JP2004100191A - 局部洗浄装置付き便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラップ部が無い便器に局部洗浄装置を設置し使用する場合、洗浄水の為に便器内の水位が増え、便器内から汚水が溢れてしまわない装置を提供する。
【解決手段】上記目的を達成するため、噴出孔を有するノズルより局部へ洗浄水を噴出して局部の洗浄を行なう局部洗浄装置と、便器内の汚物等を排出するための便器洗浄装置とを有する局部洗浄装置付き便器において、局部洗浄装置の使用回数をカウントするカウント機器と、該カウント機器による使用回数が予め設定した所定回数になると便器洗浄装置を作動させる制御部とを備えることにより、便器内から汚水が溢れる前に排水(便器洗浄)が行われる。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、航空旅客機や旅客車両用などで設置されている、節水を目的とした真空式排水便器などの流水式排水便器以外の便器に設置される局部洗浄装置にかかるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、局部洗浄装置付き便器は排水トラップ部がある洗い落とし式便器やサイホン式便器などの流水式排水便器であった。
そのため、便器内の水の水位は一定以上あがることはなく、局部洗浄装置にて局部洗浄を繰り返しても、洗浄水によって便器内の汚水が便器内から溢れることはなかった。
しかし、航空旅客機や旅客車両用などで設置されている、節水を目的とした真空式排水便器などの流水式排水便器以外の便器に局部洗浄装置を設置する場合、局部洗浄水を数回使うと流水式排水便器のようなトラップ部が無いため、排水(便器洗浄)しない限り便器内の汚水が増え、便器内から汚水が溢れてしまう。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開2001−355268号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたものであり、流水式排水便器以外に設置された局部洗浄装置を使用しても便器内から汚水が溢れない局部洗浄装置付き便器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達成するための局部洗浄装置付き便器は、噴出孔を有するノズルより局部へ洗浄水を噴出して局部の洗浄を行なう局部洗浄装置と、便器内の汚物等を排出するための便器洗浄装置とを有する局部洗浄装置付き便器において、前記局部洗浄装置の使用回数をカウントするカウント機器と、該カウント機器による使用回数が所定回数になると前記便器洗浄装置を作動して自動的に洗浄を行なう制御部とを備えたので、あらかじめ設定した所定回数により便器内の汚水が溢れる前に排水(便器洗浄)を行うことができる。
【0006】
また、請求項2の発明では、請求項1記載の局部洗浄装置付き便器において、前記カウント機器は前記局部洗浄装置又は便器洗浄装置と一体に構成したことにより、コンパクト化や低コスト化が実施できる。
【0007】
請求項3の発明では、請求項1記載又は、請求項2記載の局部洗浄装置付き便器において、前記便器洗浄装置が作動すると前記カウント機器のカウントをリセットするリセット手段を備えたので、自動便器洗浄の回数を減らすことができる。
【0008】
請求項4の発明では、請求項1記載又は、請求項2記載の局部洗浄装置付き便器において、前記カウント機器に発信手段を備え、前記便器洗浄装置に受信手段を備え、前記発信手段から発信された信号を受信手段により受信した際に前記便器洗浄装置を作動することにより、前記カウント機器と前記便座洗浄装置の配線が不要になるため、低コスト化が実施できる。
【0009】
請求項5の発明では、請求項1記載又は、請求項2記載の局部洗浄装置付き便器において、前記局部洗浄装置に発信手段を備え、前記カウント機器に受信手段を備え、前記発信手段から発信された信号を受信手段により受信した際に前記カウント機器が作動させるので、前記局部洗浄装置の遠隔操作用リモコンの信号から前記カウント機器へ洗浄信号を送信する事が可能となり、前記局部洗浄装置に信号線を設ける必要がなくなるため、低コスト化が実施できる。
【0010】
請求項6の発明では、前記局部洗浄装置の使用水量を検知する水量検知機器と、該検知機器による使用量が所定量になると前記便器洗浄装置を作動して自動的に洗浄を行なう制御部とを備えるので、便器内の汚水が溢れる前に排水(便器洗浄)を行うことができる。
【0011】
請求項7の発明では、請求項5記載の局部洗浄装置付き便器において、前記便器洗浄装置が作動すると前記水量検知機器の使用量をリセットするリセット手段を備えたので、自動便器洗浄の回数を減らすことができる。
【0012】
請求項8の発明では、前記局部洗浄装置の給水時間を検知する時間検知機器と、該検知機器による総使用時間が所定時間になると前記便器洗浄装置を作動して自動的に洗浄を行なう制御部とを備えるので、便器内の汚水が溢れる前に排水(便器洗浄)を行うことができる。
【0013】
請求項9の発明では、請求項8記載の局部洗浄装置付き便器において、前記便器洗浄装置が作動すると前記時間検知機器の使用時間をリセットするリセット手段を備えたので、自動便器洗浄の回数を減らすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、本発明のトイレシステムの概略斜視図である。
図1に示すように、トイレ内では腰掛式の便器001の上面に局部洗浄装置100が装着されており、この該局部洗浄装置は後壁に設けられたコンセントから電源コード102を通じて電気エネルギーを受け取っている。洗浄回数の信号を送信する信号線252が該局部洗浄装置と後ろ壁へ配線されている。
また、同じく後壁内に設けられ給水源は該局部洗浄装置と可逆性を有する連結ホース104で接続されており、給水した水は該局部洗浄装置内の水回路(図2参照)を通じてノズル106から人体の局部に噴射され、後ろ壁内に設けられた便器洗浄SW306(便器洗浄スイッチ)を操作する事により便器洗浄が開始する。
【0016】
なお、局部洗浄装置は、この便器に対して着脱自在に装着されており、この装着状態は着脱SW(着脱スイッチ)238(図2参照)によって検出されるようになっている。
可動止水栓108は、回転自在になっており(図3参照)着脱時に連結ホースが折れる事を防いでいる。
【0017】
図2は、局部洗浄装置付き便器の水回路を示したものである。
図2において、局部洗浄装置側を給水源側(上流側)から下流に向かって説明する。
給水源より、給水源止水栓と該連結ホースと該可動止水栓が接続され、該可動止水栓は給水接続金具200と接続される。202は給水源への逆流防止のための逆止弁、204は給水された洗浄水中の異物を除去するストレーナ、該逆止弁と該ストレーナは一体構造の栓となっている。206は給水圧の変動によらず下流を一定の圧力に保つ調圧弁、208は主流路電磁弁、210は下流の圧力が上昇した場合にその圧力上昇を抑えるためのリリーフ弁、212は給水された洗浄水を加熱する温水タンク、214は第二の真空破壊弁、216は流調弁(絞り弁)、218は切替弁、220は伸出収納自在であって表面にPP(ポリプロピレン)製のフィルムを装着した噴出孔を有するノズル、222はノズル伸縮駆動モータである。
また、224は主流路226の該調圧弁と該主流路電磁弁の間から分岐した胴体洗浄流路、228は胴体洗浄流路を開閉する胴体洗浄電磁弁、230は第一の真空破壊弁である。
【0018】
これらの構成部材は、電子制御部232(制御手段)の出力側に点線で示すように接続されている。該電子制御部から下される命令に従って動作する。
また、この該電子制御部の入力側には、該温水タンクの水位を検出するフロートSW(フロートスイッチ)234、着座SW(着座スイッチ)236、着脱SW(着脱スイッチ)238、おしり洗浄SW(おしり洗浄スイッチ)240a、ビデ洗浄SW(ビデ洗浄スイッチ)240c、乾燥SW(乾燥スイッチ)240d、止SW(止スイッチ)240e、ノズル掃除SW(ノズル掃除スイッチ)240f、水量(水勢)調節SW(水量(水勢)調節スイッチ:図示しない)等が点線で示すように接続されている。
【0019】
なお、ここで、該流調弁(絞り弁)、該切替弁を説明のために、別々のブロックとしているが、一体で構成することも可能であり、以下の説明では一体として流調切替弁として説明する。この場合、該流調切替弁には、1つの流入路に対して2つの流出路を備えており、かつ内臓する弁は、流入路と流出路の連通面積を回転角度により、選択的に可変かつ止水可能な構成としている。また。弁はステッピングモータの駆動力により回転可能としている。
【0020】
次に便器洗浄装置について、給水源側(上流側)から下流に向かって説明する。
【0021】
給水源から分岐された便器洗浄用配管と便器面洗浄用開閉弁300と接続され、該便器面洗浄開閉弁と該腰掛け便器接続される。
便器排水口と真空開閉弁302が接続され、該真空開閉弁は真空配管と接続される。
【0022】
これらの構成部材は、便器洗浄機器304(制御手段)の出力側に点線が示すように接続されており、該便器洗浄機器からの出力により動作する。
また、この該便器洗浄機器の入力側には、使用者が使用する該便器洗浄SW(スイッチ)、該電子制御部から洗浄信号を受け取り所定回数毎に信号を出力するカウント機器250が点線で示すように接続されている。
【0023】
該温水タンクは、図4に示すように、該温水タンク内の水位が所定の水位以上であるときにON、所定の水位以下のときにOFFとなる該フロートSWを始め、温水サーミスタ、大気に開閉自在な該第二の真空破壊弁(バキュームブレーカ)、第二の開口とこの第二の開口を開閉する水抜栓、温水ヒータ、バイメタルスイッチ等が付属してある。
【0024】
図5は、該ノズルの外観を示す斜視図である。
図5において、おしり洗浄用噴出孔220aは肛門に向かって洗浄水を噴射するものであり、ビデ洗浄噴出孔220cは女性のビデに向かって洗浄水を噴射するものである。
【0025】
また、洗浄部屋構成部材500は、ガイド502に沿って移動する該ノズルの伸縮軌跡上に配設されている。該洗浄部屋構成部材において、該胴体洗浄流路から給水されたノズル胴体洗浄用の洗浄水は、該洗浄部屋構成部材の内側に設けられた胴体洗浄口から噴射され、破線の矢印で示すような経路をたどって伸縮中の該ノズルの表面を洗浄するのである。
【0026】
図6は、該ノズルの伸縮状態を説明するための説明図である。
図6において、収納状態にある該ノズルを実線で示し、伸出状態にある該ノズルを破線で示す。また、a、bはそれぞれ人体局部である肛門、ビデの洗浄位置であり、A、Bはそれぞれ肛門a(おしり洗浄)、ビデb(ビデ洗浄)に対して洗浄水を噴射するためのノズルの伸出位置である。
なお、おしり洗浄をするときには、AとBとの中間(便宜上Cとする)となるが煩雑となるため図示は省略してある。
【0027】
また、図6において、矢印で示すように、伸出位置A、B、Cにおいて該ノズルを微少ストロークで往復移動させることにより、局部の洗浄範囲を拡大できる。
【0028】
さらに、到達する位置を瞬間的に変化させることによって、瞬時に広範囲に亘って局部を洗浄することが可能となる。また、繰り返し位置を変化させることで、瞬時に異なる洗浄感を味わうことができ、単調感をなくすことができる。
【0029】
以上の構成において、人体に対して洗浄水を噴射するまでに人体局部洗浄装置付き便器の水回路を構成する部位の動作を説明する。
【0030】
まず、待機状態(着座SWはON状態)では、該おしり洗浄SW、該主流路電磁弁、該胴体洗浄電磁弁はOFF状態(非動作状態)にあり、該ノズルは収納状態、該流調切替弁は、流入路と2つの流出路が全て連通された位置(=SC)にある。
【0031】
次に、肛門への洗浄水の噴射要求としての該おしりSWが操作されると、該主流路電磁弁がON状態(水路開放状態)となり、収納状態にある該ノズルの噴出孔から洗浄水が噴射される。この噴射された洗浄水は対面に配設された該洗浄部屋構成部材に反射し、該ノズルを洗浄する(=前洗浄)。
前洗浄終了後(すなわち、該主流路電磁弁をOFF状態とした後)、該温水タンクに籠もった圧力を開放する(=圧抜き)。
圧抜き後、該流調切替弁は止水位置に移動(=流調移動)する。
流調移動後、該ノズルが伸出するが、ノズル伸出開始に少し遅れて(0.3秒程度)該胴体洗浄電磁弁がON状態(水路開放状態)となり、伸出中の該ノズルの表面を洗浄する(=伸出(胴体洗浄))。
【0032】
伸出(胴体洗浄)後、実際のおしり洗浄するため、該主流路電磁弁をON状態とし、該流調切替弁による水路開放を徐々に進行させる(=ソフトスタート)。
ソフトスタート後、人体の好みの水勢による局部洗浄をする(=本洗浄)。
【0033】
洗浄水の止水要求としての該止SW(又は該乾燥SW)が操作されると、該主流路電磁弁がOFF状態(水路閉鎖状態)となり、洗浄水の噴射が停止するが、その際、該ノズル、該流調切替弁、はそのままの状態を保持し、該温水タンクに籠もった圧力を開放させる(=圧抜き)。
【0034】
圧抜き後、該流調切替弁を止水位置に移動させる(=流調移動)。
流調移動完了後、該ノズルを収納位置へ収納すると同時に該胴体洗浄電磁弁をON状態とし、該ノズルの表面を洗浄する(=収納(胴体洗浄))。
ここで、該ノズルの収納終了よりもやや早く(0.5秒程度)胴体洗浄電磁弁32をOFFする。
【0035】
収納(胴体洗浄)後、該流調切替弁をSC位置に移動させ、該主流路電磁弁がON状態(水路開放状態)となり、収納状態にある該ノズルの噴出孔から洗浄水が噴射される。この噴射された洗浄水は対面に配設された該洗浄部屋構成部材に反射し、該ノズルを洗浄する(=後洗浄)。
【0036】
後洗浄後、該流調切替弁を原点位置に移動させ(=原点合わせ)、さらに、該流調切替弁をSC位置に移動させ(=流調移動)、洗浄終了となる
【0037】
図7のフローチャートにおいて、局部洗浄装置の洗浄終了となると、該電子制御部より該カウント機器へ洗浄終了信号が出力される。該カウント機器は、所定回数(n回)をカウントすると、該便器洗浄機器に信号を出力する。
【0038】
便器洗浄は、該便器洗浄機器が該カウント機器からの信号を受け取る、又は、該便器洗浄SWからの操作信号を受け取ると、該便器面洗浄開閉弁が作動し便器面に給水が開始される。次に真空開閉弁が作動し汚物を含んだ汚水を吸引し、外部へ排水を行う。
【0039】
なお、該おしり洗浄SWの代わりに、該ビデSWが操作された場合、局部洗浄装置の水回路は、おしり洗浄の場合とほぼ同様な動作を実行する。
【0040】
また、該カウンタ機器はおしり洗浄回数とビデ洗浄の個別の洗浄回数を判別せず、例えば、おしり洗浄を1回使用し、ビデ洗浄を1回使用すると、合計2回としてカウントする。
【0041】
上述した実施の形態は上記に限定されることなく、たとえば下記のように変更することも可能である。
【0042】
(1)本実施例では、カウント機器が別機器として図示しているが、例えば電子制御部にカウント機器と同様な機能を持たせることや、便器洗浄機器にカウント機器と同様な機能を持たせることも可能である。(請求項2)
【0043】
(2)本実施例では、カウント機器は便器洗浄SWで便器洗浄が作動した場合でも、カウントを記憶している構造となっている。例えば、所定洗浄回数を2回と設定した場合、使用者が局部洗浄1回使用して便器洗浄SWにて便器洗浄をおこなうと、次の使用者が局部洗浄をすると前使用者の洗浄回数がカウントされているため始めの局部洗浄終了後すぐに便器洗浄を行ってしまい、無駄な便器洗浄をおこなってしまう。カウント機器が便器洗浄機器と一体になっている場合、又は、便器洗浄SWと便器洗浄機器の接続をカウント機器経由で接続することで、便器洗浄SWにて便器洗浄をした場合、カウントはリセットをすることが可能となり無駄な自動便器洗浄を無くす事ができる。(請求項3)
【0044】
(3)本実施例では、カウント機器と便器洗浄装置は信号線で結ばれているが、前記カウント機器に発信手段を備え、前記便器洗浄装置に受信手段を備え、前記発信手段から発信された信号を受信手段により受信した際に前記便器洗浄装置を作動することにより、前記カウント機器と前記便座洗浄装置の配線が不要になるため、低コスト化が実施できる。(請求項4)
【0045】
(4)本実施例では、局部洗浄装置とカウント機器は信号線で結ばれているが、前記局部洗浄装置に発信手段を備え、前記カウント機器に受信手段を備え、前記発信手段から発信された信号を受信手段により受信した際に前記カウント機器が作動させるので、例えば、前記局部洗浄装置の遠隔操作用リモコン(図示なし)の信号から前記カウント機器へ洗浄信号を送信する事が可能となり、前記局部洗浄装置に信号線を設ける必要がなくなるため、低コスト化が実施できる。リモコンからの信号は赤外線や無線などで発信が可能である。(請求項5)
【0046】
(5)本実施例では、所定洗浄回数にて便器内の汚水が溢れる前に自動排水(便器洗浄)を行うことができるようにしているが、局部洗浄装置の使用水量を検知する水量検知機器として、ステッピングモータを使用で回度検出ができる流量調整弁と電子制御部にて使用水量を演算し、所定量になると便器洗浄装置へを作動信号を送信して便器洗浄を行なうことにより、便器内の汚水が溢れる前に排水(便器洗浄)を行うことも可能である。(請求項6)また、前記便器洗浄装置が作動すると前記水量検知機器の使用量をリセットするリセット手段を該電子制御機器又は、前記便器洗浄装置に備えたので、自動便器洗浄の回数を減らすことも可能となる。(請求項7)
【0047】
(6)本実施例では、所定洗浄回数にて便器内の汚水が溢れる前に自動排水(便器洗浄)を行うことができるようにしているが、局部洗浄装置の給水時間を検知する時間検知機器として電子制御部を使い、該検知機器による総使用時間が所定時間になると便器洗浄装置へを作動信号を送信して便器洗浄を行なうことにより、便器内の汚水が溢れる前に排水(便器洗浄)を行うことも可能である。(請求項8)また、前記便器洗浄装置が作動すると前記時間検知機器の使用量をリセットするリセット手段を該電子制御機器又は、前記便器洗浄装置に備えたので、自動便器洗浄の回数を減らすこと可能となる。(請求項9)
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】局部洗浄装置付き便器の外観を示す斜視図
【図2】局部洗浄装置付き便器の水回路
【図3】可動止水栓の外観を示す斜視図
【図4】温水タンクの外観を示す斜視図
【図5】ノズルの外観を示す斜視図
【図6】ノズルの伸縮状態を説明するための説明図
【図7】局部洗浄装置と連動した便器洗浄のフローチャート
【符号の説明】
便器・・001
局部洗浄装置・・100
電源コード・・102
連結ホース・・104
可動止水栓・・108
給水接続金具・・200
逆止弁・・202
ストレーナ・・204
調圧弁・・206
主流路電磁弁・・208
リリーフ弁・・210
温水タンク・・212
第二の真空破壊弁・・214
流調切替弁(絞り弁)・・216
切替弁・・218
ノズル・・220
おしり洗浄用噴出孔・・220a
ビデ洗浄用噴出孔・・220c
ノズル伸縮駆動モータ・・222
胴体洗浄流路・・224
主流路・・226
胴体洗浄電磁弁・・228
第一の真空破壊弁・・230
電子制御部・・232
フロートスイッチ・・234
着座スイッチ・・236
着脱スイッチ・・238
おしり洗浄スイッチ・・240a
ビデ洗浄スイッチ・・240c
乾燥スイッチ・・240d
止スイッチ・・240e
ノズル掃除スイッチ・・240f
カウント機器・・250
信号線・・252
便器洗浄開閉弁・・300
真空開閉弁・・302
便器洗浄機器・・304
便器洗浄スイッチ・・306
洗浄部屋構成部材・・500
ガイド・・502

Claims (9)

  1. 噴出孔を有するノズルより局部へ洗浄水を噴出して局部の洗浄を行なう局部洗浄装置と、便器内の汚物等を排出するための便器洗浄装置とを有する局部洗浄装置付き便器において、前記局部洗浄装置の使用回数をカウントするカウント機器と、該カウント機器による使用回数が所定回数になると前記便器洗浄装置を作動させる制御部とを備えた事を特徴とする局部洗浄装置付き便器
  2. 請求項1記載の局部洗浄装置付き便器において、前記カウント機器は前記局部洗浄装置又は前記便器洗浄装置と一体に構成したことを特徴とする局部洗浄装置付き便器
  3. 請求項1記載又は、請求項2記載の局部洗浄装置付き便器において、前記便器洗浄装置が作動すると前記カウント機器のカウントをリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする局部洗浄装置付き便器
  4. 請求項1記載又は、請求項2記載の局部洗浄装置付き便器において、前記カウント機器に発信手段を備え、前記便器洗浄装置に受信手段を備え、前記発信手段から発信された信号を受信手段により受信した際に前記便器洗浄装置を作動させることを特徴とする局部洗浄装置付き便器
  5. 請求項1記載又は、請求項2記載の局部洗浄装置付き便器において、前記局部洗浄装置又は/及び前記局部洗浄装置用遠隔リモコンに発信手段を備え、前記カウント機器に受信手段を備え、前記発信手段から発信された信号を受信手段により受信した際に前記カウント機器が作動させることを特徴とする局部洗浄装置付き便器
  6. 噴出孔を有するノズルより局部へ洗浄水を噴出して局部の洗浄を行なう局部洗浄装置と、便器内の汚物等を排出するための便器洗浄装置とを有する局部洗浄装置付き便器において、前記局部洗浄装置の使用水量を検知する水量検知機器と、該検知機器による使用量が所定量になると前記便器洗浄装置を作動して自動的に洗浄を行なう制御部とを備えた事を特徴とする局部洗浄装置付き便器
  7. 請求項5記載の局部洗浄装置付き便器において、前記便器洗浄装置が作動すると前記水量検知機器の使用量をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする局部洗浄装置付き便器
  8. 噴出孔を有するノズルより局部へ洗浄水を噴出して局部の洗浄を行なう局部洗浄装置と、便器内の汚物等を排出するための便器洗浄装置とを有する局部洗浄装置付き便器において、前記局部洗浄装置の給水時間を検知する時間検知機器と、該検知機器による総使用時間が所定時間になると前記便器洗浄装置を作動して自動的に洗浄を行なう制御部とを備えた事を特徴とする局部洗浄装置付き便器
  9. 請求項7記載の局部洗浄装置付き便器において、前記便器洗浄装置が作動すると前記時間検知機器の総使用時間をリセットするリセット手段を備えたことを特徴とする局部洗浄装置付き便器
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