している排水レバー60の排水つ
まみ部60bを手前に引く操作によって、排水レバー60の
他端に設けた略台形状の突設部60aが排水弁ボディ56aの
傾斜部56cに接しながらスプリング59に抗して排水弁ボ
ディ56aを上方向へ押し上げ、前記排水レバー60の台形
状の突設部60aのフラット部60cに排水弁ボディ56aの底
部56dがのり上げ、排水パッキン56bと、貯湯タンク43の
底部との間にΔWのクリアランスが保たれる。と同時
に、排水弁ボディ56aに取付けた連通ピン62が上方向に
押し上げられ、大気遮断開放弁52のゴムボール52cを貯
湯タンク43の上部出湯口53部から上方向に突き上げるこ
とによってΔVのクリアランスが保たれ、このクリアラ
ンスを通して大気開放口52aから貯湯タンク43内にエヤ
ーが入り(破線矢視A)、貯湯タンク43の水は、排水通
路65を通り、便槽30に排水される。(矢視W) このように本発明の一実施例貯湯タンクの排水装置を
搭載した温水洗浄器によれば、排水時は、前記排水操作
手段の排水操作によって強制的に大気遮断弁を大気開放
とすることによって、貯湯タンクに空気が入り、排水が
短時間で行える。また、貯湯タンクの水抜き操作の際
に、従来のような別の水受け容器を準備する等の手間が
省くことが出来、簡単な操作でかつ短時間で排水が行え
る。又、大気遮断開放弁によって通常の使用時(排水時
以外)、水道本管6に負圧がかかってノズルが便槽に没
した場合等の異常状態においてもノズルからの汚水の逆
流を防止できる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明の湯水洗浄器
は、排水時に、排水操作手段の排水操作によって強制的
に大気遮断開放弁を大気開放とすることによって、貯湯
タンクに空気が入り、排水が短時間で行える貯湯タンク
の排水装置を搭載し、その排水を便器の便槽に流す構成
としているので、厳寒期の凍結防止時、あるいは長期間
不使用時等における貯湯タンクの水抜き操作の際に、従
来のような別の水受け容器を準備する等の手間が省くこ
とができ、簡単な操作でかつ短時間で排水が行え、使用
者にとって使い易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の温水洗浄器の貯湯タンクの
排水装置を示す断面図、第2図は同温水洗浄器の断面
図、第3図は同温水洗浄器の貯湯タンクの排水装置を示
す断面図、第4図は同温水洗浄器の貯湯タンクの排水装
置を示す断面図、第5図は同温水洗浄器の外観斜視図、
第6図は従来の温水洗浄器の外観斜視図、第7図は同温
水洗浄器の断面図である。 30……便槽、43……貯湯タンク、52……大気遮断開放
弁、56……排水弁、60……排水レバー(排水操作手
段)、62……連結ピン(連結手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小野 圭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンクと、貯湯タンクの上部に設けた
    大気遮断開放弁と、貯湯タンクの下部に設けた排水弁
    と、排水弁を作動させる排水操作手段と、前記排水弁若
    しくは排水操作手段と大気遮断開放弁とを連動させる連
    結手段とを備え、前記排水操作手段の排水操作によって
    大気遮断開放弁を大気開放する貯湯タンクの排水装置を
    搭載し、その排水を便器の便槽に流す構成とした温水洗
    浄器。
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JP4883686B2 (ja) * 2006-09-26 2012-02-22 Toto株式会社 衛生洗浄装置及びトイレ装置
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